JP2010251859A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯端末に接続されるUSBクライアントケーブル、USBホストケーブル、AUDIO用の変換ケーブル、この変換ケーブルの先に繋がるイヤホンがつながった時点で検出できると共に、種別を自動検出できる携帯端末を提供する。
【解決手段】 制御部20は、コネクタ41等に繋がる各検出ポートのレベルの変位を割込み処理して、いずれかのケーブルが接続されたことを検出する。制御部20の割込みで起動されるケーブル検出機能10の割込みプログラムは、各検出ポートのレベルを確認して、どの検出ポートからの割込みであったかを判断して、どのケーブルが挿されたかを検出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、USB I/FとイヤホンI/Fを兼用したコネクタを備える携帯端末であって、このコネクタにUSBケーブル、イヤホンケーブル等が接続されたことを自動検出する携帯端末に関する。
携帯電話機等の携帯端末では、サイズ、重量、デザイン等の観点から、外部I/F用コネクタの数を少なくすることが望まれる。
コネクタの数を少なくするために、共用コネクタを備えた携帯情報端末がある(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1の図1〜図9、段落[0042〜0044]には、第1の実施形態として、携帯電話機13(携帯情報端末)には、共用コネクタとして4端子のイヤホンマイク端子11が備わる。このイヤホンマイク端子11には、外部から、デジタルカメラ1のプラグ10(図2)、又は、イヤホンマイクのプラグ(図7)、又は、ステレオヘッドホンのプラグ(図8)が接続され、携帯電話機13は、いずれが接続されたかを以下のように自動検出する。
これらのプラグの所定の端子間の抵抗は、それぞれ異なる特性を有し、デジタルカメラ1のプラグ10(図2)では、クロックライン部11c(2接点目)とグランド部11b(3接点目)間が絶縁されているため無限大である。イヤホンマイクのプラグ(図7)では、イヤホン端子部73(2接点目)−グランド部72(3接点目)間の抵抗値と、マイク端子部74(1接点目)−グランド部72(3接点目)間の抵抗値は異なる。ステレオヘッドホンのプラグ(図8)では、ステレオ(R)端子部84(2接点目)−グランド部82(3接点目)間の抵抗値と、ステレオ(L)端子部83(1接点目)−グランド部82(3接点目)間の抵抗値は略等しくなっている。
携帯電話機13の切替部25は、イヤホンマイク端子11にいずれかのプラグが接続されたことを検知すると、次に、接続されたプラグの先端から2接点目−3接点目間の抵抗値を検出し、無限大であればデジタルカメラ1が接続されたと判断し、無限大でない場合には、次に、2接点目−3接点目間の抵抗値と、1接点目−3接点目間の抵抗値を比較し、両者の抵抗値が異なればイヤホンマイクが接続されたと判断し、両者の抵抗値が略同等であればステレオヘッドホンが接続されたと判断する。
特許文献1の第2の実施形態、段落[0051〜0054]では、携帯電話機113の共用コネクタであるイヤホンマイク端子11に、外部からUSBケーブル100のコネクタ101(図12)が接続され、USBケーブル100の他方のコネクタ102には外部機器が接続される。携帯電話機113の切替部125は、利用者によって所定の操作、例えばモード切替等が行われたことを検出することにより、USBケーブル100が接続されていることを検出し、さらに、外部機器から送信される所定の信号を識別して外部機器の認識を行う。
他の特許文献として、共用コネクタを備えた映像音響機器の信号切替回路がある(例えば、特許文献2参照。)。この映像音響機器の信号切替回路(図2又は図1)は、共用コネクタであるジャック1を有する。このジャック1には、外部から、図3のAVケーブル又はヘッドホンケーブルが接続され、信号切替回路は、いずれが接続されたかを以下のように自動検出する。
段落[0013〜0014]、図2では、ジャック1の1A端子の外部側に繋がる抵抗値が、AVケーブルの場合は数10KΩ以上、ヘッドホンケーブルの場合は数100Ω以下であり、信号切替回路は、抵抗R5で分圧されたAHDETの電位を検出して、どちらのケーブルが接続されたかを判別する。また、段落[0032〜0034]、図1では、ジャック1の1D端子の外部側に繋がる抵抗値が、AVケーブルの場合は数10KΩ以上、ヘッドホンケーブルの場合は零(GND)であり、トランジスタQ2の接続状態が変わるので、信号切替回路は、トランジスタQ2のコレクタの電位であるAHDETの電位を検出して、どちらのケーブルが接続されたかを判別する。
特開2002−50978号公報(頁5〜頁9、図1〜図9、図12、図13) 特開2000−32339号公報(頁2〜頁5、図1〜図3)
特許文献1の携帯情報端末は、デジタルカメラ1のプラグ10、イヤホンマイクのプラグ、ステレオヘッドホンのプラグのいずれが接続されているかを、プラグの抵抗値が無限大であるかどうかなどで判定している、また、USBケーブルの検出は、利用者によって所定の操作が行われたことを検出してUSBケーブルを検出している。また、接続された瞬間をどうやって検出するかの記載はなく、接続されたあとの種類判別である。
特許文献2の映像音響機器は、AVケーブル、ヘッドホンケーブルのいずれが接続されているかを、ケーブルの抵抗値の差を電位で検出している。また、抵抗値の差をトランジスタQ2の接続状態の変化で検出している。また、接続された瞬間をどうやって検出するかの記載はなく、接続されたあとの種類判別である。
本発明は、携帯端末に接続される例えば、USBクライアントケーブル、USBホストケーブル、AUDIO用の変換ケーブル、この変換ケーブルの先に繋がるイヤホンなどの複数のデバイスがつながった時点で早く検出できると共に、種別を自動検出することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の携帯端末は、携帯端末および、この携帯端末に繋がり、携帯端末がクライアントであることを示すUSBクライアントケーブル、携帯端末がホストであることを示すUSBホストケーブル、オーディオ用のマイクロホンを搭載した変換ケーブル、オーディオ用のイヤホンを搭載したイヤホンケーブルとを有するシステムの携帯端末であって、前記USBクライアントケーブルは、携帯端末との接続用であって、第1の端子にVBUS電源、第2の端子にDマイナス信号、第3の端子にDプラス信号、第4の端子にオープン状態のID信号、第5の端子にGNDを割り当てたUSBクライアントコネクタを有し、前記USBホストケーブルは、携帯端末との接続用であって、第1の端子にVBUS電源、第2の端子にDマイナス信号、第3の端子にDプラス信号、第4の端子にGNDレベルのID信号、第5の端子にGNDを割り当てたUSBホストコネクタを有し、前記変換ケーブルは、マイクロホンと、携帯端末との接続用であって、第1の端子をオープン、第2又は第3の端子に前記イヤホンへのイヤホン信号、第4の端子に前記マイクロホンからのマイク信号、第5の端子にGNDを割り当てた変換コネクタと、前記イヤホンケーブルとの接続用であって、イヤホン端子に前記変換コネクタのイヤホン信号、GND端子に前記変換コネクタのGND信号を割り当てたジャックとを有し、前記イヤホンケーブルは、イヤホンと、前記変換ケーブルとの接続用であって、イヤホン端子に前記ジャックのイヤホン信号、GND端子に前記ジャックのGND信号を割り当てたプラグとを有し、前記携帯端末は、前記USBクライアントケーブル、USBホストケーブル、変換ケーブルのいずれか1つのケーブルと接続するケーブル接続用コネクタと、前記マイクロホン信号の受信回路と、前記マイクロホン信号を前記受信回路のダイナミックレンジ内に入るようにバイアスを供給するバイアス電源と、前記ケーブル接続用コネクタの各端子の電位を検出し、第1の端子のVBUS電源供給を検出した場合は、前記USBクライアントケーブルが接続されたと認識し、第4の端子のLowレベルを検出した場合は、前記バイアス電源をオンにして第4の端子の電位をチェックして、これがGNDレベルであれば前記USBホストケーブルが接続されたと判断し、前記GNDレベルよりも電位が上がれば前記変換ケーブルが接続されたと判断する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、携携帯端末に接続される例えば、USBクライアントケーブル、USBホストケーブル、AUDIO用の変換ケーブル、この変換ケーブルの先に繋がるイヤホンなどの複数のデバイスがつながった時点で早く検出できると共に、種別を自動検出することができる。
本発明の実施例に係る携帯端末50と外部のケーブル等のシステムを説明する図。 本発明の実施例に係る携帯端末50の関連部分のブロック図。 本発明の実施例に係る携帯端末50のケーブル検出のタイムチャート(1/2)。 本発明の実施例に係る携帯端末50のケーブル検出のタイムチャート(2/2)。 本発明の実施例に係る携帯端末50のケーブル検出機能10の初期化処理の動作フローチャート。 本発明の実施例に係る携帯端末50のケーブル検出機能10の割込み処理の動作フローチャート。
図1は、本発明の実施例に係る携帯端末50と外部のケーブル等のシステムを説明する図である。携帯端末50は外部接続のケーブルの種別などを自動判別する。そのケーブルの構成を以下に詳しく説明する。
携帯端末50は、コネクタ41を備え、このコネクタ41は、外部の各種ケーブルと接続するための共通のコネクタであり、形状は、USB仕様で定義された小型のUSB用Microコネクタである。
このコネクタ41に外部接続される各種ケーブルとして、USBクライアントケーブル60、USBホストケーブル70、AUDIO用の変換ケーブル80があり、変換ケーブル80の先にイヤホンケーブル90が接続される。イヤホンケーブル90の丸型のプラグ91は、携帯端末50のUSB仕様のコネクタ41とは接続できないので、その変換を変換ケーブル80で行う。
USBクライアントケーブル60およびUSBホストケーブル70の他端には、パーソナルコンピュータ等の外部装置100が接続され、携帯端末50と外部装置100との間でUSBプロトコルに則った通信が行われる。
次に、各ケーブルについて説明する。各ケーブルの信号線上に記した矢印は、信号の方向を表す。
[USBクライアントケーブル60]
USBクライアントケーブル60は、携帯端末50のコネクタ41との接続用のコネクタ61と、外部装置100のコネクタ101との接続用のコネクタ62を有する。コネクタ61は、小型のUSB用Micro−Bタイプのコネクタであり、携帯端末50が外部装置100から電源供給を受けるクライアントとして定義された仕様であり、第4ピンのID信号がオープン状態である。携帯端末50は、第1ピンのVBUSで外部装置100から電源供給を受ける。第2ピンのDマイナス(D−)と第3ピンのDプラス(D+)は、ペアの平衡信号のUSBデータであり、高速通信可能な双方向の信号である。このDマイナス(D−)とDプラス(+)は、通信の方向が決まる前の初期状態では、携帯端末50と外部装置100は、共に、Hi−Z(ハイインピーダンス)の受信状態であり、信号名に付した括弧内の∞は、初期状態でのインピーダンスを示す。
[USBホストケーブル70]
USBホストケーブル70は、携帯端末50のコネクタ41との接続用のコネクタ71と、外部装置100のコネクタ101との接続用のコネクタ72を有する。コネクタ71は、小型のUSB用Micro−Aタイプのコネクタであり、携帯端末50が外部装置100へ電源供給を行うホストとして定義された仕様であり、第4ピンのID信号がGNDレベルである。携帯端末50は、第1ピンのVBUSで外部装置100へ電源供給を行う。
[イヤホンケーブル90]
イヤホンケーブル90は、イヤホン92とイヤホン93を有するステレオタイプである。プラグ91の端子LからのイヤホンLch信号、端子RからのイヤホンRch信号でそれぞれドライブされ、端子GがリターンのGND端子である。イヤホン92およびイヤホン93の内部インピーダンスは、低抵抗である。
[変換ケーブル80]
変換ケーブル80は、携帯端末50のコネクタ41との接続用のコネクタ81と、イヤホンケーブル90のプラグ91との接続用のジャック82を有する。コネクタ81は、小型のUSB用Micro−Bタイプのコネクタである。コネクタ81の第1ピンは使用されない。第2ピンは、イヤホン92をドライブするイヤホンLch信号用であり、ジャック82の端子Lと接続される。第3ピンは、イヤホン93をドライブするイヤホンRch信号用であり、ジャック82の端子Rと接続される。
変換ケーブル80は、他に、送話スイッチ83、ツェナーダイオード84、マイク85を備え、コネクタ81の第4ピン(マイク信号)と第5ピン(GND)の間に並行に繋がる。
マイク85の内部インピーダンスは、低抵抗である。ツェナーダイオード84は保護用である。マイク85の音声出力は、小振幅の信号であり、ツェナーダイオード84の両方向のオフ状態の範囲内の信号であり、ツェナーダイオード84の影響で歪むことはない。送話スイッチ83は、使用者がプッシュする毎に、携帯端末50が、送話許可状態と送話禁止状態を交互に切替制御を行う。
携帯端末50が検出すべきケーブルの挿入状態としては、USBクライアントケーブル60の挿入検出、USBホストケーブル70の挿入検出、変換ケーブル80の挿入検出、変換ケーブル80の先のイヤホンケーブル90の挿入検出、変換ケーブル80内の送話スイッチ83押下の検出である。
イヤホンケーブル90は、変換ケーブル80に当初から接続された状態で、変換ケーブル80が携帯端末50に挿入されることもあるし、あとから任意のタイミングで変換ケーブル80に挿入される場合も検出する必要がある。送話スイッチ83押下は、変換ケーブル80の挿入検出後の任意のタイミングで押下検出する必要がある。
次に、上記各ケーブルのいずれかが接続されて、ケーブル種別を自動検出する携帯端末50について説明する。
図2は、本発明の実施例に係る携帯端末の関連部分のブロック図である。携帯端末50は、制御部20、VBUS電源21、マイク用バイアス電源22、抵抗23、24、25、トランジスタ26、抵抗27、28、アナログスイッチ29、30、コネクタ41などにより構成される。
コネクタ41は、小型のUSB用Microコネクタであり、端子番号と共に、外部に接続される3種類のケーブルの信号名などを示す。上段の信号名はUSBクライアントケーブル60、中段の信号名はUSBホストケーブル70、下段の信号名は変換ケーブル80+イヤホンケーブル90の場合であり、図1で説明した信号名であり、括弧内にインピーダンスを示す。
制御部20は、図示しないCPU、ROM、RAM、I/Oポートなどを有し、ROMに記憶されたプログラムを実行する。ケーブル検出機能10は、その実行機能の1つであり、後(図5、図6)で詳しく説明する。
I/Oポートの入力として、検出ポート1、2、3、4があり、これらの信号の変化点は、割り込み信号としてCPUに入力されて割込みを発生し、割込みプログラムにより、そのHigh/Lowのレベルがチェックされて、どの割込みであるかが判断される。
I/Oポートの出力として、出力ポート1、2、3がある。また、ドライバ類のHi−Z(ハイインピーダンス)制御も出力ポートから行う。
[検出ポート1]
検出ポート1は、コネクタ41の第1端子に繋がり、外部に接続されたケーブルの種類により、その状態が変わる。検出ポート1は、抵抗1でプルダウンされており、ケーブルが未接続の初期状態ではLowレベルである。コネクタ41にUSBクライアントケーブル60が挿されて外部からVBUS電源の供給を受けた場合は、検出ポート1はLowからHighレベルに変化し、この変化でCPUに対して割り込みを発生し、検出される。
コネクタ41にUSBホストケーブル70が挿された場合は、携帯端末50は次に説明するようにVBUS電源21を初期状態としてオフにしており、検出ポート1はLowレベルのままである。VBUS電源21は、出力ポート3によりオン/オフ制御が行われる。VBUS電源21は、携帯端末50がホストの場合に、外部にVBUS電源の供給を行うためのものであるが、初期値はオフであり、コネクタ41の第1端子への供給は行っていない。
コネクタ41に変換ケーブル80が挿された場合は、第1端子はオープンであり、検出ポート1はLowレベルのままである。
検出ポート1に付した信号名の意味は、VBUS検出受けHの末尾のHは、ロジックレベルのHighを意味し、Hの前の信号名がHighレベルでアクティブであることを示す。以降、ロジックレベルの信号名の意味は同様の意味で記載し、末尾がLでは、Lの前の信号名がLowレベルでアクティブであることを示す。
[検出ポート2]
検出ポート2は、コネクタ41の第4端子に繋がり、外部に接続されたケーブルの種類により、その状態が変わる。検出ポート2は、抵抗2でプルアップされており、ケーブルが未接続状態では、Highレベルである。コネクタ41にUSBクライアントケーブル60が挿された場合は、ID(オープン)なので、検出ポート2はHighのままである。
コネクタ41にUSBホストケーブル70が挿された場合は、ID(GND)なので、検出ポート2はHighからLowレベルに変化し割り込みを発生する。また、変換ケーブル80が挿された場合も、マイク(低抵抗)なので、検出ポート2はHighからLowレベルに変化し割り込みを発生する。すなわち、検出ポート2での割り込みでは、USBホストケーブル70又は変換ケーブル80が挿されたことは検出できるが、どちらであるかは確定できない。
[検出ポート3]
検出ポート3は、このUSBホストケーブル70又は変換ケーブル80のどちらのケーブルであるかの検出を行う。まず、検出ポート3に関連の回路について説明する。マイク用バイアス電源22は、本来は、変換ケーブル80のマイク85のマイク信号出力を、受信回路4のダイナミックレンジ内に入るように直流シフトのバイアスを供給するためのものである。本発明では、マイク用バイアス電源22は、抵抗23、アナログスイッチ29のAUDIOパスを介して、コネクタ41の第4端子に接続される。第4端子は、検出ポート2のプルアップの抵抗2にも接続されている。
第4端子の外部に接続されるケーブルのインピーダンスは、それぞれ異なる。したがって、ケーブルの種類およびマイク用バイアス電源22のオン/オフ状態の組み合わせにより、アナログスイッチ29のAUDIO端子の電位が異なる。変換ケーブル80(マイク(低抵抗))が接続されている状態において、マイク用バイアス電源22がオフでは、抵抗2とマイク(低抵抗)で分圧された電位がAUDIO端子の電位となり、この電位では、トランジスタ26はオフ状態となるように、抵抗24、25などが設計されている。
同じ変換ケーブル80(マイク(低抵抗))が接続されている状態において、マイク用バイアス電源22がオンでは、抵抗23を介して、AUDIO端子の電位が持ち上がり、トランジスタ26はオン状態となるように設計されている。
また、USBホストケーブル70(ID(GND))が接続されている状態においては、AUDIO端子の電位はGNDレベルのままであり、トランジスタ26はオフ状態である。このトランジスタ26の状態を検出ポート3で検出する。なお、トランジスタ26のオン/オフ状態を検出したが、直接、アナログスイッチ29のAUDIO端子の電位を測定して判断してもよい。
具体的な検出手順としては、検出ポート2での割り込み発生で、USBホストケーブル70(ID(GND))又は変換ケーブル80(マイク(低抵抗))が挿されたことを検出した後、出力ポート1でマイク用バイアス電源22をオンにして、アナログスイッチ29のAUDIO端子の電位を上げることをトライする。
コネクタ41の第4端子がUSBホストケーブル70(ID(GND))であれば、AUDIO端子の電位がGNDのままであり、トランジスタ26はオフとなり、検出ポート3はHighレベルであり、USBホストケーブル70が挿されていると判断する。
コネクタ41の第4端子が変換ケーブル80(マイク(低抵抗))であれば、マイク用バイアス電源22をオンにすればAUDIO端子の電位が持ち上がってトランジスタ26はオンとなり、検出ポート3はLowレベルであり、変換ケーブル80が挿されていると判断する。
検出ポート3は、また、変換ケーブル80内の送話スイッチ83押下の検出も行う。変換ケーブル80(マイク(低抵抗))が挿されたことを検出した後、マイク用バイアス電源22はオン状態を継続している。その状態で、任意のタイミングで送話スイッチ83が押下されると、第4端子がGNDレベルとなり、トランジスタ26がオフとなって検出ポート3がLからHに変化して割込みが発生し、検出される。
[検出ポート4]
検出ポート4は、イヤホンケーブル90(Lch(低抵抗))の検出を行う。まず、検出ポート4に関連の回路について説明する。ドライバ7、8は、AUDIO信号であるイヤホンLch信号およびイヤホンRch信号を出力し、アナログスイッチ30のAUDIOパスを介して、それぞれ、コネクタ41の第2端子、第3端子に接続されて、イヤホンケーブル90のイヤホン92、93をドライブする。
検出ポート4によるケーブル検出を行うときも、アナログスイッチ30はAUDIOパスにしておく。ドライバ7からのイヤホンLch信号は、抵抗28、27でプルアップされ、抵抗28と抵抗27の中点が検出ポート4に繋がる。初期状態では、ドライバ7の出力をHi−Z状態に初期化しておき、ケーブルが接続されてない場合は、検出ポート4の初期値は、Highレベルである。
コネクタ41の第2端子に外部接続されるUSBクライアントケーブル60(D−(∞))、USBホストケーブル70(D−(∞))、変換ケーブル80+イヤホンケーブル90(Lch(低抵抗))のインピーダンスの違いを、検出ポート4の電位で判断する。
USBクライアントケーブル60(D−(∞))、USBホストケーブル70(D−(∞))が挿された場合は、検出ポート4はHighレベルのままである。変換ケーブル80+イヤホンケーブル90(Lch(低抵抗))が同時に挿された場合は、検出ポート4はHighからLowレベルに変化し、この変化でCPUに対して割り込みを発生し、検出ポート4がLowレベルであることが確認されることで、イヤホンケーブル90(Lch(低抵抗))が挿されたことが検出される。
平衡ドライバ5と平衡レシーバ6は、USBのIDマイナス信号とIDプラス信号のペアをドライブおよび受信する。USBのデータ通信の方向が決まる前の初期状態では、ケーブル検出機能10は、平衡ドライバ5をHi−Z状態にしておく。携帯端末50とUSB通信する外部装置100も同様に初期状態では、IDマイナス信号とIDプラス信号をHi−Z状態にしておく。
したがって、コネクタ41にUSB用のケーブルが接続されている場合、ケーブル検出の初期状態では、第2端子の外部装置100のIDマイナス信号がアナログスイッチ30のAUDIOパスで抵抗28に繋がるが、外部装置100側もHi−Z状態、ドライバ7もHi−Z状態であり、検出ポート4による接続ケーブルのインピーダンスの判断が行える。
割込みは、上記した複数の割込み要因のいずれかが発生すると、CPUに対して割り込みを掛け、CPUは割込みプログラムを実行する。割込みプログラムは、各検出ポートのレベルを確認して、どの割込み要因であるかを確認して、どのケーブルが挿されたかを検出する。
図3、図4は、本発明の実施例に係る携帯端末50のケーブル検出のタイムチャートであり、各ケーブル挿入時の割込みの発生タイミングを主に示す。図3の(A)はUSBクライアントケーブル60の挿入、図3の(B)はUSBホストケーブル70の挿入又は変換ケーブル80挿入、図3の(C)は変換ケーブル80とイヤホンケーブル90が繋がった状態で挿入、図3の(D)は変換ケーブル80挿入後の任意のタイミングでイヤホンケーブル90挿入、図4の(B)は変換ケーブル80挿入、図4の(E)は任意のタイミングで送話スイッチ83押下時である。
割込みは、図示したタイミングで発生するので、その都度、ケーブル種別を検出するケーブル検出機能10について、次に説明する。
図5、図6は、本発明の実施例に係る携帯端末50のケーブル検出機能10の動作フローチャートであり、図5は、ケーブル検出に先だって行う初期化処理、図6は、ケーブル挿し等が発生した時の割込み処理である。
図5において、ケーブル検出機能10の初期化処理は、ケーブル検出に先だって初期化を行う。ステップS1〜S5は、図2で示したハード回路要素に対して行うものである。まず、出力ポート3にVBUS電源OFF指定を出す(ステップS1)。これは、USBのホスト/クライアントがまだ決まっていない時点での初期化である。次に、出力ポート1にマイクバイアス電源OFF指定を出す(ステップS2)。これは、マイクバイアス電源22は本来はマイク85用のバイアスをかける目的ではあるが、ケーブル検出用として使用する初期の時点では、OFFにする。
次に、平衡ドライバ5をHi−Z指定する(ステップS3)。これは、USBの双方向通信の方向が決まっていない時点での初期化である。次に、ドライバ7をHi−Z指定する(ステップS4)。これは、ドライバ7は、イヤホンのドライバであるが、ケーブル検出用として使用する初期の時点では、検出ポート4によるレベル検出のために、ドライバ7のインピーダンスを∞にする。
次に、出力ポート2にAUDIOパス指定を出し、スイッチ29、30をAUDIOパスに設定する(ステップS5)。これは、スイッチ29、30は、本来は、接続されたケーブルがUSB系かAUDIO系かが判別した後に、各ケーブルの信号の接続先を切替える目的であるが、ケーブル検出用として使用する初期の時点では、AUDIOパスにしておく。
次に、ソフト処理内部のフラグ処理として、変換ケーブル(マイク)挿し確定フラグおよびイヤホン挿し確定フラグをOFFにする(ステップS6)。この変換ケーブル(マイク)挿し確定フラグは、変換ケーブル80が既に挿された状態にある事を示すものである。イヤホン挿し確定フラグは、イヤホンケーブル90が既に挿された状態にある事を示すものである。後述(図6)の割込み処理において、ケーブルの接続状態に応じて、割込みの選択処理を行う目的であり、後で詳しく述べる。次に、ケーブル検出割込みを許可して(ステップS7)、初期化を終了する。
図6において、ケーブル検出機能10の割込み処理は、携帯端末50に対して外部からケーブル挿しや送話スイッチ押下が行われたときに割込み信号が発生して、この割込み処理が開始する。まず、最初に、現在のケーブル接続状態を確認する目的で、変換ケーブル(マイク)挿し確定フラグのチェック(ステップS10)およびイヤホン挿し確定フラグのチェック(ステップS11)を行う。その状態に応じて、どの割込み処理が発生したかをチェエクする対象を以下のように変える。
ステップS10で変換ケーブル(マイク)挿し確定フラグがOFFの場合は、ケーブルが挿されていないと判断して、図3(A)、(B)、(C)のタイミングを想定して、全検出ポートを対象とするステップS20に入る。
ステップS10で変換ケーブル(マイク)挿し確定フラグがONで、ステップS11のイヤホン挿し確定フラグがOFFの場合は、変換ケーブル70が既に接続されているので、図3(D)のイヤホンケーブル90のあと挿し、および図4(E)の送話スイッチ83押下が起こり得るので、それを対象としてステップS60に入る。
ステップS10で変換ケーブル(マイク)挿し確定フラグがONで、ステップS11のイヤホン挿し確定フラグがONの場合は、変換ケーブル70およびイヤホンケーブル90が既に接続されているので、図4(E)の送話スイッチ83押下が起こり得るので、それを対象としてステップS70に入る。
[図3(A)の場合]
図3のタイムチャートと合せて、処理を詳しく説明する。図3(A)で、ケーブル未接続状態からUSBクライアントケーブル60が挿されると検出ポート1がLからHへ変化して割込みが発生し、割込みプログラムが開始する。ステップS10、S20を経て、検出ポート1=H(VBUS受け検出H)が確認されて、USBクライアントケーブル60挿しが確定する(ステップS21)。
この検出ポート1=Hになるのは、USBクライアントケーブル60が挿されて更に外部装置からVBUS電源供給を受ける必要があり、USBクライアントケーブル60が挿されただけでは、検出できない。VBUS電源供給を受けた時点で検出される。
USBクライアントケーブル60挿しが確定したので、出力ポート2にUSBパス指定を行って、スイッチ29、30をUSBパスに切替える(ステップS22)。そして、USB上位レイヤに対して、USBクライアント処理を指示して(ステップS23)、終了する。
[図3(B)、(C)の場合]
図3(B)で、ケーブル未接続状態からUSBホストケーブル70が挿されると検出ポート2がHからLへ変化して割込みが発生し、割込みプログラムが開始する。ステップS10、S20を経て、検出ポート2=L((ID(GND)検出L、又はマイク(低抵抗)検出L))が確認されて、USBホストケーブル70か変換ケーブル80(マイク)のいずれかかが挿されたことが確定する。
しかし、どちらのケーブルかまだ不明なので、出力ポート1にマイクバイアス電源ON指定を行い、図1で説明したアナログスイッチ29のAUDIO端子の電位アップをトライする(ステップS30)。その結果をトランジスタ26の出力である検出ポート3のレベルでチャックし(ステップS31)、H(ID(GND)検出H)ならば、USBホストケーブル70挿しが確定する(ステップS40)。
これが確定したので、出力ポート1にマイクバイアス電源OFF指定を行い(ステップS41)、出力ポート2にUSBパス指定を行って、スイッチ29、30をUSBパスに切替える(ステップS42)。そして、USB上位レイヤに対して、USBホスト処理を指示して(ステップS43)、終了する。
ステップS31で検出ポート3のレベルがL(マイク(低抵抗)検出L)ならば、変換ケーブル80挿しが確定し、変換ケーブル(マイク)挿し確定フラグをONにする(ステップS50)。
そして、図3(C)に示すように、変換ケーブル80の先にイヤホンケーブル90が接続されているかを、検出ポート4のレベルチェックで行う(ステップS51)。検出ポート4=L(イヤホン(低抵抗)検出L)ならば、変換ケーブル80の先にイヤホンケーブル90が接続されていることが確定し(ステップS52)、イヤホン挿し確定フラグをONにする(ステップS53)。そして、AUDIO上位レイヤに対して、AUDIO処理を指示して(ステップS54)、終了する。
図3(B)、(C)の状態では、検出ポート2、3、4による割込みが同時発生するが、上記ステップS20以下の順序で検出ポート2、3、4のレベルをチェックすることで、各ケーブル挿しが検出できる。
ステップS51で、検出ポート4=H(イヤホン無しH)ならば、イヤホンケーブル90が挿されてなく、変換ケーブル80のみ挿されたことが確定し(ステップS55)、終了する。
[図3(D)の場合]
次に、図3(D)のように、変換ケーブル80のみが既に接続されている状態でイヤホンケーブル90があと挿しされる場合について説明する。イヤホンケーブル90があと挿しされると、検出ポート4がHからLに変化して割込みが発生し、割込みプログラムが開始する。
変換ケーブル80が既に挿されたときのステップS50により、変換ケーブル(マイク)挿し確定フラグはONになっている。したがって、ステップS10で変換ケーブル(マイク)挿し確定フラグ=ONが確認され、ステップS11でイヤホン挿し確定フラグ=OFFが確認され、ステップS60に入る。この状態では、図3(D)のイヤホンケーブル90のあと挿し、および図4(E)の送話スイッチ83押下が起こり得るので、それを対象としてステップS60に入る。
ステップS60で検出ポート4=L(イヤホン低抵抗検出L)であれば、イヤホンケーブル90のあと挿しが確定し(ステップS61)、イヤホン挿し確定フラグをONにする(ステップS62)。そして、AUDIO上位レイヤに対して、AUDIO処理を指示して(ステップS63)、終了する。
[図4(E)の場合]
送話スイッチ83は変換ケーブル80に内蔵されているので、このスイッチが押下されるのは、変換ケーブル80のみが既に接続されているか、変換ケーブル80+イヤホンケーブル90が既に接続されている場合である。
変換ケーブル80のみが既に接続されている状態で送話スイッチ83が押下されると、検出ポート3がLからHに変化して割込みプログラムが開始し、ステップS10、S11を経て、ステップS60に入る。そして、ステップS60で検出ポート3=H(スイッチ(GND)検出H)が確認されて、送話スイッチ83押下が確定する(ステップS71)。
また、変換ケーブル80+イヤホンケーブル90が既に接続されている状態で送話スイッチ83が押下されると、検出ポート3がLからHに変化して割込みプログラムが開始し、ステップS10、S11を経て、ステップS70に入る。そして、ステップS70で検出ポート3=H(スイッチ(GND)検出H)が確認されて、送話スイッチ83押下が確定する(ステップS71)。
送話スイッチ83押下が確定する(ステップS71)と、AUDIO上位レイヤに対して、送話スイッチ押下されたことを通知して(ステップS72)、終了する。AUDIO上位レイヤは図示しないが、送話スイッチ押下の通知を受ける度に、送話開始と送話停止を交互に切替える。
以上説明したように、本発明によれば、携帯端末50に外部接続されるUSBクライアントケーブル60、USBホストケーブル70、AUDIO用の変換ケーブル80、この変換ケーブル80の先に繋がるイヤホンケーブル90が挿されたことを自動検出できると共に、変換ケーブル80内部の送話スイッチ押下の検出も行うことができる。
また、USBホストケーブル70か変換ケーブル80かの判断を、変換ケーブル80に内蔵されたマイク85に本来供給するマイク用バイアス電源のON/OFFを利用して判断することができる。また、変換ケーブル80内部の送話スイッチ押下の検出も、このマイク用バイアス電源のON/OFFを利用して検出することができる。
1、2、3 抵抗
4 受信回路
5 平衡ドライバ
6 平衡レシーバ
7、8 ドライバ
10 ケーブル検出機能
20 制御部
21 VBUS電源
22 マイク用バイアス電源
23、24、25 抵抗
26 トランジスタ
27、28 抵抗
29、30 アナログスイッチ
41 コネクタ
50 携帯端末
60 USBクライアントケーブル
61、62 コネクタ
70 USBホストケーブル
71、72 コネクタ
80 変換ケーブル
81 コネクタ
82 ジャック
83 送話スイッチ
84 ツェナーダイオード
85 マイク
90 イヤホンケーブル
91 プラグ
92、93 イヤホン
100 外部装置
101 コネクタ

Claims (5)

  1. 携帯端末および、この携帯端末に繋がり、携帯端末がクライアントであることを示すUSBクライアントケーブル、携帯端末がホストであることを示すUSBホストケーブル、オーディオ用のマイクロホンを搭載した変換ケーブル、オーディオ用のイヤホンを搭載したイヤホンケーブルとを有するシステムの携帯端末であって、
    前記USBクライアントケーブルは、
    携帯端末との接続用であって、第1の端子にVBUS電源、第2の端子にDマイナス信号、第3の端子にDプラス信号、第4の端子にオープン状態のID信号、第5の端子にGNDを割り当てたUSBクライアントコネクタ
    を有し、
    前記USBホストケーブルは、
    携帯端末との接続用であって、第1の端子にVBUS電源、第2の端子にDマイナス信号、第3の端子にDプラス信号、第4の端子にGNDレベルのID信号、第5の端子にGNDを割り当てたUSBホストコネクタ
    を有し、
    前記変換ケーブルは、
    マイクロホンと、
    携帯端末との接続用であって、第1の端子をオープン、第2又は第3の端子に前記イヤホンへのイヤホン信号、第4の端子に前記マイクロホンからのマイク信号、第5の端子にGNDを割り当てた変換コネクタと、
    前記イヤホンケーブルとの接続用であって、イヤホン端子に前記変換コネクタのイヤホン信号、GND端子に前記変換コネクタのGND信号を割り当てたジャックと
    を有し、
    前記イヤホンケーブルは、
    イヤホンと、
    前記変換ケーブルとの接続用であって、イヤホン端子に前記ジャックのイヤホン信号、GND端子に前記ジャックのGND信号を割り当てたプラグと
    を有し、
    前記携帯端末は、
    前記USBクライアントケーブル、USBホストケーブル、変換ケーブルのいずれか1つのケーブルと接続するケーブル接続用コネクタと、
    前記マイクロホン信号の受信回路と、
    前記マイクロホン信号を前記受信回路のダイナミックレンジ内に入るようにバイアスを供給するバイアス電源と、
    前記ケーブル接続用コネクタの各端子の電位を検出し、第1の端子のVBUS電源供給を検出した場合は、前記USBクライアントケーブルが接続されたと認識し、第4の端子のLowレベルを検出した場合は、前記バイアス電源をオンにして第4の端子の電位をチェックして、これがGNDレベルであれば前記USBホストケーブルが接続されたと判断し、前記GNDレベルよりも電位が上がれば前記変換ケーブルが接続されたと判断する制御手段と
    を備えることを特徴とする携帯端末。
  2. 前記変換ケーブルは、さらに、第4の端子に繋がるスイッチを有し、
    前記制御手段は、さらに、
    前記変換ケーブルが接続されたと判断した後、前記バイアス電源オンを継続した状態で前記ケーブル接続用コネクタの第4の端子の電位をチェックして、これがGNDレベルであれば前記スイッチが押下されたと判断することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記変換ケーブルと前記イヤホンケーブルとが一体となったオーディオケーブルであることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  4. 携帯端末および、この携帯端末に繋がり、携帯端末がホストであることを示すUSBホストケーブル、オーディオ用のマイクロホンを搭載した変換ケーブルとを有するシステムの携帯端末であって、
    前記USBホストケーブルは、
    携帯端末との接続用であって、第1の端子にVBUS電源、第2の端子にDマイナス信号、第3の端子にDプラス信号、第4の端子にGNDレベルのID信号、第5の端子にGNDを割り当てたUSBホストコネクタ
    を有し、
    前記変換ケーブルは、
    マイクロホンと、
    携帯端末との接続用であって、第1の端子をオープン、第4の端子に前記マイクロホンからのマイク信号、第5の端子にGNDを割り当てた変換コネクタと
    を有し、
    前記携帯端末は、
    前記USBホストケーブル、変換ケーブルのいずれか1つのケーブルと接続するケーブル接続用コネクタと、
    前記マイクロホン信号の受信回路と、
    前記マイクロホン信号を前記受信回路のダイナミックレンジ内に入るようにバイアスを供給するバイアス電源と、
    前記ケーブル接続用コネクタの各端子の電位を検出し、前記バイアス電源をオフにして第4の端子の電位をチェックして、これがLowレベルを検出した場合は、前記バイアス電源をオンにして第4の端子の電位をチェックして、これがGNDレベルであれば前記USBホストケーブルが接続されたと判断し、前記GNDレベルよりも電位が上がれば前記変換ケーブルが接続されたと判断する制御手段と
    を備えることを特徴とする携帯端末。
  5. 前記制御手段は、前記ケーブル接続用コネクタの各端子の電位の変化で割込みプログラムを起動し、当該割込みプログラムにより、前記判断を行うことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
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