JP2010239585A - コンテンツ再生装置、コンテンツ再生システム、プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

コンテンツ再生装置、コンテンツ再生システム、プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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啓孝 神宝
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Abstract

【課題】サーバ装置にアクセスすることなく、通常とは異なる方法でコンテンツの再生が可能なコンテンツ再生システムを提供する。
【解決手段】本発明に係るコンテンツ再生システム100は、サーバ装置110と、複数の記録再生装置120とを備え、サーバ装置110のコメントデータ記憶部111は、コメントデータを格納している。記録再生装置120は、コメントデータを作成するコメントデータ作成部132と、コメントデータを送信するコメントデータ送信部133と、コメントデータをサーバ装置110から取得するコメントデータ取得部134と、コメントデータを実行して動画を再生するピックアップ部136とを備える。さらに、記録再生装置120は、コメントデータを動画データに関連付けて記憶するメモリ138を備えているので、サーバ装置110にアクセスすることなく、コメントを表示して動画を再生することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、サーバ装置とクライアント装置とを備え、クライアント装置において動画などのコンテンツを再生するコンテンツ再生システムに関する。
従来より、再生中の動画に対して、ユーザがコメントを付けることができ、ユーザが付したコメントを動画再生中に表示させるコンテンツ再生システムが実用化されている。
図11は、従来のコンテンツ再生システム500の構成を示すブロック図である。コンテンツ再生システム500は、サーバ装置510と、複数のクライアント装置520とを備えている。サーバ装置510と各クライアント装置520とは、インターネット回線を介して互いに接続されている。
サーバ装置510は、コンテンツデータ記憶部511とコメントデータ記憶部512とを備えている。コンテンツデータ記憶部511には、クライアント装置520において再生するための動画データ(コンテンツ)が格納されている。クライアント装置520は、サーバ装置510にアクセスして、動画データをダウンロードすることにより、クライアント装置520のユーザは、動画を視聴することができる。また、コメントデータ記憶部512には、動画の再生中に表示されるユーザの感想などのコメントを示すコメントデータが、動画データと関連付けられて格納されている。コメントデータは、各クライアント装置520において作成され、各クライアント装置520からサーバ装置510にアップロードされたものである。
クライアント装置520は、パーソナルコンピュータ530、入力装置540およびディスプレイ550を備えている。パーソナルコンピュータ530は、インターフェース部531、コメントデータ作成部532、コメントデータ送信部533、コメントデータ取得部534、コンテンツ取得部535およびコンテンツ再生部536を備えている。
インターフェース部531は、クライアント装置520とサーバ装置510とを通信可能に接続している。まず、ディスプレイ550に動画を表示させる場合、コンテンツ取得部535がサーバ装置510のコンテンツデータ記憶部511にアクセスして、所望の動画データをダウンロードして、動画データをコンテンツ再生部536に出力する。これにより、コンテンツ再生部536が動画データを再生する。
ここで、動画データの再生中に、ユーザは、入力装置540によって動画に対する感想などをコメントとして入力することができる。コメントデータ作成部532は、ユーザからコメントの入力を受け付けると、コメント情報を入力を受け付けた時間(動画再生開始からの時間)等に関する情報とともにデータ化する。コメントデータ送信部533は、サーバ510のアドレスに関する情報を記憶しており、データ化されたコメントデータは、コメントデータ送信部533によって、サーバ装置510に送信され、コメントデータ記憶部512にアップロードされる。
コメントデータ記憶部512に記憶されているコメントデータは、当該コメントデータに係る動画がクライアント装置520で再生されるときに、クライアント装置520のコメントデータ取得部534によってダウンロードされる。このとき、コンテンツ再生部536は、動画データの再生中に、ダウンロードされたコメントデータをコメントデータ取得部534から受け取って、動画とともにコメントを表示する。これにより、例えば、図12に示す動画の再生中、図13に示すように、コメントを表示させることができる。
上記のようなコンテンツ再生システムは、例えば、非特許文献1に示すように実現されている。
"動画上にコメントが載せられる「ニコニコ動画」、ニワンゴがベータテスト"、[online]、2007年1月15日、[2009年3月10日検索]、インターネット〈URL:http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/01/15/14460.html〉
また、近年では、パーソナルコンピュータだけでなく、DVDディスクやブルーレイディスク等の光ディスク用の記録再生装置も、インターネットに接続して、様々なコンテンツを取得することができるようになっている。そこで、光ディスク用記録再生装置を用いて上記のコンテンツ再生システムを構成する形態の一例について、図14に基づいて説明する。
図14は、光ディスク用記録再生装置を用いたコンテンツ再生システム600の構成の一例を示すブロック図である。コンテンツ再生システム600は、サーバ装置610と、複数のクライアント装置620とを備えている。各クライアント装置620は、インターネット回線を介して、サーバ装置610と接続可能となっている。
サーバ装置610は、コメントデータ記憶部611を備えている。コメントデータ記憶部611には、クライアント装置620において再生される動画データに係るコメントデータが、動画データと関連付けられて格納されている。コメントデータは、各クライアント装置620において作成され、各クライアント装置620からサーバ装置610にアップロードされたものである。なお、コンテンツ再生システム600では、クライアント装置620において再生される動画データは、主に、地上デジタル放送等で受信される番組のデータである。
クライアント装置620は、記録再生装置630、入力装置640およびディスプレイ650を備えている。記録再生装置630は、インターフェース部631、コメントデータ作成部632、コメントデータ送信部633、コメントデータ取得部634、コンテンツ取得部635、ピックアップ部636および画像処理部637を備えている。
インターフェース部631は、クライアント装置620とサーバ装置610とを通信可能に接続するインターフェースであるとともに、図示しない放送局から放送波を受信して動画データを取得するためのインターフェースとしても機能する。記録再生装置630は、ピックアップ部636に装填される光ディスク636aに記録/再生するレコーダである。光ディスク636aに動画データを記録する場合、コンテンツ取得部635がインターフェース部631が受信した放送波から動画データを取得して、ピックアップ部636に動画データを出力する。記録再生装置630は、ピックアップ部636に装填されている光ディスク636aに対する動画データの書き込み/読み出しを制御するドライブ制御部を有しており、ドライブ制御部の指示によって、コンテンツ取得部635から入力される動画データは、光ディスク636aに記録される。光ディスク636aに記録された動画データは、上記ドライブ制御部の指示によって、光ディスク636aから読み出され、画像処理部637において、画素の補間や色調整などの高品質化処理を施されて、ディスプレイ650に出力される。これにより、ディスプレイ650に動画が表示される。
また、ユーザは、動画データの再生中に、入力装置640によって動画に対する感想などをコメントとして入力することができる。コメントデータ作成部632は、ユーザからコメントの入力を受け付けると、コメント情報をデータ化し、データ化されたコメントデータは、コメントデータ送信部633によって、サーバ装置610に送信され、コメントデータ記憶部611にアップロードされる。このように、コメントデータ記憶部611には、各クライアント装置620からアップロードされた様々なコメントデータが記録されている。
一方、各クライアント装置620において、ディスプレイ650に動画をコメントとともに表示させる場合、記録再生装置630のコメントデータ取得部634は、動画の再生中にサーバ装置610にアクセスして、再生されている動画に関連するコメントデータを検索する。コメントデータが見付かった場合は、コメントデータ取得部634は、コメントデータをサーバ装置610から順次ダウンロードして、画像処理部637に出力する。これにより、コメントデータ記憶部611に記録されているコメントが、ディスプレイ650に動画とともに表示される。
しかしながら、上述のコンテンツ再生システム600では、コメントデータはサーバ装置610に格納されているため、動画を再生するたびにサーバ装置にアクセスしてコメントデータをダウンロードしなければ、動画にコメントを表示させることができないという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、サーバ装置にアクセスすることなく、通常とは異なる方法でコンテンツの再生が可能なコンテンツ再生装置およびコンテンツ再生システムを実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係るコンテンツ再生装置は、コンテンツを再生する再生手段を備え、前記コンテンツの再生に関連するコンテンツ再生関連データを格納するサーバ装置に接続可能な再生装置であって、前記コンテンツ再生関連データを作成するコンテンツ再生関連データ作成手段と、前記コンテンツ再生関連データ作成手段によって作成されたコンテンツ再生関連データを前記サーバ装置に送信するコンテンツ再生関連データ送信手段と、前記コンテンツ再生関連データを前記サーバ装置から取得するコンテンツ再生関連データ取得手段と、前記コンテンツ再生関連データ作成手段によって作成されたコンテンツ再生関連データと、前記コンテンツ再生関連データ取得手段によって取得された前記コンテンツ再生関連データとを、前記コンテンツに関連付けて記憶する記憶部とを備え、前記コンテンツ再生関連データ作成手段は、作成したコンテンツ再生関連データを前記コンテンツに関連付けて前記記憶部に記憶させ、前記コンテンツ再生関連データ取得手段は、取得したコンテンツ再生関連データを前記コンテンツに関連付けて前記記憶部に記憶させ、前記再生手段は、前記コンテンツに関連付けて前記記憶部に記憶されたコンテンツ再生関連データに基づいて、前記コンテンツを再生することを特徴としている。
また、上記の課題を解決するために、本発明に係るコンテンツ再生システムは、サーバ装置と、コンテンツを再生する再生手段を備え、前記サーバ装置に接続可能なコンテンツ再生装置とを備え、前記サーバ装置は、前記コンテンツの再生に関連するコンテンツ再生関連データを格納しており、前記コンテンツ再生装置は、前記コンテンツ再生関連データを作成するコンテンツ再生関連データ作成手段と、前記コンテンツ再生関連データ作成手段によって作成されたコンテンツ再生関連データを前記サーバ装置に送信するコンテンツ再生関連データ送信手段と、前記コンテンツ再生関連データを前記サーバ装置から取得するコンテンツ再生関連データ取得手段とを備えるコンテンツ再生システムであって、前記コンテンツ再生装置は、前記コンテンツ再生関連データを記憶する記憶部を備え、前記コンテンツ再生関連データ作成手段は、作成したコンテンツ再生関連データを前記コンテンツに関連付けて前記記憶部に記憶させ、前記コンテンツ再生関連データ取得手段は、取得したコンテンツ再生関連データを前記コンテンツに関連付けて前記記憶部に記憶させ、前記再生手段は、前記コンテンツに関連付けて前記記憶部に記憶されたコンテンツ再生関連データに基づいて、前記コンテンツを再生することを特徴としている。
上記の構成によれば、コンテンツ再生装置の再生手段は、コンテンツ再生関連データに基づいてコンテンツを再生する。コンテンツ再生関連データは、コンテンツの再生画面にコメントを表示させたり、再生手段に所定のシナリオに沿ってコンテンツを再生させるといった、通常再生とは異なる方法でコンテンツの再生を行うためのデータである。例えば、コンテンツ再生関連データが、コンテンツの再生時にコメントを表示するためのコメントデータである場合、再生手段は、コメントデータに基づいてコメントを表示させてコンテンツを再生することができる。
ここで、コンテンツ再生装置は、コンテンツ再生関連データ作成手段とコンテンツ再生関連データ送信手段とを備えているので、コンテンツ再生装置のユーザは、コンテンツ再生関連データを作成し、コンテンツ再生関連データを前記サーバ装置にアップロードすることができる。また、コンテンツ再生装置は、コンテンツ再生関連データ取得手段を備えているので、各コンテンツ再生装置のユーザは、サーバ装置にアップロードされたコンテンツ再生関連データをサーバ装置からダウンロードすることにより、様々なユーザによって作成されたコンテンツ再生関連データを利用することができる。
さらに、コンテンツ再生装置は、コンテンツ再生関連データを記憶する記憶部を備えており、コンテンツ再生関連データ作成手段およびコンテンツ再生関連データ取得手段は、作成または取得したコンテンツ再生関連データをコンテンツに関連付けて記憶部に記憶させている。これにより、記憶部には、コンテンツ再生関連データがコンテンツに関連付けて記憶される。したがって、従来のようにコンテンツ再生関連データを取得するためにサーバ装置にアクセスすることなく、再生手段は、記憶部からコンテンツ再生関連データを読み出して実行することにより、コンテンツ再生関連データに基づいてコンテンツを再生することができる。したがって、サーバ装置にアクセスすることなく、通常とは異なる方法でコンテンツの再生が可能なコンテンツ再生装置およびコンテンツ再生システムを実現することができる。
本発明に係るコンテンツ再生装置およびコンテンツ再生システムでは、前記コンテンツ再生関連データは、前記再生手段が前記コンテンツを再生する際に、前記コンテンツの任意に区分された再生区間の再生順序と各再生区間を再生要否とを示すシナリオデータであることが好ましい。
上記の構成によれば、再生手段は、シナリオデータに基づいて、通常とは異なる再生順序でコンテンツを再生したり、選択された再生区間のみを再生することができる。サーバ装置には、各コンテンツ再生装置からアップロードされたシナリオデータが記憶され、コンテンツ再生装置は、コンテンツ再生関連データ取得手段によってシナリオデータをダウンロードできるので、各コンテンツ再生装置のユーザは、様々なシナリオでコンテンツを再生することが可能となる。
本発明に係るコンテンツ再生装置およびコンテンツ再生システムでは、前記再生手段は、光ディスクに対してデータの書き込みを行うピックアップ手段を備え、前記記憶部は、前記光ディスクの記憶領域の一部であることが好ましい。
上記の構成によれば、光ディスクは、コンテンツ再生装置から取り出し可能である。このため、コンテンツ再生装置がサーバ装置に接続されていない場合であっても、コンテンツ再生関連データ作成手段によって作成したコンテンツ再生関連データを一旦光ディスクに保存して、他のコンテンツ再生装置に光ディスクに装填することにより、当該他のコンテンツ再生装置からコンテンツ再生関連データをサーバ装置にアップロードすることが可能となる。
上記コンテンツ再生装置は、ハードウェアで実現してもよいし、プログラムをコンピュータに実行させることによって実現してもよい。具体的には、本発明に係るプログラムは、上記いずれかの構成の各手段としてコンピュータを動作させるプログラムであり、本発明に係る記録媒体には、当該プログラムが記録されている。
本発明に係るコンテンツ再生装置は、コンテンツを再生する再生手段を備え、前記コンテンツの再生に関連するコンテンツ再生関連データを格納するサーバ装置に接続可能な再生装置であって、前記コンテンツ再生関連データを作成するコンテンツ再生関連データ作成手段と、前記コンテンツ再生関連データ作成手段によって作成されたコンテンツ再生関連データを前記サーバ装置に送信するコンテンツ再生関連データ送信手段と、前記コンテンツ再生関連データを前記サーバ装置から取得するコンテンツ再生関連データ取得手段と、前記コンテンツ再生関連データ作成手段によって作成されたコンテンツ再生関連データと、前記コンテンツ再生関連データ取得手段によって取得された前記コンテンツ再生関連データとを、前記コンテンツに関連付けて記憶する記憶部とを備え、前記コンテンツ再生関連データ作成手段は、作成したコンテンツ再生関連データを前記コンテンツに関連付けて前記記憶部に記憶させ、前記コンテンツ再生関連データ取得手段は、取得したコンテンツ再生関連データを前記コンテンツに関連付けて前記記憶部に記憶させ、前記再生手段は、前記コンテンツに関連付けて前記記憶部に記憶されたコンテンツ再生関連データに基づいて、前記コンテンツを再生する構成である。
また、本発明に係るコンテンツ再生システムは、サーバ装置と、コンテンツを再生する再生手段を備え、前記サーバ装置に接続可能なコンテンツ再生装置とを備え、前記サーバ装置は、前記コンテンツの再生に関連するコンテンツ再生関連データを格納しており、前記コンテンツ再生装置は、前記コンテンツ再生関連データを作成するコンテンツ再生関連データ作成手段と、前記コンテンツ再生関連データ作成手段によって作成されたコンテンツ再生関連データを前記サーバ装置に送信するコンテンツ再生関連データ送信手段と、前記コンテンツ再生関連データを前記サーバ装置から取得するコンテンツ再生関連データ取得手段とを備えるコンテンツ再生システムであって、前記コンテンツ再生装置は、前記コンテンツ再生関連データを記憶する記憶部を備え、前記コンテンツ再生関連データ作成手段は、作成したコンテンツ再生関連データを前記コンテンツに関連付けて前記記憶部に記憶させ、前記コンテンツ再生関連データ取得手段は、取得したコンテンツ再生関連データを前記コンテンツに関連付けて前記記憶部に記憶させ、前記再生手段は、前記コンテンツに関連付けて前記記憶部に記憶されたコンテンツ再生関連データに基づいて、前記コンテンツを再生する構成である。
したがって、サーバ装置にアクセスすることなく、通常とは異なる方法でコンテンツの再生が可能なコンテンツ再生装置およびコンテンツ再生システムを実現できるという効果を奏する。
本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ再生システムの構成を示すブロック図である。 図1に示すコンテンツ再生システムのクライアント装置における、コメントデータの作成工程を示すフローチャートである。 コメント入力操作をn回行った場合の、コメントデータの一例を示している。 図1に示すコンテンツ再生システムのクライアント装置における、コメントの表示工程を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るコンテンツ再生システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係るコンテンツ再生システムの構成を示すブロック図である。 図6に示すコンテンツ再生システムのクライアント装置における、シナリオデータの作成工程を示すフローチャートである。 上記シナリオデータの一例を示す図である。 図6に示すコンテンツ再生システムのクライアント装置における、動画再生の工程を示すフローチャートである。 サーバ装置からダウンロードするシナリオデータを選択するための一覧を示す図である。 従来のコンテンツ再生システムの構成を示すブロック図である。 コメントを表示させない場合の動画の一例を示す図である。 コメントが表示された動画の一例を示す図である。 光ディスク用記録再生装置を用いたコンテンツ再生システムの構成の一例を示すブロック図である。
〔実施形態1〕
本発明の第1の実施形態について図1〜図4に基づいて説明すれば以下のとおりである。
図1は、本実施形態に係るコンテンツ再生システム100の構成を示すブロック図である。コンテンツ再生システム100は、サーバ装置110と、複数のクライアント装置120とを備えている。各クライアント装置120は、インターネット回線を介して、サーバ装置110と接続可能となっている。
サーバ装置110は、コメントデータ記憶部111を備えている。コメントデータ記憶部111には、クライアント装置120において再生される動画データに係るコメントデータが格納されている。コメントデータは、特許請求の範囲に記載のコンテンツ再生関連データに相当し、各クライアント装置120において作成され、各クライアント装置120からサーバ装置110にアップロードされている。また、コンテンツ再生システム100では、クライアント装置120において再生される動画データは、主に、地上デジタル放送等で受信される番組のデータである。このように、サーバ装置110は、図14に示すサーバ装置610と略同様の構成である。
クライアント装置120は、記録再生装置130、入力装置140およびディスプレイ150を備えている。入力装置140およびディスプレイ150は、図14に示す入力装置640およびディスプレイ650と略同様の構成である。
記録再生装置130は、インターフェース部131、コメントデータ作成部132、コメントデータ送信部133、コメントデータ取得部134、コンテンツ取得部135、ピックアップ部136、画像処理部137およびメモリ138を備えており、ピックアップ部136には、光ディスク136aが装填されている。ここで、インターフェース部131、コメントデータ作成部132、コメントデータ送信部133、コメントデータ取得部134、コンテンツ取得部135、ピックアップ部136、光ディスク136aおよび画像処理部137は、図14に示す記録再生装置630のインターフェース部631、コメントデータ作成部632、コメントデータ送信部633、コメントデータ取得部634、コンテンツ取得部635、ピックアップ部636、光ディスク636aおよび画像処理部637とそれぞれ略同様の構成である。すなわち、本実施形態に係るコンテンツ再生システム100は、記録再生装置130がメモリ138を備えている点で、図14に示すコンテンツ再生システム600と異なっている。
メモリ138は、記録再生装置130において作成されたコメントデータおよびサーバ装置110からダウンロードされたコメントデータを記憶するものである。メモリ138は、後述するように、容量の大きいメモリが好ましく、また、記録再生装置130と取り外し可能に接続される外付けのメモリであってもよい。
続いて、コンテンツ再生システム100のクライアント装置120における、コメントデータの作成工程について説明する。
図2は、あるユーザ(以下「ユーザA」とする)のクライアント装置120における、コメントデータの作成工程を示すフローチャートである。コメントデータの作成は、動画の再生中に行うことができる。まず、動画をディスプレイ150に表示するため、コンテンツ取得部135が、インターフェース部131が受信した放送波から番組1の動画データを取得する(ステップS1)。コンテンツ取得部135は、ピックアップ部136に番組1の動画データを出力し、動画データが、光ディスク136aに記録される(S2)。ピックアップ部136において光ディスク136aから番組1の動画データを読み出すことにより、番組1が再生される(S3)。
番組1の再生中に、ユーザAは、入力装置140を操作することにより、再生中の場面に対する感想(喜び、驚き、悲しみ、怒りなど)をコメントとして入力する(S4)。例えば、入力装置140がリモートコントローラである場合、数字キーの押下によりコメントを入力することができる。また、入力装置140は、声をコメントに変換する装置であってもよい。コメントが入力されると、コメントデータ作成部132が、コメントをデータ化して、コメントデータをメモリ138に保存する。ユーザAは、再生が終了するまでコメント入力操作を繰り返し行うことができる。
図3は、コメント入力操作をn回行った場合の、コメントデータの一例を示している。このコメントデータは、番組識別情報およびコメント1〜コメントnのn個のデータから構成されている。番組識別情報は、コメントを付した番組の放送日時、放送局、番組のタイトルなど、サーバ装置110がコメントデータを番組と関連付けて管理するための情報である。コメント1〜コメントnの各データは、ユーザAが入力したコメント内容を示すコメント情報の他、時間情報、フォント情報および位置情報が含まれている。時間情報は、コメントが入力された時間、すなわち、コメント入力時における番組1の再生時間を示す情報である。フォント情報は、コメントを表示する文字のフォントを示す情報である。位置情報は、コメントが表示される位置を示す情報である。
再び図2を参照する。番組1の再生が終了すると(S6において「YES」)、コメントデータ送信部133が、メモリ138に保存されたコメントデータをネットワークを介してサーバ装置110に送信する(S7)。これにより、コメントデータがサーバ装置110のコメントデータ記憶部111にアップロードされる(S8)。なお、アップロードされたコメントデータは、メモリ138から消去されずに保持される。
ユーザAのクライアント装置120以外のクライアント装置120においても、同様にコメントデータの作成およびコメントデータのコメントデータ記憶部111へのアップロードが行われることにより、コメントデータ記憶部111には、複数のクライアント装置120からのコメントデータが蓄積される。また、コメントデータ記憶部111は、コメントデータに含まれる番組識別情報に基づき、番組とコメントデータとが互いに関連付けて記憶している。
本実施形態に係るコンテンツ再生システム100では、ユーザAのクライアント装置120において作成したコメントデータを、ユーザAだけでなくユーザA以外の不特定多数のユーザ(以下「ユーザB」とする)のクライアント装置120においても利用できるようになっている。続いて、動画再生時にコメントを表示する工程について説明する。
図4は、ユーザBのクライアント装置120における、コメントの表示工程を示すフローチャートである。ユーザBのクライアント装置120においても、上記の番組1の動画データが、ピックアップ部136に装填された光ディスク136aに既に録画されている。ユーザBが番組1の再生を指示すると(S11)、番組1の再生に先立って、ピックアップ部136を制御する図示しないドライブ制御部は、番組1のコメントデータがメモリ138に保存されているか検索する(S12)。
番組1のコメントデータがメモリ138に保存されていない場合(S12において「NO」)、コメントデータ取得部134は、サーバ装置110にアクセスして(S13)、番組1のコメントデータがサーバ装置110のコメントデータ記憶部111に保存されているか検索する(S14)。番組1のコメントデータがコメントデータ記憶部111に保存されている場合(S14において「YES」)、コメントデータ取得部134は、コメントデータ記憶部111から番組1のコメントデータを取得して、メモリ138に取得したコメントデータを保存する(S15)。一方、番組1のコメントデータがコメントデータ記憶部111に保存されていない場合(S14において「NO」)、コメントを表示せずに動画データの再生が開始される(S16)。
また、S12において、コメントデータがメモリ138に保存されている場合(S12において「YES」)、上記のドライブ制御部は、メモリ138内のコメントデータを更新するか否かをユーザBに選択させるためのメッセージを、ディスプレイ150に表示する(S17)。ユーザBが、メモリ138内のコメントデータを更新することを選択した場合(S17において「YES」)、コメントデータ取得部134がサーバ装置110にアクセスして(S18)、コメントデータ記憶部111から番組1のコメントデータを取得して、メモリ138のコメントデータを更新する(S19)。
S15においてメモリ138にコメントデータが保存された場合、S19においてメモリ138のコメントデータが更新された場合、および、S17においてユーザBがメモリ138内のコメントデータを更新しないことを選択した場合、図示しない上記ドライブ制御部は、動画再生中にコメントを表示させるか否かをユーザBに選択させるためのメッセージを、ディスプレイ150に表示する(S20)。このとき、ユーザBが、動画再生中にコメントを表示させることを選択した場合(S20において「YES」)、メモリ138からコメントデータが画像処理部137に読み出され、コメントを表示して動画データの再生が開始される(S21)。一方、ユーザBが、動画再生中にコメントを表示させないことを選択した場合(S20において「NO」)、コメントを表示せずに動画データの再生が開始される(S16)。
図4に示すフローチャートでは、コメントデータがメモリ138に保存されていれば(S12において「YES」)、サーバ装置110にアクセスしてコメントデータの更新をしなくても(S17において「NO」)、コメントを表示することを選択することにより(S20において「YES」)、コメントを表示して動画データを再生することが可能となっている(S21)。すなわち、コンテンツ再生システム100では、クライアント装置120が、コメントデータを記憶するメモリ138を備えているので、サーバ装置110にアクセスすることなく、コメントを表示して動画を再生することができる。このように、コメントデータをダウンロードするためにインターネット回線に接続してサーバ装置110にアクセスする手間が省けるので、コメントを表示した動画再生を手軽に行うことができる。
また、図14に示すコンテンツ再生システム600の記録再生装置630では、コメントデータ作成部632によって作成されたコメントデータを、コメントデータ送信部633が動画再生中にサーバ装置610に順次アップロードする構成であった。一方、本実施形態に係るコンテンツ再生システム100の記録再生装置130では、コメントデータ作成部132によって作成されたコメントデータを一旦メモリ138に保存する構成であるので、サーバ装置110に接続されていない環境においても、コメントデータの作成が可能となる。
再生する動画データが多くなるほど、コメントデータの量も多くなるので、メモリ138は、大容量のものであることが望ましい。また、メモリ138は、不揮発性メモリ、揮発性メモリのいずれでもよいが、不揮発性メモリであれば、記録再生装置130の電源を切ってもコメントデータが消去されない。
また、メモリ138は、記録再生装置130に内蔵されていてもよいし、記録再生装置130に取り外し可能に接続されるUSBメモリ等であってもよい。この場合、コメントデータ作成をサーバ装置110に接続されない環境で行っても、作成したコメントデータをメモリ138に保存できるので、コメントデータ作成後に、サーバ装置110に接続できる他の記録再生装置130にメモリ138を接続することにより、コメントデータをサーバ装置110にアップロードすることができる。また、コメントデータ取得部134によってサーバ装置110から取得したコメントデータをメモリ138に保存した後、サーバ装置110に接続されていない他の記録再生装置130にメモリ138を接続することにより、当該他の記録再生装置130においても、動画をコメントを表示して再生することが可能となる。
〔実施形態2〕
本発明の第2の実施形態について図5に基づいて説明すれば以下のとおりである。上記の第1の実施形態では、作成またはダウンロードしたコメントデータをメモリに保存する構成について説明したが、本実施形態では、コメントデータを光ディスクに保存する構成について説明する。なお、説明の便宜上、第1の実施形態において説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図5は、本実施形態に係るコンテンツ再生システム200の構成を示すブロック図である。コンテンツ再生システム200は、サーバ装置110と、複数のクライアント装置220とを備えている。各クライアント装置220は、インターネット回線を介して、サーバ装置110と接続可能となっている。
クライアント装置220は、記録再生装置230、入力装置140およびディスプレイ150を備えている。記録再生装置230は、インターフェース部131、コメントデータ作成部132、コメントデータ送信部133、コメントデータ取得部134、コンテンツ取得部135、ピックアップ部236および画像処理部137を備えており、ピックアップ部236には、光ディスク236aが装填されている。すなわち、記録再生装置230は、図1に示す記録再生装置130において、メモリ138を省略し、ピックアップ部136をピックアップ部236に置き換えた構成である。
まず、クライアント装置220においてコメントデータを作成する場合について説明する。ピックアップ部236において光ディスク236aから動画データを読み出すことにより動画が再生され、動画再生中にユーザが入力装置140を操作することによって入力されたコメントは、コメントデータ作成部132によってデータ化される。データ化されたコメントデータは、ピックアップ部236に装填されている光ディスク236aに記録される。光ディスク236aには、動画データを記録する領域の他に、コメントデータなどのテキストデータを記録する領域が設けられている。これにより、光ディスク236aには、動画データとともに、当該動画データに付されるコメントデータも記録される。
記録再生装置230がサーバ装置110に接続されている場合は、動画再生終了後、コメントデータ送信部133によってコメントデータがサーバ装置110にアップロードされる。また、記録再生装置230がサーバ装置110に接続されていない場合であっても、光ディスク236aを取り出して、サーバ装置110に接続されている他の記録再生装置230に装填することにより、光ディスク236aに記録されているコメントデータをサーバ装置110にアップロードすることができる。
続いて、クライアント装置220においてコメントデータをサーバ装置110からダウンロードする場合について説明する。ピックアップ部236において光ディスク236aから動画データを読み出すことにより動画が再生され、コメントデータ取得部134によってサーバ装置110から当該動画に関連するコメントデータがダウンロードされると、光ディスク236aにおいてコメントデータの記録・更新が行われる。この工程の具体的内容は、図4のフローチャートにおいて、メモリを光ディスク236aに読み替えて準用したものと略同様である。これにより、光ディスク236aには、各クライアント装置220からサーバ装置110にアップロードされたコメントデータが記録される。
これにより、第1の実施形態に係るコンテンツ再生システム100と同様、サーバ装置110にアクセスしなくても、記録再生装置230においてコメントを表示して動画データを再生することが可能となる。また、光ディスク236aを取り出して他の記録再生装置230に装填することにより、当該他の記録再生装置230においても、コメントを表示して動画データを再生することができる。
〔実施形態3〕
本発明の第3の実施形態について図6〜図10に基づいて説明すれば以下のとおりである。上記の第1および第2の実施形態では、特許請求の範囲に記載のコンテンツ再生関連データが動画に表示されるコメントデータである場合について説明したが、本実施形態では、コンテンツ再生関連データが、動画データの再生順序を規定するシナリオデータである場合について説明する。なお、説明の便宜上、第1の実施形態において説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図6は、本実施形態に係るコンテンツ再生システム300の構成を示すブロック図である。コンテンツ再生システム300は、サーバ装置310と、複数のクライアント装置320とを備えている。各クライアント装置320は、インターネット回線を介して、サーバ装置310と接続可能となっている。
サーバ装置310は、シナリオデータ記憶部311を備えている。シナリオデータ記憶部311には、クライアント装置320において再生される動画データに係るシナリオデータが格納されている。各クライアント装置320において作成され、各クライアント装置320からサーバ装置310にアップロードされたものである。また、コンテンツ再生システム300では、第1および第2の実施形態に係るコンテンツ再生システム100、200と同様、クライアント装置320において再生される動画データは、主に、地上デジタル放送等で受信される番組のデータである。
シナリオデータは、動画データの再生順序を規定するデータである。シナリオデータの具体的内容および作成工程については後述する。
記録再生装置330は、インターフェース部331、シナリオデータ作成部332、シナリオデータ送信部333、シナリオデータ取得部334、コンテンツ取得部335、ピックアップ部336、画像処理部337およびメモリ338を備えており、ピックアップ部336には、光ディスク336aが装填されている。
インターフェース部331は、クライアント装置320とサーバ装置310とを通信可能に接続するインターフェースであるとともに、図示しない放送局から放送波を受信して動画データを取得するためのインターフェースとしても機能する。光ディスク336aに動画データを記録する場合、コンテンツ取得部335がインターフェース部331が受信した放送波から動画データを取得して、ピックアップ部336に動画データを出力する。記録再生装置330は、ピックアップ部336に装填されている光ディスク336aに対する動画データの書き込み/読み出しを制御する図示しないドライブ制御部を有している。当該ドライブ制御部の指示によって、コンテンツ取得部335から入力される動画データは、光ディスク336aに記録される。光ディスク336aに記録された動画データは、上記ドライブ制御部の指示によって光ディスク336aから読み出され、画像処理部337において高品質化処理を施されて、ディスプレイ150に出力される。
図7は、あるユーザ(以下「ユーザC」とする)のクライアント装置320における、シナリオデータの作成工程を示すフローチャートである。シナリオデータの作成は、動画の再生中、または再生終了後に行うことができる。本フローチャートでは、動画再生中にシナリオデータを作成する場合を示している。まず、動画をディスプレイ150に表示するため、コンテンツ取得部335が、インターフェース部331が受信した放送波から番組2の動画データを取得する(ステップS31)。コンテンツ取得部335は、ピックアップ部336に番組2の動画データを出力し、動画データが、光ディスク336aに記録される(S32)。ピックアップ部336において光ディスク336aから番組2の動画データを読み出すことにより、番組2が再生される(S33)。
動画の再生中に、ユーザCは、必要な場面のみを選択することにより、番組2の所望のシナリオを作成することができる(S34)。具体的には、ユーザCは、面白いと感じた場面が再生されているときに、その場面を選択してシナリオに組み込む操作を行う。一方、不要であると感じた場面(CMなど)が再生されているときは、その場面を非選択とする操作を行う。例えば、番組2が「巨人VS阪神」の野球中継番組であり、ユーザCは巨人の攻撃場面のみを再生するシナリオを作成したい場合、巨人の攻撃が終了すると、その先の場面を非選択とする操作を行う。その後、巨人の攻撃が開始すると、非選択を解除する操作を行う。ユーザCはこの操作を再生が終了するまで繰り返すことができる。これにより、シナリオデータ作成部332は、巨人の攻撃場面のみを再生するシナリオ情報をデータ化して、シナリオデータをメモリ338に保存する(S35)。
図8は、シナリオデータの一例を示しており、シナリオデータは、番組識別情報およびシナリオ1〜シナリオnのn個のデータから構成されている。シナリオ1〜シナリオnの各データは、選択された場面の開始時間情報および終了時間情報が含まれている。開始時間情報は、選択された場面の開始時点における番組開始からの再生時間を示しており、終了時間情報は、当該場面の終了時点における番組開始からの再生時間を示している。
記録再生装置330のピックアップ部336は、動画データを光ディスク336aから読み出すときに、動画に係るシナリオデータを読み込むすることにより、そのシナリオデータに記録されたシナリオに従って動画を再生することができる。例えば、図8に示すシナリオデータを実行した場合、シナリオ1に対応する場面、シナリオ2に対応する場面、・・・シナリオnに対応する場面の順に動画が再生される。
再び図7を参照する。番組2の再生が終了すると(S36において「YES」)、シナリオデータ送信部333が、メモリ338に保存されたシナリオデータをネットワークを介してサーバ装置310に送信する(S37)。これにより、シナリオデータがサーバ装置310のシナリオデータ記憶部311にアップロードされる(S38)。なお、アップロードされたシナリオデータは、メモリ338から消去されずに保持される。
ユーザCのクライアント装置320以外のクライアント装置320においても、同様にシナリオデータの作成およびシナリオデータのシナリオデータ記憶部311へのアップロードが行われることにより、シナリオデータ記憶部311には、複数のクライアント装置320からのシナリオデータが蓄積される。また、シナリオデータ記憶部311は、シナリオデータに含まれる番組識別情報に基づき、番組とシナリオデータとが互いに関連付けて記憶している。
本実施形態に係るコンテンツ再生システム300では、ユーザCのクライアント装置320において作成したシナリオデータを、ユーザCだけでなくユーザC以外の不特定多数のユーザ(以下「ユーザD」とする)のクライアント装置320においても利用できるようになっている。これにより、不特定多数のユーザが、ユーザCによって作成されたシナリオデータを共有することが可能となる。続いて、シナリオデータを実行して動画を再生する工程について説明する。なお、以下の説明では、シナリオデータを実行して動画を再生することを「シナリオ再生」と称する。
図9は、ユーザDのクライアント装置320における、動画再生の工程を示すフローチャートである。ユーザDのクライアント装置320においても、上記の番組2の動画データが、ピックアップ部336に装填された光ディスク336aに既に録画されている。ユーザDが番組2の再生を指示すると(S41)、番組2の再生に先立って、ピックアップ部336を制御する図示しないドライブ制御部は、番組2のシナリオデータがメモリ338に保存されているか検索する(S42)。
番組2のシナリオデータがメモリ338に保存されていない場合(S42において「NO」)、シナリオデータ取得部334は、サーバ装置310にアクセスして(S43)、番組2のシナリオデータがサーバ装置310のシナリオデータ記憶部311に保存されているか検索する(S44)。番組2のシナリオデータがシナリオデータ記憶部311に保存されている場合(S44において「YES」)、シナリオデータ取得部334は、シナリオデータ記憶部311から番組2のシナリオデータを取得して、メモリ338に取得したシナリオデータを保存する(S45)。一方、番組2のシナリオデータがシナリオデータ記憶部311に保存されていない場合(S44において「NO」)、シナリオデータを実行しない通常の動画再生が開始される(S46)。
なお、S45では、シナリオデータ取得部334は、シナリオデータ記憶部311に記憶されている番組2の全てのシナリオデータをダウンロードする構成としてもよいし、シナリオデータ記憶部311に記憶されている番組2のシナリオデータから、ユーザDが選択したシナリオデータのみをダウンロードしてもよい。ユーザDがダウンロードするシナリオデータを選択する場合は、図10に示すような一覧がディスプレイ150に表示される。ユーザDは、この一覧からダウンロードしたいシナリオのチェックボックスを選択してダウンロードボタンを選択することにより、所望のシナリオデータのみをダウンロードすることができる。
また、S42において、シナリオデータがメモリ138に保存されている場合(S12において「YES」)、上記のドライブ制御部は、メモリ338内のシナリオデータを更新するか否かをユーザDに選択させるためのメッセージを、ディスプレイ150に表示する(S47)。ユーザDが、メモリ338内のシナリオデータを更新することを選択した場合(S47において「YES」)、シナリオデータ取得部334がサーバ装置310にアクセスして(S48)、シナリオデータ記憶部311から番組2のシナリオデータを取得して、メモリ338のシナリオデータを更新する(S49)。
S45においてメモリ338にシナリオデータが保存された場合、S49においてメモリ338のシナリオデータが更新された場合、および、S47においてユーザDがメモリ338内のシナリオデータを更新しないことを選択した場合、図示しない上記ドライブ制御部は、シナリオ再生するか否かをユーザDに選択させるためのメッセージを、ディスプレイ150に表示する(S50)。このとき、ユーザDが、シナリオ再生することを選択した場合(S50において「YES」)、メモリ338からシナリオデータがピックアップ部336に出力されて、番組2のどのシナリオを実行するかをユーザDに選択させるためのメッセージを、ディスプレイ150に表示する。ユーザDは、所望するシナリオを選択することにより(S51)、選択されたシナリオに従ってシナリオ再生が開始される(S52)。ユーザDが、シナリオ再生しないことを選択した場合(S50において「NO」)、シナリオデータを実行しない通常の動画再生が開始される(S46)。
以上のように、本実施形態に係るコンテンツ再生システム300では、各クライアント装置320において作成されたシナリオデータがサーバ装置310にアップロードされることにより、不特定多数のユーザが当該シナリオデータを利用可能となっている。また、サーバ装置310にアップロードされるシナリオデータが増えれば増えるほど、各ユーザはより多くの種類のシナリオデータを利用でき、動画再生において、多くのユーザの嗜好に合わせた楽しみ方を享受できる。
シナリオデータの例としては、スポーツの試合中継において特定のチームの攻撃場面のみ再生するシナリオの他、歌番組において特定の歌手が出演する箇所だけを再生するシナリオや、クイズ番組において問題を提示する場面および解答を提示する場面のみを再生するシナリオ等が考えられる。
また、シナリオデータとしては、選択された場面のみを再生するものだけでなく、場面の再生順序を入れ替えたシナリオデータを作成してもよい。再生順序を入れ替えたシナリオデータの作成は、図7に示すフローチャートのように、動画の再生中に行うのではなく、シナリオデータの編集ツール等を用いて、図8に示す開始時間情報や終了時間情報を入力することにより行ってもよい。
また、本実施形態は、シナリオデータをメモリ338に保存する構成であったが、第2の実施形態のように、シナリオデータを光ディスク336aに保存する構成であってもよい。
〔実施形態の総括〕
なお、上記の各実施形態に係る記録再生装置130、230、330の各ブロックは、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、記録再生装置130、230、330は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである記録再生装置130、230、330の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記記録再生装置130、230、330に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、記録再生装置130、230、330を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、サーバ装置とクライアント装置とを備え、クライアント装置において動画などのコンテンツを再生するコンテンツ再生システムに利用することができる。
100 コンテンツ再生システム
110 サーバ装置
130 記録再生装置(コンテンツ再生装置)
132 コメントデータ作成部(コンテンツ再生関連データ作成手段)
133 コメントデータ送信部(コンテンツ再生関連データ送信手段)
134 コメントデータ取得部(コンテンツ再生関連データ取得手段)
136 ピックアップ部(ピックアップ部)
136a 光ディスク
138 メモリ(記憶部)
200 コンテンツ再生システム
230 記録再生装置(コンテンツ再生装置)
236 ピックアップ部(ピックアップ部)
236a 光ディスク
300 コンテンツ再生システム
310 サーバ装置
330 記録再生装置(コンテンツ再生装置)
332 シナリオデータ作成部(コンテンツ再生関連データ作成手段)
333 シナリオデータ送信部(コンテンツ再生関連データ送信手段)
334 シナリオデータ取得部(コンテンツ再生関連データ取得手段)
336 ピックアップ部(ピックアップ部)
336a 光ディスク
338 メモリ(記憶部)

Claims (8)

  1. コンテンツを再生する再生手段を備え、前記コンテンツの再生に関連するコンテンツ再生関連データを格納するサーバ装置に接続可能な再生装置であって、
    前記コンテンツ再生関連データを作成するコンテンツ再生関連データ作成手段と、
    前記コンテンツ再生関連データ作成手段によって作成されたコンテンツ再生関連データを前記サーバ装置に送信するコンテンツ再生関連データ送信手段と、
    前記コンテンツ再生関連データを前記サーバ装置から取得するコンテンツ再生関連データ取得手段と、
    前記コンテンツ再生関連データ作成手段によって作成されたコンテンツ再生関連データと、前記コンテンツ再生関連データ取得手段によって取得された前記コンテンツ再生関連データとを、前記コンテンツに関連付けて記憶する記憶部とを備え、
    前記コンテンツ再生関連データ作成手段は、作成したコンテンツ再生関連データを前記コンテンツに関連付けて前記記憶部に記憶させ、
    前記コンテンツ再生関連データ取得手段は、取得したコンテンツ再生関連データを前記コンテンツに関連付けて前記記憶部に記憶させ、
    前記再生手段は、前記コンテンツに関連付けて前記記憶部に記憶されたコンテンツ再生関連データに基づいて、前記コンテンツを再生することを特徴とするコンテンツ再生装置。
  2. 前記コンテンツ再生関連データは、
    前記再生手段が前記コンテンツを再生する際に、前記コンテンツの任意に区分された再生区間の再生順序と各再生区間を再生要否とを示すシナリオデータであることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再生装置。
  3. 前記再生手段は、光ディスクに対してデータの書き込みを行うピックアップ部を備え、
    前記記憶部は、前記光ディスクの記憶領域の一部であることを特徴とする請求項1または2に記載のコンテンツ再生装置。
  4. サーバ装置と、
    コンテンツを再生する再生手段を備え、前記サーバ装置に接続可能なコンテンツ再生装置とを備え、
    前記サーバ装置は、
    前記コンテンツの再生に関連するコンテンツ再生関連データを格納しており、
    前記コンテンツ再生装置は、
    前記コンテンツ再生関連データを作成するコンテンツ再生関連データ作成手段と、
    前記コンテンツ再生関連データ作成手段によって作成されたコンテンツ再生関連データを前記サーバ装置に送信するコンテンツ再生関連データ送信手段と、
    前記コンテンツ再生関連データを前記サーバ装置から取得するコンテンツ再生関連データ取得手段とを備えるコンテンツ再生システムであって、
    前記コンテンツ再生装置は、
    前記コンテンツ再生関連データを記憶する記憶部を備え、
    前記コンテンツ再生関連データ作成手段は、作成したコンテンツ再生関連データを前記コンテンツに関連付けて前記記憶部に記憶させ、
    前記コンテンツ再生関連データ取得手段は、取得したコンテンツ再生関連データを前記コンテンツに関連付けて前記記憶部に記憶させ、
    前記再生手段は、前記コンテンツに関連付けて前記記憶部に記憶されたコンテンツ再生関連データに基づいて、前記コンテンツを再生することを特徴とするコンテンツ再生システム。
  5. 前記コンテンツ再生関連データは、
    前記再生手段が前記コンテンツを再生する際に、前記コンテンツの任意に区分された再生区間の再生順序と各再生区間を再生要否とを示すシナリオデータであることを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ再生システム。
  6. 前記再生手段は、光ディスクに対してデータの書き込みを行うピックアップ部を備え、
    前記記憶部は、前記光ディスクの記憶領域の一部であることを特徴とする請求項4または5に記載のコンテンツ再生システム。
  7. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の前記コンテンツ再生装置の各手段としてコンピュータを動作させるプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015211291A (ja) * 2014-04-24 2015-11-24 株式会社ドワンゴ 動画再生装置、候補抽出方法及びプログラム

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