JP2010222163A - 高機能造粒炭及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 粉末活性炭と機能性固体粉末と結合剤を混練、造粒、硬化してなる造粒炭であって、該固体粉末が水不溶性の固体粉末であり、該結合剤が0〜200℃かつ機能性固体粉末の融解温度未満で硬化する結合剤であることを特徴とする高機能造粒炭とその製造方法によって上記課題を解決する。
【選択図】 なし
Description
(1)薬剤により活性炭の細孔が閉塞され、活性炭が本来有する有機化合物の吸着性能が低下する。
(2)薬剤は、水又は有機溶媒に可溶なものに限定される。
(3)活性炭に薬剤を含浸させた後、水又は有機溶媒を除去する必要があり、工程が煩雑で溶媒除去用のユーティリティー使用量も大きい。また、有機溶媒を使用する場合は大気汚染防止を考慮した溶媒回収設備が必要となる。
(4)薬剤により活性炭の細孔が閉塞されるので、薬剤の添着量が制限される。
(5)溶液状態で不安定な薬剤や相互に反応する薬剤は使用できない。
[2] 該粉末活性炭の粒径が100μm以下である[1]記載の機能性造粒炭。
[3] 該粉末活性炭の比表面積が500〜2500m2/gである[1]又は[2]記載の機能性造粒炭。
[4] 該固体粉末が、(A)周期表2A族若しくは2B族に属する金属の水酸化物又は炭酸塩、(B)高級脂肪酸、アルギン酸又はスルホン酸型イオン交換樹脂、(C)スルファニル酸、メタニル酸又はオルタニル酸、及び(D)周期表2A族若しくは2B族に属する金属の酸化物、ヨウ素又はキトサン、からなる群から選ばれた少なくとも1種の化合物である[1]〜[3]いずれかに記載の多機能性造粒炭。
[5] 該固体粉末の粒径が、粉末活性炭の平均粒径と同等またはそれ以下である[1]〜[4]いずれかに記載の多機能性造粒炭。
[6] 該周期表2A族若しくは2B族に属する金属が、カルシウム、マグネシウム又は亜鉛である[1]〜[5]いずれかに記載の高機能造粒炭。
[7] 該高級脂肪酸が、ステアリン酸又はパルミチン酸である[1]〜[6]いずれかに記載の高機能造粒炭。
[8] 該結合剤が、自己架橋型のアクリル酸エステル系共重合体水性エマルジョンである[1]〜[7]いずれかに記載の高機能造粒炭。
[9] 粉末活性炭100重量部に対して機能性固体粉末0.5〜200重量部を配合し、結合剤を加えて混練し、造粒した後、硬化させることを特徴とする高機能造粒炭の製造方法。
[10] 該粉末活性炭100重量部に対してさらに滑材を0.1〜10重量部配合して混練する[9]記載の高機能造粒炭の製造方法。
[11] 該機能性固体粉末が、周期表2A族又は2B族に属する金属の水酸化物又は炭酸塩である[1]〜[8]いずれかに記載の造粒炭でなる酸性ガス除去用高機能造粒炭。
[12] 該周期表2A族又は2B族に属する金属が、カルシウム、マグネシウム又は亜鉛である[11]記載の高機能造粒炭。
[13] 該機能性固体粉末が、高級脂肪酸、アルギン酸又はスルホン酸型イオン交換樹脂である[1]〜[8]いずれかに記載の造粒炭でなる塩基性ガス除去用高機能造粒炭。
[14] 該高級脂肪酸が、ステアリン酸又はパルミチン酸である[13]記載の高機能造粒炭。
[15] 該機能性固体粉末が、スルファニル酸、メタニル酸又はオルタニル酸である[1]〜[8]いずれかに記載の造粒炭でなるアルデヒドガス除去用高機能造粒炭。
[16] 該機能性固体粉末が、周期表2A族又は2B族に属する金属の酸化物である[1]〜[8]いずれかに記載の造粒炭でなる酸性ガス除去用及び抗菌・抗ウイルス用高機能造粒炭。
[17] 該機能性固体粉末が、ヨウ素である[1]〜[8]いずれかに記載の造粒炭でなる硫黄系の中性ガス除去用及び抗菌・抗ウイルス用高機能造粒炭。
[18] 該機能性固体粉末が、キトサンである[1]〜[8]いずれかに記載の造粒炭でなるアルデヒドガス除去用及び抗菌・抗ウイルス用高機能造粒炭。
[19] 該機能性固体粉末が、周期表2A族又は2B族に属する金属の水酸化物又は炭酸塩とスルファニル酸からなる[1]〜[8]いずれかに記載の造粒炭でなる酸性ガス及びアルデヒドガス除去用高機能造粒炭。
[20] 該機能性固体粉末が、周期表2A族又は2B族に属する金属の酸化物とスルファニル酸からなる[1]〜[8]いずれかに記載の造粒炭でなる酸性ガス、アルデヒドガス除去用及び抗菌・抗ウイルス用高機能造粒炭。
[21] 該機能性固体粉末が、周期表2A族又は2B族に属する金属の酸化物とキトサンとアルギン酸からなる[1]〜[8]いずれかに記載の造粒炭でなる酸性ガス、塩基性ガス、アルデヒドガス除去用及び抗菌・抗ウイルス用高機能造粒炭。
[22] 該機能性固体粉末が、周期表2A族又は2B族に属する金属の酸化物とスルファニル酸とスルホン酸型イオン交換樹脂からなる[1]〜[8]いずれかに記載の造粒炭でなる酸性ガス、アルデヒドガス、塩基性ガス除去用及び抗菌・抗ウイルス用高機能造粒炭。
[23] 該機能性固体粉末が、周期表2A族又は2B族に属する金属の酸化物とキトサンと高級脂肪酸とヨウ素からなる[1]〜[8]いずれかに記載の造粒炭でなる酸性ガス、アルデヒドガス、塩基性ガス、硫黄系の中性ガス除去用及び抗菌・抗ウイルス用高機能造粒炭。
[24] 該周期表2A族又は2B族に属する金属が、カルシウム、マグネシウム又は亜鉛である[19]〜[23]いずれかに記載の高機能造粒炭。
[25] 該高級脂肪酸が、ステアリン酸又はパルミチン酸である[23]記載の高機能造粒炭。
無煙炭を原料とした石炭系活性炭(比表面積1500m2/g、ベンゼン吸着能50重量%)をボールミルにて粉砕した。株式会社島津製作所製の回折式粒度分布計で粉砕物の粒子径を測定したところ、D50=52μmであった。なお、D50とは、粒子径分布において、ある粒子径より大きい個数又は質量が全粒子のそれの50%を占めるときの粒子径である。
実施例1と同じ粉末活性炭を用い、機能性固体粉末、結合剤、水及び滑剤の種類及び配合量を表1のように変え、実施例1と同様にして造粒炭を製造した(造粒炭2)。
ヤシ殻を原料とする活性炭として、クラレケミカル株式会社製GW-H(比表面積1700m2/g、ベンゼン吸着能53重量%)をボールミル粉砕した100μm以下のものを用い、滑剤として、株式会社クラレ製PVA−117(重合度:1700)を用いて、粉末活性炭、機能性固体粉末、結合剤、水及び滑剤の種類及び配合量を表1のように変え、実施例1と同様にして造粒炭を製造した(造粒炭3〜11)。
機能性固体粉末を使用せずに実施例1と同様にして造粒炭を製造した(比較炭1)。
実施例1で粉末活性炭として用いた無煙炭のみを造粒せずそのまま使用した(比較炭2)。
結合剤にタール(25部)を用いる以外は実施例1、4、7、11と同様にして混合物をペレット成型し、800℃で不活性ガス雰囲気下高温熱処理を3時間実施し造粒炭を製造した(各々比較炭3〜6)。
粉末活性炭、機能性固体粉末、結合剤、水及び滑剤を表2のようにし、実施例1と同様にして造粒炭を製造した(造粒炭12〜17)。
結合剤にタール(25部)を用いる以外は実施例13〜17と同様にして混合物をペレット成型し、800℃で不活性ガス雰囲気下高温熱処理を3時間実施し造粒炭を製造した(各々比較炭7〜11)。
容量3リットルのガロン瓶5個を準備し、各ガロン瓶に造粒炭0.05gを投入し、真空脱気した後、約0.1、1、10、100、1000ppmになるように窒素ガスで希釈した硫化水素ガスを導入する。各ガロン瓶を25℃の恒温槽に24時間静置し、株式会社ガステック製検知管を用いてガロン瓶内の硫化水素ガスの濃度を測定し、これを平衡濃度とする。
硫化水素ガスに代えてアンモニアガスを用いる以外は酸性ガスの吸着試験と同様にして、吸着等温線を作成する。
硫化水素ガスに代えて、約1、10、100、1000ppmの希釈アセトアルデヒドガスを用いる以外は酸性ガスの吸着試験と同様にして、吸着等温線を作成する。
アセトアルデヒドガスに代えて硫化メチルガスを用いる以外はアセトアルデヒドガスの吸着試験と同様にして、吸着等温線を作成する。
上記(1)〜(4)を組み合わせた混合ガスを用いて同様に吸着等温線を作成する。
105個/mlレベルの大腸菌液を37℃で造粒炭に接触させ、10時間後の菌数を柴田科学株式会社製の大腸菌群試験紙を用いて調べる。
107個/mlレベルのインフルエンザウイルスを含む試験液を密閉状態で造粒炭に接触させ、密閉状態で6時間保管した後、ウイルス液を回収し、ウイルスの細胞への感染力を測定する。
実施例1で得た造粒炭(造粒炭1)10ml(ベンゼン吸着能は対原料比で82%を保持、MS硬度は85%)をアップフロ−型排ガス処理カラム(底面1cm2×高さ30cm)に充填し、温度23℃、相対湿度50%で、硫化水素ガス10ppmを含むモデル排ガス(他の成分は窒素ガス)をSV=4000Hr−1で通流させた。通流を開始した後、カラム出口側のガス濃度を経時的に測定したところ、処理開始30分後において、出口ガス中に硫化水素は検出されず、排ガスは良好に処理されていることが確認された。
比較例1〜3で得た比較炭1〜3を実施例18で用いたと同じ排ガス処理カラムに充填し、実施例18と同じ条件で通流したところ(各々比較例4〜6)、30分後の出口ガス中に表4のように硫化水素が検出された。
実施例4で得た造粒炭(造粒炭4)10ml(ベンゼン吸着能は対原料比で79%を保持、MS硬度は81%)を実施例18で使用したアップフロ−型排ガス処理カラムに充填し、温度23℃、相対湿度50%で、アンモニアガス10ppmを含むモデル排ガス(他の成分は窒素ガス)をSV=3000Hr−1で通流させた。通流を開始した後、カラム出口側のガス濃度を経時的に測定したところ、処理開始30分後において、出口ガス中にアンモニアは検出されず、排ガスは良好に処理されていることが確認された。
比較例1、2、4で得た比較炭1、2、4を実施例19で用いたと同じ排ガス処理カラムに充填し、実施例19と同じ条件で通流したところ(各々比較例7〜9)、30分後の出口ガス中に表4のようにアンモニアが検出された。
実施例7で得た造粒炭(造粒炭7)10ml(ベンゼン吸着能は対原料比で81%を保持、MS硬度は80%)を実施例19で使用したアップフロ−型排ガス処理カラムに充填し、温度23℃、相対湿度50%で、アセトアルデヒドガス10ppmを含むモデル排ガス(他の成分は窒素ガス)をSV=2000Hr−1で通流させた。通流を開始した後、カラム出口側のガス濃度を経時的に測定したところ、処理開始30分後において、出口ガス中にアセトアルデヒドは検出されず、排ガスは良好に処理されていることが確認された。
比較例1、2、5で得た比較炭1、2、5を実施例20で用いたと同じ排ガス処理カラムに充填し、実施例20と同じ条件で通流したところ(各々比較例10〜12)、30分後の出口ガス中に表4のようにアセトアルデヒドが検出された。
実施例13で得た造粒炭(造粒炭13)10ml(ベンゼン吸着能は対原料比で80%を保持、MS硬度は82%)を実施例18で用いたカラムに充填し、温度23℃、相対湿度50%で、硫化水素ガス10ppm及びアセトアルデヒドガス10ppmを含むモデル排ガス(他の成分は窒素ガス)をSV=4000Hr−1で通流させた。通流を開始した後、カラム出口側のガス濃度を経時的に確認したところ、処理開始30分後において、出口ガス中に硫化水素及びアセトアルデヒドは検出されず、排ガスは良好に処理されていることを確認した。
比較例1、2、7で得た比較炭1、2、7を実施例21で用いたと同じ排ガス処理カラムに充填し、実施例21と同じ条件で通流したところ(各々比較例13〜15)、30分後の出口ガス中に表5のように硫化水素及びアセトアルデヒドが検出された。
実施例14で得た造粒炭(造粒炭14)10ml(ベンゼン吸着能は対原料比で78%を保持、MS硬度は79%)を実施例21で用いたカラムに充填し、温度23℃、相対湿度50%で、硫化水素ガス10ppm、アンモニアガス10ppm及びアセトアルデヒドガス10ppmを含むモデル排ガス(他の成分は窒素ガス)をSV=3000Hr−1で通流させた。通流を開始した後、カラム出口側のガス濃度を経時的に確認したところ、処理開始30分後において、出口ガス中に硫化水素、アンモニア及びアセトアルデヒドは検出されず、排ガスは良好に処理されていることを確認した。
比較例1、2、8で得た比較炭1、2、8を実施例22で用いたと同じ排ガス処理カラムに充填し、実施例22と同じ条件で通流したところ(各々比較例16〜18)、30分後の出口ガス中に表5のように硫化水素、アンモニア及びアセトアルデヒドが検出された。
実施例15で得た造粒炭(造粒炭15)10ml(ベンゼン吸着能は対原料比で79%を保持、MS硬度は80%)を実施例22で用いたカラムに充填し、温度23℃、相対湿度50%で、硫化水素ガス10ppm、アンモニアガス10ppm及びアセトアルデヒドガス10ppmを含むモデル排ガス(他の成分は窒素ガス)をSV=3000Hr−1で通流させた。通流を開始した後、カラム出口側のガス濃度を経時的に確認したところ、処理開始30分後において、出口ガス中に硫化水素、アンモニア及びアセトアルデヒドは検出されず、排ガスは良好に処理されていることを確認した。
比較例1、2、9で得た比較炭1、2、9を実施例23で用いたと同じ排ガス処理カラムに充填し、実施例23と同じ条件で通流したところ(各々比較例19〜21)、30分後の出口ガス中に表5のように硫化水素、アンモニア及びアセトアルデヒドが検出された。
実施例16で得た造粒炭(造粒炭16)10ml(ベンゼン吸着能は対原料比で75%を保持、MS硬度は78%)を実施例23で用いたカラムに充填し、温度23℃、相対湿度50%で、硫化水素ガス10ppm、アンモニアガス10ppm、アセトアルデヒドガス10ppm及び硫化メチルガス10ppmを含むモデル排ガス(他の成分は窒素ガス)をSV=2000Hr−1で通流させた。通流を開始した後、カラム出口側のガス濃度を経時的に確認したところ、処理開始30分後において、出口ガス中に硫化水素、アンモニア、アセトアルデヒド及び硫化メチルは検出されず、排ガスは良好に処理されていることを確認した。
比較例1、2、10で得た比較炭1、2、10を実施例24で用いたと同じ排ガス処理カラムに充填し、実施例24と同じ条件で通流したところ(各々比較例22〜24)、30分後の出口ガス中に表5のように硫化水素、アンモニア、アセトアルデヒド及び硫化メチルが検出された。
実施例17で得た造粒炭(造粒炭17)10ml(ベンゼン吸着能は対原料比で78%を保持、MS硬度は80%)を実施例24で用いたカラムに充填し、温度23℃、相対湿度50%で、硫化水素ガス10ppm、アセトアルデヒドガス10ppm及び硫化メチルガス10ppmを含むモデル排ガス(他の成分は窒素ガス)をSV=2000Hr−1で通流させた。通流を開始した後、カラム出口側のガス濃度を経時的に確認したところ、処理開始30分後において、出口ガス中に硫化水素、アセトアルデヒド及び硫化メチルは検出されず、排ガスは良好に処理されていることを確認した。
比較例1、2、11で得た比較炭1、2、11を実施例25で用いたと同じ排ガス処理カラムに充填し、実施例25と同じ条件で通流したところ(各々比較例25〜27)、30分後の出口ガス中に表5のように硫化水素、アセトアルデヒド及び硫化メチルが検出された。以上の結果から、本発明の造粒炭は動的吸着に優れていることが明らかである。
2 比較例1で得た比較炭1に係る硫化水素の吸着等温線
3 実施例7で得た造粒炭7に係るアセトアルデヒドの吸着等温線
4 比較例1で得た比較炭1に係るアセトアルデヒドの吸着等温線
Claims (25)
- 粉末活性炭と機能性固体粉末と結合剤を混練、造粒、硬化してなる造粒炭であって、該固体粉末が水不溶性の固体粉末であり、該結合剤が0〜200℃かつ機能性固体粉末の融解温度未満で硬化する結合剤であることを特徴とする高機能造粒炭。
- 該粉末活性炭の粒径が100μm以下である請求項1記載の高機能造粒炭。
- 該粉末活性炭の比表面積が500〜2500m2/gである請求項1又は2記載の高機能造粒炭。
- 該固体粉末が、(A)周期表2A族若しくは2B族に属する金属の水酸化物又は炭酸塩、(B)高級脂肪酸、アルギン酸又はスルホン酸型イオン交換樹脂、(C)スルファニル酸、メタニル酸又はオルタニル酸、及び(D)周期表2A族若しくは2B族に属する金属の酸化物、ヨウ素又はキトサンからなる群から選ばれた少なくとも1種の化合物である請求項1〜3いずれかに記載の高機能造粒炭。
- 該固体粉末の粒径が、粉末活性炭の平均粒径と同等またはそれ以下である請求項1〜4いずれかに記載の高機能造粒炭。
- 該周期表2A族若しくは2B族に属する金属が、カルシウム、マグネシウム又は亜鉛である請求項1〜5いずれかに記載の高機能造粒炭。
- 該高級脂肪酸が、ステアリン酸又はパルミチン酸である請求項1〜6いずれかに記載の高機能造粒炭。
- 該結合剤が、自己架橋型のアクリル酸エステル系共重合体水性エマルジョンである請求項1〜7いずれかに記載の高機能造粒炭。
- 粉末活性炭100重量部に対して機能性固体粉末0.5〜200重量部を配合し、結合剤を加えて混練し、造粒した後、硬化させることを特徴とする高機能造粒炭の製造方法。
- 該粉末活性炭100重量部に対してさらに滑材を0.1〜10重量部配合して混練する請求項9記載の高機能造粒炭の製造方法。
- 該機能性固体粉末が、周期表2A族又は2B族に属する金属の水酸化物又は炭酸塩である請求項1〜8いずれかに記載の造粒炭でなる酸性ガス除去用高機能造粒炭。
- 該周期表2A族又は2B族に属する金属が、カルシウム、マグネシウム又は亜鉛である請求項11記載の高機能造粒炭。
- 該機能性固体粉末が、高級脂肪酸、アルギン酸又はスルホン酸型イオン交換樹脂である請求項1〜8いずれかに記載の造粒炭でなる塩基性ガス除去用高機能造粒炭。
- 該高級脂肪酸が、ステアリン酸又はパルミチン酸である請求項13記載の高機能造粒炭。
- 該機能性固体粉末が、スルファニル酸、メタニル酸又はオルタニル酸である請求項1〜8いずれかに記載の造粒炭でなるアルデヒドガス除去用高機能造粒炭。
- 該機能性固体粉末が、周期表2A族又は2B族に属する金属の酸化物である請求項1〜8いずれかに記載の造粒炭でなる酸性ガス除去用及び抗菌・抗ウイルス用高機能造粒炭。
- 該機能性固体粉末が、ヨウ素である請求項1〜8いずれかに記載の造粒炭でなる硫黄系の中性ガス除去用及び抗菌・抗ウイルス用高機能造粒炭。
- 該機能性固体粉末が、キトサンである請求項1〜8いずれかに記載の造粒炭でなるアルデヒドガス除去用及び抗菌・抗ウイルス用高機能造粒炭。
- 該機能性固体粉末が、周期表2A族又は2B族に属する金属の水酸化物又は炭酸塩とスルファニル酸からなる請求項1〜8いずれかに記載の造粒炭でなる酸性ガス及びアルデヒドガス除去用高機能造粒炭。
- 該機能性固体粉末が、周期表2A族又は2B族に属する金属の酸化物とスルファニル酸からなる請求項1〜8いずれかに記載の造粒炭でなる酸性ガス、アルデヒドガス除去用及び抗菌・抗ウイルス用高機能造粒炭。
- 該機能性固体粉末が、周期表2A族又は2B族に属する金属の酸化物とキトサンとアルギン酸からなる請求項1〜8いずれかに記載の造粒炭でなる酸性ガス、塩基性ガス、アルデヒドガス除去用及び抗菌・抗ウイルス用高機能造粒炭。
- 該機能性固体粉末が、周期表2A族又は2B族に属する金属の酸化物とスルファニル酸とスルホン酸型イオン交換樹脂からなる請求項1〜8いずれかに記載の造粒炭でなる酸性ガス、アルデヒドガス、塩基性ガス除去用及び抗菌・抗ウイルス用高機能造粒炭。
- 該機能性固体粉末が、周期表2A族又は2B族に属する金属の酸化物とキトサンと高級脂肪酸とヨウ素からなる請求項1〜8いずれかに記載の造粒炭でなる酸性ガス、アルデヒドガス、塩基性ガス、硫黄系の中性ガス除去用及び抗菌・抗ウイルス用高機能造粒炭。
- 該周期表2A族又は2B族に属する金属が、カルシウム、マグネシウム又は亜鉛である請求項19〜23いずれかに記載の高機能造粒炭。
- 該高級脂肪酸が、ステアリン酸又はパルミチン酸である請求項23記載の高機能造粒炭。
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