JP2010214474A - マニピュレータ - Google Patents

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Rie Takahashi
里枝 高橋
Soichiro Fujioka
総一郎 藤岡
Osamu Mizuno
修 水野
Yoshihiko Matsukawa
善彦 松川
Akinobu Okuda
晃庸 奥田
Takashi Tojo
剛史 東條
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Abstract

【課題】衝突において安全なマニピュレータを提供する。
【解決手段】気体を充満した中空材と、中空材を被い中空体に張力を作用させる複数本の形状記憶合金ばねからなるアームリンクを構成する。障害物を検出した時は中空材内部の気体を放出すると共に衝突部位に応じて形状記憶合金ばねに供給する電流を制御してその張力を変化させ、障害物と中空体の衝突部位が離れるように中空体を屈曲させ衝突を回避する。
【選択図】図1

Description

本発明は、物品を移動させるための機構、主としてロボット用マニピュレータに関するものである。
近年、少子高齢化に伴い、労働力の不足や高齢化が予想されており、それらを補う産業用、家庭用のロボットへの期待が高まっている。このロボットには、種々の物体を把持して移動させる、変形させる、操作するなど、複雑な作業が可能なマニピュレータが備えられる。また、特に家庭では、人がいたり、物が多く置かれていたりするため、これらとの衝突における安全対策も重要である。
従来のマニピュレータは、物体に作用するエンドエフェクタと、剛性の高いアームリンクと、これらを機構的に接続するとともに駆動機構を有する関節から構成される。従来のマニピュレータでは、物体と衝突した際は、関節におけるアームリンクの接続を駆動力から切り離すなどして衝突の衝撃を逃がすなど、安全対策がとられている(例えば特許文献1を参考)。
図7(a),(b)従来のマニピュレータを示す図である。図7(a)において、1、2はアームリンク、3はエンドエフェクタである。図に示すように、アームリンク1とアームリンク2が接続され、アームリンク2とエンドエフェクタ3が接続されている。図7(b)は、このアームリンク2とエンドエフェクタ3の接続部分の詳細を示す拡大図である。4はこのマニピュレータの安全装置であって、5aはアームリンク2に結合された第1のベース、5bはエンドエフェクタ3に結合された第2のベースである。第1のベース5aと第2のベース5bは、支持軸6の周りに相対回転可能に設置されている。なお、第1のベース5aと第2のベース5bの相対回転はピン7aが貫通することで止められており、通常は相対回転しない。7bはボルトであって、ピン7aの落下を防止している。
図7(b)において、エンドエフェクタ3が外部の物体に衝突した際には、その衝撃でピン7aが剪断され、第1のベース5aに対して第2のベース5bが回動自在になり、エンドエフェクタ3が支持軸6に対し回転自在となる。このように回転自在にすることで、衝撃で作用する質量をマニピュレータ全質量ではなく、エンドエフェクタ3およびアームリンク2など、部分的な質量にまで軽減させて、衝突の衝撃を逃がす。
特開昭61−249296号公報
しかしながら、従来のマニピュレータでは、アームリンクが長い場合(特に、衝突部位と駆動力を切り離す関節が離れている場合)に、衝突で作用するアームリンクの質量が大きくなる。一方、アームリンクを短くし関節を多く設けると、マニピュレータ自体の重量が増大し、制御が複雑になる。
以上を鑑み、本発明では衝突で作用する質量を小さくするために、マニピュレータのアームリンク自体を軽くし、かつ衝突部位とアームリンクを逃がす部位との距離を短くし、安全性を高めることを目的とする。
本発明にかかるマニピュレータは、内側に配線を有する可撓性の材料から成る中空材と前記中空材の外側に前記中空材と長軸を揃えて配置された複数の線状体と、前記線状体の張力を個別に変化させて前記中空材を変形させる張力制御手段と、前記中空材の内部に気体を供給して前記中空材を膨らませる気体供給部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、マニピュレータのアームリンクを軽くし、かつ衝突部位とアームリンクを逃がす部位との距離を短くすることで、衝突で作用する質量が小さく、安全性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、同一構成には同一符号を付して説明を省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1にかかるマニピュレータの概略構成図である。
図1において、マニピュレータ8のエンドエフェクタ9(ロボッドハンド等)は物体に接触し、把持などを行う機構である。エンドエフェクタ9とアームリンク10は内部に駆動機構を備えた関節11、12によって接続され、アームリンク10とアームリンク13は同じく内部に駆動機構を備えた関節14によって接続され、この構成によってエンドエフェクタ9、アームリンク10、13は姿勢を変えることができる。アームリンク13は関節15等によってさらに図示していないアームリンクや壁やロボット本体に接続される。
図2は、アームリンク10の詳細構成図である。なお、アームリンク13の詳細構成もアームリンク10と同様であるため、ここでは説明を省略している。
図2(a)において、中空円柱体16はゴムなど可とう性(可撓性)を有する材質から成り、その内部を気体で満たすと図2(b)に示すように中空円柱形に膨らむ構造である。なお、中空円柱体16は、その内側にマニピュレータ8の配線等の内部機構35を有するため、内側(内部構造35側)よりも外側の弾性を低くして、より外側に膨らみやすい構造となっている。中空円柱体16を満たす気体は、大気中から集められてエアーコンプレッサ17から吐出され気体流入路18を通じ、流入電磁弁19を通過して中空円柱体16に流入する気体である。また、中空円柱体16内部の気体は流出電磁弁20、気体流出路21を通じて外部に流出される。流入電磁弁19、流出電磁弁20は、電気信号によって弁を開閉し気体を通過、停止させるものであり、マニピュレータ8の稼動状況に応じて制御される。中空円柱体16の2端面は、剛性のある保持体22、23に固定(接着)されている。保持体22は図1に示す関節14に機構的に接続され、保持体23は関節12に機構的に接続されている。また、保持体22は内部に気体流入路18、気体流出路21、および、その他必要な電気配線等(内部構造35)を有している。気圧センサ24は中空円柱体16の内部気圧を測定する。形状記憶合金ばね25はその両端がコネクタ26、27によって保持体23および膨張抑止帯28に接続されている。形状記憶合金ばね25は自身を通る電流により加熱され弾性が変化する線状体であり、コネクタ26、27を通じて電流が供給される。
また、形状記憶合金ばね25は図示のように中空円柱体16を囲うように複数設けられ、また、それを接続するためのコネクタも複数設けられている。これら形状記憶合金ばね25はいずれも自然長が等しく、中空円柱体16の円周に沿って自然長より長い状態、すなわち引張力を発揮する状態で等間隔に保持体23と膨張抑止帯28に接続されている。保持体22と膨張抑止帯28にも、同様に形状記憶合金ばね25が接続されている。それぞれの形状記憶合金ばね25に供給する電流は個別に制御する。
膨張抑止帯28は中空円柱体16の側面外壁に円周に沿って固定(接着)されており、中空円柱体16が内部気体圧力によって膨張するのを抑止する。また、形状記憶合金ばね25もその引張力をもって中空円柱体16の膨張を抑止する。これら膨張の抑止は、中空円柱体16の内部圧力を高めることに寄与している。中空円柱体16は内部圧力が高ければ安定してその形状を保持する。なお、膨張抑止帯28は中空円柱体16の長手方向の中心付近に設ければ、膨張を抑止しやすく、中空円柱体16の内部圧力を高めることが容易である。
振動センサ29は中空円柱体16の振動周波数を測定する。振動センサ29は図2では膨張抑止帯28の上に固定(接着)されているが、中空円柱体16の振動周波数が測定できればどの部位に固定(接着)してもよい。なお、振動の振幅はマニピュレータ8の支点から離れるほど、すなわちエンドエフェクタ9に近い部位ほど大きいため、振動センサ29をエンドエフェクタ9に近い部位に設ければ周波数測定の精度を高めることができる。このようにして測定した中空円柱体16の振動周波数に基づいて、中空円柱体16の内部圧力を求め、形状記憶合金ばね25に供給する電圧の値を制御することで、より正確に制御を行なうことが可能となる。
次に、形状記憶合金ばね25の弾性を変化させることでアームリンク10が屈曲する様子を説明する。この様子は、アームリンク13も同様であるため、ここでは、アームリンク10の場合のみ説明している。
図3は、アームリンク10が屈曲する様子を示す図である。
図3において、複数の形状記憶合金ばね25は自然長が同じで中空円柱体16の円周に沿って等間隔に接続されているので、それぞれの弾性と長さが同じであれば、複数の形状記憶合金ばね25の引張力がつりあって、保持体22、23が形状記憶合金ばね25の接続点のいずれの方向に偏って引っ張られることもなく、中空円柱体16はまっすぐな円柱形状を保つ。また、中空円柱体16の内部気圧が所定値以上であれば、マニピュレータ8の稼動において十分な剛性を保つことができる。
ところが、形状記憶合金ばね25に加える電流により、それぞれの形状記憶合金ばね25の温度、ひいては弾性を個別に変化させると、それぞれの形状記憶合金ばね25の引張力が不均衡になり中空円柱体16は屈曲する。図3では、形状記憶合金ばね25aの弾性を他よりも強めた場合、あるいは形状記憶合金ばね25bの弾性を他よりも弱めた場合を示している。
なお、形状記憶合金ばね25の本数は、少なくとも3本以上設ければ保持体22、23との3点以上の接続点が平面を構成するため、中空円柱体16がよりまっすぐな円柱形状を保ちやすい。ここで、形状記憶合金ばね25を3本設ければ、1本のみ引張力を他よりも強めることで120度ずつ異なる3方向の屈曲が可能となり、形状記憶合金ばね25を4本設ければ、1本のみ、あるいは隣り合った2本のみの引張力を他よりも強めることにより、45度ずつ異なる8方向の屈曲が可能となる。また、流出電磁弁20を開き気体を流出させて中空円柱体16の内部気圧を下げれば、より屈曲しやすくすることができる。
次に、図4を用いて本実施の形態1の制御構成について説明する。図4は、アームリンク10の制御ブロック図である。なお、アームリンク13の制御ブロック図もアームリンク10と同様であるため、ここでは説明を省略する。
図4において、カメラ30は、マニピュレータ8が存在する空間(例えば、マニピュレータ8の支点である関節15の周辺)に設置され、マニピュレータ8を撮影するものであり、マニピュレータ8に障害物が接近している様子が映るように配置されている。障害検出部31は、カメラ30が出力する画像信号を解析し、マニピュレータ8と障害物の衝突の有無を予測し、これを示す信号を出力する。衝突部位検出部32は、カメラ30が出力する画像信号を解析し、障害物が衝突するマニピュレータ8の部位を予測し、これを示す信号を出力する。電流制御部33は、障害検出部31の出力信号を受け、衝突可能性がある場合は、さらに衝突部位検出部32の出力信号を受ける。そして、それらの信号に基づいて、マニピュレータ8における衝突部位と障害物が離れるように中空円柱体16が屈曲するよう、複数の形状記憶合金ばね25に流す電流を個別に制御する。
具体的には、図3に示すように、マニピュレータ10において、形状記憶合金ばね25bの側に障害物相対的に近づいて衝突可能性が発生した場合に、形状記憶合金ばね25bに流す電流と形状記憶合金ばね25aに流す電流とを個別制御し、形状記憶合金ばね25bでの電流制御による張力が形状記憶合金ばね25aでの電力制御による張力よりも小さくなるように、それぞれの電流を個別制御する。そして、その結果として、図3の形状記憶合金ばね25aの側に中空円柱体16が屈曲する。
複数の形状記憶合金ばね25に流す電流の個別制御と同時に、流出電磁弁20も障害検出部31の出力信号を受け、衝突可能性がある場合は流出電磁弁20を開き、中空円柱体16の内部気体を流出させる。気体を流出させ中空円柱体16の内部圧力を下げることで、形状記憶合金ばね25のそれぞれの引張力の差が小さくても中空円柱体16は屈曲しやすくなり、衝突の衝撃をより緩和することや、より早く衝突を避けることができる。ここで、衝突可能性が無い場合は、流出電磁弁20を閉じて中空円柱体16の内部気体を密閉し、電流制御部33は形状記憶合金ばね25の弾性がそれぞれ等しくなるよう電流を制御することで、アームリンク10の形状を保つ。
また、気体供給判断部34は中空円柱体16への気体供給を制御するものであり、障害検出部31の出力信号と、振動センサ29が測定する中空円柱体16の振動周波数値と、気圧センサ24が測定する中空円柱体16の内部気圧値を受け、エアーコンプレッサ17と流入電磁弁19に対して制御信号を出力する。なお、中空円柱体16への気体供給は常時行われるわけではなく、適宜必要に応じて行なわれる。少なくとも、障害検出部31の出力信号が衝突無しであることを示し、かつ気圧センサ24の出力値が所定値以上の場合、および障害検出部31の出力信号が衝突有りを示す場合は気体供給を行わない。これらの場合、気体供給判断部34は、エアーコンプレッサ17が気体を吐出しないよう、また流入電磁弁19を閉じて中空円柱体16に気体が流入しないよう、エアーコンプレッサ17および流入電磁弁19にそれぞれ信号を出力し、エアーコンプレッサ17および流入電磁弁19はこれに従う。
一方で、障害検出部31の出力信号が衝突可能性無しであることを示し、かつ気圧センサ24の出力値が所定値以下の場合、気圧センサ24の出力値が所定値となるまで、エアーコンプレッサ17が気体を吐出し流入電磁弁19を開いて中空円柱体16に気体が流入するよう、エアーコンプレッサ17および流入電磁弁19にそれぞれ信号を出力し、エアーコンプレッサ17および流入電磁弁19はこれに従う。
ここで、気圧センサ24の出力の所定値とは、中空円柱体16がその圧力によって形状を保持し、マニピュレータ8が十分な動作制御性をもって作業できる値であり、例えば大気圧より大きい4MPa程度である。マニピュレータ8が十分な動作制御性をもつかどうかは、マニピュレータ8の動作時の機械振動、すなわち振動センサ29の出力値から判断する。マニピュレータ8の動作時の機械振動の周波数が十分に高ければ、中空円柱体16は形状を保持し、アームリンク10として十分な剛性を持つといえる。そこで、あらかじめキャリブレーションモードとしてマニピュレータ8に所定の運動をさせ、振動センサ29を用いてこの時の中空円柱体16の振動周波数を測定し、出力する。気体供給判断部34は振動センサ29の出力値を受け、その値が所定値以下の場合は所定値になるまで、エアーコンプレッサ17が気体を吐出し流入電磁弁19を開いて中空円柱体16に気体が流入するよう、エアーコンプレッサ17および流入電磁弁19にそれぞれ信号を出力し、エアーコンプレッサ17および流入電磁弁19はこれに従う。振動センサ29の出力値が所定値になった時、気体供給判断部34は中空円柱体16への気体流入を停止させるとともに、気圧センサ24の出力値を記憶する。この値を気圧センサ24の所定の出力値とする。
以上をもって、本実施の形態1のマニピュレータ8の各アームリンク10、13は、図5および図6に示すように障害物37に近い部位で障害物37を避けるように屈曲することができる。また、気体を充満した中空体でアームリンク10、13を構成することによりアームリンク10、13を軽くすると共に、中空円柱体16の内部圧力の値を所定値に保つことでアームリンク10、13の剛性も確保できる。すなわち、通常稼動における動作制御性を保ちながら、衝突における安全性を高めることができる。この構成により、アームリンクの軽量性と剛性を両立し、すなわち衝突における安全性と通常稼動における動作制御性を両立することができる。
また、障害検出部31によりマニピュレータ8と障害物37との衝突可能性ありとして検出され中空円柱体16が屈曲した後、障害物37が無くなれば、障害検出部31が衝突可能性がない状態ということで、流出電磁弁20を閉じ、密閉された中空円柱体16の内部圧力の値が所定値になるまでエアーコンプレッサ17は気体を吐出し、一方で形状記憶合金ばね25の弾性がそれぞれ等しくなるよう電流制御部33は電流を制御し、アームリンク10は通常稼動状態に復帰する。マニピュレータ8の通常稼動における姿勢制御は関節11、12、14に対して行うものであるが、障害物37を避ける場合も、通常稼動状態に復帰する場合も、これら関節に対する制御とは独立しており、複雑な制御を行うことなく容易に対応することができる。
なお、本実施の形態1においては、中空円柱体16として説明したが、流入電磁弁19と流出電磁弁20とで空気の流入を制御される中空体の形状は、構造等を適宜検討すれば円柱以外のものも用いることができる。
また、形状記憶合金ばね25、および膨張抑止帯28の本数や配置は、本実施の形態1の状態に限らない。アームリンク10、13を屈曲させることにおいて、アームリンク10、13の長手方向に形状記憶合金ばね25の引張力が作用する構成であればよい。
また、形状記憶合金ばね25を一般金属のばねにして、電子制御でフックが外れるなど取り外し可能な形態で膨張抑止帯28および保持体22、23に取り付け、引張力を不均衡にするために一部の形状記憶合金ばね25を取り外すようにしてもよい。このようにすれば、復帰は困難であるが、形状記憶合金ばね25を変形させるための消費電力を削減できる。
また、障害物37を検出する手段はカメラ30には限らない。例えばアームリンク10、13表面に配置した接触センサでもよい。接触センサであれば、複雑な画像解析を行うことなく、より簡単に障害物を検出することができる。
また、形状記憶合金ばね25と中空円柱体16との間に何かが挟みこまれることを防ぐため、それらの外側にカバーを設けることが好ましい。
なお、本実施の形態では、線状体(形状記憶合金ばね25)に加わる電流を制御して、その張力を制御したが、これ以外の構成、手段によって同様の線状体を実現できる場合は、本発明は、形状記憶合金ばね25に限定されない。
本発明にかかるマニピュレータは、ロボット等に設けられ、衝突等に対し衝撃を緩和できる安全なマニピュレータとして有用である。
本発明の実施の形態1にかかるマニピュレータの概略構成図 (a)アームリンク10の詳細構成図、(b)中空円柱体16を示す概略図 アームリンク10が屈曲する様子を示す図 アームリンク10の制御ブロック図 マニピュレータ8と障害物37の衝突の様子を示す第1の図 マニピュレータ8と障害物37の衝突の様子を示す第2の図 (a)従来のマニピュレータの構成図、(b)従来のマニピュレータの詳細構成図
8 マニピュレータ
9 エンドエフェクタ
10、13 アームリンク
11、12、14、15 関節
16 中空円柱体
17 エアーコンプレッサ
18 気体流入路
19 流入電磁弁
20 流出電磁弁
21 気体流出路
22、23 保持体
24 気圧センサ
25 形状記憶合金ばね
26、27 コネクタ
28 膨張抑止帯
29 振動センサ

Claims (5)

  1. 内側に配線を有する可撓性の材料から成る中空材と、
    前記中空材の外側に前記中空材と長軸を揃えて配置された複数の線状体と、
    前記線状体の張力を個別に変化させて前記中空材を変形させる張力制御手段と、
    前記中空材の内部に気体を供給して前記中空材を膨らませる気体供給部と、を備えること
    を特徴とするマニピュレータ。
  2. 前記中空材への障害物の接近または衝突を検出する障害検出部を更に備え、
    前記張力制御手段が、前記障害検出部が障害物を検出した場合に、前記複数の線状体の内の少なくとも1つの線状体の張力を他の線状体の張力と異なる大きさに制御する手段であること
    を特徴とする請求項1記載のマニピュレータ。
  3. 前記中空材の先端のエンドエフェクタと、複数の前記中空材を接続し駆動力を有する関節と、前記中空材の振動周波数を測定する周波数測定部と、を更に備えること
    を特徴とする請求項1または2記載のマニピュレータ。
  4. 前記中空材に充満した気体を放出する気体放出部を更に備え、
    前記気体放出部は、前記障害検出部が障害物を検出した時に前記中空材内の気体を放出すること
    を特徴とする請求項2または3記載のマニピュレータ。
  5. 前記線状体はその張力が棒状に膨らんだ前記中空材の少なくとも長手方向に複数点で作用するように配置され、
    複数の前記線状体は、前記張力制御手段で制御されていない場合の前記中空材の長手方向に働く張力が各作用点において等しく、前記張力制御手段で制御されている場合の前記中空材の長手方向に働く張力が各作用点において異なるものであること
    を特徴とする請求項1から4いずれか記載のマニピュレータ。
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