JP2010213312A - ワイヤレス装置からメッセージを送信する方法並びにそのための装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ワイヤレス通信モードとメッセージサービスとが自動的に選択され得るメッセージ送信方法を提供する。
【解決手段】好ましい通信モードが、ワイヤレス装置によって支持されている複数の通信モードから選択される。好ましいメッセージサービスが、メッセージの中身と好ましい通信モードとに基いて、選択される。そして、好ましいメッセージサービスと、ワイヤレス装置のアクティブな通信モードとの両立性が、判断される。好ましいメッセージサービスがアクティブな通信モードと両立する場合は、メッセージは、アクティブな通信モードに従い、好ましいメッセージサービスを利用して送信される。
【選択図】図1
【解決手段】好ましい通信モードが、ワイヤレス装置によって支持されている複数の通信モードから選択される。好ましいメッセージサービスが、メッセージの中身と好ましい通信モードとに基いて、選択される。そして、好ましいメッセージサービスと、ワイヤレス装置のアクティブな通信モードとの両立性が、判断される。好ましいメッセージサービスがアクティブな通信モードと両立する場合は、メッセージは、アクティブな通信モードに従い、好ましいメッセージサービスを利用して送信される。
【選択図】図1
Description
本発明は、データ通信、特に、複数の通信モード環境におけるワイヤレス装置からのメ
ッセージの送信に関する。
ッセージの送信に関する。
種々の通信プロトコルに従って動作する様々の通信システムが、メッセージの通信を可能にする。一般に、メッセージの通信は、種々のメッセージサービスを通じて行われる。
こうしたメッセージサービスの1つが、ショートメッセージサービス(SMS)である。SMSは、制限サイズ内の英数字メッセージの通信のための媒体を提供するワイヤレスメッセージサービスである。SMSメッセージの通信は、1つか複数のモバイル機器とワイヤレスネットワークとの間で行われる。SMSは、電子メール、ポケットベル、ファクシミリ、ボイスメール、もしくは、インターネット接続のような多様な通信サービスに利用され得る。
SMSは、モバイルコミュニケーションのためのグローバルシステム(GSM)規格と、CDMA1X、CDMA2000及びWCDMAのような符号分割多元接続(CDMA)規格とに従って動作する通信システムで利用され得る。これらの規格は、データ通信のためにプロトコルの特定のセットを備え得る。このような特定のセットのプロトコルは、ジェネラルパケットラジオサービス(GPRS)とユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズサービス(UMTS)とを有している。
他のタイプのメッセージサービスが、エンハンスドメッセージングサービス(EMS)として知られている。EMSは、EMSに準拠したモバイル機器のユーザーが、テキスト、メロディ、写真、単純な音及び動画、もしくは、これらの組み合わせを送信及び受信できるようにする。EMSは、また、多数の通信規格によって支持されている。
多くの通信モードを有しているモバイル機器は、1つ以上の規格に従ってデータを通信する動作を支持し得る。かくして、モバイル機器は、マルチモードワイヤレス装置(MWD)であってよい。MWDは、ユーザーが、各々が1つの通信規格に従って動作する多くのワイヤレスネットワークを通じて、声とデータとを送信及び受信できるようにする。通信モードは、これには限定されないが、CDMAもしくはGSMに準拠した(GSM-based)システムか、GPRSもしくはUMTSなどのGSMに準拠した派生規格での動作を有している。他のCDMAに準拠したシステムは、また、CDMA1X、CDMA2000などに含まれている。MWDは、一般に、メッセージを送信及び受信するために、SMS及びEMSと両立される。
殆どの通信モードは、少なくとも1つのメッセージサービスを提供する。しかしながら、各メッセージサービスは、独特のフォーマットと、インタフェースと、メッセージを作成し、送信し、受信するためのプロトコルとを有している。従来は、モバイルサービスのプロバイダが、そのプロバイダのサービスのための1つのワイヤレスシステムを、ユーザーに選択させていた。かくして、ワイヤレス装置は、1セットのメッセージサービスのみを支持しなくてはならなかった。
しかしながら、MWDの普及により、各メッセージサービス独自の規格だけでなく、多くの通信モードに対応するために多くのメッセージサービスを支持できることが必要とされるようになった。現在は、MWDのユーザーが、どのワイヤレス通信モードが使用できるかを判断し、適当な対応するメッセージサービスを手動で選択しなくてはならない。更に、MWDは、各メッセージサービスごとに異なるアプリケーションを採用することができ、各アプリケーションは、独自のインタフェースと、メッセージを送信するための一連の手順とを有している。
このように、ワイヤレス通信モードとメッセージサービスとが自動的に選択され得るメッセージ送信方法並びに装置が、当分野で必要とされている。
本明細書に開示されている実施形態は、新規の改良された方法と、装置と、ワイヤレス装置からメッセージを送信するコンピュータ読み取り可能な媒体とを提供することによって、上述された需要に取り組んでいる。本発明の様々の態様に係わって、1つ以上のワイヤレス通信システムを支持するワイヤレス装置が、メッセージを送信する方法を実施する。この方法は、ワイヤレス装置によって支持されている複数の通信モードの中から好ましい通信モードを選択することを有している。この方法は、更に、メッセージの中身と好ましい通信モードとに基いて、好ましいメッセージサービスを選択することを有している。
この方法は、更に、好ましいメッセージサービスと、ワイヤレス装置のアクティブな通信モードとの両立性を判断し、好ましいメッセージサービスがアクティブな通信モードと両立する場合は、アクティブな通信モードに従い、好ましいメッセージサービスを利用してメッセージを送信することを更に具備している。
図1は、本発明の様々の態様に従って動作するワイヤレス通信システム100を例示している。このワイヤレス通信システム100内の様々のブロックインタフェースでの通信は、暫定規格-41Cかこれの変形規格に従うものである。ワイヤレス通信システム100は、他のデータ通信システムと統合され得る。作動中は、メッセージが、各ユーザーによって操作されているワイヤレス装置102、103及び104と、1つ以上の外部ショートメッセージングエンティティ(ESME)105との間で通信される。各ワイヤレス装置は、任意のタイプのワイヤレス通信装置であってよい。このような装置は、コンピュータあるいはコンピュータのように動作する装置などの他のタイプの装置に接続されるか、統合され得る。ワイヤレス装置は、また、ワイヤレスローカルループかメーター読み取りシステムかこれらの組み合わせなどの固定位置から作動し得る。ワイヤレス装置103は、通信システム100で多様な通信規格に従って動作するように作られている。かくして、ワイヤレス装置103は、MWDであってよい。
ESME105は、ボイスメールシステム106と、インターネットもしくは閉じられたイントラネット108と、電子メールシステム110と、ファックスマシン、ポケットベル、端子(terminal)もしくはコンピュータのような他のシステム112とを含む。システム100は、メッセージセンターとして知られているショートメッセージサービス(SMSC)114を含む。他のメッセージセンターが、異なるメッセージサービスを処理するために採用されてもよい。SMSC114は、ESME105と、通信システム100内のワイヤレス装置との間でネットワーク経路199と198とを通じてメッセージをリレーし、保管し、転送するためのハードウェアとソフトウェアとの組み合わせであってよい。
ネットワーク経路199と198とは、ゲートウェイとして公知の、1つ以上の信号伝送ポイント(STP)116(A)及び116(B)を含む。STP116(A)及び116(B)は、シグナリングシステム7(SS7)リンクか同様のチャネルを介して多様なネットワーク要素とのIS-41C相互接続を可能にするように、SMSC114と接続されている。ホームロケーションレジスター(HLR)118(A)、118(B)は、夫々に、STP116(A)、116(B)と接続されている。各HLRは、ユーザーの加入者データとサービスプロファイルとを含むデータベースを含む。SMSC114からのリクエストに応えて、HLR118(A)か118(B)が、指示されているユーザーのためのルーティング情報を提供する。また、メッセージの配送が試みられた時に受信者が応じられなかった場合、HLR118は、受信者がアクセス可能となり、メッセージが配送可能となった時に、SMSC114に通知する。各STPは、1つ以上のモバイルスイッチングセンター(MSC)120(A)及び120(B)と接続されている。各MSCは、スイッチング機能を果たし、夫々の無線アクセスネットワーク(RAN)122及び123への、並びに、これからのメッセージのルーティングを制御する。モバイル機器を有しているRAN122及びRAN123からのワイヤレス通信は、異なる規格によって規定されたエアプロトコル(air protocols)によって異なっている。例えば、RAN123がGSM規格に従って動作、RAN122がCDMA規格に従って動作してもよい。MWD103は、RAN122、123を夫々に有している2つの規格に従って、動作することができる。
説明を簡単にするために、システム100は、SMSC114が2つのネットワーク経路199及び198と連通された形で示されている。各ネットワーク経路は、1つの信号伝送ポイント(STP)と1つのモバイルスイッチングセンター(MSC)と1つの無線アクセスネットワーク(RAN)とを有し得る。
しかしながら、付加的なSTP、MSC及びRANが、各ネットワーク経路内で使用されてもよい。従って、システム100は、ESME105と、SMSC114と、STP、MSC及びRANの内の少なくとも1つを有しているネットワーク経路とを備えていてもよい。システム100は、1つ以上のSMSC114か、同様のメッセージセンターかを有していてよい。
一例では、ワイヤレス装置102は、第1のワイヤレス通信モードを利用しているRAN122を含むワイヤレスネットワークとのみ両立される。同様に、ワイヤレス装置104は、第2のワイヤレス通信モードを利用しているRAN123を含むワイヤレスネットワークとのみ両立される。ワイヤレス装置102は、RAN123に関連しているネットワーク経路を通じてシステム100と通信し得ないし、ワイヤレス装置104も、RAN122に関連しているネットワーク経路を通じてシステム100と通信し得ない。例えば、RAN122は、CDMA規格に従って動作し、RAN123は、GSM規格に従って動作し得る。MWD103は、RAN122と123との両方で動作し得る。
CDMAやGSMモードのような異なる通信モードの場合は、メッセージサービスが異なるフォーマットを要求し得る。例えば、CDMA SMSメッセージは、GSM SMSメッセージとは違う形にフォーマットされる。しかしながら、MWD103は、ワイヤレスネットワークが夫々にRAN122か123かのどちらかに接続され、これらが夫々異なる通信モードに従って動作している場合にさえも、これらネットワークと通信できるように構成されている。ワイヤレス装置102、103、104は、加入されているサービスに応じて、異なるタイプのメッセージを受信し得る。特に、MWD103は、1つ以上の通信モードに従って動作することによって、CDMAやGSMモードといった異なる通信モードに従って動作する様々の源からのメッセージを受信できる。
本発明の様々の態様に係われば、MWD103は、メッセージの中身(content)と、利用可能なワイヤレスネットワークと通信するために使用される通信モードとに基いて、メッセージサービスを自動的に選択する。あるいは、MWD103は、通信されるメッセージと好ましい通信モードとに基いて、MWDが支持している1つ以上のメッセージサービスから1つのメッセージサービスを選択する。
図2は、本発明の様々の態様に係わって複数の通信モード環境でMWDからメッセージを送信するための様々の工程を示しているフローチャート200である。工程202で、MWDが、メッセージオリジネーションモードでの好みを受信する。メッセージオリジネーションモードでの好みは、MWDにインプットされるもので、メッセージオリジネーションモードを設定するために、ユーザー、製造者、もしくはサービスプロバイダによって提供され得る信号もしくはコードである。
メッセージオリジネーションモードは、MWDによって支持されている複数の通信モードの中から、好ましい通信モード、即ち、通信モードのプライオリティースキームを、選択もしくは指定する。好ましい通信モードは、メッセージをオリジネート(即ち、受信、フォーマット、及び作成する)し、送信するために、MWDによって使用され得る。
メッセージオリジネーションモードは、所定の通信モードがメッセージを送信するために使用され得る、自動モードを有し得る。CDMA1xのみのモードでは、メッセージが、CDMA1xに準拠したネットワークのみに送信される。GSM/GPRS/UMTSモードでは、CDMA1x通信モードは、使用され得ず、メッセージは、サイズや中身などといった幾つかのメッセージのパラメータと一致したモードに従って、送信され得る。
メッセージは、工程204でのメッセージを入力せよとのユーザーリクエストに応じて、もしくは、後でより詳しく説明される工程224及び226での外部の送信者からMWDによって受信されたメッセージに対する応答として、オリジネートされ得る。ユーザーリクエストに応じて、MWDが、メッセージの中身を受信し、メッセージオリジネーションモードによって要求されているフォーマットとプロトコルとに従ってメッセージを作成する。工程206で、MWDが、ユーザーからメッセージ送信リクエストを受信する。
工程208で、MWDが、MWDによって支持されている複数のワイヤレスサービスの中から好ましいワイヤレスサービスを選択する。この選択は、MWDによって登録されている場合には、メッセージのパラメータとメッセージオリジネーションモードとに基いてなされる。例えば、メッセージがSMSメッセージであり、テキストのペイロードが140バイトを超える場合、このメッセージは、サービスオプション6(SO6、9.6kbpsの速度設定1)か、サービスオプション14(SO14、14.4kbpsの速度設定2)かを利用して、CDMAトラフィックチャネルを通じて送信され得る。他の例では、CDMAが選択されたが、メッセージが、CDMAアクセスチャネルで送信され得る限界サイズの約70バイトを越えている場合、MWDが、SO6かSO14かを選択し、CDMAトラフィックチャネルでの呼を設定する。選択されたサービスオプションで失敗した場合は、MWDが、他のサービスオプションを試す。どちらのサービスオプションでも失敗した場合は、MWDが、WCDMAのような他のモードを試す。
工程209で、MWDが、選択された好ましいメッセージサービスと、装置の現在使用されているアクティブな通信モードとを比較し、これらが両立可能であるかどうかを判断する。決定工程210で示されているように、好ましいメッセージサービスがアクティブな通信モードと両立する場合、MWDが、工程212で、好ましいメッセージサービスを利用して、アクティブな通信モードと関連しているワイヤレスネットワークにメッセージを送信する。
好ましいメッセージサービスが現在アクティブな通信モードと両立しない場合、もしくは、メッセージの伝送が完了するまでにネットワーク接続が喪失した場合には、MWDは、工程220で示されているように、他の通信モードを選択する。MWDは、好ましいメッセージサービスとの両立性に基いて、もしあればメッセージオリジネーションモードでの好みによって登録された好みに従い、次の通信モードを選択する。決定工程222で、ネットワークの接続が、説明されたような次の適当な通信モードを利用して獲得され得た場合は、MWDが、工程212で、メッセージを次の適当な通信モードに関連しているワイヤレスネットワークに送信する。ネットワーク接続が獲得され得ない場合は、MWDが、工程220で、次の適当な通信モードを選択する。
次の適当な通信モードを利用してのネットワーク接続を獲得するために、MWDが、現在アクティブなモードのためのプロトコルのスタックを停止させ、新しく選択されたモードのためのプロトコルのスタックを開始させ、これによって、新しく獲得されたワイヤレスネットワークに合わせるようにハードウェアとファームウェアとを変化させる。あるいは、MWDは、複数のスタックを同時に行うこともできる。MWDは、新しく獲得されたワイヤレスネットワークからのプロトコル情報の到来を待ち、ネットワークとの対話(即ち、GSMのロケーションの更新、CDMAの登録など)を確立する。
メッセージがネットワークを通じてうまく送信された場合、MWDが、工程214で示されているように、メッセージの提出ステータス(トランスポート層確認応答メッセージ、GSM/UMTS提出レポートメッセージなど)をSMSC114から受信し得る。メッセージ提出ステータスは、好ましくは、使用されているワイヤレスシステムの規格によって指定された時間内に受信される。提出ステータスが、SMSC114がメッセージを受信し、ユーザーがメッセージ配送ステータス(CDMA配送確認応答メッセージ、GSM/UMTSステータスレポートメッセージなど)をリクエストしたことを示した場合、MWDが、工程216で、SMSCからメッセージ配送ステータスを受信し得る。ユーザーが送信メッセージに対する応答をリクエストした場合(CDMAユーザー確認応答、GSM応答パス(path))、MWDが、工程218で、リクエストされた応答を受信し得る。
ここで工程224に戻ると、この工程では、MWDが、多くのワイヤレス通信モードで多くのワイヤレスネットワークからメッセージを受信し得る。こうしたメッセージの送信者が応答をリクエストした場合、MWDのユーザーが、オリジナルのメッセージがどのシステムもしくはネットワークで受信されたのかを知る必要なく、送信されたメッセージに対する応答を発生させる。従って、工程226で、MWDが、受信されたメッセージに応答せよとのユーザーリクエストを受信する。そして、この応答データが受信され、応答メッセージが作成されると、MWDが、工程206で、ユーザーメッセージ送信リクエストを受信する。送信されたメッセージに応答するとき、MWDは、受信メッセージが到着した時にこのネットワークによって利用される通信モードを選択し得る。様々の工程のフローが、説明されているように進んでいく。当分野の当業者は、マルチモードワイヤレス装置によるメッセージ送信の工程を表す図2の例示的な工程が、本発明の主な範囲から逸脱することなく入れ替えられ、順序を変えられ得ることを理解するであろう。
図3は、本発明の様々の態様に係わってメッセージを送信するためのMWD103のブロック図300である。MWD103は、異なる通信モードを用いたワイヤレスネットワークとの通信を可能にする通信モジュール302を有している。通信モジュール302は、関連した規格によって規定されている対応するプロトコルに従ってRAN122及び123と通信される間に、アンテナ304によって制御及びトラフィック信号を送信及び受信する。MWD103は、また、制御プロセッサ306とコンピュータ読み取り可能なメディア308とを有している。コンピュータ読み取り可能なメディア308は、制御プロセッサ306によって実施される1つ以上のソフトウェアモジュールを記憶している。MWD103は、また、コマンドと、リクエストと、指示と、データとをユーザーから受信するための、並びに、例えばMWDのディスプレイを通してユーザーに情報を提供するための、ユーザーインタフェース310を有している。図2のフローチャート200に関連して規定され、説明された様々の工程は、ソフトウェアコードかハードウェアかこれら両方の組み合わせかによって形成され、コンピュータ読み取り可能なメディア308と制御プロセッサ306とによってMWD103に組み込まれ得る。このように、MWD103は、本発明の様々な態様に従って動作し得る。
また、当業者は、本明細書で開示された実施形態に関連して説明されている、様々の例示的な論理ブロック、モジュール、機能ブロック、並びに、アルゴリズムの工程が、電子ハードウェア、コンピュータ読み取り可能なメディアに記憶されたコンピュータソフトウェア、もしくは、これらの組み合わせに組み込まれ得ることが、理解できるだろう。ハードウェアとソフトウェアとがこのように交換可能であることを明瞭に説明するために、様々の例示的な部品、ブロック、モジュール、回路、及び工程が、主としてこれらの機能性についてここまで説明されてきた。更に、本明細書に開示されている実施形態に関連して説明されている様々の例示的な論理ブロック、モジュール、並びに、回路が、本明細書で説明された機能を果たすように設計されている、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向けの集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、もしくは、他のプログラミング可能な論理素子、別個のゲートかトランジスタ論理、別個のハードウェア部品、もしくは、これらの所定の組み合わせによって、実現、即ち、実施される。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってよいが、あるいは、所定の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、もしくは、状態機械であってもよい。プロセッサは、また、計算装置の組み合わせとして、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連結された1つ以上のマイクロプロセッサ、もしくは、所定の他のこのような構成として、実行されてもよい。
本明細書で開示されている実施形態と関連して説明されている方法もしくはアルゴリズムの工程は、ハードウェアで直接的に実施されるか、ソフトウェアモジュールでプロセッサによって実施されるか、もしくは、これら2つを組み合わせて実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブル・ディスク、CD-ROM、もしくは、当分野で公知の所定の他の記憶媒体に、備えられ得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体からの情報を読み取ったり、この記憶媒体に情報を書き送ったりできるように、プロセッサに結合されている。別の態様では、記憶媒体は、プロセッサに組み込まれ得る。プロセッサと記憶媒体とは、ASICに備えられ得る。ASICは、ワイヤレス装置に備えられ得る。別の態様では、プロセッサと記憶媒体とが、ワイヤレス装置に接続されたユーザー端子に別個の部品として備えられ得る。
Claims (18)
- 複数の通信モード環境でワイヤレス装置からメッセージを送信する方法であって、
前記ワイヤレス装置によって支持されている複数の通信モードから好ましい通信モードを選択することと、
メッセージの中身と前記好ましい通信モードとに基いて、好ましいメッセージサービスを選択することと、
この好ましいメッセージサービスと、ワイヤレス装置のアクティブな通信モードとの両立性を判断することとを具備し、
前記好ましいメッセージサービスがアクティブな通信モードと両立する場合は、アクティブな通信モードに従い、好ましいメッセージサービスを利用してメッセージを送信する、方法。 - 前記好ましい通信モードを含むメッセージオリジネーションモードを設定するためにメッセージオリジネーションモードでの好みを受信することを更に具備し、前記好ましいメッセージサービスの選択は、更に、このメッセージオリジネーションモードに基いてなされる、請求項1の方法。
- 前記メッセージを好ましいメッセージサービスに従ってフォーマットすることを更に具備している、請求項1の方法。
- 前記好ましいメッセージサービスがアクティブな通信モードと両立しない場合は、アクティブな通信モードを、好ましいメッセージサービス及び好ましい通信モードと両立する次の通信モードに再設定することを更に具備している、請求項1の方法。
- 前記好ましいメッセージサービスが次の通信モードと両立する場合は、この次の通信モードに従い、好ましいメッセージサービスを利用してメッセージを送信することを更に具備している、請求項4の方法。
- 受信メッセージに対する応答として前記メッセージを送信せよとのリクエストを受信することを更に具備している、請求項1の方法。
- ユーザーから前記中身を受信したことに応じて前記メッセージを送信せよとのリクエストを受信することを更に具備している、請求項1の方法。
- 複数の通信モード環境でワイヤレス装置からメッセージを送信する装置であって、
前記ワイヤレス装置によって支持されている複数の通信モードから好ましい通信モードを選択し、メッセージの中身と好ましい通信モードとに基いて好ましいメッセージサービスを選択し、そして、この好ましいメッセージサービスと、ワイヤレス装置のアクティブな通信モードとの両立性を判断するための制御プロセッサと、
前記好ましいメッセージサービスがアクティブな通信モードと両立する場合は、アクティブな通信モードに従い、好ましいメッセージサービスを利用して前記メッセージを送信するように構成された通信モジュールとを具備している、装置。 - ユーザーからメッセージオリジネーションモードでの好みを受信するユーザーインタフェースを更に具備し、このメッセージオリジネーションモードでの好みは、ワイヤレス装置によって支持されている1つ以上の通信モードから、好ましい通信モードを含んだメッセージオリジネーションモードを設定するように構成されており、また、前記好ましいメッセージサービスの選択は、更に、メッセージオリジネーションモードに基いてなされる、請求項8の装置。
- 前記制御プロセッサは、更に、メッセージサービスに従ってメッセージをフォーマットするように構成されている、請求項8の装置。
- 前記制御プロセッサは、好ましいメッセージサービスがアクティブな通信モードと両立しない場合に、好ましいメッセージサービスと両立する次の通信モードを選択するように構成されている、請求項8の装置。
- 複数の通信モード環境でワイヤレス装置からメッセージを送信する装置であって、
制御プロセッサと、
この制御プロセッサに指示を与えるコードを含むコンピュータ読み取り可能な媒体とを具備し、前記コードは、
ワイヤレス装置によって支持されている多くの通信モードから好ましい通信モードを選択するコードと、
メッセージの中身と好ましい通信モードとに基いて、好ましいメッセージサービスを選択するコードと、
好ましいメッセージサービスと、ワイヤレス装置のアクティブな通信モードとの両立性を判断するコードと、
好ましいメッセージサービスがアクティブな通信モードと両立する場合は、このアクティブな通信モードに従い、好ましいメッセージサービスを利用してメッセージを送信するコードとを有している、装置。 - 好ましい通信モードを含むメッセージオリジネーションモードを設定するためにメッセージオリジネーションモードでの好みを受信するコードと、
前記好ましいメッセージサービスの選択が、更に、メッセージオリジネーションモードに基いてなされるコードとを更に具備している、請求項12の装置。 - 好ましいメッセージサービスに従ってメッセージをフォーマットするコードを更に具備している、請求項12の装置。
- 前記好ましいメッセージサービスがアクティブな通信モードと両立しない場合は、アクティブな通信モードを、好ましいメッセージサービス及び好ましい通信モードと両立する次の通信モードに再設定するコードを更に具備している、請求項12の装置。
- 前記好ましいメッセージサービスが次の通信モードと両立する場合は、次の通信モードに従い、好ましいメッセージサービスを利用して前記メッセージを送信するコードを更に具備している、請求項15の装置。
- 受信メッセージに対する応答として前記メッセージを送信せよとのリクエストを受信するコードを更に具備している、請求項12の装置。
- ユーザーから前記中身を受信したことに応じて前記メッセージを送信せよとのリクエストを受信するコードを更に具備している、請求項12の装置。
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