JP2010210815A - 音声信号調整装置及びその調整方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】音声信号調整装置が、音声信号を単位時間毎の周波数領域信号に変換する変換手段と、所定の判定ルールを用いて上記周波数領域信号を評価することにより音声信号の不快聴取成分を特定する判定手段と、上記不快聴取成分のレベルを抑圧することにより上記周波数領域信号を補正する補正手段と、その補正された周波数領域信号から時間領域信号に変換する逆変換手段と、を備える。
【選択図】図1
Description
ように補正箇所を正確に限定できるようにすることで、一層の音質改善に繋がる。
上述のような従来技術は、音量が大きい部分に着目しこの部分の音量を低減する手法を用いている。この点が上述のような従来技術の問題点を生ずる一因となっている。例えば、人が耳障りと感じる音声は必ずしも音量が大きい部分に一致するわけではない。すなわち、音量が所定のレベルより大きい部分でも耳障りと感じる部分と耳障りと感じない部分とがあり、逆に、音量が所定のレベルより小さい部分であっても耳障りと感じる部分がある。
部分を耳障り感がなくなるように補正する。これにより、本実施形態によれば、騒音下でも聴取可能に増幅された音声に関し耳障り感を低減することができる。更に、本実施形態では、新たな音声歪み等の音質劣化が生じないように必要最低限の処理により耳障り感をなくす補正を行う。
図1は、実施例1における音声信号調整装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、実施例1における音声信号調整装置1は、音量制御部10、音声信号分析部20、耳障り感判定部30、抑圧特性決定部40、耳障り感抑圧部50、信号合成部60等を備える。これら各処理部は、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)等のハードウェア回路としてそれぞれ実現されてもよいし、メモリに格納されるプログラムが1又は複数のプロセッサ(例えば、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)等)で実行されるソフ
トウェア構成要素としてそれぞれ実現されてもよい。
図2は、実施例1における音量制御部10の構成を示すブロック図である。図2に示すように、音量制御部10は、マイクロフォン11、騒音レベル測定部12、増幅器15等を含む。
音声信号分析部20は、音量制御部10から出力される音声信号を受け、この音声信号の各時間における周波数分析を行う。図3は、実施例1における音声信号分析部20の処理を示す概念図である。
用される。所定の間隔Tsには、長さTの4分の1の値が利用される。ここでは、例えば、長さTには20msが利用され、間隔Tsには5msが利用される。なお、これら長さT及び間隔Tsは、音声分析や音声合成等の一般的な音声処理で利用される値が利用されればよい。
耳障り感判定部30は、音声信号分析部20から送られる間隔Ts毎の周波数領域信号を受け、各周波数領域信号を所定の耳障り感判定基準(以降、単に判定基準と表記する)を用いてそれぞれ評価する。耳障り感判定部30は、間隔Ts毎の各周波数領域信号について評価し、時間Ts毎、又は、時間Ts毎及び周波数帯域毎に耳障りか否かを判定する
。
まず、第1判定基準について説明する。図5は、放送音声サンプルの一節の音声波形を示すグラフである。
逆に不自然な音声を生じさせる恐れがある。
この(式1)において、Xc(f、t)は聴感フィルタを掛けた後の周波数領域信号(複素数)を示し、|Xc(f、t)|はその信号の絶対値を示し、DIFは時間差分演算を示し、TH1は閾値を示す。なお、実施例1では、音声信号分析部20から送られる信号間の間隔はTsであり、5サンプル離れた信号間の差分が計算されるため、以下の式2のように展開される。
なお、上記演算は各周波数帯域(f)についてそれぞれ実行されるが、この演算単位は、音声信号分析部20の分解能に依存する。音声信号分析部20のFFT又はDFTのサイズが40msの場合にはこの演算単位は25Hzとなる。また、この演算から、聴感フィルタによりマスクされる低周波域(例えば、700Hz以下)、及び耳障り感に影響の小さい高周波域(例えば、5kHz以上)を除外するようにすれば、演算量を少なくすることができる。
以下、第2判定基準について説明する。図11は、放送音声サンプルの一節の音声波形を示すグラフである。
ここで、PER[]は括弧内の条件を満たす継続時間を示し、TH2及びTH3はそれぞれ閾値を示す。継続時間については、音声信号分析部20から送られる周波数領域信号はTs間隔の信号であるため、音声信号分析部20から受けた信号の個数にTsを掛けることにより求められる。また、TH2及びTH3は、聴取試験の結果に基づいて、上述の「si」や「su」の「s」のような耳障りと指摘される音のエネルギー比及び継続時間の平均値を多数の音声から取得して設定する。一例としては、TH2が0dB、TH3が150msにそれぞれ設定される。なお、PHの帯域幅として例えば4kHzから8kHzが適用され、PLの帯域幅として例えば0から700Hzが適用される。
耳障り感判定部30は、上記(式3)及び(式4)を満たす場合に耳障りであると判定する。なお、上述のような「s」等の発音時においても話者に応じてその音が耳障りと感じられるか否かが異なる。従って、上記(式4)のように、更に、高周波帯域のレベルが耳障りと感じやすい大きな音量か否かの判定が行われる。なお、閾値TH4は、聴取試験等において耳障りと指摘される話者の音とそうでない話者の音とを比較することにより、決められる。
以下、第3判定基準について説明する。本実施形態では、聴覚感度の高い周波数帯域において極端に大きな音量の周波数帯域を有する場合に耳障りと判定することを第3の判定基準のルールとする。ここで、極端に大きな音量としたのは、コンプレッサ等を用いる従来技術と異なることを明記するためである。本実施形態では、上述のような第1判定基準及び第2判定基準を設けているため、この第3判定基準における条件を従来技術よりもより限定することができる。なお、第3判定基準に適合する部分は、語頭や語尾において発生することが多い。
ここで、Xc(f、t)は聴感フィルタを掛けた後の周波数領域信号を示し、|Xc(f、t)|はその信号の絶対値を示し、TH5は閾値を示す。TH5の値は、例えば、音声区間における該当帯域の平均エネルギーの10dB大きい値を設定する。TH5の値は、録音された放送音声を対象とする場合にはこの録音音声から予め求められる平均エネルギーを利用して設定されてもよいし、リアルタイム音声を対象とする場合には積算された音声エネルギーの平均をその都度求め、この算出された平均値を用いるようにしてもよい。なお、この演算から、聴感フィルタによりマスクされる低周波域(例えば、1kHz以下)、及び耳障り感に影響の小さい高周波域(例えば、4kHz以上)を除外するようすれば、演算量を少なくすることができるため有効である。
抑圧特性決定部40は、耳障り感判定部30からの判定結果に対応するフィルタ特性を決定する。具体的には、抑圧特性決定部40は、音声信号分析部20から出力される周波数領域信号における耳障り感判定部30で耳障りであると判定された部分(時間又は周波数帯)を抑圧し、耳障り感判定部30の各判定基準に適合しない(耳障り感のない)信号となるように補正するための抑圧特性を決定する。
保持し、これら各抑圧特性に基づいて統合抑圧特性を決定する。なお、各抑圧特性における抑圧量は、聴取試験等の結果に基づいて、対応する各判定基準に適合しなくなるような値に設定される。抑圧特性決定部40は、最終的に、統合抑圧特性における抑圧量を音量制御部10で制御された後の放送音声のレベル(音量)に基づいて調整する。抑圧特性決定部40は、このように決定された統合抑圧特性に関する情報を耳障り感抑圧部50へ送る。
第1判定基準に対応する抑圧特性は、急激なレベル変化を有する周波数帯域の立ち上がり部分のレベルを抑圧する。この第1の抑圧特性は、従来のコンプレッサとは異なり、耳障りと判定された時間tの周波数帯域fのみを補正する。この第1の抑圧特性は、例えば、減衰フィルタとして実現される。
第2判定基準に対応する抑圧特性は、高周波帯域に大きなレベルが継続的に存在することのないように補正するために、所定の高周波帯域を抑圧する。この所定の高周波帯域とは、第2判定基準におけるPHの対象帯域を更に拡げた帯域とする。例えば、上述したようにPHの対象帯域を4kHzから8kHzとした場合には、ここでの所定の高周波帯域の対象帯域は3kHzから8kHzとする。これは、耳障り感判定時には誤判定を防ぐために焦点を絞った帯域とするべきであるところ、補正時には判定時よりも広い帯域を対象とすることにより耳障りな音を確実に抑圧することができるからである。
ここで、定数aは、π/Toutとし、atは0からπまでとする。フェイドアウト時間Toutは、耳障り感判定部30の第2判定基準におけるTH3を基準に決められ、例えば、TH3が150msの場合には、100msから200msの間で決められる。第2判定基準によれば高周波帯域に大きなレベルが存在する状況がTH3時間継続した場合に耳障りと感じられるため、このフェイドアウト時間Toutは、当該状況がTH3時間経過時には改善されているような値に決められる。
第3判定基準に対応する抑圧特性は、極端に大きな音量の周波数帯域のレベルを抑圧する。この抑圧特性は、上述の第1判定基準に対応する抑圧特性とは異なり、該当周波数のみを抑圧するのではなく、該当周波数帯域を含んだ耳障り感の生じ易い帯域(例えば、1kHzから4kHz)全体に抑圧を行う。これにより、音声の自然感が維持されるからである。この抑圧特性は、例えば、減衰フィルタなどとして実現される。
上述の各抑圧特性はそれぞれ各判定基準に対応するが、周波数領域信号を各抑圧特性に直列に通した場合には必要以上にレベル抑圧されてしまうという問題が生ずる。例えば、或る時間の或る周波数帯域が第1判定基準に適合したため10dBのレベル抑圧が必要であり、更に第2判定基準に適合したため10dBのレベル抑圧が必要となった場合には、両者を合せた20dBの抑圧ではなく、10dBのレベル抑圧が施されれば第1判定基準及び第2判定基準の両方の耳障り感判定をパスすることができる。
この式は、第i番目の判定基準を満たす抑圧特性をHi(f)で示す。各抑圧特性の抑圧量は、抑圧方向であり利得が0dB以下の負の値となるため、(式7)では最大抑圧量を示す利得を抽出することを意味してmin()で示される。
耳障り感抑圧部50は、抑圧特性決定部40から送られる統合抑圧特性を音声信号分析部20から送られる周波数領域信号に掛け合わせる。これにより、耳障りと判定された時間及び周波数帯域のみがレベル抑圧され、信号合成部60へ送られる。なお、音量制御部10で増幅されていない音声信号が対象となっている場合には、上述のように抑圧特性決定部40から送られる統合抑圧特性の抑圧量が0となっているため、その周波数領域信号は抑圧されることなく出力される。
信号合成部60は、耳障り感抑圧部50により耳障りな部分が補正された周波数領域信号を受けると、Ts間隔の所定数の周波数領域信号を時間−周波数合成し、重畳加算法(overlap-add method)により時間領域信号を合成する。この時間−周波数合成には、逆離散フーリエ変換(IDFT;Inverse Discrete Fourier Transform)又は逆高速フーリエ変換(IFFT;Inverse Fast Fourier Transform)が利用される。また、重畳加算法は、例えば、文献(オッペンハイム(伊達訳)、「ディジタル信号処理(上)」、コロナ社、1978)等で周知である。この時間−周波数合成により時間領域信号に戻された放送音声信号は、スピーカ70に送られる。
以下、上述の実施例1における音声信号調整装置1の作用及び効果について説明する。
上述の実施例1では、騒音レベルが低く音量制御部10で増幅されない場合であって、音声信号がレベル抑圧されない場合であっても、音声信号分析部20で分析処理され、耳障り感判定部30で判定され、抑圧特性決定部40で統合抑圧特性が決定され、耳障り感抑圧部50で特性処理され、信号合成部60で信号合成されていた。しかしながら、変形例としての音声信号調整装置は、音量制御部10からスピーカ70へ出力する迂回路を更に備えるようにし、音量制御部10が増幅量に応じてその音声信号を出力する経路を上記迂回路か、上述の実施例1のような経路かを切り替えるようにしてもよい。具体的には、音量制御部10は、レベル抑圧の必要のない程度の増幅量であると判断した場合には、音声信号の出力先を当該迂回路に決定する。
10 音量制御部
11 マイクロフォン
12 騒音レベル測定部
15 増幅器
20 音声信号分析部
30 耳障り感判定部
31 聴感フィルタ
32 第1判定基準判定部
33 第2判定基準判定部
34 第3判定基準判定部
40 抑圧特性決定部
50 耳障り感抑圧部
60 信号合成部
70 スピーカ
Claims (10)
- 音声信号を単位時間毎の周波数領域信号に変換する変換手段と、
所定の判定ルールを用いて前記周波数領域信号を評価することにより前記音声信号の不快聴取成分を特定する判定手段と、
前記不快聴取成分のレベルを抑圧することにより前記周波数領域信号を補正する補正手段と、
前記補正された周波数領域信号から時間領域信号に変換する逆変換手段と、
を備えることを特徴とする音声信号調整装置。 - 前記判定手段は、不快聴取成分となり得る周波数帯域及び時間を特定可能な判定ルールを用いることにより、不快聴取成分となる周波数帯域及び時間を特定し、
前記補正手段は、前記特定された時間及び周波数帯域のレベルを抑圧する、
ことを特徴とする請求項1に記載の音声信号調整装置。 - 前記所定の判定ルールは、聴感評価に基づいて決定された複数の判定ルールを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の音声信号調整装置。
- 前記判定手段は、
前記所定の判定ルールとして、各周波数帯域における所定時間間隔のレベル差が所定の閾値を超えるか否かの判定、所定の高周波帯域に所定閾値より大きいレベルを継続的に有するか否かの判定、及び所定閾値より大きいレベルを持つ周波数帯域を有するか否かの判定の少なくとも1つを用いて前記周波数領域信号を評価する、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の音声信号調整装置。 - 前記判定手段は、前記周波数領域信号に聴感補正特性を掛け合わせた後の信号を前記所定の判定ルールを用いて評価する、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の音声信号調整装置。 - 前記補正手段は、前記複数の判定ルールに対応する複数の抑圧特性を統合させた統合抑圧特性を前記周波数領域信号に掛け合わせることにより、前記不快聴取成分のレベルを抑圧する、
ことを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の音声信号調整装置。 - 前記補正手段は、前記周波数領域信号から得られるレベルに応じた抑圧量を決定し、この決定された抑圧量で前記不快聴取成分のレベルを抑圧する、
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の音声信号調整装置。 - 入力された音声信号を騒音レベルに応じたレベルに増幅し、増幅された音声信号を前記変換手段に送る増幅手段、
を更に備え、
前記補正手段は、前記増幅手段によるレベルの増幅量に応じて前記抑圧量を決定する、
ことを特徴とする請求項7に記載の音声信号調整装置。 - 音声信号を単位時間毎の周波数領域信号に変換するステップと、
所定の判定ルールを用いて前記周波数領域信号を評価することにより前記音声信号の不快聴取成分を特定するステップと、
前記不快聴取成分のレベルを抑圧することにより前記周波数領域信号を補正するステップと、
前記補正された周波数領域信号から時間領域信号に変換するステップと、
を実行する音声信号調整方法。 - 音声信号を単位時間毎の周波数領域信号に変換するステップと、
所定の判定ルールを用いて前記周波数領域信号を評価することにより前記音声信号の不快聴取成分を特定するステップと、
前記不快聴取成分のレベルを抑圧することにより前記周波数領域信号を補正するステップと、
前記補正された周波数領域信号から時間領域信号に変換するステップと、
を実行する音声信号調整プログラム。
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