JP2010227896A - 実験台 - Google Patents

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Abstract

【課題】関連機器へ電力の送電、あるいは関連機器と情報の送受信を行う機能を備えるとともに、分析機器の本体機能を備えた実験台を提供する。
【解決手段】検出対象を検出する電極302が接続される電極接続部163と、各種分析機器に使用される関連機器101が接続される関連機器接続部116と、電極302または関連機器101の設定条件等を入力する指示器103が接続される指示器接続部120と、情報機器104と情報の伝達を行う情報伝達部121aと、電極302または関連機器101から入力された信号に基づいて演算処理や制御等を行う演算処理部118と、電極302および該実験台300の各構成部の機能を制御するソフトウエア等を記憶する第1記憶部119aと、電極302または関連機器101の情報等を記憶する第2記憶部119bと、を備えた、ことを特徴とする構成とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、実験や分析を行う各種分析機器の電極または関連機器が載置される実験台に関するものである。
研究室、実験室、検査室等で各種分析機器を用いて実験や分析を行う場合、実験台に機器本体、分析機器に使用される電極や関連機器を載せて作業を行うことが多い。例えば、分析機器が水質計であるpH計の場合、電極はpH電極、関連機器はスターラ(撹拌装置)やターンテーブル(多検体測定装置)等を実験台に載せることがあった。
実験台は、塗装されたスチール角パイプのフレーム等で組み立てられる本体と天板等から構成されている。天板には合成樹脂、ステンレス等が用いられているが、耐薬品性、耐熱性に優れたものとしてさらにエポキシ、セラミックス、メラミン等も用いられている。分析機器を天板に載せて実験や分析を行うために、天板の上面または実験台本体の側面には分析機器や関連機器の電源をとる電気コンセントが設けられたり、実験や分析の際に使用する標準液や試薬等を載せる棚が設けられたりする。また、実験台には必要により、実験や分析の過程で生じる有害ガスを排気するドラフト等の局所排気装置や試料処理等に用いるステンレス製の流し台が設けられる等、目的に応じて多くの種類の実験台が使用されている。
特開2003−260375号公報には、各種装置の実験データ、環境データ、異常警報を表示することができる表示パネルと、使用する各種装置、環境機器、設備からの出力データを検出する制御盤とを実験台に設けたマルチ表示機能付実験台が開示されている。このマルチ表示機能付実験台により、使用者は、実験台の側で動作状態等を確認することができ、装置等の異常時に迅速に対応できる。各種装置や機器の表示パネルは、実験台の天板上に支柱を介して設けられ、データを表示する表示部、表示方法を切替える表示切替器、データを表示する実験装置を選択する装置選択器等を備えている。
ところで、分析機器の一つである水質計は、検出対象を検出する電極と機器本体から構成されており、機器本体は、電極部からの信号に基づいて演算等を行う演算処理部、各種のデータ等を記憶する記憶部、パーソナルコンピューター等の情報機器と通信を行うまたは外付けの記憶媒体(メモリーカード、USBメモリ)へデータ伝送を行うためのインターフェース部等を備えるとともに、さらにデータを入力する操作キーが配列された入力操作部、測定結果等を表示する表示部を備えている。そして、最近ではpH、ORP、電気伝導率、溶存酸素等を測定対象とする複数の電極にも一台で対応できるマルチ型の水質計も販売されている。
特開2003−260375号公報
所望の実験や分析を行う際に、実験台上に目的とする分析機器、電極および関連機器を載せて作業を行っていた。この場合、電極や関連機器と分析機器とをケーブルで繋ぐあるいは関連機器、機器本体の電源用コードを接続することとなり、作業上邪魔になることが多かった。
また、機器本体自体がスペースを大きくとることにより、関連機器等まで載せると作業スペースが少なくなってしまう、あるいは何種類かの実験や分析を行いたい場合、上述したようにマルチ型の分析機器である程度対応できるもののすべての要求に対応することはできず、分析機器または関連機器を何台か実験台上に載せることになって実験台上に余分なスペースがなくなっていた。
特開2003−260375号公報に記載された実験台では、各分析機器から出力ケーブルを制御盤へ接続する必要があるため、何本もの出力ケーブルを束ねたとしてもこの分のスペースがとられてしまうあるいはケーブルの取り回しが煩雑であった。
本発明は、このような従来の事情に鑑み、分析機器に使用される関連機器へ電力の送電、あるいは関連機器と情報の送受信を行う機能を備えるとともに、分析機器の本体機能を備えた実験台を提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、本発明は、以下の構成を採用した。
[1]検出対象を検出する電極が接続される電極接続部と、各種分析機器に使用される関連機器が接続される関連機器接続部と、前記電極または前記関連機器の設定条件等を入力する指示器が接続される指示器接続部と、情報機器と情報の伝達を行う情報伝達部と、前記電極または前記関連機器から入力された信号に基づいて演算処理や制御等を行う演算処理部と、前記電極および該実験台の各構成部の機能を制御するソフトウエア等を記憶する第1記憶部と、前記電極または前記関連機器の情報等を記憶する第2記憶部と、を備えたことを特徴とする実験台。
[2]前記関連機器接続部は、前記関連機器へ電力を送電する送電部を備え、前記関連機器は、前記関連機器接続部から電力を受電する受電部を備えたことを特徴とする[1]に記載の実験台。
[3]前記関連機器接続部および前記関連機器は、お互いに情報の送受信を行う情報通信部を個々に備えていることを特徴とする請求項[1]または[2]に記載の実験台。
[4]前記関連機接続部は、前記送電部を構成する1次コイルを有し、前記関連機器は、前記受電部を構成する2次コイルを有し、前記1次コイルと前記2次コイルとの電磁誘導結合により前記送電部から前記受電部へ電力が送られることを特徴とする[2]に記載の実験台。
[5]前記2次コイルは、さらに情報送信部を構成し、前記1次コイルは、さらに情報受信部を構成し、前記1次コイルと前記2次コイルとの電磁誘導結合により前記情報送信部から前記情報受信部へ前記関連機器に係る情報が送信されることを特徴とする[4]に記載の実験台。
[6]前記電極は、該電極の検出部による検出信号を前記電極接続部へ送信する検出信号送信部を備え、前記電極接続部は、前記検出信号送信部から送信された検出信号を受信する検出信号受信部を備えたことを特徴とする[1]ないし[5]に記載の実験台。
[7]前記電極接続部は、前記電極へ電力を送電する送電部を備え、前記電極は、前記電極接続部から電力を受電する受電部を備えたことを特徴とする[6]に記載の実験台。
[8]前記電極は、前記検出信号送信部である検出信号送信用電気接点を備え、前記電極接続部は、前記検出信号受信部である検出信号受信用電気接点を備えることを特徴とする[6]に記載の実験台。
[9]前記電極接続部は、前記送電部である送電用電気接点を備え、前記電極は、前記受電部である受電用電気接点を備えることを特徴とする[8]に記載の実験台。
[10]前記電極接続部は、前記送電部および前記検出信号受信部を構成する1次コイルを備え、前記電極は、前記受電部および前記検出信号送信部を構成する2次コイルを備え、前記1次コイルと前記2次コイルとの電磁誘導結合により、前記送電部から前記受電部へ電力が送られるとともに、前記検出信号送信部から前記検出信号受信部へ前記検出信号が送信されることを特徴とする[7]に記載の実験台。
[11]前記実験台は、前記電極または前記関連機器から入力された信号を処理した結果を表示する表示部を備えたことを特徴とする[1]ないし[10]に記載の実験台。
本発明に係る実験台は、分析機器の関連機器へ電力の送電や情報の送受信を行う関連機器接続部を備えているため、分析機器と関連機器を接続するためのケーブルを用いる必要がなく作業上のスペースを確保できる。
またさらに、本発明の実験台は、分析機器の本体機能を備えているため、別途分析機器の本体を用意する必要がなく、実験台上に載置する物品の点数を減らしてスペースを有効に活用することができる。
本発明に係る実験台の第1の実施形態のブロック図である。 本発明に係る実験台の第2の実施形態のブロック図である。 本発明に係る実験台の第3の実施形態のブロック図である。 本発明に係る実験台の第4の実施形態のブロック図である。 本発明に係る実験台の第5の実施形態のブロック図である。
以下、本発明の実施形態に係る実験台を図面に則して詳しく説明する。
本発明に係る第1の実施形態の実験台100のブロック図を図1に示す。実験台100の外観は図示しないが、従来あるものと同様に、各種分析機器、電極または関連機器等を載置する天板と、フレーム等で組み立てられた本体とから構成されている。
実験台100は、後述する電極102から送信される検出信号を受信する検出信号受信部111と電極102へ電力を送電する送電部112とから構成される電極接続部113と,関連機器101へ電力の送電を行う送電部としての1次コイル114および関連機器101と情報の送受信を行う情報通信部としての赤外線通信装置115から構成される関連機器接続部116と、電極102または関連機器101の設定条件等を入力する指示器103が接続される指示器接続部120とを備えており、これによって実験台100の天板上に電極102、関連機器101を載せて所望の実験や分析等が行えるようになっている。
指示器103は、電極102または関連機器101から入力された信号を処理した結果(測定結果等)を表示する表示部151および設定条件等を入力する操作部である操作キー152を備えており、実験台100の指示器接続部120に接続される。指示器接続部120は、実験台100と指示器103とを接続するインターフェースであり、コネクタ等が用いられる。なお、指示器103は、表示キー152のみを備え、表示部151は別途実験台100の天板の表面に設けるようにしてもよいし、あるいは測定結果等を紙に印刷して出力するプリンタを更に設けるようにしてもよい。
実験台100は、さらに電極102または関連機器101から入力された信号に基づいて演算処理または制御を行う、あるいは実験台100の各構成部の機能を制御する演算処理部としてのCPU118、電極102または実験台100の各構成部の機能を制御するソフトウエア等を記憶した第1記憶部としてのROM119a、電極102または関連機器101の情報等を記憶する第2記憶部としてのRAM119b、パーソナルコンピューター等の情報機器104と情報の伝達を行う情報伝達部としてのインターフェース121a、電極102からの検出結果に係るアナログ信号をデジタル信号へ変換するA/D変換器122を備えており、これらの各構成は、該実験台100の天板の直下に配置されているとともに、上述したマルチ型の水質分析機器の本体機能と同等の機能となっている。
また、実験台100の各構成部、電極102、関連機器101、指示器103(指示器接続部120を介して電力が送電される)へ電力を給電するための給電部117を備えており、外部電源から電力を供給される。
図1に示す電極102としては、電力を供給することによって作動するタイプのものが該当し、電気伝導率測定電極、ポーラログラフ式電極、定電位電解式センサ等が挙げられる。例えば、電気伝導率測定電極を用いた場合、被検液中に一対の通電用電極を持った検出部である電気伝導率セルを浸漬し、この電極間に正弦波等の交流電圧を印加して抵抗値を測定し、この値を換算して電気伝導率を求めることになる。但し、前記被検液の溶質濃度が同じであっても、その溶液の温度により変わるため、基準温度(25℃)での電気伝導率に換算した値を測定値として採用していることから、検出部には電気伝導率セルおよびサーミスタが取り付けられた温度センサが具備されている。
次に、電極102を電気伝導率測定電極とした場合について説明する。
電極102は、検出部144である図示しない電気伝導率セルと温度センサのサーミスタ、検出部144に電力を供給する電源部145と、実験台100の送電部112から送電された電力を受電する受電部142と、検出部144で検出した検出信号を実験台100の検出信号受信部111へ送信する検出信号送信部141とを備えている。電極102の一端側には、プラグコネクタ143が取り付けられた固有ケーブルが設けられており、プラグコネクタ143は、受電部である受電用電気接点142と、検出信号送信部である検出信号送信用電気接点141とを有している。
一方、実験台100の電極接続部はリセプタクルコネクタ113として構成され、送電部である送電用電気接点112と、検出信号受信部である検出信号受信用電気接点111とを有している。プラグコネクタ143とリセプタクルコネクタ113とが嵌合することによって、電極102と実験台100との電気的接続が達成される。
被検液中に検出部144を浸漬させた後に、電源部145から検出部144に正弦波の交流電圧を印加すると、被検液の電気伝導度に応じた電流が電気伝導率セルに流れ、その電流値がアナログの検出信号として検出信号送信用電気接点143、検出信号受信用電気接点111を介して実験台100のA/D変換器122に入力され、ここでデジタル信号に変換された後にCPU118へ入力される。同様に温度センサには直流電圧が印加され、検出信号がCPU118へ入力される。そしてCPU118は、入力された検出信号による検出値に、温度等の補正を加えて電気伝導率を演算し、指示器103の表示部151で表示できるようになっている。
次に、関連機器について説明する。例えば電気伝導率測定電極を電極102とした場合、被検液を十分に撹拌しながら溶液を均一にして測定する必要があるときに、関連機器としてスターラ101を用いることができる。スターラ101は、送電部である一次コイル114から電力を受電する2次コイル134と、モーターの回転数、モーターへ投入する電力量(撹拌力)等スターラ101に係る情報を実験台100へ送信する赤外線通信装置135とを備えている。
実験台100にある給電部117は、外部電源からの交流電力を直流電力に変換する整流回路117aと、整流回路117aで変換した直流電力から所定の周波数を持つ交流電力を発生させる発振回路117bとから構成されており、この交流電力が1次コイル114に供給される。すると、1次コイル114では磁界が発生し、この磁界による電磁誘導によりスターラ101の2次コイル134に交流電流が誘起され、1次コイル114から2次コイル134へ電力が送電されることになる。そして、この誘起された交流電流による交流電力は、さらにスターラ101の電源部131に設けられた整流回路131aへ供給されて直流電力に変換されて、これがスターラ101の駆動電力となる。また、電源部131にさらに2次電池131bを設けることによって、整流回路131aで発生させた直流電力を充電するようにすることもできるため、スターラ101を実験台100とは別の場所に移して使用することも可能となる。
なお、一次コイル114から2次コイル134へ電力が送電されるようにするためには、電磁誘導現象が発生するように両者の位置を近接させる必要があり、1次コイル114および2次コイル134は、それぞれ実験台100の天板の表面近傍、スターラ101の下面近傍に配置することが必要である。また、1次コイル114がある位置にマーキングする、あるいはこの箇所を囲むようにしてスターラ101の外縁に当接するような突起物を数箇所設けて保持するようにすることが好ましい。
一方、スターラ101の赤外線通信装置135から送信されたスターラ101に係る情報は、赤外線通信装置115によって受信され、CPU118を介してRAM119bに記憶される。また、指示器103の表示キー152により、予め設定しておきたいモーターの回転数、モーターへ投入する電力量等を入力することによって、スターラ101にこれらの情報を送信および記憶させることができる。すなわち、表示キー152により入力された情報の信号がCPU118を介してRAM119bに一時的に記憶され、CPU118から赤外線通信装置115へ送信される。そして、さらに赤外線通信装置115から関連機器101の赤外線通信装置135で送信され、スターラ101の制御部132を介して記憶部133に記憶される。
ところで、実験台100は、情報機器であるパーソナルコンピューター104と情報(実験台100、電極102、スターラ101に係る情報であり、それぞれの機能を制御するソフトウエアを含む)の伝達を行う情報伝達部としての第1インターフェース121aを備えている。第1インターフェース121aは、パーソナルコンピューター104と情報通信ケーブルを介して情報の送受信を行う通信装置、あるいは無線LAN方式の通信装置とすることができる。情報通信ケーブルとしてはLANケーブル、RS232Cケーブル、USBケーブル等任意のものを利用することができる。
一方、第2インターフェース121bは、着脱可能記録媒体105を接続することによって情報を書き込み、さらに情報機器へ書き込んだ情報を着脱可能記録媒体105を介して移動させ、あるいはパーソナルコンピューター等の情報機器で処理した情報が記憶された着脱可能記録媒体105が接続されることによって読み取る機能を持った、読み取り/書き込み装置とすることができる。なお、着脱可能記録媒体105はUSBメモリ、メモリーカード、フレキシブルディスク、取り外し可能なハードディスク等任意のものを利用することができる。
また、指示器103としては、市販されているキーボード等を用いることもできる。この場合、指示器接続部120としては、USB、PC/AT互換パソコンで主流となっているPS/2規格のコネクタ、デジタル無線等の無線通信方式、IrDA(Infrared Data Association)等の赤外線通信方式等のインターフェースを用いることができる。さらに、指示器接続部120は、第1インターフェース部が兼用するようにしてもよく、これにより、例えば第1インターフェース部24aをUSBホストコントローラとすることにより、ここにUSB規格のキーボードを接続するようにすることも可能である。
なお、本実施形態では、実験台100の関連機器接続部の情報通信部115および関連機器101の情報通信部135として赤外線通信装置を挙げたが、本発明はこれに限定されるものではなく、情報の送受信ができる装置であればどのような装置でも採用できる。例えば、それぞれ情報通信部115をICタグ、情報通信部135をICタグ用の読み取り取り/書き込み装置とすることによって、関連機器101のICタグの情報を読み取る、あるいはICタグ情報を書き込むようにすることができる。また、両者ともにモジュール化された通信装置とすることもできる。
また、電極102と実験台100との接続方法については、固有ケーブルを用いずに、電極102の側端に検出信号送信用電気接点141と受電用電気接点142を直接設けたプラグコネクタ143として、リセプタクルコネクタ113と直接嵌合させるようにしてもよい。そしてさらに、電極102の電源部145に2次電池145bを設けることにより、実験台100から送電された電力を充電するようにしてもよい。これにより、充電後に前記リセプタクルコネクタ113との嵌合状態を解除して、電極102を実験台100から離した状態で使用することが可能となる。
次に、本発明に係る実験台の第2の実施形態について説明する。本実施形態の実験台において、実施形態1のものと同一またはそれに相当する機能、構成を有する要素には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
図2は、本実施形態の実験台100のブロック図である。本実施形態では、第1の実施形態とは異なり、実験台100と電極102との間では電力の送電は行われず、電極102で検出された検出信号のみが実験台100へ送信される。電極102の検出部144を被検液に浸漬した場合、液中のイオン等により検出部144に起電力が生じるので、この起電力から目的とする測定値を求めるようになる。このような電極102としては、pH電極、ORP電極、各種イオン電極等が挙げられるが、その他に、検出部144内部に電池を内蔵してこの起電力により動作するガルバニ電池センサも挙げられる。
以下、電極102をpH電極とした場合について説明する。
電極102の一端側には、プラグコネクタ143が取り付けられた固有ケーブルが設けられており、プラグコネクタ141は、検出信号送信部である検出信号送信用電気接点141を有している。一方、実験台100の電極接続部はリセプタクルコネクタ113として構成され、検出信号受信部である検出信号受信用電気接点111とを有している。プラグコネクタ141とリセプタクルコネクタ111とが嵌合することによって、電極102と実験台100との電気的接続が達成される。
図2に示すように、pH電極102において、検出部144で検出したアナログの検出信号は検出信号送信用電気接点141により送信され、実験台100の検出信号受信用電気接点111により検出信号送信用電気接点141から送信された信号を受信する。そして検出信号受信用電気接点111で受信された検出信号は、A/D変換器122へ入力してデジタル信号に変換され、その後CPU118へ入力してここで演算処理されて、測定値としてのpH値が指示器103の表示部151に表示される。
なお、本実施形態では、実験台100にA/D変換器122を備えた構成としたが、電極102にA/D変換器を備えるような構成にしてもよい。これにより、電極102の検出部144で検出したアナログの検出信号は、電極102にあるA/D変換器によってデジタル信号に変換され、その後電極102の検出信号送信用電気接点141から検出信号を送信し、実験台100の検出信号受信用電気接点111で検出信号を受信することができる。
次に、本発明に係る実験台の第3の実施形態について説明する。本実施形態の実験台において、実施形態1のものと同一またはそれに相当する機能、構成を有する要素には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
図3は、本実施形態の実験台200のブロック図である。本実施形態では、電極202は、電極202に係る情報を記憶するICタグ163を備えている。それに対し、実験台200は、ICタグ163の情報を読み込む、あるいはICタグ163へ所望の情報を書き込む機能を持った読み取り/書き込み手段(読み取り/書き込み装置)153を電極接続部として備えている。
ICタグ163の種類としては幾つかあるが、多く採用されているRFIDタグを用いることができる。ICタグ163と読み取り/書き込み装置153のそれぞれには、電力の送電および情報の送受信を行うためのアンテナが備えられており、例えば電磁誘導方式の場合はコイル型のアンテナとなる。両者の誘導磁束による誘起電圧を利用して、ICタグ163へ電力を供給するとともに、読み取り/書き込み装置153は、ICタグ163のアンテナから発信された情報を受信して読み取る、あるいは読み取り/書き込み装置153からICタグ163へ書き込みたい情報を、読み取り/書き込み装置153のアンテナを介して送信して書き込むようになっている。
電極202の検出部144で検出したアナログの検出信号は、検出信号発生部146のA/D変換器146aでデジタル信号化された後に、ICタグ163へ入力される。ICタグ163は、図示しない、前記デジタル信号化された検出信号を記憶するメモリ、前記電極202に係る情報を読み取り/書き込み装置153へ送信する検出信号送信部161、読み取り/書き込み装置153から電力を受電する受電部162等で構成されており、検出信号送信部161よび受電部162は、ICタグ163に備えられたアンテナが兼用することになる。
検出信号送信部161から送信された検出信号は、読み取り取り/書き込み装置153に設けられた検出信号受信部151によって受信され、その後CPU118へ入力されて演算処理される。実験台200の給電部117から読み取り取り/書き込み装置153へ電力が供給されており、読み取り取り/書き込み装置153の送電部152から送電された電力は、ICタグ163の受電部162によって受電される。読み取り取り/書き込み装置153の検出信号受信部151および送電部152は、ここに設けられたアンテナが兼用することになる。
また、検出信号受信部151は、読み取り取り/書き込み装置153から書き込みたい情報を送信する情報信号送信部としての機能も有しており、ここから送信された情報は、ICタグ163の検出信号送信部161が情報信号受信部としての機能を兼用することにより、ここへ受信された後にICタグ163のメモリへ記憶される。
なお、ICタグ163の前記メモリには、電極202に係る情報として、前記検出信号以外に、(a)型式、製造番号を含む群から選択される電極202の識別情報、(b)校正年月日、校正時、校正データを含む群から選択される校正履歴情報、(c)測定年月日、測定時、測定値、測定環境(測定時の室温および/または測定時の湿度を含む)含む群から選択される測定情報、うちの少なくとも1つを記憶させることができる。
また、電極202の電源部145に2次電池145bを設けることにより、ICタグ163に送電された電力を充電することも可能である。これによって、読み取り取り/書き込み装置153の電波が届かない程ICタグ163が離れてしまい、電力を受電することができない場合においても、2次電池145bの電力により電極202を動作させて測定することができる。
次に、本発明に係る実験台の第4の実施形態について説明する。本実施形態の実験台において、第1の実施形態のものと同一またはそれに相当する機能、構成を有する要素には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
図4は、本実施形態の実験台300のブロック図である。本実施形態において、実験台300は、電極接続部として1次コイル163を備えている。1次コイル163は、電極302へ電力を送電する、あるいは電極302で検出した検出信号を受信する機能を有している。それに対し、電極302には2次コイル173が備えられており、実験台300から送電された電力を受電する、あるいは実験台へ検出された検出信号を送信する機能を有している。1次コイル163と2次コイル173とは、非触型の接続方式となっている。
まず、実験台300から電極302への電力を送電する構成について説明する。実験台300の1次コイル163は、電極302へ電力を送電するための送電部162と、電極302の検出部144からの検出信号を受信する検出信号受信部161とを備えており、電極接続部として構成されている。また、1次コイル163は、給電部117から電力を供給される。
給電部117は、整流回路117aと、整流回路117aで発生した直流電力から所定の周波数を持つ交流電力を発生させる発振回路117bとで構成されており、この交流電力が1次コイル163に供給される。すると、1次コイル163では磁界が発生し、この磁界による電磁誘導により2次コイル173に交流電流が誘起されるので1次コイル163から2次コイル173へ電力が送電されることになる。
すなわち、実験台300の1次コイル163の送電部162から、電極302の2次コイル173の受電部172へ電力が送電される。そして、この誘起された交流電流による交流電力は、さらに電極302の電源部145に設けられた整流回路145aへ供給されて直流電力に変換されて、これが電極302の駆動電力となる。
しかし、上述したようにして電力を送電するためには、1次コイル163と2次コイル173を近接させる必要がある。このため、1次コイル163および2次コイル173は、それぞれ実験台300の天板の表面近傍、電極302の外縁近傍に配置するとともに、実験台300の1次コイル163がある位置にマーキングする等して電極302を載置する位置を指定するようにしている。
さらに、電極302の電源部145に2次電池145bを設けることによって、整流回路145aで発生した直流電力を貯めるようにしており、電極302が実験台300の所定位置(充電位置)に載置されている時に1次コイル163から送電された電力を充電する。これによって、電極302の充電が完了した後に、実験台300の充電位置から電極302を離して任意の場所に移動させて測定することができる。なお、整流回路145aで発生した直流電力は、検出部144および検出信号発生部146へも供給される。
次に、電極302から実験台300への検出信号を送信する構成について説明する。
電極302の検出部144で検出したアナログの検出信号は、検出信号発生部146のA/D変換器146aでデジタル信号化され、その後記憶部147へ入力されてここで記憶される。記憶部147としては、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory:電気的消去書き込み可能な読み出し専用メモリ)、フラッシュメモリ、電池バックアップ付きRAM、EPROM、ワンタイムROM、メモリ付きCPUなどを用いることができる。電極302が実験台300の充電位置から離して測定しているときは、検出部144で検出された信号は、記憶部147に逐一記憶される。
そして、測定終了後または電極302の充電が必要になったときに、電極302を前記充電位置に載置することによって、2次電池145bを充電するとともに、記憶部147へ記憶された電極302の検出部144からの検出信号は、変調回路148において変調された後に2次コイル173へ入力し、1次コイル163と2次コイル173との間の送電信号に重畳されて、電極302から実験台300へ送信される。すなわち、電極302の2次コイル173の検出信号送信部171から、実験台300の1次コイル163の検出信号受信部161へ変調された検出信号が送信される。その後、受信された検出信号は、復調回路123によって復調され、デジタル信号としてCPU118に入力されて演算処理され、目的とする測定値が指示器103の表示部151に表示される。
なお、記憶部147には、電極302の検出部144からの検出信号以外に、第3の実施形態で挙げたような電極302に係る情報を記憶させるようにしてもよく、実験台300のCPU118へこれらの情報に係る信号を入力させて指示器103の表示部151に表示させることも可能である。また、指示器103の表示キー152により、記憶部147に書き込みたい情報を書き込むようにしてもよい。
また、1次コイル163および2次コイル173は、それぞれ送電部162、受電部172のみで構成するようにし、さらに、検出信号送信部171および検出信号受信部161は、別途モジュール化した通信装置で構成するようにしてもよい。これにより、電極302で測定中に検出部144で検出した検出信号を、実験台300の方へ逐一送信することが可能となる。
次に、本発明に係る実験台の第5の実施形態について説明する。本実施形態の実験台400において、第4の実施形態のものと同一またはそれに相当する機能、構成を有する要素には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
図5は、本実施形態の実験台400のブロック図である。本実施形態では、実験台400は、送電部184と情報通信部185(受信部)で構成される1次コイル186を関連機器接続部として備え、関連機器201は、送電部184から電力を受電する受電部194および情報通信部195(送信部)で構成される2次コイル196を備える構成となっている。すなわち、1次コイル186と2次コイル196との間で、電力の送電および受電と、情報の送信および受信ができる構成となっている。
関連機器は、スターラ201とする。実験台400にある給電部117の整流回路117aで発生した直流電力は、発振回路117bによって発生した交流電力が1次コイル186に供給され、これによってコイル416では磁界が発生し、この磁界による電磁誘導によりスターラ201の2次コイル196に交流電流が誘起されるので、1次コイル186から2次コイル196へ電力が送電されることになる。すなわち、1次コイル186の送電部184から、2次コイル196の受電部194へ電力が送電されることになる。そして、この誘起された交流電流による交流電力は、さらにスターラ201の電源部に設けられた整流回路131aへ供給されて直流電力に変換されて、これがスターラ201の駆動電力となる。
一方、第1の実施形態で説明したモーターの回転数、モーターへ投入する電力量(撹拌力)等のスターラ201に係る情報は、スターラ201の記憶部132に記憶されている。スターラ201に係る情報は、制御部133により記憶部132から読み込まれて、その後変調回路137で変調されて2次コイル196へ入力されるとともに、1次コイル186と2次コイル196との間の送電信号に重畳されて、スターラ201から実験台400へ送信される。すなわち、2次コイル196の情報通信部195から1次コイル186の情報通信部185へスターラ201に係る情報が送信される。
その後、情報通信部185で受信されたスターラ201に係る情報は、復調回路123によって復調され、CPU118を介して目的とするスターラ201に係る情報がRAM119bに記憶される、あるいは指示器103の表示部151に表示される。
なお、表示部151は、実験台400の天板上に支柱を介して設けるようにする、あるいは実験台400の本体側面に設けるようにすることができる。さらに、データを表示する表示部、表示方法を切替える表示切替器、データを表示する実験装置を選択する装置選択器等を備えるようにしてもよい。
以上、本発明の実験台について水質計を例として説明したが、これに限定されるものではなく、試料物質の濃度等を測定する電気滴定装置、光を使って測定する濁度分析機器等、実験台に載置できる小型の分析機器であればどんなものでも対象とすることができる。例えば、電気滴定装置とした場合、装置の制御等を行う装置本体の機能は実験台に内在させ、関連機器である滴定試薬を制御可能に供給する滴定試薬供給装置、被検液を撹拌するスターラ、天秤、ターンテーブル等に、それぞれ電力の受電および情報の送受信用のコイルを設けることによって、該実験台の所定位置に載置して所望の実験や分析を行うことができる。
100 実験台
101 関連機器(スターラ)
102 電極
103 指示器
104 情報機器(パーソナルコンピューター)
105 着脱可能記録媒体(USBメモリ)
111 検出信号受信部
112 送電部
113 電極接続部
114 送電部
115 情報通信部
116 関連機器接続部
117 給電部
118 演算処理部(CPU)
119a 第1記憶部(ROM)
119b 第2記憶部(RAM)
120 指示器接続部
121a 情報伝達部(第1インターフェース)
121b 情報伝達部(第2インターフェース)
151 表示部
152 操作部(操作キー)

Claims (11)

  1. 検出対象を検出する電極が接続される電極接続部と、各種分析機器に使用される関連機器が接続される関連機器接続部と、前記電極または前記関連機器の設定条件等を入力する指示器が接続される指示器接続部と、情報機器と情報の伝達を行う情報伝達部と、前記電極または前記関連機器から入力された信号に基づいて演算処理や制御等を行う演算処理部と、前記電極および該実験台の各構成部の機能を制御するソフトウエア等を記憶する第1記憶部と、前記電極または前記関連機器の情報等を記憶する第2記憶部と、を備えたことを特徴とする実験台。
  2. 前記関連機器接続部は、前記関連機器へ電力を送電する送電部を備え、前記関連機器は、前記関連機器接続部から電力を受電する受電部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の実験台。
  3. 前記関連機器接続部および前記関連機器は、お互いに情報の送受信を行う情報通信部を個々に備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の実験台。
  4. 前記関連機接続部は、前記送電部を構成する1次コイルを有し、前記関連機器は、前記受電部を構成する2次コイルを有し、前記1次コイルと前記2次コイルとの電磁誘導結合により前記送電部から前記受電部へ電力が送られることを特徴とする請求項2に記載の実験台。
  5. 前記2次コイルは、さらに情報送信部を構成し、前記1次コイルは、さらに情報受信部を構成し、前記1次コイルと前記2次コイルとの電磁誘導結合により前記情報送信部から前記情報受信部へ前記関連機器に係る情報が送信されることを特徴とする請求項4に記載の実験台。
  6. 前記電極は、該電極の検出部による検出信号を前記電極接続部へ送信する検出信号送信部を備え、前記電極接続部は、前記検出信号送信部から送信された検出信号を受信する検出信号受信部を備えたことを特徴とする請求項1ないし5に記載の実験台。
  7. 前記電極接続部は、前記電極へ電力を送電する送電部を備え、前記電極は、前記電極接続部から電力を受電する受電部を備えたことを特徴とする請求項6に記載の実験台。
  8. 前記電極は、前記検出信号送信部である検出信号送信用電気接点を備え、前記電極接続部は、前記検出信号受信部である検出信号受信用電気接点を備えることを特徴とする請求項6に記載の実験台。
  9. 前記電極接続部は、前記送電部である送電用電気接点を備え、前記電極は、前記受電部である受電用電気接点を備えることを特徴とする請求項8に記載の実験台。
  10. 前記電極接続部は、前記送電部および前記検出信号受信部を構成する1次コイルを備え、前記電極は、前記受電部および前記検出信号送信部を構成する2次コイルを備え、前記1次コイルと前記2次コイルとの電磁誘導結合により、前記送電部から前記受電部へ電力が送られるとともに、前記検出信号送信部から前記検出信号受信部へ前記検出信号が送信されることを特徴とする請求項7に記載の実験台。
  11. 前記実験台は、前記電極または前記関連機器から入力された信号を処理した結果を表示する表示部を備えたことを特徴とする請求項1ないし10に記載の実験台。






















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KR101837924B1 (ko) * 2017-08-16 2018-03-13 주식회사 지티사이언 스마트 실험대
JPWO2017122683A1 (ja) * 2016-01-16 2018-11-15 武蔵エンジニアリング株式会社 液体材料吐出装置

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