JP2010224850A - 割当システム、割当装置、割当方法、及びプログラム - Google Patents

割当システム、割当装置、割当方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明が解決しようとする課題は、サーバのディスクを容量・負荷の面で平準化させ、ディスクを効率よく利用できるように、ディスクの領域をユーザに割り当てる技術を提供することである。
【解決手段】本発明は、ユーザの利用が、記憶部に与える付加をユーザ毎に予想する予想手段と、各記憶部の空き領域の大きさと前記記憶部へのアクセス頻度とを測定する測定手段と、前記予想結果と前記測定結果とに基づいて、ユーザに利用領域を割り当てる記憶部を決定する決定手段とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、利用領域を割り当てるディスクを決定する技術に関する。
メールサービスは、利用者によって大きく利用傾向が異なる。そのため、頻繁にメールを送受信したり、サイズの大きいメールを送受信したりするユーザがメールボックス内の特定のディスクに集中した場合、そのディスクの負荷が高くなってしまう。これにより、ディスクアクセスの待ち時間が発生することになり、そのディスクに領域が割り当てられているユーザから見てサービス要求に対する待ち時間が発生し、サービスレベルが低下することがある。この問題に対しては、ディスクに大きな負荷を発生させているユーザを、他の負荷が低いディスクに再割り当てを行うことで解決できる。しかしながら、移動されたユーザから見るとユーザ申告によらないタイミングでサービス停止が発生することになり、インターネット上のインフラサービスというべきメールサービスにとっては好ましくない状況が発生することになる。
特許文献1では、新規ユーザ追加や契約メールボックスサイズ変更など、ディスクにユーザを割り当てる際に、負荷の低いディスクを選び、負荷がディスクの性能を上回らない範囲でユーザ割り当てを行う方法が開示されている。
特願2005‐098098号公報
しかしながら、特許文献1の技術は、ディスク容量が大きく空いているにも関わらず、負荷がディスク性能いっぱいのところまで達したために、ユーザ割り当てがおこなえず、ディスクが有効利用できないという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、サーバのディスクを容量・負荷の面で平準化させ、ディスクを効率よく利用できるように、ディスクの領域をユーザに割り当てる技術を提供することである。
上記課題を解決するための本発明は、割当システムであって、ユーザの利用が記憶部に与える付加を、ユーザ毎に予想する予想手段と、各記憶部の空き領域の大きさと前記記憶部へのアクセス頻度とを測定する測定手段と、前記予想結果と前記測定結果とに基づいて、ユーザに利用領域を割り当てる記憶部を決定する決定手段とを有することを特徴とする。
上記課題を解決するための本発明は、割当装置であって、ユーザの利用が記憶部に与える付加をユーザ毎に予想した予想結果と、各記憶部の空き領域の大きさと前記記憶部へのアクセス頻度との測定結果とに基づいて、ユーザに利用領域を割り当てる記憶部を決定する決定手段を有することを特徴とする。
上記課題を解決するための本発明は、割当方法であって、ユーザの利用が記憶部に与える付加を、ユーザ毎に予想する予想ステップと、各記憶部の空き領域の大きさと前記記憶部へのアクセス頻度とを測定する測定ステップと、前記予想結果と前記測定結果とに基づいて、ユーザに利用領域を割り当てる記憶部を決定する決定ステップとを有することを特徴とする。
上記課題を解決するための本発明は、情報処理装置のプログラムであって、前記プログラムは、ユーザの利用が記憶部に与える付加をユーザ毎に予想した予想結果と、各記憶部の空き領域の大きさと前記記憶部へのアクセス頻度との測定結果とに基づいて、ユーザに利用領域を割り当てる記憶部を決定する決定処理を情報処理装置に実行させることを特徴とする。
本発明によると、ユーザに対するサービスレベルを維持しつつ、ディスクの性能および容量の有効利用ができることにある。その理由は、ユーザが発生させる潜在的な負荷を、複数の評価項目により予想し、高負荷を発生させるユーザを現在低負荷であるディスクに割り当て、高負荷を発生させないユーザを現在高付加であるディスクに割り当てることができ、ディスクの負荷・両々の両面でディスク間の平準化ができるためである。
図1は、本発明の一例である。 図2は、ユーザ評価値の一例の説明図である。 図3は、ユーザ評価値の一例の説明図である。 図4は、ユーザ評価値の一例の説明図である。 図5は、ユーザ評価値の一例の説明図である。 図6は、ユーザ評価値の一例の説明図である。 図7は、ディスク付加評価値の判定の説明図である。
本発明は、メールボックスサーバのディスクを容量・負荷の面で平準化させ効率よく利用できるようにし、ディスク高負荷によるサービスレベル低下を防ぐことができるような、メールボックスへのユーザ割り当てを実現するための、ユーザの潜在的な負荷を評価する。
動作としては、まず、利用領域を割り当てようとするユーザが、その利用領域を使用するに当たって、ディスクに与える付加をユーザ毎に評価(予想)する。一方で、各ディスクの空き領域の大きさとアクセス頻度を測定する。評価結果と測定結果とに基づいて、該ユーザに利用領域を割り当てるディスクを決定する。
以下に、本発明の詳細を説明する。
まず、本発明の実施例の構成について図面を参照して説明する。
図1は、本発明における割当システムの一例のブロック図である。
割当システムは、メールボックスサーバ100と、ユーザ情報管理装置200と、追加ユーザ振り分け装置300と、メールクライアント装置400と、メール受信サーバ500と、メールアドレス検索装置600と、ユーザ追加・契約メールボックスサイズ変更指示装置700と、ディスク性能情報登録装置800と、ユーザ評価パラメータ変更装置900と、メール送信サーバ1000とを有する。
メールボックスサーバ100は、書込・削除・読出部101と、複数のディスク(102,103、及び104)と、ユーザ領域作成部105と、ディスクI/O(Input/Output)・空き容量測定部106と、メール送受信通数・サイズ取得部107とを有する。尚、本説明では、ディスクは3つ備えられている構成を用いて説明するが、数は限定しない。
書込・削除・読出部101は、ユーザに対してはメール読み出しサービスを提供する。そして、書込・削除・読出部101は、他ISP(インターネットサービスプロバイダ)のメール送信サーバに対してはメール格納サービスを提供する。また、書込・削除・読出部101は、メールクライアント装置400からのメール読み出し要求に応じて、該ユーザのメール内容を送信する。また、書込・削除・読出部101は、メール受信サーバ500からのメール書き込み要求に応じて、メールボックス内のディスクにメールを書き込む。
ディスクI/O・空き容量測定部106は、各ディスクのI/O数と空き容量とを測定する。ディスクI/O・空き容量測定部106は、全ディスクのディスクI/O状況と空き容量を一定間隔ごとに計測しており、計測した情報を追加ユーザ振り分け装置300に送信し、ディスクI/O実績・空き容量情報302の中の各ディスクに関する情報が更新される。
ユーザ情報管理装置200は、ユーザ情報変更・取得部201と、ユーザプロフィール分析部202と、メール基本情報203と、ユーザプロフィール管理情報204と、ユーザ契約情報205と、ユーザ利用実績管理情報206とを有する。
ユーザ情報変更・取得部201は、他の装置からのユーザ情報の変更・取得の要求を受付処理する。
ユーザプロフィール分析部202は、ユーザ評価時に、そのユーザに近似しているプロフィールをもつユーザを検索する。
メール基本情報203は、ユーザ識別情報と、そのユーザのメールアドレスと、メールボックス情報とが対応付けられて記憶されている。メールボックス情報とは、そのメールアドレスを有するメールが記憶されているディスクの識別情報とそのディスク内での記憶されている領域を示す領域情報とである。
ユーザプロフィール管理情報204は、ユーザを識別するユーザ識別情報と、そのユーザの名前・性別・年齢などのプロフィール情報とが対応付けられて記憶されている。
ユーザ契約情報205は、ユーザ識別情報と、そのユーザのメールアドレスと、そのユーザに割り当てられているメールボックスサイズ及びWeb領域サイズなどの契約情報とが対応付けられて記憶されている。
ユーザ利用実績管理情報206は、ユーザ識別情報と、そのユーザのメールアドレスと、そのユーザにディスクが割り当てられた日時を示す追加日時情報・メール送受信通数・サイズなど、ユーザのメールの利用実績、すなわち、ディスク利用実績を示す情報とが対応付けられて記憶されている。
追加ユーザ振分装置300は、ディスク割り当て決定部301、ディスクI/O(Input/Output)実績・空き容量情報302、及びディスク性能管理情報303を有する。
ディスク割当決定部301は、ユーザ追加時、又はメールボックスサイズ契約変更時のように、ユーザにメールボックスサーバ100のディスクの使用領域を割り当てる際に、ユーザの割当先ディスク及びそのディスク内での領域を決める。
ディスクI/O実績・空き容量情報302は、各ディスクの識別情報に、そのディスクのI/O実績と空き容量の情報とを対応付けて保持している。
ディスク性能管理情報303は、例えば容量や転送速度等、各ディスクが本来持つ性能情報を、各ディスクの識別情報に対応付けて保持する。
メールクライアント装置400は、ディスプレイなどの表示装置や、キーボードなどの入力装置を備えたユーザ側の端末である。ユーザは、メールクライアント装置400を用いて、メールの送信操作・受信操作を行う。
メール受信サーバ500は、サイト(ISP)内もしくはサイト外のメール送信サーバからのメールを受信する。そして、メールボックスサーバ100のディスクにメールを格納するよう、書込・削除・読出部101に指示する。
メールアドレス検索装置600は、メールアドレスを検索キーにして検索エンジンに対して検索要求を送信する。検索エンジンは、該メールアドレスがインターネット上で公開されている数を検索してメールアドレス検索装置600に通知する。これによりメールアドレス検索装置600は、該メールアドレスの公開状況を知ることが出来る。
ユーザ追加・契約メールボックスサイズ変更指示装置700は、ディスプレイなどの表示装置や、キーボードなどの入力装置を備えたサイトの管理者用の端末である。管理者は、本装置を用いて、ユーザ追加の指示、契約メールボックスサイズ変更を指示する。
ディスク性能情報登録装置800は、ディスプレイなどの表示装置や、キーボードなどの入力装置を備えたサイトの管理者用の端末である。管理者は、本装置を用いて、ディスクの追加時にそのディスクの性能情報をディスク性能管理情報に登録する。
ユーザ評価パラメータ変更装置900は、ディスプレイなどの表示装置やキーボードなどの入力装置を備えたサイトの管理者用の端末である。管理者は、本装置を用いて、ユーザ評価のための各種閾値・パラメータを設定・変更する。
メール送信サーバ1000は、メールクライアント装置400からのメール送信要求を受け、サイト内もしくはサイト外のメール受信サーバにメールを送信する機能を持つ。
次に、図1〜図7を参照して本発明の実施例の動作について詳細に説明する。
まず、メール受信時の動作について説明する。
メール受信サーバ500は、他サイト(外部)のメール送信サーバから送信されたメールを受信する。そして、メール受信サーバ500は、メールボックスサーバ100にメール格納要求を送信する。
メール格納要求を受けとったメールボックスサーバ100の書込・削除・読出部101は、そのメールのあて先に書き込まれているメールアドレスを有するユーザのメールボックス情報を取得するためのリクエストを、ユーザ情報管理装置200に送信する。このリクエストの中には受信したメールのサイズ及びメールアドレスが含まれる。
ユーザ管理情報装置200のユーザ情報変更・取得部201は、リクエストに含まれているメールアドレスに基づいて、メール基本情報203からそのメールアドレスに対応付けられているメールボックス情報(ディスクの識別情報および割当領域の情報)を取り出す。そして、ユーザ情報変更・取得部201は、読み出したメールボックス情報を書込・削除・読出部101に送信する。さらに、ユーザ情報変更・取得部201は、メールアドレスに基づいてユーザ利用実績管理情報206の中から当該メールアドレスを検索し、リクエストに含まれている受信メールサイズの情報を受信メール通数・サイズに反映させる。
書込・削除・読出部101は、メールボックス情報の中で指定されたディスクの領域に、メールを書き込む。
以上の処理によりメールの受信処理が完了する。
次にメール読み出し時の動作について説明する。
ユーザがメールクライアント装置400を用いてメールの受信操作を行う。これにより、メールクライアント装置400からメールボックスサーバ100に、ユーザ識別情報又はそのユーザのメールアドレスを含むメール受信要求が送信される。以下では、ユーザ識別情報がメール受信要求に含まれる場合を用いて説明する。
メールボックスサーバ100の書込・削除・読出部101は、ユーザ情報管理装置200にメールを受信するユーザのメールボックス情報を要求する。この要求には、ユーザ識別情報が含まれる。
ユーザ管理情報装置200ユーザ情報変更・取得部201は、メール基本情報203から。ユーザ識別情報に基づいて、そのユーザのメールボックス情報(ディスク識別情報および割当領域)を取り出し、書き込・削除・読出部101に送信する。
書込・削除・読出部101は、メールボックス情報の中で指定されたディスクの割当領域からメールを読み出し、メールクライアント装置400に送信する。
メールクライアント装置400は、受信したメールを画面に表示する。
以上の処理により、メールの読み出し処理が完了する。
次にメール送信時の動作について説明する。
ユーザがメールクライアント装置400を用いてメールの送信操作を行う。これにより、メールクライアント装置400からメール送信サーバ1000にユーザ識別情報又はそのユーザのメールアドレスを含むメール送信要求が送信される。以下では、ユーザ識別情報がメール送信要求に含まれる場合を用いて説明する。
メール送信サーバ1000は、メールに示されている宛先メールアドレスに従って、他のサイトのメール受信サーバもしくはメール受信サーバ500にメールを送信する。更に、メール送信要求に含まれるユーザ識別情報と送信メールのサイズの情報とをユーザ情報管理装置200に送信する。
ユーザ情報管理装置200のユーザ情報変更・取得部201は、受信したユーザ識別情報をユーザ利用実績管理情報206から検索し、送信メールサイズの情報を、当該ユーザの送信メール通数・サイズの情報に反映させる。
次に、新規ユーザ・メールボックス契約変更ユーザのディスクへのユーザ割り当て時の動作を説明する。
オペレータ(管理者)が、ユーザ追加・契約メールボックスサイズ変更指示装置700を操作し、対象のユーザを追加する指示を行う。これにより、追加ユーザ振分装置300およびユーザ情報管理装置200に、ユーザ追加指示が送信される。この指示には、対象のユーザの識別情報、メールアドレス、氏名・性別・生年月日などを含むプロフィール情報、及びメールボックスサイズなどの契約情報などが含まれる。
指示を受け取ったユーザ情報権利装置200は、指示に含まれる情報をメール基本情報203とユーザプロフィール管理情報204とユーザ契約情報205に登録する。
指示を受け取った追加ユーザ振分装置300は、ユーザ情報管理装置200にユーザ情報取得要求を送信する。このユーザ情報取得要求には、ユーザ識別情報が含まれる。
ユーザ情報取得要求を受け取ったユーザ情報変更・取得部201は、ユーザ識別情報に基づいて、メール基本情報203から当該ユーザのメールアドレスを取得する。また、ユーザ情報変更・取得部201は、ユーザ識別情報に基づいて、ユーザプロフィール管理情報204から当該ユーザのプロフィールを取得する。また、ユーザ情報変更・取得部201は、ユーザ識別情報に基づいて、ユーザ契約情報205から当該ユーザの契約情報を取得する。更に、ユーザ情報変更・取得部201は、ユーザ識別情報に基づいて、ユーザ利用実績管理情報206からユーザ利用実績情報を取得する。
ユーザプロフィール分析部202は、ユーザ情報変更・取得部201が取得した当該ユーザのプロフィールと一番近いプロフィールをもつユーザを探し出し、そのユーザの利用実績をユーザ利用実績管理情報206から取得する。ここで、プロフィール中の各項目を比較し、内容が同一である項目数が一番多いユーザが、当該ユーザの一番近いプロフィールを持つユーザと判定される。
ユーザ情報変更・取得部201は、今回、割り当てを行うユーザのユーザ識別情報、メールアドレス、プロフィール、契約情報、及びユーザ利用実績情報と、ユーザプロフィール分析部202が取得した当該ユーザのプロフィールと一番近いプロフィールをもつユーザの利用実績とを、追加ユーザ振分装置300に送信する。
情報を受け取った追加ユーザ振分装置300のディスク割当決定部301は、計算式(1)に基づいて、該ユーザにディスクを割り当てた場合に、ディスクに与える付加の予想値であるディスク付加評価値を算出する。
計算式1
Figure 2010224850
ユーザ評価値は、評価観点によって、求め方を変える。
まず、メールボックス契約変更の場合を説明する。
評価観点1は、計算式2を用いて、該ユーザの単位時間当たりのメール送受信数を算出し、図2を用いて評価値を求める。
計算式2
(単位時間当たりのメール送受信数)=((ユーザ追加から現在までの総メール送信数)+(ユーザ追加から現在までの総メール受信数))/(ユーザ追加から現在までの日数)
評価観点2は、計算式3を用いて、該ユーザの単位時間当たりのメール送受信サイズを算出し、図3を用いて評価値を求める。
計算式3
(単位時間当たりのメール送受信サイズ)=((ユーザ追加から現在までの累積メール送信サイズ)+(ユーザ追加から現在までの累積メール受信サイズ))/(ユーザ追加から現在までの日数)
続いて、新規契約の場合を説明する。
評価観点3は、新規ユーザのプロフィールに似たユーザの利用実績単位時間当たりのメール送受信数を計算式2を用いて算出し、図2を用いて評価値を求める。
評価観点4は、新規ユーザのプロフィールに似たユーザの利用実績単位時間当たりのメール送受信サイズを計算式3を用いて算出し、図3を用いて評価値を求める。
続いて、メールボックス契約変更及び新規契約共通の場合を用いて説明する。
評価観点5は、該ユーザの契約メールボックスサイズに応じて評価する。本説明では、契約メールボックスサイズが、100MB(MegaByte),200MB,700MB,及び3GBの4種類の契約がある場合を用いて説明するが、この場合に限らず、適宜設定すればよい。図4に示すように、契約メールボックスサイズに応じて評価値を設定し、評価値を求める。
評価観点6は、契約Webサイズに応じて評価する。契約Webサイズとは、メールの他に、ホームページ、ファイルの保存等のように該ユーザが使用できるディスクの容量である。本説明では、契約メールボックスサイズが、100MBから3000MBまで、50MB刻みの契約がある場合を用いて説明するが、この場合に限らず、適宜設定すればよい。図5に示すように、契約Webサイズに応じて評価値を設定し、評価値を求める。
続いて、メールアドレスを用いて評価する場合について説明する。
評価観点7は、メールボックス契約変更の場合に行う評価であり、メールアドレス検索ヒット数に応じて評価する。これは、インターネット上で公開されている数が多いほど、そのメールアドレス宛のメールが増え、ディスクに与える負荷も大きくなるとの観点で評価する。本説明では、図6に示すように評価値を設定するが、適宜設定すればよい。
評価観点8は、メールボックス契約変更及び新規契約共通の場合に行う評価であり、メールアドレスの長さに応じて評価する。これは、メールアドレスが長いと、該メールアドレスの書き込み、読み込み又は検索に負荷がかかるとの観点で評価する。例えば、メールアドレスのユーザ部の長さが10バイトより小さい場合には計算式4を用いて評価値を算出し、メールアドレスのユーザ部の長さが10バイト以上の場合には、評価値を0とする。なお、本説明は、一例であり、この場合に限らず適宜設定すればよい。
計算式4
(評価値)=10−(メールアドレスのユーザ部の長さ)
重み付け係数は、評価観点に応じて適宜設定される。
上記評価観点7に基づいた評価値を算出するために、ディスク割当決定部301は、メールアドレス検索装置600にメールアドレス検索要求を送信する。これを受けたメールアドレス検索装置600は検索エンジンにアクセスし、検索を行い、ヒット件数をディスク割り当て決定部301に送信する。
また、評価観点3又は4に基づいた評価値を算出するために、ユーザプロフィール分析部202がユーザプロフィール管理情報の中の各ユーザのプロフィールの各項目と、当該ユーザのプロフィールの各項目を比較し、一致する項目が一番多かったユーザについてユーザ利用実績管理情報206から利用実績情報を読み出し、ユーザ情報変更・取得部201を経由してディスク割り当て決定部301に送信し、ユーザの評価を行う。
ディスク割当決定部301は、ディスクI/O実績・空き容量情報302から各ディスクのディスクI/O実績情報と空き容量情報を取り出す。また、ディスク割当決定部301は、ディスク性能管理情報303から各ディスクの性能情報を取り出す。ディスク割り当て決定部301は、空き容量のないディスクおよび、ディスクI/O実績がディスク性能情報と一致もしくは高い場合には、そのディスクをユーザの割り当て対象候補から外し、ディスクの負荷実績に基づいてディスクを順位付ける。
ディスク割当決定部301は、図7に示すように、ディスク付加評価値が閾値2を上回っている場合は高負荷ユーザとみなし、割り当て対象候補ディスクの中で負荷実績が低いディスクを該ユーザに割り当てることを決定する。一方、閾値1と2の間の値であれば中負荷ユーザとみなし、割り当て対象候補ディスクの中で負荷実績が中程度の順位であるディスクを割り当てることを決定する。更に、閾値1以下であれば低負荷ユーザとみなし、割り当て対象候補ディスクの中で負荷実績の高いディスクを割り当てることを決定する。なお、図7に示した例は、上記評価観点の重み付け係数をすべて1とした場合の例である。
ユーザ領域作成部105は、ディスク割当決定部301が決めた割り当てディスクとその領域をディスク割当決定部301から受信し、ディレクトリ作成などの操作によりディスク上の領域を当該ユーザ用に確保する。
さらにディスク割当決定部301は、決定した割り当て情報をユーザ情報管理装置200に送信し、ユーザ情報変更・取得部201が、メール基本情報203の中の当該ユーザのディスク割り当て情報を更新する。
なお、上記ユーザ評価値、重み付け係数、及びディスク負荷評価値の計算・判定に使用される閾値はディスク割り当て決定部301が保持する調整可能なパラメータである。管理者は、システムや運用の状況に応じてユーザ評価パラメータ変更装置900を用いて適宜設定する。
また、上記実施の形態では、メール基本情報203、ユーザ契約情報205、ユーザプロフィール管理情報204、及びユーザ利用実績管理情報206を、別々のデータベースとして説明したが、1つのデータベースにしてもよく、システムや運用の状況に応じて統合させたり別個にしたりしてもよい。
また、上記実施の形態では、ディスク付加評価値を各評価観点から求めた場合を用いて説明したが、各評価観点を組み合わせて総合的にディスク付加評価値を求めてもよい。
尚、上述した本発明の各装置は、上記説明からも明らかなように、ハードウェアで構成することも可能であるが、コンピュータプログラムにより実現することも可能である。このような構成の場合、プログラムメモリに格納されているプログラムで動作するプロセッサによって、上述した実施例と同様の機能、動作を実現させる。尚、上述した実施例の一部の機能をコンピュータプログラムにより実現することも可能である。
上記本発明による第1の効果は、ユーザに対するサービスレベルを維持しつつ、ディスクの性能および容量の有効利用ができることにある。その理由は、ユーザがディスクに対して発生させる潜在的な負荷を、複数の評価項目により予想し、高負荷を発生させるユーザを現在低負荷であるディスクに割り当てているからである。従って、高負荷を発生させないユーザを現在高付加であるディスクに割り当てることができ、ディスクの負荷・両々の両面でディスク間の平準化ができるためである。
第2の効果は、ユーザに対するサービスレベルを維持できることにある。その理由は、ディスクへのユーザ割り当ての際に、ディスクの性能を使い切るような負荷が発生しているディスクは、ユーザの割り当て対象から外すためである。
第3の効果は、ユーザ申告に拠らないタイミングでのサービス停止を発生させることなく、ユーザに対するサービスレベルを維持できることにある。その理由は、高負荷を発生させるユーザを各ディスクに分散させているからである。すなわち、ディスクの負荷を平準化させるという目的を、ディスク間のユーザの移動という方法ではなく、ユーザ割り当て時にディスクの負荷が平準されるようなユーザ割り当てを行うという方法で実現しているためである。
100 メールボックスサーバ
200 ユーザ情報管理装置
300 追加ユーザ振分装置
400 メールクライアント装置
500 メール受信サーバ
600 メールアドレス検索装置
700 ユーザ追加・契約メールボックスサイズ変更指示装置
800 ディスク性能情報登録装置
900 ユーザ評価パラメータ変更装置
1000 メール送信サーバ

Claims (14)

  1. ユーザの利用が記憶部に与える付加を、ユーザ毎に予想する予想手段と、
    各記憶部の空き領域の大きさと前記記憶部へのアクセス頻度とを測定する測定手段と、
    前記予想結果と前記測定結果とに基づいて、ユーザに利用領域を割り当てる記憶部を決定する決定手段と
    を有することを特徴とする割当システム。
  2. 前記予想手段は、ユーザが過去に利用領域を利用した利用状況に基づいて予想することを特徴とする請求項1に記載の割当システム。
  3. 前記予想手段は、ユーザのプロフィールに近似するプロフィールを有する、現在利用中のユーザが過去に利用領域を利用した利用状況に基づいて予想することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の割当システム。
  4. 前記予想手段は、ユーザの利用領域の契約情報に基づいて予想することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の割当システム。
  5. 前記予想手段は、ユーザのメールアドレスの公開状況に基づいて予想することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の割当システム。
  6. 前記予想手段は、ユーザのメールアドレスの長さに基づいて予想することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の割当システム。
  7. ユーザの利用が記憶部に与える付加をユーザ毎に予想した予想結果と、各記憶部の空き領域の大きさと前記記憶部へのアクセス頻度との測定結果とに基づいて、ユーザに利用領域を割り当てる記憶部を決定する決定手段
    を有することを特徴とする割当装置。
  8. ユーザの利用が記憶部に与える付加を、ユーザ毎に予想する予想ステップと、
    各記憶部の空き領域の大きさと前記記憶部へのアクセス頻度とを測定する測定ステップと、
    前記予想結果と前記測定結果とに基づいて、ユーザに利用領域を割り当てる記憶部を決定する決定ステップと
    を有することを特徴とする割当方法。
  9. 前記予想ステップは、ユーザが過去に利用領域を利用した利用状況に基づいて予想することを特徴とする請求項8に記載の割当方法。
  10. 前記予想ステップは、ユーザのプロフィールに近似するプロフィールを有する、現在利用中のユーザが過去に利用領域を利用した利用状況に基づいて予想することを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の割当方法。
  11. 前記予想ステップは、ユーザの利用領域の契約情報に基づいて予想することを特徴とする請求項8から請求項10のいずれかに記載の割当方法。
  12. 前記予想ステップは、ユーザのメールアドレスの公開状況に基づいて予想することを特徴とする請求項8から請求項10のいずれかに記載の割当方法。
  13. 前記予想ステップは、ユーザのメールアドレスの長さに基づいて予想することを特徴とする請求項8から請求項12のいずれかに記載の割当方法。
  14. 情報処理装置のプログラムであって、前記プログラムは、
    ユーザの利用が記憶部に与える付加をユーザ毎に予想した予想結果と、各記憶部の空き領域の大きさと前記記憶部へのアクセス頻度との測定結果とに基づいて、ユーザに利用領域を割り当てる記憶部を決定する決定処理を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
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