JP2010219821A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】歪みがあるレンズで撮影する場合において、手ブレの影響を抑えつつ、充分なノイズ抑圧効果を得ることが可能な撮像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】現フレーム画像と重み係数Ebとの乗算値と、前フレーム画像と重み係数Eaとの乗算値とを加算してノイズ抑圧後フレーム画像を出力する撮像装置1において、画素位置検出部9により検出された画素位置が歪み中心から遠い場合、重み係数Eaを小さくし、画素位置検出部9により検出された画素位置が歪み中心に近い場合、重み係数Eaを大きくし、手ブレ量が大きくなる場合、重み係数Eaを小さくし、手ブレ量が小さくなる場合、重み係数Eaを大きくする。
【選択図】図1

Description

本発明は、巡回型ノイズリダクション回路を備える撮像装置に関する。
デジタルカメラなどの撮像装置において、今回撮像された現フレーム画像と前回撮像された前フレーム画像との相関を利用した巡回型ノイズリダクション回路を備えるものがある。この巡回型ノイズリダクション回路は、現フレーム画像と前フレーム画像とを重み付け加算することにより、ランダムノイズを抑圧するものである。
このような巡回型ノイズリダクション回路を備える撮像装置において、Bayer配列のフレーム画像に対してノイズ抑圧処理を行う場合は、そのノイズ抑圧処理が一系統で済むため、回路規模を小さくすることができる。
また、巡回型ノイズリダクション回路を備える撮像装置において、Bayer配列のフレーム画像に対してノイズ抑圧処理を行う場合は、フレーム画像に対する他の画像処理を行う前にノイズを抑圧させておくことができるので、ノイズ抑圧効果を高めることができる。
また、巡回型ノイズリダクション回路を備える撮像装置において、Bayer配列のフレーム画像に対してノイズ抑圧処理を行う場合で、かつ、ノイズ抑圧処理対象画素である注目画素の周囲の画素を用いて注目画素に対してノイズ抑圧処理を行う場合は、広範囲の周辺画素を用いてノイズ抑圧処理を行うことができるため、強いノイズ抑圧処理を行うことができる。
ところで、撮像装置のレンズに歪みがある場合、そのレンズの歪みの影響をなくすように画像処理を行うことでフレーム画像を補正するものがある(例えば、特許文献1参照)。このレンズの歪みの影響をなくすための画像処理は、通常、Bayer配列のフレーム画像をYCbCr又はRGBのフレーム画像に補間処理(三板化)した後に行われる。そのため、Bayer配列のフレーム画像に対してノイズ抑圧処理を行う場合は、レンズの歪みの影響があるBayer配列のフレーム画像に対してノイズ抑圧処理が行われてしまう。
また、撮影時の手ブレの影響をなくすような画像処理を行うことでフレーム画像を補正するものがある。この手ブレの影響をなくすための画像処理は、フレーム画像の中央部が静止して見えるようにフレーム画像全体をずらすことが行われるが、レンズに歪みがあると、フレーム画像の中央部とその周辺部とで最適なずらし量が異なってしまう。そして、このように中央部とその周辺部とで最適なずらし量が異なったフレーム画像に対して巡回型ノイズリダクション回路によりノイズ抑圧処理が行われると、周辺部が残像として残り易くなり、フレーム画像の表示時において周辺部の被写体が動いて見えてしまうおそれがある。
図9Aは、歪みがないレンズで人物を3人撮影した際のフレーム画像を示し、図9Bは、樽型歪みがあるレンズで図9Aと同じ被写体を撮影した際のフレーム画像を示し、図9Fは、糸巻き型歪みがあるレンズで図9Aと同じ被写体を撮影した際のフレーム画像を示している。
図9Bでは、レンズに樽型歪みがあるため、フレーム画像の中央部の被写体に対してその周辺部の被写体が縮小しているように見える。このような樽型歪みがあるレンズにおいて、手ブレが生じると、図9Cに示すように、中央部の被写体の最適なずらし量Aと、周辺部の被写体の最適なずらし量Bとが異なる。そして、このようなフレーム画像に対して、ずらし量Aに基づいてフレーム画像全体に対して手ブレ補正を行うと、図9Dに示すように、ずらし量Aとずらし量Bとの差Cの分、周辺部の被写体のずれが残ってしまう。そのため、手ブレ補正前のフレーム画像と、手ブレ補正後のフレーム画像とで巡回型ノイズリダクション回路においてノイズ抑圧処理が行われると、手ブレ補正後のフレーム画像に手ブレ補正前のフレーム画像が重なり、図9Eに示すように、中央部の被写体は手ブレの影響がなく静止しているように見えるが、周辺部の被写体は揺れて見えてしまう。
また、図9Fでは、レンズに糸巻き型歪みがあるため、フレーム画像の中央部の被写体に対してその周辺部の被写体が拡大しているように見える。このような糸巻き型歪みがあるレンズにおいて、手ブレが生じると、図9Gに示すように、中央部の被写体の最適なずらし量Dと、周辺部の被写体の最適なずらし量Eとが異なる。そして、このようなフレーム画像に対して、ずらし量Dに基づいてフレーム画像全体に対して手ブレ補正を行うと、図9Hに示すように、ずらし量Dとずらし量Eとの差Fの分、周辺部の被写体のずれが残ってしまう。そのため、手ブレ補正前のフレーム画像と、手ブレ補正後のフレーム画像とで巡回型ノイズリダクション回路においてノイズ抑圧処理が行われると、手ブレ補正後のフレーム画像に手ブレ補正前のフレーム画像が引かれ、図9Iに示すように、中央部の被写体は手ブレの影響がなく静止しているように見えるが、周辺部の被写体は揺れて見えてしまう。
このように、フレーム画像において被写体が揺れて見えてしまうことを軽減するために、例えば、巡回型ノイズリダクション回路のノイズ抑圧強度(前フレーム画像にかかる重み)を下げることが考えられる。
特開平11−177853号公報
しかしながら、フレーム画像において被写体が揺れて見えてしまうことを軽減するために、巡回型ノイズリダクション回路のノイズ抑圧強度を下げる場合では、注目されやすいフレーム画像の中央部に対してもノイズ抑圧強度が下がってしまうため、充分なノイズ抑圧効果を得ることができないという問題がある。
そこで、本発明では、歪みがあるレンズで撮影する場合において、手ブレの影響を抑えつつ、充分なノイズ抑圧効果を得ることが可能な撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の撮像装置は、レンズと、前記レンズにより結像される被写体像を電気信号に変換し、前記電気信号に対応する現フレーム画像を生成する撮像手段と、前記現フレーム画像に対して巡回型のノイズ抑圧処理を行いノイズ抑圧後フレーム画像を出力する巡回型ノイズリダクション手段とを備え、前記巡回型ノイズリダクション手段は、前記現フレーム画像と第1の重み係数との乗算値と、前記巡回型ノイズリダクション手段から出力され一時記憶手段に記憶された前フレーム画像と第2の重み係数との乗算値とを加算して前記ノイズ抑圧後フレーム画像を出力する撮像装置であって、前記レンズによる前記現フレーム画像の歪み中心を基準とする前記巡回型ノイズリダクション手段に入力される画素位置を検出する画素位置検出手段と、手ブレ量を検出する手ブレ量検出手段と、前記手ブレ量検出手段により検出された手ブレ量に基づいて、前記現フレーム画像又は前記前フレーム画像をずらし前記巡回型ノイズリダクション手段に出力する位置ズラシ手段と、前記巡回型ノイズリダクション手段は、前記画素位置検出手段により検出された画素位置が前記歪み中心から遠い場合、前記第2の重み係数を小さくし、前記画素位置検出手段により検出された画素位置が前記歪み中心に近い場合、前記第2の重み係数を大きくし、前記手ブレ量が大きくなる場合、前記第2の重み係数を小さくし、前記手ブレ量が小さくなる場合、前記第2の重み係数を大きくする。
また、上記撮像装置は、前記レンズの歪み量を保持する歪み量保持手段と、前記歪み量保持手段から読み出された歪み量を前記巡回型ノイズリダクション手段に送る通信手段とを備え、前記巡回型ノイズリダクション手段は、前記歪み量が大きくなる場合、前記第2の重み係数を小さくし、前記歪み量が小さくなる場合、前記第2の重み係数を大きくするように構成してもよい。
また、上記撮像装置は、前記レンズのズーム変化量を調整する調整手段を備え、前記巡回型ノイズリダクション手段は、前記ズーム変化量が大きくなる場合、前記第2の重み係数を小さくし、前記ズーム変化量が小さくなる場合、前記第2の重み係数を大きくするように構成してもよい。
本発明によれば、歪みがあるレンズで撮影する場合において、手ブレの影響を抑えつつ、充分なノイズ抑圧効果を得ることができる。
本発明の第1実施形態の撮像装置を示す図である。 画素位置検出部及び抑圧強度設定部の一例を示す図である。 抑圧強度設定部の他の例を示す図である。 抑圧強度設定部のさらに他の例を示す図である。 巡回型ノイズリダクション回路の一例を示す図である。 重み係数算出部を示す図である。 巡回型ノイズリダクション回路の他の例を示す図である。 本発明の第2実施形態の撮像装置を示す図である。 歪みがないレンズで撮影した際のフレーム画像を示す図である。 樽型歪みがあるレンズで撮影した際のフレーム画像を示す図である。 最適なずらし量を示す図である。 周辺部の被写体に対する余計なずらし量を示す図である。 ノイズ抑圧処理を行った後のフレーム画像を示す図である。 糸巻き型歪みがあるレンズで撮影した際のフレーム画像を示す図である。 最適なずらし量を示す図である。 周辺部の被写体に対する余計なずらし量を示す図である。 ノイズ抑圧処理を行った後のフレーム画像を示す図である。
図1は、本発明の第1実施形態の撮像装置を示す図である。
図1に示す撮像装置1は、レンズ2と、撮像部3と、一時記憶部4(例えば、DRAM)と、位置ズラシ部5と、手ブレ量検出部6と、巡回型ノイズリダクション回路7と、抑圧強度設定部8と、画素位置検出部9と、3板化歪み補正部10と、表示制御部11と、表示部12と、記録制御部13と、記録部14とを備えている。
レンズ2は、被写体像を撮像部3のセンサ(CCDなど)上に結像させる。
撮像部3は、センサ上の被写体像を電気信号に変換した後、その電気信号をデジタル化してフレーム画像を生成し、一時記憶部4に記憶する。
位置ズラシ部5は、手ブレ量検出部6で検出される手ブレ量に基づいて、巡回型ノイズリダクション回路7から出力され一時記憶部4に記憶されたフレーム画像(以下、前フレーム画像という)の各画素をずらすことにより手ブレの影響をなくした前フレーム画像を巡回型ノイズリダクション回路7に出力する。
手ブレ量検出部6は、撮像部3から出力され一時記憶部4に記憶されたフレーム画像(以下、現フレーム画像という)と前フレーム画像とを互いにずらしながら相関値を算出し、その相関値が最も高くなるとき、例えば、現フレーム画像と前フレーム画像とを互いにずらしながら差分を算出し、その差分が最も小さくなるときのずらし量を手ブレ量として検出する。なお、手ブレ量検出部6は、不図示の加速度センサから出力される加速度に基づいて手ブレ量を検出してもよい。
巡回型ノイズリダクション回路7は、抑圧強度設定部8から出力される抑圧強度制御信号Cに基づいて、現フレーム画像と乗算される重み係数及び前フレーム画像と乗算される重み係数を求めるとともに、それら重み係数に基づいて現フレーム画像と前フレーム画像とを重み付け加算することにより、現フレーム画像に対してランダムノイズの抑圧処理を行い、ノイズ抑圧後フレーム画像を出力する。
抑圧強度設定部8は、手ブレ量検出部6から出力される手ブレ量と、画素位置検出部9で検出された画素位置とに基づいて抑圧強度制御信号Cを求め、その抑圧強度制御信号Cを巡回型ノイズリダクション回路7に出力する。
画素位置検出部9は、巡回型ノイズリダクション回路7に出力される現フレーム画像の各画素位置を検出する。
3板化歪み補正部10は、ノイズ抑圧後フレーム画像に対してYCbCr又はRGBのカラー化処理を行うとともに、歪み補正を行う。
表示制御部11は、3板化歪み補正部10から出力されるフレーム画像をリサイズして表示部12に表示させる。
記録制御部13は、3板化歪み補正部10から出力されるフレーム画像を圧縮して記録部14に記録する。なお、記録制御部13は、記録部14に記録されているフレーム画像を表示部12に表示させる場合、記録部14に記録されているフレーム画像をリサイズして表示制御部11に出力する。
なお、第1実施形態の撮像装置1では、位置ズラシ部5において前フレーム画像をずらす構成であるが、位置ズラシ部5において現フレーム画像をずらすように構成してもよいし、位置ズラシ部5において現フレーム画像及び前フレーム画像をそれぞれずらすように構成してもよい。
また、第1実施形態の撮像装置1では、現フレーム画像と前フレーム画像に基づいて手ブレ量が算出される構成であるが、前フレーム画像以前に生成された各フレーム画像に基づいて手ブレ量が算出されるように構成してもよい。このように構成する場合は、撮像部3から出力される現フレーム画像を、一時記憶部4を介さずに直接巡回型ノイズリダクション回路7に入力させてもよい。
図2は、抑圧強度設定部8及び画素位置検出部9の一例を示す図である。
図2に示す画素位置検出部9は、Hカウンタ20と、Vカウンタ21とを備えている。
Hカウンタ20は、フレーム画像の1ラインが巡回型ノイズリダクション回路7に入力される度(1ラインが巡回型ノイズリダクション回路7に入力されたことを示すHStartが入力される度)に、レンズ2による現フレーム画像の歪み中心を基準としたフレーム画像のラインの一番左の画素位置を示すH初期値が入力されてカウント値をリセットし、巡回型ノイズリダクション回路7に入力されるラインの各画素のうち有効な画素が巡回型ノイズリダクション回路7に入力される度(画像処理に必要な情報を有する画素が巡回型ノイズリダクション回路7に入力されたことを示すHENが入力される度)に1カウントする。
Vカウンタ21は、1フレーム画像が巡回型ノイズリダクション回路7に入力される度(1フレーム画像が巡回型ノイズリダクション回路7に入力されたことを示すVStartが入力される度)に、レンズ2による現フレーム画像の歪み中心を基準としたフレーム画像の左上の画素位置を示すV初期値が入力されてカウント値をリセットし、1ラインが巡回型ノイズリダクション回路7に入力される度(1ラインが巡回型ノイズリダクション回路7に入力されたことを示すHStartが入力される度)に1カウントする。
Hカウンタ20のカウント値HとVカウンタ21のカウント値Vとにより、巡回型ノイズリダクション回路7に入力される画素の位置を、歪み中心を基準とした画素位置として得ることができる。
また、図2に示す抑圧強度設定部8は、LUT(Look Up Table)22を備えている。
LUT22は、カウンタ値H及びカウンタ値Vに対応する抑圧強度制御信号Cを出力する。例えば、カウンタ値H及びカウンタ値Vが大きくなる程、すなわち、巡回型ノイズリダクション回路7に入力される画素位置がレンズ2による現フレーム画像の歪み中心から遠くなる程、ノイズ抑圧強度を弱める(前フレーム画像に乗算される重み係数を小さくさせる)抑圧強度制御信号Cが出力される。また、例えば、カウンタ値H及びカウンタ値Vが小さくなる程、すなわち、巡回型ノイズリダクション回路7に入力される画素位置がレンズ2による現フレーム画像の歪み中心に近くなる程、ノイズ抑圧強度を強める(前フレーム画像に乗算される重み係数を大きくさせる)抑圧強度制御信号Cが出力される。
また、抑圧強度制御信号Cは、手ブレ量検出部6により算出される手ブレ量に基づいて変更される。例えば、抑圧強度設定部8に複数のLUT22を備え、手ブレ量が大きくなる程、歪み中心からの距離が大きい程ノイズ抑圧強度を弱める抑圧強度制御信号Cが出力され、手ブレ量が小さくなる程、歪み中心からの距離によるノイズ抑圧強度の差を小さくした抑圧強度制御信号Cが出力されるようにLUT22を切り換えるように構成してもよい。また、例えば、手ブレ量が大きくなる程、ノイズ抑圧強度を弱める抑圧強度制御信号Cが出力され、手ブレ量が小さくなる程、ノイズ抑圧強度を強める抑圧強度制御信号Cが出力されるようにLUT22の内容を書き換えてもよい。また、カウント値H及びカウント値Vの下位bitを切り捨ててLUT22に入力させるように構成することにより、LUT22の容量を削減することができる。例えば、フレーム画像を複数のブロックに分割して、各ブロックに対応する抑圧強度制御信号CをLUT22から出力するように構成してもよい。
図2に示す抑圧強度設定部8によれば、カウント値H及びカウント値V並びに手ブレ量が大きくなる程、ノイズ抑圧強度を弱める抑圧強度制御信号Cが求められ、カウント値H及びカウント値V並びに手ブレ量が小さくなる程、ノイズ抑圧強度を強める抑圧強度制御信号Cが求められる。
図3は、抑圧強度設定部8の他の例を示す図である。
図3に示す抑圧強度設定部8は、H^2部30と、V^2部31と、加算部32と、ルート演算部33と、LUT34とを備えている。
H^2部30は、画素位置検出部9から出力されるカウント値Hを2乗する。
V^2部31は、画素位置検出部9から出力されるカウント値Vを2乗する。
加算部32は、H^2部30の出力とV^2部31の出力とを加算する。
ルート演算部33は、加算部32の出力の平方根を演算する。これにより、レンズ2による現フレーム画像の歪み中心から巡回型ノイズリダクション回路7に入力される画素までの距離Rが求められる。
LUT34は、ルート演算部33の出力に対応する抑圧強度制御信号Cを出力する。例えば、ルート演算部33の出力が大きくなる程、すなわち、巡回型ノイズリダクション回路7に入力される画素位置がレンズ2による現フレーム画像の歪み中心から遠くなる程、ノイズ抑圧強度を弱める抑圧強度制御信号Cが出力される。また、例えば、ルート演算部33の出力が小さくなる程、すなわち、巡回型ノイズリダクション回路7に入力される画素位置がレンズ2による現フレーム画像の歪み中心に近くなる程、ノイズ抑圧強度を強める抑圧強度制御信号Cが出力される。
また、抑圧強度制御信号Cは、手ブレ量検出部6により検出される手ブレ量に基づいて変更される。例えば、抑圧強度設定部8に複数のLUT34を備え、手ブレ量が大きくなる程、ノイズ抑圧強度を弱める抑圧強度制御信号Cが出力され、手ブレ量が小さくなる程、ノイズ抑圧強度を強める抑圧強度制御信号Cが出力されるようにLUT34を切り換えるように構成してもよい。また、例えば、手ブレ量が大きくなる程、ノイズ抑圧強度を弱める抑圧強度制御信号Cが出力され、手ブレ量が小さくなる程、ノイズ抑圧強度を強める抑圧強度制御信号Cが出力されるようにLUT34の内容を書き換えてもよい。
このように、図3に示す抑圧強度設定部8は、レンズ2による現フレーム画像の歪み中心から巡回型ノイズリダクション回路7に入力される画素までの距離Rを算出し、その距離Rに基づいて抑圧強度制御信号Cを求めている。これにより、カウント値H及びカウント値Vの下位bitを切り捨ててLUT22に入力させるように構成する場合に比べて、抑圧強度制御信号Cを精度よく求めることができる。
なお、H^2部30の出力とV^2部31の出力を直接LUT34に入力し、H^2部30の出力とV^2部31の出力とに基づいて、抑圧強度制御信号Cを求めるように構成してもよい。
図3に示す抑圧強度設定部8によれば、距離R及び手ブレ量が大きくなる程、ノイズ抑圧強度を弱める抑圧強度制御信号Cが求められ、距離R及び手ブレ量が小さくなる程、ノイズ抑圧強度を強める抑圧強度制御信号Cが求められる。
図4は、抑圧強度設定部8のさらに他の例を示す図である。なお、図3に示す構成と同じ構成には同じ符号を付している。
図4に示す抑圧強度設定部8は、H^2部30と、V^2部31と、加算部32と、ルート演算部33と、指数演算部40−1〜40−(n−1)と、乗算部41−1〜41−nと、加算部42と、乗算部43とを備えている。
図3に示す抑圧強度設定部8と同様に、H^2部30、V^2部31、加算部32、及びルート演算部33により、レンズ2による現フレーム画像の歪み中心から巡回型ノイズリダクション回路7に入力される画素までの距離Rを求めている。
指数演算部40−1は、ルート演算部33の出力を2乗し、指数演算部40−2は、ルート演算部33の出力を3乗し、・・・、指数演算部40−(n−1)は、ルート演算部33の出力をn乗する。
乗算部41−1は、ルート演算部33の出力と1次係数とを乗算し、乗算部41−2は、指数演算部40−1の出力と2次係数とを乗算し、乗算部41−3は、指数演算部40−2の出力と3次係数とを乗算し、乗算部41−nは、指数演算部40−(n−1)の出力とn次係数とを乗算する。
加算部42は、0次係数Aと、乗算部41−1〜41−nの各出力とを加算する。
乗算部43は、加算部42の出力と、調整係数aとを乗算し、抑圧強度制御信号Cを求める。
すなわち、レンズ2による現フレーム画像の歪みsは、その歪みsの中心から巡回型ノイズリダクション回路7に入力される画素までの距離をRとしたときの多項式A+B×R+C×R×D×R+・・・により近似することができる。この多項式は、指数演算部40−1〜40−n、乗算部41−1〜41−n、及び加算部42により演算することができるため、歪みsを算出することができる。そして、その歪みsを抑圧強度制御信号Cとすることができる。距離Rが大きくなる程、歪みsが大きくなる。すなわち、距離Rが大きくなる程、ノイズ抑圧強度を弱める抑圧強度制御信号Cが求められる。また、距離Rが小さくなる程、歪みsが小さくなる。すなわち、距離Rが小さくなる程、ノイズ抑圧強度を強める抑圧強度制御信号Cが求められる。
そして、乗算部43において、歪みsと調整係数aとが乗算されることにより最終的な抑圧強度制御信号Cが求められる。調整係数aは、手ブレ量検出部6により算出される手ブレ量に基づいて設定される値であって、手ブレ量が大きくなる程、ノイズ抑圧強度を弱める抑圧強度制御信号Cが求められ、手ブレ量が小さくなる程、ノイズ抑圧強度を強める抑圧強度制御信号Cが求められる。
図4に示す抑圧強度設定部8によれば、歪みs及び手ブレ量が大きくなる程、ノイズ抑圧強度を弱める抑圧強度制御信号Cが求められ、歪みs及び手ブレ量が小さくなる程、ノイズ抑圧強度を強める抑圧強度制御信号Cが求められる。
図5は、巡回型ノイズリダクション回路7の一例を示す図である。
図5に示す巡回型ノイズリダクション回路7は、差分絶対値算出部50と、重み係数算出部51と、乗算部52、53と、加算部54とを備えている。
差分絶対値算出部50は、現フレーム画像と、前フレーム画像との差分を算出し、その差分の絶対値である差分絶対値Dを算出する。
重み係数算出部51は、差分絶対値Dと抑圧強度設定部8から出力される抑圧強度制御信号Cとに基づいて、重み係数Ea(<1)及び重み係数Eb(=1−重み係数Ea)を算出する。
乗算部52は、現フレーム画像と、重み係数Ebとを乗算し出力する。
乗算部53は、前フレーム画像と、重み係数Eaとを乗算し出力する。
加算部54は、乗算部52の出力と、乗算部53の出力とを加算し、ノイズ抑圧後フレーム画像を出力する。
例えば、差分絶対値Dが小さいとき、重み係数Eaが大きくなり、ノイズ抑圧強度が強くなる。また、差分絶対値Dが大きいとき、重み係数Eaが小さくなり、ノイズ抑圧強度が弱くなる。
図6は、重み係数算出部51の一例を示す図である。
図6に示す重み係数算出部51は、乗算部60と、重み係数LUT61とを備えている。
乗算部60は、差分絶対値算出部50から出力される差分絶対値Dと、抑圧強度制御信号Cとを乗算し出力する。
重み係数LUT61は、乗算部60の出力に対応する重み係数Eaを乗算部53に出力するとともに、重み係数Ebを乗算部52に出力する。
例えば、巡回型ノイズリダクション回路7に入力される画素位置がレンズ2による現フレーム画像の歪み中心に近くなる程、又は、歪みsが小さくなる程、抑圧強度制御信号Cが小さくなる場合、重み係数Eaが大きくなり、ノイズ抑圧強度が強くなる。また、例えば、巡回型ノイズリダクション回路7に入力される画素位置レンズ2による現フレーム画像の歪み中心から遠くなる程、又は、歪みsが大きくなる程、抑圧強度制御信号Cが大きくなり、それにより重み係数Eaが小さくなって、ノイズ抑圧強度が弱くなる。これにより、歪みがあるレンズ2を備え、巡回型のノイズ抑圧処理を行う撮像装置1において、手ブレ量が大きくなると、歪み中心付近の被写体のノイズ抑圧強度が強くなるとともに、その歪み中心付近の周囲の被写体のノイズ抑圧強度が弱くなる。そのため、歪み中心付近の周囲の被写体が残像として残り易くなることを抑えつつ、注目されやすい歪み中心付近の被写体のノイズ抑圧効果を充分に得ることができる。
図7は、巡回型ノイズリダクション回路7の他の例を示す図である。
図7に示す巡回型ノイズリダクション回路7は、差分絶対値算出部70−2〜70−mと、差分絶対値算出部71−1〜71−mと、重み係数算出部(LUT)72−2〜72−mと、抑圧強度調整部73−1〜73−mと、重み係数算出部(LUT)74−1〜74−mと、乗算部75−1〜75−mと、乗算部76−1〜76−mと、加算部77、78と、正規化部79とを備えている。
差分絶対値算出部70−2〜70−mは、それぞれ、現フレーム画像の注目画素と現フレーム画像の周辺画素との差分を算出し、その差分の絶対値である差分絶対値D1−2〜D1−mを算出する。
差分絶対値算出部71−1は、現フレーム画像の注目画素と前フレーム画像の注目画素との差分を算出し、その差分の絶対値である差分絶対値D2を算出する。
差分絶対値算出部71−2〜71−mは、それぞれ、現フレーム画像の注目画素と前フレーム画像の周辺画素との差分を算出し、その差分の絶対値である差分絶対値D3−2〜D3−mを算出する。
重み係数算出部72−2〜72−mは、それぞれ、差分絶対値D1−2〜D1−mに対応する重み係数E1−2〜E1−mを出力する。
抑圧強度調整部73−1は、差分絶対値D2と抑圧強度制御信号Cとを乗算して差分絶対値D4を出力する。
抑圧強度調整部73−2〜73−mは、それぞれ、差分絶対値D3−2〜D3−mと抑圧強度制御信号Cとを乗算して差分絶対値D5−2〜D5−mを出力する。
重み係数算出部74−1は、差分絶対値D4に対応する重み係数E2を出力する。
重み係数算出部74−2〜74−mは、それぞれ、差分絶対値D5−2〜D5−mに対応する重み係数E3−2〜E3−mを出力する。
乗算部75−1は、現フレーム画像の注目画素と重み係数E4とを乗算する。
乗算部75−2〜75−mは、それぞれ、現フレーム画像の周辺画素と重み係数E1−2〜E1−mとを乗算する。
乗算部76−1は、前フレーム画像の注目画素と重み係数E2とを乗算する。
乗算部76−2〜76−mは、それぞれ、前フレーム画像の周辺画素と重み係数E3−2〜E3−mとを乗算する。
加算部77は、乗算部75−1〜75−mの各出力及び乗算部76−1〜76−mの各出力の総和F1を算出する。
加算部78は、重み係数E1〜E4の総和F2を算出する。
正規化部79は、総和F1を総和F2で割ることにより、現フレーム画像の注目画素をノイズ抑圧し、そのノイズ抑圧後の画素であるノイズ抑圧後フレーム画像を出力する。
なお、抑圧強度制御信号Cは、図2〜図4に示す各抑圧強度設定部8の何れかにより求められるものとする。
すなわち、図7に示す巡回型ノイズリダクション回路7は、バイラテラルフィルタと呼ばれるものであって、現フレーム画像の注目画素と重み係数E4との乗算値、現フレーム画像の周辺画素と重み係数E1−2〜E1−mとの乗算値、前フレーム画像の注目画素と重み係数E2との乗算値、及び前フレーム画像の周辺画素と重み係数E3−2〜E3−mとの乗算値の総和F1を、重み係数E1〜E4の総和F2で割ることにより正規化した値をノイズが抑圧された画素として出力するものであり、前フレーム画像の注目画素と乗算される重み係数E2及び前フレーム画像の周辺画素と乗算される重み係数E3−2〜E3−mを、それぞれ、抑圧強度制御信号Cに基づいて変更している。
これにより、周辺画素を考慮して注目画素に対してノイズ抑圧処理を行う場合においても、歪み中心付近の被写体のノイズ抑圧強度を強くするとともに、その歪み中心付近の周囲の被写体のノイズ抑圧強度を弱くすることができ、歪み中心付近の周囲の被写体が残像として残り易くなることを抑えつつ、注目されやすい歪み中心付近の被写体のノイズ抑圧効果を充分に得ることができる。
<第2実施形態>
図8は、本発明の第2実施形態の撮像装置を示す図である。なお、図1に示す構成と同じ構成には同じ符号を付している。
図8に示す撮像装置80は、交換レンズ81と、カメラ本体82とを備えている。
交換レンズ81は、レンズ2と、マイコン83と、通信部84とを備えている。
カメラ本体82は、レンズ2と、撮像部3と、一時記憶部4と、位置ズラシ部5と、手ブレ量検出部6と、巡回型ノイズリダクション回路7と、抑圧強度設定部8と、画素位置検出部9と、3板化歪み補正部10と、表示制御部11と、表示部12と、記録制御部13と、記録部14と、通信部85と、マイコン86とを備えている。
カメラ本体82に交換レンズ81が取り付けられると、交換レンズ81のマイコン83に保持されているレンズ2の歪み量又は歪データが通信部84からカメラ本体82の通信部85に送られる。通信部85に送られた歪み量が直接、又は、レンズのフォーカス位置やズーム位置と、歪データからマイコン85が歪み量を算出して抑圧強度設定部8に送られ、その歪み量に基づいて、抑圧強度制御信号Cが求められる。例えば、レンズ2の歪み量が大きい程、ノイズ抑圧強度を弱める抑圧強度制御信号Cが求められ、レンズ2の歪み量が小さい程、ノイズ抑圧強度を強める抑圧強度制御信号Cが求められる。
これにより、レンズ2の歪み量に応じて、歪み中心付近の被写体のノイズ抑圧強度をより強くするとともに、その歪み中心付近の周囲の被写体のノイズ抑圧強度をより弱くすることができ、歪み中心付近の周囲の被写体が残像として残り易くなることをさらに抑えつつ、注目されやすい歪み中心付近の被写体のノイズ抑圧効果をさらに充分に得ることができる。
例えば、図8に示す抑圧強度設定部8を図2又は図3に示す抑圧強度設定部8のように構成する場合、レンズ2の歪み量が大きくなる程、ノイズ抑圧強度を弱める抑圧強度制御信号Cが出力され、レンズ2の歪み量が小さくなる程、ノイズ抑圧強度を強める抑圧強度制御信号Cが出力されるようにLUT22又はLUT34が切り換わるように構成してもよいし、レンズ2の歪み量が大きくなる程、ノイズ抑圧強度を弱める抑圧強度制御信号Cが出力され、レンズ2の歪み量が小さくなる程、ノイズ抑圧強度を強める抑圧強度制御信号Cが出力されるようにLUT22又はLUT34の内容を書き換えてもよい。
また、例えば、図8に示す抑圧強度設定部8を図4に示す抑圧強度設定部8のように構成する場合、レンズ2の歪み量が大きくなる程、ノイズ抑圧強度を弱める抑圧強度制御信号Cが求められ、レンズ2の歪み量が小さくなる程、ノイズ抑圧強度を強める抑圧強度制御信号Cが求められるように調整係数aを設定してもよい。
なお、第1実施形態の撮像装置1又は第2実施形態の撮像装置80において、ズーム2のズーム変化量に基づいて、抑圧強度制御信号Cを変更してもよい。
例えば、図8に示すカメラ本体82のマイコン86から通信部85及び通信部84を介して交換レンズ81のマイコン83に送られるレンズ2のズーム変化量を、抑圧強度設定部8に入力し、そのズーム変化量に基づいて、抑圧強度制御信号Cを変更してもよい。
この場合の抑圧強度設定部8を図2又は図3に示す抑圧強度設定部8のように構成する場合、ズーム変化量が大きくなる程、ノイズ抑圧強度を弱める抑圧強度制御信号Cが出力され、ズーム変化量が小さくなる程、ノイズ抑圧強度を強める抑圧強度制御信号Cが出力されるようにLUT22又はLUT34が切り換わるように構成してもよいし、ズーム変化量が大きくなる程、ノイズ抑圧強度を弱める抑圧強度制御信号Cが出力され、ズーム変化量が小さくなる程、ノイズ抑圧強度を強める抑圧強度制御信号Cが出力されるようにLUT22又はLUT34の内容を書き換えてもよい。
また、例えば、この場合の抑圧強度設定部8を図4に示す抑圧強度設定部8のように構成する場合、ズーム変化量が大きくなる程、ノイズ抑圧強度を弱める抑圧強度制御信号Cが求められ、ズーム変化量が小さくなる程、ノイズ抑圧強度を強める抑圧強度制御信号Cが求められるように調整係数aを設定してもよいし、ズーム変化量が大きくなる程、1次係数Bを大きくしてもよい。
これにより、レンズ2のズーム変化量に応じて、歪み中心付近の被写体のノイズ抑圧強度をより強くするとともに、その歪み中心付近の周囲の被写体のノイズ抑圧強度をより弱くすることができ、歪み中心付近の周囲の被写体が残像として残り易くなることをさらに抑えつつ、注目されやすい歪み中心付近の被写体のノイズ抑圧効果をさらに充分に得ることができる。
また、第1実施形態の撮像装置1又は第2実施形態の撮像装置80では、Bayer配列のフレーム画像に対してノイズ抑圧処理を行う構成であるが、YCbCr又はRGBのフレーム画像に対してノイズ抑圧処理を行うように構成してもよい。
1 撮像装置
2 レンズ
3 撮像部
4 一時記憶部
5 位置ズラシ部
6 手ブレ量検出部
7 巡回型ノイズリダクション回路
8 抑圧強度設定部
9 画素位置検出部
10 3板化歪み補正部
11 表示制御部
12 表示部
13 記録制御部
14 記録部
80 撮像装置
81 交換レンズ
82 カメラ本体
83 マイコン
84 通信部
85 通信部

Claims (3)

  1. レンズと、前記レンズにより結像される被写体像を電気信号に変換し、前記電気信号に対応する現フレーム画像を生成する撮像手段と、前記現フレーム画像に対して巡回型のノイズ抑圧処理を行いノイズ抑圧後フレーム画像を出力する巡回型ノイズリダクション手段とを備え、前記巡回型ノイズリダクション手段は、前記現フレーム画像と第1の重み係数との乗算値と、前記巡回型ノイズリダクション手段から出力され一時記憶手段に記憶された前フレーム画像と第2の重み係数との乗算値とを加算して前記ノイズ抑圧後フレーム画像を出力する撮像装置であって、
    前記レンズによる前記現フレーム画像の歪み中心を基準とする前記巡回型ノイズリダクション手段に入力される画素位置を検出する画素位置検出手段と、
    手ブレ量を検出する手ブレ量検出手段と、
    前記手ブレ量検出手段により検出された手ブレ量に基づいて、前記現フレーム画像又は前記前フレーム画像をずらし前記巡回型ノイズリダクション手段に出力する位置ズラシ手段と、
    前記巡回型ノイズリダクション手段は、前記画素位置検出手段により検出された画素位置が前記歪み中心から遠い場合、前記第2の重み係数を小さくし、前記画素位置検出手段により検出された画素位置が前記歪み中心に近い場合、前記第2の重み係数を大きくし、前記手ブレ量が大きくなる場合、前記第2の重み係数を小さくし、前記手ブレ量が小さくなる場合、前記第2の重み係数を大きくする
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置であって、
    前記レンズの歪み量を保持する歪み量保持手段と、
    前記歪み量保持手段から読み出された歪み量を前記巡回型ノイズリダクション手段に送る通信手段と、
    を備え、
    前記巡回型ノイズリダクション手段は、前記歪み量が大きくなる場合、前記第2の重み係数を小さくし、前記歪み量が小さくなる場合、前記第2の重み係数を大きくする
    ことを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項2に記載の撮像装置であって、
    前記レンズのズーム変化量を調整する調整手段を備え、
    前記巡回型ノイズリダクション手段は、前記ズーム変化量が大きくなる場合、前記第2の重み係数を小さくし、前記ズーム変化量が小さくなる場合、前記第2の重み係数を大きくする
    ことを特徴とする撮像装置。
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