JP2010244853A - コネクタおよび情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シリアルATA規格およびiVDR規格の装置に共用して接続され、コストの低減を図ることができるコネクタおよび情報処理装置を提供する。
【解決手段】コネクタ1は、装置の外部に設けられたインタフェース接続部21,31に対して接続されるコネクタであって、iVDR規格およびシリアルATA規格に共通するインタフェース用の複数の端子からなる端子部2を少なくとも備え、シリアルATA規格のインタフェース接続部31と接続される場合に、当該インタフェース接続部31に設けられた凸部32a,33aが挿入される逃げ溝3,4を、端子部2に凹設したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタおよび情報処理装置に関するものである。
従来、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置やパーソナルコンピュータ等に接続される情報処理装置の接続規格として、シリアルATA(SATA)という規格がある。また、著作権を保護する機能を備えた接続規格としてiVDR(Information Versatile Disk for Removable usage)という規格がある(非特許文献1参照)。
これらの規格における違いは、著作権保護に関する制御系コマンドの有無の他、それぞれの接続コネクタの物理的形状が異なることと、信号の互換部分と信号の非互換部分が存在することが挙げられる。
iVDRコンソーシアム、"iVDRについて"、[online]、iVDRコンソーシアム、[平成20年12月15日検索]、インターネット<URL:http://www.ivdr.org/iVDR/ivdr_j.html>
ところで、前記のように、シリアルATA規格とiVDR規格とでは、それぞれの接続コネクタの物理的形状が異なることから、これらの両方の規格の装置を使用するためには、それぞれの規格に対応したコネクタを、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置やパーソナルコンピュータ等に接続される情報処理装置に対して設けたり、規格毎に情報処理装置を用意したりする必要があった。このため、煩雑であるとともに、コストがかかるという問題があった。
本発明は、シリアルATA規格およびiVDR規格の装置に共用して接続され、コストの低減を図ることができるコネクタおよび情報処理装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決した本発明のコネクタは、装置の外部に設けられたインタフェース接続部に対して接続されるコネクタであって、iVDR規格およびシリアルATA規格に共通するインタフェース用の複数の端子からなる端子部を少なくとも備え、シリアルATA規格の前記インタフェース接続部と接続される場合に、当該インタフェース接続部に設けられた凸部が挿入される逃げ溝を、前記端子部に凹設したことを特徴とする。
本発明のコネクタによれば、iVDR規格およびシリアルATA規格に共通するインタフェース用の複数の端子からなる端子部を少なくとも備えているので、iVDR規格およびシリアルATA規格の装置に共用して接続することができ、これらの装置との間で信号の入出力を行うことができる。
端子部には、シリアルATA規格のインタフェース接続部に設けられた凸部が挿入される逃げ溝が凹設されているので、シリアルATA規格のインタフェース接続部を有する装置を接続する際には、この逃げ溝に、当該凸部を位置合わせして挿入することにより、逃げ溝内に当該凸部を逃がすことができ、これによってシリアルATA規格のインタフェース接続部を接続することができる。
また、本発明は、前記逃げ溝には、iVDR規格で配列されたインタフェース用の追加端子が出没自在に配置されており、前記追加端子は、iVDR規格の前記インタフェース接続部と接続される場合に、前記逃げ溝から突出して前記インタフェース接続部の対応する部位に接続されるとともに、シリアルATA規格の前記インタフェース接続部と接続される場合に、突出位置から没位置に移動して、前記凸部の挿入を許容する構成とするのがよい。
このコネクタによれば、逃げ溝に出没自在に配置された追加端子が、逃げ溝から突出してiVDR規格のインタフェース接続部の対応する部位に接続される位置と、突出位置から没位置に移動して、シリアルATA規格のインタフェース接続部の凸部の挿入を許容する位置とを採り得るので、iVDR規格およびシリアルATA規格のインタフェース接続部との接続を可能とするとともに、iVDR規格において追加端子を活用した信号の入出力も可能となる。これにより、iVDR規格に基づくインタフェース接続部の全ての端子を用いた信号の入出力が可能となり拡張性の高い接続が可能となる。
また、本発明は、前記追加端子を没位置から突出位置に付勢する付勢手段を備え、シリアルATA規格の前記インタフェース接続部と接続される場合に、前記追加端子が前記凸部に押圧されて突出位置から没位置に移動するとともに、前記インタフェース接続部との接続が解除される場合に、前記付勢手段によって、前記追加端子が没位置から突出位置に戻される構成とするのがよい。
このコネクタによれば、追加端子は、シリアルATA規格のインタフェース接続部と接続される場合に、その接続に係る一連の動作の中で当該インタフェース接続部の凸部に押圧されて突出位置から没位置に移動し、逃げ溝内への凸部の挿入を許容する。また、当該インタフェース接続部との接続が解除される場合に、その解除に係る一連の動作の中で凸部が逃げ溝内から引き抜かれると、これに連動して付勢手段により没位置から突出位置に移動する。したがって、シリアルATA規格のインタフェース接続部を有する装置を接続する際および接続の解除を行う際に、特別な操作を要することなく追加端子を突出位置と没位置との間で移動させることができ、その分、シリアルATA規格のインタフェース接続部に対する着脱操作をスムーズに行うことができる。
また、本発明の情報処理装置は、前記コネクタを用いた情報処理装置であって、iVDR規格に対応した第1入力部と、シリアルATA規格に対応した第2入力部と、を備え、前記第1入力部または前記第2入力部を選択する入力選択部を具備したことを特徴とする。
この情報処理装置によれば、入力選択部をiVDR規格に対応した第1入力部、またはシリアルATA規格に対応した第2入力部に切り替えることによって、iVDR規格に対応した信号の入出力またはシリアルATA規格に対応した信号の入出力を行うことができ、1台で2つの規格に対応した信号の入出力を行うことができる情報処理装置を安価に得ることができる。
また、本発明は、前記装置側に備わる規格識別情報を検出して、当該装置の前記インタフェース部が、iVDR規格であるのかシリアルATA規格であるのかを識別する識別手段を備え、前記入力選択部は、前記識別手段で識別した規格に基づいて前記第1入力部または前記第2入力部を選択する構成とするのがよい。
この情報処理装置によれば、識別手段は、装置側に備わる規格識別情報を検出して、当該装置の前記インタフェース部の規格が、iVDR規格であるのかシリアルATA規格であるのかを識別する。そして、入力選択部は、識別手段によって識別された規格に基づいて、第1入力部または第2入力部を選択する。
これによって、装置を接続することで装置側に備わる規格識別情報を利用した入力部の選択が自動的に行われ、選択された規格に基づく信号の入出力を行うことができる。
また、本発明は、前記識別手段が、前記装置側に設けられた規格識別部位に当接することで、iVDR規格であるのかシリアルATA規格であるのかを識別する識別スイッチであり、前記入力選択部は、前記識別スイッチからの信号に基づいて前記第1入力部または前記第2入力部を選択する構成とするのがよい。
この情報処理装置によれば、識別スイッチが、装置側に設けられた規格識別部位に当接して、iVDR規格であるのかシリアルATA規格であるのかを識別し、入力選択部が、識別スイッチからの信号に基づいて第1入力部または第2入力部を選択するようになっているので、規格の識別が簡単であり、識別した規格に対応する入力が行われるように入力部を選択する構成を、低コストで実現することができる。
また、本発明は、前記識別手段は、前記装置側から発せられた信号によりiVDR規格であるのかシリアルATA規格であるのかを識別する識別回路であり、前記入力選択部は、前記識別回路からの信号に基づいて識別された前記装置に規定された電源を供給した後に前記第1入力部または前記第2入力部を選択することを特徴とする。
この情報処理装置によれば、識別回路が、装置側から発せられた信号により、iVDR規格であるのかシリアルATA規格であるのかを識別し、入力選択部が、識別回路からの信号に基づいて識別された装置に規定された電源を供給した後に第1入力部または第2入力部を選択するようになっているので、規格の識別を識別スイッチ等の識別手段によるオンオフによらずに電気的に行うことができ、規格の識別がより簡単であり、識別した規格に対応する入力が行われるように入力部を選択する構成を、低コストで実現することができる。
本発明によれば、シリアルATA規格とiVDR規格の装置を共用して接続することができ、コストの低減を図ることができるコネクタおよび情報処理装置が得られる。
また、本発明によれば、装置の使用者は、シリアルATA規格あるいはiVDR規格のどちらの装置であっても自動的に認識されるので、どちらの規格であるのかを何ら意識することなく装着、接続して使用することができる。したがって、装置に対する専門知識も不要であり、また、使い勝手等の利便性もより向上する。
本発明の第1実施形態に係るコネクタを用いた情報処理装置およびこれに接続される装置を示す斜視図である。 コネクタの拡大正面図である。 (a)はiVDR規格のインタフェース接続部を接続したときの状態を示す説明図、(b)はシリアルATA規格のインタフェース接続部を接続したときの状態を示す説明図である。 端子の割り当てを示す表である。 制御装置を示すブロック図である。 (a)、(b)はスイッチの作動状態を示す模式説明図である。 コネクタのその他の例を示す一部切り欠き斜視図である。 その他の例のコネクタに係る図であり、(a)はiVDR規格のインタフェース接続部を接続したときの状態を示す説明図、(b)はシリアルATA規格のインタフェース接続部を接続したときの状態を示す説明図である。 (a)は本発明の第2実施形態に係るコネクタの分解斜視図、(b)は組み立てた状態の斜視図、(c)は図9(b)におけるb1−b1線断面図である。 (a)はiVDR規格のインタフェース接続部を接続したときの状態を示す説明図、(b)はシリアルATA規格のインタフェース接続部を接続したときの状態を示す説明図である。 (a)はその他のコネクタの分解斜視図、(b)は組み立てた状態の斜視図、(c)は図9(b)におけるb1−b1線断面図である。 (a)はiVDR規格のインタフェース接続部を接続したときの状態を示す説明図、(b)はシリアルATA規格のインタフェース接続部を接続したときの状態を示す説明図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係るコネクタおよび情報処理装置について説明する。
(第1実施形態)
参照する図面において、図1は本発明の第1実施形態に係るコネクタを用いた情報処理装置である。
なお、以下の説明において、「前後左右上下」は、図1において情報処理装置の一例であるアダプタ装置10に図示した方向を基準とする。なお、アダプタ装置10に接続される装置として、ハードディスクドライブ等を内蔵するドライブ装置(記憶装置)を例にとって説明するが、これを限定する趣旨ではない。また、情報処理装置としては、パーソナルコンピュータ等が挙げられる他、パーソナルコンピュータ等に接続される録画・再生装置やその他の入出力を行う装置等が挙げられる。
図1に示す本実施形態のコネクタ1は、情報処理装置としてのアダプタ装置10に備わる。アダプタ装置10は、これに接続されるiVDR規格のインタフェース接続部21を有する記憶装置20、およびシリアルATA規格のインタフェース接続部31を有する記憶装置30を、図示しないホストコンピュータ等に接続するための接続機能を有する装置である。記憶装置20,30は、いずれも、大容量の記憶媒体として、磁気記憶媒体であるハードディスクドライブを内蔵している。
本実施形態では、5V電源で駆動する2.5型のハードディスクドライブを内蔵したものを例にとって説明するが、大容量の記憶媒体を限定する趣旨ではなく、3.5型等のハードディスクドライブやSSD(Solid State Drive)を内蔵したものでもよい。なお、アダプタ装置10の詳細は後記する。
コネクタ1は、シリアルタイプのコネクタであり、iVDR規格のインタフェース接続部21およびシリアルATA規格のインタフェース接続部31に共通するインタフェース用の複数の端子からなる端子部2(図2参照)を少なくとも備えており、iVDR規格の記憶装置20およびシリアルATA規格の記憶装置30が接続可能である。
つまり、コネクタ1には、iVDR規格の直線状のインタフェース接続部21が接続可能であるとともに、シリアルATA規格の逆差し防止用の凸部(キー)32a,33aを備えた略L字形状の端子部32,33を有するインタフェース接続部31が接続可能である。
本実施形態では、このように形状の異なる両インタフェース接続部21,31を接続可能とするために、コネクタ1の端子部2には、図1,図2に示すような縦溝からなる、2つの逃げ溝3,4が凹設されている。これらの逃げ溝3,4は、シリアルATA規格の逆差し防止用の凸部32a,33aの形成位置に対応しており、当該凸部32a,33aが挿入される大きさを備えている。
つまり、シリアルATA規格のインタフェース接続部31と接続される場合に、凸部32aが逃げ溝3内に逃がされ、また、前記凸部33aが逃げ溝4内に逃がされるようになっており、これらの凸部32a,33aが接続の邪魔にならない構成となっている。
ここで、図4を参照して、コネクタ1の端子配列について説明する。
はじめに、コネクタ1は、両規格に共通する端子群(共通するインタフェース用の複数の端子)として、第1番から第7番の端子群A1と、第15番から第20番の端子群B1とを備えている。このうち端子群A1は、シリアル信号の入出力に対応した端子群であり、また、端子群B1は、供給する電源に係る端子群である。これらの端子群A1、B1は、iVDR規格およびシリアルATA規格のインタフェース接続部21,31に共通して対応している。
次に、コネクタ1の第8番から第11番の端子群C1は、NC状態(非接続状態、Non Connection)となっており、本実施形態では、第9番、第10番の端子を残して、第8番および第11番の端子に相当する部分に、前記した逃げ溝3,4が形成されている。つまり、逃げ溝3,4は、NC状態の端子群C1を利用して形成されている。なお、第9番、第10番の端子は、iVDR規格のインタフェース接続部21との接続時に、インタフェース接続部21側の第9番、第10番の端子と接続するようになっている。これによって、将来的にiVDR規格の記憶装置20を接続する場合に、これらの端子を利用した信号の入出力を行うことも可能である。
ここで、コネクタ1の第8番から第11番に対応するiVDR規格のインタフェース接続部21では、将来的に使用される端子として予約されている。本実施形態では、ポートBを未使用としており、前記したようにコネクタ1側の端子群C1がNC状態であることに問題はない。なお、将来的に、第9番、第10番や第12番から第14番までの端子を利用した、USB(Universal Serial Bus)等の種々の接続規格等に対応した用途として信号の入出力を行うことも可能である。
一方、コネクタ1の第8番から第11番に対応するシリアルATA規格のインタフェース接続部31では、これらに対応する端子はもともと存在しておらず、第8番の端子に対応する部位に前記した凸部32aが位置しており、また、第11番の端子に対応する部位に前記した凸部33aが位置している。
次に、コネクタ1の第12番から第14番の端子群D1は、NC状態(非接続状態、Non Connection)となっている。
ここで、これに対応するiVDR規格のインタフェース接続部21では、前記したようにポートBの一部が割り当てられている。本実施形態では、記憶装置20がポートBを使用しないので、コネクタ1側の端子群D1がNC状態とされていることに問題はない。
一方、これに対応するシリアルATA規格のインタフェース接続部31では、3.3Vの電源が割り当てられている。本実施形態では、記憶装置30が2.5型のハードディスクドライブを備えおり、3.3Vの電源が不必要であるため、コネクタ1の端子群D1が前記したようにNC状態であることに問題はない。
なお、3.3Vの電源が必要なハードディスクドライブを内蔵したシリアルATA規格の他の記憶装置を接続する際には、これに対応してコネクタ1の第12番から第14番に3.3Vの電源を割り当てるようにすればよい。
次に、コネクタ1の第21番から第26番の端子群E1は、接続される規格に対応して仕様が変更される端子群である。端子群E1は、接続される規格に対応して第21番から第25番までの端子の仕様が変更可能である。また、端子群E1の第26番の端子は、NC状態となっている。
ここで、この端子群E1に対応するiVDR規格のインタフェース接続部21では、第21番の端子から順に、POWERID0(パワーID)、POWERID1(パワーID)、I/FID0(インタフェースID)、I/FID1(インタフェースID)、I/FID2(インタフェースID)、RSVの端子となっており、iVDR規格のIDに係る端子が割り当てられている。
本実施形態では、第21番、第22番の端子を通じてコネクタ1側に入力されるパワーID信号0、1がそれぞれ論理“1”、“1”のときに、アダプタ装置10側で、コネクタ1の第18番から第20番に5Vの電源を供給するように設定され、また、IDがこれ以外であるときには、コネクタ1の第18番から第20番がNC状態となるように設定されている。
また、本実施形態では、第23番から第25番の端子を通じてコネクタ1側に入力されるインタフェースID信号0、1、2が論理“0”、“1”、“1”のときに、アダプタ装置10側で、ポートAのみの使用、つまりポートBは使用しない記憶装置20であることが、アダプタ装置10側に認識されるように設定されている。
このような端子配列を有するコネクタ1に対するiVDR規格のインタフェース接続部21の接続は、図3(a)に示すように、コネクタ1に形成される直線状の空間部Kに対して、直線状のインタフェース接続部21を挿入することにより行う。
つまり、インタフェース接続部21をコネクタ1の空間部Kに挿入すると、コネクタ1側に形成された逃げ溝3,4部分を除いて、インタフェース接続部21の端子における、第1番から第7番の端子、第9番、第10番の端子、第12番から第26番の端子が、コネクタ1側の対応する端子にそれぞれ当接して、インタフェース接続部21とコネクタ1を介して記憶装置20(図1参照)がアダプタ装置10(図1参照)に接続される。
また、コネクタ1に対するシリアルATA規格のインタフェース接続部31の接続は、図3(b)に示すように、コネクタ1に形成される逃げ溝3,4に、インタフェース接続部31の凸部32a,33aをそれぞれ逃がすようにして、各端子部32,33をコネクタ1の空間部Kに対して挿入することにより行う。
つまり、インタフェース接続部31の端子部32,33をコネクタ1の空間部Kに挿入すると、コネクタ1側に形成された逃げ溝3,4部分に凸部32a,33aが挿入され、インタフェース接続部31の端子部32における第1番から第7番の端子、および端子部33における第12番から第26番の端子が、コネクタ1側の対応する端子にそれぞれ当接して、インタフェース接続部31とコネクタ1を介して記憶装置30(図1参照)がアダプタ装置10(図1参照)に接続される。
次に、このようなコネクタ1を有するアダプタ装置10について説明する。
アダプタ装置10は、図1に示すように、前面に挿入口11aを有するケース11と、ケース11内の制御基板Cに実装された制御装置12とを備えている。コネクタ1は、制御基板Cの端部に取り付けられて、記憶装置20,30のインタフェース接続部21,31と接続可能に、挿入口11a内に配置されている。
制御装置12は、記憶装置20,30の制御、およびこれらの記憶装置20,30とホスト側の図示しないコンピュータとの間のデータ通信の制御を行う等の機能を有しており、図5に示すように、iVDR規格に対応した通信を行う第1入力部13と、シリアルATA規格に対応した通信を行う第2入力部14と、第1入力部13または第2入力部14を選択する入力選択部15と、接続された記憶装置20(30)のインタフェース接続部21(31)が、iVDR規格であるのかシリアルATA規格であるのかを識別する識別手段の一部を構成する識別部16とを備えている。
制御基板Cの端部には、スイッチSW1が配置されている。また、図1に示すように、ケース11の挿入口11a内の側面には、スイッチSW2が配置されている。
スイッチSW1,SW2は、いずれも押圧されることでON(またはOFF)するマイクロスイッチである。スイッチSW1は、挿入口11aから挿入された記憶装置20(30)の筐体に押圧されて、信号を制御装置12の識別部16に送出し、記憶装置20(30)の装着完了を検出する装着確認手段として機能するものである。
記憶装置20(30)の先端部には、スイッチSW1に対向して押圧壁20aが形成されている。押圧壁20aは、図6(a)に示すように、記憶装置20(30)を挿入口11aに挿入してインタフェース接続部21をコネクタ1へ装着した際に、スイッチSW1に当接してこれを押圧するように設定されている。
また、スイッチSW2は、挿入口11aから挿入された記憶装置20(30)がiVDR規格であるのかシリアルATA規格であるのかを識別するためのものである。スイッチSW2は、押圧されたときに信号を制御装置12の識別部16に送出するようになっている。識別部16は、スイッチSW2からの信号が入力されない初期状態において、シリアルATAの記憶装置30に対応した入力設定、つまり、入力選択部15がシリアルATA規格に対応した通信を行う第2入力部14を選択するように設定されており、スイッチSW2からの信号が入力された場合に、iVDR規格のインタフェース接続部21を有する記憶装置20であると識別して、入力選択部15がiVDR規格に対応した通信を行う第1入力部13を選択するように設定されている。
記憶装置30の筐体の側部には、スイッチSW2に対向する部位に規格識別情報としての凹部34(図1参照)が形成されており、アダプタ装置10に対して記憶装置30が完全に装着された状態で、スイッチSW2がこの凹部34内に位置するように構成され、スイッチSW2が押圧されないように構成されている。つまり、図6(b)に示すように、記憶装置30が接続されたときには、スイッチSW2が押圧されないので、接続されたものがシリアルATA規格の記憶装置30であると識別される。
また、図6(a)に示すように、このような凹部34を有さない記憶装置20が接続されたときには、記憶装置20の筐体の側部によってスイッチSW2が押圧された状態となり、図5に示すように、その信号が識別部16に送出されて、識別部16によりiVDR規格の記憶装置20であることが識別されることとなる。つまり、アダプタ装置10の挿入口11aに記憶装置20が挿入されると、スイッチSW2が押圧され、インタフェース部21がコネクタ1に接続される前段階、すなわち、信号端子や電源が接続される前段階においてiVDR規格であることが識別されて、入力選択部15が第1入力部13を選択するようになっている。
図5を再び参照して説明すると、識別部16による識別結果は、入力選択部15に送出され、入力選択部15は、この送出されてきた結果に基づいて、第1入力部13または第2入力部14を選択する。つまり、入力選択部15は、スイッチSW2が押圧されて(図6(a)参照)、識別部16がその識別結果を送出してきたときには、第1入力部13を選択して、iVDR規格の通信が行われるように設定するとともに、スイッチSW2が押圧されずに、(図6(b)参照)、識別部16がその識別結果を送出してきたときには、第2入力部14を選択して、シリアルATA規格の通信が行われるように設定する。
また、図示はしないが、スイッチSW2のみを設けて、iVDR規格の記憶装置20とシリアルATA規格の記憶装置30とを識別するようにしてもよい。この場合には、スイッチSW1に代わる記憶装置20(30)の完全装着を確認する手段として、例えば、識別部16による規格識別後に、第21番、第22番の端子を通じてコネクタ1側に入力されるパワーID信号0、1がそれぞれ論理“1”、“1”のときに、iVDR規格の記憶装置20であることがアダプタ装置10側に認識されるようにしてもよい。
また、第21番の端子を通じてコネクタ1側に入力されるパワーID信号0がGND(Ground)を示す“0”であるときに、シリアルATA規格の記憶装置30であることがアダプタ装置10側に認識されるようにしてもよい。
この場合には、スイッチSW2のみの設置で済むので、コストの低減を図ることができる。
以上説明した本実施形態のコネクタ1によれば、iVDR規格およびシリアルATA規格に共通するインタフェース用の複数の端子からなる端子部2を少なくとも備えているので、iVDR規格およびシリアルATA規格の記憶装置20,30に共用して接続することができ、これらの記憶装置20,30との間で信号の入出力を行うことができる。
端子部2には、シリアルATA規格のインタフェース接続部31に設けられた凸部32a,33aが挿入される逃げ溝3,4が凹設されているので、シリアルATA規格のインタフェース接続部31を有する記憶装置30を接続する際には、この逃げ溝3,4に、当該凸部32a,33aを位置合わせして挿入することにより、逃げ溝3,4内に当該凸部32a,33aを逃がすことができ、これによってシリアルATA規格のインタフェース接続部31を接続することができる。
また、本実施形態のアダプタ装置10によれば、入力選択部15をiVDR規格に対応した第1入力部13、またはシリアルATA規格に対応した第2入力部14に切り替えることによって、iVDR規格に対応した信号の入出力またはシリアルATA規格に対応した信号の入出力を行うことができ、1台で2つの規格に対応した信号の入出力を行うことができる情報処理装置10を安価に得ることができる。
また、アダプタ装置10によれば、識別部16は、記憶装置20,30側に備わる規格識別情報をスイッチSW2のON・OFFで検出して、iVDR規格であるのかシリアルATA規格であるのかを識別するようになっており、また、入力選択部15は、識別部16によって識別された規格に基づいて、第1入力部13または第2入力部14を選択するようになっているので、記憶装置20,30側に備わる規格識別情報を利用した入力の選択が自動的に行われ、選択された規格に基づく信号の入出力を好適に行うことができる。したがって、規格の識別を簡易な構成により実現することができ、コストの低減されたアダプタ装置10が得られる。
また、iVDR規格であるのかシリアルATA規格であるのかをスイッチSW2で識別しているので、規格の識別が簡単であり、識別した規格に対応する入力が行われるように第1,第2入力部13,14を選択する構成を、低コストで実現することができる。
なお、スイッチSW2に代えて、電波による個体識別技術、例えば、RFID(Radio Frequency Identification)等を利用することで規格を識別するように構成してもよい。
なお、前記実施形態では、2つの逃げ溝3,4を端子部2に設けたが、これに限られることはなく、図7に示すように、コネクタ1’の第8番の端子から第11番の端子に対応する部分全体(図8(a)(b)参照)を凹設し、これをひとつの大きな逃げ溝3’として形成してもよい。
この場合にも、図8(b)に示すように、逃げ溝3’内に、凸部32a,33aを逃がすことができ、iVDR規格のインタフェース接続部21を有する記憶装置20(図8(a)参照)、およびシリアルATA規格のインタフェース接続部31を有する記憶装置30(図8(b)参照)に共用して接続することができるコネクタ1’が得られる。
(第2実施形態)
図9(a)は本発明の第2実施形態に係るコネクタの分解斜視図、図9(b)は組み立てた状態の斜視図、図9(c)は図9(b)におけるb1−b1線断面図である。
なお、以下の説明において、前記実施形態と同一の部分については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図9(a)(b)に示すように、本実施形態のコネクタ1Aが前記第1実施形態と異なるところは、逃げ溝3,4内にiVDR規格で配列されたインタフェース用の追加端子51,51が出没自在(起倒自在)に配置されている点である。
追加端子51は、弾性を有する金属製の導電部材(例えば、ばね用燐青銅やベリリウム銅といった銅合金)であり、基部51aと、この基部51aに連続し、基部51aの上側へ鋭角に折曲されて傾斜状とされた折曲部51bと、この折曲部51bに連続する水平部51cとを有している。
なお、金属製の導電部材には、樹脂材料に導電性のメッキ等を施したものであっても、ばね性を有する部材に導電性のメッキ等を施したものであってもよい。
折曲部51bは、図7(b)(c)に示すように、逃げ溝3,4内においてそれぞれ傾斜状に配置され、シリアルATA規格のインタフェース接続部31の凸部32a,33aに対向するように設けられる。そして、折曲部51bは、後記するように、コネクタ1Aにインタフェース接続部31が接続される際に、凸部32a,33aに押圧されて、基部51a側に弾性をもってそれぞれ倒れ込むようになっている。つまり、インタフェース接続部31との接続時に、折曲部51bは、基部51a側に弾性をもって倒れ込み、逃げ溝3,4内へ凸部32a,33aが侵入するのを許容するようになっている。
また、水平部51cは、図9(c)に示すように、逃げ溝3,4に配置された状態で、端子部2に設けた端子2a(一部図示)と同じ高さとなるように設定されている。
つまり、このような折曲部51bと水平部51cとを有する追加端子51は、逃げ溝3,4からそれぞれ突出してiVDR規格のインタフェース接続部21の対応する部位に接続される突出位置と、この突出位置から没位置に移動して、シリアルATA規格のインタフェース接続部31の凸部32a,33aの挿入を許容する位置とを採り得るようになっている。
ここで、図10(a)に示すように、iVDR規格のインタフェース接続部21が接続される場合には、折曲部51bを押圧する部材がインタフェース接続部21に存在しないので、折曲部51bが基部51a側に倒れ込むことはなく、水平部51cが水平状態に保持される。これによって、水平部51cには、インタフェース接続部21の端子21aが接続される状態となり、この部分を利用した信号の通信(ポートBを利用した将来的な通信)に対応することが可能となる。
また、図10(b)に示すように、シリアルATA規格のインタフェース接続部31が接続される場合には、接続に際してインタフェース接続部31の凸部32a,33aが追加端子51の折曲部51bにそれぞれ当接してこれらを押圧し、折曲部51bを基部51a側に倒すようにして、逃げ溝3,4内に侵入する。これによって、凸部32a,33aが、逃げ溝3,4内に逃がされ、インタフェース接続部31がコネクタ1Aに接続可能となる。
本実施形態のコネクタ1Aによれば、逃げ溝3,4に出没自在に配置された追加端子51が、逃げ溝3,4からそれぞれ突出してiVDR規格のインタフェース接続部21の対応する部位に接続される位置と、突出位置から没位置に移動して、シリアルATA規格のインタフェース接続部31の凸部32a,33aの挿入を許容する位置とを採り得るので、iVDR規格およびシリアルATA規格のインタフェース接続部21,31との接続を可能とするとともに、iVDR規格において追加端子51を活用した信号の入出力も可能となる。これにより、iVDR規格に基づくインタフェース接続部31の全ての端子を用いた信号の入出力が可能となり拡張性の高い接続が可能となる。
また、追加端子51は、弾性を備えているので、インタフェース接続部31との接続が解除される場合に、その解除に係る一連の動作の中で凸部32a,33aが逃げ溝3,4内から引き抜かれると、弾性力によって没位置から突出位置に移動することとなる。したがって、シリアルATA規格のインタフェース接続部31を有する記憶装置30を接続する際および接続の解除を行う際に、特別な操作を要することなく追加端子51を突出位置と没位置との間でスムーズに移動させることができ、シリアルATA規格のインタフェース接続部31に対する着脱操作をスムーズに行うことができる。
図11(a)は第2実施形態に係るコネクタの変形例を示す分解斜視図、図11(b)は組み立てた状態の斜視図、図11(c)は図11(b)におけるb2−b2線断面図である。
この変形例のコネクタ1Bが前記第2実施形態と異なるところは、逃げ溝3,4内にiVDR規格で配列されたインタフェース用の追加端子61がそれぞれ出没自在(スライド移動自在)に配置されている点である。
追加端子61は、絶縁性のスライド部材62の上部に、金属製の導電部材63が載置されてなり、スライド部材62の下部には、左右に張り出したガイド部62a,62aが形成されている。このガイド部62aは、逃げ溝3,4内に形成されたガイド溝3a,4aにスライド可能に係合するようになっており、追加端子61の前後方向のスライドを案内するようになっている。
追加端子61の後方には、付勢手段としてのばね部材64がそれぞれ縮設されており、追加端子61は、このばね部材64の付勢力によって、通常、逃げ溝3,4内に突出した状態に位置するようになっている。なお、逃げ溝3,4には、追加端子61の脱落を阻止する図示しないストッパが設けられている。
スライド部材62,62は、図11(b)(c)に示すように、逃げ溝3,4内にそれぞれ配置され、シリアルATA規格のインタフェース接続部31の凸部32a,33aに対向するように設けられる。そして、スライド部材62は、後記するように、コネクタ1Bにインタフェース接続部31が接続される際に、凸部32a,33aに押圧され、ばね部材64の付勢力に抗して、コネクタ1Bの後部側に没するようになっている。つまり、インタフェース接続部31との接続時に、追加端子61は、コネクタ1B内にスライドして没し、凸部32a,33aの逃げ溝3,4内への侵入を許容するようになっている。
また、導電部材63は、図11(c)に示すように、その後端部が、上方へ突出して追加端子61を収容する収容室65内に露出して設けられたガイド端子66に接触している。これにより、導電部材63からガイド端子66に信号が正しく伝わるようになっている。
このような追加端子61は、逃げ溝3,4内に位置して(突出して)iVDR規格のインタフェース接続部21の対応する部位に接続される突出位置と、この突出位置から没位置にスライド移動して、シリアルATA規格のインタフェース接続部31の凸部32a,33aの挿入を許容する位置とを採り得るようになっている。
すなわち、図12(a)に示すように、iVDR規格のインタフェース接続部21が接続される場合には、追加端子61が収容室65に押し込まれることがなく、逃げ溝3,4内に位置する。したがって、導電部材63には、インタフェース接続部21の端子21aが接続される状態となり、この部分を利用した信号の通信(ポートBを利用した将来的な通信)に対応することが可能となる。
また、図12(b)に示すように、シリアルATA規格のインタフェース接続部31が接続される場合には、接続に際してインタフェース接続部31の凸部32a,33aが追加端子61のスライド部材62にそれぞれ当接してこれらを押圧し、追加端子61を収容室65内に押し込むようにして逃げ溝3,4内に侵入する。これによって、凸部32a,33aが、逃げ溝3,4内にそれぞれ逃がされ、インタフェース接続部31がコネクタ1Bに接続される。
このコネクタ1Bによれば、逃げ溝3,4に出没自在にそれぞれ配置された追加端子61が、逃げ溝3,4から突出してiVDR規格のインタフェース接続部21の対応する部位に接続される位置と、突出位置から没位置に移動して、シリアルATA規格のインタフェース接続部31の凸部32a,33aの挿入を許容する位置とを採り得るので、iVDR規格およびシリアルATA規格のインタフェース接続部21,31との接続を可能とするとともに、iVDR規格において追加端子61を活用した信号の入出力も可能となる。これにより、iVDR規格に基づくインタフェース接続部31の全ての端子を用いた信号の入出力が可能となり拡張性の高い接続が可能となる。
また、追加端子61は、没位置から突出位置に付勢するばね部材64を備えているので、当該インタフェース接続部31との接続が解除される場合に、その解除に係る一連の動作の中で凸部32a,33aが逃げ溝3,4内から引き抜かれると、これに連動してばね部材64により没位置から突出位置に移動する。したがって、シリアルATA規格のインタフェース接続部31を有する記憶装置30を接続する際および接続の解除を行う際に、特別な操作を要することなく追加端子61を突出位置と没位置との間で移動させることができ、その分、シリアルATA規格のインタフェース接続部31に対する着脱操作をスムーズに行うことができる。
前記実施形態では、スイッチSW2等のON・OFFによって、規格を識別するように構成したが、これに限られることはない。
例えば、図4の端子の割り当てを示す表にあるように、iVDR規格のインタフェース接続部21における第21番、第22番の端子を通じてコネクタ1側に入力されるパワーID信号0、1がそれぞれ論理“1”、“1”のときに、接続されたものがiVDR規格のインタフェース接続部21を有する記憶装置20であると識別回路により識別し、入力選択部15が第1入力部13を選択するように構成してもよい。
また、第23番から第25番の端子を通じてコネクタ1側に入力されるインタフェースID信号0、1、2が論理“0”、“1”、“1”のときに、接続されたものがiVDR規格のインタフェース接続部21を有する記憶装置20であると識別回路により識別し、入力選択部15が第1入力部13を選択するように構成してもよい。
さらに、また、シリアルATA規格のインタフェース接続部31における第21番、第22番の端子を通じてコネクタ1側に入力されるGND、RSV信号が論理“0”、“1”であるときに、シリアルATA規格のインタフェース接続部31を有する記憶装置30であると識別回路により識別し、入力選択部15が第2入力部14を選択するように構成してもよい。
また、アダプタ装置10側におけるスイッチSW2の設置位置、およびこのスイッチSW2に対応して記憶装置30側に設けられる凹部34の形成位置は、これらが対応して設けられていればよく、アダプタ装置10および記憶装置30の適宜の位置に設けることができる。
前記実施形態では、入力選択部15が第1入力部13または第2入力部14を選択する構成としたが、これに限られることはなく、アダプタ装置10に切り替えスイッチ等を設けて、この切り替えスイッチ等を手動操作することにより切り替えるように構成してもよい。
また、コネクタ1に接続されるシリアルATAのインタフェース接続部31は、一体的な形状としたものについて説明したが、これに限られることはなく、本発明のコネクタ1では、略L字形状の端子部32,33毎に別体に形成されたものでも好適に接続することができる。
1 コネクタ
1A コネクタ
1B コネクタ
2 端子部
3,4 逃げ溝
10 アダプタ装置(情報処理装置)
12 制御装置
13 第1入力部
14 第2入力部
15 入力選択部
16 識別部(識別手段)
20,30 記憶装置
21,31 インタフェース接続部
32a,33a 凸部
51,61 追加端子
63 導電部材
64 ばね部材(付勢手段)
65 収容室
SW1 スイッチ(装着確認手段)
SW2 スイッチ(識別手段)

Claims (7)

  1. 装置の外部に設けられたインタフェース接続部に対して接続されるコネクタであって、
    iVDR規格およびシリアルATA規格に共通するインタフェース用の複数の端子からなる端子部を少なくとも備え、
    シリアルATA規格の前記インタフェース接続部と接続される場合に、当該インタフェース接続部に設けられた凸部が挿入される逃げ溝を、前記端子部に凹設したことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記逃げ溝には、iVDR規格で配列されたインタフェース用の追加端子が出没自在に配置されており、
    前記追加端子は、
    iVDR規格の前記インタフェース接続部と接続される場合に、
    前記逃げ溝から突出して前記インタフェース接続部の対応する部位に接続されるとともに、
    シリアルATA規格の前記インタフェース接続部と接続される場合に、
    突出位置から没位置に移動して、前記凸部の挿入を許容することを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記追加端子を没位置から突出位置に付勢する付勢手段を備え、
    シリアルATA規格の前記インタフェース接続部と接続される場合に、
    前記追加端子が前記凸部に押圧されて突出位置から没位置に移動するとともに、
    前記インタフェース接続部との接続が解除される場合に、
    前記付勢手段によって、前記追加端子が没位置から突出位置に戻されることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のコネクタを用いた情報処理装置であって、
    iVDR規格に対応した第1入力部と、シリアルATA規格に対応した第2入力部と、を備え、
    前記第1入力部または前記第2入力部を選択する入力選択部を具備したことを特徴とする情報処理装置。
  5. 前記装置側に備わる規格識別情報を検出して、当該装置の前記インタフェース接続部が、iVDR規格であるのかシリアルATA規格であるのかを識別する識別手段を備え、
    前記入力選択部は、前記識別手段で識別した規格に基づいて前記第1入力部または前記第2入力部を選択することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記識別手段は、前記装置側に設けられた規格識別部位に当接することで、iVDR規格であるのかシリアルATA規格であるのかを識別する識別スイッチであり、
    前記入力選択部は、前記識別スイッチからの信号に基づいて前記第1入力部または前記第2入力部を選択することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記識別手段は、前記装置側から発せられた信号によりiVDR規格であるのかシリアルATA規格であるのかを識別する識別回路であり、
    前記入力選択部は、前記識別回路からの信号に基づいて識別された前記装置に規定された電源を供給した後に前記第1入力部または前記第2入力部を選択することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
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