JP2010240084A - ノーズアダプタ - Google Patents
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Abstract
【課題】鼻とマスクの間の隙間を無くすと共に、良好なフィット感を与え、花粉等の塵埃の侵入を効果的に阻止する。
【解決手段】織布や不織布を用いて作られたマスク本体の裏面の上縁部近傍に付着して使用するノーズアダプタにおいて、前記ノーズアダプタが、室温硬化性弾性材料を、マスクを使用する人の鼻に押し付け、前記鼻と当接する部分の形状を形成した。
【選択図】図1
【解決手段】織布や不織布を用いて作られたマスク本体の裏面の上縁部近傍に付着して使用するノーズアダプタにおいて、前記ノーズアダプタが、室温硬化性弾性材料を、マスクを使用する人の鼻に押し付け、前記鼻と当接する部分の形状を形成した。
【選択図】図1
Description
本発明は、ノーズアダプタに係り、更に詳しくは、本発明は、マスクと鼻との間の機密性を改良して、人の鼻や口に花粉や粉塵が侵入するのを防止して花粉症の予防をするためのノーズアダプタに関する。
これまで、花粉症の対策として多くのマスクが販売されているが、これらマスクの素材の花粉捕集率は高く、材質による花粉の捕集率には各社大きな差がなくなってきている。このため、花粉症用マスクの対策は、形状をいかに顔にフィットさせるかが問題となっている。
特に、鼻とマスクの間には隙間が発生し易く、この部分の隙間を埋めることが花粉捕集率に大きな影響与えている。
このため既存のマスクは、鼻周りにワイヤーを入れ、可能な限り鼻の形に合わせた形状で使用する方法や、マスクにスポンジやゴム材からなるノーズアダプタを貼り付け、鼻とマスクの隙間を埋めた製品が販売されている。
しかし、ワイヤーを使用した製品では、鼻との密着性に欠け、気密性に劣る問題があった。
このため既存のマスクは、鼻周りにワイヤーを入れ、可能な限り鼻の形に合わせた形状で使用する方法や、マスクにスポンジやゴム材からなるノーズアダプタを貼り付け、鼻とマスクの隙間を埋めた製品が販売されている。
しかし、ワイヤーを使用した製品では、鼻との密着性に欠け、気密性に劣る問題があった。
また、従来のスポンジからなるノーズアダプタを使用したマスクは、密着性を高める為に、マスクを強く顔に押付けなければならなかった。
このため、使用時に圧迫感を受け、使用状態において不快を感ずる問題を惹起した。
このため、使用時に圧迫感を受け、使用状態において不快を感ずる問題を惹起した。
このようなノーズアダプタは、鼻とマスクの間の隙間を無くすと共に、良好なフィット感を与え、花粉等の塵埃の侵入を効果的に阻止することを目的としている。
本発明のノーズアダプタは、織布や不織布を用いて作られたマスク本体の裏面の上縁部近傍に付着して使用するノーズアダプタにおいて、前記ノーズアダプタが、室温硬化性弾性材料を、マスクを使用する人の鼻に押し付け、前記鼻と当接する部分の形状を形成したことを特徴とする。
本発明は、以下に記載されるような効果を奏する。
請求項1記載の発明のノーズアダプタによれば、鼻とマスクの間の隙間を無くすと共に、良好なフィット感を与え、花粉等の塵埃の侵入を効果的に阻止することが出来る。
また、請求項2記載の発明のノーズアダプタによれば、使用する人の鼻形状にフィットするノーズアダプタを、容易に提供することが出来る。
更に、請求項3記載の発明のノーズアダプタによれば、人体への害を最小限に抑えることが出来る。
請求項1記載の発明のノーズアダプタによれば、鼻とマスクの間の隙間を無くすと共に、良好なフィット感を与え、花粉等の塵埃の侵入を効果的に阻止することが出来る。
また、請求項2記載の発明のノーズアダプタによれば、使用する人の鼻形状にフィットするノーズアダプタを、容易に提供することが出来る。
更に、請求項3記載の発明のノーズアダプタによれば、人体への害を最小限に抑えることが出来る。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1乃至図3に基づき発明を実施するための形態について説明する。
図1乃至図3に基づき発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本発明に係るノーズアダプタ2をマスク本体1に取付けた態様を示す斜視図である。
本発明に係るノーズアダプタ2は、図2及び図3に示す工程により製作される。
まず、図2に示す様に、内面51がマスク本体1の曲率に合わせた弾性材料を保持する為の保持型5上に、室温硬化性弾性材料3を適当量載せる。
本発明に係るノーズアダプタ2は、図2及び図3に示す工程により製作される。
まず、図2に示す様に、内面51がマスク本体1の曲率に合わせた弾性材料を保持する為の保持型5上に、室温硬化性弾性材料3を適当量載せる。
ついで、図3に示す様に、マスクを使用する人の鼻4を、室温硬化性弾性材料3に押し付け、室温硬化性弾性材料3が硬化するまで、この状態を維持する。
この室温硬化性弾性材料3が硬化した後、鼻4を室温硬化性弾性材料3から離し、ついで、室温硬化性弾性材料3を保持型5から離型することにより、鼻4と当接する部分21の形状を備えたノーズアダプタ2を形成することが出来る。
この室温硬化性弾性材料3が硬化した後、鼻4を室温硬化性弾性材料3から離し、ついで、室温硬化性弾性材料3を保持型5から離型することにより、鼻4と当接する部分21の形状を備えたノーズアダプタ2を形成することが出来る。
この様に製作されたノーズアダプタ2のマスク本体1と接する側に、両面接着剤等を取付けることにより、ノーズアダプタ2をマスク本体1に取付けることが出来る。
この結果、ノーズアダプタ2は使用する人の鼻4の形状に完全に密着するため、鼻とマスクの間には隙間が発生しない。
この結果、ノーズアダプタ2は使用する人の鼻4の形状に完全に密着するため、鼻とマスクの間には隙間が発生しない。
本発明に使用される室温硬化性弾性材料3としては、室温硬化性シリコーンエラストマーが好適に用いられる。
その中でも、市販のシリコーン印象材が人体への害が少ないことから特に好ましい。
その中でも、市販のシリコーン印象材が人体への害が少ないことから特に好ましい。
また、本発明は上述の発明を実施するための最良の形態に限らず本発明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得ることはもちろんである。
1 マスク本体
2 ノーズアダプタ
3 室温硬化性弾性材料
4 鼻
5 保持型
2 ノーズアダプタ
3 室温硬化性弾性材料
4 鼻
5 保持型
Claims (3)
- 織布や不織布を用いて作られたマスク本体(1)の裏面の上縁部近傍に付着して使用するノーズアダプタ(2)において、前記ノーズアダプタ(2)が、室温硬化性弾性材料(3)を、マスクを使用する人の鼻(4)に押し付け、前記鼻(4)と当接する部分(21)の形状を形成したことを特徴とするノーズアダプタ。
- 前記室温硬化性弾性材料(3)が、室温硬化性シリコーンエラストマーであることを特徴とする請求項1記載のノーズアダプタ。
- 前記室温硬化性シリコーンエラストマーがシリコーン印象材であることを特徴とする請求項2記載のノーズアダプタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009090728A JP2010240084A (ja) | 2009-04-03 | 2009-04-03 | ノーズアダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009090728A JP2010240084A (ja) | 2009-04-03 | 2009-04-03 | ノーズアダプタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010240084A true JP2010240084A (ja) | 2010-10-28 |
Family
ID=43093869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009090728A Withdrawn JP2010240084A (ja) | 2009-04-03 | 2009-04-03 | ノーズアダプタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010240084A (ja) |
-
2009
- 2009-04-03 JP JP2009090728A patent/JP2010240084A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20120605 |