JP2010243651A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の目的は撮像光学系とは異なる光束を用いて被写体までの距離を測距する外測方式のオートフォーカスを有する撮像装置におけるオートフォーカス受光部最前面部を覆う窓部材の最適なレイアウトを提案することを目的としている。
【解決手段】 撮像光学系とは異なる光束を用いて被写体までの距離を測距する外測方式のオートフォーカスと、前記、オートフォーカスの受光部最前面部を覆うように撮像装置正面に配置された窓部材を有する撮像装置において、前記、窓部材を上側端部が下側端部よりも被写体側に突出する方向に傾斜して配置する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、撮像光学系とは異なる光束を用いて被写体までの距離を測距する外測方式のオートフォーカスを有する撮像装置に関し、特に、オートフォーカス用の測距光学系の最前面部を覆う窓部材のレイアウトに関する。
近年、撮像光学系によって結像された被写体画像を撮像センサーにて光電変換し、撮像センサーから出力されるアナログ信号からデジタルの画像データを生成して記録媒体であるメモリーカードなどに記録する撮像装置が普及してきている。
現在市販されているほとんどの撮像装置には合焦を自動で行う自動合焦機構(オートフォーカス、Automatic Focusing:AF)が搭載されている。
撮像装置の自動合焦機構には、コントラスト検出方式、又は外測方式が用いられている。
コントラスト検出方式のオートフォーカスは、撮像センサーから得た画像データを元に画像解析し、撮像光学系を動かしながら合焦させる方式である。一方、外測方式のオートフォーカスは、撮像光学系とは異なる測距光学系を用い、三角測距の原理にて被写体までの距離を測定し、測距情報に基づき撮像光学系を動かし、合焦させる方式である。
コントラスト検出方式のオートフォーカスは、撮像光学系を動かしながらピントを合わせる方式であるため、合焦までに時間がかかるという特徴がある。そのため、動いている被写体の撮影には不向きであり、その場合、外測方式のオートフォーカスを採用することが好ましい。
また、外測方式のオートフォーカスでは、測距光学系の保護のため、最前面部に窓部材を設けることが一般的である。
しかし、外測方式のオートフォーカスでは、本来の測距光学系で使用する光束以外の光束、特に太陽光などの強い外光がオートフォーカス用の測距センサーに入射されると、偽の画像信号が出力され、測距誤差が発生することが問題となる。
そこで、外光が測距センサーに入射することを防止するひさし部を窓部材の上部に配置する必要がある。
図5は従来のデジタルビデオカメラのオートフォーカス用測距部の断面図である。
204は測距レンズ、205は測距センサー、208は窓部材、209は窓保持部材、213はひさし部であり、デジタルビデオカメラ本体の前面部を構成する外装部材211と一体で形成されている。
このとき、窓部材208は、平行平板であり、光学的なパワーを持っておらず、測距レンズ204に対して光学的な影響は与えないものである。また、外装部品211と窓保持部材209との間に挟まれる形で、撮像レンズ201の光軸L2に直交する面と平行に配置されている。
窓保持部材209は、ビス212によって外装部品211に対して固定されている。
従来のデジタルビデオカメラでは、太陽光等の外光L3が窓部材208に入射された場合、外光L3が測距センサー205に入射しないよう、窓部材208の周囲に、ある程度の長さを持ったひさし部213を設ける必要があり、撮像装置が大型化してしまうという問題があった。
また、撮像装置全体を囲うハウジング部材を設け、その前面部を覆う窓部材を光軸に対して斜めに傾けたものがある。(特許文献1)
特開2006-135790号公報
しかし、特許文献1の技術を適用した撮像装置においては、撮像装置上部に窓部材を固定する部位が必要となり、その固定部は撮像光学系前玉に対して大きく凸してしまい、結果として窓部材の固定部は大きなひさし部となってしまい、結果として撮像装置は大型化してしまう。
以上のことより、本発明の目的は撮像光学系とは異なる光束を用いて被写体までの距離を測距する外測方式のオートフォーカスを有する撮像装置におけるオートフォーカス用の測距光学系の最前面部を覆う窓部材の最適なレイアウトを提案することを目的としている。
前述の目的を達成するため、本出願に係る第1の発明は、撮像光学系とは異なる光束を用いて被写体までの距離を測距する外測方式のオートフォーカスと、オートフォーカス用の測距光学系の最前面部を覆うように撮像装置正面に配置された窓部材を有する撮像装置において、前記、窓部材を上側端部が下側端部よりも被写体側に突出する方向に傾斜して配置することを特徴としている。
また、本出願に係る第2の発明は、前記、窓部材は平行平板であることを特徴としている。
本発明によれば、撮像光学系とは異なる光束を用いて被写体までの距離を測距する外測方式のオートフォーカスを有する撮像装置において、外光避けのひさしを設ける必要がなくなるため、撮像装置の小型化を実現することが可能となる。
本発明の実施の形態に係るデジタルビデオカメラの斜視図。 本発明の実施の形態に係るデジタルビデオカメラの処理の流れを示すブロック図。 本発明の実施の形態に係るデジタルビデオカメラの測距光学系ユニットの拡大斜視図。 本発明の実施の形態に係るデジタルビデオカメラの測距光学系部での断面図。 従来のデジタルビデオカメラの測距光学系部での断面図。
以下に本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
本発明の実施形態においては、デジタルビデオカメラを用いて説明する。
図1は本発明の実施の形態に係るデジタルビデオカメラの構成概略を示す透視図である。
図2は本実施の形態に係るデジタルビデオカメラのオートフォーカスに関する処理の流れを示す図である。
図3は測距離光学系ユニット106の拡大斜視図である。
本発明に係る実施の形態におけるデジタルビデオカメラの構成は図1および図2に示すように、デジタルビデオカメラ本体100には、撮像レンズ101、撮像センサー102から構成される撮像光学系ユニット103、および測距レンズ104、測距センサー105、から構成される測距光学系ユニット106、が存在する。ほかにも、オートフォーカスの制御を行う制御ユニットの一例としての信号処理回路107、測距光学系最前面部を覆う窓部材108、窓部材108を固定するための窓保持部材109、信号処理回路107を実装した基板110が存在する。
撮像光学系ユニット103は、デジタルビデオカメラ本体100の前面に被写体を臨む形で配置されている。撮像レンズ101は内部の光学群を移動することが可能であり、ズームおよびフォーカスの機能を有している。撮像センサー102は撮像レンズ101の結像面に配置されており、撮像レンズ101によって結像した光学像を光電変換して信号処理回路107に出力する。
測距光学系ユニット106は、撮像光学系ユニット103にビス112により直接固定されており、図3に示すように、ユニット内部でパンおよびチルト方向への倒れ補正をすることが可能である。そのため撮像光学系ユニット103と測距光学系ユニット106のパララックスを調整することが可能となっている。
測距レンズ104は、一対の凸レンズを一体的に成形したレンズであり、被写体光学像を2つの光学像に分割し、分割した被写体光学像はそれぞれ測距センサー105上に再結像するものである。
測距センサー105は、複数の光電変換素子が線上に配列されたセンサーであり、測距レンズ104によって結像した2つの被写体光学像をそれぞれ光電変換して信号処理回路107に出力する。
信号処理回路107、は基板110上に実装されており、撮像光学系ユニット103、および測距光学系ユニット106と電気的に接続がある。そして、測距光学系ユニット106からの出力に基づき、2つの被写体光学像の結像位置のずれ(位相差)から被写体までの距離を演算し、撮像光学系ユニット103を制御し合焦する。
窓部材108は、平行平板であり、光学的なパワーを持っておらず、測距光学系106に対して光学的な影響は与えないものである。また、図4に示すように、ビデオカメラ本体100の前面部を構成する外装部品111と窓保持部材109との間に挟まれる形で存在している。
窓保持部材109は、ビス112によって外装部品111に対して固定されている。
このとき、窓部材108は、上側端部が下側端部よりも被写体側に突出する方向で、撮像光学系ユニット103の光軸L1に直交する面に対して所定の角度Θ1だけ傾けた状態で固定されている。
測距センサー105に影響を与える強い外光は、主に太陽光や電灯光などであり、これらの光束は、通常デジタルビデオカメラ本体100の上方より窓部材108に対して入射される。
そのため、窓部材108を上側端部が下側端部よりも被写体側に突出する方向で傾いて配置することにより、外光を全反射する範囲を広くすることが可能となる。
またここで、一般的に使用される材質はPC(ポリカーボネイト)であり、その屈折率は約1.5である。
つまり、窓部材108が全反射を起こす臨界角ΘCはスネルの法則(式1)より、約45°である。
臨界角ΘC=arcsin(n2/n1) ・・・(式1)
n1:入射元の物質の屈折率(n1=1)
n2:入射先の物質の屈折率(n2=1.5)
∴臨界角ΘC=45°
よって、測距センサー105に対して外光が影響を及ぼさない外光のデジタルビデオカメラ本体100に対しての入射角度Θ2は、以下の(式2)より求めることが出来る。
Θ2=ΘC−Θ1 ・・・(式2)
(式2)より、窓部材108を傾ければ傾けるほどΘ1の値が大きくなるため、Θ2の値が小さくなる。すなわち、上方からの外光に対して有利になるということが言える。
また一方で、窓部材108を傾けることによる、測距光学系ユニットの光束への影響を考えてみる。
通常、撮像光学系と測距光学系とのパララックス補正量は概ね1〜3°である。
窓部材108は光学的にパワーを持たない平行平板であるため、窓部材108の傾きΘ1が、測距光学系ユニット106の光束に対して、ΘC以下ならば、窓部材108は光学的に影響がない。
つまり、所定の角度Θ1は、測距光学系106に対して光学的に影響が無く、尚且つ測距光学系106に対しての外光の影響を防止し得る適宜な角度に設定することが望ましい。(本実施の形態では15°とする。)
以上のことより、窓部材108を上側端部が下側端部よりも被写体側に突出する方向に傾けて配置することにより、太陽光等の外光が窓部材108に入射したとしても、その光束は全反射されるため、測距センサー105に対して入射する事が無くなる。つまり窓部材108の上方に外光避けのひさし部を設ける必要がなくなる。そのため、ビデオカメラ本体100の小型化が可能となる。
尚、本実施の形態においては撮像装置の例としてデジタルビデオカメラを挙げて説明したが、撮像光学系とは異なる光束を用いて被写体までの距離を測距する外測方式のオートフォーカスと、前記、オートフォーカスの測距光学系の最前面部を覆うように撮像装置正面に配置された窓部材を有するものであればどのような構成であっても適応されることは言うまでも無い。
また、前記効果が得られる構成であれば、撮像光学系と測距光学系との位置関係および、窓部材の左右方向の傾きは限定されないものとする。
100 デジタルビデオカメラ本体
101 撮像レンズ
102 撮像センサー
103 撮像光学系ユニット
104 測距レンズ
105 測距センサー
106 測距光学系ユニット
107 信号処理回路
108 窓部材
109 窓保持部材
110 基板
111 外装部品
112 ビス
1 撮像光学系ユニットの光軸
Θ1 窓部材のデジタルビデオカメラ本体に対する傾き
Θ2 外光のデジタルビデオカメラ本体に対する入射角度
ΘC 窓部材の臨界角
201 撮像レンズ
204 測距レンズ
205 測距センサー
208 窓部材
209 窓保持部材
211 外装部品
212 ビス
213 ひさし部
2 撮像光学系ユニットの光軸
3 外光

Claims (2)

  1. 撮像光学系(103)とは異なる光束を用いて被写体までの距離を測距する外測方式のオートフォーカス(106)と、前記、オートフォーカス用の測距光Ν学系(104)の最前面部を覆うように撮像装置正面に配置された窓部材(108)を有する撮像装置において、前記、窓部材(108)を上側端部が下側端部よりも被写体側に突出する方向に傾斜して配置することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記、窓部材(108)は、平行平板であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2362481A2 (en) 2010-02-25 2011-08-31 Sanyo Electric Co., Ltd. Power storage system

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