JP2010251975A - テレビ受信機一体型携帯電話装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】テレビ番組を視聴している状態で通話を行うこと、又通話している状態でテレビ番組の視聴を行うことができるテレビ受信機一体型携帯電話を提供する。
【解決手段】イベントが地上デジタル放送(ワンセグ)視聴中のプッシュ・ツー・トーク開始のトリガであった場合、すなわちワンセグ機能を起動した状態でパケット通信による音声通話を行う場合、制御部はアプリケーションから、視聴中のテレビ番組に関する放送情報を取得し、取得した放送情報を記憶部に一時的に格納する(S4)。視聴中のテレビ番組を特定するのに必要な情報がアプリケーションから取得できると、制御部はそれらの情報を付加データとして、相手先へプッシュ・ツー・トークによる通信を開始する(S5)。発呼側携帯電話は、着呼側携帯電話からプッシュ・ツー・トーク通信の応答を受信すると(S6)、通信の接続を確立し、着呼側携帯電話と共に音声通話が可能な状態に遷移する(S7)。
【選択図】図3

Description

本発明は、携帯電話およびテレビ受信機が設けられたテレビ受信機一体型携帯電話装置に関する。
近年、地上波デジタル放送(ワンセグ放送を含む。)が開始され、地上デジタル放送に対応した受信機を備えた携帯電話(いわゆるワンセグ携帯)が増えてきている。このようなテレビ受信機一体型携帯電話を所有するユーザは、一般的な携帯電話の機能に比べて、場所を選ばずにテレビ放送の視聴を手軽に楽しめるようになってきている。
テレビ受信機一体型携帯電話では、その通信機能を利用して、テレビ放送の番組情報をEPG(Electronic Program Guide)として取得し、放送予定の番組に関する情報を入手することができ、このEPGを利用して、録画予約や視聴予約をテレビ受信機一体型携帯電話において設定することができる。
また、テレビ受信機一体型携帯電話においては、下記非特許文献1に記載されているように、テレビ番組の視聴中に電子メール機能を起動させて自分が視聴中のテレビ番組に関する情報を電子メールとして通信相手側へ送ることにより、特定のユーザに対してテレビ番組を推奨することができる。
P905i_J_14.pdf(P905i 取扱説明書/P.249)
特開2009−17569号公報
テレビ受信機一体型携帯電話において、上記非特許文献1のように、電子メール送信者である第1のユーザが電子メールを用いて、電子メール受信者である第2のユーザに対して視聴中のテレビ番組の情報を知らせることができるが、電子メールを受信した第2のユーザは、受信した電子メールを自己の操作により開封し、電子メールに書かれた情報を利用して自身の持つ携帯電話のテレビ機能を起動しなければならないため、操作が煩雑であった。
また、電子メールの受信者のテレビ一体型携帯電話でテレビ機能を起動しても、その後、電子メールの送信者と電子メールの受信者とで、同じテレビ番組を視聴しながらコミュニケーションを取るには、再び電子メール機能を利用する必要があり、音声による会話のような即時性がなく利便性が低かった。
一方、上記特許文献1に記載の技術では、テレビ受信機一体型携帯電話においてテレビ番組を視聴中に、通話相手との音声による通話を行っている場合に、このテレビ番組の選局情報や番組情報を相手方に送るためには、携帯電話の機能を通話モードからデータ通信モードへ切り替える必要がった。再び通話を行うためには、改めて発呼操作を行う必要があり、通話相手との音声による通話は、一旦は、必ず切断されてしまうという問題があった。
本発明は、携帯電話でテレビ番組を視聴したままの状態で簡単に通話を行うことを目的とする。また、通話をしたままの状態で簡単にテレビ番組の視聴を行うことを目的とする。
本発明の一観点によれば、テレビ放送を受信するテレビ受信部と、データ通信機能を有する通信部と、表示部と、音声出力部と、を備えたテレビ受信機一体型携帯電話において、前記受信したテレビ放送の音声と前記通信部が受信したパケット通信による音声との両方又はいずれか一方を前記音声出力部から出力させる制御を行うことを特徴とするテレビ受信機一体型携帯電話が提供される。前記パケット通信による音声は、例えば相手方の携帯端末からのマイクから入力された音声に基づくものでも良く、或いは、操作ボタンからの入力に基づくものでも良い。
また、テレビ放送を受信するテレビ受信部と、データ通信機能を有する通信部と、表示部と、音声入力部及び音声出力部と、データを入力する入力部と、を備えたテレビ受信機一体型携帯電話において、前記テレビ受信部において受信したテレビ放送を前記表示部に表示させた状態で、前記受信したテレビ放送の音声と前記通信部が受信したパケット通信による音声との両方又はいずれか一方を、音声出力設定に基づいて前記音声出力部から出力させる制御を行うことを特徴とするテレビ受信機一体型携帯電話であっても良い。前記データ通信は、ユーザが視聴中のテレビ番組の、選局情報、番組情報および放送局系列情報等、番組を特定するのに必要なデータを送信することができる。
前記音声出力設定は前記パケット通信に基づいて設定され、前記音声出力設定が、前記通信部が受信したパケット通信による音声を前記音声出力部から出力される設定となっている場合に、前記通信部が受信したパケット通信による音声を前記音声出力部から出力させるとともに、前記受信したテレビ放送の音声を出力せずに前記表示部に文字データとして表示させる制御を行うことが好ましい。この場合には、テレビ音声が文字データへ「変換する」のではなく、番組のコンテンツの一部として含まれている「字幕」データ等を表示部に表示させる。
前記音声出力設定は前記パケット通信に基づいて設定され、前記音声出力設定が、前記受信したテレビ放送の音声を前記音声出力部から出力される設定となっている場合に、前記テレビ受信部が受信したテレビ放送の音声を前記音声出力部から出力させるとともに、前記通信部がパケット通信による音声を受信した場合には前記音声出力部から出力せずに、前記通信部がパケット通信による文字データを受信した場合には前記文字データを前記表示部に表示させる制御を行うことが好ましい。
前記パケット通信により、前記テレビ放送の番組を特定することができる番組特定データを送信し、前記番組特定データに基づいて相手方のテレビ受信機一体型携帯電話におけるテレビ受信機能を自動的に起動させて選局する制御を促すようにしても良い。
本発明は、上記の装置における音声出力方法であっても良く、この方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、当該プログラムを格納するコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっても良い。また、プログラムは、インターネットなどの伝送媒体によって取得されるものであっても良い。
本発明によれば、携帯電話でテレビ番組を視聴しながら、コミュニケーションをとることができる。例えば、通話相手に対して現在視聴中のテレビ番組を紹介するなどの作業が簡単にできる。
本発明の一実施の形態によるテレビ機能一体型携帯電話の概観構成例を示す図である。 本実施の形態によるテレビ機能一体型携帯電話の一構成例を示す機能ブロック図である。 本実施の形態によるテレビ機能一体型携帯電話の、発呼側携帯電話携帯電話における処理の流れを示すフローチャート図である。 本実施の形態によるテレビ機能一体型携帯電話のうち、着呼側携帯電話における処理の流れを示すフローチャート図である。 本実施の形態の変形例1によるテレビ機能一体型携帯電話の、発呼側携帯電話携帯電話における処理の流れを示すフローチャート図である。 本実施の形態の変形例1によるテレビ機能一体型携帯電話の、着呼側携帯電話携帯電話における処理の流れを示すフローチャート図である。 本実施の形態の変形例2によるテレビ機能一体型携帯電話の、発呼側携帯電話携帯電話における処理の流れを示すフローチャート図である。 本実施の形態の変形例2によるテレビ機能一体型携帯電話の、着呼側携帯電話携帯電話における処理の流れを示すフローチャート図である。 本実施の形態の変形例3によるテレビ機能一体型携帯電話の、発呼側携帯電話携帯電話における処理の流れを示すフローチャート図である。 本実施の形態の変形例3によるテレビ機能一体型携帯電話の、着呼側携帯電話携帯電話における処理の流れを示すフローチャート図である。
本発明の一実施の形態によるテレビ機能一体型携帯電話について図面を参照しながら説明を行う。
(全体外観図)
図1は、本発明の一実施の形態によるテレビ機能一体型携帯電話の概観構成例を示す図である。テレビ機能一体型携帯電話1は、液晶画面からなる表示部11と、キー入力部12と、スピーカ13と、マイク15の他に、地上波デジタル放送受信用アンテナ46および図示しない地上波デジタル放送受信用RF部を有する。図においては、表示部11には、テレビ機能を起動した際のテレビ視聴画面31が表示されている。ここでは、表示部11の上側にテレビ視聴画面31が、その下側にテレビの字幕を表示する字幕表示領域31aが、さらにその下に、以下で説明するパケット通信に基づく文字データの表示領域31b(通話用文字データ表示領域と称する。)が設けられている。表示領域の構成は上記の例に限定されるものではない。
(機能ブロック図)
図2は、本実施の形態によるテレビ機能一体型携帯電話の一構成例を示す機能ブロック図である。図2に示すテレビ機能一体型携帯電話は、携帯電話全体を制御する制御部(CPU)2と、視聴中のテレビ番組の番組情報等を記憶する記憶部3と、制御部2の命令に従い、地上波デジタル放送のサービスを表示する表示部11と、ユーザからのキー入力を受け付けるキー入力部12と、音声を出力するスピーカ(音声出力部)13と、スピーカ13に音声を出力する音声復号化部14と、音声を入力するマイク(音声入力部)15と、マイク15から入力された音声を符号化する音声符号化部16と、携帯電話の通信を制御する通信制御部41と、通信制御部41に制御されて通信を実行する通信用RF部42と、通信用アンテナ43と、地上波デジタル放送のトランスポートストリームを解析し、解析した内容を制御部2へ伝えるデコーダ部44と、地上波デジタル放送を受信するTV用RF部(テレビ受信部)45および地上波デジタル放送受信用アンテナ46と、を有している。通信制御部41と、通信用RF部(通信部)42と、通信用アンテナ43と、によりデータ通信部が構成され、デコーダ部44と、TV用RF部45および地上波デジタル放送受信用アンテナ46によりテレビ受信部が構成される。
(処理手順)
図3は本実施の形態によるテレビ機能一体型携帯電話の、発呼側携帯電話携帯電話における処理の流れを示すフローチャート図である。
発呼側のテレビ機能一体型携帯電話の制御部2は、起動処理(スタート)を終えると、各種のイベントの指示を待つ(ステップS1)。ここで、イベントとは、例えばキー入力部12によるキー入力や、通信制御部41による電話着信などを指す。そして、ユーザ操作によりテレビ機能を起動するイベントを検出する(ステップS2)と、テレビ視聴中の状態に遷移し、さらに選局、音量調整などのキー入力の有無等のイベントを監視する(イベント判定:ステップS3)。
プッシュ・ツー・トークに関して、下記文献を引用することができる。
http://e-words.jp/w/PTT.html
例えば、ステップS3のPTT発信イベントであれば、イベントが地上デジタル放送(ワンセグ)視聴中のプッシュ・ツー・トーク(PTT:複数の通話先を指定した後,全員を同時に呼び出して話しかけられる携帯電話の付加サービスであり、パケット通信により音声通話を行うサービス。プッシュ・ツー・トークは、通常の電話と異なり、通話が「半2重通信」(一方通行)になる。プッシュ・ツー・トークが使える電話機には専用のボタンが付いており、話者がそのボタンを押している間だけ全員に声が届く。別の人が発言するときは、話者がボタンを離すのを待って、自分の電話機のボタンを押す。)開始のトリガであった場合、すなわち携帯電話のアプリケーションでワンセグ機能を起動した状態でパケット通信による音声通話を行なう操作をした場合に、制御部2はアプリケーションから、例えば、視聴中のテレビ番組に関する選局情報、番組情報、放送局系列情報などの放送情報を取得し、取得した放送情報を記憶部3に一時的に格納する(ステップS4)。
視聴中のテレビ番組を特定するのに必要な情報がアプリケーションから取得できると、制御部2はそれらの情報を付加データとして、相手先へプッシュ・ツー・トークによる通信を開始する(ステップS5)。
発呼側携帯電話は、ステップS5の状態で着呼側の応答があるまでそのまま待機する。
発呼側携帯電話は、着呼側携帯電話からプッシュ・ツー・トーク通信の応答を受信すると(ステップS6)、プッシュ・ツー・トーク通信の接続を確立し、着呼側携帯電話と共に音声通話が可能な状態に遷移する(ステップS7)。
ステップS3において、PTTイベント以外のその他のイベントの場合には、ステップS20に進み、イベントに応じた処理を実行し、ステップS3に戻る。
図4は、本実施の形態によるテレビ機能一体型携帯電話のうち、着呼側携帯電話における処理の流れを示すフローチャート図である。
プッシュ・ツー・トークの着信があった着呼側携帯電話は(スタート)、イベント待ちの状態(ステップT1)からイベント判定(ステップT2)処理においてプッシュ・ツー・トーク着信イベントを検出すると、ユーザが携帯電話の図示しないプッシュ・ツー・トーク通話キーを押下することで、通信の応答を開始する。
着呼側携帯電話は通信の応答を開始すると、着呼側携帯電話の制御部2(着呼側携帯電話も図2と同じ構成とする。)は、受信したパケットデータからテレビ機能用の番組特定のためのデータを取得し(ステップT3)、それを基にテレビ機能を起動する(ステップT4)。
テレビ機能の起動処理が終わると、TV視聴状態において着呼側携帯電話はプッシュ・ツー・トーク通信の応答をパケット通信により発呼側携帯電話へ返し(ステップT5)、PTT接続状態へと遷移する(ステップT6)。ステップT2でその他のイベントであった場合には、ステップT20に進み、イベント処理に応じた処理を実行した後に、ステップT2に戻る。
以上に説明したように、本実施の形態によれば、パケット通信をベースとした音声通信技術であるプッシュ・ツー・トークにおいて、テレビ番組を特定するのに必要なデータなどをパケットに付加して送信することにより、すなわちテレビ放送の番組を特定することができる番組特定データを送信することにより、番組特定データに基づいて相手方のテレビ受信機一体型携帯電話におけるテレビ受信機能を自動的に起動させて選局する制御を促すことができる。これにより、テレビ受信機一体型携帯電話でテレビ番組を視聴中においても、パケット通信に基づく音声通話も行なうことができる。従って、同じテレビ番組を視聴したままで、通話者間でコミュニケーションを継続することができる。また、通話を行った状態のまま、TV視聴を行うこともできる。さらに、通話相手に紹介したいテレビ番組の情報などを含めてパケット通信により送ることも可能である。尚、上記の例では、発呼側の携帯電話において初めて通信を行う際に、パケット通信により、発呼側と着呼側との携帯電話の設定を同じにするように制御するためのパケットデータを送り、このパケットデータによって着呼側においても発呼側と同じ音声出力に関する音声出力設定が行われる。
尚、音声出力の制御に関しては、例えば基本的には、音声出力設定に基づいて、TV視聴の音声を音声出力部から出力させ、パケット通信による音声が発生した時にはそちらを優先させて音声出力部から出力させるようにしても良いし、TV視聴の音声を弱めにして通話音声を大きくするように制御することもできる。
(バリエーション1)
次に、本実施の形態の第1変形例による技術について以下に説明を行う。
上記実施の形態によるテレビ機能一体型携帯電話においては、音声出力設定について特別な制御を行なっておらず、テレビ番組の音声の出力をデフォルトでONとしながらも、プッシュ・ツー・トーク通信上での音声の出力も重畳することを前提として説明した。
発明者は、プッシュ・ツー・トークが半2重通信であり、ユーザが発言権を取得するキー操作を行ない、発言権を得た携帯電話が発した音声のみが他の携帯電話へ送信されるため、PTT接続状態にあるいずれの携帯電話も発言権を取得しない間は、PTT通信の音声出力はミュート(消音)制御を行なっても問題は生じないことを利用することを思いついた。
この際、いずれかの携帯電話が発言権を取得し、発言を行なった場合は、受信側の携帯電話においては一時的にテレビ番組の音声出力をミュートし、PTT通信の音声出力を行なった後、再びミュートし、テレビ番組の音声出力のミュートを解除するように制御を行うことができる。
以上のような制御を各携帯電話の制御部が行なうことにより、テレビ番組の音声出力とPTT通信の音声出力を時系列的に並存させること(同時に出力させること)が可能である。
本変形例1は、PTT通信による音声通話を音声出力として優先させる場合の例であり、それを考慮して以下のようなバリエーションを提供することが可能である。
この変形例について図5(図3に対応)、図6(図4に対応)のフローチャート図を参照しながら説明する。すなわち、発呼側携帯電話および着呼側携帯電話が、PTT接続状態に遷移する(発呼側携帯電話の状態:ステップS7、着呼側携帯電話の状態:ステップT6)とともに、全ての携帯電話のテレビ機能の設定を、音声出力をOFF(発呼側携帯電話の状態:ステップS8、着呼側携帯電話の状態:ステップT7)であり、かつ、字幕表示をON(発呼側携帯電話の状態:ステップS9、着呼側携帯電話の状態:ステップT8)にするよう発呼側からのパケット通信で送られた制御データに基づいて自動的に制御する。この制御により、テレビ番組は字幕(31a)を見ながらTV視聴を継続し、音声による通話をPTTにより継続することができる。
この処理により、TV視聴している番組の映像は表示部11に表示させながら、スピーカ13からはデータ通信に基づく相手からの実際の音声をスピーカ13から出力させることができる。図1の字幕表示領域31aにはTV視聴している番組の音声に対応する内容を字幕スーパーのように文字として見ることが出来る。このような設定は、発呼側の携帯電話において初めて通信を行う際に、パケット通信により、発呼側と着呼側との携帯電話の設定を同じにするように制御するためのパケットデータを送り、このパケットデータによって着呼側においても発呼側と同じ設定が行われる。
(バリエーション2)
次に、本実施の形態の第2変形例による技術について以下に説明を行う。上記変形例1の場合と逆に、テレビ番組の音声出力を音声出力部(スピーカ)13から出力させる状態を維持しつつ、PTT通信による発呼側携帯電話と着呼側携帯電話との間の会話をチャットで行なうようにすることも可能である。
この変形例2について、図7(図5に対応)および図8(図6に対応)を参照しながら説明する。本変形例2の場合には、発呼側携帯電話および着呼側携帯電話がPTT接続状態に遷移する(発呼側携帯電話の状態:ステップS7、着呼側携帯電話の状態:ステップT6)とともに、全ての携帯電話のテレビ機能の設定を、音声出力をONに設定し(発呼側携帯電話の状態:ステップS10、着呼側携帯電話の状態:ステップT9)、携帯電話のキー入力をテレビ番組の選局用処理用からチャットの文字入力処理用へ切り替える(発呼側携帯電話の状態:ステップS11、着呼側携帯電話の状態:ステップT10)よう自動的に制御する。チャット用の文字入力をPTT通信のパケットデータとして送受信することで、通話内容は、相手側の携帯電話のキー入力部12からの文字入力に基づいて送られた電子データをパケット通信により取得し、この文字を通話用文字データ表示領域31bに文字データとして表示させる。テレビ番組の音声は、スピーカ13からの出力を継続させることができる。
この場合においては、相手側の通話内容に加えて自己の通話内容も文字データとしてパケット通信により送られるため、これを表示部11に表示させることができる。例えば、チャット形式で表示させるようにしても良い。このようにすれば、音声出力部からのTV視聴している番組の音声を聞きながら、相手とメール感覚であたかも通話しているかのように文字を用いて対話することができる。
(バリエーション3)
次に、本実施の形態の第3変形例による技術について以下に説明を行う。本変形例は、変形例1(通話優先)および変形例2(TV視聴優先)の音声出力機能の選択を、ユーザの嗜好により自由に選択できるような手段を提供することを特徴とする。
本変形例3について、図9(図5、7に対応)および図10(図6、8に対応)を参照しながら説明する。本変形例3は、発呼側携帯電話がPTT通信を開始する際に、上記変形例1の音声出力設定(TV音声とするか、上記変形例2の音声出力設定とするか、)についてユーザが選択し(ステップS40)、変形例2の音声出力設定とする場合には(Y)、テレビ音声出力の設定データを追加データとして(ステップS41)、あるいは、変形例1の音声出力設定とする場合は(N)、PTT音声通話出力の設定データを追加データとして(ステップS42)、テレビ番組を特定するための情報と合わせてその設定値を着呼側携帯電話へ送信する。
着呼側携帯電話がPTTの着信応答を発呼側携帯電話へ返し、PTT接続が開始されると、発呼側携帯電話から送信された変形例1もしくは変形例2の音声出力設定に従い、変形例2の音声出力設定の場合は、各携帯電話の制御部がテレビ音声出力をON(図9の発呼側携帯電話の状態:ステップS10、図10の着呼側携帯電話の状態:ステップT9)とし、あるいは、変形例1の音声出力設定の場合は、各携帯電話の制御部がテレビ音声出力をOFF(図9の発呼側携帯電話の状態:ステップS8、図10の着呼側携帯電話の状態:ステップT7)とするよう、各携帯電話の制御部はテレビ番組の音声出力か、PTT通信による音声通話のための音声出力に切り替える。
続いて、音声出力設定がPTT通信による音声通話(変形例1)である場合には、テレビ機能の設定を字幕表示ONへ自動的に切り替える(図9の発呼側携帯電話の状態:ステップS9、図10の着呼側携帯電話の状態:ステップT8)。
一方、音声出力設定がテレビ番組音声出力(変形例2)である場合には、続いて、PTT通信を音声データの送受信から文字入力によるチャットデータの送受信へキー入力のモードを切り替える(図9の発呼側携帯電話の状態:ステップS11、図10の着呼側携帯電話の状態:ステップT10)。
尚、本実施の形態における各処理は、ハードウェア・ロジックによって構成してもよいし、CPUを用いてソフトウェア(プログラム)によって実現してもよい。
本発明は、テレビ付き携帯電話に利用可能である。
1…テレビ機能一体型携帯電話、2…制御部、3…記憶部、11…表示部、12…キー入力部、13…スピーカ、14…音声復号部、15…マイク、16…音声符号化部、41…通信制御部、42…通信用RF部、43…アンテナ部、44…デコーダ部、45…TV用RF部、45…アンテナ部。

Claims (5)

  1. テレビ放送を受信するテレビ受信部と、データ通信機能を有する通信部と、表示部と、音声出力部と、を備えたテレビ受信機一体型携帯電話において、
    前記受信したテレビ放送の音声と前記通信部が受信したパケット通信による音声との両方又はいずれか一方を前記音声出力部から出力させる制御を行うことを特徴とするテレビ受信機一体型携帯電話。
  2. テレビ放送を受信するテレビ受信部と、データ通信機能を有する通信部と、表示部と、音声出力部と、データを入力する入力部と、を備えたテレビ受信機一体型携帯電話において、
    前記テレビ受信部において受信したテレビ放送を前記表示部に表示させた状態で、前記受信したテレビ放送の音声と前記通信部が受信したパケット通信による音声との両方又はいずれか一方を、音声出力設定に基づいて前記音声出力部から出力させる制御を行うことを特徴とするテレビ受信機一体型携帯電話。
  3. 前記音声出力設定は前記パケット通信に基づいて設定され、前記音声出力設定が、前記通信部が受信したパケット通信による音声を前記音声出力部から出力される設定となっている場合に、前記通信部が受信したパケット通信による音声を前記音声出力部から出力させるとともに、前記受信したテレビ放送の音声を出力せずに前記表示部に文字データとして表示させる制御を行うことを特徴とする請求項2に記載のテレビ受信機一体型携帯電話。
  4. 前記音声出力設定は前記パケット通信に基づいて設定され、前記音声出力設定が、前記受信したテレビ放送の音声を前記音声出力部から出力される設定となっている場合に、前記テレビ受信部が受信したテレビ放送の音声を前記音声出力部から出力させるとともに、前記通信部がパケット通信による音声を受信した場合には前記音声出力部から出力せずに、前記通信部がパケット通信による文字データを受信した場合には前記文字データを前記表示部に表示させる制御を行うことを特徴とする請求項2に記載のテレビ受信機一体型携帯電話。
  5. 前記パケット通信により、前記テレビ放送の番組を特定することができる番組特定データを送信し、前記番組特定データに基づいて相手方のテレビ受信機一体型携帯電話におけるテレビ受信機能を自動的に起動させて選局させることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載のテレビ受信機一体型携帯電話。
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