JP2010215341A - 圧縮機能付ごみ箱 - Google Patents

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弘 吉本
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Abstract

【課題】収容したごみの体積を減少させてごみを効率良く収容することができ、使用時に部材を取り外す必要がなくコンパクト性を有し、ごみの体積を減少させた後も美観を損ねることがなく、バランスのよい安定的な操作でごみ箱内のごみの体積を減少させることのできる充分な強度を有するごみ箱の提供。
【解決手段】底略筒状の容器本体;容器本体の上開口部に着脱可能に配設された枠体;枠体の内側面において容器本体の高さ方向に沿って配設され、溝部を有する長尺状の支持体;支持体の外周部分に摺動可能に配設された略筒状の摺動体;支持体の溝部において、支持体と摺動体とを接続し、摺動体を支持体の上端部に保持する引きバネ;摺動体の上端部に回動可能に配設され、かつ枠体に開閉自在に配設された蓋体;を具備し、摺動体とともに蓋体を、引きバネの引張力に抗して容器本体内部に向かって高さ方向下側に押し込み可能な構成を有する圧縮機能付ごみ箱。
【選択図】図7

Description

本発明は、容器本体内に収容されたごみを圧縮してその体積を減少させ、更に多くのごみを効果的に収容することができる圧縮機能付ごみ箱に関する。
従来から、家庭の他、例えばレストラン、オフィスビルやショッピングセンター等の人が多く集まる場所においては、少なくともトイレ毎にごみ箱が配設されている。そして、特に人が多く集まる場所に配設されているごみ箱については、収容されているごみを清掃担当者が毎日定期的に回収して処分することが行われている。
ここで、ごみ箱に捨てられるごみについてみると、例えば家庭やオフィスビルでは、メモ書きに使用した後の紙片、使用済みの包装紙又は合成樹脂製フィルム等が手で小さく丸められてごみ箱に捨てたりすることが多く、手で丸めたごみ自体の内部に隙間が生じることがある。これに加えて、ごみとごみとの間に隙間ができたり、ごみ箱内に収容したごみが膨張して体積が増加したりすることもある。
また、例えばレストランやショッピングセンターでは、例えば消費者の食欲や購買意欲を減退させないようにといった配慮から、衛生的な環境を作るべく、トイレにはペーパータオル等が設置されていることが多い。このペーパータオルも手で小さく丸められてごみとしてごみ箱に捨てられるが、ペーパータオルそのものが比較的大きな面積を有するため、丸めた後に内部に大きな隙間を生じ、更にごみとごみとの間に大きな隙間ができたり、ごみ箱内に収容したごみの膨張及び体積増加も顕著である。
そのため、特に上記のような場所に配設されているごみ箱では、収容するごみの量がそれ程多くないにもかかわらず、ごみ箱内がごみで一杯になってしまったり、ごみ箱への投入に失敗して外に散乱したりすることがあり、ごみ箱内のごみを頻繁に回収する必要があるばかりか、場合によってはごみ箱の周辺も掃除する必要があり、清掃担当者にかかる人件費も高くなるといった問題点があった。
これに対し、例えば特許文献1においては、ナイロン等の燃えないゴミを押し付けてゴミの容積を小さくできるようにすることを意図して、ゴミ箱内に棒付押し板を入れ、蓋をした状態で手動にて棒を押してゴミを圧縮し蓋部のロック機能にてゴミの反発力をとめるゴミ箱が提案されている(特許文献1、要約及び実用新案登録請求の範囲等参照)。
また、例えば特許文献2においては、容器本体内に収容したゴミの体積を減少させてゴミを効率良く収容することができると共に、ゴミの体積を減少させた後も美観を損ねることなくゴミを継続して収容することができるゴミ収容箱の提供を意図して、容器本体の上端開口部に蓋体を開閉自在に装着してなるゴミ収容箱において、上記蓋体を容器本体の対向内側面に配設しているスプリングによって支持させ、該スプリング力に抗して蓋体を容器本体内に押し込み可能に構成することが提案されている(特許文献2、要約及び特許請求の範囲等参照)。
実用新案登録第3082071号公報 特開2005−89090号公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載のゴミ箱では、確かにゴミ箱内に収容したゴミを棒付き押し板によって押圧してその体積を減少させることができるものの、ゴミ箱内にゴミを継続して収容する場合には、棒付き押し板をゴミ箱から取り外して別の場所に保管しておく必要があり、取り外した状態では、ゴミ箱内のゴミが外部から見えて美観上好ましくないという問題があった。
また、上記の特許文献2に記載のゴミ収容箱では、ゴミ収容箱内に収容したゴミが所定量以上となってゴミを収容することが困難となった時は、蓋体を容器本体内に押し込むことによって直ちに容器本体内のゴミを圧縮し、容器本体内にゴミを収容するための空間部を形成して、ゴミ収容箱内にゴミを継続的に捨てることができるものの、上下方向において蓋体がほぼスプリングのみによって支持されているため、圧縮操作において蓋体のバランスが崩れ易く蓋体が外れてしまったり、効果的にゴミ収容箱内のゴミを圧縮できなかったり、蓋体が支持される部分の強度に劣る(例えば、蓋体を垂直溝に取り付けるための水平短軸が折れてしまったりする。特許文献2、段落番号[0020]及び図3等参照。)という問題があり、未だ改善の余地があった。
そこで、本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、収容したごみの体積を減少させてごみを効率良く収容することができ、使用時に部材を取り外す必要がなくコンパクト性を有し、ごみの体積を減少させた後も美観を損ねることがなく、ごみ箱内のごみの体積をバランスのよい安定的な操作で減少させることのできる充分な強度を有するごみ箱を提供することを目的とする。
本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、圧縮操作によってバランスよくかつ安定的に蓋体を押し下げ、ごみ箱に収容されたごみを効果的に圧縮するためには、蓋体を上下させる部分に引きバネで接続した特定の構造を有する支持体及び摺動体を用いることが、極めて有効であることを見出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、
有底略筒状の容器本体、
前記容器本体の上開口部に着脱可能に配設された枠体、
前記枠体の内側面において前記容器本体の高さ方向に沿って配設され、溝部を有する長尺状の支持体、
前記支持体の外周部分に摺動可能に配設された略筒状の摺動体、
前記支持体の溝部において、前記支持体と前記摺動体とを接続し、前記摺動体を前記支持体の上端部に保持する引きバネ、
前記摺動体の上端部に回動可能に配設され、かつ前記枠体に開閉自在に配設された蓋体、
を具備し、
前記摺動体とともに前記蓋体を、前記引きバネの引張力に抗して前記容器本体内部に向かって前記高さ方向下側に押し込み可能な構成を有すること、
を特徴とする圧縮機能付ごみ箱を提供する。
また、本発明は、前記支持体として複数の支持体(例えば第一の支持体及び第二の支持体)を用い、前記摺動体として複数の摺動体(例えば第一の摺動体及び第二の摺動体)を用いた圧縮機能付ごみ箱も提供する。すなわち、本発明の別の態様によれば、
有底略筒状の容器本体、
前記容器本体の上開口部に着脱可能に配設された枠体、
前記枠体の対向内側面において前記容器本体の高さ方向に沿って配設され、溝部を有する長尺状の第一の支持体及び第二の支持体、
それぞれ前記第一の支持体及び前記第二の支持体の外周部分に摺動可能に配設された、略筒状の第一の摺動体及び第二の摺動体、
前記第一の支持体の溝部及び前記第二の支持体の溝部において、それぞれ前記第一の支持体及び前記第二の支持体と前記第一の摺動体及び前記第二の摺動体とを接続し、前記第一の摺動体及び前記第二の摺動体を前記第一の支持体及び前記第二の支持体の上端部に保持する引きバネ、
前記第一の摺動体及び前記第二の摺動体の上端部に回動可能に配設され、かつ前記枠体に開閉自在に配設された蓋体、
を具備し、
前記第一の摺動体及び前記第二の摺動体とともに前記蓋体を、前記引きバネの引張力に抗して前記容器本体内部に向かって前記高さ方向下側に押し込み可能な構成を有すること、
を特徴とする圧縮機能付ごみ箱を提供する。
これらのような構成を有することにより、本発明の圧縮機能付ごみ箱によれば継続して使用する際に部材を取り外す必要がなくコンパクト性を有し、ごみの体積を減少させた後も美観を損ねることなくごみを継続して収容することができ、特に引きバネによって支持体の上端部に保持された摺動体が、枠体の上端部に位置して支持体の外周面をバランスよくかつ安定的に摺動可能な構成(いわゆる入れ子式構造)を有するため、蓋体の圧縮操作によってバランスよくかつ安定的に蓋体を押し下げてごみ箱に収容されたごみを効果的に圧縮することができ、充分な強度を有する。
本発明者の圧縮機能付ごみ箱によれば、容器本体内に収容したごみの体積を減少させてごみを効率良く収容することができ、継続して使用する際に部材を取り外す必要がなくコンパクト性を有し、ごみの体積を減少させた後も美観を損ねることなくごみを継続して収容することができ、バランスのよい安定的な操作でごみ箱内のごみの体積を効果的に減少させることができ、充分な強度を有する。
本実施形態の圧縮機能付ごみ箱1の静止状態を示す概略斜視図である。 図1に示す状態の圧縮機能付ごみ箱1のX−X線断面図である。 図1に示す状態の圧縮機能付ごみ箱1のY−Y線断面図である。 図1に示す状態の圧縮機能付ごみ箱1の透視図である。 本実施形態の圧縮機能付ごみ箱1の蓋体10が開閉する様子を示す概略斜視図である。 図5に示す状態の圧縮機能付ごみ箱1のX−X線断面図である。 本実施形態の圧縮機能付ごみ箱1の蓋体10を押し込むことにより、収容されているごみを圧縮させる様子を示す概略斜視図である。 図7に示す状態の圧縮機能付ごみ箱1のX−X線断面図である。 図7に示す状態の圧縮機能付ごみ箱1のY−Y線断面図である。 図7に示す状態の圧縮機能付ごみ箱1の透視図である。 図1に示す圧縮機能付ごみ箱1の部分的分解斜視図である。
以下、図面を参照しながら本発明の代表的な実施形態について説明する。なお、以下の説明では、同一または相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略することもある。
図1〜図4に示すように、本実施形態の圧縮機能付ごみ箱1は、容器本体2、枠体4、第一の支持体6a及び第二の支持体6b(支持体6)、第一の摺動体8a及び第二の摺動体8b(摺動体8)、並びに蓋体10を具備し、図5〜図6に示すように、蓋体8が枠体4に対して開閉自在に配設されており、図7〜図10に示すように、第一の摺動体8a及び第二の摺動体8bとともに蓋体10を、引きバネ(図示せず。)の引張力に抗して容器本体2内部に向かって高さ方向下側(図において矢印Zで示す向き)に押し込み可能な構成を有している。
容器本体2は、図1〜図10に示すように、有底略筒状(より詳しくは断面略矩形の筒状)であり、平面縦長長方形状の底面部2aと、底面部2aの外周縁から上方に向かって突設された断面略四角で枠状の周壁部2bと、を含み、上端部には上開口部2cが設けられていて全面的に開放した状態を有しており、底面部2aと周壁部2bとで囲まれた空間(収容部)にごみを収容するように構成されている。
枠体4は、容器本体2の上開口部に位置しており、図2に示すように、断面形状が略凸状の天板部4aと、この天板部4aの両側端縁及び前後端縁から下方に向かって突設された周壁部4bと、を含んでいる。周壁部4bは、互いに対向する略台形状部分4b1と、互いに対向する略長方形状部分4b2と、で構成されている(後述する図11参照)。
枠体4の下開口部は略四角形状に形成され、かつ天板部4aの両端部に水平方向に形成された当接部4a´が、容器本体2の周壁部2bの上開口部側端面に載置されることによって、枠体4は容器本体2の上開口部に着脱自在に配設されている。
枠体4の天板部4aには、その上下面間に亘って貫通する平面略縦長長方形状のごみ投入口4cが貫設されている一方、枠体4の周壁部4bにおける対向内側面における前後方向の中央部には、容器本体2の高さ方向に沿って第一の支持体6a及び第二の支持体6bが配設されている。
ここで、図11に、本実施形態の圧縮機能付ごみ箱1を分解して、蓋体10、枠体4、第一の支持体6a及び第二の支持体6b、第一の摺動体8a及び第二の摺動体8b、並びに第一の支持体6aと第一の摺動体8aとを接続する引きバネ12aの位置関係を説明するための模式図(圧縮機能付ごみ箱1の部分的分解斜視図)である。
第一の支持体6a及び第二の支持体6bは、枠体4の対向内側面4Sにおいて容器本体2の高さ方向に沿って配設され、それぞれ溝部6a1及び溝部6b1を有する断面略コの字状の長尺状の部材で構成されており、上端6a2及び上端6b2が枠体4の上端部分(より詳しくは天板部4aの裏面)に当接した状態でビス6a4及び6b4によって枠体4に配設され、下端(図示せず。)は、容器本体2の高さ方向における真ん中より下側(底面部2a側)まで延びている。溝部6a1及び溝部6b1は、第一の支持体6a及び第二の支持体6bにおいて、枠体4の対向内側面4S側に直線状に設けられている。
そして、幅以上の長さを有する略筒状の第一の摺動体8a及び第二の摺動体8bが、それぞれ第一の支持体6a及び第二の支持体6bの外周部分を覆って摺動可能に配設されている。すなわち、第一の支持体6a及び第二の支持体6bがそれぞれ第一の摺動体8a及び第二の摺動体8b内に入れ子式に挿入された状態で配設されている。
このような構成により、第一の摺動体8a及び第二の摺動体8bは、その長さ分のストロークでバランスよくかつ安定的に第一の支持体6a及び第二の支持体6bの長さ方向に沿って摺動可能であり、第一の摺動体8a及び第二の摺動体8bと、第一の支持体6a及び第二の支持体6bとは、充分な強度をもって連関している。
このとき、第一の摺動体8a及び第二の摺動体8bは、それぞれ引きバネ12a及び引きバネ12b(図11では隠れている。)によって第一の支持体6a及び第二の支持体6bに接続されている。また、第一の支持体6a及び第二の支持体6bの下端部には、それぞれ内側に向けて凸となるようにビス6a5及び6b5が嵌めこまれており、第一の摺動体8a及び第二の摺動体8bには、それぞれ内側に、上方が閉じて下方が開放したスリット8a1及びスリット8b1が設けられている。そのため、その閉じた部分が、第一の摺動体8a及び第二の摺動体8bが下げていくと、ビス6a5及び6b5に係合し、下げ止まることになる。
このような状態では、図4に示す第一の摺動体8aと第一の支持体6aとの位置関係及び第二の摺動体8bと第二の支持体6bとの位置関係や、図11に示す第二の摺動体8bと第二の支持体6bとの位置関係のように、第一の摺動体8a及び第二の摺動体8bは、第一の支持体6a及び第二の支持体6bの上端部に保持されており、よって、第一の摺動体8a及び第二の摺動体8bの上端部は、枠体4の上端部分(より詳しくは天板部4aの裏面)付近に位置する状態で保持されていることになる。
引きバネ12a及び引きバネ12bは、それぞれ第一の摺動体8a及び第二の摺動体8bを第一の支持体6a及び第二の支持体6bに接続した状態で、上記のような位置関係を実現することができ本発明の効果を損なわないのであれば、種々の位置において、第一の摺動体8aと第一の支持体6a、及び第二の摺動体8bと第二の支持体6bを接続していてよい。本実施形態では、第一の摺動体8aの下端部に設けられたフック部8a2と第一の支持体6aの上端部に設けられたフック部6a3とを、引きバネ12aが接続している。
蓋体10には、水平軸部とその先端において鉛直方向に一体的に設けられた円板状部とで構成された係合部10a及び係合部10bが、互いに対向する部分に設けられており、第一の摺動体8a及び第二の摺動体8bの上端部に設けられた凹状の受部8a3及び受部8b3に、回動可能に配設される。このとき、第一の摺動体8a及び第二の摺動体8bは、第一の支持体6a及び第二の支持体6bの上端部、すなわち、枠体4の上端部付近に位置するため、蓋体10は枠体4に開閉自在に配設されていることになる。
このとき、蓋体10の係合部10a及び係合部10bが、第一の摺動体8a及び第二の摺動体8bの受部8a3及び受部8b3から抜け落ちないように、例えば係合した状態でその上からストッパー(図示せず。)を取り付けてもよい。
このような構成を有する蓋体10は、上から本体容器2内へ向けて(すなわち、鉛直方向下向き)に押し下げられることにより、第一の摺動体8a及び第二の摺動体8bとともに、バランスよくかつ安定的に第一の支持体6a及び第二の支持体6bの長さ方向に沿って本体容器2内へと押し下げられる。
蓋体10は、その係合部10a及び係合部10bにおいて、第一の摺動体8a及び第二の摺動体8bの受部8a3及び受部8b3に係合しているため、第一の支持体6a及び第二の支持体6bと充分な強度をもって連関している第一の摺動体8a及び第二の摺動体8bとともに、枠体4の上端部付近から本体容器2内へと押し下げられるため、蓋体10のみが第一の摺動体8a及び第二の摺動体8bからは格段に外れにくい。
次に、本実施形態の圧縮機能付ごみ箱1の使用方法について説明する。まず、圧縮機能付ごみ箱1内にごみを捨てるためには、図5及び図6に示すように、ごみを持った手で圧縮機能付ごみ箱1の蓋体10の左右端部のいずれか一方を下方に向かって押すことによって、蓋体10を係合部10a及び係合部10bの水平短軸を中心にして上下方向に回動変位させて、ごみ投入口4cを開放させ、容器本体2内にごみを捨てる。
そして、ごみを圧縮機能付ごみ箱1に捨てていくうちに、ごみが容器本体2内に溜まっていくが、容器本体2内のごみの総量がある一定量以上となると、蓋体10を回動変位させてごみ投入口4cを開放させる際に、蓋体10が容器本体2内のごみに引っ掛かり、蓋体10の円滑な回動が阻止されるようになる。
このような状態に至ったときは、図1〜図4に示すように、蓋体10をごみ投入口4cが全面的に閉じている状態から積極的に回動させることなくほぼ元の位置を維持したまま、図7〜図9に示すように、引きバネ12a及び引きバネ12bの引張力に抗して鉛直方向下向きに押し込むことによって、蓋体10により容器本体2内のごみを鉛直方向下向きに圧縮してごみの体積を減少させ、ごみを収容するための空間を容器本体2内に形成することができる。
上記特許文献2に記載の発明のように圧縮バネの上に置かれた状態の蓋体を鉛直方向下向きに押し下げる場合に比べて、本実施形態においては、第一の摺動体8a及び第二の摺動体8bが、第一の支持体6aの溝部6a1及び第二の支持体6bの溝部6b1に沿って確実に鉛直方向下向きに動くため、引きバネ12a及び引きバネ12bの引張力に抗して蓋体10を鉛直方向下向きに押し込む作業は、格段にバランスよくかつ安定的に実施することができる。
特に本実施形態によれば、第一の摺動体8a及び第二の摺動体8bが、第一の支持体6aの溝部6a1及び第二の支持体6bの溝部6b1に沿って確実に鉛直方向下向きに動くため、容器本体2内のごみの量が多かったり、容器本体2内のごみが嵩張っていたりしても、バランスよく安定的に蓋体10を鉛直方向下向きに押し下げることができる。
蓋体10によって容器本体2内のごみを鉛直方向下向きに圧縮した後、蓋体10に加えられている下方に向かう押圧力を解除すると、蓋体10は、引きバネ12a及び引きバネ12bの引張力によって、第一の摺動体8a及び第二の摺動体8bとともに、第一の支持体6aの溝部6a1及び第二の支持体6bの溝部6b1に沿って鉛直方向上向きに自動的に移動し、ごみ投入口4c付近に自動的に復帰してごみ投入口4cを全面的に閉じる。
このような方法で蓋体10を上下動させることによって、容器本体2内のごみを何度か鉛直方向下向きに圧縮することにより、従来以上の量のごみを容器本体2内に収容することができる。圧縮を繰り返してもなおごみの体積をそれ以上減少させることができない状態となったときには、枠体4を容器本体2の上開口部から取り外して容器本体2からごみを回収して処分すればよい。
このとき、第一の支持体6aの溝部6a1及び第二の支持体6b並びに第一の摺動体8a及び第二の摺動体8bは、枠体4とともに取り外されることになるため、容器本体2内のごみを円滑に回収することができる。
以上、本発明の代表的な実施形態について説明したが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。例えば、上記実施形態においては、摺動体及び支持体がそれぞれ2個ずつ具備する態様について説明したが、必ずしも2個に限定されるものではない。例えば、例えば幅広で長尺状の支持体を用いれば、安定的に摺動体を上下動させることができ得るため、摺動体及び支持体がそれぞれ1個ずつであっても構わない。当然、摺動体及び支持体をそれぞれ3個以上ずつ用いても構わない。
また、上記実施形態においては、有底略筒状で、平面縦長長方形状の底面部2aと、底面部2aの外周縁から上方に向かって突設された四角枠状の周壁部2bと、を含む容器本体2について説明したが、これと異なる形状の容器本体であってもよい。容器本体の底面部は円状であっても直方体状であってもよく、これらの場合、容器本体はそれぞれ円筒状又は直方体状となる。
さらに、上記実施形態においては、互いに対向する略台形状部分4b1と、互いに対向する略長方形状部分4b2と、で構成されている周壁部4bを含む枠体4を具備する態様について説明したが、互いに対向する略長方形状部分と、互いに対向する略長方形状部分と、で構成されている周壁部を含む枠体であってもよい。本発明の圧縮機能付ごみ箱を、特にスペースの狭い場所に設置する場合には、全体として薄い形状の直方体形状となるように、容器本体及び枠体を設計するのが好ましい。
なお、本発明の圧縮機能付ごみ箱の各構成部材の材質は、本発明の効果を損なわない範囲であれば特に制限されるものではなく、例えば熱可塑性樹脂や金属を用いて構成することができる。なかでも、摺動体を支持体の外周面をバランスよくかつ安定的に摺動させ、蓋体の圧縮操作によってバランスよくかつ安定的に蓋体を押し下げて、ごみ箱に収容されたごみを効果的に圧縮するという本発明の効果をより確実に得るためには、摺動体及び支持体を金属で構成するのが好ましい。また、安定性のために、本体容器の底面部のみを金属で構成して、他の部材を樹脂で構成しても構わない。
本発明により得られる圧縮機能付ごみ箱は、家庭の他、特にペーパータオルが使用されるレストラン、オフィスビルやショッピングセンター等の人が多く集まる場所に設置するものとして好適に用いることができる。また、通常のごみ箱と同じ容量であったとしても、より確実な圧縮動作によって格段に多い量のごみを収容することができるため、上記のように人が多く集まる場所においても、ごみを回収する頻度を減らすことができ、人件費を節約することができるというメリットがある。

Claims (2)

  1. 有底略筒状の容器本体、
    前記容器本体の上開口部に着脱可能に配設された枠体、
    前記枠体の内側面において前記容器本体の高さ方向に沿って配設され、溝部を有する長尺状の支持体、
    前記支持体の外周面に摺動可能に配設された略筒状の摺動体、
    前記支持体の溝部において、前記支持体と前記摺動体とを接続し、前記摺動体を前記支持体の上端部に保持する引きバネ、
    前記摺動体の上端部に回動可能に配設され、かつ前記枠体に開閉自在に配設された蓋体、
    を具備し、
    前記摺動体とともに前記蓋体を、前記引きバネの引張力に抗して前記容器本体内部に向かって前記高さ方向下側に押し込み可能な構成を有すること、
    を特徴とする圧縮機能付ごみ箱。
  2. 有底略筒状の容器本体、
    前記容器本体の上開口部に着脱可能に配設された枠体、
    前記枠体の対向内側面において前記容器本体の高さ方向に沿って配設され、溝部を有する長尺状の第一の支持体及び第二の支持体、
    それぞれ前記第一の支持体及び前記第二の支持体の外周面に摺動可能に配設された、略筒状の第一の摺動体及び第二の摺動体、
    前記第一の支持体の溝部及び前記第二の支持体の溝部において、それぞれ前記第一の支持体及び前記第二の支持体と前記第一の摺動体及び前記第二の摺動体とを接続し、前記第一の摺動体及び前記第二の摺動体を前記第一の支持体及び前記第二の支持体の上端部に保持する引きバネ、
    前記第一の摺動体及び前記第二の摺動体の上端部に回動可能に配設され、かつ前記枠体に開閉自在に配設された蓋体、
    を具備し、
    前記第一の摺動体及び前記第二の摺動体とともに前記蓋体を、前記引きバネの引張力に抗して前記容器本体内部に向かって前記高さ方向下側に押し込み可能な構成を有すること、
    を特徴とする圧縮機能付ごみ箱。


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