JP2010250979A - 照明装置、照明システムおよび照明制御方法 - Google Patents

照明装置、照明システムおよび照明制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】照明とは別途測光素子を設ける必要なしに、周囲の外光輝度に応じて色調およびまたは光量を調整する。
【解決手段】白色光源(白色発光ダイオードLEDw)と、少なくとも1種類の色の単色発光ダイオードLEDoとを有し、単色発光ダイオードLEDoの少なくともひとつが、発光と受光とで切り替えて使用される受発光兼用ダイオードであり、この受発光兼用ダイオードの受光出力に応じて白色光源(LEDw)と単色発光ダイオードLEDoとの発光状態を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明装置、照明システムおよび照明制御方法に関する。
白色発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)の長寿命かつ低消費電力という特徴を生かし、照明器具への応用がなされている。白色発光ダイオードを照明器具に使用する場合に、その照明光量の調整は、通常は、駆動電流のデューティー比を制御することにより実現される。また、別途設ける測光素子により外光輝度を測定し、この照明光量を切り替えることにより、エネルギー消費を削減することも提案されている。さらに、白色だけでなく、たとえば3原色の発光ダイオードを使用し、照明光の色調を調整して照明効果を高めることも行われている(たとえば特許文献1、2参照)。
特開2009−009782号公報 特開2009−009817号公報
ところで、照明は、昼には白色光でもよいが、夜の室内は暖色系の光による照明の方が安らげることが知られている。また、昼は太陽の光もあり、十分な明るさを確保でき、通常の作業ができるが、夜は照明装置のみの明るさとなり、眼を使う作業が十分に行えないということがある。また、逆に、昼間は十分な光量によって作業をし、夜は省エネを考えて少ない光量としたいという要望も考えられる。特許文献1、2に記載の技術は、出力を一定としながら照明光の色調を調整するものであるため、そのような要望には対応することができない。測光素子を別途設けて照明光量を切り替える技術では、照明とは別の位置に測光素子を配置する必要があり、また、そのための回路も必要となっている。
本発明は、このような課題を解決し、照明とは別途測光素子を設ける必要なしに、周囲の外光輝度に応じて色調およびまたは光量を調整することのできる照明装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の観点によると、白色光源と、少なくとも1種類の色の単色発光ダイオードとを有し、単色発光ダイオードの少なくともひとつは、発光と受光とで切り替えて使用される受発光兼用ダイオードであり、この受発光兼用ダイオードの受光出力に応じて白色光源と単色発光ダイオードとの発光状態を制御する発光制御回路を有することを特徴とする照明装置が提供される。
本発明の第2の観点によると、第1の観点による第1の照明装置と、手動によりオン、オフが切り替えられる第2の照明装置とを有し、第1の照明装置の輝度が、第2の照明装置のオン、オフに応じて自動的に調整されることを特徴とする照明システムが提供される。
本発明の第3の観点によると、白色光源と少なくとも1種類の色の単色発光ダイオードとを組み合わせ、単色発光ダイオードの少なくともひとつを発光と受光とで切り替えて受発光兼用ダイオードとして使用し、この受発光兼用ダイオードの受光出力に応じて白色光源と単色発光ダイオードとの発光状態を制御することにより照明光の色調およびまたは光量を制御することを特徴とする照明制御方法が提供される。
本発明によれば、照明とは別途測光素子を設ける必要なしに、周囲の外光輝度に応じて色調およびまたは光量を調整することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る照明装置の回路図である。 図1に示す照明装置内の制御用マイクロプロセッサによる制御の流れを示すフローチャートである。 外光輝度BVと図1に示す照明装置内の測光出力電圧Voutとの関係の一例を示す図である。 図1に示す照明装置内の白色発光ダイオードへの駆動電流を変更する基準となる外光輝度レベルについて、外光増加時と減少時との違いを説明する図である。 本発明の第2の実施の形態に係る照明システムを示すブロック構成図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態の構成]
図1は本発明の第1の実施の形態に係る照明装置の回路図である。この照明装置は、白色光源としての白色発光ダイオードLEDwと、少なくとも1種類の色の受発光兼用ダイオードとなる単色発光ダイオードLEDoとを有する。白色発光ダイオードLEDwとして、図1では直列接続された2個の例を示すが、1個のみとしたり、直接接続された3個以上としてもよく、また、並列接続としてもよい。単色発光ダイオードLEDoとして、図1では1個だけを示すが、同じ発光色で複数、あるいは異なる発光色で複数設けることもできる。単色発光ダイオードLEDoの少なくともひとつは、発光と受光とで切り替えて使用される受発光兼用ダイオードである。照明装置は、受発光兼用ダイオードの受光出力に応じて白色発光ダイオードLEDwと単色発光ダイオードLEDoとの発光状態を制御する発光制御回路として、制御用マイクロプロセッサ100と、抵抗R1〜R5およびトランジスタQ1〜Q5とを有する。
白色発光ダイオードLEDwのアノードは、抵抗Rを介して、電源Vddに接続される。白色発光ダイオードLEDwのアノードはまた、発光ダイオード駆動集積回路101のIsense端子に接続される。白色発光ダイオードLEDwのカソードは、リアクタンスL1を介して発光ダイオード駆動集積回路101のLX端子に接続される。抵抗R、白色発光ダイオードLEDwおよびリアクタンスL1の直列回路には、並列に、保護用のダイオードDが接続される。電源Vddと接地点GNDとの間には、キャパシタCが設けられる。発光ダイオード駆動集積回路101のVin端子には、電源Vddが接続される。発光ダイオード駆動集積回路101のGND端子は、接地(GND)される。発光ダイオード駆動集積回路101のADJ端子は、電流値調整端子であり、白色発光ダイオードLEDwに流れる電流を設定するための電圧が入力される。発光ダイオード駆動集積回路101としては、一般的なスイッチングレギュレータを用いる。
発光ダイオード駆動集積回路101のADJ端子には、抵抗R1〜R5およびトランジスタQ1〜Q5からなる回路が接続される。抵抗R1は、一端が、電圧レギュレータ102の出力する電源Vccに接続される。電圧レギュレータ102の入力は、電源Vddに接続される。抵抗R1の他端は、抵抗R2を介してトランジスタQ1のコレクタに、抵抗R3を介してトランジスタQ2のコレクタに、抵抗R4を介してトランジスタQ3のコレクタに、抵抗R5を介してトランジスタQ4のコレクタに、抵抗を介さずにトランジスタQ5のコレクタに、それぞれ接続される。トランジスタQ1〜Q5のエミッタは接地(GND)される。抵抗R1の他端はまた、発光ダイオード駆動集積回路101のADJ端子に接続される。
トランジスタQ1のベースは、制御用マイクロプロセッサ100の出力ポートRB1に接続される。トランジスタQ2のベースは、制御用マイクロプロセッサ100の出力ポートRB2に接続される。トランジスタQ3のベースは、制御用マイクロプロセッサ100のRB3端子に接続される。トランジスタQ4のベースは、制御用マイクロプロセッサ100の出力ポートRB4に接続される。トランジスタQ5のベースは、制御用マイクロプロセッサ100の出力ポートRC1に接続される。制御用マイクロプロセッサ100のVcc端子には、電圧レギュレータ102の出力する電源Vccが接続される。制御用マイクロプロセッサ100のVss端子は、接地される。
単色発光ダイオードLEDoのアノードは、FETトランジスタQ6のゲートに接続され、トランジタQ7のコレクタ、エミッタを介して電圧Vccに接続される。FETトランジスタQ6は、ドレインが抵抗R6を介して電源Vccに接続され、ソースが抵抗R7を介して接地(GND)される。FETトランジスタQ6のドレインはまた、制御用マイクロプロセッサ100のアナログ・ディジタル変換ポートANIに接続される。トランジスタQ7のベースは、抵抗R8を介して電源Vccに接続される。トランジスタQ9のベースにはまた、インバータゲートI1〜I3および抵抗R9を介して、制御用マイクロプロセッサ100の出力ポートRC0が接続される。
単色発光ダイオードLEDoのカソードは、抵抗R10を介して電源Vccに接続され、抵抗R11を介して接地(GND)され、また、トランジスタQ8のコレクタに接続される。トランジスタQ8のエミッタは、抵抗R12を介して接地(GND)される。トランジスタQ8のエミッタはまた、トランジスタQ9のベースに接続される。トランジスタQ8のベースは、可変抵抗VR13を介して電源Vccに接続され、トランジスタQ9のコレクタ、エミッタを介して接地(GND)される。トランジスタQ9のコレクタには、トランジスタQ10のコレクタが接続される。トランジスタQ10のエミッタは接地(GND)される。トランジスタQ10のベースおよびエミッタには、制御用マイクロプロセッサ100の出力ポートRC0が、インバータゲートI1を介して接続される。
[動作の説明]
以上の構成において、トランジスタQ8、Q9と抵抗R12および可変抵抗VR13は、従来から知られている定電流回路を構成する。すなわち、トランジスタQ8のコレクタ電流が増加すると、トランジスタQ8のエミッタと接地との間に接続されている抵抗R12の電位降下が大きくなり、トランジスタQ9がオンになる。これにより、トランジスタQ8のベース電流が減少し、結果として、トランジスタQ8のコレクタ電流が減少する。トランジスタQ8のコレクタ電流が減少した場合は、逆の作用が起こる。このようにして、トランジスタQ8のコレクタ電流は、一定に保たれる。定電流値は、可変抵抗VR13により微調整できる。
定電流回路のオン、オフは、制御用マイクロプロセッサ100の出力ポートRC0からの信号により制御される。出力ポートRC0が「高」になると、インバータゲートI1の出力が「低」となり、トランジスタQ10がオフとなる。同時に、インバータI3の出力も「低」となり、トランジスタQ7はオンとなる。これにより、単色発光ダイオードLEDoが、定電流駆動されて発光する。
出力ポートRC0が「低」になると、トランジスタQ10はオンとなり、トランジスタQ8がオフとなる。これにより、単色発光ダイオードLEDoのカソードに、抵抗R10、R11のバイアス電圧が供給される。また、トランジスタQ7はオフとなり、単色発光ダイオードLEDoのアノードは開放となる。これにより、単色発光ダイオードLEDoが受光ダイオードとして動作する。FETトランジスタQ6は、外光輝度により発生した単色発光ダイオードLEDoの開放電圧を測定する。FETトランジスタQ6の出力電圧Voutは、制御用マイクロプロセッサ100のアナログ・ディジタル変換ポートANIに入力される。
一方、白色発光ダイオードLEDwは、発光ダイオード駆動集積回路101により駆動される。この実施の形態では、抵抗R1に対する分圧抵抗を抵抗R2から抵抗R5のうちから選ぶことにより、4種類の駆動電流値を選択できる。各駆動電流値は、対応するトランジスタQ1からQ4のいずれかをオンにすることにより選択できる。また、トランジスタQ5をオンにすることにより、駆動電流をオフにすることができる。ここで、抵抗R2は、白色発光ダイオードLEDwの駆動電流が100mAとなる値に設定されているものとする。同様に、抵抗R3は、駆動電流が200mAとなる値に設定され、抵抗R4は、駆動電流が300mAとなる値に設定され、抵抗R5は、駆動電流が600mAとなる値に設定されているものとする。また、可変抵抗VR13は、単色発光ダイオードLEDoの駆動電流が200mAとなるように設定されているものとする。
図2は、制御用マイクロプロセッサ100による制御の流れを示すフローチャートである。
制御用マイクロプロセッサ100は、照明時には、出力ポートRC0を「高」、RC1を「低」とし、出力ポートRB1〜RB4のいずれかを「高」とする。これにより、単色発光ダイオードLEDoは、200mAで定電流駆動されて発光する。また、白色発光ダイオードLEDwは、出力ポートRB1〜RB4の出力に対応する電流で駆動されて発光する。ここで、初期状態では、白色発光ダイオードLEDwを300mAで駆動するものとする(ステップS1)。すなわち、制御用マイクロプロセッサ100は、初期状態では、出力ポートRB3を「高」、出力ポートRB1、RB2、RB4を「低」とする。
制御用マイクロプロセッサ100は、任意間隔の時間、例えば30秒毎に(ステップS2でY)、2ミリ秒間だけ、出力ポートRC0を「低」に、出力ポートRC1を「高」にする。これにより、白色発光ダイオードLEDwと単色発光ダイオードLEDoの発光が停止し、単色発光ダイオードLEDoは測光モードとなる。そして、FETトランジスタQ6のドレインに、外光輝度に比例した電圧が得られる(ステップS3)。制御用マイクロプロセッサ100は、この電圧をアナログ・ディジタル変換し、あらかじめ設定されているテーブル値と比較して、白色発光ダイオードLEDwの電流値を選択する。(ステップS4)。外光輝度を測光するためには、白色発光ダイオードLEDwと単色発光ダイオードLEDoの双方を消灯する必要がある。このため、使用者に照明のちらつきを意識させないように、2ミリ秒より短い時間で測光することが望ましい。測光終了後、制御用マイクロプロセッサ100は、は、白色発光ダイオードLEDwおよび単色発光ダイオードLEDoを点灯する(ステップS5)。
図3は、外光輝度BVに対してFETトランジスタQ6のドレインに得られる測光出力電圧Voutの関係の一例を示す。外光輝度BVが暗くなると、測光した出力電圧Voutは高くなる。
制御用マイクロプロセッサ100は、測光結果が低く、外光輝度が十分あると判断されたときは、白色発光ダイオードLEDwの電流値を300mAのように設定し、全体の消費電力を抑える。一方、測光結果が夕暮れ時を表しているような場合は、白色発光ダイオードLEDwの電流値を600mAに設定し、より明るい照明を得る。測光結果が夜間を表している場合は、白色発光ダイオードLEDwの電流値を200mAに設定し、省エネルギーモードとする。
単色発光ダイオードLEDoの電流値は200mAで一定であるから、白色発光ダイオードLEDwの電流値を変化させると、照明の色調が変化する。たとえば、単色発光ダイオードLEDoとしてオレンジ色で発光するものを用いる場合、白色発光ダイオードLEDwの駆動電流値を小さくすると、オレンジ色の混色の度合いが強まり、電球色の色調を帯びるようになる。これにより、省エネルギー効果と安らぎ効果とを得ることができる。
図4は、図1に示す照明装置内の白色発光ダイオードLEDwへの駆動電流を変更する基準となる外光輝度レベルについて、外光増加時と減少時との違いを説明する図である。制御用マイクロプロセッサ100は、外光輝度がそれまでより減少するときと増加するときとで、白色発光ダイオードLEDwの発光出力の変化に差を設ける。具体的には、外光輝度が減少するときに駆動電流を変更するレベルを、外光輝度が増加するときに駆動電流を変更するレベルより、高く設定する。これにより、少しの外光輝度の変化で発光量が変化する(ちらつく)ことを防止できる。
[本実施の形態の効果]
白色光照明は、人間に対して、生理的に違和感を与える場合がある。たとえば、上述したように、昼間は白色光でも良いが、夜間の室内は、暖色系の光による照明の方が、人間にとっては安らげることが知られている。図1を参照して説明した本発明の実施の形態によれば、昼間の明るいときには光量を減らし、薄暗くなったときには白色光の大きな光量で照明を行い、夜間は電球色による比較的小さな光量の照明に切り替えることができる。このように照明を切り替えることで、生理的安らぎと、省エネネルギー効果との双方を得ることができる。また、このような光量の切り替えを外光輝度により自動的に切り替えることができれば、より省エネルギー効果を高めることができる。
[変形例]
以上の説明では、単色発光ダイオードLEDoとして、特に色を限定して説明するとともに、例示のひとつとしてオレンジ色で発光するものを用いるものとしたが、発光色が暖色系であれば、赤など、他の色で発光するものを用いることもできる。また、電球色を発光ダイオードで再現するために、3原色の赤、緑、青の発光色の発光ダイオードの発光輝度を調整してもよい。
また、図1に示す照明装置では、2個の白色発光ダイオードLEDwと1個の単色発光ダイオードLEDoとを組み合わせているが、さらに多数の発光ダイオードを組み合わせてもよく、発光色の異なるさらに多種類の発光ダイオードを組み合わせることもできる。単色発光ダイオードを複数用いる場合には、そのすべてを受光に用いる必要はなく、1個または少数個だけを受光用とすることができる。多数の発光ダイオードを組み合わせる場合には、最も長波長側の赤色発光ダイオードで測光することで、測光輝度範囲をより拡大できる。
図1に示す照明装置では、単色発光ダイオードLEDoは定電流駆動されるものとして説明したが、この駆動電流を変化させることもできる。したがって、制御用マイクロプロセッサ100は、一般には、受発光兼用ダイオードの受光出力により表される外光輝度が比較的高い(まだ暗くなっていない)ときには、単色発光ダイオードLEDoの発光出力に対して相対的に白色発光ダイオードLEDwの発光出力を大きくし、外光輝度が比較的低い(暗くなった)ときには、単色発光ダイオードLEDoの発光出力に対して相対的に白色発光ダイオードLEDwの発光出力を小さくする。さらに、昼のように外光輝度がさらに高いときには、白色発光ダイオードの発光出力を中間の値にすることが望ましい。
制御用マイクロプロセッサ100に手動によりオン、オフが切り替えられるスイッチを設け、このスイッチがオンのときには、自動輝度判定を解除し、手動による発光量調整を可能とする構成とすることもできる。
[第2の実施の形態]
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る照明システムを示すブロック構成図である。この照明システムは、図1に示す照明装置と同様の構成の照明装置1と、手動によりオン、オフが切り替えられる手動の照明装置2とを有する。発光ダイオード利用の照明装置1は、手動の照明装置2のオン、オフに応じて、自動的に輝度を調整する。
たとえば、夜間などで、手動の照明装置2がオフにされた場合には、発光ダイオード利用の照明装置1を微小電流動作に切り替え、白色発光ダイオードLEDwの駆動電流値を100mAとする。これにより、照明装置1を常夜灯として使用することができる。これは、防災上あるいは防犯上、有益である。この場合の供給電力としては、発光ダイオードの低消費電力の特徴を生かし、太陽電池により得られる電力を蓄えておいたものなどのバックアップ電源を用いることができる。
以上、本発明の各実施の形態に係る照明装置、照明システムおよび照明制御方法ならびにその変形例について説明したが、本発明は、要旨を逸脱しない範囲で種々変更実施できる。たとえば、上述の例では色調と光量の双方を共に調整しているが、色調のみ、または光量のみを調整するようにしてもよい。また、白色発光ダイオードLEDwの代わりに、他の白色光源を用いることもできる。
LEDw 白色発光ダイオード(白色光源)
LEDo 単色発光ダイオード(受発光兼用ダイオード)
100 制御用マイクロプロセッサ(発光制御回路の一部)
101 発光ダイオード駆動集積回路
102 電圧レギュレータ
R1〜R5 抵抗(発光制御回路の一部)
Q1〜Q5 トランジスタ(発光制御回路の一部)
R、R6〜R11 抵抗
L1 リアクタンス
D ダイオード
C キャパシタ
Q6 FETトランジスタ
Q7、Q10 トランジスタ
Q8、Q9 トランジスタ(定電流回路の一部)
R11 抵抗(定電流回路の一部)
VR13 可変抵抗(定電流回路の一部)
I1〜I3 インバータゲート

Claims (9)

  1. 白色光源と、
    少なくとも1種類の色の単色発光ダイオードと
    を有し、
    上記単色発光ダイオードの少なくともひとつは、発光と受光とで切り替えて使用される受発光兼用ダイオードであり、
    この受発光兼用ダイオードの受光出力に応じて上記白色光源と上記単色発光ダイオードとの発光状態を制御する発光制御回路を有する
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 請求項1記載の照明装置において、前記白色光源は白色発光ダイオード利用の光源であることを特徴とする照明装置。
  3. 請求項1または2記載の照明装置において、前記受発光兼用ダイオードを駆動する定電流駆動回路を有し、この定電流駆動回路の動作を切り替えることで、前記受発光兼用ダイオードの動作を発光と受光とで切り替えることを特徴とする照明装置。
  4. 請求項3記載の照明装置において、前記受発光兼用ダイオードによる受光は2ミリ秒より短い時間内で行われることを特徴とする照明装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項記載の照明装置において、前記単色発光ダイオードはその発光色が暖色であり、前記発光制御回路は、前記受発光兼用ダイオードの受光出力により表される外光輝度が比較的高いときには、前記単色発光ダイオードの発光出力に対して相対的に前記白色光源の発光出力を大きくし、上記外光輝度が比較的低いときには、前記単色発光ダイオードの発光出力に対して相対的に前記白色光源の発光出力を小さくすることを特徴とする照明装置。
  6. 請求項5記載の発光ダイオード照明装置において、前記発光制御回路は、前記外輝度が前記比較的高いときよりもさらに高いときには、前記白色光源の発光出力を前記比較的高いときよりも小さく、かつ前記比較的低いときよりも大きくすることを特徴とする照明装置。
  7. 請求項5または6記載の照明装置において、前記発光制御回路は、前記外光輝度がそれまでより減少するときと増加するときとで、前記白色光源の相対的な発光出力の変化に差を設けることを特徴とする照明装置。
  8. 請求項1から7のいずれか記載の第1の照明装置と、手動によりオン、オフが切り替えられる第2の照明装置とを有し、上記第1の照明装置は、上記第2の照明装置のオン、オフに応じて自動的に輝度を調整することを特徴とする照明システム。
  9. 白色光源と少なくとも1種類の色の単色発光ダイオードとを組み合わせ、
    上記単色発光ダイオードの少なくともひとつを発光と受光とで切り替えて受発光兼用ダイオードとして使用し、
    この受発光兼用ダイオードの受光出力に応じて上記白色光源と上記単色発光ダイオードとの発光状態を制御することにより、照明光の色調およびまたは光量を制御する
    ことを特徴とする照明制御方法。
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