JP2010234661A - Printer - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、感熱性粘着剤層を有する感熱性粘着シートにゼブラパターンを形成しておき、搬送部材を介して感熱性粘着シートを搬送する際に検出されるゼブラパターンの検出結果に基づき搬送部材の汚れを判断するとともに、サーマルヘッドによる感熱粘着剤層の発熱パターンを選択してサーマルヘッドを発熱駆動することにより搬送部材のクリーニングを行う印字装置に関する。 The present invention forms a zebra pattern on a heat-sensitive adhesive sheet having a heat-sensitive adhesive layer, and based on the detection result of the zebra pattern detected when the heat-sensitive adhesive sheet is conveyed via the conveying member In addition, the present invention relates to a printing apparatus that determines the contamination of the sheet and cleans the conveying member by selecting the heat generation pattern of the heat-sensitive adhesive layer by the thermal head and driving the thermal head to generate heat.
従来より、印字媒体等を搬送する搬送ローラ上の汚れを各種の指標を使用して検出し、その指標値が基準値を超えている場合に搬送ローラのクリーニングを行うように構成した各種の印字装置が提案されている。 Conventionally, various prints configured to detect dirt on the transport roller that transports print media, etc. using various indicators, and to clean the transport roller when the index value exceeds the reference value A device has been proposed.
例えば、特開平7−112556号公報には、反射型濃度センサにより搬送ローラ表面の反射濃度を測定するとともにその値が設定値より低いかどうかを判定し、測定された反射濃度の値が設定値よりも低いと判定された場合には、搬送ローラ搬送力が低下して搬送不良を起こす可能性があることから、記録動作を中止して搬送むらによる記録不良を防止し、この後、粘着剤を塗布したクリーニングシートを手動で記録装置内に搬送して搬送ローラのクリーニングを行うように構成した記録装置が記載されている。 For example, in Japanese Patent Laid-Open No. 7-112556, the reflection density sensor measures the reflection density on the surface of the conveying roller, determines whether the value is lower than a set value, and the measured reflection density value is a set value. If it is determined to be lower than that, the conveyance roller conveyance force may be reduced to cause conveyance failure. Therefore, the recording operation is stopped to prevent recording failure due to uneven conveyance. Describes a recording apparatus configured to manually transport a cleaning sheet coated with a toner into a recording apparatus to clean a transport roller.
しかしながら、前記特許文献1に記載された記録装置では、搬送ローラ表面の反射濃度を測定する必要があることから、専用のセンサとして高価な反射型濃度センサを設ける必要がある。かかる反射型濃度センサは、特殊な用途だけに使用されるもので汎用性はなく、従って、高価であって記録装置全体のコスト高を招来してしまう。
However, in the recording apparatus described in
本発明は前記課題を解消するためになされたものであり、汎用性の高い一般の反射型フォトセンサを使用した場合においても、搬送部材の汚れを精度良く検出するとともに、その検出された搬送部材の汚れの程度に応じて効率的に汚れをクリーニングすることが可能な印字装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above problems, and even when a general reflection type photosensor having high versatility is used, the conveying member is accurately detected and the detected conveying member is used. An object of the present invention is to provide a printing apparatus capable of efficiently cleaning dirt depending on the degree of dirt.
前記目的を達成するため請求項1に係る印字装置は、搬送部材と、搬送部材に対向配置され選択的に搬送部材に接離可能な複数の発熱素子を有するサーマルヘッドとを備え、サーマルヘッドと搬送部材との間に印字媒体を介在させつつ、サーマルヘッドを介して印字媒体上に印字を行うとともに搬送部材を介して印字媒体を搬送する印字装置において、一定間隔で直線状パターンが連続して形成された第1ゼブラパターンを有し、基材シートの一面に、非加熱状態では粘着力を発現せず、加熱状態で粘着力を発現する感熱性粘着剤層が形成された感熱性粘着シートと、前記第1ゼブラパターンを検出する検出手段と、前記第1ゼブラパターンにおける直線状パターンの数と前記サーマルヘッドの発熱素子による複数の発熱パターンとを対応させて記憶する記憶手段と、前記搬送部材を介して感熱性粘着シートを一定搬送量だけ搬送する間に、前記検出手段を介して検出された前記第1ゼブラパターンにおける直線状パターンの数に基づき、そのパターンの数に対応する発熱パターンを前記記憶手段から選択する選択手段とを備え、前記搬送部材を介して感熱粘着シートを搬送している間に、前記検出手段を介して検出された第1ゼブラパターンにおける直線状パターンの数に基づき、前記選択手段を介して前記発熱パターンを選択した後、前記サーマルヘッドと搬送部材との間に、前記感熱性粘着剤層が搬送部材に当接するように感熱粘着シートを介在させ、前記選択手段を介して選択された発熱パターンに基づき前記基材シートの他面側からサーマルヘッドの発熱素子を発熱して感熱性粘着剤層に粘着力を発現させるとともに、搬送部材表面に付着した汚れをクリーニングすることを特徴とする。
In order to achieve the above object, a printing apparatus according to
請求項2に係る印字装置は、請求項1の印字装置において、前記感熱性粘着シートには、その搬送方向に沿って前記第1ゼブラパターンよりも上流側に第2ゼブラパターンが形成され、前記第2ゼブラパターンは、前記サーマルヘッドにより発現された感熱性粘着剤層の粘着力を介して搬送部材表面の汚れがクリーニングされた後、前記検出手段により検出され、前記検出手段を介して第2ゼブラパターンにおける所定数よりも少ない直線状パターンしか検出されない場合には前記搬送部材表面のクリーニングが未完であると判断するとともに、検出手段を介して第2ゼブラパターンにおける所定数以上の直線状パターンが検出された場合には搬送部材表面のクリーニングが完了したと判断することを特徴とする。
The printing apparatus according to
請求項3に係る印字装置は、請求項1又は2の印字装置において、前記基材シートの他面側には感熱発色層が形成され、前記サーマルヘッドは、前記感熱発色層を介して前記搬送部材のクリーニング情報を印字することを特徴とする。
The printing apparatus according to
請求項4に係る印字装置は、請求項3の印字装置において、前記クリーニング情報には、前記選択手段を介して選択された発熱パターン情報を含むことを特徴とする。 According to a fourth aspect of the present invention, in the printing apparatus of the third aspect, the cleaning information includes heat generation pattern information selected via the selection unit.
請求項5に係る印字装置は、請求項3の印字装置において、前記クリーニング情報には、クリーニングの未完情報又は完了情報を含むことを特徴とする。 A printing apparatus according to a fifth aspect is the printing apparatus according to the third aspect, wherein the cleaning information includes incomplete information or completion information of cleaning.
請求項6に係る印字装置は、請求項2の印字装置において、前記検出手段を介して第2ゼブラパターンにおける所定数よりも少ない直線状パターンしか検出されないことに基づき前記搬送部材表面のクリーニングが未完であると判断さたれ場合には、前記選択手段により選択された発熱パターンよりも発熱負荷の大きな発熱パターンに基づき、サーマルヘッドの発熱素子を発熱して感熱性粘着剤層に粘着力を発現させて再度搬送部材表面のクリーニングが行われることを特徴とする。 According to a sixth aspect of the present invention, there is provided a printing apparatus according to the second aspect, wherein cleaning of the surface of the conveying member is incomplete based on the fact that less than a predetermined number of linear patterns in the second zebra pattern are detected via the detection means. If it is determined that the heat-sensitive adhesive layer is heated, the heat-generating element of the thermal head generates heat based on the heat-generating pattern having a larger heat-generating load than the heat-generating pattern selected by the selecting means, thereby expressing the adhesive force in the heat-sensitive adhesive layer. Then, the surface of the conveying member is again cleaned.
請求項7に係る印字装置は、請求項1乃至6のいずれかの印字装置において、前記感熱性粘着シートは、矩形状にカットされていることを特徴とする。 A printing apparatus according to a seventh aspect is the printing apparatus according to any one of the first to sixth aspects, wherein the heat-sensitive adhesive sheet is cut into a rectangular shape.
請求項8に係る印字装置は、請求項1乃至6のいずれかの印字装置において、前記感熱性粘着シートは、連続してロール状に巻回されていることを特徴とする。 A printing apparatus according to an eighth aspect is the printing apparatus according to any one of the first to sixth aspects, wherein the heat-sensitive adhesive sheet is continuously wound in a roll shape.
請求項1に係る印字装置では、搬送部材を介して感熱性粘着シートを搬送している間に、検出手段を介して検出された第1ゼブラパターンにおける直線状パターンの数に基づき、選択手段を介して発熱パターンを選択した後、サーマルヘッドと搬送部材との間に、感熱性粘着剤層が搬送部材に当接するように感熱性粘着シートを介在させ、選択手段を介して選択された発熱パターンに基づき基材シートの他面側からサーマルヘッドの発熱素子を発熱して感熱性粘着剤層に粘着力を発現させるとともに、搬送部材表面に付着した汚れをクリーニングするように構成されているので、検出手段は第1ゼブラパターンにおける直線状パターン数を検出するだけでよく、従って、汎用性の高い一般の反射型フォトセンサを使用して搬送部材の汚れを精度良く検出することが可能となる。
また、検出された第1ゼブラパターンの直線状パターン数に基づき搬送部材の汚れの程度に応じてサーマルヘッドの発熱パターンを選択して基材シートの他面側からサーマルヘッドの発熱素子を発熱して感熱性粘着剤層に粘着力を発現させることにより、搬送部材表面に付着した汚れをクリーニングすることから、検出された搬送部材の汚れの程度に応じて効率的に汚れをクリーニングすることが可能となる。
In the printing apparatus according to
In addition, the heating pattern of the thermal head is selected from the other side of the base sheet to generate heat from the other side of the base sheet by selecting the heating pattern of the thermal head based on the detected number of linear patterns of the first zebra pattern. By developing adhesiveness to the heat-sensitive adhesive layer, the dirt adhered to the surface of the conveying member is cleaned, so that the dirt can be efficiently cleaned according to the detected degree of dirt on the conveying member. It becomes.
請求項2に係る印字装置では、第2ゼブラパターンは、サーマルヘッドにより発現された感熱性粘着剤層の粘着力を介して搬送部材表面の汚れがクリーニングされた後、検出手段により検出され、検出手段を介して第2ゼブラパターンにおける所定数よりも少ない直線状パターンしか検出されない場合には前記搬送部材表面のクリーニングが未完であると判断するとともに、検出手段を介して第2ゼブラパターンにおける所定数以上の直線状パターンが検出された場合には搬送部材表面のクリーニングが完了したと判断するので、搬送部材の汚れをクリーニングした後、検出手段による第2ゼブラパターンの検出状態に基づき、搬送部材のクリーニングが完了したかどうかを判断することが可能となる。
In the printing apparatus according to
請求項3に係る印字装置では、サーマルヘッドを介して、基材シートの他面側に形成された感熱発色層に搬送部材のクリーニング情報が印字されるので、搬送部材のクリーニングを終了した後、感熱性粘着シートの他面側に印字されるクリーニング情報を視認することにより、搬送部材のクリーニング状態を容易に確認することが可能となる。
In the printing apparatus according to
請求項4に係る印字装置では、クリーニング情報に、選択手段を介して選択された発熱パターン情報を含んでいるので、かかる発熱パターン情報を視認することにより搬送部材の汚れの程度を容易に確認することが可能となる。 In the printing apparatus according to the fourth aspect, since the cleaning information includes the heat generation pattern information selected via the selection unit, the degree of contamination of the transport member can be easily confirmed by visually checking the heat generation pattern information. It becomes possible.
請求項5に係る印字装置では、クリーニング情報に、クリーニングの未完情報又は完了情報を含んでいるので、かかる情報を視認することにより搬送部材のクリーニングが完了したかどうかを容易に確認することができる。 In the printing apparatus according to the fifth aspect, since the cleaning information includes incomplete information or completion information of the cleaning, it is possible to easily confirm whether or not the cleaning of the conveying member is completed by visually checking the information. .
請求項6に係る印字装置では、検出手段を介して第2ゼブラパターンにおける所定数よりも少ない直線状パターンしか検出されないことに基づき搬送部材表面のクリーニングが未完であると判断された場合には、選択手段により選択された発熱パターンよりも発熱負荷の大きな発熱パターンに基づき、サーマルヘッドの発熱素子を発熱して感熱性粘着剤層に粘着力を発現させて再度搬送部材表面のクリーニングが行われるので、再度のクリーニング処理時には感熱性粘着剤層に発現する粘着力は更に大きくなり、これにより搬送部材表面に残存する汚れを確実にクリーニングすることが可能となる。
In the printing apparatus according to
尚、感熱性粘着シートとしては、請求項7に記載されているように、感熱性粘着シートが矩形状にカットされていてもよく、また、請求項8に記載されているように、連続してロール状に巻回されていてもよい。
As the heat-sensitive adhesive sheet, as described in
以下に、本発明に係る印刷装置について具体化した実施形態について図面を参照しながら説明する。
先ず、本発明に係る印刷装置について具現化した携帯用小型プリンタ装置1の概略構造について、図1及び図2を参照しながら説明する。
携帯用小型プリンタ装置1は平面視A6サイズ又はA7サイズ程度の大きさで厚みが略2cm程度あるいはそれ以下の上面開放箱型の本体ケース2を有し、その上面の片側(図1中左側)には固定カバー体3を有する。この固定カバー体3の箇所を除く本体ケース2内には感熱紙からなるカットシート状の被記録媒体としての用紙4を複数枚収納した用紙カセット5(図3参照)が収容できる用紙収容部6(図5参照)が形成されている。前記固定カバー体3の下面側の近傍には、印刷機構部7としてのサーマルヘッド8、プラテンローラ9、ペーパーガイド10及び用紙分離部としてのピックアップローラ11及び分離ブロック12等が配置されている。そして、前記用紙収容部6は、本体ケース2の側にて回動及びスライド可能な開閉支持部材13を介して開閉可能に支持された蓋体14によって覆われている(図2参照)。
Hereinafter, embodiments of a printing apparatus according to the present invention will be described with reference to the drawings.
First, a schematic structure of a portable small-
The portable
また、本体ケース2の側面には、後述する携帯電話16等の赤外線発信装置を備える携帯端末から赤外線により発信されたデータを受信する赤外線通信部17と、携帯端末、パソコン等とUSBケーブル(図示せず)により接続され、USBケーブルを通して送信されたデータを受信するUSB端子18とが設けられている。そして、更に本体の電源をON、OFFする電源キー19が同じく側面に設けられている。また、後述するように、プラテンローラ9のクリーニングを行う際に押下されるクリーニングキー71が設けられている。
更に、固定カバー体3が設けられた側には、携帯用小型プリンタ装置1を立てた状態で支持する支持台(図示せず)を取り付ける為の取付溝20が、「コ」の字型に形成されている。更に、取付溝20上には、固定カバー体3内に設置されたサーマルヘッド8や駆動モータ21を冷却するための複数個の空気孔22と、図示外のストラップや盗難防止用ワイヤ等を取り付けるための繋止孔23が形成されている。
In addition, on the side surface of the
Further, on the side where the fixed
前記サーマルヘッド8はラインヘッド型であり、プラテンローラ9との間に挟まれて搬送される感熱型の用紙4の搬送方向に直交する方向に延びるライン毎に文字や画像等を印刷することができる。1ライン印刷する際の印刷幅は用紙4の直交方向の用紙幅に略等しく設定されている。サーマルヘッド8及びプラテンローラ9は、A6サイズ又はA7サイズ程度の用紙4の短辺方向の長さを有している。サーマルヘッド8を印刷ヘッドとして用いるのは、被記録媒体として感熱紙を用いることにより、インクやインクリボンの消耗品が不要であり、且つそのための機構を省略でき、携帯用小型プリンタ装置1をコンパクトにできるからである。
The
感熱紙としては、サーマルヘッド8の加熱により発色する発色層を有する感熱発色タイプのものや、加熱により穿孔される穿孔層を基材層上に積層した感熱穿孔タイプのもの等、種々のものを使用できる。図3は本実施形態において使用される用紙カセットの斜視図である。
As the thermal paper, there are various types such as a thermal coloring type having a coloring layer that develops color by heating of the
次に本実施形態に係る携帯用小型プリンタ装1の内部構造について、図4及び図5を用いて説明する。
携帯用小型プリンタ装置1の内部構造において、用紙収容部6のうち、前記印刷機構部7に近い側には、ピックアップローラ11と分離ブロック12とが配置されている(図5参照)。前記用紙収容部6内に収容された用紙カセット5は、前記閉止した蓋体14の本体内面側に設けた板バネ等の付勢手段25を介して用紙収容部6の底板26に向けて付勢される。用紙カセット5における積層した用紙4のうち、用紙カセット5外に露出した用紙4(最下層の用紙)がピックアップローラ11の上面に当接付勢される。このピックアップローラ11の回転駆動と分離ブロック12の案内係止面27との協働により、前記最下層の用紙4のみが分離ブロック12の下端とガイド板28との隙間を通過する。分離ブロック12に隣接してプラテンローラ9が回転可能に設けられ、その外周面に押圧コイルバネ等の付勢手段29によりペーパーガイド10が付勢されている。
Next, the internal structure of the portable
In the internal structure of the portable
そして、携帯電話16等の外部装置から赤外線通信部17やUSB端子18を介して印刷指令及び印刷データを携帯用小型プリンタ装置1に送ると、ピックアップローラ11と案内係止面27により、用紙カセット5から1枚だけ分離搬送された用紙4はプラテンローラ9とペーパーガイド10との間に搬送される。ペーパーガイド10は、その断面がプラテンローラ9の外周面に沿うように断面横向き略U字状等の凹湾曲状の摺接面に形成されている。また、ペーパーガイド10のサーマルヘッド8側の上面にはガイドフィルム31が隣接して備え付けられている。ガイドフィルム31はポリエステルにより、薄型フィルム状に形成され、その先端部31Aによって用紙4をプラテンローラ9の周面に押圧することで、ペーパーガイド10とプラテンローラ9の間で生じる用紙4のプラテンローラ9に対する浮きを防止している。また、用紙4が搬送されていない状態ではガイドフィルム31はサーマルヘッド8の印刷位置のすぐ下にてプラテンローラ9に対して用紙搬送方向より鋭角に接する。
また、プラテンローラ9の外周面に沿うようにペーパーガイド10に形成された摺接面には、用紙4の先端及び後述するクリーニングシート上のゼブラパターンを検出する反射型フォトセンサ70が配設されている。
When a print command and print data are sent from an external device such as the mobile phone 16 to the portable
A
前記ペーパーガイド10と、ガイドフィルム31と、その上方に回動可能に配置されたプラテンローラ9とにより、用紙収容部6から分離搬送された用紙4は横向きU字状に反転させて搬送され、プラテンローラ9の印刷位置まで搬送される。その後、サーマルヘッド8により用紙4の上面に印刷され、前記分離ブロック12の上面と前記固定カバー体3の端縁との隙間にある排紙口34から蓋体14の外側に排紙される。サーマルヘッド8はその背面(上面側)にコイルスプリング(付勢手段)35のばね掛け部が係止され、プラテンローラ9側に付勢され、サーマルヘッド8の印刷部(発熱体部8A(図5参照))がプラテンローラ9の上面に当接する。
By the
前記プラテンローラ9及びピックアップローラ11の駆動機構は、本体ケース2の長辺に沿う一方の内側面に配置された駆動モータ21と歯車伝動機構(ギヤ列)37とからなる。プラテンローラ9の直径がピックアップローラ11の直径より大きく、プラテンローラ9の箇所の用紙搬送速度をピックアップローラ11箇所での用紙搬送速度より大きく設定してピックアップローラ11と分離ブロック12との箇所での用紙分離をゆっくり行いプラテンローラ9による用紙搬送、ひいては印刷速度を高速化している。そのために、プラテンローラ9箇所での高速搬送に対してピックアップローラ11が連れ回り可能とするワンウエイクラッチ(図示せず)をギヤ列のプラテンローラ9より下流側に設けている。
The drive mechanism for the
次に、上記のように構成された携帯用小型プリンタ装置1の制御系について説明する。
図6に示すように、携帯用小型プリンタ装置1では、CPU41に対し、ROM42、SRAM43、電源SW回路44、モータ駆動回路45、サーマルヘッド制御回路46、USB I/F駆動回路47、IrDA変復調回路48、充電式電池49が接続されている。さらに、モータ駆動回路45には、駆動モータ21が、サーマルヘッド制御回路46には、サーマルヘッド8が夫々接続されている。
Next, a control system of the portable
As shown in FIG. 6, in the portable
ROM42には、CPU41が実行する後述のクリーニング処理プログラム、その他各種プログラムが記憶されている。また、印刷対象となる多数の文字のドットパターンデータがコードデータと対応付けて記憶されている。更に、ROM42には、後述するように、プラテンローラ9によりクリーニングシートを搬送する際に、フォトセンサ70を介してクリーニングシートに形成されたゼブラパターンを検出し、その検出されたゼブラパターンにおける直線状パターンの本数と、プラテンローラ9の表面における汚れを解消するに必要なサーマルヘッド8による発熱パターンとを対応付けた発熱パターン選択テーブルが記憶されている。
一方、SRAM43は、CPU41のデータ処理に必要な一時的なデータの記憶を行うものである。SRAM43には、入力されたデータを記憶するデータバッファ50、ページ単位に印字形式と印字情報を編集して格納するテキストバッファ51、印刷用データを記憶するプリントバッファ52の各記憶領域、及び後述する携帯電話16より送信されるデータに基づいて各印刷設定が記憶される印刷設定テーブル53が設けられている。
The
On the other hand, the
ここで、モータ駆動回路45は、駆動モータ22(図4及び図5参照)を制御するものであり、ヘッド制御回路46は、サーマルヘッド8の発熱体部制御をするものである。また、電源SW回路44は、電源キー19に接続され、携帯用小型プリンタ装置1の電源のON/OFFを行う回路である。更に、クリーニングSW回路72はクリーニングキー71に接続されており、プラテンローラ9のクリーニングを行う際に押下されるクリーニングキー71からの押下信号に基づきCPU41にクリーニング開始信号を送信する。
Here, the
更に、CPU41には携帯電話16、パソコン等の外部機器40とUSB規格に基づいた通信を行うためのインターフェース回路であるUSB I/F駆動回路47が接続され、この回路からUSB端子18に接続されている。また、CPU41は、携帯電話16、PDA等の赤外線データ出力装置を持つ外部機器40とIrDA規格に基づいた通信を行うためのインターフェース回路であるIrDA変復調回路48に接続されている。更にIrDA変復調回路48は赤外線通信部17内に設けられたIrDA受発光素子54に接続され、携帯用小型プリンタ装置1は赤外線通信を行うことができる。
ここで、IrDAとは、赤外線通信の規格であり、主に机上型コンピュータとノートパソコン等の携帯型コンピュータを接続するのに使われているものである。
Further, the
Here, IrDA is a standard for infrared communication, and is mainly used to connect a desktop computer and a portable computer such as a notebook computer.
また、携帯用小型プリンタ装置1の内部電源である充電式電池49から供給された電力は、CPU41、モータ駆動回路45、サーマルヘッド制御回路46とに供給される。CPU41と接続されたモータ駆動回路45は、CPU41からの指令に基づいて駆動モータ21を動作させ、用紙4の搬送を担う。また、サーマルヘッド制御回路46も同様にCPU41に接続され、CPU41の指令に基づいてサーマルヘッド8を駆動し、感熱式の印刷を行わせる。
The power supplied from the
次に、プラテンローラ9の表面が汚損された際に、その汚れの程度に応じてプラテンローラ9の表面をクリーニングするクリーニングシート、クリーニング処理等について説明する。
先ず、プラテンローラ9の表面をクリーニングする際に使用されるクリーニングシートについて図7、図8に基づき説明する。
Next, a description will be given of a cleaning sheet, a cleaning process, and the like for cleaning the surface of the
First, a cleaning sheet used for cleaning the surface of the
図7に示すように、クリーニングシート80は、基材シート81の一面側(図7の下面側)に感熱性粘着剤層82を塗布形成し、また、基材シート81の他面(図7の上面側)に感熱発色層83を塗布形成することにより構成される。
ここに、基材シート81としては、プラテンローラ9による搬送の影響で出ない程度に薄いことが好ましく、樹脂フィルム、紙等が使用される。また、感熱性粘着剤層82は、非加熱状態では粘着力を発現せず、加熱状態で粘着力を発現する特性を有する熱活性型の粘着剤層であり、かかる感熱性粘着剤層82の形成は、特許第3431768号等に記載されている感熱粘着剤を基材シート81上に塗布形成して行われる。加熱された際に感熱性粘着剤層82に発現する粘着力としては、少なくとも3N/25mmあればよい。更に、感熱発色層83は、一般のサーマル紙に使用されている感熱発色剤が使用される。
前記のように構成されるクリーニングシート80は、前記した用紙4の場合と同様、用紙カセット5に複数枚収納されて使用される。
As shown in FIG. 7, the
Here, the
As in the case of the
かかるクリーニングシート80の特性を図7に基づき説明する。プラテンローラ9のクリーニングを行う際、クリーニングシート80がプラテンローラ9とサーマルヘッド8との間を搬送される。この間に、サーマルヘッド8の発熱制御を行うと、クリーニングシート80の感熱性粘着剤層82は、サーマルヘッド8による加熱箇所から粘着性を発現して粘着層82Aとなり、同時にかかる粘着層82Aはプラテンローラ9の表面に付着したゴミ、紙粉、ホコリ等の汚れを粘着してクリーニングする。尚、感熱性粘着剤層82の内、サーマルヘッド8よりも上流側でまだサーマルヘッド8により加熱されていない部分では、粘着性を発現しておらず、非粘着層82Bのままである。
The characteristics of the
また、クリーニングシート80において、感熱発色層83が形成された面の一側には、図8に示すように、第1ゼブラパターン84が印刷形成されている。かかる第1ゼブラパターン84は、一定間隔で複数本(図8では12本)の直線状パターン84Aが連続形成されてなり、その直線状パターン84Aの本数が前記フォトセンサ70を介して検出される。ここに、プラテンローラ9の表面が汚損されている場合には、クリーニングシート30を搬送する際に、汚損の程度に起因してプラテンローラ9の表面とクリーニングシート80との間で滑り(スリップ)が発生する。このスリップはプラテンローラ9の表面における汚損程度が高い程、大きくなる。従って、プラテンローラ9の表面とクリーニングシート80とのスリップが発生すると、クリーニングシート80を一定搬送量だけ搬送する際にフォトセンサ70を介して適正に検出される直線状パターン84Aの本数に比して、汚損程度に応じて少ない本数の直線状パターン34Aしか検出されないこととなる。かかる原理に基づき、フォトセンサ70を介して検出される第1ゼブラパターン84の直線状パターン84Aの本数に基づき、後述するように、プラテンローラ9を介して搬送される際にクリーニングシート80の汚れ程度が判断される。
In addition, as shown in FIG. 8, a
更に、用紙搬送方向に沿って前記第1ゼブラパターン84の上流側には、第2ゼブラパターン85が印刷形成されている。第2ゼブラパターン85は、第1ゼブラパターン84と同様、一定間隔で複数本(図8では12本)の直線状パターン85Aが連続形成されてなり、その直線状パターン85Aの本数が前記フォトセンサ70を介して検出される。
ここに、フォトセンサ70を介して検出される第2ゼブラパターン85の直線状パターン85Aの本数は、前記と同様の原理に基づき、後述するように、プラテンローラ9のクリーニングが行われた後に、そのクリーニングが適正に行われたかどうかの判断指標となる。
Further, a
Here, the number of the
第1ゼブラパターン84と第2ゼブラパターン85との間には、感熱性粘着剤層82が形成される粘着剤層形成領域86が設けられている。この粘着剤層形成領域86の用紙搬送方向に沿った長さMは、プラテンローラ9の外周長さ又はそれ以上に設定されている。これにより、粘着剤層形成領域86に形成された感熱性粘着剤層82でプラテンローラ9の全周面をカバーし、1枚のクリーニングシート80を介してプラテンローラ9の全周面をクリーニングすることができる。
Between the
続いて、前記のように構成されたクリーニングシート80を使用してプラテンローラ9のクリーニングを行うクリーニング処理について、図9及び図10に基づき説明する。
Next, a cleaning process for cleaning the
プラテンローラ9のクリーニングを行うには、先ず、クリーニングキー71が押下される。これに基づき、図9のフローチャートにおけるクリーニング処理が開始され、ステップ(以下、Sと略記する)1にてピックアップローラ11を介してクリーニングシート80の搬送が開始される。かかるクリーニングシート80の搬送は、その先端部(白色)がフォトセンサ70により検出されるまで行われる(S2)。クリーニングシート80の先端が検出された後、更にS3で第1ゼブラパターン84の先端の直線状パターン84A(黒色)が検出されるまで、クリーニングシート80が搬送される。この状態が、図10の状態Aに示されている。状態Aでは、用紙カセット5からピックアップローラ11によりピックアップされ搬送されたクリーニングシート80の第1ゼブラパターン84における先端の直線状パターン84Aがフォトセンサ70により検出されている。
In order to clean the
S4では、第1ゼブラパターン84の長さLa(状態F参照)だけクリーニングシート80が搬送され、この搬送の間に、フォトセンサ70を介して検出される検出信号に基づき第1ゼブラパターン84を構成する直線状パターン84Aの本数が計測される。また、クリーニングシート80を搬送している途中で、クリーニングシート80の先端がサーマルヘッド8の印字位置に到達した際には、前記直線状パターン84Aの本数計測と並行して、クリーニングシート80の感熱発色層83上で、例えば、「クリーニング開始」(図12参照)のフレーズが前側印字領域87(図10参照)に印字される。この状態が、図10の状態B及び状態Cに示されている。状態Bでは、前側印字領域87内で「クリーニング開始」のフレーズの印字が開始され、第1ゼブラパターン84の直線状パターン84Aの検出が略終了しており、また、状態Cでは、前側印字領域87内で「クリーニング開始」のフレーズの印字が終了するとともに、第1ゼブラパターン84の直線状パターン84Aの検出が完了している。
In S4, the
この後、S5にて、前記粘着剤層形成領域86の先端(第1ゼブラパターン84に隣接するクリーニングシート80の搬送方向の下流側)がサーマルヘッド8による加熱開始位置(前側印字領域87の後端位置)に到達するまでクリーニングシート80が搬送される。この状態が、図10の状態Dに示されている。
Thereafter, in S5, the tip of the pressure-sensitive adhesive layer forming region 86 (downstream in the conveyance direction of the
更に、S6において、前記S4で計測された直線状パターン84の本数に応じて、サーマルヘッド8の発熱パターンが設定される。
ここに、発熱パターンについて図11に基づき説明する。図11には、例示として、3つの発熱パターンが示されているが、各発熱パターンは前記ROM42内に発熱パターンテーブルとして記憶されている。
発熱パターンAは、プラテンローラ9の表面に付着した汚れ程度が小さい場合に、粘着剤形成領域86に対してサーマルヘッド8により発熱駆動されるパターンである。発熱パターンBは、プラテンローラ9の表面に付着した汚れ程度が中程度である場合に、粘着剤形成領域86に対してサーマルヘッド8により発熱駆動されるパターンである。発熱パターンCは、プラテンローラ9の表面に付着した汚れ程度が大きい場合に、粘着剤形成領域86に対してサーマルヘッド8により発熱駆動されるパターンである。
Further, in S6, the heat generation pattern of the
Here, the heat generation pattern will be described with reference to FIG. FIG. 11 shows three heat generation patterns as an example, but each heat generation pattern is stored in the
The heat generation pattern A is a pattern that is driven to generate heat by the
次に、前記S4で検出された第1ゼブラパターン84の直線状パターン84Aの本数に基づき、ROM42に記憶された3の発熱パターンから1つの発熱パターンを選択する方法について説明する。
第1ゼブラパターン84は、前記したように12本の直線状パターン84Aを有している。かかる12本の直線状パターン84Aの内、フォトセンサ70を介して10本以上が検出された場合、クリーニングシート80の搬送時にプラテンローラ9とクリーニングシート80との間で殆どスリップが発生しておらず、従って、プラテンローラ9の表面に付着された汚れは殆どない。これより、フォトセンサ70を介して検出された直線状パターン84Aの本数が10本以上である場合には、プラテンローラ9のクリーニングを行う必要はなく、発熱パターンが選択されることはない。
Next, a method of selecting one heat generation pattern from the three heat generation patterns stored in the
The
フォトセンサ70を介して検出された直線状パターン84Aの本数が、8本以上10本未満である場合、クリーニングシート80の搬送時にプラテンローラ9とクリーニングシート80との間で若干のスリップが発生しており、従って、プラテンローラ9の表面には軽微な汚れが付着している。かかる場合には、クリーニングシート80の感熱性粘着剤層82を発熱することにより感熱性粘着剤層82に発現される粘着力としては、小さい粘着力で充分である。これに基づき、検出される直線状パターン84Aの本数が、8本以上10本未満である場合には、ROM42に記憶されている各発熱パターンの内、最も発熱負荷が小さい発熱パターンAが選択される。
When the number of
フォトセンサ70を介して検出された直線状パターン84Aの本数が、6本以上8本未満である場合、クリーニングシート80の搬送時にプラテンローラ9とクリーニングシート80との間で無視できない中程度のスリップが発生しており、従って、プラテンローラ9の表面にはかなりの汚れが付着している。かかる場合には、クリーニングシート80の感熱性粘着剤層82を発熱することにより感熱性粘着剤層82に発現される粘着力としては、比較的大きな粘着力が必要である。これに基づき、検出される直線状パターン84Aの本数が、6本以上8本未満である場合には、ROM42に記憶されている各発熱パターンの内、中間の発熱負荷を有する発熱パターンBが選択される。
When the number of
フォトセンサ70を介して検出された直線状パターン84Aの本数が、6本未満である場合、クリーニングシート80の搬送時にプラテンローラ9とクリーニングシート80との間で極めて頻繁にスリップが発生しており、従って、プラテンローラ9の表面にはクリーニングシート30の搬送に支障を来す程度に頑固な汚れが付着している。かかる場合には、クリーニングシート80の感熱性粘着剤層82を発熱することにより感熱性粘着剤層82に発現される粘着力としては、極めて大きな粘着力が必要である。これに基づき、検出される直線状パターン84Aの本数が、6本未満である場合には、ROM42に記憶されている各発熱パターンの内、最も大きな発熱負荷を有する発熱パターンCが選択される。
When the number of the
図9のフローチャートに戻ってクリーニング処理の説明を続けると、前記のようにS6でサーマルヘッド8の発熱パターンが選択設定された後、S7において、その選択設定された発熱パターンに基づきサーマルヘッド8の発熱素子を発熱駆動してクリーニングシート80の粘着剤層形成領域86に対応して感熱性粘着剤層82の熱活性を図りつつ、粘着剤層形成領域86の長さM(図10におけるLbに相当する)だけ搬送する。これにより、感熱性粘着剤層82に発現した粘着力によりプラテンローラ9の表面に付着した汚れがクリーニングされる。この状態が、図10の状態Eに示されている。
尚、前記のように感熱粘着剤層82の裏面側の感熱発色層83で、粘着剤層形成領域86に対応する領域には、サーマルヘッド8を介して前記発熱パターンに対応するパターンが印字される。
Returning to the flowchart of FIG. 9, the description of the cleaning process will be continued. After the heat generation pattern of the
In the heat-
この後、S8において、第2ゼブラパターン85の先頭に位置する直線状パターン85A(黒色)がフォトセンサ70を介して検出されるまでクリーニングシート80を搬送した後、更にS9にて、第2ゼブラパターン85の長さ(図10中Laに相当する)だけクリーニングシート80を搬送している間に、フォトセンサ70を介して検出される第2ゼブラパターン85の直線状パターン85Aの本数が計測される。
Thereafter, in S8, the
ここに、第2ゼブラパターン85は、前記S7におけるクリーニングが適正に行われたかどうかの判断指標となり、具体的には、フォトセンサ70を介して検出計測される第2ゼブラパターン85における直線状パターン85Aの本数に基づき、クリーニングが適正か否か判断される。例えば、直線状パターン85Aの計測本数が10本以上であれば、プラテンローラ9のクリーニングが適正に行われたものと判断し、一方、直線状パターン85Aの計測本数が10本未満である場合には、プラテンローラ9のクリーニングは適正に行われていないものと判断する。この状態が図10の状態Fに示されており、状態Fでは、第2ゼブラパターン85の直線状パターン85Aの検出計測が終了している。
Here, the
S10では、後側印字領域88がサーマルヘッド8の対向する位置までクリーニングシート80を搬送した後、前記S9で検出した第2ゼブラパターン85の直線状パターン85Aの本数に応じて、クリーニングシート80の感熱発色層83上で、クリーニングシート80を後側印字領域88の長さ(図10中Ldに相当する)だけ搬送しながら、例えば、「クリーニング終了」(図12参照)のフレーズが後側印字領域88(図10参照)に印字される。
In S10, after the
この後、S11にて、クリーニングシート80が排出口34から排出されるまで搬送された時点で、搬送が停止される(S12)。
Thereafter, when the
次に、前記のようにプラテンローラ9のクリーニングに使用されたクリーニングシート80において、感熱発色層83上に印字される内容(クリーニング情報)につき図12に基づき説明する。
Next, contents (cleaning information) printed on the
ここに、例えば、フォトセンサ70を介して検出された第1ゼブラパターン84の直線状パターン84の本数に基づき、サーマルヘッド8の発熱パターンとして発熱パターンAが選択設定された場合、図12の左側に示すように、前側印字領域87には「クリーニング開始」のフレーズが印字され、粘着剤層形成領域86に対応する領域には発熱パターンAがそのまま印字され、また、後側印字領域88には「クリーニング終了」のフレーズが印字される。
また、サーマルヘッド8の発熱パターンとして発熱パターンBが選択設定された場合、図12の中央に示すように、前側印字領域87には「クリーニング開始」のフレーズが印字され、粘着剤層形成領域86に対応する領域には発熱パターンBがそのまま印字され、また、後側印字領域88には「クリーニング終了」のフレーズが印字される。
更に、サーマルヘッド8の発熱パターンとして発熱パターンCが選択設定された場合、図12の右側に示すように、前側印字領域87には「クリーニング開始」のフレーズが印字され、粘着剤層形成領域86に対応する領域には発熱パターンCがそのまま印字され、また、後側印字領域88には「クリーニング終了」のフレーズが印字される。
このように、クリーニングシート30の感熱発色層83側に、クリーニングの開始・終了情報、発熱パターン情報が印字されるので、これらの情報を視認することによりプラテンローラ9のクリーニング状態を容易に確認することが可能となる。特に、クリーニング時に使用されるサーマルヘッド8の発熱パターン情報が印字されるので、かかる発熱パターン情報を視認することによりプラテンローラ9の汚れの程度を容易に確認することが可能となる。また、クリーニングの終了情報が印字されるので、かかる終了情報を視認することによりプラテンローラ9のクリーニングが完了したかどうかを容易に確認することができる。
Here, for example, when the heat generation pattern A is selected and set as the heat generation pattern of the
When the heat generation pattern B is selected and set as the heat generation pattern of the
Further, when the heat generation pattern C is selected and set as the heat generation pattern of the
Thus, since the cleaning start / end information and the heat generation pattern information are printed on the
尚、前記S9において、フォトセンサ70を介して検出測定された第2ゼブラパターン85の直線状パターン85Aの本数が、10本未満である場合には、プラテンローラ9のクリーニングは適正に行われていないものと判断される。かかる場合に、感熱発色層83に印字される内容について図13に基づき説明する。
ここでは、前記S6で発熱パターンAが選択設定され、前記S9にて検出計測された第2ゼブラパターン85における直線状パターン85Aの本数は8本であったものとする。
In S9, when the number of the
Here, it is assumed that the heat generation pattern A is selected and set in S6, and the number of
先ず、クリーニングシート80の前側印字領域87に「クリーニング開始」のフレーズが印字され(S4)、発熱パターンAに基づきサーマルヘッド8が発熱駆動されて(S7)、クリーニングシート80のプラテンローラ9のクリーニングが行われる。この後にフォトセンサ70により検出計測された第2ゼブラパターン85における直線状パターン85Aの本数は8本であり、10本未満であるから、プラテンローラ9のクリーニングは適正に行われていないこととなる。
First, the phrase “start cleaning” is printed in the
この場合、図13に示すように、クリーニングシート80の後側印字領域88には「クリーニング不十分」のフレーズが印字される。これを視認したオペレータは、再度のクリーニングを行うべく、クリーニングキー71内を連続して押下する。これに基づき、2枚目のクリーニングシート80を使用して再度のクリーニングが行われる。
In this case, as shown in FIG. 13, the phrase “insufficient cleaning” is printed in the
このとき、先ず、2枚目のクリーニングシート80の前側印字領域87には「クリーニング再開」のフレーズが印字され、続いて、サーマルヘッド8の発熱パターンとして、発熱パターンAよりも発熱負荷が大きい発熱パターンBが選択設定された後、前記と同様にしてプラテンローラ9のクリーニングが行われる。そして、フォトセンサ70を介して第2ゼブラパターン85の直線状パターン85Aが10本以上検出計測された場合には、クリーニングが適正に行われたと判断されるとともに、後側印字領域88に「クリーニング終了」のフレーズが印字される。
At this time, first, the phrase “restart cleaning” is printed in the
尚、2枚目のクリーニングシート80によるクリーニングでも、フォトセンサ70により検出計測される第2ゼブラパターン85の直線状パターン85Aの本数が10本未満である場合には、前記と同様にして、クリーニングキー71を続けて押下することにより、連続してプラテンローラ9のクリーニングを行えばよい。
In the cleaning using the
以上説明した通り本実施形態に係る携帯用小型プリンタ装置1では、プラテンローラ9を介してクリーニングシート80を搬送している間に、フォトセンサ70を介して検出された第1ゼブラパターン84における直線状パターン84Aの本数に基づき発熱パターンA乃至Cのいずれかを選択した後、サーマルヘッド8とプラテンローラ9との間に、感熱性粘着剤層82がプラテンローラ9に当接するようにクリーニングシート80を介在させ、選択された発熱パターンに基づき基材シート81の他面側からサーマルヘッド8の発熱素子を発熱して感熱性粘着剤層82に粘着力を発現させるとともに、プラテンローラ9の表面に付着した汚れをクリーニングするように構成されているので、フォトセンサ70は第1ゼブラパターン84における直線状パターン84Aの本数を検出するだけでよく、従って、汎用性の高い一般の反射型フォトセンサ70を使用して搬送部材の汚れを精度良く検出することが可能となる。
また、検出された第1ゼブラパターン84の直線状パターン84Aの本数に基づきプラテンローラ9の汚れの程度に応じてサーマルヘッド8の発熱パターンを選択して基材シート81の他面側からサーマルヘッド8の発熱素子を発熱して感熱性粘着剤層82に粘着力を発現させることにより、プラテンローラ9の表面に付着した汚れをクリーニングすることから、検出されたプラテンローラ9の表面における汚れの程度に応じて効率的に汚れをクリーニングすることが可能となる。
As described above, in the portable
Further, based on the number of detected
また、第2ゼブラパターン85は、サーマルヘッド8により発現された感熱性粘着剤層82の粘着力を介してプラテンローラ9の表面の汚れがクリーニングされた後、フォトセンサ70を介して検出される第2ゼブラパターン85の直線状パターン85Aの本数が10本未満しか検出されない場合にはプラテンローラ9の表面のクリーニングが未完であると判断するとともに、フォトセンサ70を介して検出される第2ゼブラパターン85の直線状パターン85Aの本数が10本以上である場合にはプラテンローラ9の表面のクリーニングが完了したと判断するので、プラテンローラ9の汚れをクリーニングした後、フォトセンサ70による第2ゼブラパターン85の検出状態に基づき、プラテンローラ9のクリーニングが完了したかどうかを判断することが可能となる。
Further, the
更に、サーマルヘッド8を介して、基材シート81の他面側に形成された感熱発色層83にプラテンローラ9のクリーニング情報が印字されるので、プラテンローラ9のクリーニングを終了した後、クリーニングシート80の他面側に印字されるクリーニング情報を視認することにより、プラテンローラ9のクリーニング状態を容易に確認することが可能となる。
Further, since the cleaning information of the
ここに、クリーニング情報には、選択された発熱パターン情報を含んでいるので、かかる発熱パターン情報を視認することによりプラテンローラ9の汚れの程度を容易に確認することが可能となる。
Here, since the cleaning information includes the selected heat generation pattern information, the degree of contamination of the
また、クリーニング情報に、クリーニングの未完情報又は完了情報を含んでいるので、かかる情報を視認することによりプラテンローラ9のクリーニングが完了したかどうかを容易に確認することができる。
In addition, since the cleaning information includes incomplete cleaning information or completion information, it is possible to easily confirm whether or not the cleaning of the
更に、フォトセンサ70を介して第2ゼブラパターン85の直線状パターン85Aが10本未満しか検出されないことに基づきプラテンローラ9のクリーニングが未完であると判断さたれ場合には、最初に選択された発熱パターンよりも発熱負荷の大きな発熱パターンに基づき、サーマルヘッド8の発熱素子を発熱して感熱性粘着剤層82に粘着力を発現させて再度プラテンローラ9の表面のクリーニングが行われるので、再度のクリーニング処理時には感熱性粘着剤層82に発現する粘着力は更に大きくなり、これによりプラテンローラ9の表面に残存する汚れを確実にクリーニングすることが可能となる。
Further, if it is determined that the cleaning of the
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、前記実施形態では、カット状の独立したクリーニングシート80を使用してプラテンローラ9のクリーニングを行うように構成されているが、本発明は、連続してロール状に巻回されたクリーニングシートを使用する場合においても適用することができる。
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, Of course, various improvement and deformation | transformation are possible within the range which does not deviate from the summary of this invention.
For example, in the above-described embodiment, the
ロール状のクリーニングシートを使用する印字装置においては、図8に示すように、クリーニングシートの一面(サーマルヘッド8側)に感熱発色層83を形成するとともに、第1ゼブラパターン84及び第2ゼブラパターン85を形成し、他面(プラテンローラ9側)に粘着剤形成領域86に対応して感熱粘着剤層82を形成したものを1ユニットとして、このユニットを一定間隔で連続的に設けたクリーニングシートが使用される。
このようなクリーニングシートを使用した印字装置において図9に示すクリーニング処理プログラムを適用する場合、ロール状クリーニングシートは連続されていることからその紙端を検出する必要がなく、従って、図9のフローチャートにおけるS2の処理を省略することができる。これに対して、ロール状クリーニングシートは連続されていることから、プラテンローラ9を1回クリーニングする毎にカットする必要があり、従って、印字装置における排出口の近傍にカッタを設けて、図9のフローチャートにおけるS10の後に、プラテンローラ9を1回クリーニングする毎にクリーニングに使用された部分をカッタを介して切断する処理が必要となる。
また、本実施形態では、感熱性粘着剤層82は、クリーニングシート80の感熱性粘着層形成領域86に形成されているが、同一面でクリーニングシート80の全面に形成されてもよい。また、第1ゼブラパターン84及び第2ゼブラパターン85は、感熱性粘着剤層82が形成された一面側だけでなく、その反対側の他面側に設けてもよい。
In a printing apparatus using a roll-shaped cleaning sheet, as shown in FIG. 8, a
When the cleaning processing program shown in FIG. 9 is applied to the printing apparatus using such a cleaning sheet, it is not necessary to detect the end of the paper because the roll-like cleaning sheet is continuous. Therefore, the flowchart of FIG. The process of S2 in can be omitted. On the other hand, since the roll-shaped cleaning sheets are continuous, it is necessary to cut each time the
Further, in the present embodiment, the heat-
1 携帯用小型プリンタ
4 用紙
5 用紙カセット
7 印刷機構部
8 サーマルヘッド
9 プラテンローラ
11 ピックアップローラ
41 CPU
42 ROM
70 フォトセンサ
71 クリーニングキー
80 クリーニングシート
81 基材シート
82 感熱性粘着剤層
83 感熱発色層
84 第1ゼブラパターン
84A 直線状パターン
85 第2ゼブラパターン
85A 直線状パターン
86 感熱性粘着層形成領域
87 前側印字領域
88 後側印字領域
DESCRIPTION OF
42 ROM
70
Claims (8)
一定間隔で直線状パターンが連続して形成された第1ゼブラパターンを有し、基材シートの一面に、非加熱状態では粘着力を発現せず、加熱状態で粘着力を発現する感熱性粘着剤層が形成された感熱性粘着シートと、
前記第1ゼブラパターンを検出する検出手段と、
前記第1ゼブラパターンにおける直線状パターンの数と前記サーマルヘッドの発熱素子による複数の発熱パターンとを対応させて記憶する記憶手段と、
前記搬送部材を介して感熱性粘着シートを一定搬送量だけ搬送する間に、前記検出手段を介して検出された前記第1ゼブラパターンにおける直線状パターンの数に基づき、そのパターンの数に対応する発熱パターンを前記記憶手段から選択する選択手段とを備え、
前記搬送部材を介して感熱粘着シートを搬送している間に、前記検出手段を介して検出された第1ゼブラパターンにおける直線状パターンの数に基づき、前記選択手段を介して前記発熱パターンを選択した後、
前記サーマルヘッドと搬送部材との間に、前記感熱性粘着剤層が搬送部材に当接するように感熱粘着シートを介在させ、前記選択手段を介して選択された発熱パターンに基づき前記基材シートの他面側からサーマルヘッドの発熱素子を発熱して感熱性粘着剤層に粘着力を発現させるとともに、搬送部材表面に付着した汚れをクリーニングすることを特徴とする印字装置。 A thermal head comprising: a conveying member; and a thermal head having a plurality of heating elements that are arranged opposite to the conveying member and selectively contactable with and separated from the conveying member, and a print medium is interposed between the thermal head and the conveying member. In a printing apparatus that performs printing on a print medium via a conveyance member and conveys the print medium via a conveyance member,
A heat-sensitive adhesive that has a first zebra pattern in which linear patterns are continuously formed at regular intervals, and that does not develop adhesive force in a non-heated state on one surface of a base sheet, but develops adhesive force in a heated state A heat-sensitive adhesive sheet on which an agent layer is formed;
Detecting means for detecting the first zebra pattern;
Storage means for storing the number of linear patterns in the first zebra pattern in association with a plurality of heat generation patterns by the heat generating elements of the thermal head;
Based on the number of linear patterns in the first zebra pattern detected via the detection means while the thermosensitive adhesive sheet is conveyed by a certain conveyance amount via the conveyance member, the number corresponds to the number of patterns. Selecting means for selecting a heat generation pattern from the storage means;
While the heat-sensitive adhesive sheet is conveyed through the conveying member, the heating pattern is selected via the selection unit based on the number of linear patterns in the first zebra pattern detected via the detection unit. After
A thermosensitive adhesive sheet is interposed between the thermal head and the conveying member so that the thermosensitive adhesive layer is in contact with the conveying member, and based on the heat generation pattern selected via the selection means, A printing apparatus comprising: a heat generating element of a thermal head that generates heat from the other side to cause the heat-sensitive adhesive layer to exhibit adhesive force, and cleans dirt adhering to the surface of a conveying member.
前記第2ゼブラパターンは、前記サーマルヘッドにより発現された感熱性粘着剤層の粘着力を介して搬送部材表面の汚れがクリーニングされた後、前記検出手段により検出され、
前記検出手段を介して第2ゼブラパターンにおける所定数よりも少ない直線状パターンしか検出されない場合には前記搬送部材表面のクリーニングが未完であると判断するとともに、検出手段を介して第2ゼブラパターンにおける所定数以上の直線状パターンが検出された場合には搬送部材表面のクリーニングが完了したと判断することを特徴とする請求項1に記載の印字装置。 In the heat-sensitive adhesive sheet, a second zebra pattern is formed on the upstream side of the first zebra pattern along the conveying direction,
The second zebra pattern is detected by the detection means after the dirt on the surface of the conveying member is cleaned through the adhesive force of the heat-sensitive adhesive layer expressed by the thermal head,
When fewer than a predetermined number of linear patterns in the second zebra pattern are detected through the detection means, it is determined that the cleaning of the surface of the conveying member is incomplete, and in the second zebra pattern through the detection means The printing apparatus according to claim 1, wherein when the predetermined number or more of linear patterns are detected, it is determined that the cleaning of the surface of the conveying member is completed.
前記サーマルヘッドは、前記感熱発色層を介して前記搬送部材のクリーニング情報を印字することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の印字装置。 A thermosensitive coloring layer is formed on the other side of the base sheet,
The printing apparatus according to claim 1, wherein the thermal head prints cleaning information of the conveying member via the thermosensitive coloring layer.
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