JP2010256058A - 回転角度検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】絶対角度を高精度にて測定可能な回転角度検出装置を提供する。
【解決手段】回転角度検出装置(10)が有する演算手段は、第1の従動歯車(20a)の回転角度α及び第2の従動歯車(20b)の回転角度に基づいて、第1の従動歯車(20a)の回転数iと第2の従動歯車(20b)の回転数jとが同じであるか否かを判定するための少なくとも1つの指標Iを計算し、計算された指標Iに基づいて第1の従動歯車(20a)の回転数iと第2の従動歯車(20b)の回転数jとが同じであるか否かを判定し、当該判定結果に基づいて第1の従動歯車(20a)の回転数i及び第2の従動歯車(20b)の回転数jを計算し、そして、計算された第1の従動歯車(20a)の回転数i及び第2の従動歯車(20b)の回転数jに基づいて絶対角度θを計算する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば車両のステアリング軸等、360度を超えて回転する被検出対象物の回転角度を絶対角度として検出する回転角度検出装置に関する。
回転角度検出装置は主動歯車を有し、主動歯車は、例えばステアリング軸等の検出対象物に対し、一体に回転可能に取り付けられる。主動歯車には、異なるギヤ比にて2つの従動歯車が噛み合わされ、これら従動歯車の回転角度は、センサによってそれぞれ測定される。
そして、回転角度検出装置は演算装置を有し、演算装置が、センサによって測定された従動歯車の回転角度に基づいて、主動歯車の絶対角度を演算する。
この種の回転角度検出装置として、例えば、特許文献1は、1つの主動歯車に対して、相互に歯数の異なる2つの従動歯車が噛み合わされたものを開示している。
また特許文献2が開示する回転角度検出装置では、主動歯車に設けられた相互に歯数の異なる2つの歯列に対して、相互に歯数の異なる2つの従動歯車がそれぞれ噛み合わされている。
特開2005−188928号公報
特許文献1が開示する回転角度検出装置にあっては、第1従動ギヤ20に対する第1検出手段により検出される相対角Φと第2従動ギヤ22に対する第2検出手段により検出される相対角Ψとの大小関係がΦ≧Ψであれば、シャフトの絶対角度θを同文献中の式(4)によって演算し、Φ<Ψであれば、式(5)によって演算して求める。このため、絶対角度θの検出対象範囲の始点(図2中の0度)及び終点(図2中の720度)近傍領域ではΦ及びΨの大きさが近接した値となり、それらの領域において、回転角検出装置の機械的誤差や使用環境などの影響によってΦ及びΨの値に誤差が生じて、本来のΦとΨとの大小関係を正しく定めることが難しくなるので、絶対角度の測定誤差が大きくなってしまう虞がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、検出対象範囲の全てにおいて絶対角度を高精度にて測定可能な回転角度検出装置を提供することにある。
上記した課題を解決すべく、本発明は以下の解決手段を採用する。
解決手段1:本発明の一態様によれば、360度を超えて回転可能な被検出対象と一体に回転可能な少なくとも1つの主動歯車と、前記主動歯車の回転に伴い回転駆動される第1の従動歯車と、前記主動歯車の回転に伴い、前記第1の従動歯車とは異なる回転角度にて回転駆動される第2の従動歯車と、前記第1の従動歯車の回転角度を0°以上360°以下の範囲で測定可能な第1センサと、前記第2の従動歯車の回転角度を0°以上360°以下の範囲で測定可能な第2センサと、前記第1センサ及び第2センサによって測定された第1の従動歯車の回転角度及び第2の従動歯車の回転角度に基づいて、前記被検出対象の絶対角度を計算する演算手段とを備える回転角度検出装置において、前記第1の従動歯車を回転駆動する前記主動歯車の歯数をZとし、前記第2の従動歯車を回転駆動する前記主動歯車の歯数をZとし、前記第1の従動歯車の歯数をSとし前記第2の従動歯車の歯数をSとし、mを正の整数としたときに次式(1):
Figure 2010256058
が満たされ、前記演算手段は、前記第1の従動歯車の回転角度及び前記第2の従動歯車の回転角度に基づいて、前記第1の従動歯車の回転数と第2の従動歯車の回転数とが同じであるか否かを判定するための少なくとも1つの指標を計算し、計算された指標に基づいて前記第1の従動歯車の回転数と第2の従動歯車の回転数とが同じであるか否かを判定し、当該判定結果に基づいて前記第1の従動歯車の回転数及び第2の従動歯車の回転数を計算し、そして、計算された前記第1の従動歯車の回転数及び第2の従動歯車の回転数に基づいて前記絶対角度を計算することを特徴とする回転角度検出装置が提供される。
解決手段1の回転角度検出装置によれば、第1の従動歯車の回転数と第2の従動歯車の回転数とが同一であるか否かを判定するための指標が計算される。そして、指標に基づいて、第1の従動歯車の回転数と第2の従動歯車の回転数とが同一であるか否かが判定される。このため、第1の従動歯車の回転数及び第2の従動歯車の回転数が正確にそれぞれ計算され、これら回転数が同一ではないときに同一であるとされることはない。
そして、判定結果に基づいて、第1の従動歯車の回転数及び第2の従動歯車の回転数が正確に計算され、その回転数に基づいて絶対角度を計算するので、この回転角度検出装置によれば、第1の従動歯車及び第2の従動歯車の回転角の大きさが近接する領域でも絶対角度を高精度に検出できるため、検出範囲の全ての領域において主動歯車の絶対角度が計算によって高精度で求められる回転角度検出装置を提供することができる。
解決手段2:好ましくは、前記演算手段は、計算した前記指標に丸め処理を施し、丸め処理された前記指標に基づいて前記第1の従動歯車の回転数と第2の従動歯車の回転数とが同じであるか否かを判定する。
解決手段2の回転角度検出装置によれば、丸め処理を施すことで、誤差の影響が小さくなり、第1の従動歯車の回転数と第2の従動歯車の回転数とが同一であるか否かの判定が的確に行われる。この結果として、この回転角度検出装置によれば、より高精度にて、主動歯車の絶対角度が計算によって求められる。
解決手段3:好ましくは、前記第1の従動歯車の回転角度をαとし、前記第2の従動歯車の回転角度をβとし、前記第1のセンサ及び前記第2のセンサによって測定可能な前記第1の従動歯車及び前記第2の従動歯車の最大回転角度をΩとし、前記指標の1つとしての第1指標をIとしたときに、前記演算手段は、次式(2):
Figure 2010256058
に基づいて前記第1指標を計算し、次式(3):
Figure 2010256058
が成立するときに、前記第1の従動歯車の回転数と前記第2の従動歯車の回転数とが同一であると判定し、且つ、次式(4):
Figure 2010256058
が成立するときに、前記第1の従動歯車の回転数iと前記第2の従動歯車の回転数とが同一ではないと判定する。
解決手段3の回転角度検出装置によれば、第1指標に基づいて、第1の従動歯車の回転数と第2の従動歯車の回転数とが同一であるか否かの判定が的確に行われる。この結果として、この回転角度検出装置によれば、より高精度にて、主動歯車の絶対角度が計算によって求められる。
解決手段4:好ましくは、前記第1の従動歯車の回転数をiとし、前記第2の従動歯車の回転数をjとしたとき、前記演算手段は、前記第1の従動歯車の回転数と前記第2の従動歯車の回転数とが同一であると判定したとき、次式(5):
Figure 2010256058
に基づいて、前記第1の従動歯車の回転数及び前記第2の従動歯車の回転数を計算し、一方、前記第1の従動歯車の回転数と前記第2の従動歯車の回転数とが同一ではないと判定したとき、次式(6):
Figure 2010256058
に基づいて、前記第1の従動歯車の回転数及び前記第2の従動歯車の回転数を計算する。ただし式中、round[]は、[]内の数値を四捨五入することを表す。
解決手段4の回転角度検出装置によれば、第1指標に基づいて、第1の従動歯車の回転数i及び前記第2の従動歯車の回転数が的確に計算される。この結果として、この回転角度検出装置によれば、より高精度にて、主動歯車の絶対角度が計算によって求められる。
解決手段5:好ましくは、前記第1の従動歯車の回転角度をαとし、前記第2の従動歯車の回転角度をβとし、前記第1のセンサ及び前記第2のセンサによって測定可能な前記第1の従動歯車及び前記第2の従動歯車の最大回転角度をΩとし、 前記指標のうち1つとしての第2指標をIとしたときに、
前記演算手段は、次式(7):
Figure 2010256058
に基づいて前記第2指標を計算し、次式(8):
Figure 2010256058
が成立するときに、前記第1の従動歯車の回転数と前記第2の従動歯車の回転数とが同一であると判定し、且つ、次式(9):
Figure 2010256058
が成立するときに、前記第1の従動歯車の回転数と前記第2の従動歯車の回転数とが同一ではないと判定する。
解決手段5の回転角度検出装置によれば、第2指標に基づいて、第1の従動歯車の回転数と第2の従動歯車の回転数とが同一であるか否かの判定が的確に行われる。この結果として、この回転角度検出装置によれば、より高精度にて、主動歯車の絶対角度が計算によって求められる。
解決手段6:好ましくは、前記演算手段は、前記第1の従動歯車の回転数iと前記第2の従動歯車の回転数jとが同一であると判定したとき、次式(10):
Figure 2010256058
に基づいて、前記第1の従動歯車の回転数及び前記第2の従動歯車の回転数を計算し、一方、前記第1の従動歯車の回転数と前記第2の従動歯車の回転数とが同一ではないと判定したとき、次式(11):
Figure 2010256058
に基づいて、前記第1の従動歯車の回転数及び前記第2の従動歯車の回転数を計算する。
解決手段6の回転角度検出装置によれば、第2指標に基づいて、第1の従動歯車の回転数及び前記第2の従動歯車の回転数が的確に計算される。この結果として、この回転角度検出装置によれば、より高精度にて、主動歯車の絶対角度が計算によって求められる。
解決手段7:好ましくは、前記第1の従動歯車の歯数は前記主動歯車の歯数よりも小さく、前記第2の従動歯車の歯数は前記主動歯車の歯数よりも小さく、前記主動歯車の絶対角度をθとしたときに、前記演算手段は、次式(12):
Figure 2010256058
に基づいて、前記絶対角度を計算する。
解決手段7の回転角度検出装置によれば、回転角度αのみ又は回転角βのみを用いて絶対角度θを計算せずに、回転角度α及び回転角度βの両方を使用して平均値を求めることで、測定誤差の影響が小さくなる。
また、(S/Z)<1、且つ、(S/Z)<1なので、絶対角度θの計算過程において、α及びβの測定誤差が増大されながら伝搬することがない。
これらの結果として、この回転角度検出装置によれば、より高精度にて、主動歯車の絶対角度が計算によって求められる。
以上のように本発明の回転角度検出装置によれば、検出対象範囲のすべての領域において主動歯車の絶対角度が高精度にて求められる。
一実施形態の回転角度検出装置の概略的な構成を示す図である。 絶対角度演算方法の手順例を示すフローチャートである。 主動歯車の絶対角度と第1の従動歯車の回転角度及び第2の従動歯車の回転角度との関係を示すグラフ(関係図)である。 主動歯車の絶対角度と第1の従動歯車の回転数及び第2の従動歯車の回転数との関係を示すグラフ(関係図)である。 第1の従動歯車の回転角度と第2の従動歯車の回転角度との関係を示すグラフ(関係図)である。 図5の原点周辺を拡大して示す図である。
以下、回転角度検出装置の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、一実施形態の回転角度検出装置10の概略構成を示す図である。この回転角度検出装置10は、例えば車両のステアリング軸の回転角度を絶対角度として検出するステアリング角度センサとしての用途に適している。この場合、検出対象物となるのはステアリング軸であり、絶対角度の検出範囲は、例えば360度の5倍程度である。ただし、本発明はこのような条件に限られるものではない。
〔測定ユニット〕
回転角度検出装置10は測定ユニット12と演算ユニット13とを有し、測定ユニット12のハウジング14は、例えばステアリングコラムに取り付けられる。
ハウジング14は、ステアリング軸16によって貫通され、ハウジング14内を延びるステアリング軸16の部分に、主動歯車18が同軸に固定されている。従って、主動歯車18は、ステアリング軸16の回転に伴い、ステアリング軸16と一体且つ同心にて回転する。
主動歯車18は、例えば2つの歯列18a,18bを有し、一方の歯列18aには、1つの従動歯車(第1の従動歯車)20aが噛み合わされ、他方の歯列18bには、別の従動歯車(第2の従動歯車)20bが噛み合わされている。これら第1の従動歯車20a及び第2の従動歯車20bは、ハウジング14によって回転自在に支持され、主動歯車18の回転に伴い、所定のギヤ比で回転する。
ここで、主動歯車18の歯列18a,18bの歯数をそれぞれZ,Zとし、の第1の従動歯車20aの歯数をSとし、第2の従動歯車20bの歯数をSとし、mを0を除く整数としたときに、次式(1):
Figure 2010256058
で示される関係が成立する。
式(1)が成立していれば、主動歯車18の歯列18a,18bの歯数Z,Z、第1の従動歯車20aの歯数S、第2の従動歯車20bの歯数Sは特に限定されることはない。
例えば、第1の従動歯車20aの歯数S及び第2の従動歯車20bの歯数Sは同一であってもよい。或いは、歯数Z,Zが同一であってもよく、この場合、主動歯車18の1つの歯列18aに第1及び第2の従動歯車20a,20bを噛み合わせればよい。
なお、本実施形態では、1つの主動歯車18の2つの歯列18a,18bを設けたが、2つの主動歯車をステアリング軸16に固定してもよい。
〔回転角センサ〕
第1の従動歯車20a及び第2の従動歯車20bの回転角をα及びβとしたときに、回転角度検出装置10は、回転角α及び回転角βをそれぞれ直接測定するための回転角センサを有する。
回転角センサは、例えば磁気センサ22a,22bであり、このため第1の従動歯車20a及び第2の従動歯車20bには磁石24a,24bがそれぞれ取り付けられている。磁気センサ22a,22bは、磁石24a,24bの近傍に配置され、磁石24a,24bによる磁界に応じた信号を出力する。
出力される信号の値は、演算ユニット13のセンサ信号処理部26に入力され、センサ信号処理部26は、入力された信号の値から第1の従動歯車20a及び第2の従動歯車20bの回転角度α及びβが演算される。
本実施形態では、磁気センサ22a,22bに例えばGMR(Giant Magneto−Resistive)センサが用いられており、GMRセンサによれば、回転角α及びβの測定範囲Ωは0度以上360度以下である。GMRセンサに替えてAMR(Anitorpic−Magneto−Resistive)センサを用いた場合には、測定範囲Ωは0度以上180度以下である。
〔演算ユニット〕
演算ユニット13は、マイクロコンピュータ(MPU)によって構成することができ、例えば、測定ユニット12の近傍に配置される。
また、演算ユニット13は、第1回転数演算部28a及び第2回転数演算部28bを有し、第1回転数演算部28a及び第2回転数演算部28bは、センサ信号処理部26で演算された回転角α及びβに基づいて、第1の従動歯車20a及び第2の従動歯車20bの回転数i及び回転数jをそれぞれ計算する。
更に、演算ユニット13は、第1絶対角度演算部30a及び第2絶対角度演算部30bを有し、第1絶対角度演算部30a及び第2絶対角度演算部30bは、第1回転数演算部28a及び第2回転数演算部28bで演算された第1の従動歯車20a及び第2の従動歯車20bの回転数i,jに基づいて、主動歯車18の回転角度(絶対角度θ)を計算する。
ここで、第1回転数演算部28a及び第1絶対角度演算部30aにおける計算の論理は、第2回転数演算部28b及び第2絶対角度演算部30bにおける計算の論理とは異なるが、同一の回転角度α及びβに基づいて演算を行って得られる絶対角度θの値は基本的に同じになるはずである。
そこで、演算ユニット13は、比較・出力部32を有し、比較・出力部32は、第1回転数演算部28a及び第1絶対角度演算部30aで演算された絶対角度θと、第1回転数演算部28a及び第1絶対角度演算部30aで演算された絶対角度θとを比較し、これらの間の差が所定値以下であるか否かを判定する。差が所定値以下であれば、測定及び演算結果に誤りがないものとして、これらの平均値を絶対角度θとして出力する。出力された絶対角度θは、例えば車両の制御装置に入力され、車両の制御に使用される。
この演算ユニット13では、互いに異なる計算論理をもつ2つの系統で絶対角度θが並行して演算されているが、これらの系統は、別々の基板に設けられているのが好ましい。電源を分けることで、2つの系統が同時に故障しないようにするためである。
〔第1系統の演算方法〕
以下では、一方の系統(第1系統)、則ち、第1回転数演算部28a及び第1絶対角度演算部30aにおいて実行される演算方法について詳細について説明する。
図2に示したように、第1系統では、まず、測定された第1の従動歯車20aの回転角度α及び第2の従動歯車20bの回転角度βが読み込まれる(ステップS10)。
この後、指標として第1指標Iが演算され、第1の従動歯車20aの回転数i及び第2の従動歯車20bの回転数jが演算される(ステップS12)。
より詳しくは、第1指標Iは、第1の従動歯車20aの回転数i及び第2の従動歯車20bの回転数jが同一であるか否かを判定するためのものであり、次式(2):
Figure 2010256058
にて表される。そして、次式(3):
Figure 2010256058
が成立するときに、第1の従動歯車20aの回転数iと第2の従動歯車20bの回転数jとが同一であると判定され、且つ、次式(4):
Figure 2010256058
が成立するときに、第1の従動歯車20aの回転数iと第2の従動歯車20bの回転数jとが同一ではないと判定される。同一でないと判定された場合、j=i+1である。
そして、第1の従動歯車20aの回転数iと第2の従動歯車20bの回転数jとが同一であると判定されたとき、次式(5):
Figure 2010256058
に基づいて、第1の従動歯車20aの回転数i及び第2の従動歯車20bの回転数jが計算され、一方、第1の従動歯車20aの回転数iと第2の従動歯車20bの回転数jとが同一ではないと判定されたとき、次式(6):
Figure 2010256058
に基づいて、第1の従動歯車の回転数i及び第2の従動歯車の回転数jが計算される。
上記式中、round[]は、[]内の数値を小数点第1位で四捨五入して整数にすることを表す。
ステップS12で回転数が演算されると、主動歯車18の絶対角度θが計算される(ステップS14)。
以上のように、第1系統の演算方法によれば、第1の従動歯車20aの回転数i及び第2の従動歯車20bの回転数jが正確に計算されて、それらの回転数i,jに基づき後述する式(12)によって絶対角度θを計算するので、第1の従動歯車20a及び第2の従動歯車20bの回転角度α,βの大きさが近接する領域でも絶対角度θを高精度に検出できるため、検出範囲の全ての領域において主動歯車の絶対角度θが計算によって高精度に求めることができる。
そして、本実施形態では、ステアリング軸の絶対角度を一定周期で検出する必要があるため、ステップS12〜S14からなる絶対角度演算ループが定期的に繰り返し行われ、刻々と変化する主動歯車18の絶対角度θが求められる。
絶対角度演算ループが定期的に行われるのは、絶対角度θの変化量から回転速度を演算するためであり、必要がなければ、絶対角度演算ループが不定期に実行されてもよい。なお、絶対角度演算ループは、例えば、エンジンが停止されると終了する。
図3は、主動歯車18の絶対角度θと、第1の従動歯車20aの回転角度α及び第2の従動歯車20bの回転角度βとの関係を示している。
本実施形態では、例えば、Z=88,Z=96,S=40,S=40であり、絶対角度θの測定範囲は、主動歯車18の5回転分に相当する0度以上1800度以下である。
図4は、絶対角度θと、第1の従動歯車20aの回転数i及び第2の従動歯車20bの回転数jとの関係を示している。
〔第2系統の演算方法〕
以下では、第1系統とは異なる計算論理によるもう一方の系統(第2系統)、則ち、第2回転数演算部28b及び第2絶対角度演算部30bにおいて実行される演算方法について詳細について説明する。
第2系統の演算方法の概略的な流れは、図2の第1系統の演算方法の流れと同じである。しかしながら、ステップS12及びステップS14の内容は、第1系統と第2系統とでは大きく異なる。
第2系統のステップS12では、指標としての第2指標Iが、次式(7):
Figure 2010256058
に基づいて計算される。そして、次式(8):
Figure 2010256058
が成立するときに、第1の従動歯車20aの回転数iと第2の従動歯車20bの回転数jとが同一であると判定され、次式(9):
Figure 2010256058
が成立するときに、第1の従動歯車20aの回転数iと第2の従動歯車20bの回転数jとが同一ではないと判定される。
そして、第1の従動歯車20aの回転数iと第2の従動歯車20bの回転数jとが同一であると判定されたとき、次式(10):
Figure 2010256058
に基づいて、第1の従動歯車20aの回転数i及び第2の従動歯車20bの回転数jが計算され、一方、第1の従動歯車20aの回転数iと第2の従動歯車20bの回転数jとが同一ではないと判定されたとき、次式(11):
Figure 2010256058
に基づいて、第1の従動歯車20aの回転数i及び第2の従動歯車20bの回転数jが計算される。
かくして、第1系統及び第2系統の各々で、第1の従動歯車20aの回転数i及び第2の従動歯車20bの回転数jが計算され、これら回転数i及び回転数jに基づいて、ステップS14で絶対角度θが演算される。
以上のように、第2系統の演算方法によれば、第1の従動歯車20aの回転数i及び第2の従動歯車20bの回転数jが正確に計算され、それらの回転数i,jに基づき後述する式(12)によって絶対角度θを計算するので、第1の従動歯車20a及び第2の従動歯車20bの回転角度α,βの大きさが近接する領域でも絶対角度θを高精度に検出できるため、検出範囲の全ての領域において主動歯車の絶対角度θが計算によって高精度に求めることができる。
すなわち、各系統では、次式(12):
Figure 2010256058
に基づいて、絶対角度θが計算される。
ここで、第1系統の演算方法について、物理的な意味を追加的に説明しておくと、回転数i及び回転数jを式(7)及び式(8)によって演算可能であることは、式(1)と次式(13),(14):
Figure 2010256058
から明らかである。
また、第2系統の演算方法について、物理的な意味を追加的に説明する。
図5は、縦軸に第1の従動歯車20aの回転数iをとり、横軸に第2の従動歯車20bの回転数jをとったときの関係図である。回転角度α及び回転角度βが0から徐々に増加するように変化したとき、図5上では、この変化に対応する点は、直線(j=0,i=0)、直線(j=1,i=0)及び直線(j=1,i=1)の順序で移動する。
図5中の直線は、次式(15):
Figure 2010256058
で表すことができる。Kslは直線の傾きであり、Bは縦軸切片(バイアス)である。そして、傾きKsl及びバイアスBは、次式(16),(17):
Figure 2010256058
によって表すことができる。
なお、式中のK及びNは、以下の式(18),(19)によってそれぞれ表される。すなわち、Kは、主動歯車18と第2の従動歯車20bとのギヤ比であり、Nは、主動歯車18の最大回転数である。
Figure 2010256058
そして、隣り合う直線同士のバイアスBの差(バイアス変化量ΔB)は、次式(20):
Figure 2010256058
にて表される。
ここで、次式(21):
Figure 2010256058
によってバイアス序数Nbを定義する。バイアス序数Nbは、機械的構造によってよって決定され、回転数i,jの増加に伴い単調に増加する。そして、バイアス序数Nbは、次式(22):
Figure 2010256058
にて表される範囲内の整数である。以上の式(20),(21),(22)より、バイアス序数Nbと回転数i及びjとの関係は、表1及び次式(23):
Figure 2010256058
にて表される。なお、本実施形態ではKN=12である。
Figure 2010256058
表1から、バイアス序数Nbを用いれば、第1の従動歯車20aの回転数iと第2の従動歯車20bの回転数jとが同一であるか否かを容易に判別可能であることがわかる。ここで再び式(7)を参照すれば、第2指標Iは、バイアス序数Nbを小数点第1位で四捨五入したものであり、整数であることがわかる。
なお、第2指標Iは、バイアス序数Nbを四捨五入して得られるが、これは、図5において、実際に測定された回転角α及び回転角βに対応する点が、式(15)で示される理想的な直線上にのらないことを考慮して行われている。図6は、図5の原点周辺を拡大して示しており、例えば、測定された回転角α及び回転角βに対応する点Aが点鎖線40及び42で囲まれたハッチング領域内にあれば、バイアス序数Nbが四捨五入されて、第2指標Iとしてー1が得られる。
なお、上述した第1系統及び第2系統の演算方法においては、主動歯車θの絶対角度θの零点と、第1の従動歯車20aの回転角度αの零点及び第2の従動歯車20bの回転角度βの零点とを合わせる必要があるが、これらの零点合わせは、機械的に行う必要はなく、数学的に行うことができる。つまり、この回転角度検出装置10によれば、任意の回転角度α及び任意の回転角度βを零点に設定することができ、正確な絶対角度θの測定を容易に行うことができる。
上述した一実施形態の回転角度検出装置10によれば、第1の従動歯車20aの回転数iと第2の従動歯車20bの回転数jとが同一であるか否かを判定するための指標Iとしての第1指標I及び第2指標Iが計算される。そして、第1指標I及び第2指標Iの各々に基づいて、第1の従動歯車20aの回転数iと第2の従動歯車20bの回転数jとが同一であるか否かが判定される。
このため、第1の従動歯車20aの回転数i及び第2の従動歯車20bの回転数jが正確にそれぞれ計算され、これら回転数i,jが同一ではないときに同一であるとされることはない。例えば、第1の従動歯車20aの回転角度αが測定範囲Ωの下限若しくは上限近傍であっても、回転数i,jが正確に計算される。
そして、判定結果に基づいて、第1の従動歯車20aの回転数i及び第2の従動歯車20bの回転数jが正確に計算されるので、この回転角度検出装置10によれば、高精度にて、主動歯車18の絶対角度θが計算によって求められる。
上述した一実施形態の回転角度検出装置10によれば、丸め処理を施すことで、誤差の影響が小さくなり、第1の従動歯車20aの回転数iと第2の従動歯車20bの回転数jとが同一であるか否かの判定が的確に行われる。この結果として、この回転角度検出装置10によれば、より高精度にて、主動歯車18の絶対角度θが計算によって求められる。
上述した一実施形態の回転角度検出装置10によれば、第1指標Iに基づいて、第1の従動歯車20aの回転数iと第2の従動歯車20bの回転数jとが同一であるか否かの判定が的確に行われる。この結果として、この回転角度検出装置10によれば、より高精度にて、主動歯車18の絶対角度θが計算によって求められる。
上述した一実施形態の回転角度検出装置10によれば、第1指標Iに基づいて、第1の従動歯車20aの回転数i及び前記第2の従動歯車20bの回転数jが的確に計算される。この結果として、この回転角度検出装置10によれば、より高精度にて、主動歯車18の絶対角度θが計算によって求められる。
上述した一実施形態の回転角度検出装置10によれば、第2指標に基づいて、第1の従動歯車20aの回転数iと第2の従動歯車20bの回転数jとが同一であるか否かの判定が的確に行われる。この結果として、この回転角度検出装置10によれば、より高精度にて、主動歯車18の絶対角度θが計算によって求められる。
上述した一実施形態の回転角度検出装置10によれば、第2指標に基づいて、第1の従動歯車20aの回転数i及び前記第2の従動歯車20bの回転数jが的確に計算される。この結果として、この回転角度検出装置10によれば、より高精度にて、主動歯車18の絶対角度θが計算によって求められる。
上述した一実施形態の回転角度検出装置10によれば、αのみ又はβのみを用いて絶対角度θを計算せずに、回転角度α及び回転角度βの両方を使用して平均値を求めることで、測定誤差の影響が小さくなる。
また、(S/Z)<1、且つ、(S/Z)<1なので、絶対角度θの計算過程において、回転角度α及び回転角度βの測定誤差が増大されながら伝搬することがない。
これらの結果として、この回転角度検出装置10によれば、より高精度にて、主動歯車18の絶対角度θが計算によって求められる。
本発明は上述した一実施形態に限定されることはなく、種々の変形が可能である。例えば、2系統で絶対角度θを演算したけれども、1系統のみで絶対角度を演算してもよい。
一実施形態では、丸め処理として、小数点第1位で四捨五入したけれども、小数を実質的に偏りなく整数に丸めることができれば、五捨六入であってもよい。
また、回転角度検出装置10の機械的な構成やプログラムも一実施形態のものに限定されることはない。
最後に、本発明の回転角度検出装置は、車両のステアリング軸以外にも適用可能であることはいうまでもない。
10 回転角度検出装置
16 ステアリング軸
18 主動歯車
20a 第1の従動歯車
20b 第2の従動歯車

Claims (7)

  1. 360度を超えて回転可能な被検出対象と一体に回転可能な少なくとも1つの主動歯車と、
    前記主動歯車の回転に伴い回転駆動される第1の従動歯車と、
    前記主動歯車の回転に伴い、前記第1の従動歯車とは異なる回転角度にて回転駆動される第2の従動歯車と、
    前記第1の従動歯車の回転角度を0°以上360°以下の範囲で測定可能な第1センサと、
    前記第2の従動歯車の回転角度を0°以上360°以下の範囲で測定可能な第2センサと、
    前記第1センサ及び第2センサによって測定された第1の従動歯車の回転角度及び第2の従動歯車の回転角度に基づいて、前記被検出対象の絶対角度を計算する演算手段とを備える回転角度検出装置において、
    前記第1の従動歯車を回転駆動する前記主動歯車の歯数をZとし、
    前記第2の従動歯車を回転駆動する前記主動歯車の歯数をZとし、
    前記第1の従動歯車の歯数をSとし
    前記第2の従動歯車の歯数をSとし、
    mを正の整数としたときに次式(1):
    Figure 2010256058
    が満たされ、
    前記演算手段は、
    前記第1の従動歯車の回転角度及び前記第2の従動歯車の回転角度に基づいて、前記第1の従動歯車の回転数と第2の従動歯車の回転数とが同じであるか否かを判定するための少なくとも1つの指標を計算し、
    計算された指標に基づいて前記第1の従動歯車の回転数と第2の従動歯車の回転数とが同じであるか否かを判定し、
    当該判定結果に基づいて前記第1の従動歯車の回転数及び第2の従動歯車の回転数を計算し、そして、
    計算された前記第1の従動歯車の回転数及び第2の従動歯車の回転数に基づいて前記絶対角度を計算する
    ことを特徴とする回転角度検出装置。
  2. 請求項1に記載の回転角度検出装置において、
    前記演算手段は、
    計算した前記指標に丸め処理を施し、
    丸め処理された前記指標に基づいて前記第1の従動歯車の回転数と第2の従動歯車の回転数とが同じであるか否かを判定する
    ことを特徴とする回転角度検出装置。
  3. 請求項2に記載の回転角度検出装置において、
    前記第1の従動歯車の回転角度をαとし、
    前記第2の従動歯車の回転角度をβとし、
    前記第1のセンサ及び前記第2のセンサによって測定可能な前記第1の従動歯車及び前記第2の従動歯車の最大回転角度をΩとし、
    前記指標の1つとしての第1指標をIとしたときに、
    前記演算手段は、次式(2):
    Figure 2010256058
    に基づいて前記第1指標を計算し、次式(3):
    Figure 2010256058
    が成立するときに、前記第1の従動歯車の回転数と前記第2の従動歯車の回転数とが同一であると判定し、且つ、次式(4):
    Figure 2010256058
    が成立するときに、前記第1の従動歯車の回転数と前記第2の従動歯車の回転数とが同一ではないと判定する
    ことを特徴とする回転角度検出装置。
  4. 請求項3に記載の回転角度検出装置において、
    前記第1の従動歯車の回転数をiとし、
    前記第2の従動歯車の回転数をjとしたとき、
    前記演算手段は、
    前記第1の従動歯車の回転数と前記第2の従動歯車の回転数とが同一であると判定したとき、次式(5):
    Figure 2010256058
    に基づいて、前記第1の従動歯車の回転数及び前記第2の従動歯車の回転数を計算し、一方、
    前記第1の従動歯車の回転数と前記第2の従動歯車の回転数とが同一ではないと判定したとき、次式(6):
    Figure 2010256058
    に基づいて、前記第1の従動歯車の回転数及び前記第2の従動歯車の回転数を計算する(ただし式中、round[]は、[]内の数値を四捨五入することを表す。)
    ことを特徴とする回転角度検出装置。
  5. 請求項2乃至4の何れかに記載の回転角度検出装置において、
    前記第1の従動歯車の回転角度をαとし、
    前記第2の従動歯車の回転角度をβとし、
    前記第1のセンサ及び前記第2のセンサによって測定可能な前記第1の従動歯車及び前記第2の従動歯車の最大回転角度をΩとし、
    前記指標のうち1つとしての第2指標をIとしたときに、
    前記演算手段は、次式(7):
    Figure 2010256058
    に基づいて前記第2指標を計算し、次式(8):
    Figure 2010256058
    が成立するときに、前記第1の従動歯車の回転数と前記第2の従動歯車の回転数とが同一であると判定し、且つ、次式(9):
    Figure 2010256058
    が成立するときに、前記第1の従動歯車の回転数と前記第2の従動歯車の回転数とが同一ではないと判定する(ただし式中、round[]は、[]内の数値を四捨五入することを表す。)
    ことを特徴とする回転角度検出装置。
  6. 請求項5に記載の回転角度検出装置において、
    前記第1の従動歯車の回転数をiとし、
    前記第2の従動歯車の回転数をjとしたとき、
    前記演算手段は、
    前記第1の従動歯車の回転数と前記第2の従動歯車の回転数とが同一であると判定したとき、次式(10):
    Figure 2010256058
    に基づいて、前記第1の従動歯車の回転数及び前記第2の従動歯車の回転数を計算し、一方、
    前記第1の従動歯車の回転数と前記第2の従動歯車の回転数とが同一ではないと判定したとき、次式(11):
    Figure 2010256058
    に基づいて、前記第1の従動歯車の回転数及び前記第2の従動歯車の回転数を計算する
    ことを特徴とする回転角度検出装置。
  7. 請求項3乃至6の何れかに記載の回転角度検出装置において、
    前記第1の従動歯車の歯数は前記主動歯車の歯数よりも小さく、
    前記第2の従動歯車の歯数は前記主動歯車の歯数よりも小さく、
    前記主動歯車の絶対角度をθとしたときに、
    前記演算手段は、次式(12):
    Figure 2010256058
    に基づいて、前記絶対角度θを計算する
    ことを特徴とする回転角度検出装置。
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