JP2010242516A - 気液分離器及び気液分離システム - Google Patents

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敏久 杉山
Kenichi Yamada
賢一 山田
Shusaku Sugamoto
周作 菅本
Fuminori Kono
文紀 河野
Takeyoshi Yugeta
武慶 弓削田
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Abstract

【課題】蒸気内に液相の冷媒が混入することを抑制し、かつ冷媒の貯留タンクとして機能する気液分離器、及びそれを利用した気液分離システムを提供すること。
【解決手段】ウォータージャケット4から冷媒が流入する第1流入口10と、第1流入口10よりも上側に設けられた第1流出口12と、第1流出口12よりも上側に設けられ、蒸気化した冷媒が排出される蒸気排出口14と、第1流入口10より下側に設けられ、ウォータージャケット4に接続された第2流出口16と、液相の冷媒が流入する第2流入口18とを備え、液相の冷媒を貯留するタンク8と、第1流入口10と第1流出口12との間に設けられた整流板20と、を有する気液分離器6と、第2流入口18を通じてタンク8に液相の冷媒を供給するポンプ36と、タンク8内の液相の冷媒を、第2流出口16を通じてウォータージャケット4に供給するポンプ26と、を具備する気液分離システム。
【選択図】図1

Description

本発明は気液分離器及び気液分離システムに関する。
沸騰冷却式エンジン(内燃機関)においては、エンジンの廃熱により蒸気化した冷媒(エンジンの冷却水)からエネルギーを回収するランキンサイクルシステムが利用されることがある。ランキンサイクルシステムでは、蒸気を膨張機に噴射することで廃熱エネルギーを回収する。特許文献1には、ランキンサイクルを備えたエンジンが開示されている。
特開2008−185001号公報
ランキンサイクルシステムでは、液体の冷媒が膨張機に噴射されるとエネルギー回収効率が低下する。エネルギー回収効率の低下を抑制するため、ランキンサイクルシステムに、冷媒を気体と液体とに分離する気液分離器が設けられていることがある。また、エンジンに冷媒を補充するため、気液分離器を冷媒貯留タンクとして活用することも考えられている。
しかしながら、エンジンの廃熱により冷媒が沸騰すると、気液分離器内に貯留された冷媒も沸騰し、気液分離器内の冷媒の液面に乱れが発生し、かつ液面が上昇する。この場合、液相の冷媒が蒸気に混入し、膨張機に送られることで、エネルギー回収効率が低下する恐れがある。
そこで本発明は、蒸気内に液相の冷媒が混入することを抑制し、かつ冷媒の貯留タンクとして機能する気液分離器、及びそれを利用した気液分離システムを提供することを課題とする。
本発明は、内燃機関のウォータージャケットから冷媒が流入する第1流入口と、前記第1流入口よりも上側に設けられた第1流出口と、前記第1流出口よりも上側に設けられ、前記内燃機関の廃熱により蒸気化した前記冷媒が排出される蒸気排出口とを備え、液相の前記冷媒を貯留するタンクと、前記第1流入口と前記第1流出口との間に設けられた整流板と、を具備することを特徴とする気液分離器である。本発明によれば、蒸気内に液相の冷媒が混入することを抑制し、かつ冷媒の貯留タンクとして機能する気液分離器を提供することができる。
上記構成において、前記タンクは、前記第1流入口よりも下側に設けられ、前記内燃機関のウォータージャケットに接続された第2流出口を備える構成とすることができる。この構成によれば、液相の冷媒がウォータージャケットとタンクとを循環するため、エンジン本体の冷却が効率良く行われる。
上記構成において、前記タンクは、前記液相の冷媒が流入する第2流入口を備える構成とすることができる。この構成によれば、タンク内の冷媒が不足することが抑制される。これにより、タンクからウォータージャケットに十分な量の冷媒が供給されるため、エンジン本体の冷却が効率良く行われる。
本発明は、内燃機関のウォータージャケットから冷媒が流入する第1流入口と、前記第1流入口よりも上側に設けられた第1流出口と、前記第1流出口よりも上側に設けられ、前記内燃機関の廃熱により蒸気化した前記冷媒が排出される蒸気排出口と、前記第1流入口よりも下側に設けられ、前記内燃機関のウォータージャケットに接続された第2流出口と、液相の前記冷媒が流入する第2流入口とを備え、前記液相の冷媒を貯留するタンクと、前記第1流入口と前記第1流出口との間に設けられた整流板と、を有する気液分離器と、前記タンクに貯留された前記液相の冷媒を、前記第2流出口を通じて前記内燃機関のウォータージャケットに供給する第1冷媒供給手段と、前記第2流入口を通じて前記タンクに前記液相の冷媒を供給する第2冷媒供給手段と、を具備することを特徴とする気液分離システムである。本発明によれば、蒸気内に液相の冷媒が混入することを抑制し、かつ冷媒の貯留タンクとして機能する気液分離システムを提供することができる。
上記構成において、前記タンクに貯留された前記液相の冷媒の液面を検知する液面検知手段を具備し、前記第2冷媒供給手段は、前記液面検知手段が前記液面を検知したことに応じて、前記タンクに前記液相の冷媒を供給する構成とすることができる。この構成によれば、タンク内の冷媒が減少した場合でも、タンク内の冷媒が不足することが抑制される。これにより、タンクからウォータージャケットに十分な量の冷媒が供給されるため、エンジン本体の冷却が効率良く行われる。
上記構成において、前記第1流出口及び前記第2流入口に接続されたリザーブタンクを具備し、前記第2冷媒供給手段は前記リザーブタンクに貯留された前記液相の冷媒を前記タンクに供給する構成とすることができる。この構成によれば、この構成によれば、タンク内の冷媒が不足することが抑制される。また、タンクから流出した液相の冷媒を有効に利用することができる。
本発明によれば、蒸気内に液相の冷媒が混入することを抑制し、かつ冷媒の貯留タンクとして機能する気液分離器、及びそれを利用した気液分離システムを提供することができる。
図1は実施例1に係る気液分離システムを備えたエンジンを例示する模式図である。 図2は実施例1に係る気液分離器の内部を例示する斜視図である。 図3は実施例1に係る気液分離器の内部を例示する断面図である。 図4は実施例1に係る気液分離システムの動作を例示するフローチャートである。 図5は実施例1に係る気液分離システムの動作を例示する模式図である。 図6は実施例1に係る気液分離システムの動作を例示する模式図である。 図7は実施例1に係る気液分離システムの動作を例示する模式図である。 図8(a)から図8(c)は、整流板を例示する平面図である。
図面を用いて、本発明の実施例について説明する。
図1は実施例1に係る気液分離システムを備えたエンジンを例示する模式図である。
図1に示すように、気液分離システム100は、ランキンサイクルシステムを用いたエンジン110に備えられている。まず、冷媒の流通経路に沿って、ランキンサイクルシステムについて説明する。ランキンサイクルシステムは、エンジン本体2、気液分離器6、過熱器3、ノズル5、膨張機7、凝縮器9、及びリザーブタンク34を備える。なお、図中の斜線は液相の冷媒を示している。
エンジン本体2にはウォータージャケット4が設けられている。ウォータージャケット4内の冷媒が沸騰することで、エンジン本体2は冷却される。ウォータージャケット4から流出した冷媒は、気液分離器6において気体と液体とに分離される。気液分離器6の下流側には、分離された気体、すなわち蒸気化した冷媒が流通する。気液分離器6を通過した、蒸気化した冷媒は過熱器3に流入する。過熱器3には配管19が接続されている。配管19を通じて、エンジン本体2から排出された排気ガスが過熱器3に引き込まれる。蒸気化した冷媒は、過熱器3において排気ガスと熱交換を行い、より高温高圧の蒸気となる。
過熱器3において高温高圧となった蒸気は、ノズル5を通じて膨張機7に噴射される。噴射された蒸気により膨張機7の動翼は回転し、エネルギーを回収する。具体的には、動翼により発電機7aが駆動され、エネルギーが電力として蓄えられる。凝縮器9は、膨張機7を通過した蒸気を冷却し、液体に戻す。凝縮器9で凝縮された冷媒は、配管40を通じてリザーブタンク34に流入し、貯留される。リザーブタンク34に貯留された液相の冷媒は、気液分離器6に供給される。次に、気液分離器6、及び気液分離システムの構成について説明する。
気液分離器6のタンク8には冷媒が貯留されている。また、タンク8には、第1流入口10、第1流入口10よりも上側に設けられた第1流出口12、第1流出口よりも上側に設けられた蒸気排出口14、第1流入口10よりも下側に設けられた第2流出口16、及び第2流入口18が設けられている。また、整流板20が第1流入口10と第1流出口12との間に設けられている。さらに、タンク8内には液面センサ11(液面検知手段)が設けられている。
タンク8の第1流入口10とウォータージャケット4とは、配管22により接続されている。ウォータージャケット4から液相の冷媒及び蒸気化した冷媒が配管22を通じて、第1流入口10からタンク8に流入する。また、第2流出口16とウォータージャケット4とは、配管24により接続されている。配管24にはタンク8に貯留された液相の冷媒をウォータージャケット4に供給するポンプ26(第1冷媒供給手段)が設けられている。また、蒸気排出口14と過熱器3とは、配管28により接続されている。すなわち、気液分離器6は、気液分離の役割と、冷媒の貯留タンクの役割とを兼ねている。
第1流出口12とリザーブタンク34とは、配管30により接続されている。また、第2流入口18とリザーブタンク34とは配管32により接続されている。配管32には、ポンプ36(第2冷媒供給手段)及び一方弁38が設けられている。一方弁38は、リザーブタンク34からタンク8へ流入する方向に冷媒を通過させるように設けられている。ポンプ36は、リザーブタンク34に貯留された液相の冷媒を、配管32、一方弁38を通じて、第2流入口18からタンク8に供給する。このように、気液分離システムは、気液分離器6、液面センサ11、ポンプ26及び36、並びにリザーブタンク34を備えている。
ECU42はポンプ26及び36の動作を制御する。また、ECU42は、タンク8内の液面が所定の高さより低くなったことを液面センサ11が検知した場合に、液面センサ11からの信号を受信する。
次に、整流板20の例について説明する。図2は実施例1に係る気液分離器6の内部を例示する斜視図である。図2では液面センサ11を省略して図示している。
図2に示すように、整流板20は第1流入口10と第1流出口12との間に設けられた網目状の板である。沸騰した冷媒の液面の乱れは、整流板20により抑制される。すなわち、整流板20は液相の冷媒の液面を整流する。また、蒸気は整流板20を通過して蒸気排出口14に到達する。
次に、液面センサ11の例について説明する。図3は実施例1に係る気液分離器の内部を例示する断面図である。
図3に示すように、液面センサ11はフロート13、電極15、及びシャフト17を備えている。シャフト17は絶縁体からなり、電極15から垂直に延びている。フロート13はリング状である。液面が液面センサ11よりも高い位置にある場合、フロート13は液面に浮いているため、電極15とは接触していない。つまり、フロート13と電極15とは導通していない。液面が液面センサ11より低い位置になった場合、フロート13は液面とともに下側に下がり、電極15と接触する。すなわち、液面センサ11は、冷媒の液面が所定の高さ(ここでは液面センサ11の高さ)よりも低くなったことを検知し、信号を発信する。ECU42は液面センサ11から信号を受信することにより、冷媒の液面が所定の高さより低くなったことを液面センサ11が検知したと判断する。
次に、実施例1に係る気液分離システムの動作について説明する。図4は実施例1に係る気液分離システムの動作を例示するフローチャートである。
図4に示すように、ポンプ26は、配管24を通じて、タンク8からウォータージャケット4に液相の冷媒を供給する(ステップS10、図1参照)。
ステップS10の後、ECU42は液面センサ11が冷媒の液面を検知したか判断する(ステップS11)。Noの場合、ステップS10に戻る。Yesの場合、ポンプ36は、配管32、一方弁38及び第2流入口18を通じて、リザーブタンク34からタンク8に液相の冷媒を供給する。
次に図面を参照し、実施例1に係る気液分離システムの動作を説明する。図5から図7は、実施例1に係る気液分離システムの動作を例示する模式図である。過熱器3、ノズル5、膨張機7及び凝縮器9は省略して図示している。
図5に示すように、冷媒が沸騰していない場合、ポンプ26は、タンク8に貯留された液相の冷媒を、配管24を通じて、第2流出口16からウォータージャケット4に供給する(図4のステップS10参照)。また、タンク8から液相の冷媒が供給されるに従い、ウォータージャケット4内の液相の冷媒はタンク8へ圧送される。すなわち、図中の矢印に示すように、液相の冷媒はウォータージャケット4とタンク8とを循環する。ウォータージャケット4に液相の冷媒が供給されるため、エンジン本体2は効率良く冷却される。このとき、冷媒は沸騰していないため、タンク8内の冷媒の液面は略一定に保たれている。また、配管32には一方弁38が設けられているため、タンク8に貯留する冷媒が第2流入口18からリザーブタンク34へ漏洩することは抑制されている。
図6に示すように、エンジン本体2の廃熱によりウォータージャケット4内の冷媒が沸騰すると、蒸気化した冷媒(図中の白丸)及び液相の冷媒がウォータージャケット4からタンク8へと流入する。図中の破線の矢印に示すように、蒸気化した冷媒は蒸気排出口14から排出される。また、液相の冷媒中では、気泡(蒸気化した冷媒)が上昇しようとするため、タンク8に貯留されている冷媒の液面は乱れながら上昇する。しかし、整流板20が設けられているため、上昇する液面の乱れを抑制することが可能となる(図2参照)。また、整流板20を通過して冷媒の液面が上昇した場合、第1流出口12から冷媒が流出する。第1流出口12から流出した冷媒は、配管30を通じてリザーブタンク34に流入し、貯留される。つまり、第1流出口12はリリーフ口、配管30はリリーフ通路としてそれぞれ機能する。また、リザーブタンク34には凝縮器により凝縮された液相の冷媒が流入し、貯留される。
図7に示すように、沸騰により冷媒の量が減少すると、タンク8内の冷媒の液面が下降する。冷媒の液面が液面センサ11の高さまで下降すると、液面センサ11は信号を発信する。ECU42は液面センサ11からの信号を受信する。信号を受信したECU42は、配管32及び一方弁38を通じて、リザーブタンク34からタンク8に液相の冷媒が供給されるようにポンプ36を制御する(図4のステップS11及びS12参照)。すなわち、タンク8内の冷媒の液面が所定の高さより低くなったことを、液面センサ11が検知したことに応じて、ポンプ36はタンク8に液相の冷媒を供給する。
実施例1によれば、冷媒が沸騰した場合でも、整流板20により液面の乱れが抑制され、液面は安定した状態で上昇する。また、第1流出口12が設けられているため、液相の冷媒は蒸気排出口14に達する前に、第1流出口から流出する。このため、液相の冷媒が蒸気化した冷媒に混入し、蒸気排出口14から排出されることが抑制される。このため、ランキンサイクルシステムのエネルギー回収効率の低下が抑制される。
液面センサ11がタンク8内の冷媒の液面を検知したことに応じて、ポンプ36はタンク8に液相の冷媒を供給するため、タンク8内の冷媒が不足することが抑制される。これにより、タンク8からウォータージャケット4に十分な量の冷媒が供給されるため、エンジン本体2の冷却が効率良く行われる。
配管22のタンク8側の開口部(第1流入口10)が、ウォータージャケット4側の開口部よりも上側にあるとして図示したが、これに限定されない。例えば、第1流入口10とウォータージャケット4側の開口部とが同一の高さであってもよい。つまり、配管22は水平であってもよい。しかし、蒸気化した冷媒が蒸気排出口14から排出されやすくなるため、第1流入口10が、ウォータージャケット4側の開口部よりも上側にあることが好ましい。
液面センサ11は、図3に例示した以外のセンサを用いてもよい。また、液面センサ11の設置される高さは、第1流入口10の高さと略同一として図示されているが、これに限定されず、タンク8の容積に応じて適宜変更可能である。
第1流出口12に接続された配管30は、リザーブタンク34に接続されていなくてもよい。しかし、タンク8から流出した冷媒を有効に活用するためには、配管30がリザーブタンク34に接続されていることが好ましい。
次に、整流板20の例について説明する。図8(a)から図8(c)は、整流板を例示する平面図である。
図8(a)に示すのは、図2において示した網目状の整流板20である。図8(b)に示すのは、円形の開口部20aが設けられた整流板20である。図8(c)に示すのは、スリット状の開口部20aが設けられた整流板である。このように、液面の乱れを抑制できるものであればよい。また、図に例示した以外の整流板であってもよい。なお、図8(a)から図8(c)は、タンク8が円柱状である場合における例である。タンク8の形状に応じて、整流板20の外形は任意に変更できる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
エンジン本体 2
ウォータージャケット 4
気液分離器 6
タンク 8
第1流入口 10
液面センサ 11
第1流出口 12
蒸気排出口 14
第2流出口 16
第2流入口 18
整流板 20
開口部 20a
ポンプ 26、36
リザーブタンク 34
ECU 42

Claims (6)

  1. 内燃機関のウォータージャケットから冷媒が流入する第1流入口と、前記第1流入口よりも上側に設けられた第1流出口と、前記第1流出口よりも上側に設けられ、前記内燃機関の廃熱により蒸気化した前記冷媒が排出される蒸気排出口とを備え、液相の前記冷媒を貯留するタンクと、
    前記第1流入口と前記第1流出口との間に設けられた整流板と、を具備することを特徴とする気液分離器。
  2. 前記タンクは、前記第1流入口よりも下側に設けられ、前記内燃機関のウォータージャケットに接続された第2流出口を備えることを特徴とする請求項1記載の気液分離器。
  3. 前記タンクは、前記液相の冷媒が流入する第2流入口を備えることを特徴とする請求項1記載の気液分離器。
  4. 内燃機関のウォータージャケットから冷媒が流入する第1流入口と、前記第1流入口よりも上側に設けられた第1流出口と、前記第1流出口よりも上側に設けられ、前記内燃機関の廃熱により蒸気化した前記冷媒が排出される蒸気排出口と、前記第1流入口よりも下側に設けられ、前記内燃機関のウォータージャケットに接続された第2流出口と、液相の前記冷媒が流入する第2流入口とを備え、前記液相の冷媒を貯留するタンクと、前記第1流入口と前記第1流出口との間に設けられた整流板と、を有する気液分離器と、
    前記タンクに貯留された前記液相の冷媒を、前記第2流出口を通じて前記内燃機関のウォータージャケットに供給する第1冷媒供給手段と、
    前記第2流入口を通じて前記タンクに前記液相の冷媒を供給する第2冷媒供給手段と、を具備することを特徴とする気液分離システム。
  5. 前記タンクに貯留された前記液相の冷媒の液面が所定の高さより低くなったことを検知する液面検知手段を具備し、
    前記第2冷媒供給手段は、前記液面が前記所定の高さより低くなったことを前記液面検知手段が検知したことに応じて、前記タンクに前記液相の冷媒を供給することを特徴とする請求項4記載の気液分離システム。
  6. 前記第1流出口及び前記第2流入口に接続されたリザーブタンクを具備し、
    前記第2冷媒供給手段は前記リザーブタンクに貯留された前記液相の冷媒を前記タンクに供給することを特徴とする請求項4記載の気液分離システム。
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