JP2010257577A - 焼成セッターおよび当該焼成セッターを用いたプラズマディスプレイパネルの製造方法 - Google Patents

焼成セッターおよび当該焼成セッターを用いたプラズマディスプレイパネルの製造方法 Download PDF

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Akinobu Miyazaki
晃暢 宮崎
Morio Fujitani
守男 藤谷
Yasutaka Tsutsui
靖貴 筒井
Yoshihiko Uchida
慶彦 内田
Masaki Hashimoto
昌樹 橋本
Kenta Hosoi
健太 細井
Tatsuo Mifune
達雄 三舩
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Abstract

【課題】本発明は、焼成工程において発生する表示ムラを低減し、ガラス基板強度を確保したPDPを提供することを目的とするものである。
【解決手段】上記目的を達成するために、本発明の焼成セッターは、被焼成体に接触して使用される焼成セッターであって、被焼成体と接触する搭載領域に凸部が形成されており、凸部は不規則に配列され、搭載領域の中央の凸部の高さが、搭載領域の周辺の凸部の高さと異なることを特徴とするものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示デバイスなどに用いるプラズマディスプレイパネルを製造する際に用いる焼成セッターと当該焼成セッターを用いたプラズマディスプレイパネルの製造方法に関する。
プラズマディスプレイパネル(以下、PDPと呼ぶ)は、高精細化、大画面化の実現が可能であることから、100インチサイズのテレビなどが製品化されている。さらに近年は、従来のNTSC方式に比べて走査線数が2倍以上のハイディフィニションテレビへの適用が進んでいるとともに、低コスト化が求められている。
PDPは、基本的には前面板と背面板とで構成されている。前面板は、フロート法により製造された硼硅酸ナトリウム系ガラスのガラス基板と、その一方の主面上に形成されたストライプ状の透明電極と金属バス電極とで構成される表示電極と、この表示電極を覆ってコンデンサとしての働きをする誘電体層と、この誘電体層上に形成された酸化マグネシウム(MgO)からなる保護層とで構成されている。一方、背面板は、ガラス基板と、その一方の主面上に形成されたストライプ状のアドレス電極と、アドレス電極を覆う下地誘電体層と、下地誘電体層上に形成された隔壁と、各隔壁間に形成された赤色、緑色および青色それぞれに発光する蛍光体層とで構成されている。
前面板と背面板とはその電極形成面側を対向させて気密封着され、隔壁によって仕切られた放電空間にネオン(Ne)−キセノン(Xe)の放電ガスが53000Pa〜80000Paの圧力で封入されている。PDPは、表示電極に映像信号電圧を選択的に印加することによって放電させ、その放電によって発生した紫外線が各色蛍光体層を励起して赤色、緑色、青色の発光をさせてカラー画像表示を実現している。
PDPの製造プロセスとしては、前面板の表示電極の金属バス電極や表示電極を覆う誘電体層、また背面板のアドレス電極やアドレス電極を覆う下地誘電体層、また下地誘電体層上に形成された隔壁や、各隔壁間に形成された赤色、緑色および青色それぞれに発光する蛍光体層はそれぞれを形成するために一般的に焼成という工程を経ている。
上記基板を焼成する際には、PDPガラスが徐冷点約600℃という特性で加熱されると比較的軟化しやすいという特性のため、熱膨張および熱収縮が少ない耐熱性・搭載性を兼ね備えた焼成セッターを用い、この上にガラス基板を搭載し加熱炉に導入するという方法が主に用いられている。(例えば、特許文献1参照)。
そして上記に用いられる焼成セッターの形状には様々な工夫が施されており、焼成セッターが表面均一である場合は、焼成する基板がセッターへ吸着し容易に取り外すのが困難になるため、焼成セッター表面に様々な形状の溝が設けられ、また今日では生産性向上の観点から多面取りのため、セッターに基板取り外しを容易にするための貫通孔を設けて突き上げピンにより基板を持ち上げて取り外しを行うという動作が実用化されている。
特開2002−114537号公報
上記のように、表面に溝が形成されているセッター上に被焼成基板であるガラス基板を搭載し焼成を行うと、載置した基板がセッターと接触する部分と、接触していない部分で熱の伝わり方が異なる。このため、ガラス基板に形成した構成材料(電極、誘電体層、隔壁等)の焼成の進行度合いが異なり、膜質、形状に差が生じ、PDPなどの表示パネルの外観に、肉眼で確認できるムラが生じることがある。
特に、連続式焼成炉を用いて搬送速度を上げた場合には、その傾向が顕著に現れる。さらに、近年PDPの高精細化のため、1本の電極幅は細くて電極本数が増えると焼成ムラの影響が強く現れる傾向にある。
また、基板の取り外しを容易にするため、セッターに貫通孔を設けて、突き上げピンを用いる形態が採用されているが、この場合でも基板上の構成部位の焼成度合いに差が生じ、貫通孔の位置に相応したムラが現出する。
本発明はこのような課題に鑑みなされたもので、表示ムラを低減し、ガラス基板強度を確保したPDPを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の焼成セッターは、被焼成体に接触して使用される焼成セッターであって、被焼成体と接触する搭載領域に凸部が形成されており、凸部は不規則に配列され、搭載領域の中央の凸部の高さが、搭載領域の周辺の凸部の高さと異なることを特徴とする。ここで、搭載領域の一辺の長さに対して中央の凸部の高さが、0.1%以上10%以下であることが望ましい。
また本発明のPDPの製造方法は、一方の基板に表示電極と誘電体層とが形成された一対の基板を対向配置したPDPの製造方法であって、前記基板の少なくとも一つは、電極または誘電体を形成する際に、上記の焼成セッターを用いて製造することを特徴とする。
本発明は、表示ムラを低減し、ガラス基板強度を確保したPDPを提供することが可能となる。
本発明の実施形態におけるPDPの構造を示す斜視図 本発明の実施形態における焼成セッターの平面図および断面図
以下、本発明の実施の形態におけるPDPについて図面を用いて説明する。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態におけるPDPについて図面を用いて説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるPDPの構造を示す斜視図である。本発明の実施形態のPDPの基本構造は、一般的なPDPと同様である。図1に示すように、PDP1は前面ガラス基板3などよりなる前面板2と、背面ガラス基板11などよりなる背面板10とが対向して配置され、その外周部をガラスフリットなどからなる封着材によって気密封着されている。封着されたPDP1内部の放電空間には、NeおよびXeなどの放電ガスが53000Pa〜80000Paの圧力で封入されている。
前面板2の前面ガラス基板3上には、走査電極4および維持電極5よりなる一対の帯状の表示電極6とブラックストライプ(遮光層とも言う)7が互いに平行にそれぞれ複数列配置されている。前面ガラス基板3上には表示電極6と遮光層7とを覆うようにコンデンサとしての働きをする誘電体層8が形成され、さらにその表面に酸化マグネシウムなどからなる保護層9が形成されている。
また、背面板10の背面ガラス基板11上には、前面板2の走査電極4および維持電極5と直交する方向に、複数の帯状のアドレス電極12が互いに平行に配置され、これを下地誘電体層13が被覆している。さらに、アドレス電極12間の下地誘電体層13上には放電空間を区切る所定の高さの隔壁14が形成されている。隔壁14間の溝にアドレス電極12毎に、紫外線によって赤色、青色および緑色にそれぞれ発光する蛍光体層15が順次塗布して形成されている。走査電極4および維持電極5とアドレス電極12とが交差する位置に放電セルが形成され、表示電極6方向に並んだ赤色、青色、緑色の蛍光体層15を有する放電セルがカラー表示のための画素になる。
次に、本発明の実施の形態におけるPDP1の製造方法について説明する。前面板2は、フロート法などにより製造された前面ガラス基板3に、走査電極4と維持電極5よりなる表示電極6とブラックストライプ7がパターン形成されている。走査電極4と維持電極5はそれぞれ酸化インジウム(ITO)や酸化スズ(SnO)などからなる透明電極と、この上に形成された金属バス電極とにより構成されている。金属バス電極は透明電極の長手方向に導電性を付与する目的として用いられ、銀(Ag)材料を主成分とする導電性材料によって形成されている。さらに、金属バス電極は黒色の黒色電極と白色の白色電極とで構成されている。
まず、前面ガラス基板3上に、走査電極4および維持電極5と遮光層7とを形成する。透明電極は薄膜プロセス等によって成膜され、フォトリソグラフ形成法等によってパターニングし、形成される。一方、黒色電極および白色電極は、導電性黒色粒子あるいは銀(Ag)材料を含む感光性ペーストをスクリーン印刷法等によって塗布し感光性組成物層を形成し、フォトリソグラフ形成法によってパターニングし所望の温度で焼成して固化する。
また遮光層7は、黒色電極と同様に黒色材料を含むペーストをスクリーン印刷にて塗布した後、フォトリソグラフ形成法を用いてパターニングし、焼成することにより形成される。
次に、走査電極4、維持電極5および遮光層7を覆うように前面ガラス基板3上に誘電体ペーストをダイコート法などにより塗布して誘電体ペースト層(誘電体ガラス層)を形成する。誘電体ペーストを塗布した後、所定の時間放置することによって塗布された誘電体ペースト表面がレベリングされて平坦な表面になる。
その後、誘電体ペースト層を焼成固化することにより、走査電極4、維持電極5および遮光層7を覆う誘電体層8が形成される。なお、誘電体ペーストは粉末の誘電体ガラス、バインダおよび溶剤を含む塗料である。次に、誘電体層8上に酸化マグネシウム(MgO)からなる保護層9を真空蒸着法により形成する。以上の工程により、前面ガラス基板3上に所定の構成部材が形成されて前面板2が完成する。
一方、背面板10は次のようにして形成される。まず、背面ガラス基板11上に、銀(Ag)材料を含むペーストをスクリーン印刷する方法や、金属膜を全面に形成した後、フォトリソグラフィ法を用いてパターニングする方法などによりアドレス電極12用の構成物となる材料層を形成し、それを所望の温度で焼成することによりアドレス電極12を形成する。
次に、アドレス電極12が形成された背面ガラス基板11上にダイコート法などによりアドレス電極12を覆うように誘電体ペーストを塗布して誘電体ペースト層を形成する。その後、誘電体ペースト層を焼成することにより下地誘電体層13を形成する。なお、誘電体ペーストは粉末の誘電体ガラスとバインダおよび溶剤を含んだ塗料である。
次に、下地誘電体層13上に隔壁材料を含む隔壁形成用ペーストを塗布して所定の形状にフォトリソグラフィ法等によって隔壁材料層をパターニングし、その後、焼成することにより隔壁14を形成する。ここで、下地誘電体層13上に塗布した隔壁用ペーストをパターニングする方法としては、フォトリソグラフィ法やサンドブラスト法を用いることができる。次に、隣接する隔壁14間の下地誘電体層13上および隔壁14の側面に蛍光体材料を含む蛍光体ペーストを塗布して焼成することにより蛍光体層15が形成される。以上の工程により、背面ガラス基板11上に所定の構成部材が形成されて背面板10が完成する。
このようにして所定の構成部材を備えた前面板2と背面板10とを表示電極6とアドレス電極12とが直交するように対向配置して、その周囲をガラスフリットで封着し、放電空間にNe、Xeなどを含む放電ガスを封入することによりPDP1が完成する。
次に、前面板2の表示電極6の焼成に関して詳細に説明する。なおここでは、表示電極の金属バス電極の焼成に関して具体例を用いて詳細に説明するが、表示電極を覆う誘電体層、また背面板のアドレス電極やアドレス電極を覆う下地誘電体層、また下地誘電体層上に形成された隔壁や、各隔壁間に形成された蛍光体層を形成する際の焼成工程においても同様である。
まず、焼成工程に用いる焼成セッターについて詳細に説明する。図2は、本発明の第1の実施形態における、焼成セッターの概略図であって、図2(a)は平面図であり、図2(b)は断面図である。焼成セッター16は、前面ガラス基板3及び背面ガラス基板11に、電極層前駆体などの焼成対象物を焼成する際、このガラス基板を支持し、連続焼成炉内に搬送して焼成するための支持台である。
本発明の実施形態において、焼成セッター16は、焼成対象物と接触する搭載領域17に凸部18が形成されている。凸部18の形状は半球状、楕円状、多角形状の少なくともひとつの突起形状からなり、形状・配置・大きさは不規則性を有した凸形状であることを特徴とする。
さらに図2(b)に示すように、被焼成体と接触する搭載領域17の少なくとも一辺側から見て中央側が高くなる形状を有する。このとき、搭載領域17の周辺が高くなり、中央部が低くなる凸部18を形成しても構わない。
そして、搭載領域17の一辺に対する中央の凸部18の高さは0.1%〜10%であることが望ましい。焼成工程では、ガラス基板と基板上に形成した電極等の構成部位に、焼成収縮挙動によって、ガラス基板は電極の収縮により圧縮応力を受け、全体的に上に凸の形状にそる応力が働く。上記比が0.1%〜10%である場合、この応力が緩和される範囲であるのに対し、同比が10%を超えた場合、焼成セッターによって逆にガラス基板に反りを与えすぎて過剰な内部歪を与え、場合によっては基板を破損しやすくしてしまい好ましくない。
なお、上記比の下限値である0.1%は焼成セッターを形成する際の精度として現在の考えうる範囲として定めたが、0.1%より小さくても焼成セッター中央部に高低を設けない従来のものに対し同等以上の効果が期待できる。
また、焼成セッター16の凸部18の配列は不規則であることが望ましい。このことにより、ムラの発生を抑制することができる。凸部18の形状は、さまざまな形状、大きさの組合せでも良い。なお、焼成セッター16に基板を移載する際に用いるピン穴がある場合は、そのサイズより凸部18の間隔を広く取ってガラス基板との接点を設けた方が、ピン穴部も含めてより面内バランスが取れて望ましい。
次に、焼成セッターの形成方法について説明する。一般的に、焼成セッターはロールアウト製板法により形成されるが、本発明の実施形態に用いられる焼成セッター16は、あらかじめ所望の形状に形成された雌型の金型に溶解したガラスを流し込んで形成する。
また焼成工程において、焼成セッター16は、例えばピーク温度が590℃に設定された温度プロファイルで繰り返し使用されるものであって、耐熱疲労性が高く、日本電気硝子株式会社製品であるネオセラムN−0又はN−11などの透明な耐熱性ガラス材からなる。そしてその主成分はおもに、SiO、Al、LiO、SiC、Si、P、TiO、ZrOからなる。
(実施例1)
本発明の実施形態での効果を確認するため、以下の検討を行った。まず、前面ガラス基板3上に黒色顔料を含んだペーストを印刷して乾燥させた後、フォトリソグラフィ法でパターンニングして遮光層7を形成し、その上に顔料を含んだペーストと導電性粒子を含んだペーストを印刷して乾燥を繰り返すことで黒色電極ペースト層と白色電極ペースト層とを形成した。その後フォトリソグラフィ法でパターニングして黒色電極と白色電極とからなる金属バス電極6を形成した。
次に、焼成セッター16に上記基板を搭載し、600℃で焼成を行った。さらに、それにより焼成された表示電極形成済前面板に誘電体層8、保護層9を形成し、背面板10と張り合わせ、PDP1を作製した。
そして、作製したPDP1のムラレベルを視認性で評価・判定し、鋼球落下試験を行い強度評価をした。鋼球落下試験は、直径20mmの鋼球を落下させ、その高さで良否判定を行った。またムラレベルの視認性評価・判定は、グリーンランプ(フナコシ製・表面検査ランプF−100Z)で行った。これらの評価結果を用いた焼成セッター16の種類とともに表1に示す。焼成セッターの形状を示す指標として、搭載領域17の一辺に対する中央の凸部18の高さの比を同表に示した。
また、比較例として、凸部を形成せずに溝を有したもの、凸部の配列を規則的に配したもの、上記凸部の比が10%より大きくなるものを焼成セッターとして使用した場合の評価結果についても同表に示した。
Figure 2010257577
表1に示したように、比較例1および比較例2では凸部を有していないか、あるいは凸部が規則的に配してある焼成セッターを用いているため、ムラレベルの評価で良好な結果が得られていない。
また比較例3では中央の凸部の高さの比が10%を超えているため、鋼球落下試験の結果が悪化している。これは上述したように過剰な内部歪が残留し、ガラス基板が破損し易い状況になっていると考えられる。
一方で、各実施例ではいずれの評価においても良好な結果を示しており、特に凸部18が不規則に配され、中央の高さの比が10%以下である実施例においては、従来技術以上の良好な結果を示した。
なお、本発明の実施形態では、電極の場合は、その熱膨張の差から焼成セッター16の中央が高くなる凸部18の形状および配列が好ましいが、表示電極6を覆う誘電体層8、または背面板10のアドレス電極12やアドレス電極12を覆う下地誘電体層13、また下地誘電体層13上に形成された隔壁14や、各隔壁14間に形成された赤色、緑色および青色それぞれに発光する蛍光体層15を形成するのに用いる焼成セッターは、基板との熱膨張の差等を考慮し、中央部が高いものまたは低いものの有用な方を選択し、効果を発現することが可能である。
以上述べてきたように本発明の焼成セッターおよびそれを用いて作製したPDPによれば、表示ムラを低減し、ガラス基板強度を確保したPDPを提供できる点で、有用である。
1 PDP
2 前面板
3 前面ガラス基板
4 走査電極
5 維持電極
6 表示電極
7 遮光層
8 誘電体層
9 保護層
10 背面板
11 背面ガラス基板
12 アドレス電極
13 下地誘電体層
14 隔壁
15 蛍光体層
16 焼成セッター
17 搭載領域
18 凸部

Claims (3)

  1. 被焼成体に接触して使用される焼成セッターであって、被焼成体と接触する搭載領域に凸部が形成されており、前記凸部は不規則に配列され、前記搭載領域の中央の前記凸部の高さが、前記搭載領域の周辺の前記凸部の高さと異なることを特徴とする焼成セッター。
  2. 前記搭載領域の一辺の長さに対して中央の凸部の高さが、0.1%以上10%以下であることを特徴とする請求項1記載の焼成セッター。
  3. 一方の基板に表示電極と誘電体層とが形成された一対の基板を対向配置したプラズマディスプレイパネルの製造方法であって、前記基板の少なくとも一つは、電極または誘電体を形成する際に請求項1または請求項2に記載の焼成セッターを用いて製造することを特徴とするプラズマディスプレイパネルおよびその製造方法。
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