JP2010250525A - 表示装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザーの用途や好みに応じた使い勝手の良いメニュー画面を表示させることができる表示装置およびプログラムを提供すること。
【解決手段】メニュー画面におけるメニュー項目の選択履歴を記憶する選択履歴記憶手段と、選択履歴に応じてメニュー項目が変化する第1のメニュー画面と、メニュー項目が一定の第2のメニュー画面と、のいずれかを表示するメニュー画面表示手段と、第1のメニュー画面および第2のメニュー画面のいずれかを用いて機能設定を行う機能設定手段と、を備えた表示装置である。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器の各種設定値の表示および変更を行うためのメニュー画面を表示する表示装置およびプログラムに関するものである。
近年、プロジェクターは、オフィスや学校におけるプレゼンテーションでの使用以外にも、一般家庭での使用が増え、映画等の様々な映像を投写するようになってきている。プロジェクターは、各種設定値の表示および変更を行うためのOSD(On Screen Display)メニュー画面を表示する必要があるが、上記したような用途の多様化に伴い、用途に応じてプロジェクターの各種設定を変更させることが多くなってきている。そこで、OSDメニュー画面を用いて、ユーザー毎に、プロジェクターの各種設定を変更および記憶させる技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2008−122651号公報
ところで、上記のようなプロジェクターの用途の多様化やユーザーの好みによって、個々のユーザーに必要なメニュー項目が異なってきている。例えば、プロジェクターで主に映画鑑賞をするユーザーは、鑑賞する映画の種類に合わせて画質を切り替えるために画質モード切替メニューを頻繁に使用し、一方、主にプレゼンテーションに使用するユーザーは、使用するデータに合わせてネットワークメニュー等を頻繁に使用する。
しかし、上記の技術において、OSDメニュー画面は、一定のメニュー項目を表示し、このようなユーザーの用途や好みによるメニュー項目の使用頻度の違いを考慮していないため、ユーザーはプロジェクターの各種設定を変更する際に、必要なメニュー項目を容易に選択できず、利便性が悪いという問題があった。
本発明は、上記の問題に鑑み、ユーザーの用途や好みに応じた使い勝手の良いメニュー画面を表示させることができる表示装置およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の表示装置は、メニュー画面におけるメニュー項目の選択履歴を記憶する選択履歴記憶手段と、選択履歴記憶手段に記憶された選択履歴に応じてメニュー項目が変化する第1のメニュー画面を表示するメニュー画面表示手段と、第1のメニュー画面を用いて機能設定を行う機能設定手段と、を備えたことを特徴とする。
上記に記載の表示装置において、第1のメニュー画面と、選択履歴に依らずメニュー項目が一定の第2のメニュー画面と、のいずれかを表示し、機能設定手段は、第1のメニュー画面と、第2のメニュー画面と、のいずれかを用いて機能設定を行うことが好ましい。
これらの構成によれば、第1のメニュー画面において、選択履歴記憶手段に記憶された選択履歴に応じてメニュー項目が変化するため、自動的に好適なメニュー画面が表示され、利便性が良い。すなわち、第1のメニュー画面は、ユーザーの用途や好みに応じてメニュー項目が変化するため、ユーザーは必要なメニュー項目を容易に選択することができる。また、第2のメニュー画面を表示可能とすることで、初めて利用するメニュー項目を選択したい場合などでも不便を感じることがない。なお、選択履歴記憶手段は、表示装置の電源が切断されても記憶した選択履歴を保持するために、メニュー項目の選択履歴を不揮発に記憶することが好ましい。また、第1のメニュー画面は、特に初心者の使い勝手を向上させるべく、第2のメニュー画面と比較してメニュー項目数が少ない簡易メニュー画面であることが好ましい。
上記に記載の表示装置において、第1のメニュー画面および第2のメニュー画面のいずれかを表示させるための表示指令を行う表示指令手段をさらに備え、メニュー画面表示手段は、表示指令手段の表示指令に対し、所定の条件を満たす場合に第1のメニュー画面を表示し、所定の条件を満たさない場合に第2のメニュー画面を表示することが好ましい。
また、所定の条件は、選択履歴記憶手段に、所定数以上の選択履歴が記憶されていることであることが好ましい。
これらの構成によれば、メニュー画面表示手段は、選択履歴記憶手段に所定数以上の選択履歴が記憶されている場合に、選択履歴によってメニュー項目が変化する第1のメニュー画面を表示し、選択履歴記憶手段に所定数以上の選択履歴が記憶されていない場合に、メニュー項目が一定の第2のメニュー画面を表示するため、表示装置の使用量に応じて適切なメニュー画面を表示することができる。
上記に記載の表示装置において、第1のメニュー画面は、選択履歴記憶手段に記憶されているメニュー項目の中から、選択日時が新しい順、または選択回数が多い順に、上位所定数のメニュー項目を表示することが好ましい。
この構成によれば、第1のメニュー画面において、ユーザーが最近使用したメニュー項目、または使用頻度の高いメニュー項目が優先して表示されるため、ユーザーは必要なメニュー項目を容易に選択することができる。
上記に記載の表示装置において、第1のメニュー画面は、表示された時点で選択可能なメニュー項目のみを表示することが好ましい。
この構成によれば、第1メニュー画面において、選択不可能なメニュー項目が表示されないため、ユーザーは必要なメニュー項目を容易に選択することができる。
上記に記載の表示装置において、第1のメニュー画面に表示されるメニュー項目のうち、いずれかのメニュー項目がアクティブ状態になった場合、そのメニュー項目の機能説明を表示する機能説明表示手段をさらに備えていることが好ましい。
また、機能説明表示手段は、アクティブ状態になったメニュー項目の選択履歴に応じて、機能説明の表示/非表示を決定することが好ましい。
これらの構成によれば、第1のメニュー画面において、ユーザーが選択しようとするメニュー項目の機能説明を表示するため、ユーザーは機能を確認した上で目的のメニュー項目を選択することができると共に、誤選択を防止することができる。また、アクティブ状態になったメニュー項目の選択履歴に応じて機能説明の表示/非表示を決定するため、例えば過去に5回以上選択したことがあるメニュー項目の場合は機能説明を非表示とするなど、ユーザーにとって必要と考えられる機能説明のみを表示することができる。
上記に記載の表示装置において、第1のメニュー画面を表示させるための第1表示指令手段と、第2のメニュー画面を表示させるための第2表示指令手段と、を備え、メニュー画面表示手段は、第1表示指令手段により表示指令があった場合であっても、選択履歴記憶手段に、所定数以上の選択履歴が記憶されていない場合、第1のメニュー画面に、予め定められたお勧めメニュー項目を表示させることが好ましい。
この構成によれば、表示装置の使用量が少ない場合でも、ユーザーの用途や好みに応じた使い勝手の良いメニュー画面である第1のメニュー画面を表示させることができる。なお、お勧めメニュー項目とは、全メニュー項目の中から、一般的にユーザーの使用頻度が高いと考えられるメニュー項目を抽出した簡易メニュー項目であることが好ましい。
本発明のプログラムは、コンピューターを、上記に記載の表示装置における各手段として機能させるためのものであることを特徴とする。
この構成によれば、ユーザーの用途や好みに応じて使い勝手の良いメニュー画面を表示させ得る表示装置を実現するためのプログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る表示装置の構成を示すブロック図である。 メニュー画面の表示処理を示すフローチャートである。 メニュー項目の階層構成を示す図である。 標準メニュー画面の表示例を示す図である。 簡易メニュー画面の表示例を示す図(a)およびメニュー項目の抽出結果を示す図(b)である。 簡易メニュー画面の他の表示例を示す図(a)およびメニュー項目の抽出結果を示す図(b)である。 簡易メニュー画面における機能説明の表示例を示す図である。 第2実施形態に係るメニュー画面の表示処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態に係る表示装置およびプログラムについて図面を参照しながら説明する。本実施形態では、表示装置として、OSDメニュー画面をスクリーン上に投写して各種設定値の設定を行うプロジェクターを例示する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るプロジェクター10の構成を表すブロック図である。同図に示すように、プロジェクター10は、信号取得部11、操作パネル12、リモコン受光器13、OSD用メモリー14、制御用メモリー15、中央制御部16、OSD処理部17、画像処理部18、投写制御部19および投写光学系20を備えている。
信号取得部11は、パーソナルコンピューターやDVDプレーヤー等の外部機器70から画像信号を入力する。すなわち、信号取得部11は、パーソナルコンピューターから出力されたRBG信号や、DVDプレーヤーから出力されたコンポーネント信号を受信するインターフェースにより実現される。
操作パネル12は、ユーザーが各種設定および操作を行うためのものであり、プロジェクター10本体に備えられている。リモコン受光器13は、プロジェクター10の遠隔操作を行うリモコン71からの操作信号を受光するためのものである。請求項における「機能設定手段」とは、操作パネル12およびリモコン71を指す。本実施形態においては、主にOSDメニュー画面30(図4等参照)に表示されるメニュー項目を選択して各種設定を行うために用いられる。また、請求項における「表示指令手段」とは、操作パネル12およびリモコン71に設けられたメニューボタン(図示省略)を指す。
OSDメニュー画面30としては、多数のメニュー項目を階層順に表示する標準メニュー画面32と、標準メニュー画面32に対して表示されるメニュー項目数が少なく、メニュー項目の選択履歴によってメニュー項目が変化する簡易メニュー画面31と、が設けられている。本実施形態では、この2種類のメニュー画面のうち、ユーザーの全メニュー項目の累計選択回数によって、いずれかが表示されるようになっている(詳しくは後述する)。なお、請求項における「第1のメニュー画面」とは、簡易メニュー画面31を指し、「第2のメニュー画面」とは、標準メニュー画面32を指す。
OSD用メモリー14は、OSDメニュー画面30に表示するデータを不揮発且つ書き換え不能に記憶するものであり、メニュー項目記憶部14aと、機能説明記憶部14bと、を有する。
メニュー項目記憶部14aは、OSDメニュー画面30に表示する複数のメニュー項目を記憶している。図3に示すように、メニュー項目は、階層構造を有している。なお、以下の説明においては、標準メニュー画面32のトップ画面に表示されるメニュー項目であって第1階層に属するものをメインメニュー項目、簡易メニュー画面31に表示可能なメニュー項目であって第2階層に属するものをサブメニュー項目と称する。
機能説明記憶部14bは、OSDメニュー画面30に表示する複数のメニュー項目の機能説明53を、当該メニュー項目と関連付けて記憶している。例えば、メニュー項目「スリープモード」に関連付けて、機能説明53「信号入力がされていない状態が設定時間続くと、自動的に電源をオフにして、スタンバイ状態にします。」などを記憶している(図7参照)。機能説明53は、簡易メニュー画面31において、いずれかのメニュー項目がアクティブ状態になった場合、当該メニュー項目に対して表示される。
制御用メモリー15は、各種制御データを不揮発且つ書き換え可能に記憶するものであり、選択履歴記憶部15aを有する。請求項における「選択履歴記憶手段」とは、選択履歴記憶部15aを指す。
選択履歴記憶部15aは、操作パネル12およびリモコン71により選択されたメニュー項目の選択履歴を記憶する。この選択履歴から、各サブメニュー項目の累計選択回数および各サブメニュー項目の選択回数を得ることができる。
中央制御部16は、プロジェクター10全体を総括制御するものであり、メニュー画面選択部16aと、メニュー項目抽出部16bと、を有している。
メニュー画面選択部16aは、OSDメニュー画面30に表示するメニュー画面を選択する。メニュー画面選択部16aは、選択履歴記憶部15aを参照し、各サブメニュー項目の選択回数の合計が所定回数(例えば、20回)以上の場合、簡易メニュー画面31を選択し、所定回数より少ない場合、標準メニュー画面32を選択する。
メニュー項目抽出部16bは、メニュー画面選択部16aが簡易メニュー画面31を選択した場合、当該簡易メニュー画面31に表示するメニュー項目を抽出する。具体的には、メニュー項目記憶部14aに記憶されているサブメニュー項目の中から、メニューボタンが押下された時点で選択可能なメニュー項目を抽出し、さらにこれらの中から、選択履歴記憶部15aを参照して選択回数が多いメニュー項目の上位数項目(例えば、5項目)を抽出する。なお、選択回数が同数の場合は、選択日時の新しいものを上位として抽出するようにしてもよい。
OSD処理部17は、中央制御部16からの制御信号に基づき、OSDメニュー画面30の表示処理を実行する。具体的には、メニュー画面選択部16aおよびメニュー項目抽出部16bにより選択されたメニュー画面およびメニュー項目に応じて、OSDメニュー画面30の表示構成を変更する。
画像処理部18は、信号取得部11により入力された画像信号に対し、予め記憶されている画像処理プログラムに基づいて、所定の画像処理を実行する。所定の画像処理としては、キーストーン歪補正処理、画質調整処理、画像サイズ調整処理、ガンマ補正処理、画像合成(重量)処理等を行う。
投写制御部19は、OSD処理部17によって処理されたOSDメニュー画面30や、画像処理部18により処理された画像を、後述する液晶ライトバルブ23の各画素に対応する階調値を導き出すことにより、全画面の階調値からなる画像データを生成し、当該画像データに基づいて投写制御を行う。
投写光学系20は、スクリーンSC上に、OSDメニュー画面30や映像を投写するものであり、ライトバルブ駆動部21と、光源部22と、3原色に対応した液晶ライトバルブ23(23R,23G,23B)と、投写レンズ24と、を有する。各液晶ライトバルブ23は、一対の透明基板間に液晶が封入された液晶パネル等によって構成される。各透明基板の内面には、液晶に対して微小領域毎に駆動電圧を印加可能な透明電極が、画素としてマトリクス状に形成されている。ライトバルブ駆動部21は、液晶ライトバルブ23の各画素に、画像データに応じた駆動電圧を印加することにより、各画素の光透過率を設定する。つまり、光源部22から射出された照明光は、不図示の光分離光学系によって、R,G,Bの色光に分離された後、各色用の液晶ライトバルブ23を透過することによって変調される。また、変調された画像光は、不図示の光合成光学系(ダイクロイックプリズムなど)により画素毎に合成されてカラー画像化され、当該カラー画像化された画像光が投写レンズ24によって投写されることにより、スクリーンSC上にカラー映像が写し出される。なお、請求項における「メニュー画面表示手段」および「機能説明表示手段」とは、主に、OSD処理部17、投写制御部19および投写光学系20を指す。
次に、図2のフローチャートを参照し、OSDメニュー画面30の表示処理について説明する。プロジェクター10(中央制御部16)は、操作パネル12およびリモコン71により、メニューボタンが押下されると、これをトリガーとして、選択履歴記憶部15aを参照し、サブメニュー項目の選択履歴数が20回分以上存在するか否かを判断する(S01)。なお、「サブメニュー項目の選択履歴数」とは、簡易メニュー画面31および標準メニュー画面32のOSDメニュー画面における選択回数の合計を指す。S01において、選択履歴数が20回分以上存在すると判断した場合は(S01;YES)、OSDメニュー画面30に表示するメニュー画面として簡易メニュー画面31を選択する(S02)。続いて、メニュー項目記憶部14aに記憶されているサブメニュー項目の中から、現時点で選択可能なサブメニュー項目を抽出する(S03)。さらに、抽出した選択可能なサブメニュー項目の中から、選択回数の多いサブメニュー項目の上位5項目を抽出し(S04)、OSD処理部17により、抽出したサブメニュー項目を選択回数の多い順(同数の場合は選択日時順)に簡易メニュー画面31に表示する(S05)。
一方、選択履歴数が20回分より少ないと判断した場合は(S01;NO)、標準メニュー画面32を選択し(S06)、メニュー項目記憶部14aに記憶されているメニュー項目のうち、メインメニュー項目を表示する(S07,図4参照)。
次に、図3および図4を参照し、標準メニュー画面32の表示構成を説明する。図3は、メニュー項目記憶部14aに記憶されているメニュー項目の階層構成を示す図である。同図に示すように、メニュー項目は、第1階層のメインメニュー項目と、メインメニュー項目に対応する第2階層のサブメニュー項目と、サブメニュー項目に対応する第3階層のメニュー項目と、を有している。例えば、メインメニュー項目「画質」に対応して、サブメニュー項目「カラーモード」,「明るさ」,「コントラスト」,「色の濃さ」等が存在し、サブメニュー項目「カラーモード」に対応して、メニュー項目「ダイナミック」,「プレゼンテーション」,「フォト」等が存在する。
図4は、標準メニュー画面32のトップ画面の表示例である。同図に示すように、標準メニュー画面32には、メインメニュー項目表示領域41と、サブメニュー項目表示領域42と、操作説明表示領域43と、が設けられている。
メインメニュー項目表示領域41には、メインメニュー項目である「画質」,「映像」,「設定」,「拡張設定」,「ネットワーク」,「情報」,「初期化」が表示されている。サブメニュー項目表示領域42には、メインメニュー項目表示領域41において選択された「画質」に対応するサブメニュー項目およびその設定値が表示されている。ユーザーは、サブメニュー項目表示領域42において各種設定を行う。操作説明表示領域43には、標準メニュー画面32における操作説明が表示されている。
標準メニュー画面32は、メニュー項目が階層順且つ機能別に区分けして表示されるため、普段使用しないメニュー項目を選択する場合に利便性が良い。なお、サブメニュー項目の選択履歴数が20回分以上存在する場合、標準メニュー画面32は、メニューボタンの押下ではなく、外部機器70からのコマンド入力など、別の操作によって表示可能となっている。
次に、図5ないし図7を参照し、簡易メニュー画面31の表示構成について説明する。図5(a)は、簡易メニュー画面31の表示例を示す図であり、図5(b)は、メニュー項目抽出部16bによる抽出結果を示す図である。なお、図5(a)に示す簡易メニュー画面31(D01)は、コンピューター映像信号が入力されている状態において、表示されたものとする。
簡易メニュー画面31には、図5(b)に示す抽出結果に基づいて、ユーザーの選択回数が多い順(同数の場合は、選択日時順)に、サブメニュー項目が表示されている。但し、サブメニュー項目「色の濃さ」は、コンピューター映像信号入力時には、選択不可能なため、コンピューター映像信号入力時を想定している画面D01では、選択回数が多いにも関わらす、非表示となっている。すなわち、簡易メニュー画面31は、表示時点で選択可能且つ選択回数の多いサブメニュー項目を表示する。なお、特に図示しないが、簡易メニュー画面31においていずれかのメニュー項目が選択されると、さらにその下位階層の選択肢が表示される。
図6(a)は、画面D01において、ユーザーが「カラーモード」を選択して機能設定を行った後、再度メニューボタンを押下したときに表示される簡易メニュー画面31(D02)の表示例を示す図である。前回の「カラーモード」の選択によって、サブメニュー項目「カラーモード」の選択履歴が1回加算され、「アスペクト」と「カラーモード」の選択回数が同数となり、選択日時が新しい「カラーモード」が上位に移動しため(図6(b)参照)、画面D02は、「カラーモード」が「アスペクト」に代わって最上部に表示されている。
なお、サブメニュー項目だけでなく、さらに下位のメニュー項目についても、選択履歴に応じて表示順序が変化するようにしても良い。つまり、選択回数が多い上位数項目を、選択回数が多い順に並べて表示するようにしても良い。この場合、選択履歴記憶部15aには、サブメニュー項目の選択履歴だけでなく、さらに下位のメニュー項目についても選択履歴を記憶する必要がある。
このように、簡易メニュー画面31は、ユーザーのサブメニュー項目の選択回数によって、表示されるメニュー項目が変化するため、ユーザーの用途や好みによって使い勝手のよいOSDメニュー画面30を提供することができる。
図7は、簡易メニュー画面31(D01)において、機能説明53を表示した場合の表示例を示す図である。同図に示すように、ユーザーがカーソルを合わせることによってアクティブ状態になったメニュー項目には、機能説明記憶部14bに記憶された機能説明53が表示される。なお、機能説明53は、選択履歴が所定の回数(例えば、5回)より少ないメニュー項目に対してのみ表示されるようになっている。例えば、選択回数が1回の「スリープモード」がアクティブ状態になった場合、機能説明53は表示されるが、選択回数が13回の「カラーモード」がアクティブ状態になった場合、機能説明53は非表示となる(図5(b)参照)。すなわち、ユーザーにとって必要な場合のみ機能説明53が表示されるため、メニュー項目を選択する際に毎回表示されることによる煩わしさを解消することができる。
以上説明したとおり、本発明の第1実施形態によれば、使用頻度の高いメニュー項目を抽出した、表示メニュー項目の少ない簡易メニュー画面31を表示するため、ユーザーは、多数の不要なメニュー項目を見ることなく、容易に必要なメニュー項目を選択することができる。特にメニュー項目の機能を熟知していない初心ユーザーにとって、使用頻度の高いメニュー項目が凝縮された簡易メニュー画面31は利便性がよい。また、簡易メニュー画面31は、メニュー項目の選択履歴によってメニュー項目が変化するため、常にユーザーの用途や好みに応じたメニュー項目を上位に表示することができ、機能を熟知したユーザーにとっても使い勝手がよい。
また、メニュー項目を階層順且つ機能順に表示する標準メニュー画面32を表示可能にすることにより、普段使用しないメニュー項目を選択する場合にも、支障をきたすことがない。
また、簡易メニュー画面31は、標準メニュー画面32に比べて画面面積が小さいため、投写中の画像に重畳表示した際に、投写中の画像の視認性を妨げにくくすることができるといった利点もある。
なお、上記の実施形態において、メニュー項目抽出部16bは、選択回数が多いメニュー項目の上位数項目を抽出するものとしたが、選択履歴記憶部15aに記憶された選択履歴の選択日時が新しいメニュー項目の上位数項目を抽出するようにしてもよい。この場合、選択履歴記憶部15aは、最新の選択履歴の上位数個を時系列に記憶しておくことが好ましい。また、上記した2つの抽出条件(選択回数順もしくは選択日時順)のうち、いずれを採用するかについて、ユーザーが操作パネル12等を用いて選択できるようにしてもよい。
また、簡易メニュー画面31において、メニュー項目の機能が一目で把握できるように、表示されるメニュー項目に機能を表すアイコン等を付加して表示してもよい。
(第2実施形態)
続いて、図8を参照し、本発明の第2実施形態について説明する。上記の第1実施形態では、メニューボタンが押下されたとき、メニュー項目の選択履歴の数に応じて、簡易メニュー画面31および標準メニュー画面32のいずれかを表示するものとしたが、本実施形態では、ユーザーが操作パネル12等を用いて、簡易メニュー画面31または標準メニュー画面32の表示指令を直接行うことができる点で異なる。また、ユーザーにより簡易メニュー画面31の表示指令が行われた場合であって、選択履歴記憶部15aに記憶されている選択履歴数が所定数以下の場合、予め定められたお勧めメニュー項目を表示する点でも異なる。以下、第1実施形態と異なる点を説明する。なお、本実施形態において、第1実施形態と同様の構成部分については同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。また、第1実施形態と同様の構成部分について適用される変形例は、本実施形態についても同様に適用される。
第2実施形態に係るプロジェクター10の構成は、図1に示した第1実施形態のプロジェクター10に対し、操作パネル12に簡易メニュー画面表示指令部12aおよび標準メニュー画面表示指令部12bを追加し、メニュー画面選択部16aを削除した構成となっている。なお、請求項における「第1表示指令手段」および「第2表示指令手段」は、簡易メニュー画面表示指令部12aおよび標準メニュー画面表示指令部12bを指す。
また、本実施形態におけるメニュー項目記憶部14aは、上記のお勧めメニュー項目として、一般的にユーザーの使用頻度が高いと考えられる6個のサブメニュー項目を記憶している。このお勧めメニュー項目は、ユーザーが簡易メニュー画面31の表示指令を行った場合であって、プロジェクター10の使用頻度が低い場合に表示される。すなわち、初心ユーザーに対して使い易い簡易メニュー画面31を提供することができる。なお、お勧めメニュー項目は、各項目の選択回数によって、その表示順序が変更されることはない。また、お勧めメニュー項目については、各項目の選択回数に関わらず、各項目がアクティブ状態となった場合、機能説明53を表示することが好ましい。
図8は、第2実施形態に係るOSDメニュー画面30の表示処理を示したフローチャートである。先ず、ユーザーによる操作パネル12の操作により、簡易メニュー画面31または標準メニュー画面32の表示指令が行われる(S08)。簡易メニュー画面31の表示指令が行われた場合、プロジェクター10(中央制御部16)は、まずメニュー項目記憶部14aに記憶されている全メニュー項目の中から、現時点で選択可能なメニュー項目のみを抽出する(S09)。続いて、サブメニュー項目の選択履歴数が10回分以上存在するか否かを判断する(S10)。選択履歴数が10回分以上存在する場合(S10;YES)、抽出した選択可能なメニュー項目の中から、選択回数上位5個のサブメニュー項目抽出し(S11)、選択回数の多い順に表示する(S12)。一方、選択履歴数が10回分より少ない場合は(S10:NO)、お勧めメニュー項目(予め定められた6個のサブメニュー項目)を抽出し(S13)、予め定められた所定の順序で表示する(S14)。
一方、標準メニュー画面32の表示指令が行われた場合、選択履歴記憶部15aに記憶されている選択履歴数に関わらず、標準メニュー画面32のトップ画面(図4参照)を表示すべく、メインメニュー項目を表示する(S15)。
以上説明したとおり、本発明の第2実施形態によれば、メニュー項目が変化する簡易メニュー画面31と、メニュー項目が一定の標準メニュー画面32と、をユーザーが自身で選択できるため、ユーザーの用途に合わせたより使い勝手のよいOSDメニュー画面30を提供することができる。また、ユーザーによって簡易メニュー画面31が選択されても、選択履歴数が少ない場合は、一般的に使用頻度が高いと考えられる、予め定められたお勧めメニュー項目を表示するため、ユーザーはメニュー項目の選択に不便を感じることが無い。
なお、上記の第1実施形態および第2実施形態では、プロジェクター10の表示方式として、透過型液晶表示方式を採用しているが、反射型液晶表示方式、CRT表示方式やライトスイッチ表示方式(マイクロミラーデバイス方式)など、プロジェクター10の表示原理は問わない。また、表示装置の一例として、プロジェクター10を例示したが、テレビ、パーソナルコンピューター、ゲーム機器などの他の表示装置に本発明を適用してもよい。
また、上記の表示装置における各部をプログラムとして提供することが可能である。また、そのプログラムを記憶媒体(図示省略)に格納して提供することも可能である。すなわち、コンピューターを表示装置の各部として機能させるためのプログラム、およびそれを記録した記憶媒体も、本発明の権利範囲に含まれる。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
10:プロジェクター 12:操作パネル 12a:簡易メニュー画面表示指令部 12b:標準メニュー画面表示指令部 14a:メニュー項目記憶部 14b:機能説明記憶部 15a:選択履歴記憶部 16a:メニュー画面選択部 16b:メニュー項目抽出部 31:簡易メニュー画面 32:標準メニュー画面

Claims (10)

  1. メニュー画面におけるメニュー項目の選択履歴を記憶する選択履歴記憶手段と、
    前記選択履歴記憶手段に記憶された前記選択履歴に応じて前記メニュー項目が変化する第1のメニュー画面を表示するメニュー画面表示手段と、
    前記第1のメニュー画面を用いて機能設定を行う機能設定手段と、を備えたことを特徴とする表示装置。
  2. 前記メニュー画面表示手段は、前記第1のメニュー画面と、前記選択履歴に依らず前記メニュー項目が一定の第2のメニュー画面と、のいずれかを表示し、
    前記機能設定手段は、前記第1のメニュー画面と、前記第2のメニュー画面と、のいずれかを用いて機能設定を行うことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第1のメニュー画面および前記第2のメニュー画面のいずれかを表示させるための表示指令を行う表示指令手段をさらに備え、
    前記メニュー画面表示手段は、前記表示指令手段の表示指令に対し、所定の条件を満たす場合に前記第1のメニュー画面を表示し、当該所定の条件を満たさない場合に前記第2のメニュー画面を表示することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記所定の条件は、前記選択履歴記憶手段に、所定数以上の前記選択履歴が記憶されていることであることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記第1のメニュー画面は、前記選択履歴記憶手段に記憶されているメニュー項目の中から、選択日時が新しい順、または選択回数が多い順に、上位所定数のメニュー項目を表示することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 前記第1のメニュー画面は、表示された時点で選択可能なメニュー項目のみを表示することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 前記第1のメニュー画面に表示されるメニュー項目のうち、いずれかのメニュー項目がアクティブ状態になった場合、そのメニュー項目の機能説明を表示する機能説明表示手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の表示装置。
  8. 前記機能説明表示手段は、アクティブ状態になったメニュー項目の選択履歴に応じて、前記機能説明の表示/非表示を決定することを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
  9. 前記第1のメニュー画面を表示させるための第1表示指令手段と、
    前記第2のメニュー画面を表示させるための第2表示指令手段と、を備え、
    前記メニュー画面表示手段は、前記第1表示指令手段により表示指令があった場合であっても、前記選択履歴記憶手段に、所定数以上の前記選択履歴が記憶されていない場合、前記第1のメニュー画面に、予め定められたお勧めメニュー項目を表示させることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  10. コンピューターを、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の表示装置における各手段として機能させるためのプログラム。
JP2009098671A 2009-04-15 2009-04-15 表示装置およびプログラム Pending JP2010250525A (ja)

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