JP2010243165A - アンテナ内蔵式電子時計 - Google Patents
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Abstract
【課題】設計の自由度を向上させることができ、かつ、受信感度の低下を抑制できるアンテナ内蔵式電子時計を提供すること。
【解決手段】裏蓋部材33および胴31の内側を挟持部材34に挟持させることで両部材31,33を接続するので、裏蓋部材33および胴31の形状がリング状等に制約されることがなく、外装ケース3の設計の自由度を向上させることができる。また、裏蓋部材33および胴31をネジ構造ではなく、その内側同士を挟持することにより接続するので、渦電流の発生をネジ構造に比べ格段に抑えることができ、受信感度の低下を十分に抑えることができる。
【選択図】図2
【解決手段】裏蓋部材33および胴31の内側を挟持部材34に挟持させることで両部材31,33を接続するので、裏蓋部材33および胴31の形状がリング状等に制約されることがなく、外装ケース3の設計の自由度を向上させることができる。また、裏蓋部材33および胴31をネジ構造ではなく、その内側同士を挟持することにより接続するので、渦電流の発生をネジ構造に比べ格段に抑えることができ、受信感度の低下を十分に抑えることができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、アンテナ内蔵式電子時計に関する。
従来、時刻情報を有する外部無線情報を外装ケース内に内蔵されたアンテナにて受信し、前記時刻情報を用いて時刻修正を行うアンテナ内蔵式電子時計(以下、電波時計と記載)が利用されている。このような電波時計では、外装ケースの美観の向上のため、外装ケースを金属製とする構成が多用される。しかしながら、外装ケースを金属製とした場合、アンテナから生じる磁束線により外装ケース内に渦電流が生じ、アンテナの受信感度が低下してしまうという問題がある。
このような問題に対し、従来、外装ケースの裏蓋部材と胴部材とをネジ構造により接続する構成とし、その緩みトルクを0.6〜6.0N・mに設定することにより渦電流の発生を抑え、受信感度の向上を図ったものが知られている(例えば、特許文献1)。
このような問題に対し、従来、外装ケースの裏蓋部材と胴部材とをネジ構造により接続する構成とし、その緩みトルクを0.6〜6.0N・mに設定することにより渦電流の発生を抑え、受信感度の向上を図ったものが知られている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、特許文献1に記載の電波時計では、裏蓋部材と胴部材とをネジ構造により接続するので、外装ケースの形状がリング状に制約されるなどの設計の自由度が低下してしまうという問題や、ネジ構造による接続構造なので、やはりある程度大きな渦電流が発生してしまい、受信感度が低下してしまうという問題がある。
本発明の目的は、設計の自由度を向上させることができ、かつ、受信感度の低下を抑制できるアンテナ内蔵式電子時計を提供することにある。
本発明のアンテナ内蔵式電子時計は、胴と、前記胴に取り付けられる裏蓋部材とを備えた外装ケース内に、外部無線情報を受信するアンテナを内蔵するアンテナ内蔵式電子時計であって、前記裏蓋部材は、前記胴に当接支持される環状の縁部材と、前記縁部材に嵌め込まれる裏板部材とを備え、前記外装ケースは、前記胴の内側および前記縁部材の内側を挟持することにより両者を接続する挟持部材を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、裏蓋部材および胴の内側を挟持部材に挟持させることで両部材を接続するので、裏蓋部材および胴の形状がリング状等に制約されることがなく、外装ケースの設計の自由度を向上させることができる。また、裏蓋部材および胴をネジ構造ではなく、その内側同士を挟持することにより接続するので、渦電流の発生をネジ構造に比べ格段に抑えることができ、受信感度の低下を十分に抑えることができる。
本発明のアンテナ内蔵式電子時計では、前記胴および前記縁部材の内側には、それぞれ内方側に突出する突出部が形成され、前記挟持部材は、筒状に形成された本体と、前記本体の両端に設けられ前記胴および前記縁部材の前記各突出部に係合する係合部とを備え、一方の係合部が前記縁部材の突出部と前記裏板部材とに挟持されて前記裏蓋部材に組み付けられた状態で、他方の係合部が前記胴内に差し込まれることにより、前記胴および前記裏蓋部材を接続することが好ましい。
本発明によれば、挟持部材および裏蓋部材を組み付けた状態で胴に取り付けることができるので、裏蓋部材の胴への取り付けを容易にできる。
本発明によれば、挟持部材および裏蓋部材を組み付けた状態で胴に取り付けることができるので、裏蓋部材の胴への取り付けを容易にできる。
本発明のアンテナ内蔵式電子時計では、前記他方の係合部には、前記他方の係合部が前記胴内に差し込まれる際に、前記胴の突出部に当接して前記挟持部材を内側に撓ませる斜面が形成されていることが好ましい。
本発明によれば、挟持部材の他方の係合部を胴内に差し込むと、斜面が胴の突出部に当接することにより挟持部材が内側に撓む。従って、その状態からさらに他方の係合部を胴の奥側に押し込むと、他方の係合部が胴の突出部を乗り越えるとともに挟持部材が復元し、他方の係合部が胴の突出部と係合することとなるので、裏蓋部材を簡単に胴に接続することができる。すなわち、本発明によれば、組み付けた状態の挟持部材および裏蓋部材を胴に対して押し込むだけで、裏蓋部材を胴に対して強固にかつ簡単に取り付けることができる。
本発明によれば、挟持部材の他方の係合部を胴内に差し込むと、斜面が胴の突出部に当接することにより挟持部材が内側に撓む。従って、その状態からさらに他方の係合部を胴の奥側に押し込むと、他方の係合部が胴の突出部を乗り越えるとともに挟持部材が復元し、他方の係合部が胴の突出部と係合することとなるので、裏蓋部材を簡単に胴に接続することができる。すなわち、本発明によれば、組み付けた状態の挟持部材および裏蓋部材を胴に対して押し込むだけで、裏蓋部材を胴に対して強固にかつ簡単に取り付けることができる。
本発明のアンテナ内蔵式電子時計では、前記胴および前記裏蓋部材はチタン製であることが好ましい。
本発明によれば、裏蓋部材および胴がチタン製とされるが、前述したように、裏蓋部材および胴の内側同士を挟持することにより両者を接続するので、受信感度の低下を抑えることができる。そして、外装ケースをチタン製とすることにより、時計を軽量化できるとともに外装ケースの防錆性能等を向上できる。
本発明によれば、裏蓋部材および胴がチタン製とされるが、前述したように、裏蓋部材および胴の内側同士を挟持することにより両者を接続するので、受信感度の低下を抑えることができる。そして、外装ケースをチタン製とすることにより、時計を軽量化できるとともに外装ケースの防錆性能等を向上できる。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る時計1を示す外観図、図2は、時計1を示す断面図である。
時計1は、時針11、分針12、秒針13、および文字板14により時刻表示を行うアナログ表示式の電波時計(アンテナ内蔵式電子時計)とされ、図1および図2に示すように、指針11〜13の運針を駆動制御するモジュール2と、モジュール2を内部に収容する外装ケース3とを備えている。
モジュール2は、時刻情報を有する外部無線情報を受信するアンテナ21を備え、指針11〜13の運針を駆動制御するとともに、アンテナ21にて受信した時刻情報を用いて時刻修正を行う。
図1は、本発明の一実施形態に係る時計1を示す外観図、図2は、時計1を示す断面図である。
時計1は、時針11、分針12、秒針13、および文字板14により時刻表示を行うアナログ表示式の電波時計(アンテナ内蔵式電子時計)とされ、図1および図2に示すように、指針11〜13の運針を駆動制御するモジュール2と、モジュール2を内部に収容する外装ケース3とを備えている。
モジュール2は、時刻情報を有する外部無線情報を受信するアンテナ21を備え、指針11〜13の運針を駆動制御するとともに、アンテナ21にて受信した時刻情報を用いて時刻修正を行う。
図3は、外装ケース3の要部を拡大して示す断面図である。
外装ケース3は、図3に示すように、筒状の胴31と、胴31の表面側に取り付けられたカバーガラス32と、胴31の裏面側に取り付けられた裏蓋部材33と、胴31および裏蓋部材33を接続する挟持部材34とを備えている。
胴31は、チタン製とされている。この胴31の内側において、裏蓋部材33側には、内方側に突出する突出部としての鍔部311が、胴31の内周に亘って環状に形成されている。
外装ケース3は、図3に示すように、筒状の胴31と、胴31の表面側に取り付けられたカバーガラス32と、胴31の裏面側に取り付けられた裏蓋部材33と、胴31および裏蓋部材33を接続する挟持部材34とを備えている。
胴31は、チタン製とされている。この胴31の内側において、裏蓋部材33側には、内方側に突出する突出部としての鍔部311が、胴31の内周に亘って環状に形成されている。
図4は、裏蓋部材33および挟持部材34を示す分解斜視図である。
裏蓋部材33は、図3および図4に示すように、胴31の裏面312に当接支持される環状の縁部材4と、縁部材4に嵌め込まれる円板状の裏板部材5と、縁部材4および裏板部材5間に介装されるパッキン6とを備えている。このうち、縁部材4および裏板部材5は、チタン製とされている。
縁部材4の内側には、内方側に突出する突出部としての鍔部41が内周に亘って環状に形成されており、この鍔部41と縁部材4の内面とから形成される凹部42に前記裏板部材5がパッキン6を介して圧入される。
裏蓋部材33は、図3および図4に示すように、胴31の裏面312に当接支持される環状の縁部材4と、縁部材4に嵌め込まれる円板状の裏板部材5と、縁部材4および裏板部材5間に介装されるパッキン6とを備えている。このうち、縁部材4および裏板部材5は、チタン製とされている。
縁部材4の内側には、内方側に突出する突出部としての鍔部41が内周に亘って環状に形成されており、この鍔部41と縁部材4の内面とから形成される凹部42に前記裏板部材5がパッキン6を介して圧入される。
挟持部材34は、ステンレス製とされ、筒状の本体341と、本体341の上下端から外方に突出する鍔状の係合部342,343とを備え、筒状かつ断面視U字状に形成されている。この挟持部材34は、前記各係合部342,343によって縁部材4および胴31の各鍔部41,311を挟持することにより、裏蓋部材33および胴31を接続する。
このように、本実施形態では、裏蓋部材33および胴31を、ネジ構造ではなく、その内側同士を挟持することにより接続するので、裏蓋部材33および胴31の形状がリング状等に制約されることがなく、外装ケース3の設計の自由度を向上させることができる。また、渦電流の発生をネジ構造に比べ格段に抑えることができ、受信感度の低下を十分に抑えることができる。
このような挟持部材34において、上端側に形成された係合部343には、外方に向いた斜面344が形成されている。また、挟持部材34には、各係合部342,343を各鍔部41,311に差し込むためのスリット溝345が上下方向に沿って複数形成されている。
このような挟持部材34において、上端側に形成された係合部343には、外方に向いた斜面344が形成されている。また、挟持部材34には、各係合部342,343を各鍔部41,311に差し込むためのスリット溝345が上下方向に沿って複数形成されている。
以下、裏蓋部材33の胴31への取り付け方法を簡略に説明する。
まず、縁部材4にパッキン6を介して裏板部材5を圧入する。この際、縁部材4の鍔部41と裏板部材5との間に、挟持部材34の係合部342を差し込める程度の隙間を形成しておく。
次に、挟持部材34の下側を撓ませながら係合部342を前記隙間に差し込む。これにより、係合部342が鍔部41と裏板部材5とに狭持されるとともに、挟持部材34と裏蓋部材33とが組み付けられる。
まず、縁部材4にパッキン6を介して裏板部材5を圧入する。この際、縁部材4の鍔部41と裏板部材5との間に、挟持部材34の係合部342を差し込める程度の隙間を形成しておく。
次に、挟持部材34の下側を撓ませながら係合部342を前記隙間に差し込む。これにより、係合部342が鍔部41と裏板部材5とに狭持されるとともに、挟持部材34と裏蓋部材33とが組み付けられる。
図5は、挟持部材34を胴31内に差し込んだ際の挟持部材34の動きを示す断面図である。
続いて、挟持部材34を胴31内に差し込んだ後、組み付けられた状態の挟持部材34および裏蓋部材33を胴31に対して押し込む。
すると、図5に示すように、まず、挟持部材34の上端側の係合部343に形成された斜面344が、胴31の鍔部311に当接することにより、挟持部材34が内側に撓む。
そして、この状態からさらに組み付けられた状態の挟持部材34および裏蓋部材33を胴31の奥側に押し込むことで、係合部343が鍔部311を乗り越えるとともに挟持部材34が復元して外方側に変位し、係合部343が鍔部311と係合して裏蓋部材33と胴31とが接続されることとなる(図3)。
続いて、挟持部材34を胴31内に差し込んだ後、組み付けられた状態の挟持部材34および裏蓋部材33を胴31に対して押し込む。
すると、図5に示すように、まず、挟持部材34の上端側の係合部343に形成された斜面344が、胴31の鍔部311に当接することにより、挟持部材34が内側に撓む。
そして、この状態からさらに組み付けられた状態の挟持部材34および裏蓋部材33を胴31の奥側に押し込むことで、係合部343が鍔部311を乗り越えるとともに挟持部材34が復元して外方側に変位し、係合部343が鍔部311と係合して裏蓋部材33と胴31とが接続されることとなる(図3)。
図6は、本実施形態と同様の時計において裏板部材5をガラスとした時計A、本実施形態の時計1、裏蓋部材と胴とをネジ構造により接続しかつ裏蓋部材をチタン製とした従来と同様の時計Bのそれぞれの周波数シフトを計測した結果を示す図である。
図6に示すように、裏蓋部材と胴とをネジ構造により接続する時計Bでは、周波数シフトが−6dBと大きな値となるのに対し、胴31と裏蓋部材33とを挟持により接続する本実施形態の時計1では、周波数シフトは−3dBと小さな値となっており、ネジ構造の時計Bに比べ、渦電流の発生を格段に抑えることができ、受信感度の低下を十分に抑えることができることが分かる。
図6に示すように、裏蓋部材と胴とをネジ構造により接続する時計Bでは、周波数シフトが−6dBと大きな値となるのに対し、胴31と裏蓋部材33とを挟持により接続する本実施形態の時計1では、周波数シフトは−3dBと小さな値となっており、ネジ構造の時計Bに比べ、渦電流の発生を格段に抑えることができ、受信感度の低下を十分に抑えることができることが分かる。
以上の本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
裏蓋部材33および胴31の内側を挟持部材34に挟持させることで両部材31,33を接続するので、裏蓋部材33および胴31の形状がリング状等に制約されることがなく、外装ケース3の設計の自由度を向上させることができる。また、裏蓋部材33および胴31をネジ構造ではなく、その内側同士を挟持することにより接続するので、胴31に対する応力負荷を軽減することができる。そのため、渦電流の発生をネジ構造に比べ格段に抑えることができ、受信感度の低下を十分に抑えることができる。また、挟持部材34により裏蓋部材33と胴31とを導通させることができるので、使用者と外装ケース3とを同電位にすることができ、使用者が外装ケース3に触れた際に一度に多量の静電気が使用者に流れてしまうこと等を防ぐことができる。
裏蓋部材33および胴31の内側を挟持部材34に挟持させることで両部材31,33を接続するので、裏蓋部材33および胴31の形状がリング状等に制約されることがなく、外装ケース3の設計の自由度を向上させることができる。また、裏蓋部材33および胴31をネジ構造ではなく、その内側同士を挟持することにより接続するので、胴31に対する応力負荷を軽減することができる。そのため、渦電流の発生をネジ構造に比べ格段に抑えることができ、受信感度の低下を十分に抑えることができる。また、挟持部材34により裏蓋部材33と胴31とを導通させることができるので、使用者と外装ケース3とを同電位にすることができ、使用者が外装ケース3に触れた際に一度に多量の静電気が使用者に流れてしまうこと等を防ぐことができる。
挟持部材34および裏蓋部材33を組み付けた状態で胴31に取り付けることができるので、裏蓋部材33の胴31への取り付けを容易にできる。
組み付けられた状態の挟持部材34および裏蓋部材33を胴31に対して押し込むだけで、斜面344により挟持部材34が内側に撓んで鍔部311と係合し、裏蓋部材33と胴31とが接続されることとなるので、裏蓋部材33の胴31への取り付けを容易にできる。
外装ケース3がチタン製なので、時計1を軽量化できるとともに外装ケース3の防錆性能等を向上できる。
組み付けられた状態の挟持部材34および裏蓋部材33を胴31に対して押し込むだけで、斜面344により挟持部材34が内側に撓んで鍔部311と係合し、裏蓋部材33と胴31とが接続されることとなるので、裏蓋部材33の胴31への取り付けを容易にできる。
外装ケース3がチタン製なので、時計1を軽量化できるとともに外装ケース3の防錆性能等を向上できる。
〔実施形態の変形〕
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、胴31は円筒状に形成されていたが、胴は、4角筒状などの多角筒状に形成されていてもよい。
前記実施形態では、裏板部材5は、チタン製であったが、裏板部材は、他の金属やガラス、樹脂やセラミックから形成されていてもよく、適宜の材料から形成されていてよい。同様に、胴31や縁部材4もチタン製でなくてもよく、他の金属や樹脂やセラミックから形成されていてもよい。
前記実施形態では、胴31および縁部材4の内側には、突出部として鍔部311が形成されていたが、突出部の形状は鍔状に限定されず、挟持部材と係合可能な形状であれば適宜の形状を採用することができる。挟持部材の形状においても同様であり、胴および縁部材の内側と係合可能であれば、どのような形状であってもよい。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、胴31は円筒状に形成されていたが、胴は、4角筒状などの多角筒状に形成されていてもよい。
前記実施形態では、裏板部材5は、チタン製であったが、裏板部材は、他の金属やガラス、樹脂やセラミックから形成されていてもよく、適宜の材料から形成されていてよい。同様に、胴31や縁部材4もチタン製でなくてもよく、他の金属や樹脂やセラミックから形成されていてもよい。
前記実施形態では、胴31および縁部材4の内側には、突出部として鍔部311が形成されていたが、突出部の形状は鍔状に限定されず、挟持部材と係合可能な形状であれば適宜の形状を採用することができる。挟持部材の形状においても同様であり、胴および縁部材の内側と係合可能であれば、どのような形状であってもよい。
1…時計(アンテナ内蔵式電子時計)、3…外装ケース、4…縁部材、5…裏板部材、21…アンテナ、31…胴、33…裏蓋部材、41,311…鍔部(突出部)、341…本体、342…一方の係合部、343…他方の係合部、344…斜面。
Claims (4)
- 胴と、前記胴に取り付けられる裏蓋部材とを備えた外装ケース内に、外部無線情報を受信するアンテナを内蔵するアンテナ内蔵式電子時計であって、
前記裏蓋部材は、前記胴に当接支持される環状の縁部材と、前記縁部材に嵌め込まれる裏板部材とを備え、
前記外装ケースは、前記胴の内側および前記縁部材の内側を挟持することにより両者を接続する挟持部材を備えている
ことを特徴とするアンテナ内蔵式電子時計。 - 請求項1に記載のアンテナ内蔵式電子時計において、
前記胴および前記縁部材の内側には、それぞれ内方側に突出する突出部が形成され、
前記挟持部材は、筒状に形成された本体と、前記本体の両端に設けられ前記胴および前記縁部材の前記各突出部に係合する係合部とを備え、一方の係合部が前記縁部材の突出部と前記裏板部材とに挟持されて前記裏蓋部材に組み付けられた状態で、他方の係合部が前記胴内に差し込まれることにより、前記胴および前記裏蓋部材を接続する
ことを特徴とするアンテナ内蔵式電子時計。 - 請求項2に記載のアンテナ内蔵式電子時計において、
前記他方の係合部には、前記他方の係合部が前記胴内に差し込まれる際に、前記胴の突出部に当接して前記挟持部材を内側に撓ませる斜面が形成されている
ことを特徴とするアンテナ内蔵式電子時計。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載のアンテナ内蔵式電子時計において、
前記胴および前記裏蓋部材はチタン製である
ことを特徴とするアンテナ内蔵式電子時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009088722A JP2010243165A (ja) | 2009-04-01 | 2009-04-01 | アンテナ内蔵式電子時計 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014185891A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Citizen Holdings Co Ltd | 携帯型電波時計 |
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2009
- 2009-04-01 JP JP2009088722A patent/JP2010243165A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014185891A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Citizen Holdings Co Ltd | 携帯型電波時計 |
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