JP2010227018A - 有害生物防除剤散布用ノズルおよび有害生物防除剤散布装置 - Google Patents

有害生物防除剤散布用ノズルおよび有害生物防除剤散布装置 Download PDF

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Abstract

【課題】局所的な処理が可能であり、かつ氷結物による閉塞が生じにくい有害生物防除剤散布用ノズルの提供。
【解決手段】有害生物防除剤を含有する液化二酸化炭素を散布するノズル3。ノズル本体4と、ノズル本体4の先端に取り付けられるガイド筒体5とを備えている。ガイド筒体5は、先端部11aから二酸化炭素を噴射可能な外筒部11と、その内部に設けられた噴射部12とを備えている。噴射部12は、液化二酸化炭素を外筒部11内に噴出させる噴出口12bを有する。外筒部11には、噴射部12の噴出口12bより基端側の位置に外気を導入可能な通気口17が形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、有害生物防除剤の散布用ノズルおよびこれを用いた散布装置に関する。
従来より、殺虫・防虫剤などの有害生物防除剤の散布装置として、有害生物防除剤を含有させた液化二酸化炭素(液化炭酸ガス)を散布する装置が知られている。(例えば特許文献1、2参照)
この技術は、二酸化炭素によって有害生物防除剤を散布するため、噴霧剤の引火性や環境上の問題が少なく、しかも効率よく均一な散布が可能となる。このため、例えば農業用ハウス内などの広い空間に全体に均一に有害生物防除剤を散布するために用いられている。
しかし、この技術は、薬剤を広い空間に均一に散布するためには効果的であるが、例えばコクゾウ等の貯蔵害虫や、ゴキブリなどの衛生害虫などが発生する比較的狭い領域を対象とし、それ以外の領域への影響をできるだけ抑えたい場合、すなわち局所的な処理が求められる場合には不適当であった。
これに対し、特許文献3に記載の散布装置では、粒子状の二酸化炭素を散布することによって局所散布を可能としている。
特開平2−258702号公報 特開平3−219828号公報 特開2006−169170号公報
しかしながら、上記散布装置では、二酸化炭素の気化にともなう温度の低下により生成した氷結物によってノズルが閉塞しやすく、長時間の散布が難しいという問題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであって、局所的な処理が可能であり、かつ氷結物による閉塞が生じにくい有害生物防除剤散布用ノズルおよび散布装置を提供することを目的とする。
本発明の有害生物防除剤散布用ノズルは、有害生物防除剤を含有する液化二酸化炭素を散布するノズルであって、前記液化二酸化炭素の供給手段に接続されたノズル本体と、前記ノズル本体の先端に取り付けられて前記二酸化炭素が噴射されるガイド筒体とを備え、前記ガイド筒体は、先端部から前記二酸化炭素を噴射可能な外筒部と、その内部に設けられた噴射部とを備え、前記噴射部が、前記液化二酸化炭素を外筒部内に噴出させる噴出口を有し、前記外筒部には、前記噴射部の噴出口より基端側の位置に外気を導入可能な通気口が形成されている有害生物防除剤散布用ノズルである。
前記通気口は、前記外筒部の周方向に間隔をおいて複数形成されていることが好ましい。
前記通気口は、前記外筒部の外面側から内面側に向けて基端方向に傾斜して形成されていることが好ましい。
本発明の有害生物防除剤散布装置は、前記有害生物防除剤散布用ノズルと、この有害生物防除剤散布用ノズルに前記液化二酸化炭素を供給する供給手段を備えている有害生物防除剤散布装置である。
本発明によれば、ガイド筒体に通気口が形成されているため、外部の空気が通気口を通してガイド筒体内に流入し、この空気流によって氷結物の付着が阻止されることから、ガイド筒体の閉塞がおこらず、長時間にわたり有害生物防除剤の散布が可能となる。
また、ガイド筒体が設けられているので、ガイド筒体の内部温度を適度な範囲、すなわち二酸化炭素の一部が固体または液体の状態に保たれる範囲に維持できる。
このため、二酸化炭素は、固体および液体も含んだ状態でガイド筒体から噴出し、有害生物防除剤とともに途中で拡散せずに対象領域に向かう。
従って、比較的狭い領域、例えば食品製造工場などにおいて害虫等が発生する可能性がある特定の狭い領域を対象とする場合に、この対象領域に集中的に有害生物防除剤を散布することが可能であり、害虫等の防除を効率よく行うことができる。
また、対象としていない領域に有害生物防除剤が及ぶのを抑えることができるため、製品等への防除剤混入を防止でき、安全性を高めることができる。
本発明の有害生物防除剤散布用ノズルの一例を用いた散布装置を模式的に示す構成図である。 ノズルの構成を示す模式図である。 ノズルを示す側面図である。 ノズルのガイド筒体を示す断面図である。 ガイド筒体の正面図である。 実施例で使用したチャンバーの平面図である。
図1は、本発明の有害生物防除剤散布用ノズルの一例である噴射ノズル3を用いた有害生物防除剤散布装置10を模式的に示す構成図である。図2は散布装置10で用いられる噴射ノズル3を示す模式図である。図3は、噴射ノズル3の具体例を示す側面図である。図4は、噴射ノズル3のガイド筒体5を示す断面図である。図5は、ガイド筒体5の正面図である。
図1に示すように、散布装置10は、有害生物防除剤を含む液化二酸化炭素が充填されている耐圧容器1(供給手段)と、管路2を介して耐圧容器1に接続可能な噴射ノズル3(有害生物防除剤散布用ノズル)とを備えている。
耐圧容器1としては、金属製ボンベが使用できる。
管路2は、柔軟性を有するものが好ましく、耐圧性の高い樹脂材料、特にナイロン繊維、ポリエステル繊維などの合成繊維などで補強された樹脂材料が好ましい。
図2に示すように、噴射ノズル3は、ノズル本体4と、ノズル本体4の先端に取り付けられたガイド筒体5とを備えている。
ノズル本体4は、流路6の開閉弁7を備えている。図3に示すように、開閉弁7は、開閉レバー8によってその開度を任意に調整できるように構成できる。
図3〜図5に示すように、ガイド筒体5は、外筒部11と、その内部に設けられた噴射部12とを備えている。
図4において、左方は噴射ノズル3の先端方向であり、防除剤が噴射される方向である。以下の説明ではこの方向を前方といい、その反対方向、すなわち基端方向を後方ということがある。
図4に示すように、外筒部11は、筒状の基部13と、基部13の先端部から先端方向に延出する延出筒部14とを備えている。
基部13は、比較的厚肉に形成され、その内面13aには、中心軸方向のほぼ中央位置に内方に環状に突出する環状凸部15が形成されている。
環状凸部15より後端側の内面には、ノズル本体4の先端部に形成されたネジ部(図示略)に嵌合可能なネジ部16が形成されている。
基部13には、前端面13bから内面13aにかけて通気口17が形成されている。
通気口17は、前端面13bから内面13aに向けて後方(基端方向)に向けて傾斜して形成されている。この傾斜角度α(外筒部11の中心軸方向に対する傾斜角度)は、30〜60度が好ましい。
通気口17を傾斜して形成することにより、二酸化炭素が通気口17を逆流して外部に噴出された場合でも、これが作業者に及ぶのを防ぎ、安全性を高めることができる。
また、通気口17を傾斜させることによって、空気流により開口部17a付近における氷結物付着が起こりにくくなり、通気口17の閉塞を防ぐことができる。
通気口17の内面側の開口部17a(内面側開口部)は、環状凸部15よりも先端側に形成される。図示例では、内面側の開口部17aは、噴射部12の本体部18(後述)に相当する位置に形成されている。
通気口17の内径は、2mm以上、例えば2〜4mmとすることができる。
図5に示すように、通気口17は、基部13の周方向に間隔をおいて複数形成することができる。図示例では、周方向に等間隔に6つの通気口17が形成されている。
通気口17を複数形成することにより、外部の空気を周方向に偏りなく導入でき、氷結物の付着を防ぐ効果を高めることができる。
延出筒部14は、円筒状に形成され、基部13の前端面13bから先端方向に延出しており、その内面14aは基部13の内面13aと面一となっている。
延出筒部14は、前端面13bにおける通気口17の開口部17b(外面側開口部)より径方向内方の位置から、延出して形成されている。
外筒部11の材質は、真鍮、ステンレス鋼、アルミニウム合金などの金属でもよいし、ポリエチレンやポリ塩化ビニルなどの合成樹脂でもよい。
噴射部12は、略円筒状の本体部18と、その先端に設けられた筒状のヘッド部19とを有し、中心軸方向に沿う流通孔12aを通して前記液化二酸化炭素が流通できるようになっている。
本体部18の後端には外方に突出するフランジ部20が形成されている。
本体部18は、環状凸部15内に挿通しており、フランジ部20は環状凸部15に当接して噴射部12の先端方向移動を規制する。
図示例では、本体部18は基部13内に位置している。
ヘッド部19は延出筒部14内に設けられており、流通孔12aの先端側の噴出口12bは延出筒部14内に位置している。このため、噴出口12bは、通気口17の内面側の開口部17aよりも先端側にある。
噴出口12bは、外筒部11の先端部11aよりも基端側に位置しているため、二酸化炭素を外筒部11内に噴出することができる。
噴射部12の外径は、延出筒部14の内径より小さくされているため、噴射部12の外面と外筒部11の内面との間には隙間21がある。
噴射部12は、中心軸が外筒部11の中心軸に一致するように設けるのが好ましい。
ガイド筒体5の長さは例えば3〜6cmとすることができる。
ガイド筒体5は、二酸化炭素の拡散を防ぎ、その流れを先端方向に向ける機能も有する。
次に、散布装置10を用いて有害生物防除剤を散布する方法について説明する。
本発明では、殺虫剤、防虫剤、殺菌剤および防かび剤などを有害生物防除剤として使用できる。
有害生物防除剤としては、例えばコクゾウやヒラタコクヌストモドキのような貯蔵害虫、ゴキブリ、ノミ、イエダニ、ナンキンムシなどの衛生害虫などに対して有効なものを使用できる。
有害生物防除剤の具体例としては、例えば1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル クリサンテマート、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチルベンジル 2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシラート、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル 2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシラート、2−メチル−3−(2−プロピニル)−4−オキソ−シクロペント−2−エニル クリサンテマート、α−シアノ−3−フェノキシベンジル クリサンテマート、2−(4−エトキシフェニル)−2−メチルプロピル 3−フェノキシベンジル エーテル、3−フェノキシベンジル クリサンテマート、O,O−ジメチル O−(3−メチル−4−ニトロフェニル)フォスフォロチオエート、エチルアルコール、3−ヨードプロパルギル n−ブチルカーバメートなどを挙げることができる。
二酸化炭素中に含有される有害生物防除剤の含量は、例えば0.005〜10重量%、好ましくは0.05〜5重量%の範囲とすることができる。
有害生物防除剤は、液化二酸化炭素に含有させ、耐圧容器1に充填して使用する。
図2および図3に示すように、噴射ノズル3において開閉レバー8を操作して開閉弁7を開くことによって、有害生物防除剤を含有する液化二酸化炭素を耐圧容器1から管路2を経て噴射ノズル3に導入する。
図4および図5に示すように、液化二酸化炭素はノズル本体4からガイド筒体5の噴射部12に導入され、その先端の噴出口12bから外筒部11内に噴出する。
噴出した液化二酸化炭素の一部は気化熱を奪いつつ気化するため、外筒部11内は低温となる。このため、二酸化炭素の一部は固体となり、二酸化炭素は固体、液体および気体を含んだ状態となる。温度の低下により外筒部11内の空気中の水分も固体になるため、この水分と固体の二酸化炭素の一部は氷結物を形成することがある。
噴射ノズル3では、ガイド筒体5が設けられているので、ガイド筒体5の内部温度を適度な範囲、すなわち二酸化炭素の一部が固体または液体の状態に保たれる範囲に維持できる。
このため、二酸化炭素は、固体および液体も含んだ状態で外筒部11の先端部11aから噴射される。気化による圧力上昇によって、二酸化炭素は高速で噴出する。固体および液体の二酸化炭素はガイド筒体5から噴射された後、外気に加温されて気化する。
外筒部11には通気口17が形成されているため、噴射部12からの二酸化炭素の噴出とともに外部の空気が通気口17を通して外筒部11の基部13内に流入し、二酸化炭素の噴出に伴って先端方向に流れる。空気は噴射部12の外面と外筒部11の内面の隙間21を先端方向に向かって流れ、二酸化炭素とともに外筒部11の先端から流出する。
上述のように、二酸化炭素の一部は水とともに氷結物になるが、この氷結物は、外筒部11内の空気流によって付着が阻止され、二酸化炭素および空気に同伴して排出されやすくなる。
また、空気の導入により外筒部11内の温度が適度な範囲に調整されることも、氷結物の付着防止に寄与する。
このため、氷結物がガイド筒体5を閉塞させることがなく、長時間にわたり有害生物防除剤の散布が可能となる。
有害生物防除剤は、二酸化炭素の気化とともに微粒子化しつつ、二酸化炭素に同伴してガイド筒体5の先端から噴出し、対象領域に散布される。
上述のように、二酸化炭素は固体および液体も含んだ状態で噴出されるため、噴出時から全量が気体である場合に比べ、途中で拡散せずに対象領域に向かう。
このため、微粒子化した有害生物防除剤も途中で拡散せず、対象領域に到達しやすくなる。
従って、比較的狭い領域、例えば食品製造工場などにおいて害虫等が発生する可能性がある特定の狭い領域を対象とする場合に、この対象領域に集中的に有害生物防除剤を散布することが可能であり、害虫等の防除を効率よく行うことができる。
また、対象としていない領域に有害生物防除剤が及ぶのを抑えることができるため、製品等への防除剤混入を防止でき、安全性を高めることができる。
(実施例1)
図1に示す散布装置10を用いて、図6に示すチャンバー31において次の試験を行った。図6はチャンバー31の平面図である。
有害生物防除剤の2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチルベンジル 2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシラート(プロフルトリン) を含む液化二酸化炭素を耐圧容器1に充填した(有害生物防除剤の濃度:1.0質量%)。
容積28mのチャンバー31の床面の対象領域32(一方側の壁面に近い領域)(長さ3m、幅1m)に、供試虫の入った容器を置き、噴射ノズル3を用いて、有害生物防除剤を含有する二酸化炭素を1m離れた位置から対象領域32に4秒間散布した。
換気を2回/hrの頻度で行い、試験開始から所定時間後に供試虫の死亡率を調べた。結果を表1に示す。
(比較例1)
噴射ノズル3に代えて、外筒部11を備えていないこと以外は噴射ノズル3と同様の噴射ノズルを用いたこと以外は実施例1と同様にして試験を行った。結果を表1に示す。
Figure 2010227018
表1より、図1に示す噴射ノズル3を用いた実施例1では、比較例1に比べ、害虫の防除効果を高めることができたことがわかる。
(実施例2)
図6に示すチャンバー31の対象領域32の中央位置33(対象領域中央位置33)と、対象領域32側の壁面とは反対側の壁面34に近い位置35、36(反対壁面近傍位置35、36)(床面からの高さ90cmの位置)に、ステンレス板(5cm×5cm)を置き、有害生物防除剤を含有する二酸化炭素を対象領域32に散布した後、所定時間後にステンレス板上の薬剤(有害生物防除剤)残留量を調べた。結果を表2に示す。なお、NDは検出限界未満を意味する。
薬剤散布時間は12秒間(4秒/mに相当)または24秒間(8秒/mに相当)とした。有害生物防除剤の濃度は1質量%とした。その他の試験条件は実施例1と同様とした。
Figure 2010227018
表2に示すように、実施例2では、対象としていない領域(反対壁面近傍位置35、36)における薬剤残留は見られなかった。
表1および表2に示す結果より、噴射ノズル3の使用によって、薬剤を対象領域32のみに集中的に散布することが可能であり、害虫等の防除を効率よく行うことができることがわかる。
また、実施例1、2では、氷結物による閉塞は起こらなかった。
1・・・耐圧容器(供給手段)、
3・・・噴射ノズル(有害生物防除剤散布用ノズル)、
4・・・ノズル本体、
5・・・ガイド筒体、
10・・・有害生物防除剤散布装置、
11・・・外筒部、
11a・・・先端部、
12・・・噴射部、
12b・・・噴出口。

Claims (4)

  1. 有害生物防除剤を含有する液化二酸化炭素を散布するノズルであって、
    前記液化二酸化炭素の供給手段に接続されたノズル本体と、前記ノズル本体の先端に取り付けられて前記二酸化炭素が噴射されるガイド筒体とを備え、
    前記ガイド筒体は、先端部から前記二酸化炭素を噴射可能な外筒部と、その内部に設けられた噴射部とを備え、
    前記噴射部が、前記液化二酸化炭素を外筒部内に噴出させる噴出口を有し、
    前記外筒部には、前記噴射部の噴出口より基端側の位置に外気を導入可能な通気口が形成されていることを特徴とする有害生物防除剤散布用ノズル。
  2. 前記通気口は、前記外筒部の周方向に間隔をおいて複数形成されていることを特徴とする請求項1に記載の有害生物防除剤散布用ノズル。
  3. 前記通気口は、前記外筒部の外面側から内面側に向けて基端方向に傾斜して形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の有害生物防除剤散布用ノズル。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の有害生物防除剤散布用ノズルと、この有害生物防除剤散布用ノズルに前記液化二酸化炭素を供給する供給手段を備えていることを特徴とする有害生物防除剤散布装置。
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