JP2010232866A - 歪み補償システム - Google Patents

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Abstract

【課題】フィードバック回路を持たない送信機において、高出力増幅器の非線形特性を測定し、高精度な歪み補償動作を実現することができる歪み補償システムを得る。
【解決手段】入力信号である高周波信号を増幅して送信アンテナ6へ出力する高出力増幅器5と、高出力増幅器5の前段に接続され、高出力増幅器5で発生する非線形歪みを補償する歪み補償回路2と、送信アンテナ6から放射した電波を受信する受信アンテナ11と、受信アンテナ11からの受信信号と前記入力信号を比較し両者が一致するように歪み補償回路2の設定パラメータを修正する比較器10とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、受信アンテナからの受信信号と歪み補償回路に入力する入力信号を比較し両者が一致するように歪み補償回路の設定パラメータを制御する歪み補償システムに関するものである。
衛星通信、地上マイクロ波通信、移動体通信では、高周波信号を高い効率で線形に増幅することが望まれている。しかしながら、一般に高出力増幅器では効率を高くすることと線形性を高くすることは両立しない。このため、線形性が強く要求される通信システムでは高出力増幅器の高効率化と線形化の両立のために歪み補償方式が用いられてきた。
数ある歪み補償方式の中で、比較的高い効率が達成できる方式としてデジタルプレディストーション方式がある。このデジタルプレディストーション方式は、入力信号にあらかじめ高出力増幅器で発生する非線形歪みとは逆の特性をデジタル信号処理により与えることで、歪み補償回路と高出力増幅器を組み合わせたときの全体的な結果を、線形化する方式である。
従来のデジタルプレディストーション方式を採用した送信機について図8を参照しながら説明する。図8は、従来の送信機の構成を示す図である(例えば、非特許文献1参照)。
図8において、従来の送信機は、入力端子1と、歪み補償回路(PD)2と、デジタルアナログ変換回路(DAC)3と、ベースバンド信号を高周波信号に変換する周波数変換器(UP CONV)4と、高出力増幅器(HPA)5と、送信アンテナ(ANT)6と、減衰器7と、高周波信号をベースバンド信号に変換する周波数変換器(DOWN CONV)8と、アナログデジタル変換回路(ADC)9と、比較器10とが設けられている。
従来の送信機において、入力端子1からの入力信号は、歪み補償回路2において高出力増幅器5で発生する非線形歪みを打ち消すようなプレディストーション信号へと変換される。この歪み補償回路2で生成されたプレディストーション信号は、デジタルアナログ変換回路3によりアナログ信号へと変換され、周波数変換器4によって高周波数へと変換される。その後、信号は高出力増幅器5で増幅され、送信アンテナ6を経由して空間へと放射される。
高出力増幅器5の出力信号の一部は、減衰器7を経て周波数変換器8によってベースバンド信号へと変換され、その後、アナログデジタル信号変換回路9によりデジタル信号へと変換される。その後、比較器10で入力信号とアナログデジタル信号変換回路9の出力信号の比較を行い、両者が一致するように、歪み補償回路2の設定パラメータの修正を行う。この様に、従来のプレディストーション方式を採用した送信機では、歪み補償回路2の設定パラメータを算出するためのフィードバック回路を有することで、高精度な歪み補償動作を実現する。
Y.Nagata,"Linear Amplification Technique for Digital Mobile Communications," Proc. of IEEE Vehicular Technology Conf., pp159-164, 1989 Y.Qian, T.Itoh,"Progress in Active Integrated Antennas and Their Applications," IEEE Transactions on Microwave Theory and Techniques, vol.46, no.11, pp.1891-1900, Nov.1998
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。従来のデジタルプレディストーション方式を採用した送信機では、アナログ回路の非線形特性を測定するために、フィードバック用の受信回路が必要となり、回路が大型化するという課題があった。
また、小型化および低損失化のために高出力増幅器を構成する整合回路の一部がアンテナと一体化されたアクティブ集積化アンテナ(例えば、非特許文献2参照)では、高出力増幅器の出力インピーダンスが特定のインピーダンス、例えば50オーム系に変換されていないために、50オーム系で設計されたフィードバック用の受信回路を接続することができないという課題があった。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、フィードバック回路を持たない送信機において、高出力増幅器の非線形特性を測定し、高精度な歪み補償動作を実現することができる歪み補償システムを得ることを目的とする。
本発明に係る歪み補償システムは、入力信号である高周波信号を増幅して送信アンテナへ出力する高出力増幅器と、前記高出力増幅器の前段に接続され、前記高出力増幅器で発生する非線形歪みを補償する歪み補償回路と、前記送信アンテナから放射した電波を受信する受信アンテナと、前記受信アンテナからの受信信号と前記入力信号を比較し両者が一致するように前記歪み補償回路の設定パラメータを修正する比較器とを備えるものである。
本発明に係る歪み補償システムによれば、フィードバック回路を持たない送信機において、高出力増幅器の非線形特性を測定し、高精度な歪み補償動作を実現することができる。
この発明の実施の形態1に係る歪み補償システムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る歪み補償システムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る歪み補償システムの可変減衰器の利得と電力レベルの関係を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る歪み補償システムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態4に係る歪み補償システムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態5に係る歪み補償システムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態5に係る歪み補償システムのマルチポート増幅器の構成を示す図である。 従来の送信機の構成を示す図である。
以下、本発明の歪み補償システムの好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係る歪み補償システムについて図1を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係る歪み補償システムの構成を示す図である。なお、以降では、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
図1において、この発明の実施の形態1に係る歪み補償システムは、入力端子1と、歪み補償回路(PD)2と、デジタルアナログ変換回路(DAC)3と、ベースバンド信号を高周波信号に変換する周波数変換器(UP CONV)4と、高出力増幅器(HPA)5と、送信アンテナ(ANT)6と、受信アンテナ(ANT)11と、低雑音増幅器(LNA)12と、高周波信号をベースバンド信号に変換する周波数変換器(DOWN CONV)8と、アナログデジタル変換回路(ADC)9と、比較器10とが設けられている。
簡易送信機は、入力端子1、歪み補償回路2、デジタルアナログ変換回路3、周波数変換器4、高出力増幅器5、及び送信アンテナ6から構成される。また、工場出荷時などに簡易送信機の歪み補償回路2の設定パラメータの修正を行う調整システムは、受信アンテナ11、低雑音増幅器12、周波数変換器8、アナログデジタル変換回路9、及び比較器10から構成される。なお、工場出荷時などの調整は、デジタル機器の代わりに、アナログ機器で行う場合もある。
なお、高性能送信機は、上記の調整システムを備えることができる。すなわち、入力端子1、歪み補償回路2、デジタルアナログ変換回路3、周波数変換器4、高出力増幅器5、及び送信アンテナ6、並びに受信アンテナ11、低雑音増幅器12、周波数変換器8、アナログデジタル変換回路9、及び比較器10から構成される。
つぎに、この実施の形態1に係る歪み補償システムの動作について図面を参照しながら説明する。
入力端子1からの入力信号は、歪み補償回路2において高出力増幅器5で発生する非線形歪みを打ち消すようなプレディストーション信号へと変換される。この歪み補償回路2で生成されたプレディストーション信号は、デジタルアナログ変換回路3によりアナログ信号へと変換され、周波数変換器4によって高周波数へと変換される。その後、信号は高出力増幅器5で増幅され、送信アンテナ6を経由して空間へと放射される。
空間へ放射された送信信号は受信アンテナ11により受信され、低雑音増幅器12で増幅された後、周波数変換器8によってベースバンド信号へと変換され、その後、アナログデジタル変換回路9によりデジタル信号へと変換される。その後、比較器10で入力信号とアナログデジタル変換回路9の出力信号の比較を行い、両者が一致するように歪み補償回路2の設定パラメータの修正を行う。
本実施の形態1では、送信機(簡易送信機)内部にフィードバック回路を持たないにもかかわらず、受信アンテナ11を用いて空間を介したフィードバックループを構築することで、高精度な歪み補償動作を実現することが可能となる。
なお、受信アンテナ11を含んだフィードバックループは必ずしも通信用の受信回路を使用する必要はなく、送信機(高性能送信機)自身の状態を監視するためのモニタアンテナを含んだフィードバックループを使用しても良い。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係る歪み補償システムについて図2及び図3を参照しながら説明する。図2は、この発明の実施の形態2に係る歪み補償システムの構成を示す図である。
図2において、この発明の実施の形態2に係る歪み補償システムは、入力端子1と、歪み補償回路(PD)2と、デジタルアナログ変換回路(DAC)3と、ベースバンド信号を高周波信号に変換する周波数変換器(UP CONV)4と、可変減衰器(V−ATT)13と、高出力増幅器(HPA)5と、送信アンテナ(ANT)6と、受信アンテナ(ANT)11と、低雑音増幅器(LNA)12と、電力検出器14と、電力検出器15と、比較器16と、アナログデジタル変換回路(ADC)9とが設けられている。
簡易送信機は、入力端子1、歪み補償回路2、デジタルアナログ変換回路3、周波数変換器4、可変減衰器13、高出力増幅器5、及び送信アンテナ6から構成される。また、工場出荷時などに簡易送信機の歪み補償回路2の設定パラメータの修正を行う調整システムは、受信アンテナ11、低雑音増幅器12、電力検出器14、電力検出器15、比較器16、及びアナログデジタル変換回路9から構成される。なお、工場出荷時などの調整は、デジタル機器の代わりに、アナログ機器で行う場合もある。
なお、高性能送信機は、上記の調整システムを備えることができる。すなわち、入力端子1、歪み補償回路2、デジタルアナログ変換回路3、周波数変換器4、可変減衰器13、高出力増幅器5、及び送信アンテナ6、並びに受信アンテナ11、低雑音増幅器12、電力検出器14、電力検出器15、比較器16、及びアナログデジタル変換回路9から構成される。
つぎに、この実施の形態2に係る歪み補償システムの動作について図面を参照しながら説明する。図3は、この発明の実施の形態2に係る歪み補償システムの可変減衰器の利得と電力レベルの関係を示す図である。
入力信号は歪み補償回路2において高出力増幅器5で発生する非線形歪みを打ち消すようなプレディストーション信号へと変換される。この歪み補償回路2で生成されたプレディストーション信号は、デジタルアナログ変換回路3によりアナログ信号へと変換され、周波数変換器4によって高周波数へと変換される。その後、信号は高出力増幅器5で増幅され、送信アンテナ6を経由して空間へと放射される。
空間へ放射された送信信号は受信アンテナ11により受信され、低雑音増幅器12で増幅された後、電力検出器15により受信信号の電力レベルが検出される。一方、高出力増幅器5に入力する送信信号の電力レベルは電力検出器14により検出され、送信信号と受信信号のレベル差が高出力増幅器5の入力端からアンテナ伝播を含む低雑音増幅器12の出力端までのループ利得として計測される(図3参照)。
ここでは、可変減衰器13を用いて高出力増幅器5に入力する送信電力レベルを変化させながら同様の測定を繰り返す。一般に、高出力増幅器5では送信電力レベルが上昇するにつれて飽和による非線形特性が大きく発生するため、送信電力レベルが上昇するとループ利得の低下が観測される。このため、歪み補償回路2の設定パラメータを送信電力レベルに因らずループ利得が一定となるように設定することで、高出力増幅器5における振幅による非線形歪みを補償することできる。
即ち、本実施の形態2では、送信機(簡易送信機)内部にフィードバック回路を持たないにもかかわらず、高出力増幅器5に入力する送信電力レベルと、受信電力レベルのレベル差により定義されるループ利得を一定に保つように歪み補償回路2を制御することで高精度な歪み補償動作を実現することが可能となる。
なお、受信アンテナ11を含んだフィードバックループは必ずしも通信用の受信回路を使用する必要はなく、送信機(高性能送信機)自身の状態を監視するためのモニタアンテナを含んだフィードバックループを使用しても良い。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係る歪み補償システムについて図4を参照しながら説明する。図4は、この発明の実施の形態3に係る歪み補償システムの構成を示す図である。
図4において、この発明の実施の形態3に係る歪み補償システムは、入力端子1と、歪み補償回路(PD)2と、デジタルアナログ変換回路(DAC)3と、ベースバンド信号を高周波信号に変換する周波数変換器(UP CONV)4と、入力分配回路20と、可変移相器21〜24と、高出力増幅器25〜28と、送信アンテナ29〜32と、受信アンテナ(ANT)11と、低雑音増幅器(LNA)12と、高周波信号をベースバンド信号に変換する周波数変換器(DOWN CONV)8と、アナログデジタル変換回路(ADC)9と、比較器10とが設けられている。
簡易送信機は、入力端子1、歪み補償回路2、デジタルアナログ変換回路3、周波数変換器4、入力分配回路20、可変移相器21〜24、高出力増幅器25〜28、及び送信アンテナ29〜32から構成される。また、工場出荷時などに簡易送信機の歪み補償回路2の設定パラメータの修正を行う調整システムは、受信アンテナ11、低雑音増幅器12、周波数変換器8、アナログデジタル変換回路9、及び比較器10から構成される。なお、工場出荷時などの調整は、デジタル機器の代わりに、アナログ機器で行う場合もある。
なお、高性能送信機は、上記の調整システムを備えることができる。すなわち、入力端子1、歪み補償回路2、デジタルアナログ変換回路3、周波数変換器4、入力分配回路20、可変移相器21〜24、高出力増幅器25〜28、及び送信アンテナ29〜32、並びに受信アンテナ11、低雑音増幅器12、周波数変換器8、アナログデジタル変換回路9、及び比較器10から構成される。
つぎに、この実施の形態3に係る歪み補償システムの動作について図面を参照しながら説明する。
入力信号は歪み補償回路2において高出力増幅器25〜28で発生する非線形歪みを打ち消すようなプレディストーション信号へと変換される。この歪み補償回路2で生成されたプレディストーション信号は、デジタルアナログ変換回路3によりアナログ信号へと変換され、周波数変換器4によって高周波数へと変換される。その後、信号は入力分配回路20によりアンテナブランチ毎に分配され、アンテナブランチ毎に高出力増幅器25〜28で増幅され、送信アンテナ29〜32から空間へ同時に放射される。
空間へ同時に放射された送信信号は受信アンテナ11により受信され、低雑音増幅器12で増幅された後、周波数変換器8によってベースバンド信号へと変換され、その後アナログデジタル変換回路9によりデジタル信号へと変換される。その後、比較器10で入力信号とアナログデジタル変換回路9の出力信号の比較を行い、両者が一致するように歪み補償回路2の設定パラメータの修正を行う。
本実施の形態3では、送信機(簡易送信機)内部にフィードバック回路を持たないにもかかわらず、複数の送信アンテナ29〜32と受信アンテナ11からなるフィードバックループを構築することで高精度な歪み補償動作を実現することが可能となる。
なお、受信アンテナ11を含んだフィードバックループは必ずしも通信用の受信回路を使用する必要はなく、送信機(高性能送信機)自身の状態を監視するためのモニタアンテナを含んだフィードバックループを使用しても良い。また、本実施の形態3で述べた歪み補償回路2の設定パラメータの決定作業は、各アンテナブランチ間の通過利得および位相のキャリブレーションを行う際に同時に行っても良い。
実施の形態4.
この発明の実施の形態4に係る歪み補償システムについて図5を参照しながら説明する。図5は、この発明の実施の形態4に係る歪み補償システムの構成を示す図である。
図5において、この発明の実施の形態4に係る歪み補償システムは、入力端子1と、歪み補償回路(PD)2と、デジタルアナログ変換回路(DAC)3と、ベースバンド信号を高周波信号に変換する周波数変換器(UP CONV)4と、入力分配回路20と、可変移相器21〜24と、高出力増幅器25〜28と、送信アンテナ29〜32と、受信アンテナ(ANT)11と、低雑音増幅器(LNA)12と、高周波信号をベースバンド信号に変換する周波数変換器(DOWN CONV)8と、アナログデジタル変換回路(ADC)9と、比較器10と、メモリ40と、平均化回路41とが設けられている。
簡易送信機は、入力端子1、歪み補償回路2、デジタルアナログ変換回路3、周波数変換器4、入力分配回路20、可変移相器21〜24、高出力増幅器25〜28、及び送信アンテナ29〜32から構成される。また、工場出荷時などに簡易送信機の歪み補償回路2の設定パラメータの修正を行う調整システムは、受信アンテナ11、低雑音増幅器12、周波数変換器8、アナログデジタル変換回路9、比較器10、メモリ40、及び平均化回路41から構成される。なお、工場出荷時などの調整は、デジタル機器の代わりに、アナログ機器で行う場合もある。
なお、高性能送信機は、上記の調整システムを備えることができる。すなわち、入力端子1、歪み補償回路2、デジタルアナログ変換回路3、周波数変換器4、入力分配回路20、可変移相器21〜24、高出力増幅器25〜28、及び送信アンテナ29〜32、並びに受信アンテナ11、低雑音増幅器12、周波数変換器8、アナログデジタル変換回路9、比較器10、メモリ40、及び平均化回路41から構成される。
つぎに、この実施の形態4に係る歪み補償システムの動作について図面を参照しながら説明する。
本実施の形態4では、通常の信号送信モードと較正モード(キャリブレーション(calibration)モード)の2つの運用モードを有する。
通常の信号送信モードの場合、入力信号は歪み補償回路2において高出力増幅器25〜28で発生する非線形歪みを打ち消すようなプレディストーション信号へと変換される。この歪み補償回路2で生成されたプレディストーション信号は、デジタルアナログ変換回路3によりアナログ信号へと変換され、周波数変換器4によって高周波数へと変換される。その後、信号は入力分配回路20によりアンテナブランチ毎に分配され、アンテナブランチ毎に高出力増幅器25〜28で増幅され、送信アンテナ29〜32から同時に空間へ放射される。
一方、較正モードの場合、複数あるアンテナブランチの中から順番に1つずつ選んだアンテナブランチから信号が放射され、残りのブランチからの信号の放射を停止する。空間へ放射された送信信号は順次受信アンテナ11により受信され、低雑音増幅器12で増幅された後、周波数変換器8によってベースバンド信号へと変換され、その後アナログデジタル変換回路9によりデジタル信号へと変換される。
ここで、受信アンテナ11は信号を放射する送信アンテナ29〜32の正面に測定毎に移動する。その後、比較器10で入力信号とアナログデジタル変換回路9の出力信号の比較を行い、両者が一致するような歪み補償回路2の設定パラメータの算出を各アンテナブランチ毎に行い、算出されたアンテナブランチ毎の設定パラメータをメモリ40に記憶する。アンテナブランチ全ての設定パラメータ算出を終えると、平均化回路41においてメモリ40に保存されたアンテナブランチ毎の設定パラメータの平均化処理を行い、1組の設定パラメータへと集約し、1組に集約された設定パラメータを上記の信号送信モードで使用する。
本実施の形態4では、送信機(簡易送信機)内部にフィードバック回路を持たないにもかかわらず、受信アンテナ11を用いて空間を介したフィードバックループを構築することで、アナログ回路の温度特性、経年変化、ばらつきに因らず、常に高精度な歪み補償動作を実現することが可能となる。
また、本実施の形態4では、複数のアンテナブランチ毎に歪み補償回路2の設定パラメータを求め、その結果を平均化しているため、アンテナブランチ毎の特性のばらつきを抑圧することが可能となる。
なお、受信アンテナ11を含んだフィードバックループは必ずしも通信用の受信回路を使用する必要はなく、送信機(高性能送信機)自身の状態を監視するためのモニタアンテナを含んだフィードバックループを使用しても良い。また、本実施の形態4で述べた歪み補償回路2の設定パラメータの決定作業は、各アンテナブランチ間の通過利得および位相のキャリブレーションを行う際に同時に行っても良い。
実施の形態5.
この発明の実施の形態5に係る歪み補償システムについて図6及び図7を参照しながら説明する。図6は、この発明の実施の形態5に係る歪み補償システムの構成を示す図である。また、図7は、この発明の実施の形態5に係る歪み補償システムのマルチポート増幅器の構成を示す図である。
図6において、この発明の実施の形態5に係る歪み補償システムは、入力端子1と、歪み補償回路(PD)2と、デジタルアナログ変換回路(DAC)3と、ベースバンド信号を高周波信号に変換する周波数変換器(UP CONV)4と、入力分配回路20と、可変移相器21〜24と、マルチポート増幅器50と、送信アンテナ29〜32と、受信アンテナ(ANT)11と、低雑音増幅器(LNA)12と、高周波信号をベースバンド信号に変換する周波数変換器(DOWN CONV)8と、アナログデジタル変換回路(ADC)9と、比較器10とが設けられている。
図7において、4ポート構成のマルチポート増幅器50は、90度ハイブリッド51〜54と、高出力増幅器25〜28と、90度ハイブリッド55〜58とが設けられている。
簡易送信機は、入力端子1、歪み補償回路2、デジタルアナログ変換回路3、周波数変換器4、入力分配回路20、可変移相器21〜24、マルチポート増幅器50、及び送信アンテナ29〜32から構成される。また、工場出荷時などに簡易送信機の歪み補償回路2の設定パラメータの修正を行う調整システムは、受信アンテナ11、低雑音増幅器12、周波数変換器8、アナログデジタル変換回路9、及び比較器10から構成される。なお、工場出荷時などの調整は、デジタル機器の代わりに、アナログ機器で行う場合もある。
なお、高性能送信機は、上記の調整システムを備えることができる。すなわち、入力端子1、歪み補償回路2、デジタルアナログ変換回路3、周波数変換器4、入力分配回路20、可変移相器21〜24、マルチポート増幅器50、及び送信アンテナ29〜32、並びに受信アンテナ11、低雑音増幅器12、周波数変換器8、アナログデジタル変換回路9、及び比較器10から構成される。
つぎに、この実施の形態5に係る歪み補償システムの動作について図面を参照しながら説明する。
入力信号は歪み補償回路2においてマルチポート増幅器50で発生する非線形歪みを打ち消すようなプレディストーション信号へと変換される。この歪み補償回路2で生成されたプレディストーション信号は、デジタルアナログ変換回路3によりアナログ信号へと変換され、周波数変換器4によって高周波数へと変換される。その後、信号は入力分配回路20によりアンテナブランチ毎に分配され、アンテナブランチ毎にマルチポート増幅器50で増幅される。
ここで、4ポートのマルチポート増幅器50に入力した信号A1〜A4は、それぞれの信号に対して90度ハイブリッド51〜54により位相が変えられながら4つの増幅器25〜28に等電力に分割されながら分配され、4つの増幅器25〜28からの出力信号が90度ハイブリッド55〜58により位相が変えられながら合成されて信号B1〜B4が出力され、送信アンテナ29〜32を経由して空間へと放射される。
空間へ放射された送信信号は受信アンテナ11により受信され、低雑音増幅器12で増幅された後、周波数変換器8によってベースバンド信号へと変換され、その後アナログデジタル変換回路9によりデジタル信号へと変換される。その後、比較器10で入力信号とのアナログデジタル変換回路9の出力信号の比較を行い、両者が一致するように歪み補償回路2の設定パラメータの修正を行う。
本実施の形態5では、送信機(簡易送信機)内部にフィードバック回路を持たないにもかかわらず、複数の送信アンテナ29〜32と受信アンテナ11からなるフィードバックループを構築することで高精度な歪み補償動作を実現することが可能となる。
なお、受信アンテナ11を含んだフィードバックループは必ずしも通信用の受信回路を使用する必要はなく、送信機(高性能送信機)自身の状態を監視するためのモニタアンテナを含んだフィードバックループを使用しても良い。また、本実施の形態5で述べた歪み補償回路2の設定パラメータの決定作業は、各アンテナブランチ間の通過利得および位相のキャリブレーションを行う際に同時に行っても良い。
1 入力端子、2 歪み補償回路、3 デジタルアナログ変換回路、4 周波数変換器、5 高出力増幅器、6 送信アンテナ、8 周波数変換器、9 アナログデジタル変換回路、10 比較器、11 受信アンテナ、12 低雑音増幅器、13 可変減衰器、14 電力検出器、15 電力検出器、16 比較器、20 入力分配回路、21−24 可変移相器、25−28 高出力増幅器、29−32 送信アンテナ、40 メモリ、41 平均化回路、50 マルチポート増幅器、51−58 90度ハイブリッド。

Claims (7)

  1. 入力信号である高周波信号を増幅して送信アンテナへ出力する高出力増幅器と、
    前記高出力増幅器の前段に接続され、前記高出力増幅器で発生する非線形歪みを補償する歪み補償回路と、
    前記送信アンテナから放射した電波を受信する受信アンテナと、
    前記受信アンテナからの受信信号と前記入力信号を比較し両者が一致するように前記歪み補償回路の設定パラメータを修正する比較器と
    を備えたことを特徴とする歪み補償システム。
  2. 入力信号である高周波信号を増幅して送信アンテナへ出力する高出力増幅器と、
    前記高出力増幅器の前段に接続され、前記高出力増幅器で発生する非線形歪みを補償する歪み補償回路と、
    前記送信アンテナから放射した電波を受信する受信アンテナと、
    前記受信アンテナからの受信信号の電力レベルを検出する第1の電力検出器と、
    前記高出力増幅器に入力する送信信号の電力レベルを検出する第2の電力検出器と、
    前記第1の電力検出器により検出された受信電力レベルと、前記第2の電力検出器により検出された送信電力レベルを比較し両者のレベル差又はレベル比が前記高出力増幅器に入力する送信電力レベルの大きさに因らず一定となるように前記歪み補償回路の設定パラメータを修正する比較器と
    を備えたことを特徴とする歪み補償システム。
  3. 入力信号を複数の信号に分配する入力分配回路と、
    前記入力分配回路にそれぞれ接続され、分配された信号毎に増幅する複数の高出力増幅器と、
    前記複数の高出力増幅器により増幅された信号を空間へ同時に放射する複数の送信アンテナと、
    前記入力分配回路の前段に接続され、前記複数の高出力増幅器で発生する非線形歪みを補償する歪み補償回路と、
    前記複数の送信アンテナから同時に放射した電波を受信する受信アンテナと、
    前記受信アンテナからの受信信号と前記入力信号を比較し両者が一致するように前記歪み補償回路の設定パラメータを修正する比較器と
    を備えたことを特徴とする歪み補償システム。
  4. 入力信号を複数の信号に分配する入力分配回路と、
    前記入力分配回路にそれぞれ接続され、分配された信号毎に増幅する複数の高出力増幅器と、
    前記複数の高出力増幅器により増幅された信号を空間へ放射する複数の送信アンテナと、
    前記入力分配回路の前段に接続され、前記複数の高出力増幅器で発生する非線形歪みを補償する歪み補償回路と、
    前記複数の送信アンテナから放射した電波を受信する受信アンテナと、
    前記受信アンテナからの受信信号と前記入力信号を比較し両者が一致するように前記歪み補償回路の設定パラメータを修正する比較器とを備え、
    較正モードで運用する場合には、前記複数の送信アンテナから信号を順次放射して、前記受信アンテナにより順次受信し、前記比較器により両者が一致するような前記歪み補償回路の設定パラメータを送信アンテナ毎に順次算出して記憶するメモリと、
    前記メモリに記憶された送信アンテナ毎の設定パラメータを平均化する平均化回路とをさらに備え、
    信号送信モードで運用する場合には、前記歪み補償回路は、前記平均化回路により平均化された設定パラメータを使用する
    ことを特徴とする歪み補償システム。
  5. 入力信号を複数の信号に分配する入力分配回路と、
    前記入力分配回路に接続され、分配された信号毎に増幅するマルチポート増幅器と、
    前記マルチポート増幅器により増幅された信号を空間へ放射する複数の送信アンテナと、
    前記入力分配回路の前段に接続され、前記マルチポート増幅器で発生する非線形歪みを補償する歪み補償回路と、
    1つ又は複数の送信アンテナから放射した電波を受信する受信アンテナと、
    前記受信アンテナからの受信信号と前記入力信号を比較し両者が一致するように前記歪み補償回路の設定パラメータを修正する比較器と
    を備えたことを特徴とする歪み補償システム。
  6. 前記歪み補償回路の後段に接続され、デジタル信号をアナログ信号へ変換するデジタルアナログ変換回路と、
    前記受信アンテナと前記比較器の間に接続され、アナログ信号をデジタル信号へ変換するアナログデジタル変換回路とをさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1、請求項3から請求項5までのいずれかに記載の歪み補償システム。
  7. 前記歪み補償回路の後段に接続され、デジタル信号をアナログ信号へ変換するデジタルアナログ変換回路と、
    前記比較器の後段に接続され、アナログ信号をデジタル信号へ変換するアナログデジタル変換回路とをさらに備えた
    ことを特徴とする請求項2記載の歪み補償システム。
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