JP2010238551A - 組電池装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、充放電時の熱やケース変形による電池性能の低下を的確に抑制しつつ、簡素な構成で防水機能を有する組電池装置を提供することにある。
【解決手段】本発明の組電池装置1aは、内部に電池10aが配置された複数の凸部4が並んで設けられた防水ケース2と、前記防水ケース2内で、前記複数の電池10a間を電気的に接続する導電部材と、前記防水ケース2を囲うユニットケース3と、隣り合う前記凸部4,4同士を連結する連結部材と、前記ユニットケース3の内面とこれに隣接する前記凸部4a,4bとの間に配置される拘束部材6と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、燃料電池自動車、ハイブリット車等の駆動用電動機の電源として使用することができる組電池装置に関する。
一般に、複数の電池からなる組電池を備えた組電池装置が広く知られている。このような組電池装置においては、充放電時に電池内部の圧力が変動することによって電池を収納するケースが変形し、電池性能が低下する恐れがある。特に角型の電池(単電池)はその傾向が大きい。
そこで、従来、複数の角型の電池のそれぞれを独立したケース内に個別に収納すると共に、これらの電池入りケースを並べて重ね合わせる際に、ケース同士の間にコルゲート板を配置した組電池装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような組電池装置によれば、ケース同士の間に配置されたコルゲート板によって、ケースの変形が防止されるので、電池性能の低下を抑制することができる。また、この組電池装置によれば、充放電時に電池が発熱した際に、コルゲート板が配置されたケース同士の間に冷却風を通すことによって電池を冷却することもできる。つまり、この組電池装置によれば、熱による電池性能の低下(電池の劣化)をも抑制することができる。
特開2001−23702号公報
ところが、このような組電池装置を燃料電池自動車等の車両に使用すると、車両のキャビン外に配置されることをも想定して防水を施す必要がある。そこで、各電池を収納するケースごとに防水することも考えられるが、高電圧仕様となって電池数が多くなると、防水に煩雑を極めると共に製造コストが増大する問題も生じる。更には各電池間の配線回しも煩雑を極めることとなる。
そこで、複数の電池を一体に防水ケース内に収納することも考えられるが、このような組電池装置では、充放電時に発熱した各電池を効率よく冷却することができないという新たな問題が生じる。
そこで、本発明の課題は、充放電時の熱やケース変形による電池性能の低下を的確に抑制しつつ、簡素な構成で防水機能を有する組電池装置を提供することにある。
前記課題を解決した本発明の組電池装置は、内部に電池が配置された複数の凸部を並んで有する防水ケースと、前記防水ケース内で、前記複数の電池間を電気的に接続する導電部材と、前記防水ケースを囲うユニットケースと、隣り合う前記凸部同士を連結する連結部材と、前記ユニットケースの内面とこれに隣接する前記凸部との間に配置される拘束部材と、を備えたことを特徴とする。
本発明の組電池装置によれば、複数の電池が各凸部内に配置されることで、複数の電池が一つの防水ケース内に配置されることとなる。したがって、この組電池装置は、電池を確実に防水することができる。そして、本発明の組電池装置によれば、例えば複数の電池のそれぞれを、独立したケース内に個別に収納し、かつケースごとに防水を行うものと異なって、防水構造が簡素であって製造コストを低減することができる。
また、本発明の組電池装置によれば、充放電時に各電池の内部の圧力が変動する際に、ユニットケースの内面とこれに隣接する凸部との間に配置(挟持)された拘束部材が、その隣接した凸部のユニットケースの内面側への変位を抑制する。そして、凸部同士を連結する連結部材が各凸部間の距離の変動を抑制する。その結果、この組電池装置によれば、各凸部(電池)の変形を防止するので、各電池の劣化を防止することができる。
また、複数の電池を一体に防水ケースに収納すると、通常は前記したように各電池の冷却効率が低下するところ、本発明の組電池装置によれば、複数の電池のそれぞれを防水ケースの複数の凸部のそれぞれに収納しているので、各凸部を冷却することによって各電池を効率よく冷却することができる。
つまり、本発明の組電池装置では、充放電時に電池が発熱した際に、ユニットケースの内面とこれに隣接する凸部との間、及び凸部同士の間に冷媒(例えば冷却風)を通すことによって凸部(電池)を冷却することもできる。そして、この組電池装置では、連結部材及び拘束部材によって、冷媒に対する凸部の伝熱面積が高められるので凸部(電池)の冷却効率が更に向上することとなる。その結果、この組電池装置によれば、熱による電池性能の低下(電池の劣化)をも効果的に抑制することができる。
また、この組電池装置においては、前記連結部材は、隣り合う前記凸部同士の間で複数設けられていてもよい。
このような組電池装置によれば、各凸部間の距離の変動を更に確実に抑制することができると共に、冷媒に対する凸部の伝熱面積を更に高めることができるので、より一層電池の劣化を効果的に抑制することができる。
また、この組電池装置においては、前記電池は角型の電池であり、前記角型の電池は、最も大きい面積を有する面同士が対向し合うように前記凸部内に配置されているように構成することができる。
一般に、角型の電池は、充放電時の電池内部の圧力が変動することによって電池を収納するケースが変形し、電池性能が低下する傾向が大きい。そして、この変形は、電池の表面のうち面積が大きい面ほど大きい。これに対して、本発明の組電池装置においては、電池の最も大きい面積を有する面同士が対向し合うように凸部内に配置されているので、凸部の変形を効果的に抑制する。
また、この組電池装置においては、前記複数の連結部材のうち、隣り合う前記凸部同士が向き合う面の中央部に配置される前記連結部材は、当該面の端部に配置される前記連結部材よりも断面積を大きくし、かつ当該面の端部に配置される前記連結部材は、当該面の中央部に配置される前記連結部材よりも数を多くすることができる。
一般に、角型の電池の変形(ケースの変形)は、電池の面の中央部ほど大きい。一方、充放電時の発熱量は、中央部よりも面の端部のほうが大きい。
本発明の組電池装置によれば、端部よりも中央部のほうが連結部材の断面積を大きくし、中央部よりも端部のほうが連結部材の数を多くしているので、ケースの変形をより効果的に抑制することができると共に、電池の冷却をより効果的に行うことができる。
また、この組電池装置においては、前記ユニットケース内で、前記防水ケースの外側が冷却風の通流路になっており、前記冷却風の入口側の前記連結部材は、前記冷却風の出口側の前記連結部材よりも数を少なくしてもよい。
このような組電池装置によれば、冷却風の入口側の連結部材の数が出口側よりも少ないので、入口側に冷却風が入り易くなっている。
また、一般に、冷媒の温度は、熱交換によって入口側よりも出口側が高くなる。これに対して、本発明の組電池装置によれば、出口側の連結部材の数が多くなっているので、出口側においても凸部を効果的に冷却することができる。
また、この組電池装置においては、前記ユニットケース内で、前記防水ケースの外側が冷却風の通流路になっており、前記冷却風の出口側の前記端部に配置された前記連結部材は、前記冷却風の入口側の前記端部に配置された前記連結部材の間、又は前記中央部に配置された前記連結部材の間の下流側に配置されたものであってもよい。
この組電池装置によれば、冷却風の出口側に配置された連結部材は、入口側に配置された連結部材の間、又は中央部に配置された連結部材の間の下流側に配置されているので、入口側及び中央部の連結部材の間を流れた冷媒は、出口側の連結部材に効率よく接触する。その結果、冷媒の温度が入口側よりも高くなる出口側においても凸部を効果的に冷却することができる。
また、この組電池装置においては、前記防水ケース内に、電気部品を収納してもよい。
このような組電池装置によれば、電気部品に対する防水を別途に施す必要がないので、製造コストを更に低減することができる。
また、この組電池装置においては、前記電池は、前記凸部内に形成された凹部に対して圧入して挿嵌されたものであってもよい。
このような組電池装置によれば、電池を凸部内に簡単に固定することができる。
また、この組電池装置においては、前記冷却風の入口側の前記連結部材は、前記冷却風の流れ方向に沿って延びるように形成され、前記冷却風の出口側の前記連結部材は、前記冷却風の流れ方向に対して鋭角をなして延びるように形成されていてもよい。
このような組電池装置によれば、冷却風の入口側の前記連結部材に対して出口側の連結部材が傾斜することとなって、出口側の連結部材が冷却風と効率よく接触することができるので熱交換性能に優れる。
そして、前記課題を解決した本発明の組電池装置は、内部に電池が配置された複数の凸部が並んで設けられた防水ケースと、前記防水ケース内で、前記複数の電池間を電気的に接続する導電部材と、前記防水ケースを囲うユニットケースと、隣り合う前記凸部同士を連結する連結部材と、並んだ前記複数の凸部のうち、一端の前記凸部と他端の前記凸部とを前記凸部の突出方向に対して直交する方向に互いに保持し合う保持部材と、を備えたことを特徴とする。
この組電池装置によれば、保持部材が、並んだ前記複数の凸部のうち、一端の前記凸部と他端の前記凸部が突出方向に対して直交する方向に互いに保持し合うので、各凸部間の距離の変動を抑制する。したがって、この組電池装置によれば、各凸部(電池)の変形を防止するので、各電池の劣化を防止することができる。
そして、前記課題を解決した本発明の組電池装置は、内部に電池が配置された複数の凸部が並んで設けられた防水ケースと、前記防水ケース内で、前記複数の電池間を電気的に接続する導電部材と、前記防水ケースを囲うユニットケースと、隣り合う前記凸部同士を連結する連結部材と、並んだ前記複数の凸部のうち、一端の前記凸部と他端の前記凸部とがそれぞれ前記凸部の突出方向に対して直交する方向に広がることを防止する拘束構造と、を備えたことを特徴とする。
この組電池装置によれば、拘束構造が、並んだ前記複数の凸部のうち、一端の前記凸部と他端の前記凸部が突出方向に対して直交する方向に広がることを防止するので、各凸部間の距離の変動を抑制する。したがって、この組電池装置によれば、各凸部(電池)の変形を防止するので、各電池の劣化を防止することができる。
本発明によれば、充放電時の熱やケース変形による電池性能の低下を的確に抑制しつつ、簡素な構成で防水機能を有する組電池装置を提供することができる。
実施形態の組電池装置の配置を説明する模式図であり、燃料電池自動車の左側面から見た図である。 実施形態の組電池装置の斜視図であり、左斜め後方から見下ろした図である。 図2の前側(III方向)から凸部を見た際の、凸部同士の間隙に配置された拘束部材及び連結部材の様子を示す模式図である。 図2に示す組電池装置の分解斜視図である。 (a)は、連結部材の配置を示す模式図であり、図2のIV−IV断面に相当する図、(b)は、連結部材の他の形態を説明する模式図である。 連結部材の他の形態を説明する模式図である。 他の実施形態に係る組電池装置の斜視図であり、左斜め後方から見下ろした図である。
以下に、本発明の実施形態について図を参照しながら詳細に説明する。
なお、本実施形態では、燃料電池自動車に搭載される組電池装置を例にとって説明するが、本発明の組電池装置は、車両(自動車)や船舶等の駆動用電動機の電源となる組電池装置のみならず、種々の組電池装置に適用することができる。
以下の説明において前後上下左右の方向は、組電池装置を搭載する燃料電池自動車の前後上下左右の方向に一致させた図2に示す前後上下左右の方向を基準とする。
図1に示すように、本実施形態に係る組電池装置1aは、燃料電池自動車Vの図示しないリアシートの下方でキャビン外に配置されており、具体的には、燃料電池自動車Vのフロアパネル9aとアンダパネル9bとの間に配置されている。
本実施形態での組電池装置1aは、後記する組電池10a(図4参照)をその内部に配置した防水ケース2と、この防水ケース2を囲う略直方体のユニットケース3とを備えている。
前記ユニットケース3には、冷媒40としての空気(冷却風)を吸入する吸入ダクト3aと、冷媒40を排出する排出ダクト3bとが接続されている。ちなみに、本実施形態では、吸入ダクト3aの冷媒40の吸入口、及び排出ダクト3bの冷媒40の排出口は、それぞれのダクト3a,3bの後方に開口している。そして、排出ダクト3bの冷媒40の排出口に取り付けられたファン3cが作動した際に、吸入ダクト3aが冷媒40をユニットケース3内に導き入れると共に、排出ダクト3bがユニットケース3外に冷媒40を排出する。具体的には、吸入ダクト3aは、組電池装置1aよりも後方に位置するトランクルーム(図示省略)内の空気(冷媒40)を吸入するようになっている。
図2に示すように、本実施形態での防水ケース2は、基体部5と、複数の凸部4とを備えている。
前記基体部5は、前後方向に薄く、その内部が中空の略直方体で形成されている。
凸部4は、基体部5の前面から更に前方に突出するように形成されており、左右方向に薄く、その内部に形成された略直方体の中空部分8(図4参照)には後記する電池10a(図4参照)が配置されている。この中空部分8は、特許請求の範囲にいう「凸部内に形成された凹部」に相当する。そして、これらの複数の凸部4は、相互に等間隔となるように左右方向に並べて配置されている。
この凸部4の数は、特に制限はなく、後記する電池10a(単電池)の数に合わせられ、本実施形態での防水ケース2には7つの凸部4が設けられている。
このような防水ケース2は、ユニットケース3内に配置されており、防水ケース2の外側が冷媒40(冷却風)の通流路41になっている。ちなみに、本実施形態においては、冷媒40は、防水ケース2の上方から下方に向かって流れる。つまり、冷媒40が流れる凸部4同士の間隙、及び凸部4とユニットケース3の内面との間隙について言えば、間隙の上方が冷媒40の入口20側であり、間隙の下方が冷媒の出口21側となる。
そして、複数の凸部4のうち、最も左側の凸部4aは、ユニットケース3の左側の内面と対向する面に、複数の拘束部材6を備えている。なお、最も左側の凸部4aは、特許請求の範囲にいう「ユニットケースの内面に隣接する凸部」を構成する。
前記拘束部材6は、冷媒40の上流側から下流側に向かって、第1拘束部材6aと、第2拘束部材6bと、第3拘束部材6cとを備えている。
また、図2には示されていないが、複数の凸部4のうち、最も右側の凸部4bにもユニットケース3の右側の内面と対向する面に、凸部4aと同様の拘束部材6が形成されている。つまり、図3に示すように、最も右側の凸部4bにおいても、冷媒40(図2参照)の上流側から下流側に向かって、第1拘束部材6aと、第2拘束部材6bと、第3拘束部材6cとを備えている。
また、図2には示されていないが、凸部4,4同士の間隙のそれぞれにも、凸部4aの拘束部材6に対応する位置に、後記する連結部材7(図5(a)参照)が形成されている。つまり、図3に示すように、凸部4,4同士の間には、冷媒40(図2参照)の上流側から下流側に向かって、第1連結部材7aと、第2連結部材7bと、第3連結部材7cとを備えている。
これらの凸部4a及び凸部4bに形成された拘束部材6、並びに凸部4,4同士の間隙に形成された連結部材7の詳細については後記する。
図4に示すように、基体部5は、凸部4が配置される側となる本体部11と、蓋体13とを備えている。本体部11には、凸部4が配置される側の反対側に開口が形成されており、蓋体13は、この開口を、ガスケット14を介して少なくとも水密に閉じるように配置されている。ちなみに、本実施形態での蓋体13は、適所に設けられた挿通孔18にネジ15が挿通されると共に、本体部11に形成されたネジ穴17にネジ15を螺合させることで本体部11に固定されている。
本体部11の図4に示す前側部分(底部)には、凸部4の中空部分8に臨む開口16が形成されている。
ここでは、先ず凸部4の中空部分8について説明すると、この中空部分8は、組電池10aを構成する電池10aの外形と略同形状の左右方向に薄い略直方体の空間となっており、本体部11の底部に形成された開口16は、電池10aの断面形状と略同形状となっている。更に詳しくは、本実施形態での電池10aは、この中空部分8に圧入して挿嵌されていることから、中空部分8は、電池10aの外寸よりも、やや小さめに形成されている。
本実施形態での電池10a(単電池)は、前記したように、薄い略直方体のいわゆる角型の電池である。前記した7つの凸部4内に配置された7つの電池10aによって本実施形成での組電池10aは構成されている。
この電池10aは、一端面に設けられた一対の端子P,Pが、本体部11の内側に臨むように凸部4の中空部分8に配置されている。ちなみに、この電池10aは、例えば燃料電池自動車に搭載される燃料電池スタック(図示省略)をアシストするために放電し、又は駆動用電動機(走行モータ)等からの回生電力を充電するように構成されている。このような電池10aは、例えばリチウムイオン型、ニッケル水素型などの二次電池等で構成することができる。
そして、前記したように、防水ケース2の複数の凸部4内に圧入された電池10aは、左右方向に等間隔で並んで配置されることとなる。また、本実施形態での電池10aは、最も大きい面積を有する面同士が対向し合うように配置されている。
なお、組電池10aを構成する電池10aの数は、前記した7つに限定されず、例えば燃料電池自動車に搭載される駆動用電動機(走行モータ)の定格出力に基づいて決定される。
このような複数の電池10aは、端子P,Pを介してバスバー等の導電部材12で電気的に直列に接続されている。
ちなみに、本実施形態での基体部5を構成する本体部11内には、ECU、均等化回路等の制御部品を含む電気部品19aや、その他の電気部品19aを搭載した回路板19が配置されている。
次に、凸部4に形成される拘束部材6及び連結部材7について説明する。
図2に示す拘束部材6は、前記したように、ユニットケース3の左側の内面と対向する凸部4aの面(以下、「対向面」ということがある)上であって、前記した冷媒40(冷却風)の入口20の近傍に第1拘束部材6aが形成され、冷媒40(冷却風)の出口21の近傍に第3拘束部材6cが形成され、入口20と出口21の間の中央部22に第2拘束部材6bが形成されている。
なお、凸部4aのユニットケース3の対向面における冷媒40(冷却風)の入口20の近傍は、特許請求の範囲にいう「冷却風の入口側の端部」に相当し、冷媒40(冷却風)の出口21の近傍は、「冷却風の出口側の端部」に相当する。
第1拘束部材6aは、冷媒40の流れ方向(図2の上下方向)に長い平面視で長方形の板状体であって、凸部4aのユニットケース3の対向面上で、その前後方向に等間隔に3つ並ぶように立設されている。
第2拘束部材6bは、冷媒40の流れ方向(図2の上下方向)に長い略直方体であって、その上流側に位置する前記第1拘束部材6a,6a同士の間の下流側に2つ並ぶように配置されている。つまり、第1拘束部材6aは、第2拘束部材6bよりも多く配置されている。
そして、この第2拘束部材6bの断面積(立設方向に直交する方向の切断面における断面積、以下、同じ)は、第1拘束部材6aの断面積よりも大きくなっている。
第3拘束部材6cは、冷媒40の流れ方向(図2の上下方向)に長い、第1拘束部材6aと同形状の板状体であって、凸部4aのユニットケース3の対向面上で、その前後方向に等間隔に5つ並ぶように立設されている。更に具体的に説明すると、5つの第3拘束部材6c,6c,・・・は、冷媒40(冷却風)の入口20側に配置された前記第1拘束部材6a,6a同士の間に、更に2つの第1拘束部材6a,6aを加えて設けたのと同じ構成で、第2拘束部材6bの下流側に配置されている。
また、前記したように、図1には示されていないが、複数の凸部4のうち、最も右側の凸部4bにもユニットケース3の右側の内面と対向する凸部4bの面に、凸部4aの前記第1拘束部材6a、第2拘束部材6b、及び第3拘束部材6cと同じ形状のものが、左右対称位置に同じ数で設けられている。つまり、凸部4aと凸部4bとは左右対称構造となっている。
そして、凸部4a及び凸部4bに形成された拘束部材6は、ユニットケース3の左右の内面と接触している。ちなみに、拘束部材6は、後記するようにユニットケース3の左右の内面と連結する構成であってもよい。また、拘束部材6は、後記するように、ユニットケース3の内面との間に僅かなクリアランスが設けられていてもよい。
前記連結部材7は、図1には示されていないが、凸部4,4同士の間隙のそれぞれにおいて、凸部4aの拘束部材6と同じ形状のものが、拘束部材6に対応する位置に同じ数となるように設けられたものである。
つまり、図5(a)に示すように、凸部4,4同士の間隙25には、図2に示す前記第1拘束部材6a、第2拘束部材6b、及び第3拘束部材6cと同じ形状のものが、左右対称位置に第1連結部材7a、第2連結部材7b、及び第3連結部材7cとして設けられている。
したがって、凸部4の中央部22に配置される第2連結部材7bは、冷媒40の入口20側の端部に配置される第1連結部材7a、及び出口21側の端部に配置される第3連結部材7cよりも断面積が大きく、かつ第1連結部材7a及び第3連結部材7cは、第2連結部材7bよりも配置される数が多くなっている。
また、第1連結部材7aは、第3連結部材7cよりも配置される数が少なくなっていると共に、第3連結部材7cは、第1連結部材7a及び第2連結部材7bの間の下流側に配置されている。
なお、以上のような、第1拘束部材6a、第2拘束部材6b及び第3拘束部材6c、並びに第1連結部材7a、第2連結部材7b及び第3連結部材7cの数、形状等は特に制限はなく、本発明は次のようなものであってもよい。ここでは連結部材7を例に説明すると、図5(b)に示すように、連結部材7の断面形状は、ひし形等の他の多角形形状であってもよいし、図示しないが冷媒40の流れ方向に扁平な楕円形であってもよい。また、第2連結部材7bの数は、図5(b)に示す例で3つとしたように、第1連結部材7aの数と同数以上であってもよい。また、第1連結部材7aの数は4つ以上であってもよいし、第3連結部材7cの数も6つ以上であってもよい。
次に、本実施形態に係る組電池装置1aの作用効果について説明する。
本発明の組電池装置1aによれば、複数の電池10aが、一つの防水ケース2内に配置されることとなる。したがって、この組電池装置1aは、電池10aを確実に防水することができる。そして、この組電池装置1aによれば、例えば従来の組電池装置(例えば、特許文献1参照)のように、複数の電池のそれぞれを、独立したケース内に個別に収納し、かつケースごとに防水を行うものと異なって、防水構造が簡素であって製造コストを低減することができる。
また、この組電池装置1aによれば、充放電時に各電池10aの内部の圧力が変動する際に、ユニットケース3の内面とこれに隣接する凸部4a,4bとの間に挟持された拘束部材6が、その隣接した凸部4a,4bのユニットケース3の内面側への変位を抑制する。そして、凸部4,4同士を連結する連結部材7が各凸部4間の距離の変動を抑制する。したがって、この組電池装置1aによれば、各凸部4(電池10a)の変形を防止するので、各電池10aの劣化を防止することができる。
また、従来の組電池装置では、複数の電池を一体にケースに収納すると、通常は前記したように各電池の冷却効率が低下するところ、本実施形態に係る組電池装置1aによれば、複数の電池10aのそれぞれを防水ケース2の複数の凸部4のそれぞれに収納しているので、各凸部4を冷却することによって各電池10aを効率よく冷却することができる。
つまり、本実施形態に係る組電池装置1aにおいては、図1に示すファン3cが作動すると、冷媒40が吸入ダクト3aを介してユニットケース3内に導かれると共に、冷媒40が排出ダクト3bを介してユニットケース3外に排出される。
この際、この組電池装置1aにおいては、図2に示すように、ユニットケース3の内面とこれに隣接する凸部4a,4bとの間、及び凸部4,4同士の間に冷媒40(例えば冷却風)を通すことによって凸部4(電池10a)を冷却することができる。そして、この組電池装置1aでは、連結部材7及び拘束部材6によって、冷媒40に対する凸部4の伝熱面積が高められるので、凸部4(電池10a)の冷却効率が更に向上することとなる。その結果、この組電池装置1aによれば、熱による電池性能の低下(電池10aの劣化)をも効果的に抑制することができる。
また、この組電池装置1aにおいては、連結部材7は、隣り合う凸部4,4同士の間で複数設けられているので、この組電池装置1aによれば、各凸部4,4間の距離の変動を更に確実に抑制することができると共に、冷媒40に対する凸部4の伝熱面積を更に高めることができるので、より一層電池10aの劣化を効果的に抑制することができる。
また、この組電池装置1aにおいては、前記したように、電池10aが角型の電池であり、最も大きい面積を有する面同士が対向し合うように凸部4,4内に配置されている。
一般に、角型の電池は、充放電時の電池内部の圧力が変動することによって電池を収納するケースが変形し、電池性能が低下する傾向が大きい。そして、この変形は、電池の表面のうち面積が大きい面ほど大きい。これに対して、本実施形態に係る組電池装置1aにおいては、電池10aの最も大きい面積を有する面同士が対向し合うように凸部4,4内に配置されているので、凸部4の変形を効果的に抑制する。
また、一般に、角型の電池の変形(ケースの変形)は、電池の面の中央部ほど大きい。一方、充放電時の発熱量は、中央部よりも面の端部のほうが大きい。一方、本実施形態に係る組電池装置1aによれば、入口20側の端部及び出口21側の端部よりも中央部22のほうが連結部材7の断面積を大きくし、中央部22よりも前記端部のほうが連結部材の数を多くしているので、凸部4の変形をより効果的に抑制することができると共に、電池10aの冷却をより効果的に行うことができる。
また、このような組電池装置1aによれば、冷媒40の入口20側の連結部材7の数が出口21側よりも少ないので、入口20側に冷媒40が入り易くなっている。
また、一般に、冷媒40の温度は、熱交換によって入口20側よりも出口21側が高くなる。これに対して、本実施形態の組電池装置1aによれば、出口21側の連結部材7の数が多くなっているので、出口21側においても凸部4を効果的に冷却することができる。
また、この組電池装置1aによれば、冷媒40の出口21側に配置された連結部材7は、入口20側に配置された連結部材7の間、又は中央部22に配置された連結部材7の間の下流側に配置されているので、入口20側及び中央部22の連結部材7の間を流れた冷媒40は、出口21側の連結部材7に効率よく接触する。その結果、冷媒40の温度が入口20側よりも高くなる出口21側においても凸部4を効果的に冷却することができる。
また、この組電池装置1aにおいては、防水ケース2内に、電気部品19aを収納しているので、この組電池装置1aによれば、電気部品19aに対する防水を別途に施す必要がないので、製造コストを更に低減することができる。
また、この組電池装置1aにおいては、電池10aは、凸部4内に形成された中空部分8(凹部)に対して圧入して挿嵌されているので、このような組電池装置1aによれば、電池10aを凸部4内に簡単に固定することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、種々の形態で実施することができる。
前記実施形態では、第3拘束部材6c及び第3連結部材7cを、冷媒40の流れ方向に沿うように延びる長いフィン状の板状体を使用したが、本発明はこれに限定されることなく、例えば図6に示すように、第3拘束部材6c及び第3連結部材7cは、冷媒40の流れ方向Fに対して、角度θで傾斜して延びるように形成されたものであってもよい。
このように傾斜する第3拘束部材6c及び第3連結部材7cは、冷媒40と効率よく接触することができるので熱交換性能に優れる。
また、前記実施形態では、拘束部材6がユニットケース3の内面に当接することで、左右の両端に配置される凸部4a及び凸部4bが左右方向に広がることを防止しているが、本発明は、ユニットケース3に代えて凸部4a及び凸部4bが左右方向に広がることを防止するように、凸部4a及び凸部4bを互いに保持し合うように配置した保持部材30を備えたものであってもよい。
図7に示すように、この組電池装置1bにおいては、複数の凸部4をその重ね合わせの方向(左右方向)に纏めるように、環状の保持部材30が複数の凸部4を巻回している。
更に詳しく説明すると、この組電池装置1bは、拘束部材6(図2参照)を備えていないほかは、前記実施形態と同様に構成されており、図示しないが、凸部4,4同士の間に、前記実施形態と同様の連結部材7(図5(a)参照)を備えている。また、この組電池装置1bは、図示しないが、前記実施形態に係る組電池装置1aと同様にユニットケース3(図2参照)内に配置することで、冷媒40の通流路41が形成される。
このような組電池装置1bによれば、保持部材30が凸部4a及び凸部4bが左右方向(凸部4の突出方向に対して直交する方向)に広がることを防止するので、各凸部4間の距離の変動を抑制する。したがって、この組電池装置1bによれば、各凸部4(電池10a)の変形を防止するので、各電池10aの劣化を防止することができる。
ちなみに、前記実施形態に係る組電池装置1aは、ユニットケース3に隣接する凸部4a,4bと、ユニットケース3の内面との間に拘束部材6,6がそれぞれ配置されることによって、前記組電池装置1bと同様に、凸部4a及び凸部4bが左右方向に広がることを防止するように構成されていることとなる。つまり、前記実施形態に係る組電池装置1aは、並んだ複数の凸部4のうち、一端の凸部4aと他端の凸部4bとがそれぞれ凸部4の突出方向に対して直交する方向(凸部の重ね合わせ方向)に広がることを防止する拘束構造を備えている構成となっている(請求項10参照)。また、ここでの拘束構造は、凸部4aと凸部4bとに設けられた拘束部材6,6に限らず、ユニットケース3の内面に拘束部材6,6が設けられたものであってもよい。また、拘束部材6,6は、凸部4a、凸部4b、及びユニットケース3とは別体で形成されて凸部4a、凸部4bとユニットケース3との間に挟持されたものであってもよい。
また、前記実施形態では、ユニットケース3に隣接する凸部4a,4bと、ユニットケース3の内面との間に拘束部材6,6が配置されており、凸部4a,4bと、ユニットケース3の内面とが拘束部材6,6を介して接触していることを想定しているが、本発明は前記したように、一端の凸部4aと他端の凸部4bとがそれぞれ凸部4の突出方向に対して直交する方向に広がることを防止する拘束構造を備えている構成であればよい(請求項10参照)。つまり、この発明には、拘束部材6,6と、ユニットケース3の内面との間に僅かなクリアランスがあり、例えば凸部4(電池10a)が膨張する際に、ユニットケース3の内面に凸部4a,4bが当接(接触)することで、一端の凸部4aと他端の凸部4bとがそれぞれ凸部4の突出方向に対して直交する方向に広がることを防止するものであってもよい。言い換えれば、拘束部材6,6は、その一端が凸部4a,4bと連結し、他端がユニットケース3の内面と連結するか、又は接触する(若しくは電池10aの膨張時に当接する)構成であってもよい。
このことは前記組電池装置1bも同様であって、保持部材30と凸部4aとの左右方向の間、及び保持部材30と凸部4bとの左右方向の間に僅かなクリアランスがあってもよい。
また、前記実施形態では、凸部4の中空部分8に電池10aを圧入することを想定しているが、本発明は中空部分8内の内壁と電池10aとの間にシリコーン等の非導電体(熱伝導体)を介在させるように構成してもよい。このような構成の組電池装置によれば、電池10aと凸部4(防水ケース2)との熱的な密着性が向上することによって熱伝導効率が向上する。
また、前記実施形態では、冷媒40として冷却風(空気)を使用しているが、本発明の冷媒40は液体であってもよい。
また、前記実施形態では、拘束部材6及び連結部材7が、上流側から下流側に向かって3段配置されているが、これらは4段以上であってもよい。
1a 組電池装置
1b 組電池装置
2 防水ケース
3 ユニットケース
4 凸部
4a 凸部
4b 凸部
6 拘束部材
6a 第1拘束部材
6b 第2拘束部材
6c 第3拘束部材
7 連結部材
7a 第1連結部材
7b 第2連結部材
7c 第3連結部材
8 中空部分
10 組電池
10a 電池
12 導電部材
19 回路板
19a 電気部品
20 入口
21 出口
22 中央部
40 冷媒
41 通流路
V 燃料電池自動車
P 端子

Claims (11)

  1. 内部に電池が配置された複数の凸部を並んで有する防水ケースと、
    前記防水ケース内で、前記複数の電池間を電気的に接続する導電部材と、
    前記防水ケースを囲うユニットケースと、
    隣り合う前記凸部同士を連結する連結部材と、
    前記ユニットケースの内面とこれに隣接する前記凸部との間に配置される拘束部材と、
    を備えたことを特徴とする組電池装置。
  2. 前記連結部材は、隣り合う前記凸部同士の間で複数設けられたことを特徴とする請求項1に記載の組電池装置。
  3. 前記電池は角型の電池であり、前記角型の電池は、最も大きい面積を有する面同士が対向し合うように前記凸部内に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の組電池装置。
  4. 前記複数の連結部材のうち、隣り合う前記凸部同士が向き合う面の中央部に配置される前記連結部材は、当該面の端部に配置される前記連結部材よりも断面積を大きくし、かつ当該面の端部に配置される前記連結部材は、当該面の中央部に配置される前記連結部材よりも数を多くしたことを特徴とする請求項3に記載の組電池装置。
  5. 前記ユニットケース内で、前記防水ケースの外側が冷却風の通流路になっており、
    前記冷却風の入口側の前記連結部材は、前記冷却風の出口側の前記連結部材よりも数を少なくしたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の組電池装置。
  6. 前記ユニットケース内で、前記防水ケースの外側が冷却風の通流路になっており、
    前記冷却風の出口側の前記端部に配置された前記連結部材は、前記冷却風の入口側の前記端部に配置された前記連結部材の間、又は前記中央部に配置された前記連結部材の間の下流側に配置されたことを特徴とする請求項4に記載の組電池装置。
  7. 前記防水ケース内に、電気部品が収納されたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の組電池装置。
  8. 前記電池は、前記凸部内に形成された凹部に対して圧入して挿嵌されたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の組電池装置。
  9. 前記冷却風の入口側の前記連結部材は、前記冷却風の流れ方向に沿って延びるように形成され、前記冷却風の出口側の前記連結部材は、前記冷却風の流れ方向に対して鋭角をなして延びるように形成されていることを特徴とする請求項5から請求項8のいずれか1項に記載の組電池装置。
  10. 内部に電池が配置された複数の凸部が並んで設けられた防水ケースと、
    前記防水ケース内で、前記複数の電池間を電気的に接続する導電部材と、
    前記防水ケースを囲うユニットケースと、
    隣り合う前記凸部同士を連結する連結部材と、
    並んだ前記複数の凸部のうち、一端の前記凸部と他端の前記凸部とを前記凸部の突出方向に対して直交する方向に互いに保持し合う保持部材と、
    を備えたことを特徴とする組電池装置。
  11. 内部に電池が配置された複数の凸部が並んで設けられた防水ケースと、
    前記防水ケース内で、前記複数の電池間を電気的に接続する導電部材と、
    前記防水ケースを囲うユニットケースと、
    隣り合う前記凸部同士を連結する連結部材と、
    並んだ前記複数の凸部のうち、一端の前記凸部と他端の前記凸部とがそれぞれ前記凸部の突出方向に対して直交する方向に広がることを防止する拘束構造と、
    を備えたことを特徴とする組電池装置。
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