JP2010245324A - シリコンインゴットの切断装置及びシリコンインゴットの切断装置におけるサンプル切断方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シリコンインゴット5から製品として用いない部分を切り落とし部24として切断し、製品として用いる製品ブロック23を得る切断装置において、製品ブロック23を保持する第1の保持手段16と、切り落とし部24を保持する第2の保持手段17を備え、第1の保持手段16で製品ブロック23を保持すると共に第2の保持手段17で切り落とし部24を保持した状態でシリコンインゴット5を切断するバンドソー12を備える。シリコンインゴット5を製品ブロック23と切り落とし部24に切断加工する際、第1,第2の保持手段16,17により製品ブロック23と切り落とし部24の両者を保持した状態で切断を行なうことができるから、製品ブロック23から切り落とされる切り落とし部24の自重により切断面近傍に欠けが発生することを防止できる。
【選択図】図3
Description
シリコンインゴットから製品として用いない部分を切り落とし部として切断し、製品として用いる製品ブロックを得るシリコンインゴットの切断装置において、
前記製品ブロックを保持する第1の保持手段と、前記切り落とし部を保持する第2の保持手段を備え、
前記第1の保持手段で前記製品ブロックを保持すると共に前記第2の保持手段で前記切り落とし部を保持した状態で前記シリコンインゴットを切断するバンドソーを備えたことを特徴とする。
前記シリコンインゴットは多結晶からなる4角柱型であることを特徴とする。
前記第1の保持手段と前記第2の保持手段との各々には、前記多結晶のシリコンインゴットの下面を支持する載置部と、前記多結晶のシリコンインゴットの横方向の動きを規制する相対向する一対の挟持部を備えることを特徴とする。
前記挟持部に突き出しピンを進退自在に設け、該挟持部に設けた突き出しピンを突出させ、前記多結晶のシリコンインゴットを保持することを特徴とする。
前記バンドソーは一定方向にスライド移動されることで前記シリコンインゴッドを切断するものであり、前記バンドソーがスライド移動される向きに前記相対向する挟持部を設けたことを特徴とする。
切り落とし部としての円錐型のコーン部と製品ブロックとしての円柱部が一体に形成された単結晶からなるシリコンインゴットから、前記バンドソーによって製品として用いない切り落とし部としての前記コーン部を切断するときに前記円柱部を保持する第3の保持手段と前記コーン部を保持する第4の保持手段を備え、
前記バンドソーで前記コーン部を切断した後、前記円柱部の切り落とし面を負圧により吸着する吸着手段を備えたことを特徴とする。
前記第3の保持手段で前記円柱部を保持すると共に前記第4の保持手段で前記コーン部を保持した状態で前記バンドソーにより前記コーン部を切断した後、前記吸着手段で前記円柱部の切り落とし面を吸着し、該切り落とし面から1mm〜3mmの部分を前記バンドソーで切断して、該切断した部分をサンプルウェハとして取り出すことを特徴とする。
2 単結晶のシリコンインゴット(シリコンインゴット)
3 円柱部(製品ブロック)
3A 切り落とし面
5 多結晶のシリコンインゴット(シリコンインゴット)
9 コーン部(切り落とし部)
10 固定用チャック部(第4の保持手段)
12 バンドソー
13 吸着パッド(吸着手段)
15 突き出しピン
16 第1の保持手段
17 第2の保持手段
20 サンプルウェハ
21 載置部
22 挟持部
23 製品ブロック
24 切り落とし部
30 第3の保持手段
Claims (7)
- シリコンインゴットから製品として用いない部分を切り落とし部として切断し、製品として用いる製品ブロックを得るシリコンインゴットの切断装置において、
前記製品ブロックを保持する第1の保持手段と、前記切り落とし部を保持する第2の保持手段を備え、
前記第1の保持手段で前記製品ブロックを保持すると共に前記第2の保持手段で前記切り落とし部を保持した状態で前記シリコンインゴットを切断するバンドソーを備えたことを特徴とするシリコンインゴットの切断装置。 - 前記シリコンインゴットは多結晶からなる4角柱型であることを特徴とする請求項1記載のシリコンインゴットの切断装置。
- 前記第1の保持手段と前記第2の保持手段との各々には、前記多結晶のシリコンインゴットの下面を支持する載置部と、前記多結晶のシリコンインゴットの横方向の動きを規制する相対向する一対の挟持部を備えることを特徴とする請求項2記載のシリコンインゴットの切断装置。
- 前記挟持部に突き出しピンを進退自在に設け、該挟持部に設けた突き出しピンを突出させ、前記多結晶のシリコンインゴットを保持することを特徴とする請求項3記載のシリコンインゴットの切断装置。
- 前記バンドソーは一定方向にスライド移動されることで前記シリコンインゴッドを切断するものであり、前記バンドソーがスライド移動される向きに前記相対向する挟持部を設けたことを特徴とする請求項3又は4記載のシリコンインゴットの切断装置。
- 切り落とし部としての円錐型のコーン部と製品ブロックとしての円柱部が一体に形成された単結晶からなるシリコンインゴットから、前記バンドソーによって製品として用いない切り落とし部としての前記コーン部を切断するときに前記円柱部を保持する第3の保持手段と前記コーン部を保持する第4の保持手段を備え、
前記バンドソーで前記コーン部を切断した後、前記円柱部の切り落とし面を負圧により吸着する吸着手段を備えたことを特徴とする請求項2〜5の何れか1項に記載のシリコンインゴットの切断装置。 - 前記第3の保持手段で前記円柱部を保持すると共に前記第4の保持手段で前記コーン部を保持した状態で前記バンドソーにより前記コーン部を切断した後、前記吸着手段で前記円柱部の切り落とし面を吸着し、該切り落とし面から1mm〜3mmの部分を前記バンドソーで切断して、該切断した部分をサンプルウェハとして取り出すことを特徴とする請求項6に記載のシリコンインゴットの切断装置におけるサンプル切断方法。
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JP2009092927A JP2010245324A (ja) | 2009-04-07 | 2009-04-07 | シリコンインゴットの切断装置及びシリコンインゴットの切断装置におけるサンプル切断方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111896347A (zh) * | 2020-08-07 | 2020-11-06 | 广东韶钢松山股份有限公司 | 一种截断装置及设备 |
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JPS61215007A (ja) * | 1985-03-20 | 1986-09-24 | 石川県ベンチヤ−ビジネス協同組合 | スライシングマシンにおけるワ−ク送り装置 |
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2009
- 2009-04-07 JP JP2009092927A patent/JP2010245324A/ja not_active Ceased
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