JP2010243801A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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直利 河合
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Hokuto Hatano
北斗 波多野
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Abstract

【課題】現像装置の寸法が大きくなることを抑えながら、トナーとキャリアとを十分に帯電させるだけの撹拌を確実に確保できる現像装置を提供する。
【解決手段】電子写真方式を用いた現像装置10であって、第1搬送方向300に現像剤を撹拌しながら搬送する撹拌搬送部20を備え、撹拌搬送部20は、
現像剤を撹拌しながら搬送する複数の撹拌搬送部分42,44,46,48を含み、複数の撹拌搬送部分42,44,46,48は、上記第1搬送方向300とは異なる第2搬送方向に搬送する撹拌搬送部分42,44,46,48を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真方式の現像に用いられる現像装置、及び電子写真方式の現像を用いた画像形成装置に関する。
電子写真方式の現像には、1成分現像法と2成分現像法とがある。1成分現像法では、トナーの供給、荷電、除電及び回収といった各処理を行う時、トナーに大きい負荷が掛かる。その負荷によって、トナー表面に熱的変化が発生することがあり、また、トナーと混在する微粒子がトナー表面に埋没することがある。これらは、画質の劣化の原因となる。
特に近時は、画像形成の高速化のために、トナーに掛かる負荷が大きくなっている。また、高画質化のためにトナーが小径化しており、その結果、高負荷がもたらすトナーへの影響が増している。
トナーに掛かる負荷を軽減し、画像形成の高速化、高画質化を実現するには、2成分現像法が有利である。2成分現像法では、トナーとキャリアとを混合して撹拌し、摩擦荷電によってトナーを帯電させる。しかし、高速化のために撹拌が不十分になると、トナーの帯電量が低下する。これは、例えば、画像形成装置内でのトナーの飛散や、カブリ等の形成画像の劣化の原因となる。そのため、トナーが現像に使用される前に、十分な撹拌を確保する必要がある。
従来、撹拌を十分に行うための技術が提案されている。例えば、特許文献1には、感光体に形成された静電潜像を現像するためのトナーを供給する現像ローラと、現像剤を撹拌・搬送する第1ローラ及び第2ローラとを備える現像装置において、第1ローラの長さ及び第2ローラの長さのいずれも現像ローラの長さより長くする構成を含む現像装置が記載されている。
また、特許文献2には、トナーとキャリアとを撹拌しながら搬送する撹拌搬送部材にトナーを送り込む前にトナーとキャリアとを撹拌する予備撹拌部を設けた現像装置が記載されている。
特許第3406961号公報 特開平7−253711号公報
しかしながら、特許文献1の場合、第1ローラ及び第2ローラが現像ローラよりも長く、そのため、現像装置の大きさが第1ローラ及び第2ローラの長手方向に大きくなるという問題がある。また、特許文献2の場合、現像装置に予備撹拌部を備えており、そのため、予備撹拌部の大きさに応じて現像装置が大きくなるという問題がある。
本発明は、従来の問題を解決するために、現像装置の寸法が大きくなることを抑えながら、トナーとキャリアとを十分に帯電させるだけの撹拌を確実に確保できる現像装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る現像装置は、電子写真方式を用いた現像装置であって、一定の搬送方向に現像剤を搬送しながら撹拌する撹拌搬送手段を備え、上記撹拌搬送手段は、現像剤を内部で搬送する複数の撹拌搬送部分を含み、上記撹拌搬送部分の各々は、各々が現像剤を搬送する方向に沿う軸を有し、複数の上記軸は、互いに不連続である。
また、本発明に係る画像形成装置は、電子写真方式を用いた画像形成装置であって、画像を記録媒体に形成する画像形成手段と、上記画像に対応する静電潜像が形成される感光手段と、上記静電潜像を現像するための現像手段と、上記現像手段に現像剤を供給する供給手段と、一定の搬送方向に現像剤を搬送しながら撹拌する撹拌搬送手段とを備え、上記撹拌搬送手段は、現像剤を内部で搬送する複数の撹拌搬送部分を含み、上記撹拌搬送部分の各々は、各々が現像剤を搬送する方向に沿う軸を有し、複数の上記軸は、互いに不連続である。
本発明によると、撹拌搬送手段が複数の撹拌搬送部分からなり、複数の撹拌搬送部分の少なくとも1つにおいて、第1搬送方向とは異なる第2搬送方向に現像剤が搬送される。そのため、撹拌搬送手段における現像剤の搬送距離は、撹拌搬送手段の第1搬送方向の直線長さよりも長くなる。これによって、撹拌搬送手段を第1搬送方向に大きくすることなく、現像剤を搬送する距離を長くすることができ、従って、現像剤を十分に撹拌するために必要な搬送距離を確保することが可能になる。そのため、現像装置及び画像形成装置の寸法が大きくなることを抑えながら、高速かつ精細な現像を実現するために必要な撹拌を確実に行うことが可能になる。
本発明に係る現像装置の特徴的な構成を示す側方断面図である。 本発明に係る現像装置を備える画像形成装置の概要を示す図であり、図1のA‐A線における現像装置の正面断面図を含む。 図1のB‐B線における現像装置の上方断面図である。
本発明に係る現像装置の実施の形態について、図を参照して説明する。
本発明に係る現像装置10は、電子写真方式の現像に用いられる現像装置であって、例えば図2に示す画像形成装置200に搭載される。画像形成装置200は、ファクシミリ回線、LAN等の通信回線を介して受信した情報が示す画像、又はスキャナ等を読み取ることによって得られた情報が示す画像を記録媒体上に形成する装置であり、具体的には、電子写真方式を用いた、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、又は、これらの複合機等である。
画像形成装置200は、紙等の記録媒体の送出を開始する1組のタイミングローラ202,204と、感光体206と、転写ローラ208と、転写されたトナー像を記録媒体上に定着させるための定着ローラ210,212とによって、形成される記録媒体の送出経路214に記録媒体を送出方向216に送出する。
感光体(感光手段)206は、露光部226によって画像に対応する静電潜像が表面に形成され、静電潛像をトナーによって現像したトナー像を担持するドラム状の回転体であって、現像ローラ118の回転方向(矢印218が指し示す方向)と反対の方向(矢印220が指し示す方向)に回転する。
感光体206の周囲には、その回転方向に沿って、感光体206の表面に付着したトナーを除去するクリーニング・ブレード222と、感光体206の表面を一様に帯電させるための帯電ローラ224と、画像に対応する静電潜像を表面に形成する露光部226と、静電潜像を現像するためのトナーを提供する現像ローラ118と、画像を記録媒体に形成する転写ローラ208とを備える。
転写ローラ(画像形成手段)208は、記録媒体を感光体206に押し付けながら、感光体206とともに回転し、これによって、記録媒体を送り出すとともに、転写ローラ208と感光体206との間を記録媒体が通過する時に感光体206の表面のトナー像を記録媒体に転写する。
本実施の形態の現像装置10は、トナーとキャリアとを含む現像剤を撹拌しながら搬送する撹拌搬送部20と、静電潜像を現像するために帯電したトナーを含む現像剤を供給する供給部30と、撹拌搬送部20に補給するためのトナーを保持するホッパー40とを備える。現像装置10は、トナーとキャリアとを含む現像剤を使用する2成分現像装置であって、紙媒体等に画像を形成することによって、消費されるトナーのみを補給する2成分現像装置である。
撹拌搬送部(撹拌搬送手段)20は、ホッパー40から補給されたトナーを含む現像剤を内部で撹拌しながら、第1搬送方向(矢印300が指し示す方向)に搬送する部位であって、複数の撹拌搬送部分42,44,46,48と、隣接する撹拌搬送部分42,44,46,48を接続する接続部52,54,56とを備える。
ここで、搬送方向は、現像装置10が現像に使用される状態(使用状態)において、撹拌搬送部20の全体で現像剤が搬送される方向であって、例えば、現像装置10の使用状態において概ね第1循環接続部112から第2循環接続部114へ向かうほぼ水平な方向である。
撹拌搬送部分42,44,46,48の各々は、第1搬送方向とは異なる第2搬送方向に現像剤を撹拌しながら搬送する部分であって、内部の搬送経路にスクリュー62,64,66,68を備える。第2搬送方向は、現像装置10の使用状態において、第1搬送方向300に沿って見た場合に下方から上方へ向かって傾斜した方向である。
スクリュー62,64,66,68の各々は、第2搬送方向に沿った軸61,63,65,67を中心に回転可能な軸部材72,74,76,78と、軸部材72,74,76,78に設けられた羽根92,94,96,98とを有し、軸61,63,65,67を中心に回転することによって第2搬送方向に現像剤を搬送する。
軸部材72,74,76,78の各々は、それぞれ、軸61,63,65,67を中心に周方向に回転する棒状の部材である。軸部材72,74,76,78の各々には、撹拌搬送部分42,44,46,48の内部に位置する部分の外周面に、羽根92,94,96,98が設けられる。
羽根(撹拌搬送部材)92,94,96,98は、軸部材72,74,76,78とともに回転することによって、撹拌搬送部分42,44,46,48の内部の現像剤を撹拌しながら、第2搬送方向に搬送できる形状であって、例えば、図1に示すように、軸部材72,74,76,78の周囲に、半径方向に対して一定の角度で傾斜した面をらせん状に形成する突出部材である。
羽根92,94,96,98の各々の外周と、撹拌搬送部分42,44,46,48の内壁との間は、羽根92,94,96,98による撹拌と搬送が効率的に行うことができるすき間が設けられる。すき間は、羽根92,94,96,98の各々が円滑に回転できるように、例えば、羽根92,94,96,98の各々の回転に撹拌搬送部分42,44,46,48の内壁が干渉しない距離で設けられた空間である。また、すき間は、搬送中の現像剤が下方へ落下することによって搬送効率が過度に低下することがないように、例えば羽根の半径方向の長さに比べて小さい距離で設けられた空間である。
このように、撹拌搬送部20が備える撹拌搬送部分42,44,46,48の各々は、現像装置10の使用状態において、上下方向に傾斜する。これに対して、従来の撹拌搬送部は、水平方向に設けられた軸を中心に回転するスクリューを備える。従来の撹拌搬送部の場合、スクリューの羽根の外周近傍にある現像剤は、スクリューの回転に従って撹拌搬送されるが、軸部材近傍の現像剤は、塊になり易く、そのため、撹拌搬送され難い。
本実施の形態のように、斜め上方に現像剤を搬送する場合、撹拌搬送部分の内部において、軸部材近傍の現像剤は自重によって落下し易くなり、そのため、現像剤が軸部材近傍に留まり難くなる。従って、現像剤を効率的に撹拌して搬送することが可能になる。
スクリュー62,64,66,68はいずれも、駆動機構を介して1つのモータ(駆動手段)110に接続され、1つのモータ110の駆動力によって、すべてのスクリュー62,64,66,68が回転可能に備えられている。これによって、構成を簡単にすることができるとともに、省電力化、省スペース化が可能になる。
駆動機構は、複数のスクリュー62,64,66,68を1つのモータ110によって回転させる機構であって、本実施の形態では、モータ110の回転軸に接続された駆動軸部材100と、駆動軸部材100の所定位置に固定された平歯車102,104,106,108と、平歯車102,104,106,108と嵌合し、軸部材72,74,76,78の一端に固定された傘歯車82,84,86,88とからなる。このような駆動機構によって、1つのモータ110の駆動力を複数のスクリュー62,64,66,68に伝達することが可能になる。
接続部52(54,56)は、撹拌搬送部分42(44,46)の下流側(上方側)端部と、搬送方向の下流側で隣接する撹拌搬送部分44(46,48)の上流側(下方側)端部とを、内部で現像剤が移動できるように接続する口又は孔を内部に形成する部分である。
接続部52(54,56)の内部では、第1搬送方向に沿って見た場合に上方から下方(図1に示す矢印304(306,308)の方向)に向かって現像剤は、自重で落下することによって、移動する。これにより、現像剤をほぐすことができ、撹拌搬送部20の内部での撹拌の効果をより高めることが可能になる。
また、現像装置20において、撹拌搬送部20は、複数の撹拌搬送部分42,44,46,48を備え、撹拌搬送部分42,44,46,48の各々は、現像装置10の使用状態において、上下方向に傾斜する。そのため、撹拌搬送部20における現像剤の搬送距離は、撹拌搬送部20の第1搬送方向の直線長さよりも長くなる。これによって、撹拌搬送部20を第1搬送方向に大きくすることなく、現像剤を搬送する距離を長くすることができ、従って、現像剤を十分に撹拌するために必要な搬送距離を確保することが可能になる。そのため、現像装置及び画像形成装置の寸法が大きくなることを抑えながら、高速かつ精細な現像を実現するために必要な撹拌を確実に行うことが可能になる。
供給部(供給手段)30は、搬送方向の上流側及び下流側のそれぞれに設けられた第1及び第2循環接続部112,114によって撹拌搬送部20と接続されており、第1及び第2循環接続部112,114を介して撹拌搬送部20との間で現像剤を循環させながら撹拌するとともに、現像時には現像ローラ118に現像剤を供給する部位である。
供給部30は、内部に供給スクリュー116を有し、供給スクリュー116は、現像剤を循環させる方向に現像剤を搬送しながら撹拌するスクリューである。供給スクリュー116が撹拌搬送している間に、現像剤は、現像ローラ118に供給される。
第1循環部は、図2に示すように、供給部30から撹拌搬送部20へ向かって、下方に傾斜する。また、第2循環部114は、図示しないが、撹拌搬送部20から供給部30へ向かって、下方に傾斜する。これによって、現像剤は、供給部30から撹拌搬送部20へ移動する際に、また、撹拌搬送部20から供給部30へ移動する際に、自重で落下することによって撹拌される。
現像ローラ(現像手段)118は、供給部30から供給される現像剤によって静電潜像を現像するローラであって、磁力によって現像剤を表面に担持し、表面が周方向に回転するローラである。現像ローラ118は、位置が固定された複数の磁極を有する棒状の磁石ローラ120と、磁石ローラ120の表面を覆って磁石ローラ120の周囲を回転可能なスリーブローラ122とを有する。規制部材124は、現像ローラ118に対向して設けられ、現像ローラ118に担持される現像剤の量を調整する。
このように、本発明に係る現像装置10によると、撹拌搬送部20を第1搬送方向に大きくすることなく、現像剤を搬送する距離を長くすることができ、従って、現像剤を十分に撹拌するために必要な搬送距離を確保することが可能になる。また、画像形成装置200が現像装置10を備えることによって、画像形成装置200の大きさをほとんど大きくすることなく、十分なトナーの撹拌を確実に行うことができる。その結果、画像形成装置200の省スペース、かつ、安定的に高精細な画像形成を実現することが可能になる。
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、実施の形態では、2成分現像装置を例に説明したが、本発明は、例えば、トナーとともにキャリアも適宜補給するトリクル型現像装置に適用することができ、またトナーの帯電にはキャリアを用いながらも、トナーだけが現像ローラに担持されて現像に使用されるハイブリッド型現像装置等にも適用することができる。
例えば、実施の形態では、トナー像を記録媒体に転写する方式について、感光体206の表面のトナー像を記録媒体に直接に転写する方式を例に説明したが、感光体206の表面のトナー像を中間転写ベルトに転写し、中間ベルトに転写されたトナー像を記録媒体に転写する方式であってもよい。
例えば、実施の形態では、撹拌搬送部20が4つの撹拌搬送部分を備える例によって説明したが、撹拌搬送部20が備える撹拌搬送部分の数は複数であればよい。また、実施の形態では、図2に示すように、撹拌搬送部20と供給部30とは、高さ方向に互いに同じ位置にあるが、撹拌搬送部20は、供給部30よりも高い位置に設けられてもよく、また、供給部30よりも高い位置に設けられてもよい。
例えば、実施の形態では、撹拌搬送部材として、軸部材72,74,76,78の各々の周囲に設けられる羽根92,94,96,98を例に説明したが、撹拌搬送部材は、現像剤を撹拌しながら第2搬送方向に搬送可能であればよい。例えば、撹拌搬送部材は、撹拌撹拌搬送部分の内部に設けられた中空のドラムであって、中心へ向かってらせん状に突出するリブ又はらせん状に刻まれた溝を内壁に有するものであってもよい。このような撹拌搬送部材が回転すると、内部の現像剤はリブ又は溝によって撹拌されながら搬送される。この場合、リブ又は溝は、連続したものであっても断続的なものであってもよく、現像剤を第2搬送方向に搬送できる角度でドラムの内壁に設けられる。
例えば、複数の撹拌搬送部分42,44,46,48のすべてが、第1搬送方向と異なる第2搬送方向に現像剤を搬送するとしたが、複数の撹拌搬送部分のうち、少なくとも1つが第1搬送方向と異なる第2搬送方向に現像剤を搬送すればよい。この場合であっても、撹拌搬送部20における現像剤の搬送距離は、撹拌搬送部20の第1搬送方向の直線長さよりも長くなるため、撹拌搬送部20を第1搬送方向に大きくすることなく、現像剤を搬送する距離を長くすることができ、実施の形態と同様の効果を奏する。
本発明は、電子写真方式を用いた現像装置に適用できる。また、電子写真方式を用いた現像装置を備える、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、又は、複合機等といった画像形成装置等に適用できる。
10 現像装置、20 撹拌搬送部、30 供給部、40 ホッパー、42,44,46,48 撹拌搬送部分、52,54,56 接続部、61,63,65,67 軸、62,64,66,68 スクリュー、72,74,76,78 軸部材、82,84,86,88 傘歯車、92,94,96,98 羽根、102,104,106,108 平歯車、100 駆動軸部材、110 モータ、112 第1循環接続部、114 第2循環接続部、116 供給スクリュー、118 現像ローラ、120 磁石ローラ、122 スリーブローラ、124 規制部材、202,204 タイミングローラ、206 感光体、208 転写ローラ、210,212 定着ローラ、222 クリーニング・ブレード、224 帯電ローラ、226 露光部。

Claims (6)

  1. 電子写真方式の現像に用いられる現像装置であって、
    第1搬送方向に現像剤を撹拌しながら搬送する撹拌搬送手段を備え、
    上記撹拌搬送手段は、上記現像剤を撹拌しながら搬送する複数の撹拌搬送部分からなり、
    上記複数の撹拌搬送部分は、上記現像剤を撹拌しながら、上記第1搬送方向とは異なる第2搬送方向に搬送する撹拌搬送部分を少なくとも1つ含む
    ことを特徴とする現像装置。
  2. 上記第1搬送方向は、上記現像装置の使用状態においてほぼ水平な方向であり、
    上記第2搬送方向は、上記現像装置の使用状態において上記第1搬送方向に沿って見た場合に上方へ向かって傾斜した方向であり、
    上記現像装置は、上記現像装置の使用状態において上記第1搬送方向に沿って見た場合に下方へ向かって、隣り合う撹拌搬送部分を接続する接続部を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 上記撹拌搬送部分の各々は、上記撹拌搬送部分の各々の搬送方向に沿った軸を中心に回転可能な撹拌搬送部材を有する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像装置。
  4. 上記撹拌搬送部分の各々は、
    上記軸を中心に回転する軸部材と、
    上記軸部材の周囲に設けられ、回転することによって上記現像剤を撹拌しながら搬送する撹拌搬送部材とを有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  5. 複数の上記撹拌搬送部分が有する複数の上記撹拌搬送部材を回転させる1つの駆動手段と、
    上記1つの駆動手段によって、上記複数の撹拌搬送部材を回転させる駆動機構とを備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の現像装置。
  6. 電子写真方式を用いた画像形成装置であって、
    画像を記録媒体に形成する画像形成手段と、
    上記画像に対応する静電潜像が形成される感光手段と、
    上記静電潜像を現像するための現像手段と、
    上記現像手段に現像剤を供給する供給手段と、
    第1搬送方向に現像剤を撹拌しながら搬送する撹拌搬送手段とを備え、
    上記撹拌搬送手段は、上記現像剤を撹拌しながら搬送する複数の撹拌搬送部分からなり、
    上記複数の撹拌搬送部分は、上記現像剤を撹拌しながら、上記第1搬送方向とは異なる第2搬送方向に搬送する撹拌搬送部分を含む
    ことを特徴とする画像形成装置。
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