JP2010251864A - 移動局、移動通信システム及びその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】パケットネットワークと回線交換ネットワークが併存する無線通信環境において、パケットネットワークを介した音声通信ができない場合に、音声通信を効果的に実現する移動局、移動通信システム及び方法を提供する。
【解決手段】移動局は、パケット音声通信をサポートするマルチメディア通信システムに接続可能なパケットネットワークとパケット方式により無線信号を送受信するパケット通信部と、回線交換ネットワークと回線交換方式により無線信号を送受信する回線交換通信部とを有し、パケットネットワークからマルチメディア通信システムのパケット音声通信利用可否情報を取得し、パケットネットワークにおいてパケット方式により音声通信することが不可であると判断すると、パケット通信部によるパケットネットワークとのパケット形式による音声通信を、回線交換通信部による回線交換ネットワークとの回線交換形式による音声通信に切り替える。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動局、移動通信システム及びその方法に関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)により標準化されたUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)では、移動通信ネットワークは、回線交換サービスを提供する回線交換ドメインと、パケットサービスを提供するパケット交換ドメインという2つのアーキテクチャを有している。このUMTSによる移動通信ネットワークでは、データ通信はパケット交換ドメインで行われ、音声通信は回線交換ドメインにおいて行わている。
3GPPはさらに、UMTSに続く新たな通信方式としてLTE(Long Term Evolution)を策定した。このLTEネットワークでは、データだけでなく音声もまたパケット形式により通信される。このパケット音声通信(VoIP)は、SIP(Session Initiation Protocol)を基礎としたIP(Internet Protocol)マルチメディアセッション制御技術であるIMS(IP Multimedia Subsystem)により実現される。IMSは、パケット通信による音声やテレビ電話などのリアルタイムマルチメディアサービスを提供するための機能を有している。
このようなUMTSネットワークとLTEネットワークとが併存する状況では、回線交換ドメインでの音声通話機能と、パケット交換ドメインでの音声通話機能、いわゆる、VoIP(Voice over IP)機能との双方をサポートする移動局が利用されることがある。
本発明の課題は、パケットネットワークと回線交換ネットワークが併存する無線通信環境において、パケットネットワークを介した音声通信ができない場合に、音声通信を効果的に実現する移動局、移動通信システム及びその方法を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の一特徴は、パケット音声通信をサポートするマルチメディア通信システムに接続可能なパケットネットワークとパケット方式により無線信号を送受信するパケット通信部と、回線交換ネットワークと回線交換方式により無線信号を送受信する回線交換通信部と、前記パケットネットワークから前記マルチメディア通信システムのパケット音声通信利用可否情報を取得し、前記パケット音声通信利用可否情報に基づき前記パケットネットワークにおいてパケット方式により音声通信することが可能か判断するパケットベース音声発信可否判定部と、前記パケットベース音声可否判定部からの判定結果に応じて、前記パケット通信部と前記回線交換通信部との何れかを選択して、前記選択された通信部に音声通信させる切替制御部とを有する移動局であって、前記パケットベース音声発信可否判定部が、前記パケットネットワークにおいてパケット方式により音声通信することが不可であると判断すると、前記切替制御部は、前記パケット通信部による前記パケットネットワークとのパケット形式による音声通信を、前記回線交換通信部による前記回線交換ネットワークとの回線交換形式による音声通信に切り替える移動局に関する。
本発明の上記特徴によれば、パケットネットワークと回線交換ネットワークが併存する無線通信環境において、パケットネットワークを介した音声通信ができない場合に、音声通信を効果的に実現することができる。
図1は、本発明の各実施例が適用される移動通信システムを示す。 図2は、本発明の一実施例による移動局の一例となる構成を示す。 図3は、本発明の一実施例による移動通信システムの各要素間の動作を示すシーケンス図である。 図4は、本発明の他の実施例による移動通信システムの各要素間の動作を示すシーケンス図である。 図5は、本発明のさらなる他の実施例による移動通信システムの各要素間の動作を示すシーケンス図である。 図6は、本発明のさらなる他の実施例による移動通信システムの各要素間の動作を示すシーケンス図である。 図7は、本発明のさらなる他の実施例による移動通信システムの各要素間の動作を示すシーケンス図である。 図8は、CSフォールバック発信に応答した音声通信例を示すシーケンス図である。
UMTSネットワークとLTEネットワークとが併存する状況では、回線交換ドメインでの音声通話機能と、パケット交換ドメインでの音声通話機能、いわゆる、VoIP(Voice over IP)機能との双方をサポートする移動局が利用されることがある。
しかしながら、このような移動局は、接続したLTEネットワークがIMSをサポートしていない場合、又はサポートしていても移動局が当該LTEネットワークからIMSに関する情報を取得できない場合、IMSを利用することができず、音声通信ができないケースがある。
また、移動局が接続したLTEネットワークのIMSを利用できた場合であっても、IMSを利用した音声通信における接続失敗の発生などの理由によって、VoIPが利用した音声通信ができないケースもある。
本発明の一特徴は、パケットネットワークと回線交換ネットワークが併存する移動通信システムにおいて、パケット方式による音声通信を可能にする機能と、回線交換方式による音声通信を可能にする機能とを有し、パケットネットワークでの音声通信が不可であると判断すると、パケット方式による音声通信を回線交換方式による音声通信に切り替える移動局に関する。
上記特徴によると、パケットネットワークにおいて音声通信が利用可能でない場合であっても、移動局は、回線交換ネットワークに切り替えることにより回線交換方式により音声通信を実現することができる。
図1を参照して、本発明の各実施例が適用される移動通信システムが説明される。図1は、本発明の各実施例が適用される移動通信システムを示す。図示されるように、移動通信システム100は、UMTSネットワーク200と、LTEネットワーク300と、移動局400と、PDN SAE(Packet Data Network System Architecture Evolution)ゲートウェイ500と、IMS600とを有する。
本実施例では、UMTSネットワーク200が、回線交換ネットワークの一例として説明されるが、本発明は、これに限定されるものでない。本発明は、テレビ電話を含む音声通信を回線交換形式により通信する他の任意のネットワークに適用可能である。
また、本実施例では、LTEネットワーク300が、パケット交換ネットワークの一例として説明されるが、本発明は、これに限定されるものでない。本発明は、テレビ電話を含む音声通信をパケット方式により通信する他の任意のネットワークに適用可能である。
さらに、本実施例では、PDN SAEゲートウェイ500がIMS600などの外部アプリケーションシステムとLTEネットワーク300との間のゲートウェイの一例として説明されるが、本発明は、これに限定されるものでない。本発明は、IMS600などの外部アプリケーションシステムとLTEネットワーク300との間のゲートウェイとして機能する他の何れかのゲートウェイに適用可能である。
さらに、本実施例では、IMS600がパケット形式による音声通信(VoIP)を提供するアプリケーションシステムとして説明されるが、本発明は、これに限定されるものでない。本発明は、パケット形式による音声通信を含むマルチメディア通信を提供する他の何れかのアプリケーションシステムに適用可能である。
また、本実施例における音声通信は、音声通話、テレビ電話などのマルチメディア情報のリアルタイム通信など、回線交換方式により提供可能な何れか適切なタイプの通信を含むものである。
UMTSネットワーク200は、移動局400と無線接続され、複数の基地局(NodeB)210,220と、無線制御装置230と、移動先位置登録装置/交換装置(MCS/VLR)240と、パケットサービスノード(SGSN/GGSN)250とを有する。基地局210,220と、無線制御装置230とは、UMTSネットワーク200における無線アクセスネットワーク(UTRAN)を構成する。この無線アクセスネットワークが、移動局400と無線信号をやりとりする。他方、移動先位置登録装置/交換装置(MCS/VLR)240と、パケットサービスノード(SGSN/GGSN)250とは、UMTSネットワーク200の基幹部分となるコアネットワークを構成する。
基地局(NodeB)210,220はそれぞれ、アンテナと制御装置などから構成され、移動局400との間で無線信号を送受信する。各基地局は、セルと呼ばれる一定の通信エリアを提供し、セル内の移動局400と無線信号を送受信する。図1では2つの基地局210,220しか示されていないが、移動通信システム100の通信エリア全体がカバーされるよう複数の基地局が適切に配置される。
無線制御装置230は、複数の基地局210,220に接続され、移動局400と基地局210,220との間の通信路(チャネル)を設定及び開放するよう基地局210,220を制御する。また、無線制御装置230は、移動局400が基地局210のセルから基地局220のセルに移動したとき、移動局400と通信する基地局を移動元の基地局210から移動先の基地局220に切り替えるハンドオーバを実行する。
移動先位置登録装置/交換装置(MSC/VLR)240は、無線制御装置230に接続され、UMTSネットワーク200における回線交換方式による通信機能を提供する。本実施例では、MSC/VLR(Mobile Switching Center/Visitor Location Register)240は、説明の簡単化のため単一の要素として示されているが、本発明はこれに限定されるものでない。MSC/VLR240は、回線交換方式による音声通信サービスを提供し、UMTSネットワーク200の回線交換ドメインにアクセスしている移動局400の位置を把握し、移動局400の通話を接続及び交換するよう無線制御装置230を制御する。また、MSC/VLR240は、回線交換ドメインにアクセスしている移動局400のユーザの加入者情報をHLR(Home Location Register)(図示せず)などから取得し、この加入者情報に基づきサービスを提供し、ユーザを認証する。
パケットサービスノード(SGSN/GGSN)250は、無線制御装置230に接続され、UMTSネットワーク200におけるパケット交換方式による通信機能を提供する。本実施例では、SGSN/GGSN(Serving GPRS Support Node/Gateway GPRS Support Node)250は、説明の簡単化のため単一の要素として示されているが、本発明はこれに限定されるものでない。SGSN/GGSN250は、回線交換ドメインのMSC/VLR240に相当するものであり、UMTSネットワーク200のパケット交換ドメインにアクセスしている移動局400の位置を把握し、UMTSのパケット転送プロトコルに従って無線制御装置230を介し移動局400とIPパケットをやりとりする。また、SGSN/GGSN250は、移動局400からの接続要求に従って、インターネットなどUMTSネットワーク200の外部のIPネットワーク(図示せず)との接続を制御する。
LTEネットワーク300は、移動局400と無線接続され、複数の基地局(eNodeB)310と、Serving−GW(Serving−Gateway)320と、MME(Mobility Management Entity)330とを有する。
eNodeB(evoloved NodeB)310は、上述したUMTSネットワーク200における無線アクセスネットワークの各機能を有すると共に、SGSN/GGSN250の各機能も有してもよい。eNodeBは、移動局400とパケット交換形式により通信し、LTEネットワーク300におけるEUTRAN(Evoloved UTRAN)を構成する。
Serving−GW320は、LTEネットワーク300において基地局310及びMME330と接続され、またUMTSネットワーク200のSGSN/GGSN250及びPDN SAEゲートウェイ500と接続される。Serving−GW320は、移動局400に送受信されるパケットデータを中継する機能を有する。具体的には、Serving−GW320は、移動局400から基地局310を介し受信したパケットデータを、PDN SAEゲートウェイ500を介しIMS600などの外部システム及びネットワークに転送する。他方、Serving−GW320は、IMS600などの外部システムからPDN SAEゲートウェイ500を介し受信したパケットデータを、基地局310を介し移動局400に転送する。また、Serving−GW320は、UMTSネットワーク200のSGSN/GGSN250とパケットデータをやりとりし、UMTSネットワーク200がIMS600などの外部システム及びネットワークとパケットデータを送受信することを可能にする。
MME330は、LTEネットワーク300にアクセスしている移動局の位置を登録し、ページングや基地局310の間のハンドオーバなどのモビリティ管理を行う。
移動局400は、UMTSネットワーク200とLTEネットワーク300と基地局210,220,310を介し無線接続し、ユーザが他の移動局400と音声通信することを可能にするだけでなく、インターネットなどの外部ネットワークとデータ通信することも可能にする。また、移動局400は、この音声通信を実現するため、回線交換ドメインでの音声通話機能と、パケット交換ドメインでの音声通話機能、いわゆる、VoIP(Voice over IP)機能との双方をサポートしている。
PDN SAEゲートウェイ500は、Serving−GW320及びIMS600などの外部システム及びネットワークに接続される。PDN SAEゲートウェイ500は、UMTSネットワーク200及びLTEネットワーク300とIMS600などの外部システム及びネットワークとの間でパケットデータをやりとりするための接続ノードとして機能する。
IMS600は、PDN SAEゲートウェイ500を介しUMTSネットワーク200及びLTEネットワーク300と接続され、UMTSネットワーク200及びLTEネットワーク300に対する電話サービス、テレビ電話サービス、その他IPベースの各種マルチメディアサービスを提供する。
次に、図2を参照して移動局400の一例となる構成を説明する。図2は、本発明の一実施例による移動局の一例となる構成を示す。なお、本発明を不明りょうにすることを回避するため、移動局400における本発明の特徴的要素でないアンテナなどの周知な構成要素については適宜省略した。
一実施例において、移動局400は、操作部410と、制御部420とを有する。操作部410は、移動局400のユーザとのユーザインタフェースとして機能し、ユーザが移動局400を操作するための各種ボタン、ユーザに各種情報を表示するためのディスプレイ、ユーザが音声通信するためのスピーカーやカメラなどから構成される。
制御部420は、操作部410からのユーザ入力に従って、移動局400の各種要素の動作を制御する。制御部420は、パケット通信部430と、回線交換通信部440と、切替制御部450と、パケットベース音声発信可否判定部460とを有する。制御部420は、UMTSネットワーク200とLTEネットワーク300の双方にアクセス可能である場合、LTEネットワーク300と優先的に通信するようにしてもよい。制御部420は、パケット通信を行うか、又は回線交換通信を行うかに応じて、操作部410から入力された情報を、何れか周知な変換技術を利用してパケットデータ無線信号、デジタル音声無線信号など適切な無線信号に変換する。
パケット通信部430は、移動局400がUMTSネットワーク200に無線接続しているとき、移動局400が操作部410を介しユーザからデータ通信タイプの通信要求を受け付けると、基地局210,220を介しUMTSネットワーク200のパケット交換ドメインとパケットデータをやりとりする。また、パケット通信部430は、移動局400がLTEネットワーク200に無線接続しているとき、操作部410を介したユーザからの音声通信を含む任意のタイプの通信要求を受け付けると、基地局310とパケットデータをやりとりする。
回線交換通信部440は、移動局400がUMTSネットワーク200に無線接続しているとき、移動局400が操作部410を介しユーザから音声通信タイプの通信要求を受け付けると、基地局210,220を介しUMTSネットワーク200の回線交換ドメインとデジタル音声無線信号をやりとりする。
切替制御部450は、パケット通信部430と、回線交換通信部440と、パケットベース音声発信可否判定部460とに接続され、パケットベース音声発信可否判定部460からの判定結果に基づき、パケット通信部430と回線交換通信部440を選択的に起動して音声通信を実行させる。具体的には、移動局400がLTEネットワーク300に接続しているとき、後述される何れかの理由によりパケットベース音声発信可否判定部460からパケット方式での音声通信から回線交換方式での音声通信に切り替えるよう指示されると、切替制御部450は、音声通信を回線交換方式で行うことをLTEネットワーク300に通知するCSフォールバック機能を起動する。CSフォールバック機能が実行されると、切替制御部450は、CSフォールバックを実行するようLTEネットワーク300に指示するため、パケット通信部430に指定した音声発信を実行させ、その後、LTEネットワーク300から通知されたUMTSネットワーク200のセルを介し回線交換通信部440にUMTSネットワーク200の回線交換ドメインと回線交換方式により音声通信させる。
また、切替制御部450は、記憶手段(図示せず)を有し、パケットベース音声発信可否判定部460により以前にパケット方式による音声通信が不可と判断されたLTEネットワーク300を記憶手段に登録するようにしてもよい。移動局400が記憶手段に登録されたLTEネットワーク300に接続すると、切替制御部450は、音声発信時に、パケットベース音声発信可否判定部460からの判定結果を参照することなく、当初からCSフォールバック機能を実行して、回線交換通信部440にUMTSネットワーク200の回線交換ドメインと回線交換方式により音声通信させる。なお、パケットベース音声発信可否判定部460により以前にパケット方式による音声通信が不可と判断されたLTEネットワーク300が記憶手段に登録されて一定期間経過した後、切替制御部450は、当該LTEネットワーク300を記憶手段から削除し、パケットベース音声発信可否判定部460からの判定結果を参照することなく当初からCSフォールバック機能を実行するという上記処理を無効にするようにしてもよい。
パケットベース音声発信可否判定部460は、LTEネットワーク300においてIMS600などにより提供される音声通信サービスがサポートされているかを示す情報を基地局310を介し取得し、この情報に基づき音声通信をパケット方式で行うか、又は回線交換方式で行うか決定する。
移動局400がUMTSネットワーク200とLTEネットワーク300の双方にアクセス可能であるとき、上述したように制御部420はLTEネットワーク300との通信を優先するかもしれない。
移動局400がLTEネットワーク300に位置登録(アタッチ)したとき、パケットベース音声発信可否判定部460は、アタッチ時にアクティブ化されたデフォルトEPS(Evolved Packet System)ベアラコンテキストに関連付けされた接続先情報であるAPN(Access Point Name)を取得する。EPSベアラコンテキストは、LTEネットワーク300においてユーザIPパケットを転送する際の論理パス構成の設定情報を示すものである。LTEネットワーク300によりIMS600がサポートされていることを取得したAPNが示す場合、パケットベース音声発信可否判定部460は、切替制御部450にパケット通信部430を用いてパケット方式により音声通信を実行するよう指示する。
他方、LTEネットワーク300によりIMS600がサポートされていることを取得したAPNが示さない場合、パケットベース音声発信可否判定部460は、切替制御部450にCSフォールバック機能を起動させ、パケット通信部430にCSフォールバックを指定した音声発信を実行させるよう指示する。このような取得したAPNがLTEネットワーク300においてIMS600がサポートされていることを示さないケースは、LTEネットワーク300が実際にIMS600をサポートしていないケースの他に、LTEネットワーク300がIMS600をサポートしている場合であっても、APNにIMS600に関する情報が含まれていないケースもありうる。
また、パケットベース音声発信可否判定部460は、移動局400がLTEネットワーク300に位置登録したときだけでなく、登録更新更新時にもAPNを取得して、LTEネットワーク300によりIMS600がサポートされているか判断し、判定結果に基づき上記と同様の処理を実行するようにしてもよい。
他の実施例では、移動局400がLTEネットワーク300に位置登録したとき、又は位置登録を更新したとき、取得したAPNに基づきLTEネットワーク300がIMS600をサポートしているとパケットベース音声発信可否判定部460が判断した場合であっても、当該判定以降の何れかの時点でIMS600による音声通信制御が何らかの理由により失敗した場合、パケットベース音声発信可否判定部460は、標準化された手法に従ってこの音声通信制御の失敗を検出する。この検出に応答して、パケットベース音声発信可否判定部460は、切替制御部450にCSフォールバック機能を起動するよう指示し、パケット通信部430にCSフォールバックを指定した音声発信を実行させるよう指示する。
IMS600による音声通信は、標準化が行われているが、互換性などの点で移動局400と接続性が確保されない可能性がある。IMS600が音声制御に失敗した場合には、移動局400は、標準化に従ってIMS600のSIP(Session Initiation Protocol)に失敗したことを自動検出することが可能である。
次に、図3を参照して、移動局400からの音声発信時における移動通信システムの各要素間の一例となる動作を説明する。図3は、本発明の一実施例による移動通信システムの各要素間の動作を示すシーケンス図である。
本実施例では、移動局400がLTEネットワーク300に位置登録したとき、又は位置登録を更新したとき、LTEネットワーク300から取得したAPNにIMS600がサポートされていることを示す情報がないケースにおいて、移動局400からの音声発信時における移動通信システム100のUMTSネットワーク200と、LTEネットワーク300と、移動局400とが実行する各処理を示す。
ステップS402において、移動局400は、LTEネットワーク300に位置登録(アタッチ)するか、又は移動局400が移動したことにより、MME330において移動局400の位置登録が更新される。この位置登録時及び位置登録更新時、移動局400は、アクティブ化されたデフォルトEPSベアラコンテキストに関連付けされた接続先情報であるAPNなどを取得する。パケットベース音声発信可否判定部460は、取得したAPNを参照して、LTEネットワーク300がIMS600をサポートしているか判断する。
ステップS404において、取得したAPNにIMS600に関する情報がない場合、パケットベース音声発信可否判定部460は、LTEネットワーク300がIMS600をサポートしていないと判断し、切替制御部450にこの判定結果を通知する。
ステップS406において、移動局400のユーザが操作部410を介し音声通信の開始を指示すると、操作部410は制御部420に音声通信の開始を指示する。
ステップS408において、制御部420は、パケット通信部430にLTEネットワーク300の基地局310にシグナリング確立要求を送信する。移動局400から基地局310を介しシグナリング確立要求を受信すると、LTEネットワーク300は、基地局310からシグナリング確立応答を送信する。
ステップS410において、LTEネットワーク300からシグナリング確立応答を受信すると、切替制御部450は、ステップS404においてパケットベース音声着信可否判定部460から提供された判定結果に従って、音声通信を回線交換方式で行うことをLTEネットワーク300に通知するため、CSフォールバックの開始を指示する。
ステップS412において、移動局400からCSフォールバックの開始指示を受信すると、LTEネットワーク300は、UMTSネットワーク200と同期して、MME330又は基地局310に登録された移動局400の位置に対応するUMTSネットワーク200のセルを決定する。LTEネットワーク300は、決定したUMTSネットワーク200のセルを移動局400に通知し、移動局400に当該セルに接続するよう誘導する。
ステップS414において、LTEネットワーク300から上記通知を受信すると、移動局400は、LTEネットワーク300とのシグナリングを開放して、次にUMTSネットワーク200とのシグナリングを確立するため、LTEネットワーク300にシグナリング開放要求を送信する。移動局400から基地局310を介しシグナリング開放要求を受信すると、LTEネットワーク300は、シグナリング開放応答を移動局400に送信し、シグナリングを開放する。
ステップS416において、LTEネットワーク300からシグナリング開放応答を受信すると、移動局400は、シグナリングを開放し、ステップS414において受信したUMTSネットワーク200のセルに係る基地局210,220に、シグナリング確立要求を送信する。基地局210,220を介し移動局400からのシグナリング確立要求を受信すると、UMTSネットワーク200は、シグナリング確立応答を移動局400に送信する。
ステップS418において、UMTSネットワーク200からシグナリング確立応答を受信すると、移動局400は、回線交換通信部440を利用して、UMTSネットワーク200の回線交換ドメインにより音声通信を実行する。
本実施例によると、LTEネットワーク300がIMS600をサポートしているか、位置登録時又は位置登録更新時に判断するため、CSフォールバック機能によってパケット音声通信(VoIP)から回線交換方式の音声通信に迅速に切り替えることが可能となる。
次に、図4を参照して、移動局400からの音声発信時における移動通信システムの各要素間の一例となる動作を説明する。図4は、本発明の他の実施例による移動通信システムの各要素間の動作を示すシーケンス図である。
本実施例では、移動局400がLTEネットワーク300に位置登録したとき、又は位置登録を更新したとき、LTEネットワーク300から取得したAPNにIMS600がサポートされていることを示す情報が確認されたケースであって、さらに移動局400がユーザからの音声発信指示を受け付け、IMS600への接続を試みたが接続に失敗したケースにおいて、移動局400からの音声発信時における移動通信システム100のUMTSネットワーク200と、LTEネットワーク300と、移動局400とが実行する各処理を示す。
ステップS502において、移動局400は、LTEネットワーク300に位置登録(アタッチ)するか、又は移動局400が移動したことにより、MME330又は基地局310において移動局400の位置登録が更新される。S402と同様に、パケットベース音声発信可否判定部460は、取得したAPNを参照して、LTEネットワーク300がIMS600をサポートしているか判断する。
ステップS504において、取得したAPNにIMS600に関する情報がある場合、パケットベース音声発信可否判定部460は、LTEネットワーク300がIMS600をサポートしていると判断し、切替制御部450にこの判定結果を通知する。
ステップS506において、移動局400のユーザが操作部410を介し音声通信の開始を指示すると、操作部410は制御部420に音声通信の開始を指示する。
ステップS508において、制御部420は、パケット通信部430にLTEネットワーク300の基地局310にシグナリング確立要求を送信する。移動局400から基地局310を介しシグナリング確立要求を受信すると、LTEネットワーク300は、基地局310からシグナリング確立応答を送信する。
ステップS510において、LTEネットワーク300からシグナリング確立応答を受信すると、移動局400は、IMS600を利用したパケット形式による音声発信を試みる。
ステップS512において、何らかの理由によりIMS600が、移動局400から要求された音声通信の制御(IMS Call Control)に失敗する。移動局400が、このIMS600の音声通信の制御失敗を検出すると、パケットベース音声発信可否判定部460は、切替制御部450にCSフォールバック機能を起動するよう指示する。
ステップS514において、パケットベース音声発信可否判定部460からCSフォールバックを起動する指示を受信すると、切替制御部450は、パケット交換形式による音声通信から回線交換形式による音声通信への自動切替処理を開始する。すなわち、切替制御部450は、パケット通信部430にLTEネットワーク300へのCSフォールバックの送信を指示する。
ステップS516において、切替制御部450からLTEネットワーク300へのCSフォールバックの送信指示を受信すると、パケット通信部430は、音声通信を回線交換方式で行うことをLTEネットワーク300に通知するため、LTEネットワーク300にCSフォールバックの開始を指示する。
ステップS518において、移動局400からCSフォールバックの開始指示を受信すると、LTEネットワーク300は、UMTSネットワーク200と同期して、MME330又は基地局310に登録された移動局400の位置に対応するUMTSネットワーク200のセルを決定する。LTEネットワーク300は、決定したUMTSネットワーク200のセルを移動局400に通知し、移動局400に当該セルに接続するよう誘導する。
ステップS520において、LTEネットワーク300から上記通知を受信すると、移動局400は、LTEネットワーク300とのシグナリングを開放して、UMTSネットワーク200とのシグナリングを確立するため、LTEネットワーク300にシグナリング開放要求を送信する。移動局400から基地局310を介しシグナリング開放要求を受信すると、LTEネットワーク300は、シグナリング開放応答を移動局400に送信し、シグナリングを開放する。
ステップS522において、LTEネットワーク300からシグナリング開放応答を受信すると、移動局400は、シグナリングを開放し、ステップS518において受信したUMTSネットワーク200のセルに係る基地局210,220に、シグナリング確立要求を送信する。基地局210,220を介し移動局400からのシグナリング確立要求を受信すると、UMTSネットワーク200は、シグナリング確立応答を移動局400に送信する。
ステップS524において、UMTSネットワーク200からシグナリング確立応答を受信すると、移動局400は、回線交換通信部440を利用して、UMTSネットワーク200の回線交換ドメインにより音声通信を実行する。
本実施例によると、LTEネットワーク300がIMS600をサポートしている場合でも、移動局400がIMS600と接続に失敗した場合、CSフォールバック機能によってパケット音声通信(VoIP)から回線交換方式の音声通信に迅速に切り替えることが可能となる。
次に、図5を参照して、移動局400からの音声発信時における移動通信システムの各要素間の一例となる動作を説明する。図5は、本発明の他の実施例による移動通信システムの各要素間の動作を示すシーケンス図である。
本実施例では、移動局400がLTEネットワーク300に位置登録したとき、又は位置登録を更新したとき、LTEネットワーク300から取得したAPNにIMS600がサポートされていることを示す情報が確認されたケースであって、さらに移動局400がユーザからの音声発信指示を受け付ける前に、IMS600による音声制御失敗を検出したケースにおいて、移動局400からの音声発信時における移動通信システム100のUMTSネットワーク200と、LTEネットワーク300と、移動局400とが実行する各処理を示す。
ステップS602において、移動局400は、LTEネットワーク300に位置登録(アタッチ)するか、又は移動局400が移動したことにより、MME330において移動局400の位置登録が更新される。S402,S502と同様に、パケットベース音声発信可否判定部460は、取得したAPNを参照して、LTEネットワーク300がIMS600をサポートしているか判断する。
ステップS604において、取得したAPNにIMS600に関する情報がある場合、パケットベース音声発信可否判定部460は、LTEネットワーク300がIMS600をサポートしていると判断し、切替制御部450にこの判定結果を通知する。
ステップS606において、移動局400は、IMS600が何らかの理由により音声制御に失敗したことを検出する。移動局400が、このIMS600による音声制御の失敗を検出すると、パケットベース音声発信可否判定部460は、切替制御部450にCSフォールバック機能を起動するよう指示する。
ステップS608において、移動局400のユーザが操作部410を介し音声通信の開始を指示すると、操作部410は制御部420に音声通信の開始を指示する。
ステップS610において、切替制御部450は、パケット通信部430にCSフォールバックのLTEネットワーク300への送信を指示する。切替制御部450からCSフォールバックを指定したLTEネットワーク300への音声発信の指示を受信すると、パケット通信部430は、音声通信を回線交換方式で行うことをLTEネットワーク300に通知するため、LTEネットワーク300へのCSフォールバックの開始を送信する。
ステップS612において、移動局400からCSフォールバックを指定した音声発信を受信すると、LTEネットワーク300は、UMTSネットワーク200と同期して、MME330に登録された移動局400の位置に対応するUMTSネットワーク200のセルを決定する。LTEネットワーク300は、決定したUMTSネットワーク200のセルを移動局400に通知し、移動局400に当該セルに接続するよう誘導する。
ステップS614において、LTEネットワーク300から上記通知を受信すると、移動局400は、LTEネットワーク300とのシグナリングを開放して、UMTSネットワーク200とのシグナリングを確立するため、LTEネットワーク300にシグナリング開放要求を送信する。移動局400から基地局310を介しシグナリング開放要求を受信すると、LTEネットワーク300は、シグナリング開放応答を移動局400に送信し、シグナリングを開放する。
ステップS616において、LTEネットワーク300からシグナリング開放応答を受信すると、移動局400は、シグナリングを開放し、ステップS612において受信したUMTSネットワーク200のセルに係る基地局210,220に、シグナリング確立要求を送信する。基地局210,220を介し移動局400からのシグナリング確立要求を受信すると、UMTSネットワーク200は、シグナリング確立応答を移動局400に送信する。
ステップS618において、UMTSネットワーク200からシグナリング確立応答を受信すると、移動局400は、回線交換通信部440を利用して、UMTSネットワーク200の回線交換ドメインにより音声通信を実行する。
本実施例によると、LTEネットワーク300がIMS600をサポートしている場合でも、移動局400がIMS600と接続に失敗した場合、音声発信当初からCSフォールバック機能を起動させることによって、パケット音声通信(VoIP)から回線交換方式の音声通信に迅速に切り替えることが可能となる。
次に、図6を参照して、移動局400への音声着信時における移動通信システムの各要素間の一例となる動作を説明する。図6は、本発明の他の実施例による移動通信システムの各要素間の動作を示すシーケンス図である。
本実施例では、移動局400からの音声着信時における移動通信システム100のUMTSネットワーク200と、LTEネットワーク300と、移動局400とが実行する各処理を示す。ここでは、LTEネットワーク300がIMS600をサポートしていることを前提とする。
ステップS702において、LTEネットワーク300は、他の移動局などから移動局400への音声発信を受信する(移動局400による音声着信)。
ステップS704において、他の移動局などから移動局400への音声発信に応答して、LTEネットワーク300は、MME330に登録されている移動局400の位置情報から移動局400が在圏する基地局310を特定し、基地局310にページング信号を発信するよう指示する。
ステップS706において、基地局310から移動局400へのページング信号を受信すると、制御部420は、パケット通信部430にLTEネットワーク300の基地局310にシグナリング確立要求を送信する。移動局400から基地局310を介しシグナリング確立要求を受信すると、LTEネットワーク300は、基地局310からシグナリング確立応答を送信する。
ステップS708において、LTEネットワーク300からシグナリング確立応答を受信すると、移動局400は、IMS600を利用したパケット形式による音声通信を開始するという応答を送信する。
ステップS710において、何らかの理由によりIMS600が、音声通信の制御(IMS Call Control)に失敗する。移動局400が、このIMS600の音声通信の制御失敗を検出すると、パケットベース音声発信可否判定部460は、切替制御部450にCSフォールバック機能を起動するよう指示する。
ステップS712において、パケットベース音声発信可否判定部460からCSフォールバックを起動する指示を受信すると、切替制御部450は、パケット交換形式による音声通信から回線交換形式による音声通信への自動切替処理を開始する。すなわち、切替制御部450は、パケット通信部430にLTEネットワーク300へのCSフォールバックの開始を送信させる。
ステップS714において、切替制御部450からLTEネットワーク300へのCSフォールバックの送信指示を受信すると、パケット通信部430は、音声通信を回線交換方式で行うことをLTEネットワーク300に通知するため、CSフォールバックの開始をLTEネットワーク300に送信する。
ステップS716において、移動局400からCSフォールバックの開始を受信すると、LTEネットワーク300は、UMTSネットワーク200と同期して、MME330に登録された移動局400の位置に対応するUMTSネットワーク200のセルを決定する。LTEネットワーク300は、決定したUMTSネットワーク200のセルを移動局400に通知し、移動局400に当該セルに接続するよう誘導する。
ステップS718において、LTEネットワーク300から上記通知を受信すると、移動局400は、LTEネットワーク300とのシグナリングを開放して、UMTSネットワーク200とのシグナリングを確立するため、LTEネットワーク300にシグナリング開放要求を送信する。移動局400から基地局310を介しシグナリング開放要求を受信すると、LTEネットワーク300は、シグナリング開放応答を移動局400に送信し、シグナリングを開放する。
ステップS720において、LTEネットワーク300からシグナリング開放応答を受信すると、移動局400は、シグナリングを開放し、ステップS716において受信したUMTSネットワーク200のセルに係る基地局210,220に、シグナリング確立要求を送信する。基地局210,220を介し移動局400からのシグナリング確立要求を受信すると、UMTSネットワーク200は、シグナリング確立応答を移動局400に送信する。
ステップS722において、UMTSネットワーク200からシグナリング確立応答を受信すると、移動局400は、回線交換通信部440を利用して、UMTSネットワーク200の回線交換ドメインにより音声通信を実行する。
本実施例によると、LTEネットワーク300がIMS600をサポートしている場合でも、移動局400がIMS600と接続に失敗した場合、CSフォールバック機能によってVoIPから回線交換方式の音声通信に迅速に切り替えることが可能となる。
次に、図7を参照して、移動局400への音声着信時における移動通信システムの各要素間の一例となる動作を説明する。図7は、本発明の他の実施例による移動通信システムの各要素間の動作を示すシーケンス図である。
本実施例では、移動局400がLTEネットワーク300に位置登録したとき、又は位置登録を更新したとき、LTEネットワーク300から取得したAPNにIMS600がサポートされていることを示す情報が確認されたケースであって、さらにLTEネットワーク300から移動局400への音声着信を受け付ける前に、IMS600による音声制御失敗を検出したケースにおいて、移動局400への音声着信時における移動通信システム100のUMTSネットワーク200と、LTEネットワーク300と、移動局400とが実行する各処理を示す。
ステップS802において、移動局400は、LTEネットワーク300に位置登録(アタッチ)するか、又は移動局400が移動したことにより、MME330において移動局400の位置登録が更新される。パケットベース音声発信可否判定部460は、取得したAPNを参照して、LTEネットワーク300がIMS600をサポートしているか判断する。
ステップS804において、取得したAPNにIMS600に関する情報がある場合、パケットベース音声発信可否判定部460は、LTEネットワーク300がIMS600をサポートしていると判断し、切替制御部450にこの判定結果を通知する。
ステップS806において、移動局400は、IMS600が何らかの理由により音声制御に失敗したことを検出する。移動局400が、このIMS600による音声制御の失敗を検出すると、パケットベース音声発信可否判定部460は、切替制御部450にCSフォールバック機能を起動するよう指示する。
ステップS808において、LTEネットワーク300は、他の移動局などから移動局400への音声発信を受信する(移動局400による音声着信)。
ステップS810において、他の移動局などから移動局400への音声発信に応答して、LTEネットワーク300は、MME330に登録されている移動局400の位置情報から移動局400が在圏する基地局310を特定し、基地局310にページング信号を発信させる。
ステップS812において、基地局310から移動局400へのページング信号を受信すると、制御部420は、パケット通信部430にLTEネットワーク300の基地局310にシグナリング確立要求を送信する。移動局400から基地局310を介しシグナリング確立要求を受信すると、LTEネットワーク300は、基地局310からシグナリング確立応答を送信する。
ステップS814において、LTEネットワーク300からシグナリング確立応答を受信すると、S806においてパケットベース音声発信可否判定部460から受信した判定結果に従って、切替制御部450は、音声通信を回線交換方式で行うことをLTEネットワーク300に通知するため、パケット通信部430にCSフォールバックの開始をLTEネットワーク300に送信させる。
ステップS816において、移動局400からCSフォールバックの開始指示を受信すると、LTEネットワーク300は、UMTSネットワーク200と同期して、MME330に登録された移動局400の位置に対応するUMTSネットワーク200のセルを決定する。LTEネットワーク300は、決定したUMTSネットワーク200のセルを移動局400に通知し、移動局400に当該セルに接続するよう誘導する。
ステップS818において、LTEネットワーク300から上記通知を受信すると、移動局400は、LTEネットワーク300とのシグナリングを開放して、UMTSネットワーク200とのシグナリングを確立するため、LTEネットワーク300にシグナリング開放要求を送信する。移動局400から基地局310を介しシグナリング開放要求を受信すると、LTEネットワーク300は、シグナリング開放応答を移動局400に送信し、シグナリングを開放する。
ステップS820において、LTEネットワーク300からシグナリング開放応答を受信すると、移動局400は、シグナリングを開放し、ステップS716において受信したUMTSネットワーク200のセルに係る基地局210,220に、シグナリング確立要求を送信する。基地局210,220を介し移動局400からのシグナリング確立要求を受信すると、UMTSネットワーク200は、シグナリング確立応答を移動局400に送信する。
ステップS822において、UMTSネットワーク200からシグナリング確立応答を受信すると、移動局400は、回線交換通信部440を利用して、UMTSネットワーク200の回線交換ドメインにより音声通信を実行する。
本実施例によると、LTEネットワーク300がIMS600をサポートしている場合でも、移動局400がIMS600と接続に失敗した場合、CSフォールバック機能によってVoIPから回線交換方式の音声通信に迅速に切り替えることが可能となる。
次に、図8を参照して、移動局400からのCSフォールバック発信に応答した移動通信システムの各要素間の音声通信制御の具体例を説明する。図8は、CSフォールバック発信に応答した音声通信例を示す。
ステップS902において、移動局400は、LTEネットワーク300とのRRC Connectionを要求するため、LTEネットワーク300にRRC Connection Requestを送信する。
ステップS904において、LTEネットワーク300は、RRC Connection Setupにより応答する。
ステップS906において、移動局400は、RRC Connection Setup Completeを送信する。ここで、このメッセージには、CSフォールバック発信元である移動局300に設定されているサービスタイプを含むExtended Service Requestが一緒に送信される。
ステップS908において、LTEネットワーク300は、CSフォールバックの開始の通知に応答して、UMTSネットワーク200と同期して、MME330又は基地局310に登録されている移動局400の位置に対応するUMTSネットワーク200のセルを決定する。本実施例では、UMTSネットワーク200のセル2が決定される。LTEネットワーク300は、セル2を指定したMobility From EUTRA Commandを送信する。
ステップS910において、移動局400は、UMTSネットワーク200のセル2にHandover To UTRAN Completeを送信する。
ステップS912〜S942において、移動局400は、UMTSネットワーク200からの要求に従って各種設定を行う。
ステップS944において、移動局400は、Setupを送信する。
ステップS946において、UMTSネットワーク200は、Call Proceedingを送信する。
ステップS948〜S950において、無線ベアラが設定される。
ステップS952において、UMTSネットワーク200は、Alertingを送信する。
ステップS954において、UMTSネットワーク200は、Connectを送信する。
ステップS956において、移動局400は、Connect Acknowledgeにより応答する。
図8に記載された各メッセージは、標準化に準拠したメッセージである。
以上、本発明が特定の実施例を参照しながら説明されてきたが、それらは単なる例示に過ぎず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。発明の理解を促すため具体的な数式を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数式は単なる一例に過ぎず適切な如何なる数式が使用されてもよい。実施例又は項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の実施例又は項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよい。説明の便宜上、本発明の実施例に係る装置は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウエアで、ソフトウエアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明は上記実施例に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が本発明に包含される。
100 移動通信システム
200 UTMSネットワーク
300 LTEネットワーク
400 移動局
500 PDN SAEゲートウェイ
600 IMS

Claims (10)

  1. パケット音声通信をサポートするマルチメディア通信システムに接続可能なパケットネットワークとパケット方式により無線信号を送受信するパケット通信部と、
    回線交換ネットワークと回線交換方式により無線信号を送受信する回線交換通信部と、
    前記パケットネットワークから前記マルチメディア通信システムのパケット音声通信利用可否情報を取得し、前記パケット音声通信利用可否情報に基づき前記パケットネットワークにおいてパケット方式により音声通信することが可能か判断するパケットベース音声発信可否判定部と、
    前記パケットベース音声発信可否判定部からの判定結果に応じて、前記パケット通信部と前記回線交換通信部との何れかを選択して、前記選択された通信部に音声通信させる切替制御部と、
    を有する移動局であって、
    前記パケットベース音声発信可否判定部が、前記パケットネットワークにおいてパケット方式により音声通信することが不可であると判断すると、前記切替制御部は、前記パケット通信部による前記パケットネットワークとのパケット形式による音声通信を、前記回線交換通信部による前記回線交換ネットワークとの回線交換形式による音声通信に切り替える移動局。
  2. 前記パケットベース音声発信可否判定部は、当該移動局の前記パケットネットワークへの位置登録時又は位置登録更新時に前記パケットネットワークから前記パケット音声通信利用可否情報を取得し、前記パケット音声通信利用可否情報に基づき前記パケットネットワークにおいてパケット方式により音声通信することが可能か判断する、請求項1記載の移動局。
  3. 前記パケットベース音声発信可否判定部が、当該移動局の前記パケットネットワークへの位置登録時又は位置登録更新時に取得した前記パケット音声通信利用可否情報に基づき前記パケットネットワークにおいてパケット方式により音声通信することが不可であると判断した場合、前記切替制御部は、当該移動局のユーザからの音声発信要求に応答して、前記回線交換通信部に前記回線交換ネットワークと回線交換形式により音声通信させる、請求項2記載の移動局。
  4. 前記パケットベース音声発信可否判定部が、当該移動局の前記パケットネットワークへの位置登録時又は位置登録更新時に取得した前記パケット音声通信利用可否情報に基づき前記パケットネットワークにおいてパケット方式により音声通信することが可能であると判断した場合、該判断以降の何れかの時点で、前記マルチメディア通信システムによる音声通信制御が失敗したことを前記パケットベース音声発信可否判定部が検出すると、前記パケットベース音声発信可否判定部は、前記パケットネットワークにおいてパケット方式により音声通信することが不可であると判断し、前記切替制御部は、前記パケット通信部による前記パケットネットワークとのパケット形式による音声通信を、前記回線交換通信部による前記回線交換ネットワークとの回線交換形式による音声通信に切り替える、請求項3記載の移動局。
  5. 当該移動局が前記パケットネットワークに以前に接続したとき、前記パケットベース音声発信可否判定部が、前記パケットネットワークにおいてパケット方式により音声通信することが不可であると判断していた場合、当該移動局が以降において前記パケットネットワークに接続したとき、前記切替制御部は、前記パケットベース音声発信可否判定部からの判定結果を受け付けることなく前記回線交換通信部に前記回線交換ネットワークと回線交換形式により音声通信させる、請求項1記載の移動局。
  6. 前記パケットネットワークからの当該移動局への音声着信の前後に、前記パケットベース音声発信可否判定部が、当該移動局が接続している前記パケットネットワークにおいてパケット方式により音声通信することが不可であると判断すると、前記切替制御部は、前記パケット通信部による前記パケットネットワークとのパケット形式による音声通信を、前記回線交換通信部による前記回線交換ネットワークとの回線交換形式による音声通信に切り替える、請求項1記載の移動局。
  7. パケット音声通信をサポートするマルチメディア通信システムに接続可能なパケットネットワークと、
    回線交換ネットワークと、
    移動局とを有する移動通信システムであって、
    前記移動局は、
    前記パケットネットワークとパケット方式により無線信号を送受信するパケット通信部と、
    前記回線交換ネットワークと回線交換方式により無線信号を送受信する回線交換通信部と、
    前記パケットネットワークから前記マルチメディア通信システムのパケット音声通信利用可否情報を取得し、前記パケット音声通信利用可否情報に基づき前記パケットネットワークにおいてパケット方式により音声通信することが可能か判断するパケットベース音声発信可否判定部と、
    前記パケットベース音声発信可否判定部からの判定結果に応じて、前記パケット通信部と前記回線交換通信部との何れかを選択して、前記選択された通信部に音声通信させる切替制御部と、
    を有する移動局であって、
    前記パケットベース音声発信可否判定部が、前記パケットネットワークにおいてパケット方式により音声通信することが不可であると判断すると、前記切替制御部は、前記パケット通信部による前記パケットネットワークとのパケット形式による音声通信を、前記回線交換通信部による前記回線交換ネットワークとの回線交換形式による音声通信に切り替える移動通信システム。
  8. 前記パケットベース音声発信可否判定部は、前記移動局の前記パケットネットワークへの位置登録時又は位置登録更新時に前記パケットネットワークから取得した前記パケット音声通信利用可否情報、及び/又は検出された前記マルチメディア通信システムによる音声通信制御状態に基づき、前記パケットネットワークにおいてパケット方式により音声通信することが可能か判断する、請求項7記載の移動通信システム。
  9. パケット音声通信をサポートするマルチメディア通信システムに接続可能なパケットネットワークとパケット方式により無線信号を送受信するステップと、
    前記パケットネットワークから前記マルチメディア通信システムのパケット音声通信利用可否情報を取得するステップと、
    前記パケット音声通信利用可否情報に基づき、前記パケットネットワークにおいてパケット方式により音声通信することが可能か判断するステップと、
    前記パケットネットワークにおいてパケット方式により音声通信することが不可であると判断すると、前記パケットネットワークとのパケット形式による音声通信を、回線交換ネットワークとの回線交換形式による音声通信に切り替えるステップと、
    を有する方法。
  10. 移動局が、パケット音声通信をサポートするマルチメディア通信システムに接続可能なパケットネットワークとパケット方式により無線信号を送受信するステップと、
    前記パケットネットワークが、前記マルチメディア通信システムのパケット音声通信利用可否情報を前記移動局に送信するステップと、
    前記移動局が、前記パケット音声通信利用可否情報に基づき、前記パケットネットワークにおいてパケット方式により音声通信することが可能か判断するステップと、
    前記移動局が、前記パケットネットワークにおいてパケット方式により音声通信することが不可であると判断すると、前記パケットネットワークに回線交換ネットワークとの回線交換形式による音声通信に切り替える旨の通知を前記パケットネットワークに送信するステップと、
    前記パケットネットワークが、前記回線交換ネットワークと同期して、前記移動局が接続すべき前記回線交換ネットワークのセルを前記移動局に通知するステップと、
    前記移動局が、前記通知されたセルに接続し、前記回線交換ネットワークとの回線交換形式による音声通信を実行するステップと、
    を有する方法。
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