JP2010220715A - 薬剤ディスペンサー - Google Patents
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Abstract
【課題】薬剤の種類が増えても携帯性を高めることが出来る薬剤ディスペンサーを提供する。
【解決手段】下部に排出口2を有する本体ケース1と、この本体ケース1内に、その中に高さ方向に積層されて収納された薬剤パック5を有する薬剤カートリッジ4を格納するためのカートリッジ格納部3と、このカートリッジ格納部3と排出口2の間に設けた排出機構6を備え、この排出機構6は少なくとも上下2つのツメ8、9を有し、これら2つのツメ8、9は前記本体ケース1側面に設けられた操作部7の操作により、前記薬剤パック5に対して接近側及び離脱側の相異なる動作をする構成とした。
【選択図】図1
【解決手段】下部に排出口2を有する本体ケース1と、この本体ケース1内に、その中に高さ方向に積層されて収納された薬剤パック5を有する薬剤カートリッジ4を格納するためのカートリッジ格納部3と、このカートリッジ格納部3と排出口2の間に設けた排出機構6を備え、この排出機構6は少なくとも上下2つのツメ8、9を有し、これら2つのツメ8、9は前記本体ケース1側面に設けられた操作部7の操作により、前記薬剤パック5に対して接近側及び離脱側の相異なる動作をする構成とした。
【選択図】図1
Description
本発明は、薬剤を管理排出する薬剤ディスペンサーに関する。
従来の薬剤ディスペンサーは、薬剤が高さ方向に積層された薬剤カートリッジの下方に取り出しフックを有する排出機構を備え、一つの錠剤と同じ高さの厚みとなった取り出しフックが薬剤を一錠ずつ薬剤カートリッジから引き出して排出する構成となっていた(例えば、特許文献1参照)。
特表2002−502779号公報
従来技術は、使用者が服用する薬剤が一種類であれば、大いに効果がある。ところが、この服用する薬剤は、服用する時刻に応じて複数種類提供されることが多々ある。この様な場合には、例えば朝、昼、夜、就寝前で服用する薬剤の種類と数がばらばらになっている。
従来技術を用いても、この場合に対応した薬剤の排出を行うことが出来るが、これには次に示すような欠陥がある。即ち、薬剤が一種類増える毎に薬剤カートリッジと取り出しフックを追加しなければならず、複数の薬剤を排出する構成にすると装置が大きくなってしまい、携帯が困難になってしまうという課題を有していた。
そこで本発明は、携帯性を高めることを目的とする。
そしてこの目的を達成するために、本発明の薬剤ディスペンサーは、下部に排出口を有する本体ケースと、この本体ケース内に、その中に高さ方向に積層されて収納された薬剤パックを有する薬剤カートリッジを格納するためのカートリッジ格納部と、このカートリッジ格納部と排出口の間に設けられた排出機構を備え、この排出機構は少なくとも上下2つのツメを有し、これら2つのツメは前記本体ケース側面に設けられた操作部の操作により、前記薬剤パックに対して接近側及び離脱側の相異なる動作をする構成としたことを特徴としたものである。
本発明の薬剤ディスペンサーは、下部に排出口を有する本体ケースと、この本体ケース内に、その中に高さ方向に積層されて収納された薬剤パックを有する薬剤カートリッジを格納するためのカートリッジ格納部と、このカートリッジ格納部と排出口の間に設けられた排出機構を備え、この排出機構は少なくとも上下2つのツメを有し、これら2つのツメは前記本体ケース側面に設けられた操作部の操作により、前記薬剤パックに対して接近側及び離脱側の相異なる動作をする構成としたので、薬剤の種類が増えても携帯性を高めることが出来る。
以下に、本発明の薬剤ディスペンサーの実施の形態を図面とともに詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態における薬剤ディスペンサーの断面図を示している。
図1は、本発明の実施の形態における薬剤ディスペンサーの断面図を示している。
図1において、本体ケース1は、下部に排出口2が設けられている。そして、排出口2の上方に設けられたカートリッジ格納部3に、円筒状の薬剤カートリッジ4が格納されている。この薬剤カートリッジ4は、本体ケース1の一部を形成するカバー1aを取り外して交換する。
薬剤カートリッジ4には、高さの異なる円筒状の薬剤パック5が高さ方向に積層されていて、これら薬剤パック5の中には複数個の薬の錠剤(図示せず)が封入されている。
カートリッジ格納部4と排出口2との間には、排出機構6が設けられており、本体ケース1の側面に設けられた操作部7の操作により、排出機構6が動作するように構成されている。
図2は、排出機構6と操作部7の拡大図であり、図2(A)は上面透視図、図2(B)は側面図を示している。
排出機構6は、2つの上下方向に配置された上方ツメ8と下方ツメ9を備え、上方ツメ8は、操作部7の押しボタン10と一体化している。そして、上方ツメ8は押しボタン10の動きに連動して往復運動するようになっている。
上方ツメ8には、第一のラック11を有し、この第一のラック11には固定板12にて軸を固定した歯車13が係合しており、この歯車13の第一のラック11と係合した部位の反対側に下方ツメ9に一体化した第二のラック14が係合した構成となっている。そして、第一のラック11及び第二のラック14は、歯車13と接する面に凹凸が刻まれており、歯車13と噛み合うようになっている。
固定板12は、本体ケース1に固定されている。さらに固定板12には、バネ15が取り付けられており、下方ツメ9を押しボタン10方向へ移動させると、反発力を発生するようになっている。
第一のラック11は上方ツメ8の下面に、第二のラック14は下方ツメ9の上面にそれぞれ設けられ、その間に歯車13が挟まれた関係になっている。そのため、押しボタン10に連動して上方ツメ8が移動すると、下方ツメ9も移動するようになる。
この排出機構6の動作について以下に説明する。図3は、排出機構6と操作部7の関係について示した詳細図であり、図3(A)は排出前、図3(B)は排出時、図3(C)は排出後における関係をそれぞれ示している。
まず排出前は、押しボタン10が押し込まれていないので、図3(A)にて示される通りバネ15にて押し出された下方ツメ9により、最下層の薬剤パック5aが保持されている。
排出の際には、図3(B)にて示される通り操作部7の押しボタン10を押すことにより、上方ツメ8が押し出され、上方ツメ8により最下層の薬剤パック5aの上に位置する薬剤パック5bが保持される。
一方、上述した第一のラック11、第二のラック14及び歯車13の関係により、上方ツメ8が押し出されることと連動して、下方ツメ9が引き込まれる。下方ツメ9が、薬剤パック5aのふち16よりも押しボタン10側へ引き込まれると、薬剤パック5aを支える力が無くなり、薬剤パック5aは自重により落下して、排出口2より排出される。この時、図示したように、バネ15は固定板12と下方ツメ9の間で圧縮されている。
そして、図3(C)に示される通り操作部7の押しボタン10から手を離すことにより、バネ15の押圧にて下方ツメ9が押し出される。それと連動して上方ツメ8が薬剤パック5bのふち16よりも押しボタン10側へ引き込まれると、薬剤5bを支える力が無くなり、薬剤パック5bは自重により落下する。この時、下方ツメ9は既にふち16を支える位置まで押し出されており、この下方ツメ9にて薬剤パック5bの落下が妨げられ、保持される。
このように、これら2つのツメ(上方ツメ8及び下方ツメ9)は、操作部7の操作により、薬剤パック(5a及び5b)に対して接近側及び離脱側の相異なる動作を行う。それにより、上方ツメ8と下方ツメ9は、それぞれ異なる薬剤パックの外周に当接し、薬剤パックを一つずつ排出することが可能になる。
以上の様に本発明の薬剤ディスペンサーによれば、薬剤パックを保持する上下2つのツメを、本体ケース側面に設けられた操作部の操作により、薬剤パックに対して接近側及び離脱側の相異なる動作をするようにしたため、高さの異なる薬剤パックを一つずつ排出することが可能となり、即ち、複数の薬剤を排出する構成でありながら携帯性を高めることが出来る。
本発明にかかる薬剤ディスペンサーは、薬剤の種類が増えても携帯性を高めることが出来るため、医療機関や家庭において服薬の管理等を行う携帯型装置として有用である。
1 本体ケース
1a カバー
2 排出口
3 カートリッジ格納部
4 薬剤カートリッジ
5 薬剤パック
6 排出機構
7 操作部
8 上方ツメ
9 下方ツメ
10 押しボタン
11 第一のラック
12 固定板
13 歯車
14 第二のラック
15 バネ
16 ふち
1a カバー
2 排出口
3 カートリッジ格納部
4 薬剤カートリッジ
5 薬剤パック
6 排出機構
7 操作部
8 上方ツメ
9 下方ツメ
10 押しボタン
11 第一のラック
12 固定板
13 歯車
14 第二のラック
15 バネ
16 ふち
Claims (4)
- 下部に排出口を有する本体ケースと、
この本体ケース内に、その中に高さ方向に積層されて収納された薬剤パックを有する薬剤カートリッジを格納するためのカートリッジ格納部と、
このカートリッジ格納部と排出口の間に設けられた排出機構を備え、
この排出機構は少なくとも上下2つのツメを有し、
これら2つのツメは前記本体ケース側面に設けられた操作部の操作により、前記薬剤パックに対して接近側及び離脱側の相異なる動作をする構成とした薬剤ディスペンサー。 - 操作部の押しボタンは、排出機構の2つのツメのうち上方ツメに一体化し、
この上方ツメには第一のラックを有し、
この第一のラックには軸を固定した歯車が係合しており、
この歯車の前記第一のラックと係合した部位の反対側に前記排出機構の2つのツメのうち下方ツメに一体化した第二のラックが係合した構成とした請求項1に記載の薬剤ディスペンサー。 - 上方ツメと下方ツメは、それぞれ異なる薬剤パックの外周に当接する構成とした請求項2に記載の薬剤ディスペンサー。
- 操作部の押しボタンが押される前は上方ツメが薬剤パックに当接せずに下方ツメが前記薬剤パックに当接した状態であり、
操作部の押しボタンが完全に押し込まれると前記上方ツメが前記薬剤パックに当接して前記下方ツメが前記薬剤パックに当接しない状態となる構成とした請求項3に記載の薬剤ディスペンサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009069481A JP2010220715A (ja) | 2009-03-23 | 2009-03-23 | 薬剤ディスペンサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009069481A JP2010220715A (ja) | 2009-03-23 | 2009-03-23 | 薬剤ディスペンサー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010220715A true JP2010220715A (ja) | 2010-10-07 |
Family
ID=43038582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009069481A Pending JP2010220715A (ja) | 2009-03-23 | 2009-03-23 | 薬剤ディスペンサー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010220715A (ja) |
-
2009
- 2009-03-23 JP JP2009069481A patent/JP2010220715A/ja active Pending
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