JP2010250066A5 - - Google Patents

Description

本発明の上記課題は、以下の磁性トナーにより解決することができる。
結着樹脂及び処理磁性体を少なくとも含有する磁性トナー粒子と、無機微粒子とを有す
る磁性トナーであって、
前記磁性トナー粒子は、水系媒体中で製造された磁性トナー粒子であり、
前記処理磁性体は、アルコキシシランを加水分解したシラン化合物を用いて気相中で疎水化処理された磁性体であり、
前記シラン化合物は、アルコキシシランの加水分解率が５０％以上であることを特徴とする磁性トナー。

Claims (5)

1. 結着樹脂及び処理磁性体を少なくとも含有する磁性トナー粒子と、無機微粒子とを有する磁性トナーであって、
   前記磁性トナー粒子は、水系媒体中で製造された磁性トナー粒子であり、
   前記処理磁性体は、アルコキシシランを加水分解したシラン化合物を用いて気相中で疎水化処理された磁性体であり、
   前記シラン化合物は、アルコキシシランの加水分解率が５０％以上であることを特徴とする磁性トナー。
2. 前記処理磁性体表面のＢＥＴ比表面積による単位面積当たりの炭素量が０．０５０ｇ／ｍ^２以上０．１００ｇ／ｍ^２以下であることを特徴とする請求項１に記載の磁性トナー。
3. 前記処理磁性体は、メタノールと水の混合溶媒に前記処理磁性体を添加した溶液を、波長７８０ｎｍの光で測定したメタノール滴下透過率曲線において、前記溶液の透過率が５０％に到達したときのメタノール濃度が４０体積％以上８０体積％以下であることを特徴とする請求項１または２に記載の磁性トナー。
4. 前記処理磁性体表面のＢＥＴ比表面積による単位面積当たりの水分吸着量が０．３０ｍｇ／ｍ^２以下であることを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載の磁性トナー。
5. 前記シラン化合物は、前記シラン化合物中の加水分解されたアルコキシシランのうち、シロキサンとして存在する割合が４０％以下であることを特徴とする請求項１乃至４のいずれかに記載の磁性トナー。