JP2010206435A - モバイルノード装置、無線通信システム、および無線通信方法 - Google Patents

モバイルノード装置、無線通信システム、および無線通信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010206435A
JP2010206435A JP2009048784A JP2009048784A JP2010206435A JP 2010206435 A JP2010206435 A JP 2010206435A JP 2009048784 A JP2009048784 A JP 2009048784A JP 2009048784 A JP2009048784 A JP 2009048784A JP 2010206435 A JP2010206435 A JP 2010206435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
unit
mobile node
communication means
communication unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009048784A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Yokobori
充 横堀
Tetsuya Kawakami
哲也 川上
Tsuguhiro Kurihara
紹弘 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2009048784A priority Critical patent/JP2010206435A/ja
Publication of JP2010206435A publication Critical patent/JP2010206435A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】無線LAN端末を持ち歩き、無線LAN基地局、公衆無線LAN等を使用して様々なデータ送受信をするシステムに関しては、端末の電力消費の低減化および無線接続の迅速化が望まれている。
【解決手段】広帯域通信手段である第1の通信手段と、狭帯域通信手段である第2の通信手段とを有するノードを用い、第1の通信手段は第2の通信手段からの信号によりON、OFFを含む制御をおこなう。さらに、第2の通信手段が第1の通信手段を間欠動作させる起動制御部を有する場合、第1の通信手段が第2の通信手段の通信を記憶する記憶部を有している場合はその効果を顕著にあらわすことができる。
【選択図】図1

Description

近年、公衆を対象とした無線のLAN(ローカルエリアネットワーク)の普及に伴い、外出先で無線LANを使うことができる環境が整いつつある。無線LANを使うことで、有線での接続を行うことなく、インターネットに接続し大容量データの送受信が可能である。また、電池を内蔵するアクティブタグとアクティブタグへの読み出しおよび書き込みを可能とするリーダライタ装置とを用いたアクティブタグ無線通信方式の提案がなされている。
本発明は、無線LAN端末を持ち歩き、自宅の無線LAN基地局、公衆無線LAN等を使用して様々なデータ送受信をするシステムに関し、特に、無線LAN端末の電力消費の低減化の技術に関するものである。
特許文献1にて、無線LAN通信装置間でのタイムアウトによる切断時の再接続を効率化する発明について開示されている。無線LAN接続を行う携帯機器は、非接触IC(Integraed Circuit:集積回路)を用いて、無線LANのAP(Access Point:アクセスポイント)との接続を行うために必要な接続用設定データであるSSID、暗号キー等を無線LANのAPと接続中のPC(Personal Computer:パーソナルコンピュータ)より取得する。携帯機器は、無線LANのAPとタイムアウト切断後にも接続用設定データを保持し続けることで、再接続時に再度接続データを取得する必要がなくなる技術に関しての発明である。
特開2008-271150号公報
しかし、特許文献1では、APに接続しCN(Correspondent Node:通信相手)とセッションを確立しデータ送受信を行い、セッション終了後にAPとの接続がタイムアウトしていた場合、CNから送信されたパケットを受信する手法の開示がない。APとの接続がタイムアウトした携帯機器は、自分から再接続の処理をしない限りパケットを受信することはできない。
また、PSモード(Power Save mode:省電力モード)の動作中の携帯機器へのパケット送信には遅延が発生することが課題とされている。PSモードの携帯機器への送信パケットをAPが受信した場合、APは、携帯機器の周期的な起動スケジュールに合わせてパケットの送信を行う必要があるため、携帯機器宛のパケット送信が効率的とは言えず、移動状態によっては、携帯機器はパケットを受信する前にAPとの通信範囲外へと移動してしまうことが有り得る。
上記課題を解決するために、本願では第1の通信手段と、第2の通信手段とよりなるモバイルノードであって、前記第1の通信手段は前記第2の通信手段からの信号により前記第1の通信手段の起動または停止のうちの少なくとも一つを行なう制御部を有し、前記第2の通信手段は前記第1の通信手段を用いて通信を行なう通信相手からの受信を行なう受信部を有するものである前記モバイルノード装置とする。
また前記第1の通信手段が広帯域通信手段であり、前記第2の通信手段が狭帯域通信手段である上記ののモバイルノード装置とする。
また、前記第2の通信手段が前記第1の通信手段を間欠動作させる起動制御部を有するものである上記のモバイルノード装置とする。
また、前記第1の通信手段が前記第2の通信手段の通信を記憶する記憶部を有するものである上記のモバイルノード装置とする。
また、前記第1の通信手段の通信範囲と前記第2の通信手段の無線伝播範囲がほぼ等しい範囲である上記のモバイルノード装置とする。
これらの構成により、本願のモバイルノード装置は、通信の帯域が狭く、空きが多いバンドである狭帯域通信により、モバイルノードに搭載した通信の帯域が広いが混雑が生じやすい無線LAN等に用いるバンドを用いた広帯域通信での通信を制御することにより、通信の確立を容易にすることができる。
また、狭帯域バンドでの通信はその消費電力が広帯域での通信よりも送受信に用いるエネルギーが少なくて済む、このため狭帯域バンドでの通信で広帯域バンドでの通信を制御すれば省電力につながる。さらに、狭帯域バンドで送受信機間での同期をとった間欠送受信を行なえばさらに省電力を図ることができる。
本発明は、無線LANのAPとの通信範囲内にいる携帯機器の無線LANインターフェースの電源がOFFとなっている状態及びPSモードで動作している状態の双方において、携帯機器宛のパケットをAPが受信した際に、携帯機器の無線LANインターフェースを明示的に起動させることで、効率的なパケット転送を実現する無線通信システムを提供するものである。
以下、本発明を実施する際の最良の形態の例を説明する。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態を構成する無線通信システム1の全体構成例を示す図である。無線通信システム1は、MN(Mobile Node:モバイルノード)10と、Tag Reader(タグリーダ)20と、Wi−Fi AP(Wi−Fi アクセスポイント)20、とを含む。
MN10は、周期的なデータ送信を行う、無線通信手段950MHzで通信を行なう Tag(タグ)40と、大容量データの送受信を行う、無線通信手段としてWi−Fiを用いる STA50から構成される。
ここでMN10はMN10で示した位置からMN10bに移動する場合を例とする、また、基地局80は、周期的なビーコン送信を行い、無線通信手段としてのTag Reader20が、STA50と大容量データの送受信を行う、無線通信手段Wi−Fi AP30(以下AP30)、とから構成される。AP30は、外部ネットワークと接続することでMN10に対してインターネット接続性を提供する。なお、Tag40及びTag Reader20は、無線通信時に使用する周波数帯は950MHzに制限されず、各国の周波数政策に規定に則って使用が可能な周波数帯を使用することで、本実施の形態にかかる無線通信システム1を構成できる。
図1において、移動中のMN10は、AP30の無線伝播範囲60及びTag Reader20の無線伝播範囲70の外から中へと移動している。図1の無線通信システムの構成では、AP30の無線伝播範囲60とTag Reader20の無線伝播範囲70は同程度の大きさとなるように調整をしてある。
MN10は、AP30の無線伝播範囲60及びTag Reader20の無線伝播範囲70の外にいるとき、STA50の電源をOFFとしている。MN10は、AP30の無線伝播範囲60及びTag Reader20の無線伝播範囲70の中に入ったとき、STA50の電源を入れる。このように、AP30と通信ができない範囲では、STA50の電源をOFFとすることで、省電力化を図っている。
図1において、MN10は、携行可能な電子機器であり、ケータイ電話、ノートパソコン、デジタルカメラ、携帯型テレビ、携帯型ゲーム機器などのデジタル情報処理装置であってもよい。
図2は、本実施の形態におけるMN10を構成する機能ブロック図である。MN10は、Tag無線部100、受信部102、送信部101、Tag−dataフレーム生成部103、周期的起動制御部104、受信ビーコン解析部105、STA−state記録部106、STA制御部107、STA無線部108、送信部109、受信部108を備える。
Tag無線部100は、送信部101と受信部102を備える。送信部101は、Tag40の無線通信時のデータを送信する機能を有す。受信部102は、Tag40の無線通信時のデータを受信する機能を有す。
Tag−dataフレーム生成部103は、Tag40が送信するデータフレームを生成する機能を有す。Tag−dataフレーム生成部103は、後述するSTA制御107からの指示を受けることで、生成するTag−dataフレームの構成を変える。本実施の形態を実施するに際し、最良のTag−dataのフレームフォーマット例を図4に提示する。なお、図4はフォーマット例であり、図4記載の構成に制限するものではない。
図4においてTypeとはフレームのタイプを示すフィールドで、type=00は:ビーコンフレーム(Tag Reader20が送信)であり、type=01は:Tag-dataフレーム(MN10が送信)である。また、codeとは制御メッセージを記載、実行内容を示し、 1.ビーコンフレーム(type = 00)の時はcode=00がSTA50の動作を指示を、code=01がSTA50の停止を指示を、また、Tag-dataフレーム(type = 01)の時には、code=00は:STA50の状態とMACアドレスの通知を示す。
次に、payloadフィールドに挿入するデータの説明をおこなう。ID: type = 00のときは Tag Reader20固有のIDを、type = 01のときは Tag40固有のIDを、さらに以下、type = 01のときのみの使用として、STA50の状態がSTA50の電源のON/OFF状態とMACアドレスを含む。
周期的起動制御部104は、Tag無線部100の受信部102を周期的に起動と停止を繰り返す処理をさせるための制御を行う機能を有す。受信部102の周期的な起動制御を行うことで、消費電力の低減化を図ることができる。周期的な起動の具体的な手法の例としては、受信部102を100ミリ秒起動して1秒停止するといった、予め決められた時間周期での起動が挙げられる。また、Tag Reader20が送信するビーコン間隔より長く受信部102の起動時間を予め設定しておくことで、ビーコンの受信を可能とする手法もある。このとき、Tag Reader20のビーコン送信間隔が5ミリ秒に一回であったとしたら、受信部102を10ミリ秒の起動を任意の時間間隔で周期的に実施すればよい。なお、周期的起動制御部104では、Tag40の消費電力低減化を目的とした受信部102の起動制御手法は上記手法に制限はされない。
受信ビーコン解析部105は、Tag Reader20より受信部102が受信したビーコンの解析を行う機能を有す。受信ビーコン解析部105は、ビーコン内にMN10のMAC(Media
Access controll)アドレスが入っていたときには、STA無線部108の起動をSTA制御部107に通知する。
STA−state記録部106は、MN10が備えるSTA無線部108の状態(onもしくは0FF)を記録する機能を有する。本実施の形態では、Tag Reader20より受信したビーコンによりSTA無線部108のONとOFFの制御を自動で行っている。この自動制御の結果で実施する、状態遷移後のSTA状態をSTA―state記録部106に記録する。
STA制御部107は、受信ビーコン解析部105での解析結果に応じて、STA無線部108の状態遷移を実施する機能を有する。STA無線部108の電源をON及びOFFを通知する。また、STA−state記録部106にSTA無線部108の状態を記録する機能を有する。
STA無線部108は、送信部109及び受信部110を備え、AP30とのWi−Fi通信を実施する機能を有する。STA無線部108は、Wi−Fi通信の標準プロトコルに沿った無線通信機能を有することで、AP20を経由したインターネットへの接続性を確立する。また、STA制御部107よりの制御によって、電源のON及びOFFを自動で制御される。
図3は、本実施の形態における基地局80を構成する機能ブロック図である。基地局80は、Tag Reader無線部111、送信部112、受信部113、ビーコン送信制御部114、受信Tag-data解析部115、AP制御部116、接続リスト117、受信パケット懐石部118、AP無線部119、送信部120、受信部121、外部ネットワーク通信部122、送信部123、受信部124、を備える。
Tag Reader無線部111は、送信部112、受信部113を備え、MN10が備えるTag無線部100との無線通信を実施する機能を有する。
ビーコン送信制御部114は、Tag Reader20が送信するビーコンを生成し、周期的に送信するタイミングを制御する機能を有する。後述するAP制御部116が、MN10のSTA50宛てのパケットを受信した際には、後述する接続リスト117に記録している、STA50のMACアドレスをビーコンに挿入して送信するようにAP制御116はビーコン送信制御部114に通知する。通知を受けたビーコン送信制御部114は、STA50のMACアドレスと、STA50をONとすることを指示する情報とをビーコンに付加して、ビーコンフレームを生成する。生成したビーコンは、ビーコン送信制御部114が管理する送信タイミングに即して送信される。
受信Tag−data解析部115は、MN10が備えるTag無線部100が送信するTag−dataを受信した際に、Tag−dataフレームの解析を行う機能を有する。Tag−dataはMN10に備えられたタグのアドレスを主体とするがMN10に固有の情報ならば広帯域通信に関する情報も含めることができるMN解析部であってもよい。本実施の形態を実施するに際し、最良のTag−dataのフレームフォーマット例を図4に提示する。また、図4はフォーマット例であり、図4記載の構成に制限するものではない。受信Tag−data解析部115は、受信部113よりTag−dataフレームを受け取り、フレーム内の各フィールド解析を行う。Tag−dataフレームには、MN10のSTA50のMACアドレスを通知するフィールド(図4記載の「STA50のMACアドレス」フィールド参照)とSTA50の状態を通知するフィールド(図4記載の「STA50の状態」フィールド参照)を持つ。受信Tag−data解析部115は、「STA50のMACアドレス」のフィールドと「STA50の状態」のフィールドを参照して、STA50のMACアドレスと状態を、後述する、接続リスト117に通知する。
AP制御部116は、後述する、AP無線部119を制御する機能と、ビーコン送信制御部114にビーコンへの挿入情報を通知する機能と、接続リストとアクセスする機能と、後述する、受信パケット解析部118とアクセスする機能とを有する。AP制御部116は、接続リスト117に格納されているSTA50の状態に応じて、後述する、外部ネットワーク通信部122で受信したパケットを無線部119に即座に転送するか、STA50を起動させる処理(後述)を行ってから無線部119に転送するかを判定する。
外部ネットワーク通信部122がSTA50への転送パケットを受信したとき、AP制御部116は、接続リスト117を参照して、STA50の状態情報を取得する。接続リスト117でSTA50の電源がONとなっていたときは、AP無線部119の送信部120にパケットを即座に渡し、パケットをSTA50へ送信する。接続リスト117でSTA50の電源がOFFとなっていたときは、ビーコン送信制御部114に、STA50のMACアドレスをビーコンに挿入して送信することを通知して、STA50を起動
させる。
接続リスト117は、受信Tag−data解析部115での解析結果を記録する機能と、AP制御部からの問い合わせに応える機能とを有す。なお、接続リスト117は、Wi−Fiを用いた無線通信時にAP30において保持するアソシエーション情報を格納するデータベースと同一に構成しても良い。また、接続リスト117は、AP30がパケットの転送先を判定するために使用する、arp(Address Resolution Protocol)データベースと同一に構成しても良い。
受信パケット解析部118は、外部ネットワーク通信部122が受信したパケットを解析する機能とAP制御部とアクセスする機能とを有する。受信パケット解析部118は、外部ネットワーク通信部122より受信したパケットに記入してある宛先MACアドレスを参照し、AP制御部116に転送すべきパケットの存在とその転送先MACアドレスを通知する。AP制御部116は、通知されたMACア
ドレスを持つSTA50が起動中か停止中かを接続リスト117を参照することで判定し、その後の処理(AP制御部116の説明箇所で述べた)を決定する。
AP無線部119は、送信部120と受信部121とを備え、Wi−Fi通信プロトコルに準拠した動作を行う機能を有す。
外部ネットワーク通信部122は、送信部123と受信部124とを備え、AP30が外部ネットワークとの接続性を確立するための通信手段を有す。外部ネットワーク通信部122を構成する例としては、etherneet(登録商標),光通信といった有線ネットワークや、WiMAX,ケータイ電話の通信手段、PHSといった無線通信手段を挙げることができ、特定の通信手段に既定されない。

図5に、本実施の形態において、最良の手法での処理シーケンスの例を示す。
S300では、STA50の電源がOFFとなっていることを示している。
S301では、Tag40が受信部102を動作と停止を周期的に繰り返すことで省電力化を図る処理を行っている。その間で必要に応じて、送信部101を動作させて、Tag−dataを送信する。送信部101をする起動イベントには、Tag Reader20からビーコンの受信、周期的に自動起動させる、といった手法が挙げられる。なお、送信部101の起動イベントは例示にあげた手法に既定はされない。
S302ではTag Reader20が周期的にビーコンを送信する処理を示している。Tag Reader20はビーコンを既定の周期で送信する。
Tag Reader20は、周期に従ってビーコンを送信する(S303)。ビーコンには、STA50の動作を通知する情報を付加して送信する。ビーコンを受信したTag40は、ビーコンIDをSTA−state記録部106に通知する(S304)。STA−data記録部106では、通知されたビーコンIDが記録済みのビーコンIDでないかを判定する。次に、STA−data記録部106では、受信記録済みのビーコンIDではなく、STA50の電源がOFFの状態ではないかの判定を行う(S305)。記録済みのビーコンでなかった場合には、STA−state記録部にビーコンIDを記録する(S306)。
STA50の電源がOFF、かつSTA-state記録部106にて記録済みでないビーコンIDを受信した場合には、STA−state記録部106は、STA50をONにするようSTAに通知する(S308)。STA50は、正常にONとできたことをSTA−state記録部106に通知する(S309)。
同時に、STA50をONとしたことをTag40に通知する(S307)。S307での通知を受けたTag40は、Tag−dataにSTA50のMACアドレスとSTA50をONとした情報を挿入して、Tag−dataを送信するタイミングまで待ってから送信する(S310)。即座に送信せず待機するのは、省電力化を目的にTag無線部100が備える送信部101が常時起動させていないため、起動するタイミングに合わせる必要があるためである。
Tag−dataを受信したTag Reader20は、接続リスト117にSTA50のMACアドレスを記録する(S311)。
電源がONとなったSTA50は、AP30に対して、Wi−Fiでの無線通信を開始するための標準プロセスを実行する(S312)。S312の完了後、AP30が備えるAP制御部116は接続リスト117にSTA50がONとなっている情報を記録すると同時に、Wi−Fiでの接続に必要な情報(アソシエーション情報など)も記録する(S313)。
AP30の伝搬範囲に入ったMN10が、AP30とのWi−Fi接続が完了した後は、以下3つの理由で、AP30の無線伝搬範囲60にMN10に存在していてもWi−Fiのリンクのダウンは起こる(S314)。ひとつ目は、通信を完了。ふたつ目は、人が明示的にSTA50の電源をOFFとすること。三つ目は、タイムアウトでのWi−Fi接続終了によって、STA50とAP30との間の無線リンクがダウンしていること。
各いずれかの理由でSTA50の電源がOFFとなった後で、Tag Reader20からビーコンを受信しても(S315、S316、S17),STA−state記録部106ではビーコンIDを記録せず(S318)、STA50をOFFの状態を維持する判定を行う。
STA−state記録部106は、STA50のOFF状態を維持することをTag40に通知する(S319)。Tag40は、Tag−dataフレームにSTA50をOFFとしている情報を挿入し、送信する(S320)。Tag―dataを受信した、Tag Reader20は、接続リスト117に記録されているSTA50の状態を、電源がOFFの状態であると変更する(S321)。
図6に、STA−state記録部106が、STA50を電源ONとするか電源OFFとするかの判定基準を、STA50の状態と受信したビーコンIDの状態の組み合わせで分類した表である。S318では、図6に従って、STA50の電源OFFという状態を維持すると判定した。
STA50の電源をOFFとしている、MN10に対して、外部ネットワークを経由してパケットが送信されてくることがある。例としては、VoIP(Voice over IP)を用いて、IPネットワーク上で音声通話を行うアプリケーションを使用している場合が挙げられる。このとき、音声通話の相手には、MN10のSTA50の状態は分らないので、音声通話終了後に再度音声通話の開始を要求したとき、STA50の電源がOFFとなっていてもMN10宛てのパケットは転送されてくる。このような場合を想定して、以下、図1記載のシーケンスを説明する。
このとき、STA50宛てのパケットを受信したAP30では(S322)、接続リスト117でSTA50の状態を確認し(S323)、STA50がONとなっており、Wi−Fi接続用のアソシエーション情報がある場合には、Wi−Fiを用いて即座にSTA50宛てパケットを送信する(S326)。
また、S323において、接続リスト117でSTA50がOFFの状態となっていた場合には、STA50の起動を要求するための処理を開始する(S325)。
AP30は、ビーコンにSTA50のMACアドレスを挿入して送信することを要求する(S327)。Tag Reader20では、ビーコンにSTA50のMACアドレスを挿入し、ビーコンの送信タイミングで送信する(S328)。このときのビーコンフォーマット例は図4を参照のこと。
Tag Reader20が送信したビーコン(S329)を受信したTag40は、ビーコンに挿入されていた、ビーコンID及びMACアドレスをSTA−state記録部106に通知する(S330)。STA−state記録部106は、ビーコンに挿入されていた、MACアドレスがSTA50のMACアドレスとの一致を判定する(S331)。
STA50のMACアドレスと一致した場合には、STA50に対して起動コマンドを通知する(S332)。電源をONとした、STA50は(S333)、AP30に対してWi−Fiの接続シーケンスを実行する(S334)。Wi−Fiの接続処理が完了した後で、AP30では、接続リスト117で記録しているSTA50の状態を電源がONであると記録し(S335)、STA50宛てのパケットをWi−Fiを使用して送信する(S336)。
(実施の形態2)
、本実施の形態を構成する無線通信システム2の全体構成例を示す図である。無線通信システム2は、MN10(Mobile Node10、以下、MN10)と、Tag Reader21と、Tag Reader22と、Wi−Fiのアクセスポイント AP30(Wi−Fi Access Point20、以下AP20)、とを含む。
AP30とTag Reader21は通信が可能な構成となっている。通信手段は、有線、無線の通信手段を問わない。AP30とTag Reader22の間でも通信が可能な構成となっており、有線、無線の通信手段を問わない。またMN10はMN10b、MN10cで示すように移動する場合を例に示す。
実施の形態1との差異は、AP30の伝搬範囲60とTag Reader21の伝搬範囲71及びTag Readerの伝搬範囲72が一致していない点である。AP30の無線伝搬範囲60の中をTag Reader21及びTag Reader22の設置の仕方によって、細かく区切ることができる。
具体的な処理としては、以下である。Tag Reader21では、ビーコンを用いてSTA50への電源ONを通知しているが、Tag Reader22では、ビーコンを用いてSTA50への電源OFFを通知している。このような構成を取ることで、AP30の伝搬範囲内で、MN10がWi−Fiでの接続を許可する場所と許可しない場所に分けることができる。
Tag Reader22に対して、ビーコンでSTAをOFFとすることを通知していても、STA50宛てのパケットがAP30に転送されてきたら、ビーコンにSTA50のMACアドレスを挿入して通知することで、STA50を起動させることができる。このとき、Tar Reader22の伝搬範囲72の中にいる、STA50を備えたMN10以外のMNはSTAを起動することなく、MN10のSTA50だけが起動する。
以上のように本発明にかかる読取装置は、可搬型のデータターミナル装置に有効であり、特に特定用途に用いるいわゆるPDA等の機器に有効である。特定用途とは、たとえば老人介護の民生委員、または医師らが、特定者のカルテ、行動記録等を閲覧する場合に、その特定者の家に設置した基地局によって記録を閲覧するような場合のプライバシー保護、あるいは観光地の案内等が上げられ、このような場合に本願発明はデータターミナル、データシステムとして有用である。
本発明の第一の実施の形態にかかる無線通信システムの全体構成例を示した図。 MNの構成例を示した機能ブロック図。 基地局の構成例を示した機能ブロック図。 Tag及びTag Readerが送信するフレームフォーマット例を示した図。 本発明の第一の実施の形態にかかる無線通信方法の処理のシーケンスを示した図。 Tagが受信したビーコンとSTAの状態を遷移させる判定の関係を示した図。 本発明の第二の実施の形態にかかる無線通信システムの全体構成例を示した図。
1 モバイルノード
2 基地局装置
3 アクティブタグ
4 ワイファイ通信ステーション
5 タグリーダ
6 ワイファイアクセスポイント
10 モバイルノード
21 タグリーダ1
22 タグリーダ2
30 ワイファイ アクセスポイント
100 タグ無線部
106 STA−stae記録部
108 SAT無線部

Claims (10)

  1. 第1の通信手段と、
    第2の通信手段とよりなるモバイルノードであって、
    前記第1の通信手段は前記第2の通信手段からの信号により前記第1の通信手段の起動または停止のうちの少なくとも一つを行なう制御部を有し。
    前記第2の通信手段は前記第1の通信手段を用いて通信を行なう通信相手からの受信を行なう受信部を有するものである前記モバイルノード装置。
  2. 前記第1の通信手段が広帯域通信手段であり、前記第2の通信手段が狭帯域通信手段である請求項1に記載のモバイルノード装置。
  3. 前記第2の通信手段が前記第1の通信手段を間欠動作させる起動制御部を有するものである請求項1または請求項2に記載のモバイルノード装置。
  4. 前記第1の通信手段が前記第2の通信手段の通信を記憶する記憶部を有するものである請求項1ないし請求項3に記載のモバイルノード装置。
  5. 前記第1の通信手段の通信範囲と前記第2の通信手段の無線伝播範囲がほぼ等しい範囲である請求項1ないし請求項4に記載のモバイルノード装置。
  6. 第1の通信手段と、第2の通信手段とよりなるモバイルノードに用いる通信方法であって、
    前記第1の通信手段は前記第2の通信手段からの信号をうけ、前記第1の通信手段の起動または停止をおこない、その後に前記第2の通信手段が前記第1の通信手段を用いて通信を行なう通信相手からの受信を行なうものである前記モバイルノードの通信方法。
  7. 第1の通信手段と、第2の通信手段とよりなるモバイルノードに用いるプログラムであって、
    前記第1の通信手段が前記第2の通信手段からの信号をうけるステップと、前記第1の通信手段の起動または停止をおこなうステップと、前記起動または停止を行ない、前記第2の通信手段が前記第1の通信手段を用いて通信を行なう通信相手からの受信を行なうステップとよりなるモバイルノードの通信プログラム。
  8. 前記モバイルノードに設けた第1の通信手段と通信を行なう第1基地通信部と、
    前記モバイルノードに設けた第2の通信手段と通信を行なう第2基地通信部と、
    よりなる基地局装置であって、
    前記第2基地通信部は前記モバイルノード解析部を有し、
    前記第1基地通信部は前記モバイルノードの接続リストを有するものである前記基地局装置。
  9. 第1の通信手段と、第2の通信手段とよりなるモバイルノードと前記モバイルノードに設けた第1の通信手段と通信を行なう第1基地通信部と、前記モバイルノードに設けた第2の通信手段と通信を行なう第2基地通信部とよりなる基地局装置とで構成される通信システムであって、
    前記第1の通信手段は前記第2の通信手段からの信号により前記第1の通信手段の起動または停止のうちの少なくとも一つを行なう制御部を有し。
    前記第2の通信手段は前記第1の通信手段を用いて通信を行なう通信相手からの受信を行なう受信部を有するものであり、
    前記第2基地通信部は前記モバイルノード解析部を有し、
    前記第1基地通信部は前記モバイルノードの接続リストを有するものである前記通信システム。
  10. 第1の通信手段と、第2の通信手段とよりなるモバイルノードと前記モバイルノードに設けた第1の通信手段と通信を行なう第1基地通信部と、前記モバイルノードに設けた第2の通信手段と通信を行なう第2基地通信部とよりなる基地局装置とで構成されるシステムにもちいる通信方法であって、
    前記第1の通信手段は前記第2の通信手段からの信号により前記第1の通信手段の起動または停止のうちの少なくとも一つを行ない、前記第2の通信手段は前記第1の通信手段を用いて通信を行なう通信相手からの受信を行ない、前記第2基地通信部は前記モバイルノード解析部が解析を行い、前記第1基地通信部は前記モバイルノードの接続リストを作成するものである前記通信方法。
JP2009048784A 2009-03-03 2009-03-03 モバイルノード装置、無線通信システム、および無線通信方法 Pending JP2010206435A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009048784A JP2010206435A (ja) 2009-03-03 2009-03-03 モバイルノード装置、無線通信システム、および無線通信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009048784A JP2010206435A (ja) 2009-03-03 2009-03-03 モバイルノード装置、無線通信システム、および無線通信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010206435A true JP2010206435A (ja) 2010-09-16

Family

ID=42967486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009048784A Pending JP2010206435A (ja) 2009-03-03 2009-03-03 モバイルノード装置、無線通信システム、および無線通信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010206435A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016143422A1 (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 日本電気株式会社 情報出力装置、情報出力方法およびプログラム
US9491692B2 (en) 2012-08-30 2016-11-08 Fujitsu Limited Mobile terminal device, control method, and computer product

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001045027A (ja) * 1999-08-03 2001-02-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線データ伝送方式
JP2004007830A (ja) * 1995-05-31 2004-01-08 Toshiba Corp 電源制御方法、無線端末および無線通信システム
JP2007306201A (ja) * 2006-05-10 2007-11-22 Konica Minolta Holdings Inc 情報端末装置および無線通信システム
JP2008205799A (ja) * 2007-02-20 2008-09-04 Nec Infrontia Corp 無線lanシステム、無線lan端末、無線lanシステムの駆動方法及び無線lanシステムのプログラム
JP2008283590A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 Sony Corp 無線通信端末、通信方法および無線通信システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004007830A (ja) * 1995-05-31 2004-01-08 Toshiba Corp 電源制御方法、無線端末および無線通信システム
JP2001045027A (ja) * 1999-08-03 2001-02-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線データ伝送方式
JP2007306201A (ja) * 2006-05-10 2007-11-22 Konica Minolta Holdings Inc 情報端末装置および無線通信システム
JP2008205799A (ja) * 2007-02-20 2008-09-04 Nec Infrontia Corp 無線lanシステム、無線lan端末、無線lanシステムの駆動方法及び無線lanシステムのプログラム
JP2008283590A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 Sony Corp 無線通信端末、通信方法および無線通信システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9491692B2 (en) 2012-08-30 2016-11-08 Fujitsu Limited Mobile terminal device, control method, and computer product
WO2016143422A1 (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 日本電気株式会社 情報出力装置、情報出力方法およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11265814B2 (en) Implementation method of low power consumption internet of things based on proxy apparatus
WO2013136876A1 (ja) 通信装置、通信方法、プログラムおよび通信システム
US20030231608A1 (en) Direct link protocol in wireless local area networks
WO2010070906A1 (ja) 通信装置、通信システム、通信制御方法及び通信制御プログラム
JP4664780B2 (ja) 無線lanシステム
KR20080075312A (ko) 이동 단말의 절전 모드를 이용한 핸드오프 제어 시스템 및그 제어 방법
WO2014188832A1 (ja) 無線端末がアクセスポイントを発見するシステム、プログラム及び方法
US20130148556A1 (en) System And Method For Access Point Power Save
JP2009545923A5 (ja)
JP2009267936A (ja) 無線通信システム、無線通信装置、無線通信方法及びプログラム
CN111132113B (zh) 一种低功耗蓝牙Mesh网络实现方法
JP6690641B2 (ja) 通信装置および通信方法
JP5390300B2 (ja) 無線装置、無線装置の動作モード切換え方法
JP2005086234A (ja) 無線lanの切替システム、方法及び無線lanアクセスポイント
JP5863368B2 (ja) 通信装置、該通信装置の制御方法およびプログラム
US20240188041A1 (en) Paging cause processing method and apparatus, communication device, and storage medium
JP3960963B2 (ja) 移動通信端末、移動通信管理装置、移動通信システム、移動通信端末プログラム、移動通信管理プログラムおよび移動通信方法
JP3135319U (ja) 接触式ブルートゥース対応装置、その主装置、及びその従属装置。
JP2010206435A (ja) モバイルノード装置、無線通信システム、および無線通信方法
JP2013077928A (ja) 移動通信装置および無線通信方法
JP2020036157A (ja) 基地局装置、制御方法、及び、プログラム
JP5344557B2 (ja) 無線通信システム及びその省電力方法並びにそれに用いる無線基地局及び無線端末
JP2014053868A (ja) 無線通信ネットワークシステム、無線通信装置、無線通信方法、および、プログラム
JP2012186522A (ja) 無線通信装置
JP2007312243A (ja) 端末装置、通信システム、端末装置の起動方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120224

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20120313

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20121214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130319

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130716