JP2010246882A - Vacuum cleaner - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は電気掃除機に係り、特にサイクロン方式の電気掃除機に関するものである。 The present invention relates to a vacuum cleaner, and more particularly to a cyclone type vacuum cleaner.
従来の技術として、特許文献1には、塵埃分離室の下側に塵埃収容室を配置し、塵埃分離室内の吸気筒外側の含塵空気が塵埃収容室に流入し、塵埃収容室内で質量の大きい砂ごみなどが除去された後に、吸気筒下端の第1フィルタを介して吸気筒下端開口から吸い込まれて吸気筒内を通って第2フィルタを介して電動送風機に吸引される電気掃除機が記載されている。さらに、吸気筒の同心円上に外筒を設け、その下端に圧縮板を設け、外筒を圧縮板と共に下降させると塵埃収容室内に堆積した塵埃は圧縮板によって圧縮され、外筒の内周面に設けたブラシ毛は吸気筒に形成されたフィルタに付着した塵埃を掻き落とすことが記載されている。
As a conventional technique, in
特許文献2には、集塵ケース内に分離室と塵埃収容部とを並列に配置し、分離室内の内筒外の空気が分離室から塵埃収容部に流入し、分離室内の内筒内の空気と合流して、メッシュ状の網フィルタおよびブリーツ状のフィルタを介して、電動送風機に吸引される電気掃除機が記載されている。さらに、メッシュ状の網フィルタに堆積し吸気によって圧縮された塵埃を捨てる際には、メッシュ状の網フィルタおよびブリーツ状のフィルタが下端を軸として回動して開くことが記載されている。
In
特許文献3には、集塵ケース内部に塵埃を捕集するための塵埃収容器を設け、塵埃収容器に堆積し吸気によって圧縮された塵埃を捨てる際に、塵埃収容器が下端を軸として回動しながら集塵ケースから飛び出すと共に上下に割れる電気掃除機が記載されている。
In
特許文献1では、塵埃収容室内の塵埃を圧縮するために、使用者が操作レバーによって圧縮板を操作しなければならないため、使用者の負担が大きい。
In
そこで、特許文献1の第1フィルタに代えて、上側に開口するように特許文献3の塵埃収容器を設けることも考えられるが、特許文献1では、塵埃収容室内に流入した空気が吸気筒下端開口から吸い込まれるため、特許文献3の塵埃収容器に堆積した塵埃も、その空気と共に吸気筒下側から吸い込まれ、その結果、電動送風機前の第1フィルタへの塵埃の堆積量が多くなり、吸引力が低下する恐れがある。
Therefore, instead of the first filter of
特許文献2では、分離室と塵埃収容部とを並列配置していることから、分離室およびその内筒の径を大きくすることができず、塵埃収容部への塵埃の堆積に伴って分離室内の内筒からの吸気の寄与度が大きくなり、吸気の圧力損失が大きくなり、その結果、塵埃が堆積していない初期状態に比較して吸引力が低下する恐れがある。また、特許文献2では、メッシュ状の網フィルタが平面状であることから、使用者は、メッシュ状の網フィルタにへばりついた塵埃を容易に除去できない恐れがある。
In
そこで、特許文献2のメッシュ状の網フィルタに代えて、特許文献3の塵埃収容器を設けることも考えられるが、特許文献3の塵埃収容器は容器形状をしているため、集塵ケース後部の形状が大きくなる恐れがある。また、使用者が特許文献2の取っ手を持って集塵ケース後部を開いた場合には、特許文献3の塵埃収容器の飛び出し方向が、使用者にとって手前側(取っ手)側になるため、塵埃収容器内の塵埃が特許文献2の塵埃収容部の後部にひかかってうまく排出されない、さらに、飛び出した塵埃収容器自体が塵埃収容部の後部にぶつかって塵埃収容器自体がうまく飛び出さない恐れがある。
Therefore, it is conceivable to provide the dust container of
そこで、本発明の目的は、使用者の手を煩わせることなく塵埃を圧縮し、堆積した塵埃を使用者が容易に排出でき、さらに、吸引力の低下を抑制した電気掃除機を提供することにある。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a vacuum cleaner that compresses dust without bothering the user, allows the user to easily discharge the accumulated dust, and further suppresses a decrease in suction force. It is in.
本発明の電気掃除機は、電動送風機を備えた掃除機本体と、掃除機本体に着脱自在な集塵装置とを備え、集塵装置は、吸い込んだ空気を旋回させて空気から塵埃を分離する分離部(例えば、塵埃分離部)と、分離部に連通し塵埃を収容する収容部(例えば、塵埃収容部)とを備え、分離部と収容部とは、軸方向に配列され、収容部は、分離部と連通する側に開口し分離部と連通する側とは反対側に凹んだ形状を有するフィルタ(例えば、集塵かご)を備え、分離部の旋回流の外側の空気は、収容部内のフィルタ内に流入し、分離部の旋回流の内側の空気は、収容部内でかつフィルタの外側に流入することを特徴とする。 The vacuum cleaner of the present invention includes a vacuum cleaner body including an electric blower, and a dust collector that is detachable from the vacuum cleaner body, and the dust collector separates dust from the air by swirling the sucked air. A separation unit (for example, a dust separation unit); and a storage unit (for example, a dust storage unit) that communicates with the separation unit and stores the dust. The separation unit and the storage unit are arranged in an axial direction, And a filter (for example, a dust collecting basket) having a shape that opens to the side that communicates with the separation unit and that is recessed on the side opposite to the side that communicates with the separation unit. The air inside the swirl flow of the separation part flows into the filter and the outside of the filter.
または、本発明の電気掃除機は、本体吸気口と吸引力を発生する電動送風機とを備えた掃除機本体と、掃除機本体の本体吸気口と電動送風機との間に着脱自在な集塵装置とを備え、集塵装置は、略円筒形状を有し本体吸気口に連通可能な第1の集塵部(例えば、塵埃分離部)と、第1の集塵部の軸方向端部に連通しかつ電動送風機に連通する第2の集塵部(例えば、塵埃収容部)とを備え、第1の集塵部は、円周面に複数の貫通孔を有する内筒を略円筒形状内に内包し、第2の集塵部は、第1の集塵部と連通する側に開口し第1の集塵部と連通する側とは反対側に凹んだ形状を有する通気部材(例えば、集塵かご)を内包し、第1の集塵部の内筒の外側は、第2の集塵部内の凹んだ形状を有する通気部材の開口に連通し、第1の集塵部の内筒の内側は、第2の集塵部内でかつ凹んだ形状を有する通気部材の外側に連通することを特徴とする。 Or the vacuum cleaner of this invention is a vacuum cleaner main body provided with the main body inlet and the electric blower which generate | occur | produces suction power, and a dust collector which can be attached or detached between the main body inlet of the cleaner main body and the electric blower. The dust collector has a substantially cylindrical shape and communicates with a first dust collector (for example, a dust separator) that can communicate with the main body inlet and an axial end of the first dust collector. And a second dust collecting part (for example, a dust accommodating part) communicating with the electric blower, and the first dust collecting part has an inner cylinder having a plurality of through holes on a circumferential surface in a substantially cylindrical shape. The ventilation member (for example, the second dust collecting part) has a shape that is open on the side communicating with the first dust collecting part and recessed on the side opposite to the side communicating with the first dust collecting part. And the outside of the inner cylinder of the first dust collecting part communicates with the opening of the vent member having a recessed shape in the second dust collecting part, and the inner cylinder of the first dust collecting part Inside, characterized in that communicating with the outside of the vent member having a second dust collecting portion a and recessed.
本発明によれば、分離部と収容部とを軸方向に配列して連通し、そして、分離部の旋回流の外側の空気を収容部内の凹んだ形状を有するフィルタ内に流入し、分離部の旋回流の内側の空気を収容部内でかつ凹んだ形状を有するフィルタの外側に流入することにより、使用者の手を煩わせることなく塵埃を圧縮し、堆積した塵埃を使用者が容易に排出でき、さらに、吸引力の低下を抑制することができる。 According to the present invention, the separation part and the accommodation part are arranged in axial communication with each other, and the air outside the swirling flow of the separation part flows into the filter having a recessed shape in the accommodation part, and the separation part By flowing the air inside the swirl flow into the housing and outside the filter having a concave shape, the dust is compressed without bothering the user and the accumulated dust is easily discharged by the user. In addition, a decrease in suction force can be suppressed.
また、本発明によれば、第2の集塵部を第1の集塵部の軸方向端部に連通し、そして、第1の集塵部の内筒の外側を第2の集塵部内の凹んだ形状を有する通気部材の開口に連通し、第1の集塵部の内筒の内側を第2の集塵部内でかつ凹んだ形状を有する通気部材の外側に連通することにより、使用者の手を煩わせることなく塵埃を圧縮し、堆積した塵埃を使用者が容易に排出でき、さらに、吸引力の低下を抑制することができる。 Further, according to the present invention, the second dust collecting portion communicates with the axial end of the first dust collecting portion, and the outer side of the inner cylinder of the first dust collecting portion is connected to the second dust collecting portion. It is used by communicating with the opening of the ventilation member having a concave shape and communicating the inside of the inner cylinder of the first dust collection portion with the outside of the ventilation member having the concave shape within the second dust collection portion. The dust can be compressed without bothering the user, and the accumulated dust can be easily discharged by the user, and further the reduction of the suction force can be suppressed.
図1に、本発明の実施例の掃除機本体の横断面図を示す。電気掃除機の使用状態では、掃除機本体1が横置きとなり、電気掃除機の収納状態では、掃除機本体1が縦置きとなるのが好ましい。電気掃除機の使用状態において、本体吸気口21側を前方(上流側)、本体排気口30側を後方(下流側)とすると、電気掃除機の収納状態では、本体吸気口21が重力作用方向上側となり本体排気口30が重力作用方向下側となる。図1は、電気掃除機の使用状態での掃除機本体1の横断面図である。
In FIG. 1, the cross-sectional view of the cleaner body of the Example of this invention is shown. It is preferable that the vacuum cleaner
まず、掃除機本体1の構造を説明する。吸い込んだ空気から塵埃を捕集する集塵装置2は、掃除機本体1の前側に着脱自在に配置される。集塵装置2の長手方向(軸方向)を重力作用方向とすると、掃除機本体1の高さが高くなる。一方、集塵装置2内の旋回流の軸方向(集塵装置2の軸方向)が重力作用方向に近いほど遠心分離作用による分離効果が大きくなり、集塵装置2内の旋回流の軸方向が重力作用方向に対して45°を超えると遠心分離作用による分離効果が極端に低下する。そこで、掃除機本体1の高さを小さくすると共に遠心分離作用による分離効果の低下を抑制するために、本実施例では、集塵装置2の軸方向は、重力作用方向に対して40°〜45°程度とする。ただし、遠心分離作用による分離効果を高くするには、集塵装置2の軸方向は、重力作用方向に対して40°よりも小さくてもよい(例えば、0°)。塵埃分離部(旋回部)4を下側に配置し、塵埃収容部5を上側に配置する代わりに、塵埃分離部4を上側に配置し、塵埃収容部5を下側に配置してもよい。この場合は、入口管3は、塵埃分離部4の軸方向の前側端部の円周面に接続されるのが好ましい。
First, the structure of the
集塵装置2は、吸い込んだ空気を旋回させ、遠心分離作用(サイクロン方式)によって塵埃を分離する塵埃分離部4と、塵埃分離部4に連通し、塵埃分離部4で分離された塵埃を収容する塵埃収容部5を備える。塵埃分離部4と塵埃収容部5とは、集塵装置2の軸方向に配列され、それぞれの軸方向端部で接続され、連通する。つまり、塵埃分離部4は、掃除機本体1の前側に配置され、塵埃収容部5は、塵埃分離部4に対して掃除機本体1の前側に配置される。使用者が塵埃分離部4と塵埃収容部5とを容易に分離可能なように、塵埃分離部4と塵埃収容部5とが連結されている。掃除機本体1の前端に、管状の本体吸気口21を備える。塵埃分離部4の軸方向の前側端面の一部は、開口しており、その開口部が入口管3に接続される。塵埃分離部4の軸方向の前側端面ではなく、塵埃分離部4の軸方向の前側端部の円周面が、入口管3に接続されてもよい。
The
塵埃分離部4は、中空の略円筒状の外筒6と、外筒6と同心軸で外筒6に内包される中空の略円筒状の内筒7を備える。旋回流の軸心が重力によって重力作用方向にずれることによって遠心分離作用による分離効果が低下するのを抑制するために、塵埃分離部4の軸方向が重力作用方向に対して傾いている場合には、内筒7の軸心を外筒6の軸心に対して下方向にずらしてもよい。図3(A)に示すように、外筒6の軸方向一端面(前側端面)は、入口管3に接続される開口を除き閉塞されおり、外筒6の軸方向他端面(後側端面)は、開口している。外筒6は、使用者から塵埃の堆積が見えるようにまたは外筒6外に設けたセンサが塵埃の堆積を検出できるように、透明または半透明のプラスチックや樹脂で構成されるのが好ましい。内筒7の軸方向一端面(前側端面)は閉塞されており、内筒7の軸方向他端面(後側端面)は、開口している。図3(A)に示すように、内筒7の軸方向一端面の閉塞部分の中央に、内筒7の軸方向内側へ凹んだ凹み部8が形成される。入口管3は、内筒7の軸方向一端面の閉塞部分、つまり凹み部8に対向している。図3(A)に示すように、凹み部8の一部は、内筒7の外周端まで達している。空気の圧力損失を低減するために、凹み部8の開口方向は、下方向であるのが好ましい。ただし、凹み部8の開口方向は、上方向でも横方向でもよい。図3(A)に示すように、凹み部8の内筒7の外周端部では、凹み部8が内筒7の半径方向に真っ直ぐに向くのではなく、やや円周方向に傾いている。図1に示すように、凹み部8の軸方向の深さは、内筒7の円筒部分の軸方向の長さの略半分程度である。ただし、凹み部8の軸方向の深さは、内筒7の円筒部分の軸方向のほぼ全長にわたってもよい。この場合は、内筒7の円筒部分のほぼ全長にわたって内筒7の円周面の一部に凹み部8の開口が形成されることになる。さらに、凹み部8の外周端部に、案内管38が接続される。案内管38の断面は略1/4円形状であり、内筒7の外周面に沿って形成され、内筒7の外周面も流路の内壁面の一部を形成する。内筒7の外周面に、円周方向に数cm程度形成される。よって、入口管3によって軸方向に流入した空気は、凹み部8によって半径方向に向きを変え、さらに、凹み部8の内筒7の外周端部でやや円周方向に変えられ、さらに案内管38で円周方向に変えられる。また、凹み部8は凹凸がなく、曲面で形成されるのが好ましい。これによって、圧力損失を抑制しつつ空気を十分に旋回させることができる。案内管38は、なくても構わない。内筒7の軸方向他端面(後側端面)の外周に、外筒6へ向かって延びる外延部34が形成される。つまり、図3(A)に示すように、内筒7の軸方向他端面(後側端面)は、内筒7の内側が開口した円環状となっている。
The dust separation unit 4 includes a hollow substantially cylindrical
図3(A)に示すように、外延部34の円周方向の一部は、開口している。この開口によって、内筒7外の空気が、塵埃収容部5に流入することができる。内筒7は、菌の繁殖を抑制できるように、抗菌作用のある金属(例えば、銀,銅)や抗菌物質(例えば、銀,銅)を含有するあるいは塗布された金属(例えば、ステンレス)で構成されるのが好ましい。ただし、内筒7は、円筒部分も含め樹脂で構成されてもよい。そして、図3(A)に示すように、外筒6の軸方向他端面から内筒7が軸方向へ挿入されることによって、外延部34の外周端が外筒6の内周に当接され、その結果、外筒6の軸方向他端面が閉塞される。使用者が外筒6と内筒7とを容易に分離可能なように、外筒6と内筒7とが連結される。内筒7の円周面に、複数の貫通孔33を備える。複数の貫通孔33によって、内筒7はフィルタ機能を有する。この貫通孔33によって、大きなごみが内筒7内へ流入することなく、内筒7外側から内筒7内側へ空気が流入することができる。吸込力にもよるが、1円玉以上の重さのごみは、外筒6内を吸い上げられることができず、外筒6内に残ることがある。使用者が外筒6と内筒7とを容易に分離可能なように、外筒6と内筒7とが連結することによって、使用者は、外筒6と内筒7とを容易に分離でき、外筒6内に堆積したごみを容易に排出でき、また、内筒7の貫通孔33にひっかかった髪の毛や糸くずを容易に除去することができる。
As shown in FIG. 3A, a part of the outer extending
塵埃分離部4と塵埃収容部5との接続部の気密を保つために、内筒7の軸方向他端面に、パッキング9を備える。パッキング9は、外延部34に設けられるだけでなく、内筒7の軸方向にも突出している。よって、内筒7の内側は、完全な中空ではなく、パッキング9によって一部閉塞空間が存在する。さらに、パッキング9の内筒7の内側へ突出した部分に、内筒7の軸方向内側へ凹んだ凹み部39が形成される。凹み部39は把手の機能を有する。これにより、使用者が凹み部39に指を挿入して、塵埃分離部4あるいは内筒7を保持することができる。外延部34の上側の一部は、開口しており、前蓋11の外側流路35に連通する。つまり、外筒6の内側であって内筒7の円筒部分の外側が、前蓋11の外側流路35に連通する。図3(A)に示すように、外延部34の上側の一部の開口の円周方向の壁面は、円周方向に案内管38の開口に対向する側の壁面が高く、円周方向に案内管38の開口側の壁面が低いのが好ましい。例えば、塵埃分離部4を前方から見た場合に案内管38の開口方向が反時計回り方向だとすると、外延部34の上側の一部の開口の円周方向の壁面のうち左側の壁面が高く、右側の壁面が低い。つまり、外延部34の上側の一部が開口しているため、外延部34の円周方向は、内筒7の外周の一周分には満たないが、らせん状にずれている。よって、内筒7外の旋回流は、外延部34の上側の一部の開口の円周方向の高い壁面にぶつかって、スムーズに軸方向へ向きを変えることができ、旋回流に含まれる塵埃も塵埃収容部5へ流れやすくなる。一方、内筒7の内側は、前蓋11の内側流路36に連通する。
In order to keep the airtightness of the connecting portion between the dust separator 4 and the
塵埃収容部5は、軸方向一端面(前側端面)と軸方向他端面(後側端面)とが開口し、横断面で略逆三角形状の中空のケース10を備える。ケース10の軸方向一端面は、開閉可能な前蓋11によって閉塞される。前蓋11の下端部に軸31を備え、軸31はケース10の下端部によって支持される。前蓋11は、軸31を支点としてケース10の軸方向に前後回動可能である。前蓋11の上端部のケース10側には、爪が突出している。一方、ケース10の前側上部に、使用者が押下することが可能なボタン17(レバーでもよい)を備え、ボタン17に、ケース10の前側に延びる伝達棒(ロッド)18が連結されている。伝達棒18の一端は、ボタン17に連結され、伝達棒18の他端は、爪状に形成されている。伝達棒18の他端の爪は、前蓋11の上端部の爪に係合可能である。ケース10に前蓋11が閉じられた状態では、伝達棒18の他端の爪と前蓋11の上端部の爪とが係合して、前蓋11が開くのを防止することができる。そして、使用者がボタン17を押下すると伝達棒18が前側へスライドして(上側に回動してもよい)、伝達棒18の他端の爪と前蓋11の上端部の爪との係合が解除され、重力によってケース10から前蓋11を開くことができる。把手16の形成方向が水平であるのに対して、ケース10の軸方向一端面(前蓋11部分に相当)の法線方向は、水平方向に対して45°〜50°傾斜している。つまり、使用者が把手16を握って塵埃収容部5を持ち上げた際には、ケース10の軸方向一端面(前蓋11部分に相当)は、下方向(重力作用方向)を向いている。よって、重力によってケース10から前蓋11が開くことができる。尚、後述するが、集塵かご(集塵容器)12が、バネ(弾性体)によってケース10の前側へ飛び出すように付勢されていれば、集塵かご12が前蓋11の後面を押すため、使用者がボタン17を押下すると、集塵かご12の押す力によってスムーズにケース10から前蓋11が開くこともできる。
The
ケース10の軸方向他端面は、開閉可能なフィルタ15によって閉塞される。フィルタ15の下端部に軸32を備え、軸32はケース10の下端部によって支持される。フィルタ15は、軸32を支点としてケース10の軸方向に前後回動可能である。フィルタ15は、断面形状が略四角形の枠体内にブリーツ状に折られたフィルタ部材が形成される。図4(B)に示すように、フィルタ部材の波方向は縦方向(重力作用方向)であるのが好ましい。フィルタ15は、例えば、高密度のHEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter)である。HEPAフィルタとは、定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルタである。フィルタ15のケース10の反対側の面に、パッキング25を備えていてもよい。パッキング25には、塵埃収容部5の軸方向他端面と掃除機本体1(特に吸気ダクト27入口)との気密を保持できる。尚、軸31と軸32は、共用されてもよい。また、軸32は、フィルタ15の下端部ではなく、フィルタ15の上端部に備えられてもよい。
The other axial end surface of the
ケース10に、集塵かご12を内包する。集塵かご12の形状は、一つの面が開口したかご形状,箱形状または容器形状であってもよいし、ちりとり形状であってもよい。つまり、集塵かご12は、開口と反対側に凹んだ形状を有する。集塵かご12の断面形状は、略四角形状であってもよいし、略円形状であってもよいし、略三角形状であってもよい。集塵かご12の断面形状は、開口面から底面へ向かって、小さくなるのが好ましい。これによって、塵埃が排出される側(開口側)に向かって断面積が拡がるため、使用者は、集塵かご12内に堆積した塵埃を容易に排出することができる。集塵かご12の形状は、枠体(支骨)によって形成される。集塵かご12の開口面以外の底面,上下左右面に、金属やナイロンなどで構成されたメッシュ部材が被覆または貼着されているのが好ましい。集塵かご12の底面だけでなく、上下左右面にも通気性を持たせることによって、集塵かご12の底面に塵埃が堆積しても流路を確保することができ、吸い込み空気の圧力損失を低減し、吸引力の低下を抑制することができる。このメッシュ部材は、通気性があり、塵埃を捕集するフィルタ機能を有する。通気性があり、塵埃を捕集するフィルタ機能を有するものであれば、メッシュ部材の代わりに使い捨てのティッシュペーパでもよいし、メッシュ部材とティッシュペーパとを組み合わせてもよい。例えば、メッシュ部材の上に使用者がティッシュペーパを装着してもよい。集塵かご12の開口面は、ケース10の軸方向一端面(前側端面)の開口面に一致する。つまり、集塵かご12の開口方向と、ケース10の軸方向一端面の開口方向とが同一である。そして、図6に示すように、集塵かご12の開口面の外周端の上側半分程度は、ケース10の軸方向一端面の内周面に当接し、集塵かご12の開口面の外周端の下側半分程度は、ケース10の軸方向一端面の内周面に当接していない。集塵かご12に下部に軸14を備える。軸14は、ケース10内に支持される。よって、集塵かご12は下部の軸14を支点として、ケース10の軸方向前後に回動可能である。これによって、塵埃収容部5から前蓋11が開かれた際に、重力によって塵埃収容部5から集塵かご12の一部が飛び出すことができる。ケース10に対する軸14の形成位置は、ケース10に対する軸31の形成位置と同じ側(下側)であるため、塵埃収容部5から前蓋11が開かれた際に、前蓋11によって阻害されることなく、塵埃収容部5から集塵かご12の一部が飛び出すことができる。さらに、軸14に、集塵かご12を前蓋11側に押し出す方向に弾性力が作用するつるまきバネを備えてもよい。これによって、塵埃収容部5から前蓋11が開かれた際に、バネの弾性力によって塵埃収容部5から集塵かご12の一部が勢いよく飛び出すことができ、使用者は、集塵かご12内に堆積した塵埃を容易に排出することができる。さらに、集塵かご12は、上下に2分割されており、つまり上半分の枠体(支骨)と下半分の枠体(支骨)という2つの構造物からなるのが好ましい。2分割された集塵かご12は、集塵かご12の底面の外側に形成された軸13によって連結される。よって、図4(A)に示すように、集塵かご12は、底面の中間を支点として、集塵かご12の開口面が上下に割れる。特に、集塵かご12の一部が塵埃収容部5から飛び出した際に、集塵かご12が上下に割れる。これによって、使用者は、集塵かご12内に堆積した塵埃をさらに容易に排出することができる。特に、集塵かご12の内面にへばりついた塵埃も容易にはがし落とすことができる。ただし、集塵かご12の上下2分割の構成は、必須ではない。また、上述したように、ケース10の前側は重力作用方向に対し40°〜45°傾いていることに加え、集塵かご12は塵埃収容部5から30°傾いて飛び出すため、集塵かご12内に堆積した塵埃を略重力方向に排出することができる。
A
前蓋11内には、軸方向に貫通する外側流路35および内側流路36が形成される。そして、外側流路35は、前蓋11の上側に形成され、外側流路35の一端は塵埃分離部4の特に外筒6と内筒7の筒部の間にあたる外延部34の開口に連通し、外側流路35の他端はケース10の特に集塵かご12の開口に連通する。電気掃除機の停止時に、集塵かご12に堆積した塵埃が外側流路35および塵埃分離部4に逆流するのを防止するために、外側流路35の他端は集塵かご12の開口のうち半分よりも上側あるいは上端近傍に連通するのが好ましい。ただし、外側流路35の他端は、集塵かご12の開口の中央部に連通してもよい。さらに、電気掃除機の停止時に、集塵かご12に堆積した塵埃が外側流路35および塵埃分離部4に逆流するのを防止するために、外側流路35の内部または他端部に、外側流路35を覆う逆止弁(図示せず)を形成するのが好ましい。逆止弁は、上端を支点として、集塵かご12へ回動する。ただし、逆止弁は必須の構成ではない。外側流路35の断面積は、外側流路35の一端から他端へ向けて拡大している。外側流路35の形成方向は、外側流路35の一端から他端へ向けて前蓋11の外側から中心側へ向かう方向である。つまり、集塵かご12の外側から中心側へ向かう方向である。外側流路35から集塵かご12へ流入する空気の乱れを抑制するため、外側流路35の形成方向は、集塵かご12の外側流路35が連通する側の壁面(上側壁面)の方向であるのが好ましい。内側流路36は、前蓋11の中央から下側にかけて形成され、内側流路36の一端は塵埃分離部4の特に内筒7の軸方向他端開口(内筒7内)に連通し、内側流路36の他端はケース10の特に集塵かご12の外側に連通する。内側流路36の他端は、集塵かご12の外部下側に連通するのが好ましい。内側流路36は、外側流路35を避けて形成される。内側流路36の断面積は、外側流路35とは逆に、内側流路36の一端から他端へ向けて縮小している。
An
塵埃収容部5の上部外側には、水平方向に延びる、使用者が握ることが可能な把手16を備える。使用者は、この把手16を持って、塵埃収容部5を上方へ持ち上げ、塵埃分離部4を掃除機本体1に残したまま、塵埃収容部5のみを掃除機本体1から取り外すことができる。尚、塵埃分離部4と塵埃収容部5とを連結していれば、使用者は、この把手16を持って、塵埃収容部5を上方へ持ち上げれば、塵埃分離部4と塵埃収容部5とを一体として、つまり集塵装置2そのものを掃除機本体1から取り外すこともできる。図1に示すように、塵埃収容部5の軸方向他端面(フィルタ15部分に相当)の形成方向は、垂直面(重力作用方向)よりはケース10側に傾斜するのが好ましい。つまり、塵埃収容部5の軸方向他端面の上部よりも下部がケース10側に近いのが好ましい。また、図1に示すように、塵埃収容部5の軸方向一端面(前蓋11部分に相当)の形成方向は、垂直面(重力作用方向)よりはケース10側に40°〜45°程度傾斜している。つまり、塵埃収容部5の軸方向一端面の上部よりも下部がケース10側に近い。これによって、塵埃収容部5の軸方向一端面と軸方向他端面とは、垂直面(重力作用方向)を基準として、逆ハの字形状となる。これによって、使用者が塵埃収容部5を上方へ持ち上げる際に引っかかりが少なくなり、使用者は、塵埃収容部5を掃除機本体1から容易に取り外すことができる。そして、使用者は、塵埃収容部5の取り外し後に、凹み部39を持って、塵埃分離部4を上方または斜め上方へ持ち上げ、塵埃分離部4を掃除機本体1から容易に取り外すことができる。図1に示すように、塵埃分離部4の軸方向他端面(入口管3部分に相当)の形成方向は、垂直面(重力作用方向)よりは外筒6側に傾斜するのが好ましい。つまり、塵埃分離部4の軸方向他端面の上部よりも下部が外筒6側に近いのが好ましい。これによって、使用者が塵埃分離部4を上方または斜め上方へ持ち上げる際に引っかかりが少なくなり、使用者は、塵埃分離部4を掃除機本体1から容易に取り外すことができる。また、使用者が塵埃分離部4を取り外す場合だけでなく、塵埃分離部4と塵埃収容部5とを一体として、つまり集塵装置2そのものを掃除機本体1から取り外す際も、集塵装置2の軸方向一端面と軸方向他端面とは、垂直面(重力作用方向)を基準として、逆ハの字形状となるため、集塵装置2を上方へ持ち上げる際に引っかかりが少なくなり、使用者は、集塵装置2を掃除機本体1から容易に取り外すことができる。
A
本体吸気口21には、ホース継手管20が挿入され、ホース継手管20を保持可能である。本体吸気口21の一端に、パッキング22を備える。これによって、ホース継手管20と入口管3との気密を保持できる。掃除機本体1の前方下端(集塵装置2の下側)に、キャスタを支持するためのキャスタ支持部23を備える。掃除機本体1内の後方上側に、掃除機本体1の前後方向に延びる吸気ダクト27を備える。吸気ダクト27の延設方向一端の開口は、フィルタ15に対向する。吸気ダクト27の一端の開口付近に、補助フィルタ26を備える。これによって、集塵装置2外に残った塵埃を電動送風機28が吸い込むのを抑制することができる。吸気ダクト27の延設方向他端は閉塞されており、吸気ダクト27の延設方向他端近傍の下部、つまり、電動送風機28側が開口している。掃除機本体1の吸気ダクト27の一端の開口の上部に、フィルタ15に接触する位置に、フィルタ15に付着した塵埃を除去する除塵装置24を備える。除塵装置24は回転体の外周にらせん状のバネ(弾性体)を備える。除塵装置24はモータによってまたはコードリールの引き出しによって回転して、らせん状のバネがフィルタ15のフィルタ部材を弾くことによって、フィルタ15に付着した塵埃を振るい落とす。上述したように、フィルタ15の波方向は縦方向のため、振るい落とされた塵埃は重力作用方向に落ちやすくなっている。フィルタ15から振るい落とされた塵埃は、ケース10内に堆積することとなる。これによって、フィルタ15の目詰まりを抑制し、空気の圧力損失の低下を抑制し、吸引力の低下を抑制することができる。掃除機本体1内の後方下側に、吸引力を発生する電動送風機28を備える。電動送風機28は、電動送風機28の吸込口が上方を向く縦置きで設置される。電動送風機28の下流側かつ電動送風機28よりも前側に、電動送風機28の排気口に連通する排気ダクト40を備える。さらに、排気ダクト40の下流側かつ排気ダクト40よりも前側に、排気ダクト40に連通するフィルタ29を備える。フィルタ29は、断面形状が略四角形の枠体内にブリーツ状に折られたフィルタ部材が形成される。フィルタ部材の波方向は縦方向(重力作用方向)であるのが好ましい。フィルタ15は、例えば、高密度のULPAフィルタ(Ultra Low Penetration Air Filter)である。ULPAフィルタは、定格風量で粒径が0.15μmの粒子に対して99.9995%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルであり、HEPAフィルタの粒子捕集効率よりも高い粒子捕集効率を有する。そして、掃除機本体1の後端面に、本体排気口30を備える。
A hose
次に、電気掃除機の動作時(使用時)の空気の流れを説明する。図1中の矢印は、空気の流れを示す。使用者が電気掃除機の電源をONにすると、電動送風機28が作動し、吸引力を発生する。ホース継手管20から吸い込まれた空気は、入口管3を通って、外筒6内に流入し、凹み部8にぶつかって半径方向に向きを変え、さらに、凹み部8の内筒7の外周端部でやや円周方向に向きを変え、さらに案内管38で円周方向に向きを変える。この結果、空気は、外筒6の軸心を中心として外筒6を旋回する。つまり、旋回流となる。空気の旋回に伴う遠心分離作用によって、空気に含まれる重い塵埃は旋回流の外側に集まる。空気に含まれる軽い塵埃は旋回流の外側だけでなく、内側にも残る。ただし、一般家庭での掃除においては、塵埃の大部分は、旋回流の外側に集まり、旋回流の内側にはあまり塵埃が残らない。内筒7外の空気は重い塵埃と共に、外側流路35を通って、集塵かご12へ流入する。塵埃は集塵かご12によって捕集され、堆積し、さらに吸引力によって圧縮される。塵埃は吸引力によって自動的に圧縮されるため、使用者の手を煩わすことなく、多くの塵埃を保持できる。空気は集塵かご12の底面および上下左右面を通過して、フィルタ15に到達する。一方、旋回流の内側空気は、内筒7の貫通孔33から内筒7内に流入する。貫通孔33よりも大きな塵埃は、貫通孔33を通過することができず、内筒7外に残る。内筒7内の空気は軽い塵埃および小さい塵埃と共に、内側流路36を通って、ケース10内で集塵かご12の外部下側へ流入し、フィルタ15に到達する。集塵かご12内を通過した空気と集塵かご12内を通過しなかった空気は、フィルタ15の手前で合流して、フィルタ15を通過する。フィルタ15では、軽い塵埃および小さい塵埃その他空気に含まれる塵埃が捕集される。フィルタ15を通過して塵埃をほとんど含まない空気は、補助フィルタを通過して吸気ダクト27に流入し、吸気ダクト27の下部の開口を通り電動送風機28の上部の吸込口から吸い込まれる。電動送風機28の側部の排出口から排出された空気は、排気ダクト40を通って、フィルタ29に到達し、フィルタ29によって残った塵埃が捕集される。フィルタ29を通過した空気は、電動送風機28の周りやコードリール室(図示せず)、掃除機本体1の下部のすき間などを通って、本体排気口30から掃除機本体1外部へ排出される。特に、フィルタ29は、空気清浄機に搭載されるフィルタと同程度またはそれ以上の集塵効率を有するため、掃除機本体1から外部へ排出される空気は、空気清浄機と同程度またはそれ以上に清浄化されている。 図2(A)に、本発明の実施例の集塵装置の斜視図を示し、図2(B)に、本発明の実施例の集塵装置の横断面図を示す。使用者は、把手16を握って集塵装置2を上方へ持ち上げることによって、掃除機本体1から集塵装置2を取り外すことができる。ただし、塵埃分離部4を掃除機本体1に残して、塵埃収容部5のみを掃除機本体1から取り外すようにしてもよい。図2(A)に示すように、軸方向から見た塵埃分離部4の断面の外形状は、略円形状である。塵埃収容部5の断面の外形状は、前蓋11の部分では略円形状であるが、前蓋11の部分以降では略四角形状であり、フィルタ15の部分でも略四角形状である。図2(B)に示すように、ケース10の軸方向一端の開口方向とケース10の軸方向他端の開口方向とは一直線上になく、45°〜50°程度異なる。つまり、塵埃収容部5の軸方向は、中間よりも少し前側で、曲がっている。上述したが、集塵装置2の軸方向一端面(入口管3の部分)は、わずかに下方向(重力作用方向)を向き、集塵装置2の軸方向他端面(フィルタ15の部分)も、わずかに下方向(重力作用方向)を向いており、集塵装置2の軸方向一端面と軸方向他端面とは、垂直面(重力作用方向)を基準として、逆ハの字形状となるため、集塵装置2を上方へ持ち上げる際に引っかかりが少なくなり、使用者は、集塵装置2を掃除機本体1から容易に取り外すことができる。
Next, the flow of air during operation (when in use) of the vacuum cleaner will be described. The arrows in FIG. 1 indicate the flow of air. When the user turns on the power of the vacuum cleaner, the
図3(A)に、本発明の実施例の内筒および外筒の斜視図を示し、図3(B)に、本発明の実施例の内筒の裏側の斜視図を示す。外筒6の一端面は、入口管3の形成部分を除き、閉塞し、外筒6の他端面は、開口する。内筒7は、円筒部分の一端に、円環状の外延部34を有する。図3(A)に示すように、外筒6内に軸方向に内筒7の円筒部分から挿入されることによって、外筒6の他端面の外周端が外延部34の外周端に当接して、外筒6内に内筒7が形成される。図3(A)に示すように、入口管3の開口方向と凹み部8の開口とは対向している。凹み部8の内筒7の外周端部への開口方向は略下向きであり、案内管38の円周方向の開口方向は、反時計周りである。尚、案内管38の円周方向の開口方向は、時計周りであってもよい。そして、外延部34の上部に、軸方向に貫通する孔を備え、つまり外延部34の上部が開口している。開口の左壁面は、右壁面に比較して高くなっている。つまり、案内管38の円周方向の開口方向に対向する外延部34の上部の開口の壁面(左壁面)が他の壁面(右壁面)より高くなっている。そして、外延部34の表面はらせん状になっており、空気を外延部34の上部の開口に滑らかに導く流路の機能を有する。図3(B)に示すように、内筒7内の上側略半円部分に、内筒7の内側へ向かって凹み閉塞した凹み部39を備え、下側略半円部分は、内筒7内に開口している。集塵かご12に塵埃が堆積していない状態において内筒7内の空気の流量より内筒7外の空気の流量を多くする場合は、内筒7内の開口面積よりも外延部34上部の開口面積を大きくしてもよい。内筒7内への開口に比較して凹み部39の領域を多くしてもよいし、凹み部39に比較して内筒7内への開口の領域を多くしてもよい。そして、使用者は凹み部39に指を入れて、容易に塵埃分離部4あるいは内筒7を持つことができる。
FIG. 3A shows a perspective view of the inner cylinder and the outer cylinder of the embodiment of the present invention, and FIG. 3B shows a perspective view of the back side of the inner cylinder of the embodiment of the present invention. One end surface of the
内筒7の円筒部を抗菌効果のある金属材料で形成する場合は、先ず、金属の薄板に、直径0.1mm〜0.4mm程度の複数の貫通孔33をエッチング加工し、その後、両端を接合して円筒形状にする。貫通孔33はパンチング加工でもよい。抗菌効果のある金属材料として、例えば、ステンレス,銀,銅などがある。ステンレス,銀,銅に限らず、銀や銅を含むまたは銀や銅が表面析出した合金であればよい。金属の薄板の厚さは1mm以下であり、加工性を向上するには0.1mm〜0.5mm程度が好ましい。金属薄板の厚さが薄い場合には、強度を向上したり、真円度を向上するために、円筒状の金属薄板の軸方向の両端を、成形性のよい樹脂で固定するのが好ましい。具体的には、凹み部8や案内管38を有する内筒7の略円形状の一端部の型および円環状の外延部34を有する内筒7の他端部の型が成型された型に、円筒状の金属薄板をセットし、その後、型に樹脂を流し込むことによって、インサート成型する。インサート成型による場合、金属薄板は両端を接合して円筒形状にしなくてもよい。こうして、凹み部8や案内管38を有する内筒7の略円形状の一端部および円環状の外延部34を有する内筒7の他端部を樹脂で構成した、内筒7の円筒部分のみを金属材料で構成することができる。インサート成型によって、製造過程を簡素化できる。
When the cylindrical portion of the
図4(A)に、本発明の実施例の塵埃収容部の前蓋を開いた状態の斜視図を示し、図4(B)に、本発明の実施例の塵埃収容部の後部フィルタを開いた状態の斜視図を示す。図4(A)に示すように、軸31を支点として前蓋11が下方向へ回動して開くと、軸14を支点として集塵かご12も下方向へ回動して飛び出す。この際に、集塵かご12は、軸13を支点として上下に2分割される。塵埃収容部5から飛び出した際の集塵かご12の開口は、塵埃収容部5内に収納されていた際の集塵かご12の開口に比較して拡がる。これによって、集塵かご12の内面にへばりついた塵埃を容易にはがし落とすことができる。尚、使用者が、集塵かご12の内面に沿ってティッシュペーパを装着した際には、ティッシュペーパの端を集塵かご12の開口部の枠体と前蓋11の外周端とで挟みこめば、ティッシュペーパがずれたり外れたりするのを抑制できる。図4(B)に示すように、軸32を支点としてフィルタ15も下方向へ回動して開く。これによって、使用者は、ケース10内で集塵かご12外部に堆積した塵埃を容易に排出することができ、さらに、フィルタ15のケース10側面に付着した塵埃も容易に除去することができる。
FIG. 4 (A) shows a perspective view of a state where the front cover of the dust container of the embodiment of the present invention is opened, and FIG. 4 (B) shows the rear filter of the dust container of the embodiment of the present invention opened. FIG. As shown in FIG. 4A, when the
図5(A)は、本発明の実施例の塵埃収容部の前蓋の塵埃収容部外側から見た正面図であり、図5(B)は、本発明の実施例の塵埃収容部の前蓋の塵埃収容部内側から見た正面図である。尚、図中の斜線部分は、断面ではなく、最も手前の表面を示している。前蓋11の下端に、ケース10に回動自在に支持される軸31を備える。前蓋は、略円形状をしている。図5(A)に示す斜線部分の外側の略円部分は、塵埃分離部4の軸方向他端面の外周端に当接可能である。図5(A)に示す斜線部分の内側の略円部分は、塵埃分離部4の内筒7の軸方向他端面の外周端に当接可能である。前蓋11の上側つまり軸31と反対側で、斜線部分の外側の略円部分と内側の略円部分との間に、外側流路35の開口が形成される。外側流路35の表側(塵埃収容部5外側)の開口位置は、前蓋11の左右側や下側でもよいが、外側流路35の裏側(塵埃収容部5内側)の開口位置を前蓋11の上側とする場合は、外側流路35の長さを短くして空気の圧力損失を低減するために、外側流路35の表側の開口位置も、前蓋11の上側であるのが好ましい。一方、内筒7の内側に内側流路36の開口が形成される。図5(A)の正面図では、外側流路35の開口面積よりも内側流路36の開口面積のほうが大きいが、内筒7内の上側略半円部分は、凹み部39が形成されているので、内筒7内の空気の流量より内筒7外の空気の流量を多くする場合は、実質的な流路面積としては、外側流路35の開口面積よりも内側流路36の開口面積のほうが小さい。尚、斜線部分の外側の略円部分と内側の略円部分との間の外側流路35の開口が形成されていない部分は、閉塞されている。図5(B)に示す斜線部分の外側の略円部分は、ケース10の軸方向一端面の外周端および集塵かご12の開口の外周端の一部に当接する。図5(B)に示すように、前蓋11の上下方向中心線よりも上側に、外側流路35の開口が形成される。これによって、電気掃除機の停止時に、集塵かご12に堆積した塵埃が外側流路35および塵埃分離部4に逆流するのを防止することができる。ただし、前蓋11の上下方向中心線を含む中央部に、外側流路35の開口が形成されてもよい。さらに、外側流路35を覆う逆止弁(図示せず)を形成するのが好ましい。これによって、さらに、電気掃除機の停止時に、集塵かご12に堆積した塵埃が外側流路35および塵埃分離部4に逆流するのを防止することができる。一方、前蓋11の下端近傍に、内側流路36の開口が形成される。ただし、内側流路36の開口位置は、外側流路35の開口位置に対して、下側でもよいし、左右側または上側でもよい。尚、内側流路36の開口の上側の斜線部分は、集塵かご12の開口の外周端の下端に当接する。そして、図5(B)に示すように、前蓋11の裏側(塵埃収容部5の内側)では、内側流路36の開口面積よりも外側流路35の開口面積のほうが大きい。さらに、図5(A)と図5(B)に示すように、外側流路35の他端(裏側)の開口面積(図5(B))は、外側流路35の一端(表側)の開口面積(図5(A))よりも大きい。つまり、外側流路35は、一端から他端へ向かって拡がっている。一方、図5(A)と図5(B)に示すように、内側流路36の他端(裏側)の開口面積(図5(B))は、内側流路36の一端(表側)の開口面積(図5(A))よりも小さい。つまり、内側流路36は、一端から他端へ向かって狭まっている。
FIG. 5A is a front view of the front cover of the dust container of the embodiment of the present invention as viewed from the outside of the dust container, and FIG. 5B is a front view of the dust container of the embodiment of the present invention. It is the front view seen from the dust accommodating part of a lid | cover. The hatched portion in the figure shows the frontmost surface, not the cross section. A
図6に、本発明の実施例の塵埃収容部の前蓋を除いたときの塵埃分離部側から見た正面図を示す。尚、図5と同様に、図中の斜線部分は、断面ではなく、最も手前の表面を示している。略円形状の斜線部分は、前蓋11の外周端に当接する。図6に示すように、ケース10の軸方向一端面の開口の外周端は、集塵かご12の開口の外周端の一部に当接する。また、図6に示すように、ケース10の軸方向一端面の開口の80%以上は、集塵かご12の開口が占めている。そして、ケース10の開口の集塵かご12の開口以外の領域(残り20%程度以下)は、内側流路36の開口に対向し、内側流路36に連通する。
FIG. 6 is a front view as seen from the dust separation unit side when the front cover of the dust container of the embodiment of the present invention is removed. As in FIG. 5, the hatched portion in the figure indicates the frontmost surface, not the cross section. The substantially circular shaded portion is in contact with the outer peripheral end of the
図7は、本発明の実施例の電気掃除機の概観図である。電気掃除機は、掃除機本体1以外に、吸口を有する吸込具50と、一端が吸込具50に連通し伸縮自在な継手管(延長管)51と、一端が継手管51の他端に連通し使用者が握る把手53や操作ボタン/スイッチを有する操作管52と、一端が操作管52の他端に連通し他端にホース継手管20が形成されるホース54とを備える。掃除機本体1の本体吸気口21にホース継手管20が挿入され、保持可能である。また、掃除機本体1の両側面に車輪55を備える。 そして、使用者から操作ボタン/スイッチへの操作によって電気掃除機の電源がONされると、電動送風機28が作動して吸引力を発生する。吸込具50の吸口から吸い込まれた空気は、継手管51,操作管52,ホース54,ホース継手管20の順に通過して、掃除機本体1に流入する。
FIG. 7 is a schematic view of a vacuum cleaner according to an embodiment of the present invention. In addition to the vacuum cleaner
本発明の実施例によれば、使用者の手を煩わせることなく塵埃を圧縮し、圧縮し堆積した塵埃を使用者が容易に排出し、さらに、吸引力の低下を抑制することができる。 According to the embodiment of the present invention, dust can be compressed without bothering the user, the user can easily discharge the dust that has been compressed and accumulated, and a reduction in suction force can be suppressed.
本発明は、電気掃除機に適用可能である。 The present invention is applicable to a vacuum cleaner.
1 掃除機本体
2 集塵装置
3 入口管
4 塵埃分離部
5 塵埃収容部
6 外筒
7 内筒
8 凹み部
9,22,25 パッキング
10 ケース
11 前蓋
12 集塵かご
13,14,31,32 軸
15,29 フィルタ
16,53 把手
17 ボタン
18 伝達棒
20 ホース継手管
21 本体吸気口
23 キャスタ支持部
24 除塵装置
26 補助フィルタ
27 吸気ダクト
28 電動送風機
30 本体排気口
33 貫通孔
34 外延部
35 外側流路
36 内側流路
38 案内管
39 凹み部
40 排気ダクト
50 吸込具
51 継手管
52 操作管
54 ホース
55 車輪
DESCRIPTION OF
Claims (14)
前記集塵装置は、吸い込んだ空気を旋回させて空気から塵埃を分離する分離部と、前記分離部に連通し前記塵埃を収容する収容部とを備え、
前記分離部と前記収容部とは、軸方向に配列され、
前記収容部は、前記分離部と連通する側に開口し前記分離部と連通する側とは反対側に凹んだ形状を有するフィルタを備え、
前記分離部の旋回流の外側の空気は、前記収容部内の前記フィルタ内に流入し、
前記分離部の旋回流の内側の空気は、前記収容部内でかつ前記フィルタの外側に流入することを特徴とする電気掃除機。 In a vacuum cleaner provided with a vacuum cleaner body provided with an electric blower, and a dust collector detachably attached to the vacuum cleaner body,
The dust collector includes a separation unit that swirls the sucked air to separate dust from the air, and a storage unit that communicates with the separation unit and stores the dust.
The separation part and the accommodation part are arranged in an axial direction,
The accommodating portion includes a filter having a shape opened on a side communicating with the separating portion and recessed on a side opposite to the side communicating with the separating portion,
Air outside the swirling flow of the separation part flows into the filter in the housing part,
The vacuum cleaner characterized in that the air inside the swirling flow of the separation part flows into the housing part and outside the filter.
前記分離部と前記収容部とは、使用者によって分離可能であり、
前記収容部の前記分離部側の開口を塞ぐ蓋を備え、
前記蓋は、前記分離部の旋回流の外側の空気を前記収容部内の前記フィルタ内へ流入するための第1の流路と、前記分離部の旋回流の内側の空気を前記収容部内でかつ前記フィ
ルタの外側へ流入するための第2の流路とを備えることを特徴とする電気掃除機。 The vacuum cleaner of claim 1,
The separation part and the storage part can be separated by a user,
A lid that closes the opening on the separating portion side of the housing portion;
The lid includes a first flow path for allowing the air outside the swirling flow of the separation unit to flow into the filter within the housing unit, and the air inside the swirling flow of the separating unit within the housing unit and A vacuum cleaner comprising: a second flow path for flowing into the outside of the filter.
前記分離部の旋回流の外側の空気は、前記蓋内を外側から中心側へ向かって流れることを特徴とする電気掃除機。 The vacuum cleaner of claim 2,
The vacuum cleaner characterized in that the air outside the swirling flow of the separation part flows in the lid from the outside toward the center side.
前記分離部の旋回流の外側の空気は、前記フィルタの側壁面に沿った方向、または前記側壁面に沿った方向に比較して前記フィルタの中心側へ向かう方向で、前記収容部内に流れ込むことを特徴とする電気掃除機。 The vacuum cleaner of claim 3,
Air outside the swirling flow of the separation portion flows into the housing portion in a direction along the side wall surface of the filter or in a direction toward the center of the filter as compared with the direction along the side wall surface. An electric vacuum cleaner.
前記分離部の旋回流の外側の空気は、前記収容部内の前記フィルタ内のうち上側に流れ込むことを特徴とする電気掃除機。 The vacuum cleaner of claim 1,
The vacuum cleaner characterized in that the air outside the swirling flow of the separation part flows into the upper side of the filter in the housing part.
前記分離部の旋回流の内側の空気は、前記収容部内の前記フィルタの外側のうち左右側または下側に流れ込むことを特徴とする電気掃除機。 The vacuum cleaner of claim 5,
The vacuum cleaner characterized in that air inside the swirling flow of the separation part flows into the left and right sides or the lower side of the outside of the filter in the housing part.
前記集塵装置は、略円筒形状を有し前記本体吸気口に連通可能な第1の集塵部と、前記第1の集塵部の軸方向端部に連通しかつ前記電動送風機に連通する第2の集塵部とを備え、
前記第1の集塵部は、円周面に複数の貫通孔を有する内筒を略円筒形状内に内包し、
前記第2の集塵部は、前記第1の集塵部と連通する側に開口し前記第1の集塵部と連通する側とは反対側に凹んだ形状を有する通気部材を内包し、
前記第1の集塵部の前記内筒の外側は、前記第2の集塵部内の前記凹んだ形状を有する通気部材の開口に連通し、
前記第1の集塵部の前記内筒の内側は、前記第2の集塵部内でかつ前記凹んだ形状を有する通気部材の外側に連通することを特徴とする電気掃除機。 A vacuum cleaner comprising a main body inlet and an electric blower that generates a suction force, and a dust collector detachable between the main body inlet of the cleaner main body and the electric blower In
The dust collecting device has a substantially cylindrical shape and communicates with a first dust collecting portion that can communicate with the main body inlet, an axial end of the first dust collecting portion, and communicates with the electric blower. A second dust collecting part,
The first dust collecting part includes an inner cylinder having a plurality of through holes on a circumferential surface in a substantially cylindrical shape,
The second dust collecting part includes a ventilation member having a shape that is open on a side communicating with the first dust collecting part and recessed on a side opposite to the side communicating with the first dust collecting part,
The outside of the inner cylinder of the first dust collecting part communicates with the opening of the vent member having the recessed shape in the second dust collecting part,
The vacuum cleaner characterized in that the inner side of the inner cylinder of the first dust collecting part communicates with the outer side of the vent member having the recessed shape in the second dust collecting part.
前記第1の集塵部と前記第2の集塵部とは分離可能であり、
前記第2の集塵部の前記第1の集塵部側の開口を塞ぐ部材を備え、
前記開口を塞ぐ部材は、前記第1の集塵部の前記内筒の外側と前記第2の集塵部内の前記凹んだ形状を有する通気部材の開口とを連通する第1の流路と、前記第1の集塵部の前記内筒の内側と前記第2の集塵部内でかつ前記凹んだ形状を有する通気部材の外側とを連通する第2の流路とを備えることを特徴とする電気掃除機。 The vacuum cleaner of claim 7,
The first dust collecting part and the second dust collecting part are separable,
A member that closes the opening on the first dust collecting portion side of the second dust collecting portion;
The member that closes the opening includes a first flow path that communicates the outside of the inner cylinder of the first dust collection portion and the opening of the vent member having the recessed shape in the second dust collection portion; A second flow path that communicates the inside of the inner cylinder of the first dust collecting part and the outside of the vent member having the recessed shape in the second dust collecting part. Electric vacuum cleaner.
前記第1の流路は、前記開口を塞ぐ部材の外側から中心側へ向かう方向に形成されることを特徴とする電気掃除機。 The vacuum cleaner of claim 8,
The vacuum cleaner, wherein the first flow path is formed in a direction from the outside of the member that closes the opening toward the center.
前記第1の流路は、前記凹んだ形状を有する通気部材の側壁面に沿った方向、または前記側壁面に沿った方向に比較して前記凹んだ形状を有する通気部材の中心側へ向かう方向に形成されることを特徴とする電気掃除機。 The vacuum cleaner of claim 9,
The first channel is a direction along the side wall surface of the vent member having the concave shape, or a direction toward the center side of the vent member having the concave shape compared to the direction along the side wall surface. A vacuum cleaner characterized by being formed into a vacuum cleaner.
前記第1の集塵部の前記内筒の外側は、前記第2の集塵部内の前記凹んだ形状を有する通気部材の開口のうち上側に連通することを特徴とする電気掃除機。 The vacuum cleaner of claim 7,
The vacuum cleaner characterized in that the outer side of the inner cylinder of the first dust collecting part communicates with the upper side of the opening of the vent member having the recessed shape in the second dust collecting part.
前記第1の集塵部の前記内筒の内側は、前記第2の集塵部内の前記凹んだ形状を有する通気部材の外側のうち左右側または下側に連通することを特徴とする電気掃除機。 The vacuum cleaner of claim 11,
The inner side of the inner cylinder of the first dust collecting part communicates with the left or right side or the lower side of the outer side of the vent member having the recessed shape in the second dust collecting part. Machine.
前記第1の集塵部の前記内筒の外側端部は、開口を有し、
前記開口の円周方向の両端の壁面の高さが異なることを特徴とする電気掃除機。 The vacuum cleaner of claim 7,
The outer end of the inner cylinder of the first dust collecting part has an opening,
The vacuum cleaner characterized by the height of the wall surfaces at both ends in the circumferential direction of the opening being different.
前記内筒の軸方向の一端部は、閉塞され、
前記内筒の軸方向の一端部は、前記内筒の軸方向内側に凹んだ形状を有し、
前記内筒の軸方向の一端部の凹んだ形状の一部は、前記内筒の一端部の外周端に達し、
前記内筒の軸方向の一端部の凹んだ形状の一部は、前記内筒の一端部の外周端付近で円周方向に変形し、
前記内筒の軸方向の一端部の凹んだ形状部分に、前記ホース継手に連通する前記第1の集塵部の開口が対向することを特徴とする電気掃除機。 The vacuum cleaner of claim 7,
One end of the inner cylinder in the axial direction is closed,
One end portion in the axial direction of the inner cylinder has a shape recessed inward in the axial direction of the inner cylinder,
A part of the concave shape at one end portion in the axial direction of the inner cylinder reaches the outer peripheral end of the one end portion of the inner cylinder,
A part of the concave shape at one end of the inner cylinder in the axial direction is deformed in the circumferential direction near the outer periphery of the one end of the inner cylinder,
The vacuum cleaner, wherein an opening of the first dust collecting portion communicating with the hose joint is opposed to a concave shape portion of one end portion in the axial direction of the inner cylinder.
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