JP2010234445A - 溶融金属濾過用繊維強化フィルター及びそのようなフィルターの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】機械強度及び剛さを改善する金属濾過用フィルターを提供する。
【解決手段】カーボン前駆体の熱分解により得られるカーボン結合を空気の不存在下でより高温に加熱したときに黒鉛様結合に転化することにより完全炭素結合ネットワークを形成し、黒鉛化性カーボン結合及び繊維の3次元ネットワークを使用してセラミック粉末を結合することにより、フィルターの機械強度が従来技術のカーボン結合フィルターの3倍になり、さらに耐衝撃性及び熱衝撃が改善することが出来、濾過処理能力を少なくとも2倍にすることができる黒鉛化カーボンの結合ネットワークを含む溶融金属濾過用繊維強化セラミックフィルターが製造される。
【選択図】なし

Description

本発明は、黒鉛化カーボンの結合ネットワークを含む、溶融金属濾過用繊維強化セラミックフィルター、及びそのようなフィルターの製造方法に関する。
溶融金属の処理には、外因性金属間介在物、例えば、原料の不純物からの介在物、スラグ、ドロス、及び溶融物の表面に形成される酸化物からの介在物、並びに金属溶融物を形成するチャンバー又は容器を形成するのに使用される耐火材料の小断片からの介在物を除去することが望ましい。
これらの介在物を除去することにより、とりわけ鋼、鉄及びアルミニウム金属の鋳造において高品質の製品が確実に得られる均一溶融物を得ることができる。現在のところ、極めて大きな熱衝撃に非常に良好に耐え、化学的腐食に耐性があり、かつ機械的応力に耐えることができることから、セラミックフィルターが広く使用されている。
このようなセラミックフィルターを製造する際、一般的にセラミック粉末を好適な有機バインダー及び水と混合してペースト又はスラリーを調製することがおこなわれる。このスラリーを使用してポリウレタンフォームに含浸させ、含浸ポリウレタンフォームを、乾燥し、1000〜1700℃の温度範囲で焼成する。この処理により、燃焼性材料が焼結中に焼失して多孔体が生成する。例えば、米国特許第2,360,929号及び米国特許第2,752,258号に、一般的な手順が記載されている。
また、開口気孔フィルターは、不規則な連続通路がランダムに分布する代わりに、一般的に湿ったセラミック粉末と有機バインダーを垂直ピンを有する金型に油圧により圧入することにより製造される材料を通過する一連の平行ダクトから構成されている。このように、有孔構造が得られる。この有孔構造は、ディスク状でも、ブロック状でもよい。この有孔物品を、次に、最終用途に応じて1000〜1700℃の温度範囲で焼成して有孔ディスクを得る。焼成中、セラミック及び/又はガラス状結合が生じる。
国際公開第01/40414号は、加圧金型の使用を記載している。この特許では、金型内の圧力を調整して有孔構造を得ている。また、この場合の気孔は、完全には開口していない。濾過の使用についてのクレームは、数多くの使用のうちの一つであり、フィルターがいままで実際に金属の濾過に使用されたことを示すものはなにもない。また、このようなフィルターは、鋼の濾過に使用するのに強度が低いために、濾過する金属としてアルミニウムのみが述べられている。この特許は、セラミックを用いないカーボンフィルターのみを記載している。フィルターの製造方法は、金型内部の圧力を調整することに基づいている。この方法は、制御するのが困難である。
米国特許第4,514,346号は、フェノール樹脂を珪素と高温で反応させて炭化珪素を形成している。これには、カーボン結合が関与していない。この特許は、多孔性炭化珪素の製造しか記載していない。炭化珪素を得るのに、1600℃を超える温度が使用される。このプロセスは、非水系である。このプロセスから得られた気孔は、閉鎖気孔であり、開口気孔を必要とする濾過には使用できない。
英国特許第970591号は、高密度低透過性黒鉛物品の製造について記載している。ここでは、水ではなく、有機溶媒、すなわち、フルフリルアルコールを溶媒として使用している。ピッチ状バインダーを25%使用し、セラミックを使用していない。最終加熱は、2700℃超でおこなう。気孔は、開口気孔ではなく閉鎖気孔である。
米国特許第3,309,433号は、高密度黒鉛の製造方法を記載している。ここでは、核用途用の高密度黒鉛物品を得るための手段としてホットプレスが使用されている。また、黒鉛を結合させるのにジベンゾアントロンと称される特殊な材料が使用されている。これには、金属の濾過においては、何ら有用な用途はない。また、このプロセスでは、セラミックは使用されず、また、最大2700℃の高温を用いている。
欧州特許第0251634号B1は、気孔形成剤により形成された壁が平滑な気泡を有する規定された多孔性セラミック体の製造に好適な方法、及び気泡を相互接続する丸いエッジの気孔を記載している。
米国特許第5,520,823号は、アルミニウム専用のフィルターに関する。ホウケイ酸ガラスを用いて、結合をしている。また、焼成を空気中でおこなっており、かなりの量の黒鉛が、空気による酸化により損失するであろう。アルミニウムの濾過で使用されるフィルターは、通常約1200℃で焼成され、一方、鉄の使用を意図しているものは、1450℃の温度で焼成し、鋼については、1600℃を超える温度で焼成する。
広く使用されているにもかかわらず、上記した種類の金属濾過セラミックフィルターには、それらの適用性を制限するいくつかの欠点がある。
1.セラミックフィルターは、予備加熱しても、粒子が溶融金属と最初に接触したときにフリーズすることにより目詰まりを生じやすい。このため、通常、液相線温度より約100℃高い温度の金属である過熱溶融金属を、鋳造に使用して、フィルターの目詰まりを防止する。これを実行するのは、エネルギーとコストの面で極めて無駄が多く、溶融金属の処理温度を低下させるいかなる改良も、非常に有利である。従来技術では、セラミックフィルターの表面にカーボンコーティングを適用して、溶融金属と直接接触する部分の熱質量を減少させていた。
また、発熱反応性サーマイト材料を、セラミックフィルターのカーボンをコーティングした表面に適用したものが、欧州特許第0463234号B1において提案されている。後者の溶液は、溶融金属を流動させるのに必要な温度を低下させる一方で、フィルターの製造コストを増加させ、且つサーマイトコーティングは溶融金属の種類に応じたものでなければならないので、その適用性が極めて狭く限定される。
いずれにしても、カーボンとサーマイトコーティングの両方が、セラミックフィルターの高熱質量の欠点を克服するのに役立つが、いくつかのさらなる欠点についての課題を満たしていない。
2.セラミック及びガラス型結合は、高温で軟化し、変形して、フィルターが腐食し、続いて溶融物が汚染されることが頻繁におこりやすい。
3.熱金属溶融物による熱衝撃又は化学的(還元)腐食で生じる亀裂は、セラミック及びガラス結合フィルターでしばしば見られる問題である。
4.とりわけ鋼の濾過を意図しているセラミックの場合において必要な極めて高い焼成温度は、さらに悪いことにコストの高いセラミック原料が必要であることを考えると、従来のセラミックフィルターの重大な欠点である。
5.さらに、バックグランド放射線が比較的強いジルコニアを使用することは、危険であり、避けなければならない。
同時係属欧州特許出願第01121044.0号(出願日:2001年9月1日)は、溶融金属の濾過に好適なセラミックフィルターに関する。このセラミックフィルターは、セラミック粉末を黒鉛化カーボンのネットワークにより結合させて含む。カーボン結合セラミックは、一般的に弱く、機械強度が低い問題がある。この文献によるカーボン結合フィルターは、機械強度が限られており、輸送及び使用中に問題を生じ、且つそれにかかる溶融金属の圧力に耐えるフィルターの能力が限られたものとなる。
また、これらのフィルターは、脆く、壊れて粉々になり、鋳造前に金型に落ちて、鋳物の汚染を生じやすい。
したがって、本発明の目的は、機械強度及び剛さを改善する金属濾過用フィルターを提供することである。
本発明による溶融金属濾過に好適なセラミックフィルターにおいて、黒鉛化性カーボン結合及び繊維の3次元ネットワークを使用してセラミック粉末を結合する。
第一の態様によれば、本発明は、溶融金属の濾過に好適なセラミックフィルターにおいて、セラミック粉末と繊維とを黒鉛化カーボンのネットワークにより結合して含む、セラミックフィルターに関する。
用語「黒鉛化性」は、カーボン前駆体の熱分解により得られるカーボン結合を空気の不存在下でより高温に加熱したときに黒鉛様結合に転化できることを意味する。黒鉛化性カーボンは、ガラス状カーボンとは、ガラス状カーボンはどんなに高温に加熱されても黒鉛様結合には転化されない点で異なる。
この種類のカーボン結合は、以下の有利な特徴を示す:
−顕著に安価に生成できること。
−カーボン結合前駆体から完全炭素結合ネットワークを生じさせるために必要な焼成温度がはるかに低い。一般的に、フィルターは、500℃〜1000℃の範囲の温度で焼成する必要がある。
−顕著により低い過熱が必要とされる。
−低サーマルマス。
−向上した耐熱衝撃性。
−汚染がない。
本発明によるカーボン結合フィルターは、比較的低いサーマルマスを示す。この結果、濾過する金属を過熱する必要がなく、エネルギー消費量が減少する。
品質及びカーボン結合フィルターの性能を改善するために研究を続けた結果、本発明者は、ここで、フィルターの製造において20%以下、特に10質量%以下の繊維を添加することにより、フィルターの性能が顕著に改善されることを見出した。この改善は、主に機械強度の増加、剛さの改善、耐衝撃性の向上及び熱衝撃の向上によるものである。この改善は、濾過処理能力の向上、機械的結着性の向上及び鋳鋼の汚染の減少により明らかとなる。カーボン結合の優れた機械強度と高温での繊維との組み合わせにより、金属鋳造のプロセス中に軟化や曲がりは生じない。これにより、さらに清浄な金属鋳造物が得られる。
本発明による繊維をさらに含む黒鉛化性カーボン結合フィルターには、ガラス状カーボン結合フィルターに対して以下の利点がある:
−高耐酸化性
−高機械強度
−高耐衝撃性
−低微細孔性
−低比表面積
−構造的可撓性
−非脆性挙動
−経済的使用
最適な性能を得るために、セラミック粉末の他に、本発明による黒鉛化カーボンの結合ネットワークを構成する黒鉛化カーボンの量は、フィルターの15質量%以下でなければならず、好ましくは10質量%以下、さらに好ましくは2質量%以上且つ5質量%以下である。
従来から、機械強度を改善し且つ製品に剛さを付与するために、繊維をセラミック及び複合材料に添加している。これらの繊維は、金属繊維、有機繊維、例えば、ポリエステル繊維、ビスコース繊維、ポリエチレン繊維、ポリアクリロニトリル(PAN)繊維、アラミド繊維、ポリアミド繊維等、又はセラミック繊維、例えば、アルミノシリケート繊維、アルミナ繊維又はガラス繊維、又はカーボン繊維(カーボン100%からなる)であることができる。全てのこれらの種類の繊維を、セラミックに種々の異なる程度で使用して、セラミックの特性、例えば、高機械強度、高耐衝撃性及び向上した熱衝撃等の追加の利点を付与する。
本発明者は、従来技術のカーボン結合フィルターにいずれの種類の繊維を添加しても、フィルターの機械強度が顕著に改善するだけでなく、耐衝撃性及び熱衝撃が改善されることを見出した。強度は、3倍も改善できた(すなわち、0.5MPaから1.5MPaに改善)。耐衝撃性及び耐熱衝撃性も、それに応じて増加する。この改善の結果、カーボンフィルターは、濾過処理能力を少なくとも2倍にすることができる。例えば、100mm×100mm×20mmのカーボンフィルターは、通常濾過処理能力が鋼100kgである。同じフィルターではあるが5%添加したセラミックフィルターは、鋼200kgを濾過することができる。特に、セラミック繊維とカーボン繊維は、それらの熱安定性のため、フィルターに配合したときに、それらの物性を変化させない。一方、有機繊維は、フィ
ルターの焼成中にカーボン繊維に転化される(すなわち、熱分解プロセスを受ける)。このことは、セラミック又は金属繊維に関して有利であると考えられる。
本発明者は、繊維を添加することによる有利な効果が、繊維の添加量、繊維の長さ、添加される繊維の性質及び種類に依存することを見出した。繊維の添加レベルが高いほど、フィルターの強度が高くなる。しかしながら、繊維が極めて高レベルであると、スラリーのレオロジーに悪影響があるので、望ましくない。カーボン繊維を含有させた後にセラミック繊維を含有させると、最良の結果が得られる。一方、カーボン繊維は最も高価であるのに対して、有機繊維は最も安価である。有機繊維は、カーボンやセラミック繊維よりもはるかに低いレベル(2%未満)で添加されるので、使用するのに最も経済的である。しかしながら、有機繊維は、セラミック繊維やカーボン繊維よりもスラリーのレオロジーを妨害する。繊維の形状は、細断繊維又はバルク繊維であり、フィルター成分の混合中に添
加する。特別な混合法は、必要としない。
本発明によるフィルターは、好ましくは前記繊維を0.1〜20質量%、特に1〜10質量%、より特には5%の量で含有する。
本発明に使用する繊維は、好ましくは長さが0.1mm〜5mmである。
本発明の一実施態様によれば、カーボン結合セラミックフィルターは、
a)熱可塑性材料でできているフォームに、繊維と、黒鉛化性カーボン結合前駆体と、セラミック粉末と、必要に応じて他の添加物とを含有するスラリーを含浸させる工程と、
b)乾燥し、必要に応じてその後、同じスラリーを一回又は二回コーティングして質量を増加させた後、最終乾燥をおこなう工程と、
c)含浸フォームを、非酸化性及び/又は還元性雰囲気中、500〜1000℃の範囲、特に600℃〜700℃の範囲の温度で焼成し、
それにより、前記カーボン結合前駆体を、少なくとも部分的又は完全に黒鉛化カーボンの結合ネットワークに転化する工程と、
を含む第一の方法で製造される。
この方法では、スラリーを含浸させるべきフォームに使用される熱可塑性材料は、好ましくはポリウレタンを含有するか、又はポリウレタンからなる。
フォームにセラミック粉末、水、有機バインダー及びレオロジー制御用の添加剤を含浸する前に、繊維、カーボン結合前駆体を混合するのが有利である。本発明の一実施態様によれば、この存在量は、2質量部以下、好ましくは0.1〜2質量部であることができる。
本発明の別の実施態様によれば、第二の種類のカーボン結合セラミックフィルターは、
a)繊維、セラミック粉末及び黒鉛化性結合前駆体並びに必要に応じて他の添加剤を含む半湿混合物を、液圧プレスで加圧成形する工程と、
b)加圧成形により、ディスク又はブロック状の有孔物品を得る工程と、
c)前記有孔物品を、非酸化性及び/又は還元性雰囲気中、500〜1000℃の範囲、特に600℃〜700℃の範囲の温度で焼成し、
それにより、前記カーボン結合前駆体を、部分的又は完全に黒鉛化カーボンの結合ネットワークに転化する工程と、
を含む方法により製造される。
カーボン結合前駆体であるカーボン結合ソースは、加工性、コスト及び製品品質について最適な特性が得られることから、好ましくは高融点ピッチ(HMP)である。しかしながら、黒鉛化性であり、本発明による焼成により黒鉛化カーボンの結合ネットワークに転化されるかぎりは、合成樹脂又は天然樹脂及び焼結性カーボン等の他のカーボン結合前駆体も、カーボン結合材料を生成するのに使用できる。したがって、黒鉛に転化できないガラス状カーボンを形成する合成樹脂バインダーは、生成物の耐酸化性が低く、機械強度が低く、脆性が高く、且つ耐熱性が低下するので、カーボン結合前駆体としてみなすことはできない。
また、経済性だけでなく、環境上の理由からも、カーボン結合前駆体は、水に適合すべきである。しかしながら、有機溶媒系カーボン結合前駆体を使用することはできる。
さらなる実施態様によれば、これらの方法では、
0.1〜20質量%の範囲の繊維と、
2(5)〜15(25)質量部の範囲の黒鉛化性カーボン結合前駆体と、
0(20)〜95(80)質量部の範囲のセラミック粉末と、
0〜80質量部の範囲の酸化防止材料と、
0〜90質量部の範囲の黒鉛と、
0〜10質量部の範囲、特に0.2〜2質量部の範囲の有機バインダーと、
0〜4質量部の範囲、特に0.1〜2質量部の範囲の分散剤と、
を含むスラリー(第一の種類のカーボン結合セラミックフィルターの製造の場合)又は半湿混合物(第二の種類のカーボン結合セラミックフィルターの製造の場合)を使用する。
水は、必要量を加える。スラリーを調製する目的では、セラミックフィラー材料の性質に応じて20〜70質量部が必要である。加圧に使用する半湿混合物の場合には、水は、セラミックフィラー材料の性質に応じて、2〜10質量部の量が必要である。
セラミック粉末は、ジルコニア、シリカ、アルミナ、褐色溶融アルミナ、マグネシア、いずれかの種類のクレー、タルクム、マイカ、炭化ケイ素、窒化ケイ素等若しくはそれらの混合物を含むことができる。また、黒鉛を、セラミック粉末の代わりに用いてもよい。
本発明による好ましい酸化防止材料は、鋼、鉄、青銅、ケイ素、マグネシウム、アルミニウム、ホウ素、ホウ化ジルコニウム、ホウ化カルシウム、ホウ化チタン等の金属粉末、及び/又は20〜30質量%の酸化ホウ素を含有するガラスフリットである。
本発明による好ましい有機バインダーは、グリーンバインダー、例えば、ポリビニルアルコール(PVA)、デンプン、アラビアゴム、糖等又はそれらの組み合わせである。これらのバインダーを、焼成前に処理中にフィラーの機械的性質を改善するのに添加できる。また、デンプン及びアラビアゴムを、増粘剤として使用してもよい。
本発明による好ましい分散剤は、スラリーにおける水レベルを減少するのに役立ち且つレオロジーを改善する、Despex(登録商標)、リグニンスルホネート等、又はそれらの組み合わせである。
本発明のさらなる実施態様によれば、スラリー又は半湿混合物は、0〜2質量部の範囲、好ましくは0.5〜1質量部の範囲の可塑剤、例えば、ポリエチレングリコール(好ましい分子量:500〜10000)及び/又は
0〜1質量部の範囲、好ましくは0.1〜0.5質量部の範囲の消泡剤、例えば、シリコン消泡剤とを含むことができる。
以下、本発明を、実施例によりさらに説明する。
黒鉛化性高融点ピッチ(HMP)として、ガラス転移温度210℃、クッキング値85%、灰分値0.5%であり、微粉末として入手されたコールタールピッチを使用した。
全ての例において、得られた混合物を、不活性雰囲気中、600℃〜900℃の範囲で20〜120分間、加熱速度1℃/分〜10℃/分の範囲で焼成した。
A:第一の種類のフィルター:
例1
ポリウレタンフォームを必要サイズに切断し、それに、未細断アルミナシリケートセラミック繊維70g、前記高融点ピッチ粉末70g、セラミック粉末(か焼アルミナ)1000g、分散剤(リグニンスルホネート)70g、増粘剤(デンプン)4g及び水270gを含有するスラリーを含浸させた。
フィルターを、手動で含浸するか、又はこのために使用されるローラーを含む機械により含浸した。含浸後、フィルターを、熱風乾燥機及び/又はマイクロ波乾燥機を用いて乾燥した。噴霧エアーガンにより、コーティングを適用した。フィルターを、もう一度乾燥し、還元性又は非酸化性雰囲気の焼成炉に移した。この炉を、スラリーの組成、フィルターのサイズ、炉のサイズ等に応じて、1℃/分〜10℃/分の昇温速度で加熱した。
これらのフィルターは最高で1.5MPaの強度を有する。実地試験中、溶融金属とフィルターとが接触したときに余分の熱が発生(発熱反応)したので、これらのフィルターを用いたときに、過熱は必要ないことが分かった。
また、これらのフィルターを1500℃を超える温度に加熱すると、繊維強化黒鉛様結合が形成される。このような処理により、フィルターの全体の性質が改善されるけれども、溶融金属の濾過には必要としない。
例2
アルミノシリケート繊維の代わりに0.2mm細断カーボン繊維70gを用いた以外は、例1と同じ方法を繰り返した。その結果、強度が最大2MPaとさらによくなった。
例3
アルミノシリケート繊維の代わりに0.250mmポリエステル繊維2質量%使用した以外は、例1と同じ方法を繰り返した。その結果、2MPa超の強度が得られた。
B:第二の種類のフィルター:
例4
アルミノシリケートセラミック繊維50gと、前記高融点ピッチ粉末70gと、セラミック粉末(か焼アルミナ)900gと、黒鉛粉末100gと、PVAバインダー20gと、水60gとの混合物を、Hobart又はEirichミキサーで調製した。混合プロセスの目的は、半湿及び均一混合物を製造することであった。所定質量の混合物を、垂直ピンを含む鋼製金型に入れた。混合物を加圧することにより、有孔物品が得られた。次に、この有孔物品を、金型から取り出し、乾燥し、非酸化性又は還元性雰囲気中、昇温速度2℃/分で、700℃で1時間焼成した。プレスされたフィルターの強度は、繊維の添加により、7MPaから10MPaに増加した。
例5
アルミノシリケート繊維の代わりに0.2mm細断カーボン繊維70gを用いた以外は、例4と同じ方法を繰り返した。その結果、強度が最大12MPaであった。
例6
アルミノシリケート繊維の代わりに0.250mmポリエステル繊維2質量%使用した以外は、例4と同じ方法を繰り返した。その結果、15MPa超の強度が得られた。
繊維強化黒鉛化性カーボン結合有孔フィルターを、溶融鋼を濾過する実地試験に使用した。溶融金属がフィルターと接触したときに溶融鋼を濾過中流動するように保持するのに十分な熱が発生したので、このフィルターでは、溶融金属を過熱する必要がないことが分かった。これは、フィルター表面と、溶融鋼との発熱反応によるものであった。また、フィルターは、試験中に、熱衝撃や変形の問題を生じなかった。これらの利点により、鋳鋼の改善された経済的且つ効率的な濾過が可能となる。

Claims (18)

  1. 黒鉛化性カーボンのネットワークにより結合された繊維を含む、溶融金属濾過用フィルター。
  2. セラミック粉末と繊維とを黒鉛化性カーボンのネットワークにより結合して含む、請求項1に記載の溶融金属濾過用フィルター。
  3. 前記セラミック粉末が、ジルコニア、シリカ、アルミナ、褐色溶融アルミナ、マグネシア、クレー、タルク、マイカ、ケイ素、炭化物、窒化ケイ素、黒鉛又はそれらの組み合わせを含有する、請求項に記載の溶融金属濾過用フィルター。
  4. 前記黒鉛化性カーボンが、15質量%以下を構成している、請求項1〜3のいずれか1項に記載の溶融金属濾過用フィルター。
  5. 前記繊維が、セラミック繊維、ガラス繊維、カーボン繊維、金属繊維及びそれらの混合物からなる群から選択されたものである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の溶融金属濾過用フィルター。
  6. 前記セラミック繊維が、アルミナ繊維、シリカ繊維、アルミノシリケート繊維及びそれらの混合物からなる群から選択されたものである、請求項5に記載の溶融金属濾過用フィルター。
  7. 前記カーボン繊維が、ポリエステル繊維、ポリアクリルニトリル繊維、ポリエチレン繊維、ポリアミド繊維、ビスコース繊維、アラミド繊維及びそれらの混合物からなる群から選択される有機繊維から生成したものである、請求項5に記載の溶融金属濾過用フィルター。
  8. 前記繊維を、0.1〜20質量%含有することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の溶融金属濾過用フィルター。
  9. 前記繊維の長さが、0.1mm〜5mmの範囲であることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載の溶融金属濾過用フィルター。
  10. 繊維と、黒鉛化性カーボンの結合ネットワークとを含む、請求項1〜9のいずれか1項に記載の溶融金属濾過用フィルターの製造方法であって、
    a)熱可塑性材料でできているフォームに、繊維と、黒鉛化性カーボン結合前駆体とを含有するスラリーを含浸させる工程と、
    b)含浸フォームを乾燥させる工程と、
    c)含浸フォームを、非酸化性及び/又は還元性雰囲気中、500〜1000℃の範囲の温度で焼成し、
    それにより、前記黒鉛化性カーボン結合前駆体を、少なくとも部分的又は完全に黒鉛化性カーボンの結合ネットワークに転化する工程と、
    を含む方法。
  11. ポリウレタンを含有する熱可塑性フォームを利用した、請求項10に記載の方法。
  12. 前記フォームの含浸をおこなう前に、前記黒鉛化性カーボン結合前駆体を、繊維、水、有機バインダー及びレオロジー制御用添加剤と混合する、請求項11に記載の方法。
  13. スラリーが、セラミック粉末をさらに含む、請求項10〜12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 高融点ピッチ(HMP)を、黒鉛化性カーボン結合前駆体として使用する、請求項10〜13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 0.1〜20質量部の範囲の繊維と、
    2〜15質量部の範囲の黒鉛化性カーボン結合前駆体と、
    任意に、
    0〜95質量部の範囲のセラミック粉末と、
    0〜80質量部の範囲の酸化防止材料と、
    0〜90質量部の範囲の黒鉛と、
    0〜10質量部の範囲の有機バインダーと、
    0〜4質量部の範囲の分散剤と、
    を含むスラリーを使用する、請求項10〜14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 請求項2〜9のいずれか1項に記載の溶融金属濾過用フィルターの製造方法であって、
    a)繊維、セラミック粉末及び黒鉛化性カーボン結合前駆体を含む半湿混合物を、液圧プレスで加圧成形する工程と、
    b)加圧成形により、ディスク又はブロック状の有孔物品を得る工程と、
    c)前記有孔物品を、非酸化性及び/又は還元性雰囲気中、500〜1000℃の範囲の温度で焼成し、
    それにより、前記黒鉛化性カーボン結合前駆体を、部分的又は完全に黒鉛化性カーボンの結合ネットワークに転化する工程と、
    を含む方法。
  17. 高融点ピッチ(HMP)を、黒鉛化性カーボン結合前駆体として使用する、請求項16に記載の方法。
  18. 0.1〜20質量部の範囲の繊維と、
    2〜15質量部の範囲の黒鉛化性カーボン結合前駆体と、
    任意に、
    0〜95質量部の範囲のセラミック粉末と、
    0〜80質量部の範囲の酸化防止材料と、
    0〜90質量部の範囲の黒鉛と、
    0〜10質量部の範囲の有機バインダーと、
    0〜4質量部の範囲の分散剤と、
    を含む半湿混合物を使用する、請求項16又は17に記載の方法。
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