JP2010245743A - 電子装置、リモートコントローラ及び制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電子装置と、複数種類の電子装置に共通に使用できる制御装置とを備える制御システム及びこれに用いられる電子装置を提供する。
【解決手段】電子装置1は、電子回路10と、端子群20とを備えている。端子群20に含まれる端子22〜24は、電子回路10と接続されずに固定電位を受けるか絶縁状態となる。端子22〜24の状態は外部に出力される。電子回路10は端子群20と接続される入力端群を有する制御装置によって制御される。制御装置は、端子22〜24と接続される入力端が固定電位を受けるか絶縁状態となるかの区別に基づいて、異なる制御を実行して電子回路10の動作を制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子装置、リモートコントローラ及び制御システムに関し、例えば表示装置に関する。
例えば空気調和機に搭載されたリモートコントローラには表示装置が取り付けられている。かかる表示装置は例えば液晶表示装置である。またリモートコントローラは当該液晶表示装置を制御する制御装置を備えている。かかる制御装置は、液晶表示装置を制御する制御部と、当該制御部が実装された基板とを備えている。
液晶表示装置の表示内容は例えば空気調和機の仕向地によって相違する。例えば、日本国内向けの空気調和機においては液晶表示装置には日本語で表示されるところ、海外向けの空気調和機においては液晶表示装置には記号又は図形によって表示される。また、例えば日本国内向けの空気調和機においては液晶表示装置には摂氏温度が表示され、例えば北米向けの空気調和機においては液晶表示装置には華氏温度が表示される。
このような表示内容は通常は液晶表示装置に固有であって、一つの液晶表示装置が表示する表示内容は一種である。換言すれば、日本語表示用の液晶表示装置と記号・図形用表示装置とは別々に構成される。あるいは摂氏温度表示用の液晶表示装置と華氏温度表示用の液晶表示装置とは別々に構成される。他方、制御装置は通常、複数種の液晶表示装置に対応しており、それぞれに適した制御を行う。
このような液晶表示装置の違いは設定情報として制御部に入力される。かかる設定情報は例えば次のように制御部に入力される。複数の端子が基板上に設けられる。かかる端子は例えばジャンパー線によって相互に接続可能である。そして、例えば一つの第1端子が接地されており、他の一つの第2端子が制御部に接続されている。かかる第1端子と第2端子とのジャンパー線による接続/非接続の区別が日本語表示用液晶表示装置/記号・図形表示用液晶表示装置の区別を表す。換言すれば制御部は、第1端子と第2端子とがジャンパー線によって相互に接続されていれば液晶表示装置が日本語表示用であると認識し、第1端子と第2端子とが接続されていなければ液晶表示装置が記号・図形用であると認識する。
また他の一つの第3端子が制御部に接続され、第1端子と第3端子とのジャンパー線による接続/非接続の区別が摂氏度用液晶表示装置/華氏度用液晶表示装置の区別を表す。換言すれば、制御部は、第1端子と第3端子とがジャンパー線によって相互に接続されていれば液晶表示装置が摂氏度表示用であると認識し、第1端子と第3端子とが接続されていなければ液晶表示装置が華氏度表示用であると認識する。
なお、本発明に関連する技術として特許文献1,2が開示されている。
特開2009−8345号公報 特開平3−209898号公報
しかしながら、第1端子、第2端子、第3端子の接続関係によって表される設定情報と異なるタイプの液晶表示装置が誤って基板に実装されると、液晶表示装置は誤った情報を表示する。
そこで、本発明の目的は、電子装置と、複数種類の電子装置(例えば液晶表示装置)に共通に使用できる制御装置とを備える制御システム及びこれに用いられる電子装置を提供することである。
本発明にかかる電子装置の第1の態様は、入力端(32〜34)が固定電位を受けるか、絶縁状態となるかの区別に基づいて異なる種類の制御を行い前記入力端を有する制御装置(3)によって、動作が制御される電子回路(10)と、前記制御装置と接続される端子群(20)とを備える電子装置であって、前記端子群は、前記制御装置と前記電子回路との間を接続する複数の第1端子(25)と、前記電子回路と接続されずに前記固定電位を受けるか若しくは絶縁状態となり、前記入力端と接続される少なくとも一つの第2端子(22〜24)とを有することを特徴とする。
本発明にかかる電子装置の第2の態様は、第1の態様にかかる電子装置であって、前記電子装置の外部から前記固定電位が印加される第3端子(21)を更に備え、前記固定電位を受ける前記第2端子は前記電子装置内で前記第3端子と接続される。
本発明にかかるリモートコントローラの第1の態様は、第1又は第2の態様にかかる電子装置と、前記電子回路(10)とを備え、前記電子回路は表示機能を有する。
本発明にかかる制御システムの第1の態様は、第1又は第2の態様にかかる電子装置と、前記制御装置(3)とを備える。
本発明にかかる電子装置の第1の態様によれば、電子装置が制御装置に対し、制御の種類を指定できる。よって複数種類の電子回路を有する電子装置のいずれに対しても、制御装置を共通にすることができる。
本発明にかかる電子装置の第2の態様によれば、第2端子と第3端子との相互の接続或いは非接続で、電子回路の種類を制御装置に了知でき、以て制御装置の制御の種類を指定できる。
本発明にかかるリモートコントローラの第1の態様によれば、共通の制御装置を用いることができるので、表示機能が異なっても製造が容易なリモートコントローラを提供できる。
本発明にかかる制御システムの第1の態様によれば、電子装置が制御装置に対し、制御の種類を指定できる。よって複数種類の電子回路を有する電子装置のいずれに対しても、制御装置を共通にすることができる。
空気調和機の概念的な構成の一例を示す図である。 リモートコントローラの概念的な外観の一例を示す図である。 リモートコントローラが有する表示装置の概念的な一例を示す図である。 リモートコントローラが有する制御装置の概念的な一例を示す図である。 熱交換換気装置の概念的な構成の一例を示す図である。 リモートコントローラの概念的な外観の一例を示す図である。
実施の形態.
以下、本実施の形態にかかる制御システムが空気調和機用のリモートコントローラに搭載された場合について説明する。なお、本制御システムは必ずしも空気調和機用のリモートコントローラに搭載されている必要はない。
図1に示すように、空気調和機は、室外機100と、室内機200と、リモートコントローラ300とを備えている。
室外機100と室内機200とは通信線を介して相互に接続され、相互に通信することができる。室内機200とリモートコントローラ300とは有線又は無線によって相互に接続され、相互に通信することができる。室内機200は所定の部屋の内部(室内)に設けられ、室外機100は所定の部屋の外部(室外)に設けられる。
室外機100と室内機200とはそれぞれ図示せぬ熱交換器を備えている。そして、これらの熱交換器を含んで不図示の冷媒回路が形成されている。室外機100と室内機200とは、リモートコントローラ300を介して入力される指令に基づいて、相まって冷媒回路に冷媒を循環させて、冷媒の潜熱を利用して室内の温度を調整する。例えば室内機200が備える熱交換器によって室内の空気から冷媒へと熱を移動させ、室外機100が備える熱交換器によって冷媒から室外の空気へと熱を移動させる。かかる室外機100と室内機200との運転は冷房運転と呼ばれる。これによって室内の空気を冷やすことができる。また熱の移動を逆にすることで室内の空気を暖めることもできる。かかる室外機100と室内機200との運転は暖房運転と呼ばれる。また冷媒を循環させずに、室内機200が室内の空気を循環させる運転は送風運転と呼ばれる。
図2に示すように、リモートコントローラ300は、表示部10と、操作部5とを備えている。
表示部10は例えば液晶表示部、LED表示部などである。表示部10には例えば空気調和機の運転モード(送風/冷房/暖房)、送風量(弱/強/急)、室内温度についての目標値(設定温度)などが表示される。設定温度は例えば2桁の7セグメント液晶方式によって表示される。
操作部5は例えば複数の入力ボタンを有している。入力ボタンの例としては、例えば空気調和機の運転を開始/停止させる入力ボタン、運転モードを切り替える入力ボタン、送風量を切り替える入力ボタン、設定温度を変更する入力ボタンなどが挙げられる。
このような空気調和機において、ユーザは操作部5を介して空気調和に関する入力を行う。リモートコントローラ300は入力された情報に応じて表示部10に表示内容を表示させるとともに、当該情報を指令として室内機200に送信する。当該指令を受け取った室外機100は室内機200とともに、当該指令に応じた空気調和(冷房/暖房/送風等)を実行する。
なお表示部10の表示内容は、例えば空気調和機が設置される地域によって相違する。図2の例示では、設定温度は摂氏度で表示されている。かかる摂氏度の単位表示は例えばプリント印刷によって表示部10に設けられる。しかしながら、例えば本空気調和機が設置される地域において華氏度が一般的に使用される場合であれば、当該設定温度は摂氏度に代えて華氏度で表示される。かかる華氏度の単位表示も例えばプリント印刷によって表示部10に設けられる。よって、表示部10は、摂氏度あるいは華氏度の何れか一方のみが表示可能であって、これらを切り替え可能に表示できない。従って、摂氏度で表示される表示部10と華氏度で表示される表示部10とが、使用地域に応じて適宜に選択されてリモートコントローラ300に設けられる。
また、図2の例示では、表示部10は日本語によって表示内容を示している。しかしながら、海外では日本語が使用されていないため、日本語に代えて例えば記号や図形によって表示内容が表示される。これらの日本語表示及び記号・図形表示も例えばプリント印刷によって表示部10に設けられる。よって、表示部10は日本語表示あるいは記号・図形表示のいずれか一方のみが表示可能であって、これらを切り替え可能には表示できない。従って、日本語表示用の表示部10と記号・図形表示用の表示部10とが、使用地域に応じて適宜に選択されてリモートコントローラ300に設けられる。
このように、同じ空気調和機用のリモートコントローラ300であっても、その使用地域によって異なる表示部10がリモートコントローラ300に搭載される。
続いて、図3,4を用いてリモートコントローラ300の内部構成の概念的な一例について説明する。リモートコントローラ300は、表示部10を備える表示装置1(図3参照)と、制御装置3(図4参照)と、操作部5とを備えている。
表示装置1は端子群20を備えている。表示部10は端子群20のうち例えば複数の端子25と接続されている。そして、表示部10はこれらの端子25を介して外部からの信号を受け取り、当該信号に基づいて表示内容を表示する。
端子群20には例えば端子21〜24が含まれている。端子21は固定電位(例えば接地電位)が供給される。固定電位は例えば表示装置1の外部から端子21へと印加される。端子22〜24の各々は表示部10と接続されずに固定電位を受けるかもしくは絶縁状態となる。例えば端子22〜24は、固定電位が印加される端子21との接続によって固定電位を受け、端子21を含む他の部品と接続されないことで絶縁状態となる。なお、固定電位は必ずしも外部から端子21へと印加される必要はない。例えば固定電位を与える電位点が表示装置1に設けられる場合は、端子22〜24の各々は当該電位点と接続/非接続されればよい。
そして、端子22〜24は、固定電位を受けているか絶縁状態かによって、表示装置1の種類(以下、設定情報とも呼ぶ)を表すことができる。例えば端子22が固定電位を受けていることは表示部10が摂氏度表示されたものであることを、端子22が絶縁状態であることは表示部10が華氏度表示されたものであることをそれぞれ表す。例えば端子23が固定電位を受けていることは表示部10が記号・図形表示されたものであることを、端子23が絶縁状態であることは表示部10が日本語表示されたものであることをそれぞれ表す。なお端子24も、固定電位を受けているか絶縁状態かによって、表示装置1の種類を表すものの、これについては後述する。
端子22〜24と端子21との接続は、表示装置1内部に設けられた配線11によって実現される。なお、図3の例示では、端子21,22が配線11によって相互に接続されて端子22が固定電位を受け、端子21,23とは相互に接続されておらず絶縁状態となっている。よって図3の例示では表示部10は摂氏度表示かつ日本語表示である種類に属している。
また、表示部10が液晶表示部であれば、表示装置1は表示素子たる液晶へと電圧を与える透明電極を有している。透明電極は透明導電膜をエッチングして形成される。配線11もかかる透明導電膜をエッチングして形成されると良い。これによって、表示素子へと電圧を与える透明電極を形成する工程と同じ工程で、配線11を形成することができる。
以上のように、かかる表示装置1によれば、表示部10の種類に応じた固有の設定情報が、端子22,23によって表されるので、端子22,23を介して表示部10に固有の設定情報を外部に指定することができる。また、端子21が表示装置1の外部から固定電位が印加されていれば、端子21と端子22との相互の接続/非接続及び端子21,23との相互の接続/非接続によって、表示部10の種類を外部に了知させることができる。
制御装置3は、基板36と、入力端群30と、制御部35とを備えている。基板36は例えばプリント基板であって、入力端群30と、制御部35とが実装される。また基板36には例えば制御部35と入力端群30とを相互に接続する配線が形成される。
入力端群30は例えばコネクタであって、表示装置1が有する端子群20が差し込まれて接続される。入力端群30は例えば端子群20と1対1で接続される入力端を有している。端子21〜24とそれぞれ接続される入力端をそれぞれ入力端31〜34と呼ぶ。なお端子24と接続される入力端34についても、端子24と共に後述する。
端子21と接続される入力端31は固定電位(例えば接地電位)が供給される第1電位点GND1と接続されている。端子22〜24とそれぞれ接続される入力端32〜34は、制御部35と接続されている。
制御部35は入力端群30と電気的に接続されて端子群20と接続される。制御部35は入力端31〜33を介して、端子22,23の状態(固定電位を受けた状態か絶縁状態)を認識することができる。かかる認識は例えば次のように実行される。入力端32,33に接続され、固定電位とは異なる電位を供給する第2電位点E1が制御装置3に設けられる。なお図4においては第2電位点E1が制御部35へも供給される直流電源として示されている。第2電位点E1は制御部35の内部で入力端32〜34とそれぞれ接続される。
そして、端子22が固定電位を受けていれば、換言すると端子21,22が接続されていれば、第1電位点GND1と、第2電位点E1と、端子21,22と、入力端31,32とを結ぶ経路に電流が流れる。端子22が絶縁状態であれば、換言すれば端子21,22が接続されていなければ、当該経路には電流が流れない。よって、制御部35は当該経路に流れる電流を検知して、端子22の状態を認識する。端子23についても同様である。これによって、制御部35は表示部10に固有の設定情報を表示装置1から認識することができる。
そして、制御部35は端子22,23が固定電位を受けるか絶縁状態であるかの区別に基づいて、即ち端子22,23から認識した表示部10に固有の設定情報に基づいて、表示部10に対して異なる種類の制御を実行する。なお、端子22,23と入力端32,33とがそれぞれ接続されることから、表示部10は、入力端32,33が固定電位を受けるか絶縁状態にあるかの区別に基づいて、異なる種類の制御を実行する制御部35によって、動作が制御される、とも把握できる。
また、制御部35は操作部5とも接続されており、操作部5を介してユーザ入力を認識し、当該ユーザ入力を指令として室内機200へと送信したり、当該ユーザ入力と表示部10に固有の設定情報とに基づいて、表示装置1を制御する。
なおここでは、制御部35はマイクロコンピュータと記憶装置とを含んで構成される。マイクロコンピュータは、プログラムに記述された各処理ステップ(換言すれば手順)を実行する。上記記憶装置は、例えばROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、書き換え可能な不揮発性メモリ(EPROM(Erasable Programmable ROM)等)、ハードディスク装置などの各種記憶装置の1つ又は複数で構成可能である。当該記憶装置は、各種の情報やデータ等を格納し、またマイクロコンピュータが実行するプログラムを格納し、また、プログラムを実行するための作業領域を提供する。なお、マイクロコンピュータは、プログラムに記述された各処理ステップに対応する各種手段として機能するとも把握でき、あるいは、各処理ステップに対応する各種機能を実現するとも把握できる。また、制御部35はこれに限らず、制御部35によって実行される各種手順、あるいは実現される各種手段又は各種機能の一部又は全部をハードウェアで実現しても構わない。
例えば制御部35が有する不揮発性メモリには、摂氏度表示用の第1のプログラムと、華氏度表示用の第2のプログラムと、記号・図形表示用の第3のプログラムと、日本語表示用の第4のプログラムとが記録されている。なお、例えば第1ないし第4のプログラムは表示部10を表示する表示プログラムの一部である。そして、当該表示プログラムにおいて、第1及び第2のプログラムのいずれか一方のみが選択的に使用され、第3及び第4のプログラムのいずれか一方のみが選択的に使用される。
図3の例示では、表示部10は摂氏度表示、日本語表示である種類に属している。よって、制御部35は端子22,23(或いは入力端32,33)の状態から上記種類(表示部10に固有の設定情報)を認識すると、第1プログラム、第4プログラムを採用して表示プログラムを実行し、表示装置1を制御して表示部10に表示内容を表示させる。
以上のように、表示装置1は自らの設定情報を制御装置3へと指定し、制御装置3は指定された設定情報に基づいて表示部10を制御する。従って、複数種類の表示部10を有する表示装置1のいずれに対しても、共通の制御装置3を用いることができる。換言すれば、表示装置1のいずれを制御装置3に接続しても表示装置1を適切に制御できる。
なお、表示装置1は例えば表示部10の種類に応じて個別の製造ライン上で製造されるとよい。各製造ライン上において、表示部10の種類に応じて、例えば端子21〜23の相互間を接続する配線11が形成されるので、表示部10の種類と、端子21〜23との接続関係との不一致を抑制して、表示装置1を製造できるからである。
また、空気調和機用のリモートコントローラ300が、他のシステムのリモートコントローラと類似の構成を有している場合がある。具体的には、表示部10以外は上述した表示装置1と同じ構成の表示装置1が、当該リモートコントローラに搭載される場合がある。
例えば熱交換換気装置用のリモートコントローラは上述したリモートコントローラ300と類似の構成を有する。図5に示すように、熱交換換気装置は、全熱交換器ユニット400と、リモートコントローラ301とを備えている。
全熱交換器ユニット400はリモートコントローラ301と、有線又は無線によって相互に接続され、相互に通信することができる。
全熱交換器ユニット400は、室外からの新鮮な空気を室内へと供給する給気経路(不図示)と、室内の空気を室外へと排出する排気経路(不図示)と、給気経路を流れる空気と排気経路を流れる空気との間で空気の相互移動を防ぎつつ、これらの間で熱を交換する熱交換器(不図示)とを備えている。なお全熱交換器ユニット400は、例えば給気経路及び排気経路のそれぞれに設けられるファンを備えている。これらのファンを回転させることで、給気経路及び排気経路をそれぞれ流れる空気の流量(換言すれば換気量)を調整できる。なお、給気経路と排気経路を流れる空気の間で熱交換を行いつつ換気を行う換気モードを全熱交換と呼ぶ。
また全熱交換器ユニット400は熱交換を避けて換気を行うこともできる。例えば全熱交換器ユニット400は、室内側の排気経路から分岐して熱交換器をバイパスし室外側の排気経路へと合流する分岐路と、室内の空気を分岐路へと流すか、熱交換器へと流すかを決定する開閉ダンパとを更に備えている。開閉ダンパの状態によって、熱交換器を介さずに室内の空気を室外へと排気することができる。かかる換気を行う換気モードを普通換気と呼ぶ。
リモートコントローラ301は、図6に示すように、表示部10と、操作部5とを備えている。
表示部10は例えば液晶表示部、LED表示部などである。表示部10には例えば全熱交換器ユニット400の換気モード(全熱交換/普通換気)、換気量(弱/強)などが表示される。
操作部5は例えば複数の入力ボタンを有している。入力ボタンの例としては、例えば全熱交換器ユニット400の運転を開始/停止させる入力ボタン、換気モードを切り替える入力ボタン、換気量を切り替える入力ボタンなどが挙げられる。
なお、図2,6では図示していないが、リモートコントローラ300,301について、共通の表示内容としてタイマーの入切、タイマーの時間設定などが挙げられ、共通の入力ボタンとしてタイマーの入切を切り替える入力ボタン、タイマーの時間設定を変更する入力ボタンなどが挙げられる。
このような熱交換換気装置において、ユーザは操作部5を介して換気に関する入力を行う。リモートコントローラ301は入力された情報に応じて表示部10に表示内容を表示させるとともに、当該情報を指令として全熱交換器ユニット400に送信する。当該指令を受け取った全熱交換器ユニット400は当該指令に応じた換気運転(全熱交換/普通換気等)を実行する。
このようなリモートコントローラ301が有する表示部10の上記表示内容はリモートコントローラ300が有する表示部10の表示内容(図2も参照)とは相違するものの、リモートコントローラ301が有する表示装置1は表示部10を除いて図3に示した表示装置1の構成と同一である。
そして、リモートコントローラ301が有する制御装置3の構成は図4に示した制御装置3と同一である。但し、制御部35は、リモートコントローラ301が有する操作部5の入力に応じて、リモートコントローラ301が有する表示部10の表示内容をも制御することができる。より具体的には、例えば制御部35が有する不揮発性メモリには、空気調和機についての表示部10に対応した表示を行う第5プログラムと、熱交換換気装置についての表示部10に対応した表示を行う第6プログラムとが記録されている。なお、例えば第5及び第6のプログラムは表示部10を表示する表示プログラムの一部である。そして、当該表示プログラムにおいて、第5及び第6のプログラムのいずれか一方のみが選択的に使用される。
かかる表示システムにおいて、端子24が固定電位を受けていることは表示部10が空気調和機に対応したものであることを、端子24が絶縁状態であることは表示部10が全熱交換換気装置に対応であることをそれぞれ表す。なお、図3の例示で示されるように、表示装置1の外部から固定電位が印加された端子21と、例えば配線11を用いた端子24との接続/非接続によって、端子24が固定電位を受けている状態と絶縁状態とを実現できる。
制御部35は、例えば固定電位と異なる電位を入力端34に印加し、入力端34(ひいては端子24)を流れる電流を検知することで、端子24の状態を認識する。そして、制御部35は端子24の状態から、表示部10が空気調和機対応なのか全熱交換器対応なのかを認識する。空気調和機対応であれば第5プログラムを採用して表示プログラムを実行し、以って表示部10を制御する。表示部10が全熱交換器ユニット400対応であれば第6プログラムを採用して表示プログラムを実行し、以って表示部10を制御する。
以上のように、複数種類の表示部10を有する表示装置1に対して共通の制御装置3を用いることができる。
なお、本実施の形態では、制御システムとして表示システムを、電子装置として表示装置をそれぞれ採用して説明したが、必ずしもこれに限らない。電子装置と、電子装置の種類によって異なる制御を行う制御装置を備える制御システムに、本実施の形態の技術が適用可能である。
1 表示装置
3 制御装置
10 表示部
22〜24 端子
31〜34 入力端

Claims (4)

  1. 入力端(32〜34)が固定電位を受けるか、絶縁状態となるかの区別に基づいて異なる種類の制御を行い前記入力端を有する制御装置(3)によって、動作が制御される電子回路(10)と、
    前記制御装置と接続される端子群(20)と
    を備える電子装置であって、
    前記端子群は、
    前記制御装置と前記電子回路との間を接続する複数の第1端子(25)と、
    前記電子回路と接続されずに前記固定電位を受けるか若しくは絶縁状態となり、前記入力端と接続される少なくとも一つの第2端子(22〜24)と
    を有することを特徴とする、電子装置。
  2. 前記電子装置の外部から前記固定電位が印加される第3端子(21)を更に備え、
    前記固定電位を受ける前記第2端子は前記電子装置内で前記第3端子と接続される、請求項1に記載の電子装置。
  3. 請求項1又は2に記載の電子装置と、前記電子回路(10)とを備え、前記電子回路は表示機能を有する、リモートコントローラ。
  4. 請求項1又は2に記載の電子装置と、前記制御装置(3)とを備える、制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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