JP2010223724A - 張力検出手段及びそれを用いたマニピュレータ - Google Patents

張力検出手段及びそれを用いたマニピュレータ Download PDF

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Abstract

【課題】構成の単純化とともに小型化及び低コスト化を実現できる張力検出手段及びそれを用いたマニピュレータを提供することにある。
【解決手段】マニピュレータ1では、関節部であるプーリ23はワイヤ20の張力により駆動され、一方向に回転する。この際、長手方向について張力検出手段13の拘束部材40の両端の間の距離S0より、拘束部である溝42に拘束されているワイヤ20の長さL0が長くなるため、ワイヤ20に生じる張力が拘束部材40に作用する。これにより、拘束部材40は変形し、歪ゲージ41が取り付けられる第5の面40Eに垂直な方向に歪むことになる。この歪量を歪ゲージ41で検出することで、ワイヤ20の張力、すなわちプーリ23の力量を検出するようになっている。
【選択図】図7A

Description

本発明は、ワイヤ等の線状部材の張力によって関節部を駆動する駆動機構において、線状部材の張力(関節部の力量)を検出する張力検出手段及びそれを用いたマニピュレータに関する。
腹腔鏡手術もしくは胸腔鏡手術の際には、患者の腹部等に小さい孔を開け、この孔にトラカールという治具を挿入した状態で取り付ける。そして、先端の作業部に関節部を有する医療用のマニピュレータをトラカールの挿入口から患者の体内に挿入して関節部よりも先端側に設けられた動作部を操作して腹腔内の手術が行われる。一般に、トラカールの挿入口の径は10mm以下であるため、トラカールから挿入されるマニピュレータの管状部の径は、トラカールの径よりも小さいことが要求される。管状部の径が10mm以下の細径かつ長尺(300mm以上)のマニピュレータとしてインテュイティブ・サージカル社製のダビンチシステムに代表される多自由度のマニピュレータがある。
管状部の径を小さくする要求のため、関節部の駆動手段であるモータ等の動力を関節に伝達する動力伝達部材として、ワイヤ等の線状部材が用いられる。例えば、ダビンチシステムのマニピュレータでは、径が10mm以下の管状部の内部の限られたスペースに動力伝達部材を配置するため、径が略0.5mmの細径のワイヤ等の線状部材が用いられている。
特許文献1及び特許文献2には、医療用のマニピュレータが開示されている。これらのマニピュレータの作業部には、関節部の力量を検出するための力量検出手段が設けられている。力量検出手段は、作業部に取り付けられる検出部材である歪ゲージを備える。歪ゲージによって作業部に掛かる外力を検出することにより、関節部の力量を検出するようになっている。
また、特許文献3では線状部材の張力を検出するための張力検出手段が開示されている。この張力検出手段では、線状部材を案内する複数のプーリのいずれか1つのプーリにロードセルが配設されている。ロードセルによって線状部材の張力を検出するようになっている。
特許第3727937号公報 米国特許出願公開2007/0151391明細書 特開2006−263849号公報
上記特許文献1及び上記特許文献2の力量検出手段では、作業部に取り付けられる歪ゲージによって作業部に掛かる外力を検出するものである。このため、作業部が複数の関節部を有し、それぞれの関節部の力量を検出する場合には、力量検出手段の構成が複雑になり、機械の構成上の制約を受けてしまう。
上記特許文献3の張力検出手段では、線状部材の張力の検出にロードセル及び複数のプーリが必要となる。このため、張力検出手段の小型化を実現しにくい。したがって、前述したように径が10mm以下の管状部の内部で、かつ、関節部の近傍に張力検出手段を配設することは困難である。また、管状部が可撓性を有する軟性マニピュレータでは、管状部が湾曲するため、線状部材の基端から先端までの張力分布は一定ではない。このため、管状部の外部の駆動手段の近傍での線状部材の張力を検出しても、線状部材の弛み等によって、駆動手段の近傍での線状部材の張力が関節部に伝達されているとは限らない。したがって、関節部の近傍での線状部材の張力、すなわち関節部の力量を正確に検出していない可能性があり、関節部の制御性が低下する。
本発明は上記課題に着目してなされたものであり、その目的とするところは、構成の単純化とともに小型化及び低コスト化を実現できる張力検出手段及びそれを用いたマニピュレータを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、動力を伝達する線状部材と、前記線状部材が挿通されるとともに前記線状部材の長手方向の移動を拘束する拘束部を有する拘束部材と、前記拘束部材に取り付けられるとともに、前記線状部材の張力を検出する検出部材と、を備え、前記線状部材の長手方向について前記拘束部材の両端間の距離より、前記拘束部で拘束される前記線状部材の長さが長いことを特徴とする張力検出手段である。
請求項3の発明は、前記拘束部は、長手方向について前記拘束部材の両端間を貫通するとともに、前記線状部材が挿通される孔であり、 前記孔は、長手方向について前記拘束部材の両端間を結ぶ直線から外れた非直線形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の張力検出手段である。
請求項9の発明は、長尺で細径の管状部と、駆動部を備える駆動手段と、前記管状部の内部に収納されるとともに、前記駆動部に一端部が接続される線状部材と、前記管状部の先端側に設けられるとともに、前記線状部材の他端部が接続され、前記線状部材の張力によって駆動される関節部と、を備えるマニピュレータにおいて、前記線状部材が挿通されるとともに前記線状部材の長手方向の移動を拘束する拘束部を有する拘束部材と、前記拘束部材に取り付けられるとともに、前記線状部材の張力を検出する検出部材と、から構成される張力検出手段を備え、前記線状部材の長手方向について前記拘束部材の両端間の距離より、前記拘束部で拘束される前記線状部材の長さが長いことを特徴とするマニピュレータである。
請求項11の発明は、前記拘束部は、長手方向について前記拘束部材の両端間を貫通するとともに、前記線状部材が挿通される孔であり、前記孔は、長手方向について前記拘束部材の両端間を結ぶ直線から外れた非直線形状に形成されていることを特徴とする請求項9に記載のマニピュレータである。
そして請求項1及び請求項3の発明の張力検出手段及び請求項9及び請求項11の発明のマニピュレータでは、張力検出手段の拘束部材の拘束部によって、線状部材が拘束されている。この際、長手方向について拘束部材の両端の間の距離より、拘束部に拘束されている線状部材の長さが長くなるため、線状部材に生じる張力が拘束部材に作用し、拘束部材は歪む。この歪量を検出部材で検出することで、線状部材の張力を検出するようになっている。線状部材の張力の検出に従来のようにプーリ等を設ける必要がないため、張力検出手段の小型化を実現でき、マニピュレータの細径の管内に張力検出手段を収納することができる。
請求項2の発明は、前記拘束部は、前記拘束部材の長手方向に対して平行な一側面に形成されるとともに、前記線状部材が挿入される溝であり、前記溝は、長手方向について前記拘束部材の両端間を結ぶ直線から外れた非直線形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の張力検出手段である。
請求項10の発明は、前記拘束部は、前記拘束部材の長手方向に対して平行な一側面に形成されるとともに、前記線状部材が挿入される溝であり、前記溝は、長手方向について前記拘束部材の両端間を結ぶ直線から外れた非直線形状に形成されていることを特徴とする請求項9に記載のマニピュレータである。
そして請求項2の発明の張力検出手段及び請求項10の発明のマニピュレータでは、拘束部が、長手方向に対して平行なの拘束部材の側面に長手方向に束部材の全長にわたって形成されている溝である。線状部材に平行な側面に拘束部である溝が形成されているため、線状部材を拘束部材の溝で容易に拘束することができる。
請求項4の発明は、前記拘束部材の前記拘束部は、円弧状に形成される溝であることを特徴とする請求項2に記載の張力検出手段である。
請求項5の発明は、前記拘束部材の前記拘束部は、円弧状に形成される孔であることを特徴とする請求項3に記載の張力検出手段である。
請求項12の発明は、前記拘束部材の前記拘束部は、円弧状に形成される溝であることを特徴とする請求項10に記載のマニピュレータである。
請求項13の発明は、前記拘束部材の前記拘束部は、円弧状に形成される孔であることを特徴とする請求項11に記載のマニピュレータである。
そして請求項4及び請求項5の発明の張力検出手段及び請求項12及び請求項13の発明のマニピュレータでは、拘束部材の拘束部が、長手方向について拘束部材の両端間を結ぶ直線から外れた円弧状の溝又は孔である。これにより、簡単な加工で拘束部である溝又は孔を形成でき、低コスト化を実現することができる。
請求項6の発明は、前記検出部材は、長手方向に対して平行で、かつ、前記拘束部材に前記線状部材の張力が作用した際に前記拘束部材が歪む方向に対して垂直な前記拘束部材の一側面に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の張力検出手段である。
請求項7の発明は、前記検出部材は、長手方向に対して平行で、かつ、前記溝が形成される側面に垂直な前記拘束部材の一側面に取り付けられることを特徴とする請求項4に記載の張力検出手段である。
請求項14の発明は、前記検出部材は、長手方向に対して平行で、かつ、前記拘束部材に前記線状部材の張力が作用した際に前記拘束部材が歪む方向に対して垂直な前記拘束部材の一側面に取り付けられていることを特徴とする請求項9に記載のマニピュレータである。
請求項15の発明は、前記検出部材は、長手方向に対して平行で、かつ、前記溝が形成される側面に垂直な前記拘束部材の一側面に取り付けられることを特徴とする請求項12に記載のマニピュレータである。
そして請求項6及び請求項7の発明の張力検出手段及び請求項14及び請求項15の発明のマニピュレータでは、例えば長手方向に対して平行で、かつ、拘束部材の溝が形成される面に垂直な側面等の、拘束部材が歪む方向に対して垂直な側面に検出部材が取り付けられている。このため、線状部材の張力をより正確に検出することができる。
請求項8の発明は、前記拘束部材は円柱形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の張力検出手段である。
請求項16の発明は、前記拘束部材は円柱形状に形成されていることを特徴とする請求項9に記載のマニピュレータである。
そして請求項8の発明の張力検出手段及び請求項16の発明のマニピュレータでは、拘束部材が円柱形状に形成されている。このため、張力検出手段を複数の線状部材に設ける場合に、張力検出手段の省スペース化を実現することができる。
請求項17の発明は、前記管状部は可撓性を有することを特徴とする請求項9に記載のマニピュレータである。
そして請求項17の発明のマニピュレータでは、張力検出手段は線状部材に取り付けられている。このため、長手方向に長い可撓性を有する管状部を備えた軟性又は半軟性のマニピュレータであっても、線状部材の張力を検出することができる。
請求項18の発明は、前記張力検出手段は、前記線状部材が前記関節部に接続される接続部の近傍に設けられていることを特徴とする請求項9に記載のマニピュレータである。
そして請求項18の発明のマニピュレータでは、線状部材が関節部に接続される接続部の近傍に張力検出手段が設けられている。このため、管状部が湾曲した場合でも、関節部の近傍での線状部材の張力が検出可能となっている。これにより、関節部の力量を正確に検出できるとともに、関節部の制御性を向上させることができる。
本発明によれば、構成の単純化とともに小型化及び低コスト化を実現できる張力検出手段及びそれを用いたマニピュレータを提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る駆動機構を備えるマニピュレータの構成を示す斜視図。 図2は、第1の実施形態に係る把持駆動機構の構成を示す説明図。 図3は、第1の実施形態に係る把持関節部及び把持動作部の構成を示す斜視図。 図4は、第1の実施形態に係る把持関節部及び把持動作部の構成を示す縦断面図。 図5は、第1の実施形態に係る把持関節部及び把持動作部の構成を示す横断面図。 図6は、第1の実施形態に係る張力検出手段の構成を示す斜視図。 図7Aは、第1の実施形態に係る張力検出手段の構成を示す断面図。 図7Bは、第1の実施形態に係る張力検出手段の拘束部が孔の場合を示す斜視図。 図8は、第1の実施形態に係るアクチュエータの構成を示す断面図。 図9は、第1の実施形態に係る先端側壁部の構成を示す断面図。 図10は、図9の10−10線断面図。 図11は、第1の実施形態に係る基端側壁部の構成を示す断面図。 図12は、図11の12−12線断面図。 図13は、第1の実施形態の第1の変形例に係る張力検出手段の構成を示す斜視図。 図14は、第1の実施形態の第2の変形例に係る張力検出手段の構成を示す断面図。 図15は、第1の実施形態の第2の変形例に係る張力検出手段の作用を説明するための断面図。 図16は、本発明の第2の実施形態に係る把持駆動機構の構成を示す説明図。
本発明の第1の実施形態について、図1乃至図12を参照して説明する。図1は、本実施形態の張力検出手段13を備える医療用マニピュレータ1を示す図である。ここで、マニピュレータ1は、軟性又は半軟性のものである。図1に示すように、マニピュレータ1は、細長い管状部2と、管状部2の先端側に設けられる作業部3と、を有する。
管状部2の径は、15mm以下(10mm程度であることが好ましい。)に形成されている。管状部2は、作業部3の基端側に設けられる硬性部4と、硬性部4の基端側に設けられるとともに可撓性を有する可撓部5と、を有する。可撓部5は、例えば金属細線が埋設された樹脂体等の可撓性を有する部材で形成されている。可撓部5の長手方向についての長さは、硬性部4の長手方向の長さに比べ極端に長く、その長さは300mm程度となっている。
マニピュレータ1の作業部3は3自由度であり、それぞれ把持、回転、屈曲動作を行うための把持関節部7A、回転関節部7B、屈曲関節部7Cの3つの関節部が先端側から順次に設けられている。関節部7A、7B、7Cの先端側の部位が、それぞれ把持、回転、屈曲動作を行う把持動作部8A、回転動作部8B、屈曲動作部8Cとなっている。マニピュレータ1の駆動機構10は、把持駆動機構10A、回転駆動機構、屈曲駆動機構を備える。
図2は、把持動作部8Aで把持動作を行うための把持駆動機構10Aを示す図である。図2に示すように、把持駆動機構10Aは、把持動作を行う把持動作部8Aと、把持動作部8Aに接続される把持関節部7Aと、を備える。把持関節部7Aには、硬性部4の内部に設けられる線状部材である2本のワイヤ20が接続されている。それぞれのワイヤ20の基端部は、可撓部5の内部に設けられる駆動手段であるアクチュエータ30に接続されている。アクチュエータ30は、駆動部であるアクチュエータ部31を備える。アクチュエータ部31の基端部は、ウレタンチューブ等の可撓性を有するチューブ11を介してマニピュレータ1の外部に設けられる空気圧力源である電空レギュレータ12に接続されている。
電空レギュレータ12からアクチュエータ部31に加圧空気を供給、又は、アクチュエータ部31から加圧空気を排出することにより、アクチュエータ部31の内部の圧力は調整される。それぞれのアクチュエータ部31の圧力が調整されることにより、アクチュエータ30に接続されるワイヤ20は先端側に押出し動作、又は、基端側に引張り動作され、長手方向へ移動する。ワイヤ20の長手方向への移動により、後述するように把持関節部7Aが駆動され、把持動作部8Aが把持動作を行うようになっている。
それぞれのワイヤ20が関節部7Aに接続される接続部の近傍には、ワイヤ20の張力を検出するための張力検出手段13と、ワイヤ20の長手方向への移動量を検出するための位置センサ等の位置検出手段14と、が設けられている。張力検出手段13は信号線15によりストレインアンプ等のセンサ用アンプ16に接続され、センサ用アンプ16からそれぞれのワイヤ20の張力情報が制御手段であるコントローラ17に入力される。また、位置検出手段14からコントローラ17へ、それぞれのワイヤ20の位置情報が入力される。コントローラ17に入力される張力情報及び位置情報に基づいて操作手段であるマスタコントローラ18で操作を行うことにより、アクチュエータ部31の圧力調整指令がコントローラ17から電空レギュレータ12に送られる。空圧調整指令に基づいて電空レギュレータ12がアクチュエータ部31の圧力を調整することにより、それぞれのワイヤ20の張力及び長手方向への移動量が調整されるようになっている。
なお、回転動作部8B、屈曲動作部8Cでそれぞれ回転、屈曲動作を行うための回転駆動機構、屈曲駆動機構は把持駆動機構10Aと同一の構成をしている。したがって、それぞれの関節部7A、7B、7Cに2本ずつワイヤ20が接続されるため、管状部2の硬性部4の内部には6本のワイヤ20が設けられている。また、それぞれのワイヤ20の基端部にアクチュエータ30が接続されるため、管状部2の可撓部5の内部には6本のアクチュエータ30が設けられている。
図3乃至図5は把持関節部7A及び把持動作部8Aの構成を示す図である。図3乃至図5に示すように、把持動作部8Aは、一対の把持部21と、この一対の把持部21のうちの一方である第1の把持部21Aが固定される筐体22と、を備える。筐体22の先端部では、他方の把持部21である第2の把持部21Bが第1の把持部21Aに対して開閉可能に保持されている。第2の把持部21Bの基端部には、把持関節部7Aであるプーリ23が第2の把持部21Bと一体に設けられている。プーリ23は回転軸23Aを中心に有し、回転軸23Aでプーリ23が筐体22に回転可能に取り付けられている。また、プーリ23の外周面には、プーリ23の周方向に沿って形成される2つの溝23Bがプーリ23の軸方向に並んで設けられている。それぞれの溝23Bには、1本のワイヤ20が接続されている。
プーリ23の基端側には、管状部2にワイヤ20を案内する2つの案内用プーリ25が上下方向に並んで設けられている。案内用プーリ25は、プーリ23と同様に、回転軸25Aを中心に有し、回転軸25Aで案内用プーリ25が筐体22に回転可能に取り付けられている。また、案内用プーリ25の外周面には、プーリ23と同様に、案内用プーリ25の周方向に沿って形成される2つの溝25Bが案内用プーリ25の軸方向に並んで設けられている。それぞれの溝25Bで、1本のワイヤ20が案内されるようになっている。
プーリ23に接続される2本のワイヤ20のうち一方である第1のワイヤ20Aは、管状部2から案内用プーリ25によって2つの案内用プーリ25の間に位置する筐体22の略中心を案内されて、プーリ23の一方の溝23Bに上側から掛け渡される。そして、第1の把持部21Aの基端部の図4中で下部外壁に設けられる第1の留め部26Aで固定される。これにより、第1のワイヤ20Aがプーリ23に接続される。同様に、他方のワイヤ20である第2のワイヤ20Bは、管状部2から案内用プーリ25によって2つの案内用プーリ25の間に位置する筐体22の略中心を案内されて、プーリ23の他方の溝23Bに下側から掛け渡される。そして、第2の把持部21Bの基端部の図4中で上部外壁に設けられる第2の留め部26Bで固定される。これにより、第2のワイヤ20Bがプーリ23に接続される。
このような構成にすることにより、拮抗型に配置された2本のワイヤ20のうちの一方である第1のワイヤ20Aを基端側に引張り、他方の第2のワイヤ20Bが先端側を押出すことにより、プーリ23は一方向に回転する。すなわち、プーリ23に接続される2本のワイヤ20が長手方向について逆平行に移動することにより、プーリ23はワイヤ20の張力により駆動される。プーリ23が一方向に回転することにより、第2の把持部21Bが第1の把持部21Aに対して開閉動作を行い、把持動作部8Aが把持動作を行うようになっている。
また、案内用プーリ25によってワイヤ20が筐体22の略中心を案内されることにより、ワイヤ20が回転、屈曲動作の影響を受けないようになっている。
なお、回転動作部8B、屈曲動作部8Cは把持動作部8Aと略同一の構成をしていて、拮抗型に配置された2本のワイヤ20が長手方向について逆平行に移動することにより、回転関節部7B、屈曲関節部7Cであるプーリ23が駆動する。これにより、回転動作部8B、屈曲動作部8Cが回転、屈曲動作を行うようになっている。
図8はワイヤ20の基端部が接続されるアクチュエータ30の構成を示す図である。図8に示すように、アクチュエータ30は、細径で管状の駆動部であるアクチュエータ部31を備える。アクチュエータ部31は、伸縮しにくい細径部材36を網状に埋設した樹脂体等の可撓性を有する部材で形成されている。アクチュエータ部31は、径が10mm程度で長さが300mm程度の可撓部5に合わせて、径が1.5mm程度で長さが300mm程度に作成されている。これにより、6本のアクチュエータ30が可撓部5に収納されるようになっている。アクチュエータ部31の先端面31Bは閉塞されていて、先端面31Bにワイヤ20の基端部が接続されている。
アクチュエータ部31の基端側には、アクチュエータ部31の内部に加圧空気を供給及び排出する流体給排部であるパイプ32がアクチュエータ部31と一体に設けられている。パイプ32の基端部は、前述したチューブ11を介して電空レギュレータ12に接続されている。パイプ32の基端部の外周面には、雄ねじ部33が長手方向に所望の長さを有して設けられている。それぞれのアクチュエータ部31は、長手方向について略全長にわたって肉薄のSUSパイプ又はコイルパイプ等の可撓性を有する金属製の筒状体34に収納されている。
図2に示すように、管状部2の可撓部5の先端側及び基端側には、それぞれ管状部2の内部を長手方向に垂直な方向に閉塞するとともに所望の厚さを有する先端側支持部材である先端側壁部50及び基端側支持部材である基端側壁部60が、設けられている。筒状体34は、先端側壁部50及び基端側壁部60により支持されている。アクチュエータ部31及びパイプ32は、基端側壁部60により支持されている。
図9及び図10は、先端側壁部50の構成を示す図である。図9及び図10に示すように、先端側壁部50には、長手方向に貫通する6つの先端側筒状体支持部である先端側貫通孔51が設けられている。6つの先端側貫通孔51の径は、筒状体34の径と略同一であり、上下方向に所定間隔を有して左右対称に3つずつ形成されている。それぞれの先端側貫通孔51には、1本の筒状体34の先端部を挿入され、圧着、半田付け、接着剤等で固定されている。これにより、筒状体34の先端部は先端側壁部50に固定される状態で支持され、筒状体34の先端方向への移動が規制される。
図11及び図12は、基端側壁部60の構成を示す図である。図11及び図12に示すように、基端側壁部60には、先端側壁部50と同様に、上下方向に所定間隔を有して左右対称に3つずつ長手方向に貫通する6つの基端側貫通孔61が設けられている。基端側貫通孔61は、先端側の部位に設けられる基端側筒状体支持部である筒状体用孔62と、基端側の部位に設けられる駆動部用孔63と、を備える。
基端側筒状体支持部である筒状体用孔62の径は、筒状体34の径と略同一である。それぞれの筒状体用孔62には、1本の筒状体34の基端部を挿入され、圧着、半田付け、接着剤等で固定されている。これにより、筒状体34の基端部は基端側壁部60に固定される状態で支持され、筒状体34の基端方向への移動が規制される。
基端側壁部60の駆動部用孔63と接する面には、雌ねじ部64が長手方向に所望の長さを有して設けられている。雌ねじ部64の長手方向の長さは、パイプ32の雄ねじ部33の長手方向の長さより短くなっている。アクチュエータ部31と一体に形成されるパイプ32の雄ねじ部33の一部と基端側壁部60の雌ねじ部64とが螺合することにより、アクチュエータ部31及びパイプ32が基端側壁部60に固定される状態で支持される。つまり、基端側壁部60の雌ねじ部64は、駆動部被支持部であるパイプ32の雄ねじ部33の一部と螺合する駆動部支持部となっている。これにより、アクチュエータ部31及びパイプ32の基端方向への移動が規制される。
このような構成にすることにより、アクチュエータ部31は基端側への移動が規制され、筒状体34は先端側及び基端側への移動が規制される。このため、アクチュエータ部31は、内部の圧力の変化に応じて基端面31Aを固定端、先端面31Bを自由端として固定される筒状体34の内部で長手方向に伸縮可能ないわゆる流体圧人工筋となっている。すなわち、電空レギュレータ12から加圧空気がアクチュエータ部31に供給されると、アクチュエータ部31は径方向については膨張し、長手方向については基端面31Aが固定された状態で基端側に収縮する。これにより、アクチュエータ部31の先端面31Bに接続されるワイヤ20が基端方向に引張り動作される(図8の矢印A)。逆に、アクチュエータ部31から加圧空気が排出されると、アクチュエータ部31は径方向については圧縮され、長手方向については先端側に膨張する。これにより、アクチュエータ部31の先端面31Bに接続されるワイヤ20が先端方向に押出し動作される(図8の矢印B)。アクチュエータ部31の内部の圧力を調整して、拮抗型に配置された2本のワイヤ20を長手方向について逆平行に移動動作させることにより、前述したようにプーリ23はワイヤ20の張力により駆動される。すなわち、関節部7A、7B、7Cであるプーリ23は、ワイヤ20の基端部に接続されるアクチュエータ30のアクチュエータ部31により駆動制御されている。
また、先端部及び基端部が固定された可撓性を有する筒状体34の内部にアクチュエータ部31が収容されている。このため、可撓部5が湾曲した際に、アクチュエータ部31が可撓部5内で筒状体34と一体に撓むことが可能となっている。
さらに、アクチュエータ部31が基端側壁部60に確実に支持されているため、マニピュレータ1として必要な10〜20N程度の力量及び10〜20mm程度の変位を、0.1〜0.6MPa程度のアクチュエータ部31の内部圧力で実現可能となっている。ここで、マニピュレータ1の力量及び変位は、細径部材36の網角、アクチュエータ部31の径等のパラメータを調整することにより変化する。
なお、先端側筒状体支持部、基端側筒状体支持部及び駆動部支持部の構成は前述した構成に限られない。例えば、先端側壁部50の外周面から先端側貫通孔51まで貫通するねじ孔を形成し、ねじ孔にねじを挿通して筒状体34を先端側壁部50に固定する構成でもよく、基端側筒状体支持部及び駆動部支持部についても同様である。また、基端側筒状体支持部である筒状体用孔62と駆動部支持部である雌ねじ部64は同一の部材である基端側壁部60に一体に形成されているが、別体に形成してもよい。
図6及び図7Aは、関節部7A、7B、7Cに2本ずつ接続される6本のワイヤ20に設けられる張力検出手段13の構成を示す図である。図6及び図7Aに示すように、張力検出手段13は、ワイヤ20を拘束する直方体形状の拘束部材40と、拘束部材40に取り付けられる検出部材である歪ゲージ41と、を備える。拘束部材40はジュラコン、金属、樹脂等の部材から形成されている。ここで、拘束部材40の長手方向に対して平行な4つの側面のうちのいずれか1つの面を第1の面40Aとし、第1の面40Aに平行な面を第2の面40Bとする。拘束部材40の長手方向に対して垂直な2つの面を、それぞれ第3の面40C、第4の面40Dとする。また、拘束部材40の長手方向に対して平行で、かつ、第1の面40A及び第2の面40Bに対して垂直な2つ側面のうちいずれか1つの面を第5の面40Eとする。なお、図7Aでは、ワイヤ20及び拘束部材40の拘束部とを分かり易く示すため、ワイヤ20と拘束部材40との間に隙間を有した形で示しているが、実際はワイヤ20と拘束部材40との間にほとんど隙間が存在しない。
拘束部材40の第1の面40Aには、拘束部である円弧状の溝42が長手方向に第1の面40Aの全長にわたって(第3の面40Cから第4の面40Dまで)形成されている。ワイヤ20は溝42に挿通されるとともに、溝42でワイヤ20の長手方向の移動が拘束されている。図6に示すように、拘束部材40の溝42の幅t0は、ワイヤ20の拘束部材40で拘束されていない部分の径d0より小さく形成されている。これにより、ワイヤ20を溝42内に挿入することにより、拘束部である溝42でワイヤ20を拘束可能なとなっている。溝42の深さd1は、拘束部材40の第1の面40Aから第1の面40Aに平行な第2の面40Bまでの距離d2の略半分となっている。
また、第1の面40Aに平行に切断した断面において、拘束部である溝42は、第3の面40Cと第4の面40Dとの間(長手方向について拘束部材40の両端間)を結ぶ直線から外れた非直線形状である円弧状に形成されている。このため、図7Aに示すように、拘束部材40の第3の面40Cと第4の面40Dとの間の距離S0より、拘束部である溝42に拘束されているワイヤ20の長さL0の方が長くなっている。すなわち、長手方向について拘束部材40の両端の間の距離S0より、拘束部である溝42に拘束されているワイヤ20の長さL0の方が長くなっている。
長手方向に対して平行で、かつ、第1の面40Aに垂直な拘束部材40の第5の面40Eには歪ゲージ41が取り付けられている。歪ゲージ41は、信号線15を介してセンサ用アンプ16に接続されている(図2参照)。
このような構成にすることにより、第3の面40Cと第4の面40Dとの間の距離S0より、拘束部である溝42に拘束されているワイヤ20の長さL0が長くなるため、ワイヤ20に生じる張力が拘束部材40に作用する。これにより、拘束部材40は変形し、拘束部材40の歪ゲージ41が取り付けられる第5の面40Eに垂直な方向に歪むことになる。この歪量を歪ゲージ41で検出することで、ワイヤ20の張力、すなわちプーリ23の力量を検出するようになっている。
なお、溝42は、第1の平面40Aに平行に切断した断面において、拘束部である溝42は円弧状に形成されているが、これに限るものではない。例えば、第1の面40Aに平行に切断した断面での溝42の形状がジグザグ状に形成されるように、長手方向について拘束部材40の両端である第3の面40Cと第4の面40Dとの間の距離S0より、拘束部である溝42に拘束されているワイヤ20の長さL0の方が長くなっていればよい。
また、ワイヤ20は拘束部である溝42で拘束されるが、図7Bに示すように、長手方向について拘束部材の両端である第3の面40Cと第4の面40Dとの間を貫通する孔でワイヤ20が拘束される構成でもよい。この場合、孔は第3の面40Cと第4の面40Dとの間を結ぶ直線から外れた非直線形状(例えば円弧状)に形成され、孔にワイヤ20を挿通することにより、ワイヤ20の長手方向への移動が拘束される。
次に、本実施形態に係る張力検出手段13及びそれを用いたマニピュレータ1の作用について説明する。
本実施形態に係るマニピュレータ1では、駆動部であるアクチュエータ部31と一体に形成される流体給排部であるパイプ32の雄ねじ部33の一部と基端側壁部60の雌ねじ部64とが螺合することにより、アクチュエータ部31及びパイプ32が基端側壁部60に固定される状態で支持される。すなわち、流体給排部であるパイプ32が駆動部被支持部となっている。これにより、アクチュエータ部31及びパイプ32の基端方向への移動が規制されている。
そして、アクチュエータ部31は、内部の圧力の変化に応じて基端面31Aを固定端、先端面31Bを自由端として固定される筒状体34の内部で長手方向に伸縮可能ないわゆる流体圧人工筋となっている。すなわち、電空レギュレータ12から加圧空気がパイプ32を通ってアクチュエータ部31に供給されると、アクチュエータ部31は径方向については膨張し、長手方向については基端面31Aが固定された状態で基端側に収縮する。これにより、アクチュエータ部31の先端面31Bに接続されるワイヤ20が基端方向に引張り動作される(図8の矢印A)。逆に、アクチュエータ部31から加圧空気が排出されると、アクチュエータ部31は径方向については圧縮され、長手方向については先端側に膨張する。これにより、アクチュエータ部31の先端面31Bに接続されるワイヤ20が先端方向に押出し動作される(図8の矢印B)。アクチュエータ部31の内部の圧力を調整して、拮抗型に配置された2本のワイヤ20を長手方向について逆平行に移動動作させることにより、プーリ23はワイヤ20の張力により駆動される。すなわち、関節部7A、7B、7Cであるプーリ23は、ワイヤ20の基端部に接続されるアクチュエータ30のアクチュエータ部31により駆動制御されている。
また、マニピュレータ1では、前述のように関節部7A、7B、7Cであるプーリ23はワイヤ20の張力により駆動され、一方向に回転する。この際、長手方向について張力検出手段13の拘束部材40の両端の間の距離S0より、拘束部である溝42に拘束されているワイヤ20の長さL0が長くなるため、ワイヤ20に生じる張力が拘束部材40に作用する。これにより、拘束部材40は変形し、拘束部材40の歪ゲージ41が取り付けられる第5の面40Eに垂直な方向に歪むことになる。この歪量を歪ゲージ41で検出することで、ワイヤ20の張力、すなわちプーリ23の力量を検出するようになっている。
さらに、張力検出手段13では、長手方向に対して平行で、かつ、第1の面40Aに垂直な第5の面40Eに歪ゲージ41が取り付けられる。これにより、拘束部材40が歪む方向に対して垂直な面である第5の面40Eに歪ゲージ41配置されることになる。このため、ワイヤ20の張力をより正確に検出可能となっている。なお、歪ゲージ(検出部材)41は第5の面40Eではなく、拘束部材40が歪む方向に対して垂直な面である第5の面40Eと対向する面に設けてもよい。また、配線が複雑になるが、第5の面40E及び第5の面40Eと対向する面の両方に歪ゲージ41を設けてもよい。第5の面40E及び第5の面40Eと対向する面の両方に歪ゲージを設けることにより、温度補償が可能となり、より正確な検出が可能となる。
そこで、上記構成の張力検出手段13及びそれを用いたマニピュレータ1では以下の効果を奏する。すなわち、本実施形態のマニピュレータ1では、張力検出手段13の拘束部材40の拘束部である溝42によって、線状部材であるワイヤ20が拘束されている。この際、長手方向について拘束部材40の両端の間の距離S0より、拘束部である溝42に拘束されているワイヤ20の長さL0が長くなるため、ワイヤ20に生じる張力が拘束部材40に作用し、拘束部材40は歪む。この歪量を歪ゲージ41で検出することで、ワイヤ20の張力を検出するようになっている。ワイヤ20の張力の検出に従来のようにプーリ等を設ける必要がないため、張力検出手段13の小型化を実現でき、マニピュレータ1の細径の管内に張力検出手段13を収納することができる。
また、張力検出手段13では、拘束部である溝42が、拘束部材40の長手方向に対して平行な4つの面のうちのいずれか1つの面である第1の面40Aに、長手方向について第1の面40Aの全長にわたって形成されている。ワイヤ20に平行な第1の面40Aに溝42が形成されているため、ワイヤ20を拘束部材40の拘束部である溝42で容易に拘束することができる。
また、張力検出手段13では、第1の面40Aと平行に切断した断面において、拘束部である溝42が円弧状に形成されている。これにより、簡単な加工で拘束部である溝42を形成でき、低コスト化を実現することができる。
また、張力検出手段13では、長手方向に対して平行で、かつ、溝42が形成される第1の面40Aに垂直な第5の面40Eに歪ゲージ41が取り付けられる。これにより、拘束部材40が歪む方向に対して垂直な面である第5の面40Aに歪ゲージ41が取付けられる。このため、ワイヤ20の張力をより正確に検出することができる。
また、マニピュレータ1では、張力検出手段13は線状部材であるワイヤ20に取り付けられている。このため、マニピュレータ1が長手方向に長い可撓部5を有する軟性又は半軟性のものであっても、ワイヤ20の張力を検出することができる。
さらに、マニピュレータ1では、ワイヤ20が関節部であるプーリ23に接続される接続部の近傍に張力検出手段13が設けられている。このため、可撓部5が湾曲した場合でも、プーリ23の近傍でのワイヤ20の張力が検出可能となっている。これにより、プーリ23の力量を正確に検出できるとともに、プーリ23の制御性を向上させることができる。
次に、本発明の第1の実施形態の第1の変形例について図13を参照して説明する。第1の変形例では第1の実施形態の構成を次の通り変形したものである。なお、第1の実施形態と同一の部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
図13は、第1の変形例の張力検出手段70の構成を示す図である。図13に示すように、張力検出手段70は、ワイヤ20を拘束する円柱形状の拘束部材71と、拘束部材71に取り付けられる検出部材である歪ゲージ72と、を備える。ここで、拘束部材71の長手方向に対して平行な側面(曲面)を第1の面71A、長手方向に対して垂直な面をそれぞれ第2の面71B、第3の面71Cとする。
拘束部材71の第1の面71Aには、拘束部である円弧状の溝73が長手方向について第1の面の全長にわたって形成されている。ワイヤ20は溝73に挿通されるとともに、溝73でワイヤ20の長手方向の移動が拘束される。拘束部である溝73は、第2の面71Bと第3の面71Cとの間(長手方向について拘束部材71の両端間)を結ぶ直線から外れた非直線形状である円弧状に形成されている。このため、拘束部材71の第2の面71Bと第3の面71Cとの間の距離より、拘束部である溝73に拘束されているワイヤ20の長さの方が長くなっている。すなわち、長手方向について拘束部材71の両端の間の距離より、拘束部である溝73に拘束されているワイヤ20の長さの方が長くなっている。
拘束部材71の第1の面71Aには、歪ゲージ72が取り付けられている。歪ゲージ72は第1の面71Aの溝73が形成される部位から拘束部材71の周方向に略90°離れた位置に配置されている。これにより、歪ゲージ72が、拘束部材71が歪む方向に対して垂直な面に歪ゲージ72が取り付けられる。
本変形例の張力検出手段70では、拘束部材71が円柱形状に形成されている。このため、張力検出手段70を複数のワイヤ20に設ける場合に、張力検出手段70の省スペース化を実現することができる。
次に、本発明の第1の実施形態の第2の変形例について図14及び図15を参照して説明する。第2の変形例では第1の実施形態の構成を次の通り変形したものである。なお、第1の実施形態と同一の部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
図14は、第2の変形例の張力検出手段80の構成を示す図である。図14に示すように、張力検出手段80は、直方体形状の拘束部材81を有する。拘束部材81には、例えば拘束部材81の長手方向に対して平行な4つの面のうちいずれか1つの面に溝を形成する等して、拘束部82が長手方向について拘束部材81の全長にわたって設けられている。張力検出手段13と同様に、拘束部82によって、線状部材であるワイヤ20が拘束されている。
拘束部82は、長手方向について中央部に形成される空洞部83と、空洞部83の先端側及び基端側にそれぞれ形成される先端側ガイド部84、基端側ガイド部85と、を有する。空洞部83には、検出部材である樹脂製の球86が取り付けられている。空洞部83では、ワイヤ20は球86の形状に沿って配置され、球86に向かう方向に移動可能となっている。球86には、光ファイバ87が接続されている。光ファイバ87は、基端側ガイド部85を通って、マニピュレータ1の外部の光源装置(図示しない)に接続されている。
このような構成にすることにより、ワイヤ20に張力が生じた場合には、図15に示すように、ワイヤ20が球86に向かう方向に移動する。この際、球86はワイヤ20から力を受けて変形する。球86が変形することにより、光ファイバ87から球86に入った光の光ファイバ87への反射量は変化する。光の反射量の変化を検出することにより、ワイヤ20の張力を検出するようになっている。
以上の第2の変形例で示すように、本実施形態の張力検出手段の検出部材は、拘束部材の側面に取り付けられる歪ゲージに限られない。
次に、本発明の第2の実施形態について図16を参照して説明する。第2の実施形態では第1の実施形態の構成を次の通り変更したものである。なお、第1の実施形態と同一の部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
図16は、本実施形態のマニピュレータ90の把持動作部8Aで把持動作を行うための把持駆動機構91Aを示す図である。図16に示すように、把持駆動機構91Aは、把持動作を行う把持動作部8Aと、把持動作部8Aに接続される把持関節部7Aと、を備える。把持関節部7Aには、硬性部4の内部に設けられる線状部材である2本のワイヤ20が接続されている。それぞれのワイヤ20は、可撓部5の内部を通って、マニピュレータ90の外部に設けられる駆動手段である直動モータ92に基端部が接続されている。直動モータ92を駆動することにより、ワイヤ20は先端側に押出し動作、又は、基端側に引張り動作され、長手方向へ移動する。ワイヤ20の長手方向への移動により、把持関節部7Aが駆動され、把持動作部8Aが把持動作を行うようになっている。
それぞれのワイヤ20が関節部7Aに接続される接続部の近傍には、第1の実施形態と同様にワイヤ20の張力を検出するための張力検出手段13が設けられている。張力検出手段13は信号線15によりストレインアンプ等のセンサ用アンプ16に接続され、センサ用アンプ16からそれぞれのワイヤ20の張力情報が制御手段であるコントローラ17に入力される。また、直動モータ92からコントローラ17へ、それぞれのワイヤ20の長手方向への移動量を示す位置情報が入力される。コントローラ17に入力される張力情報及び位置検出手段(図示しない)からの位置情報に基づいて操作手段であるマスタコントローラ18で操作を行うことにより、直動モータ92が駆動制御される。これにより、それぞれのワイヤ20の張力及び長手方向への移動量が調整されるようになっている。
ワイヤ20の可撓部5の内部に配置される部位は、筒状のコイルパイプ93の内部に収納されている。コイルパイプ93は、先端部が先端側壁部50に、基端部が基端側壁部60に固定された状態で支持されている。このような構成にすることにより、ワイヤ20はコイルパイプ93の内部を長手方向に移動可能となっている。また、可撓部5が湾曲する際には、ワイヤ20はコイルパイプ93と一体に撓むようになっている。
なお、回転動作部8B、屈曲動作部8Cでそれぞれ回転、屈曲動作を行うための回転駆動機構、屈曲駆動機構は把持駆動機構91Aと同一の構成をしている。したがって、それぞれの関節部7A、7B、7Cに2本ずつワイヤ20が接続されるため、管状部2の硬性部4及び可撓部5の内部には6本のワイヤ20が設けられている。
また、本実施形態のマニピュレータ90では、可撓部5の内部にワイヤ20が配置されているため、可撓部5が湾曲した際には、ワイヤ20の基端から先端までの張力分布は一定ではない。しかし、ワイヤ20が関節部であるプーリ23に接続される接続部の近傍に張力検出手段13が設けられているため、可撓部5が湾曲した場合でも、プーリ23の近傍でのワイヤ20の張力が検出可能となっている。
そこで、上記構成の張力検出手段13及びそれを用いたマニピュレータ90では以下の効果を奏する。すなわち、本実施形態のマニピュレータ90では、張力検出手段13の拘束部材40の拘束部である溝42によって、線状部材であるワイヤ20が拘束されている。この際、長手方向について拘束部材40の両端の間の距離S0より、拘束部である溝42に拘束されているワイヤ20の長さL0が長くなるため、ワイヤ20に生じる張力が拘束部材40に作用し、拘束部材40は歪む。この歪量を歪ゲージ41で検出することで、ワイヤ20の張力を検出するようになっている。ワイヤ20の張力の検出に従来のようにプーリ等を設ける必要がないため、張力検出手段13の小型化を実現でき、マニピュレータ1の細径の管内に張力検出手段13を収納することができる。
さらに、マニピュレータ90では、ワイヤ20が関節部であるプーリ23に接続される接続部の近傍に張力検出手段13が設けられている。このため、可撓部5が湾曲した場合でも、プーリ23の近傍でのワイヤ20の張力が検出可能となっている。これにより、プーリ23の力量を正確に検出できるとともに、プーリ23の制御性を向上させることができる。
なお、前述した各実施形態では張力検出手段13を軟性又は半軟性のマニピュレータに用いた場合について説明したが、管状部2が剛性を有する硬性マニピュレータに用いられてもよい。また、例えば内視鏡の湾曲駆動機構等のように、関節部を線状部材の張力により駆動する駆動する駆動機構を備える装置であれば、線状部材の張力の検出に張力検出手段13を用いることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形ができることは勿論である。
1,90…マニピュレータ、 2…管状部、 3…作動部、 7A,7B,7C…関節部、 8A,8B,8C…動作部、 10,91…駆動機構、 12…電空レギュレータ、 13,70,80…張力検出手段、 20…ワイヤ、 23…プーリ、 30…アクチュエータ、 31…アクチュエータ部、 40…拘束部材、 40A…第1の面、 40B…第2の面、 40C…第3の面、 40D…第4の面、 40E…第5の面、 41…歪ゲージ、 42…溝、 92…直動モータ。

Claims (18)

  1. 動力を伝達する線状部材と、
    前記線状部材が挿通されるとともに前記線状部材の長手方向の移動を拘束する拘束部を有する拘束部材と、
    前記拘束部材に取り付けられるとともに、前記線状部材の張力を検出する検出部材と、
    を備え、
    前記線状部材の長手方向について前記拘束部材の両端間の距離より、前記拘束部で拘束される前記線状部材の長さが長いことを特徴とする張力検出手段。
  2. 前記拘束部は、前記拘束部材の長手方向に対して平行な一側面に形成されるとともに、前記線状部材が挿入される溝であり、
    前記溝は、長手方向について前記拘束部材の両端間を結ぶ直線から外れた非直線形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の張力検出手段。
  3. 前記拘束部は、長手方向について前記拘束部材の両端間を貫通するとともに、前記線状部材が挿通される孔であり、
    前記孔は、長手方向について前記拘束部材の両端間を結ぶ直線から外れた非直線形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の張力検出手段。
  4. 前記拘束部材の前記拘束部は、円弧状に形成される溝であることを特徴とする請求項2に記載の張力検出手段。
  5. 前記拘束部材の前記拘束部は、円弧状に形成される孔であることを特徴とする請求項3に記載の張力検出手段。
  6. 前記検出部材は、長手方向に対して平行で、かつ、前記拘束部材に前記線状部材の張力が作用した際に前記拘束部材が歪む方向に対して垂直な前記拘束部材の一側面に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の張力検出手段。
  7. 前記検出部材は、長手方向に対して平行で、かつ、前記溝が形成される側面に垂直な前記拘束部材の一側面に取り付けられることを特徴とする請求項4に記載の張力検出手段。
  8. 前記拘束部材は円柱形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の張力検出手段。
  9. 長尺で細径の管状部と、
    駆動部を備える駆動手段と、
    前記管状部の内部に収納されるとともに、前記駆動部に一端部が接続される線状部材と、
    前記管状部の先端側に設けられるとともに、前記線状部材の他端部が接続され、前記線状部材の張力によって駆動される関節部と、
    を備えるマニピュレータにおいて、
    前記線状部材が挿通されるとともに前記線状部材の長手方向の移動を拘束する拘束部を有する拘束部材と、
    前記拘束部材に取り付けられるとともに、前記線状部材の張力を検出する検出部材と、
    から構成される張力検出手段を備え、
    前記線状部材の長手方向について前記拘束部材の両端間の距離より、前記拘束部で拘束される前記線状部材の長さが長いことを特徴とするマニピュレータ。
  10. 前記拘束部は、前記拘束部材の長手方向に対して平行な一側面に形成されるとともに、前記線状部材が挿入される溝であり、
    前記溝は、長手方向について前記拘束部材の両端間を結ぶ直線から外れた非直線形状に形成されていることを特徴とする請求項9に記載のマニピュレータ。
  11. 前記拘束部は、長手方向について前記拘束部材の両端間を貫通するとともに、前記線状部材が挿通される孔であり、
    前記孔は、長手方向について前記拘束部材の両端間を結ぶ直線から外れた非直線形状に形成されていることを特徴とする請求項9に記載のマニピュレータ。
  12. 前記拘束部材の前記拘束部は、円弧状に形成される溝であることを特徴とする請求項10に記載のマニピュレータ。
  13. 前記拘束部材の前記拘束部は、円弧状に形成される孔であることを特徴とする請求項11に記載のマニピュレータ。
  14. 前記検出部材は、長手方向に対して平行で、かつ、前記拘束部材に前記線状部材の張力が作用した際に前記拘束部材が歪む方向に対して垂直な前記拘束部材の一側面に取り付けられていることを特徴とする請求項9に記載のマニピュレータ。
  15. 前記検出部材は、長手方向に対して平行で、かつ、前記溝が形成される側面に垂直な前記拘束部材の一側面に取り付けられることを特徴とする請求項12に記載のマニピュレータ。
  16. 前記拘束部材は円柱形状に形成されていることを特徴とする請求項9に記載のマニピュレータ。
  17. 前記管状部は可撓性を有することを特徴とする請求項9に記載のマニピュレータ。
  18. 前記張力検出手段は、前記線状部材が前記関節部に接続される接続部の近傍に設けられていることを特徴とする請求項9に記載のマニピュレータ。
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