JP2010210162A - 乾燥装置 - Google Patents

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晃弘 塔本
Kazuya Yamaguchi
和也 山口
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【課題】固気分離装置で分離された乾燥物の一部を排出し、残りを供給機に再供給する乾燥装置において、装置全体の高さ寸法をコンパクトに設計できるようにすることと、排出する乾燥物と再供給する乾燥物を簡単に配分できるようにすることである。
【解決手段】乾燥された乾燥物B1を気流搬送する気流搬送経路5を2つの分岐経路5a、5bに分岐させ、一方の分岐経路5aを固気分離装置としてのサイクロン6に接続し、他方の分岐経路5bに、気流搬送される乾燥物B1を高温気体Cと分離して、製品B2として排出する製品排出手段としてのサイクロン7を接続することにより、固気分離装置の下方に分離される乾燥物B1を分岐させる分岐手段を不要として、装置全体の高さ寸法をコンパクトに設計できるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、汚泥等の湿潤した被乾燥物を乾燥する乾燥装置に関する。
汚泥等の湿潤した被乾燥物を乾燥する乾燥装置には、被乾燥物を供給する供給機と、供給された被乾燥物を乾燥させる乾燥機と、乾燥で得られた乾燥物を気流搬送する気流搬送経路と、気流搬送経路で搬送された乾燥物を気体と分離する固気分離装置とを備え、固気分離装置で分離された乾燥物の一部を製品として排出するとともに、残りを供給機に再供給して被乾燥物と混合し、被乾燥物の水分を調整するようにしたものがある(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1に記載されたものでは、乾燥機として、被乾燥物を高温気体の気流で搬送しながら加熱乾燥する気流式乾燥機を用い、固気分離装置としてのサイクロンの下方に分離される乾燥物を貯留槽に貯留し、この貯留槽から乾燥物を製品として成形機に送る経路と、下方の供給機に再供給する経路とを分岐させている。
また、特許文献2に記載されたものでは、乾燥機として、被乾燥物を撹拌しながら加熱乾燥する機械撹拌式乾燥機と、機械撹拌式乾燥機で乾燥された乾燥物を、さらに高温気体の気流で搬送しながら加熱乾燥する気流式乾燥機とを設け、固気分離装置としてのサイクロンの下方に分離される乾燥物を、製品として排出する経路と、下方の供給機に再供給する経路とに分岐させ、供給機で乾燥物と混合された被乾燥物を、さらに下方の機械撹拌式乾燥機へ投入するようにしている。
特開2000−192063号公報 特開2008−151430号公報
特許文献1、2に記載されたように、固気分離装置の下方に分離された乾燥物を、製品として排出するものと、供給機に再供給するものとに配分して分岐させる乾燥装置は、サイクロン等の固気分離装置の下方に分離される乾燥物を分岐させる分岐手段を設け、その下方に供給機を配置する必要があるので、装置全体の高さ寸法が高くなる問題がある。また、気流と分離された後の乾燥物を分岐させるため、排出するものと再供給するものとを適切に配分するには、分岐手段としてスクリュフィーダ等のような大型の機械設備も必要になる。
特許文献1に記載されたもののように、固気分離装置で分離された乾燥物を貯留する貯留槽を設けたものは、装置全体の高さ寸法がさらに高くなる。また、特許文献2に記載されたもののように、供給機の下方にさらに機械撹拌式乾燥機を配置したものも、高さ寸法がさらに高くなる。このように、装置全体の高さ寸法が高くなると、乾燥装置を設置する建屋の天井も高くする必要があり、建設コストも増大する。
そこで、本発明の課題は、固気分離装置で分離された乾燥物の一部を排出し、残りを供給機に再供給する乾燥装置において、装置全体の高さ寸法をコンパクトに設計できるようにすることと、排出する乾燥物と再供給する乾燥物を簡単に配分できるようにすることである。
上記の課題を解決するために、本発明の乾燥装置は、被乾燥物を供給する供給機と、供給機から供給された被乾燥物を乾燥させる乾燥機と、乾燥機で乾燥された乾燥物を気流搬送する気流搬送経路と、気流搬送経路で搬送された乾燥物を気体と分離する固気分離装置とを備え、固気分離装置で分離された乾燥物を、その下方に配置された前記供給機に再供給する乾燥装置において、前記気流搬送経路を2つの分岐経路に分岐させ、一方の分岐経路を前記固気分離装置に接続し、他方の分岐経路に、前記気流搬送される乾燥物を気体と分離し、製品として排出する製品排出手段を接続した構成を採用した。
すなわち、気流搬送経路を2つの分岐経路に分岐させ、一方の分岐経路を固気分離装置に接続し、他方の分岐経路に、気流搬送される乾燥物を気体と分離し、製品として排出する製品排出手段を接続することにより、固気分離装置の下方に分離される乾燥物を分岐させる分岐手段を不要として、装置全体の高さ寸法をコンパクトに設計できるようにした。
前記2つの分岐経路への風量を調節することによって、前記気流搬送される乾燥物の配分を変える配分手段を設けることにより、排出する乾燥物と再供給する乾燥物を簡単に配分することができる。
前記製品排出手段の製品排出口に、単位時間当たりの製品排出量を検出する手段を設け、この検出される単位時間当たりの製品排出量に基づいて、前記配分手段での乾燥物の配分を変えることができる。
前記製品排出手段の製品排出口に、排出される製品を貯留する貯留槽を設けることにより、必要量に応じて製品を貯留槽から取り出すことができる。
前記気流搬送される乾燥物を気体と分離して、製品として排出する製品排出手段は、サイクロンとすることができる。
前記気流搬送経路の直前の乾燥機を、前記被乾燥物を気流搬送しながら間接加熱によって乾燥させる気流式乾燥機とすることにより、乾燥機での気流搬送をそのまま気流搬送経路での気流搬送に利用できるとともに、これらの気流搬送における風量を少なくして、固気分離装置を小型化することができる。
本発明の乾燥装置は、気流搬送経路を2つの分岐経路に分岐させ、一方の分岐経路を固気分離装置に接続し、他方の分岐経路に、気流搬送される乾燥物を気体と分離し、製品として排出する製品排出手段を接続したので、固気分離装置の下方に分離される乾燥物を分岐させる分岐手段を不要として、乾燥装置の高さ寸法をコンパクトに設計することができる。
前記2つの分岐経路への風量を調節することによって、気流搬送される乾燥物の配分を変える配分手段を設けることにより、排出する乾燥物と再供給する乾燥物を簡単に配分することができる。
乾燥装置の実施形態を示す縦断面図 図1の乾燥物の搬送経路を示す斜視図
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。この乾燥装置は、図1に示すように、湿潤した汚泥を被乾燥物Aとして供給する供給機1と、供給機1の下方に配置され、投入口2aに投入される被乾燥物Aを上下の撹拌羽根2b、2cで撹拌しながら、後述する循環供給される高温気体Cによって加熱乾燥する機械撹拌式乾燥機2と、機械撹拌式乾燥機2で乾燥された乾燥物B1を、高温気体Cと一緒に吸引するブロワ3と、ブロワ3で吸引された乾燥物B1を、高温気体Cの気流で搬送しながら熱交換器4aによって間接加熱して乾燥する気流式乾燥機4と、気流式乾燥機4から送り出される乾燥物B1を高温気体Cの気流で搬送する気流搬送経路5を備えている。
前記気流搬送経路5での気流搬送は、直前の気流式乾燥機4でのブロワ3による気流搬送をそのまま利用することができる。また、気流式乾燥機4は間接加熱する熱交換器4aを備えているので、気流搬送する高温気体Cの風量を少なくすることができ、後述する固気分離装置としてのサイクロン6や、製品排出手段としてのサイクロン7を小型化することができる。
図1および図2に示すように、前記気流搬送経路5は2つの分岐経路5a、5bに分岐され、一方の分岐経路5aは、気流搬送された乾燥物B1を高温気体Cと分離する固気分離装置としてのサイクロン6に接続され、他方の分岐経路5bは、気流搬送された乾燥物B1を高温気体Cと分離して、製品B2として排出する製品排出手段としてのサイクロン7に接続されている。サイクロン6、7の下方には、それぞれ気流の通過を制限するロータリバルブ8が設けられている。サイクロン6、7の大きさは、処理する乾燥物B1の種類や水分によって決定される。
前記サイクロン6で下方に分離された乾燥物B1は、下方の供給機1に再供給され、被乾燥物Aの水分を調整するようになっている。また、製品排出手段としてのサイクロン7の下方には、その排出口から排出される製品B2を貯留する貯留槽9が設けられている。貯留槽9には重量計10が取り付けられ、単位時間当たりに貯留槽9に排出される製品B2の量を検出するようになっている。なお、各サイクロン6、7で乾燥物B1と分離された高温気体Cは、供給機1から機械撹拌式乾燥機2へ循環供給される。
前記一方の分岐経路5aの入口には、気流搬送される乾燥物B1の配分を変える配分手段としてのダンパ11が設けられている。ダンパ11は前記貯留槽9の重量計10で検出される単位時間当たりの製品排出量に基づいて作動され、分岐経路5aからサイクロン6へ気流搬送されて供給機1に再供給される乾燥物B1と、分岐経路5bからサイクロン7へ気流搬送されて製品B2として排出される乾燥物B1の配分が調整されるようになっている。
上述した実施形態では、各分岐経路5a、5bへの乾燥物B1の配分手段として、一方の分岐経路5aにダンパ11を設けたが、他方の分岐経路5bまたは両方の分岐経路5a、5bにダンパ11を設けることもできる。この配分手段はダンパ11に限定されることはなく、他の流量調節弁とすることもできる。また、配分比を一定とする場合は、ダンパ11や流量調節弁を設けずに、各分岐経路5a、5bの圧力損失を調節して配分比を決めるようにしてもよい。
上述した実施形態では、製品排出手段としてのサイクロン7の下方に貯留槽9を設けたが、製品排出量を定量する必要がない場合には、貯留槽9を省略してもよい。
また、上述した実施形態では、乾燥機として機械撹拌式乾燥機と気流式乾燥機を用いたが、本発明に係る乾燥装置は、機械撹拌式乾燥機または気流式乾燥機のいずれか一方のみを用いるものとすることもできる。
A 被乾燥物
B1 乾燥物
B2 製品
C 高温気体
1 供給機
2 機械撹拌式乾燥機
2a 投入口
2b、2c 撹拌羽根
3 ブロワ
4 気流式乾燥機
4a 熱交換器
5 気流搬送経路
5a、5b 分岐経路
6、7 サイクロン
8 ロータリバルブ
9 貯留槽
10 重量計
11 ダンパ

Claims (6)

  1. 被乾燥物を供給する供給機と、供給機から供給された被乾燥物を乾燥させる乾燥機と、乾燥機で乾燥された乾燥物を気流搬送する気流搬送経路と、気流搬送経路で搬送された乾燥物を気体と分離する固気分離装置とを備え、固気分離装置で分離された乾燥物を、その下方に配置された前記供給機に再供給する乾燥装置において、前記気流搬送経路を2つの分岐経路に分岐させ、一方の分岐経路を前記固気分離装置に接続し、他方の分岐経路に、前記気流搬送される乾燥物を気体と分離し、製品として排出する製品排出手段を接続したことを特徴とする乾燥装置。
  2. 前記2つの分岐経路への風量を調節することによって、前記気流搬送される乾燥物の配分を変える配分手段を設けた請求項1に記載の乾燥装置。
  3. 前記製品排出手段の製品排出口に、単位時間当たりの製品排出量を検出する手段を設け、この検出される単位時間当たりの製品排出量に基づいて、前記配分手段での乾燥物の配分を変えるようにした請求項2に記載の乾燥装置。
  4. 前記製品排出手段の製品排出口に、排出される製品を貯留する貯留槽を設けた請求項1乃至3のいずれかに記載の乾燥装置。
  5. 前記気流搬送される乾燥物を気体と分離して、製品として排出する製品排出手段をサイクロンとした請求項1乃至4のいずれかに記載の乾燥装置。
  6. 前記気流搬送経路の直前の乾燥機を、前記被乾燥物を気流搬送しながら間接加熱によって乾燥させる気流式乾燥機とした請求項1乃至5のいずれかに記載の乾燥装置。
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