JP2010238178A - 圧力検出ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】圧力検出ユニット20に、第1基板21と、第1基板21に対向配置された第2基板22と、第1基板21と第2基板22との間に設けられ、第1基板21と第2基板22との互いの押付力を検出する圧力検出部23と、第1基板21と第2基板22とに亘って設けられ、第1基板21と第2基板22とを圧力検出部23の側に付勢して初期荷重を付与する初期荷重付与部30とを備えた。
【選択図】図4
Description
また、圧力検出ユニットに、圧力検出部と圧力検出部に初期荷重を付与する部材とが一体的に組み込まれることとなり、接触式の情報入力機能を備えたパネル部材を有する情報入力装置を製造する際に、情報入力装置自体に初期荷重を付与する弾性部材に相当する構造を特別に配置する必要がない。よって、情報入力装置の構造を簡素化することもできる。さらに、初期荷重を付与する部材が第1基板及び第2基板を引き付けて圧力検出部に初期荷重を付与するので、第1基板または第2基板の外側から押し付けて圧力検出部に初期荷重を付与する場合に比べ、圧力検出ユニットの厚みを薄くすることができる。
まず、この発明の実施形態1に係る圧力検出ユニット20を装着する情報入力装置1の構成について、図1乃至図4に基づいて説明する。図1に示すように、情報入力装置1は、前面に開口部2Aなどが形成された筐体2と、接触式の情報入力機能を備えたパネル部材4と、このパネル部材4に対する押圧操作力を検出するための圧力検出ユニット20を含む圧力検出手段を備えている。
実施形態1では、第1基板21と第2基板22との間に配置された一対の電極21a、22aと、当該一対の電極間に感圧インクを配置した圧力検出部23を用いて説明したが、圧力検出部23は、第1基板21あるいは第2基板22の何れか一方に配置された一対の電極と、前記第1基板あるいは前記第2基板の他方に当該一対の電極を覆うように配置する構成であってもよい。こうすると、電極層が1層になるので圧力検出部23の厚さがさらに薄くなり、結果として圧力検出ユニット20の薄型化を図ることができる。この場合、一対の電極を櫛歯状、渦巻状等に形成して感圧インク部材との接触面積を制御することで、望ましい検出範囲の信号を得る事ができる。
図5に示すように、第2基板22の外面に荷重伝達部24としてバンプ24aを設けてもよい。バンプ24aの設置面積は、圧力検出部23の第2基板との接触面積以下になるよう形成されている。圧力検出部20に外部からの荷重が加わったとき、バンプ24aが圧力検出部23を下方から支持し、当該荷重を集中して圧力検出部23に伝達する(図6)。バンプ24aの構成として、熱硬化性樹脂や紫外線硬化性樹脂を印刷や塗布などで配置して硬化させたもの、圧力検出部に寸法を合わせて裁断し貼合したフィルムや樹脂板、PEフォームやウレタンフォームなどの発泡体などがある。バンプ24aは第1基板21の外面に設けられていてもよいし、第1基板21及び第2基板22の外面の両方に設けられていてもよい。ここで、バンプ24aの高さ寸法は、例えば50μm〜200μm(第2基板22に接着するための接着層の厚みを含む)である。バンプ24aは、圧力検出部23が設けられている位置の裏面側(直下)に配置されていることが好ましい。こうすると、上部感圧インク23aと下部感圧インク23bとを互いに確実に押し付けることができ、圧力検出ユニット20の圧力の測定精度を向上させることができる。
バンプ24aは、図5に示すように、設置された第2基板22の外面から遠ざかるほど断面積が小さくなるよう形成されている方が好ましい。こうすると、圧力検出部23と、圧力検出部23を押圧する外部部材(例えばパネル部材等)との姿勢変化をある程度許容する。したがって、圧力検出部23と外部部材との姿勢変化が小さい場合には、バンプ24aにより外部からの荷重の圧力検出部23以外への分散が抑えられる。なお、バンプ24aは非弾性部材、弾性部材のいずれであってもよい。
(1)実施形態1では、圧力検出部23として、一対の電極と当該電極の間に挟まれた2層の感圧インク23a、23bから構成されたものを用いて説明したが、圧力検出部23の構成は押圧力を検出できるものであれば特に限定されず、感圧インクは1層であってもよい。また、感圧インクの形状はドット状に限定されず、平面視において円形、矩形、枠状であってもよい。圧力検出部23の電極についても、必ずしも枠状に配置する必要はなく、枠状の基板上に個別独立して配置されていてもよい。
次に、第1基板21及び第2基板22との対向領域に、初期荷重付与部30として、その厚さを圧力検出部23の厚さよりも薄くした引張部材30aを備えた圧力検出ユニット20を用いて行った効果確認試験の結果について説明する。
2 筐体
4 パネル部材
20 圧力検出ユニット
21 第1基板(上部フィルム)
22 第2基板(下部フィルム)
23 圧力検出部
24 荷重伝達部
24a バンプ
30 初期荷重付与部
30a 引張部材
Claims (6)
- 第1基板と、
前記第1基板に対向配置された第2基板と、
前記第1基板と前記第2基板との間に設けられ、前記第1基板と前記第2基板との互いの押付力を検出する圧力検出部と、
前記第1基板と前記第2基板とに亘って設けられ、前記第1基板と前記第2基板とを前記圧力検出部の側に付勢して初期荷重を付与する初期荷重付与部とを備えた圧力検出ユニット。 - 前記初期荷重付与部が、前記第1基板と前記第2基板とに接続された弾性部材である請求項1に記載の圧力検出ユニット。
- 前記圧力検出部が、前記第1基板と前記第2基板との間に配置された一対の電極と、当該一対の電極間に配置され、外部からの荷重によって電気特性が変化する導電性の感圧インクと有する請求項1または2に記載の圧力検出ユニット。
- 前記圧力検出部が、前記第1基板あるいは前記第2基板の何れか一方に配置された一対の電極と、前記第1基板あるいは前記第2基板の他方に当該一対の電極を覆うように配置され、外部からの荷重によって電気特性が変化する導電性の感圧インクと有する請求項1または2に記載の圧力検出ユニット。
- 前記第1基板の外面及び前記第2基板の外面のうちの少なくとも何れか一方に設けられ、その設置面積が前記圧力検出部の前記第1基板または前記第2基板との接触面積以下になるよう形成した荷重伝達部を備えた請求項1〜4の何れか一項に記載の圧力検出ユニット。
- 前記荷重伝達部が、前記第1基板あるいは前記第2基板の外面から遠ざかるほど断面積を小さく形成してある請求項1〜5の何れか一項に記載の圧力検出ユニット。
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