JP2010206016A - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

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文 浅野
Mutsumi Okajima
睦 岡嶋
Masashi Honda
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Abstract

【課題】MONOS型の半導体記憶装置で、メモリセルトランジスタ間の素子分離絶縁膜の上面の高さが、電荷蓄積膜の厚さの範囲に位置するように制御された半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】シリコン基板1上に、トンネル絶縁膜21、電荷蓄積膜22、ブロック絶縁膜23および制御ゲート電極24を順に積層したゲート電極部MGと、ゲート電極部MGの下部のチャネル領域を挟んだシリコン基板1の第1の方向の両側に形成されるソース/ドレイン領域30と、を有するメモリセルトランジスタTrmと、メモリセルトランジスタTrmを隣接するメモリセルトランジスタと分離するシリコン基板1に形成された素子分離絶縁膜12と、を備え、第1の方向に垂直な第2の方向に沿った断面での素子分離絶縁膜12の上面は、端部で電荷蓄積膜22の厚さの範囲内に存在し、中央部付近で最も高く、端部と中央部との間で極小となる形状を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、半導体記憶装置およびその製造方法に関する。
従来のフローティングゲート型メモリセルでは、コントロールゲートからの電界がフローティングゲートの上部および左右両側面から効果的に印加されるようにしている。そのため、このようなメモリセルトランジスタを形成するには、まず、シリコン基板上にトンネル絶縁膜、フローティングゲートを順に積層させた後、隣接するメモリセルトランジスタを分離するように素子分離溝を形成する。その後、この素子分離溝内に酸化シリコンを埋め込んで素子分離絶縁膜を形成した後、異方性エッチングによって、素子分離絶縁膜の上部が、フローティングゲートの厚さの範囲内となるようにエッチバックを行う。そして、ゲート間絶縁膜とコントロールゲートとを順に堆積させ、所定の形状にパターニングを行うことでメモリセルトランジスタが得られる。このとき、素子分離絶縁膜の上部をエッチバックする処理は、従来では異方性エッチングによって行っていたが、それまでの成膜や加工などのプロセスでのばらつきを内包しており、シリコン基板全体において素子分離絶縁膜の上部の高さを制御することは困難であった。
また、最近になって、MONOS(Metal-Oxide-Nitride-Oxide-Semiconductor)型メモリセルが動作上フローティングゲート型メモリセルよりも微細化に有利なメモリセル構造として注目されている(たとえば、特許文献1参照)。しかしながら、MONOS型メモリセルでは、フローティングゲート型メモリセルのフローティングゲートに比べて電荷蓄積膜が非常に薄い。そのため、素子分離絶縁膜の上部の高さの位置を制御することが、フローティングゲート型メモリセルの場合に比してさらに困難であるという問題点があった。
特開2005−294791号公報
本発明は、MONOS型の半導体記憶装置において、メモリセルトランジスタ間に形成される素子分離絶縁膜の上面の高さが、適正に制御された半導体記憶装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
本願発明の一態様によれば、半導体基板と、前記半導体基板上に、トンネル絶縁膜、電荷蓄積膜、ブロック絶縁膜および制御ゲート電極が順に積層して形成されたゲート電極部と、前記ゲート電極部の下部のチャネル領域を挟んだ前記半導体基板の第1の方向に沿った両側に形成されるソース/ドレイン領域と、を有するメモリセルトランジスタと、前記メモリセルトランジスタを前記第1の方向に交差する第2の方向に隣接するメモリセルトランジスタと電気的に分離し、前記半導体基板に形成された素子分離溝に埋め込まれる素子分離絶縁膜と、を備え、前記第2の方向に沿った断面での前記素子分離絶縁膜の上面は、端部で前記電荷蓄積膜の厚さの範囲内に存在し、中央部付近で最も高く、前記端部と前記中央部との間で極小となる形状を有することを特徴とする半導体記憶装置が提供される。
また、本願発明の一態様によれば、半導体基板上に、トンネル絶縁膜、電荷蓄積膜、およびストッパ絶縁膜を順に形成する第1の工程と、前記ストッパ絶縁膜から前記半導体基板の所定の深さに至る、第1の方向に形成された素子分離溝を形成する第2の工程と、前記素子分離溝の内面形状に沿って第1の素子分離絶縁膜を形成し、前記第1の素子分離絶縁膜を形成した前記素子分離溝内に前記ストッパ絶縁膜よりも高くなるように第2の素子分離絶縁膜を埋め込んで、素子分離絶縁膜を形成する第3の工程と、前記ストッパ絶縁膜の上面よりも上に存在する前記素子分離絶縁膜を除去する第4の工程と、前記ストッパ絶縁膜を除去する第5の工程と、前記ストッパ絶縁膜を除去した後、前記第1の素子分離絶縁膜よりも前記第2の素子分離絶縁膜のエッチングレートの方が大きいエッチング液を用いて、前記電荷蓄積膜よりも上に突出した前記素子分離絶縁膜のエッチングを行う第6の工程と、前記エッチングの後に前記素子分離絶縁膜と前記電荷蓄積膜の上面にブロック絶縁膜と制御ゲート電極とを順に形成し、前記第1の方向に交差する第2の方向に前記ブロック絶縁膜と前記制御ゲート電極とが延在するようにパターニングする第7の工程と、を含むことを特徴とする半導体記憶装置の製造方法が提供される。
本発明によれば、MONOS型の半導体記憶装置において、メモリセルトランジスタ間に形成される素子分離絶縁膜の上面の高さが、適正に制御されるという効果を奏する。
図1は、NAND型のフラッシュメモリ装置のメモリセル領域に形成されるメモリセルアレイの一部を示す等価回路図である。 図2はメモリセル領域の一部のレイアウトパターンを示す平面図である。 図3は、図2のA−A断面図である。 図4は、図2のB−B断面図である。 図5−1は、本実施の形態による半導体記憶装置の製造方法の一例を模式的に示すチャネル幅方向に沿った断面図である(その1)。 図5−2は、本実施の形態による半導体記憶装置の製造方法の一例を模式的に示すチャネル幅方向に沿った断面図である(その2)。 図5−3は、本実施の形態による半導体記憶装置の製造方法の一例を模式的に示すチャネル幅方向に沿った断面図である(その3)。 図6−1は、本実施の形態による半導体記憶装置の製造方法の一例を模式的に示すチャネル長方向に沿った断面図である(その1)。 図6−2は、本実施の形態による半導体記憶装置の製造方法の一例を模式的に示すチャネル長方向に沿った断面図である(その2)。
以下に添付図面を参照して、本発明の実施の形態にかかる半導体記憶装置およびその製造方法を詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。また、以下の実施の形態で用いられる半導体記憶装置の断面図は模式的なものであり、層の厚みと幅との関係や各層の厚みの比率などは現実のものとは異なる。さらに、以下で示す膜厚は一例であり、これに限定されるものではない。
以下では、本発明をNAND型フラッシュメモリ装置に適用した場合の実施の形態について説明する。図1は、NAND型のフラッシュメモリ装置のメモリセル領域に形成されるメモリセルアレイの一部を示す等価回路図である。NAND型フラッシュメモリ装置のメモリセルアレイは、2個の選択ゲートトランジスタTrs1,Trs2と、これらの選択ゲートトランジスタTrs1,Trs2間に直列接続された複数個(たとえば、2n乗個(nは正の整数))のメモリセルトランジスタTrmとからなるNANDセルユニット(メモリユニット)Suが行列状に形成されることによって構成されている。NANDセルユニットSu内において、複数個のメモリセルトランジスタTrmは隣接するもの同士でソース/ドレイン領域を共用して形成されている。
図1中のX方向(ワード線方向、ゲート幅方向に相当)に配列されたメモリセルトランジスタTrmは、ワード線(制御ゲート線)WLにより共通接続されている。また、図1中のX方向に配列された選択ゲートトランジスタTrs1は選択ゲート線SGL1で共通接続され、選択ゲートトランジスタTrs2は選択ゲート線SGL2で共通接続されている。選択ゲートトランジスタTrs1のドレイン領域にはビット線コンタクトCBが接続されている。このビット線コンタクトCBの一方の端は、図1中のX方向に直交するY方向(ゲート長方向、ビット線方向に相当)に延びるビット線BLに接続されている。また、選択ゲートトランジスタTrs2は、ソース領域を介して図1中のX方向に延びるソース線SLに接続されている。
図2はメモリセル領域の一部のレイアウトパターンを示す平面図である。半導体基板としてのシリコン基板1に、素子分離絶縁膜12が図2中のY方向に延在して、X方向に所定の間隔で複数本形成され、これによって隣接する活性領域13が図2中のX方向に分離した状態に形成されている。活性領域13と交差する図2中のX方向に延在して、Y方向に所定間隔でメモリセルトランジスタTrmのワード線WLが形成されている。
また、図2中のX方向に延在した2本の選択ゲート線SGL1が、隣接して並行に形成されている。隣接する2本の選択ゲート線SGL1間の活性領域13にはビット線コンタクトCBがそれぞれ形成されている。
選択ゲート線SGL1と所定本数のワード線WLを存した位置に、選択ゲート線SGL1の場合と同様にして、図2中のX方向に延在した2本の選択ゲート線SGL2が並行して形成されている。そして、2本の選択ゲート線SGL2間の活性領域13にはソース線コンタクトCSが配置されている。
ワード線WLと交差する活性領域13上にはメモリセルトランジスタTrmのゲート電極部MGが形成され、選択ゲート線SGL1,SGL2と交差する活性領域13上には選択ゲートトランジスタTrs1,Trs2のゲート電極部SG1,SG2が形成されている。
図3は、図2のA−A断面図であり、図4は、図2のB−B断面図である。ここでは、メモリセルトランジスタTrmの部分のみを示している。このメモリセルトランジスタTrmは、MONOS構造を有する電界効果型トランジスタであり、図3の例では、チャネル長方向に沿った面で切断した場合の断面を示しており、図4の例では、メモリセルトランジスタTrmをチャネル幅方向に沿った面で切断した場合の断面を示している。
このメモリセルトランジスタTrmを構成する半導体記憶装置は、半導体基板としてのシリコン基板1上のY方向にストライプ状に形成された素子分離絶縁膜12で区切られた素子形成領域R内に、トンネル絶縁膜21、電荷蓄積膜22、ブロック絶縁膜23および制御ゲート電極24が順に積層されたゲート電極部MGと、ゲート電極部MGの下方のチャネル領域を挟んだY方向に沿った両側に形成されるソース/ドレイン領域30と、を備える。なお、ビット線方向(Y方向)に隣接するメモリセルトランジスタTrm間で、ソース/ドレイン領域30は共有される構造となっている。
トンネル絶縁膜21は、シリコン基板1上面に形成され、シリコン基板1と上層の電荷蓄積膜22とを電気的に分離するための絶縁膜であり、たとえばシリコン酸化(SiO2)膜などで構成することができる。その膜厚は、たとえば4〜5nm程度とすることができる。
電荷蓄積膜22は、トンネル絶縁膜21上に形成され、電荷を蓄積する機能を有する膜であり、データの書き込み時にトンネル絶縁膜21を通過して注入されたトンネル電子をトラップすることでデータを保持する膜である。電荷蓄積膜22は、たとえばシリコン窒化(SiN)膜で形成することができ、その膜厚はたとえば5nm程度とすることができる。
ブロック絶縁膜23は、電荷蓄積膜22上に形成され、電荷蓄積膜22と上層の制御ゲート電極24とを電気的に分離するための膜であり、たとえばハフニウム酸化物(HfO)やハフニウム珪化酸化窒化物(HfSiON)、アルミナ(Al23)、ジルコニウム酸化物(ZrO)など、トンネル絶縁膜21に用いられているシリコン酸化物(SiO2)よりも比誘電率の大きい高誘電率(High−k)材料が用いられる。このように、電荷蓄積膜22と制御ゲート電極24との間にブロック絶縁膜23を配置することで、従来のようにシリコン酸化膜を配置した場合よりも、電荷蓄積膜22と制御ゲート電極24との間の容量結合を増大させることが可能となる。この結果、シリコン酸化膜の膜厚に換算したときの膜厚薄膜化が可能となり、半導体記憶装置のさらなる微細化が可能となる。本実施の形態では、ブロック絶縁膜23をたとえばアルミナで形成し、その膜厚をたとえば10〜17nm程度とする。
制御ゲート電極24は、ブロック絶縁膜23上に形成されるメタルゲート241と、メタルゲート241上に形成されるシリコンゲート242と、からなる。メタルゲート241は、ブロック絶縁膜23と上層のシリコンゲート242とが直接接触することを防止するための膜である。本実施の形態によるシリコンゲート242はたとえば不純物を含むことで導電性を備えたポリシリコンなどで形成することができるが、一般的にポリシリコン膜と高誘電体膜とを接触させると、これらの界面で不具合が生じ、結果的に半導体記憶装置の動作電圧が上昇してしまう場合がある。そこで、本実施の形態のように、ブロック絶縁膜23とシリコンゲート242(ポリシリコン膜)との間に金属製の膜であるメタルゲート241を設けることで、ブロック絶縁膜23とシリコンゲート242(ポリシリコン膜)とが直接接触することを回避できる。この結果、ブロック絶縁膜23の特性を十分に発揮させ、高性能の半導体記憶装置を実現することが可能となる。本実施の形態では、メタルゲート241をたとえばタンタル窒化物(TaN)で形成し、その膜厚をたとえば10〜13nm程度とする。ただし、本実施の形態ではこれに限定されず、たとえばチタン窒化物(TiN)、モリブデン(Mo)、金(Au)、アルミニウム(Al)、白金(Pt)、銀(Ag)もしくはタングステン(W)などで形成された単層膜、またはこれらのうちいずれかを含む多層膜など、メタルゲート241として使用可能な種々の膜を適用することができる。また、メタルゲート241上のシリコンゲート242は、上述したように、たとえば所定の不純物を含むことで導電性を備えた、厚さがたとえば100nm程度のポリシリコン膜で形成される。
ソース/ドレイン領域30は、シリコン基板1の表面に所定の不純物を注入し、これを拡散および活性化させることで低抵抗化された不純物拡散領域である。本実施の形態において、所定の不純物としては、たとえばリン(P)イオンやヒ素(As)イオンなどのようなn型の導電性を有するドーパント、あるいは、ホウ素(B)イオンなどのようなp型の導電性を有するドーパントを適用することができる。なお、シリコン基板1上層におけるソース/ドレイン領域30に挟まれた領域(ゲート電極部MG下の領域)は、書き込み時または動作時にチャネルが形成される、いわゆるチャネル領域として機能する。
素子分離絶縁膜12は、ワード線方向(X方向)のメモリセルトランジスタTrm間を電気的に分離する機能を有し、素子形成領域R間に形成されたビット線方向(Y方向)に延在する素子分離溝11内に、第1の素子分離絶縁膜121と第2の素子分離絶縁膜122とが埋め込まれて形成される。第1の素子分離絶縁膜121は、たとえば素子分離溝11の側面および底面を覆うように形成されるHTO(High Temperature Oxide)膜によって構成され、第2の素子分離絶縁膜122は、第1の素子分離絶縁膜121が形成された素子分離溝11内を埋め込むようにたとえばポリシラザンなどの塗布系絶縁膜によって構成される。
また、図4に示されるように、X方向(幅方向)の断面における素子分離絶縁膜12の上面は、メモリセルトランジスタTrmと接する端部P1の高さは、電荷蓄積膜22の厚さの範囲内に存在するとともに、中央部P2付近で高さが最大となり、端部P1と中央部P2との間の位置P3で高さが極小となる、略W字形状を有するように形成される。つまり、素子分離絶縁膜12の上面は、端部P1では電荷蓄積膜22の厚さの範囲内にあり、端部P1から中央部P2に向かうにつれて、素子分離絶縁膜12の上面の高さは、減少して位置P3で極小点に達した後、増加し、中央部P2付近で最大となる。ここで、極小点となる位置P3は、第1と第2の素子分離絶縁膜121,122の境界部分である。また、中央部P2付近の素子分離絶縁膜12の上面の高さは、電荷蓄積膜22の厚さの範囲内に存在してもよいし、電荷蓄積膜22の上面よりも高い位置にあってもよい。さらに、極小点の位置P3における素子分離絶縁膜12の上面の高さは、電荷蓄積膜22の厚さの範囲内に存在してもよいし、電荷蓄積膜22の下面よりも低い位置にあってもよい。
この素子分離絶縁膜12上には、ブロック絶縁膜23とメタルゲート241とシリコンゲート242からなる制御ゲート電極24が、X方向に隣接するメモリセルトランジスタTrm間を接続するように形成されており、制御ゲート電極24はワード線WLとして機能する。
この実施の形態の半導体記憶装置の構造では、隣接するメモリセルトランジスタTrmの電荷蓄積膜22間にブロック絶縁膜23が入り込んでしまうが、隣接するメモリセルトランジスタTrm間の中心部P2付近で素子分離絶縁膜12の高さが高くなっている分、ブロック絶縁膜23の入り込む量を抑制している。つまり、ブロック絶縁膜23よりも誘電率の低い素子分離絶縁膜12が、隣接する電荷蓄積膜22間の一部を満たしているので、隣接する電荷蓄積膜22間がすべてブロック絶縁膜23で満たされる場合に比して、近接効果の増大を抑制することが可能となる。
そして、図示していないが、上記のような構成を有するMONOS構造のメモリセルトランジスタTrm間とその上部には、埋め込み性の良好な方法で形成されたシリコン酸化膜などによって構成される層間絶縁膜が形成される。また、層間絶縁膜上には、配線層などが形成される。これらの構造は従来知られているものを用いることができるので、その図示および説明を省略する。
つぎに、このような構成を有する半導体記憶装置の製造方法について説明する。図5−1〜図5−3は、本実施の形態による半導体記憶装置の製造方法の一例を模式的に示すチャネル幅方向に沿った断面図であり、図6−1〜図6−2は、本実施の形態による半導体記憶装置の製造方法の一例を模式的に示すチャネル長方向に沿った断面図である。
まず、シリコン基板1上に、シリコン酸化膜などからなるトンネル絶縁膜21を熱酸化法などの方法によって形成し、トンネル絶縁膜21上にシリコン窒化膜などからなる電荷蓄積膜22をCVD(Chemical Vapor Deposition)法などの成膜法で形成する。さらに、電荷蓄積膜22上に酸化シリコンなどのパッド酸化膜51と、シリコン窒化膜などのCMP(Chemical Mechanical Polishing)ストッパ膜52と、をCVD法などの成膜法によって形成する(図5−1(a)、図6−1(a))。
パッド酸化膜51は、CMPストッパ膜52をエッチングする際のストッパとしての役割を有する膜であり、CMPストッパ膜52は、後の工程でCMPストッパ膜52の上面に形成された素子分離絶縁膜12を除去する際のストッパとしての役割を有する膜である。つまり、パッド酸化膜51とCMPストッパ膜52とは、ストッパ絶縁膜に対応している。なお、これらストッパ絶縁膜は、その合計厚さが後に説明する臨界高さHより大きくなるように形成しておく。
ついで、CMPストッパ膜52上にレジスト53を塗布し、フォトリソグラフィ技術によって、後に形成するワード線WLの延在方向(X方向)に隣接するNANDセルユニットSu(メモリセルトランジスタTrm)間を分離する素子分離溝11の形成場所以外にレジスト53を残すようにパターニングを行ってマスクを形成する。そして、このマスクを用いて、RIE(Reactive Ion Etching)法によってシリコン基板1まで到達する所定の深さの素子分離溝11を形成する(図5−1(b)、図6−1(b))。あるいは、CMPストッパ膜52とレジスト53の間にCMPの際に除去される犠牲膜としてのシリコン酸化膜を介在させてパターニングを行い、パターニングされたシリコン酸化膜をマスクとして素子分離溝11を形成する。この素子分離溝11は、メモリセルトランジスタTrmがマトリックス状に形成されるメモリセル領域内においては、ビット線BLに平行な方向(Y方向)に延在して、X方向に所定の間隔で形成される。
レジスト53(マスク)を除去した後、熱CVD法によって、素子分離溝11の側面および底面上にHTO膜を所定の厚さだけ堆積して第1の素子分離絶縁膜121を形成する。また、過水素化シラザン重合体溶液を塗布法などによってシリコン基板1表面に塗布し、熱処理することによってポリシラザン膜などの塗布系のシリコン酸化膜からなる第2の素子分離絶縁膜122を、第1の素子分離絶縁膜121が形成された素子分離溝11内に埋め込む。このとき、CMPによって、CMPストッパ膜52よりも上部に形成された第1と第2の素子分離絶縁膜121,122を除去し、平坦化する(図5−1(c)、図6−1(c))。
ここで、2つの素子分離絶縁膜12の後の工程で行われるウエットエッチング時の耐性(以下、ウエット耐性という)は、第1の素子分離絶縁膜121>第2の素子分離絶縁膜122となるように、第1の素子分離絶縁膜121と第2の素子分離絶縁膜122の材料が選択される。
ついで、必要に応じて素子分離絶縁膜12をエッチバックして高さの調整を行った後、たとえばH3PO4などのエッチング液を用いたウエットエッチングによって、シリコン酸化膜(素子分離絶縁膜12)よりもシリコン窒化膜(CMPストッパ膜52)の選択比が大きくなる条件でCMPストッパ膜52を除去する(図5−2(a)、図6−2(a))。このとき、パッド酸化膜51がエッチングストッパの役割を果たす。また、素子分離絶縁膜12の上部は、電荷蓄積膜22の上部よりも高く残り、これによって、Y方向に延在する第2の素子分離絶縁膜122のX方向の両側側面に第1の素子分離絶縁膜121が形成された凸状の突出部14が形成される。ここで、電荷蓄積膜22よりも上部に残っている素子分離絶縁膜12(突出部14)の高さhは、第1の素子分離絶縁膜121の膜厚をt1とし、第1と第2の素子分離絶縁膜121,122の後述するウエットエッチング工程でのエッチングレートをそれぞれe1,e2としたときに、次式(1)で求められる臨界高さHを越える高さとする。なお、エッチングレートは、上記した第1と第2の素子分離絶縁膜121,122の特性(ウエット耐性)からe1<e2の関係がある。この素子分離絶縁膜12の高さhは、たとえば、CMPストッパ膜52の膜厚で調整したり、素子分離絶縁膜12のエッチバックの時間で調整したりすることができる。
H=t1×(e2/e1) ・・・(1)
その後、BHF(バッファードフッ酸)などの第1と第2の素子分離絶縁膜121,122のエッチングレートがe1<e2となるエッチング液を用いて、パッド酸化膜51と、素子分離絶縁膜12(突出部14)のエッチングを行う。このようなエッチング液を用いることで、このウエットエッチングは、突出部14の側面を構成する第1の素子分離絶縁膜121が除去される第1のウエットエッチング工程と、電荷蓄積膜22よりも上部に形成されている第2の素子分離絶縁膜122がエッチングされる第2のウエットエッチング工程と、に分けることができる。
まず、この第1のウエットエッチング工程では、パッド酸化膜51が除去され、その後、図5−2(a)のチャネル幅方向の断面において、突出部14の上面、および電荷蓄積膜22と第1の素子分離絶縁膜121との交線部分L1を中心にして等方的にエッチングが進む。そして、突出部14において、第2の素子分離絶縁膜122の両側に形成された第1の素子分離絶縁膜121がすべてエッチングされたときが、第1のウエットエッチング工程が終了する時点である(図5−2(b))。
ここで、突出部14の高さhは(1)式で求められる臨界高さHを越えるように調整されているので、第1の素子分離絶縁膜121がすべてエッチングされた時点においても電荷蓄積膜22の上面よりも上に存在する第2の素子分離絶縁膜122はすべて除去されない。すなわち、電荷蓄積膜22の上面から所定の高さを有する第2の素子分離絶縁膜122のみによって構成される突出部15が残る。また、第1のウエットエッチング工程では、第1の素子分離絶縁膜121は、位置L1から等方的にエッチングが進行するので、第1の素子分離絶縁膜121の外側からエッチングされ、第2の素子分離絶縁膜122との境界側に比べて外側の方のエッチング量が多くなり、第1の素子分離絶縁膜121の上面は、位置L1を中心とする円弧状の面を有している。つまり、第1の素子分離絶縁膜121の上面の高さは、メモリセルトランジスタTrmが形成される素子形成領域Rと接する端部L3では、電荷蓄積膜22の厚さの範囲内に存在し、第2の素子分離絶縁膜122に向かうにつれて高くなるような曲面となっている。
つぎに、第2のウエットエッチング工程では、図5−2(b)において、突出部15を構成する第2の素子分離絶縁膜122の上部、および第1の素子分離絶縁膜121と第2の素子分離絶縁膜122との交線部分L2を中心にして等方的にエッチングが進行し、素子分離絶縁膜12の上面が形成される(図5−2(c))。突出部15におけるエッチングは、ウエットエッチング前の高さhが上記(1)式のHよりも大きい素子分離絶縁膜12であれば、突出部15の両側面の位置L2から進行するエッチングによるエッチング面が、素子分離溝11の幅方向(X方向)の略中央付近で重なることによって、第2の素子分離絶縁膜122の上面形状が形成される。
つまり、第2の素子分離絶縁膜122のエッチングにおいては、電荷蓄積膜22よりも上部に残っている素子分離絶縁膜12(突出部14)の高さhを、(1)式の臨界高さHより大きくすることで、素子分離絶縁膜12の上部からのエッチングをキャンセルし、突出部15の側面の位置L2から進行するエッチングによって、素子分離絶縁膜12の上面が規定されることになる。そのため、基板面内の各位置における電荷蓄積膜22よりも上位に積層されるパッド酸化膜51やCMPストッパ膜52の膜厚のばらつきや、CMP処理のばらつきなどの影響を低減し、形成される素子分離絶縁膜12の上面の位置のばらつきを低減することができる。
この第2の素子分離絶縁膜122のエッチングと同時に、第1の素子分離絶縁膜121のエッチングも、位置L2を中心にして進行する。つまり、第2のウエットエッチング工程では、エッチング面に現れた第2の素子分離絶縁膜122のエッチングレートの方が第1の素子分離絶縁膜121のエッチングレートよりも速いため、第1の素子分離絶縁膜121の内側(第2の素子分離絶縁膜122との境界側)からのエッチング量が増大する。これによって、内側に向かって傾斜を有するエッチング面が、第1の素子分離絶縁膜121の上面を形成する。このとき、第1の素子分離絶縁膜121の外側端部における上面の位置は、電荷蓄積膜22の厚さの範囲内となるように、エッチング時間が制御され、第2のウエットエッチング工程が終了する。このエッチング時間は、実験によって予め求められるものである。
以上のように、第2のウエットエッチング工程の結果形成される素子分離絶縁膜12のX方向の断面における上面は、素子形成領域Rに接する端部P1では、電荷蓄積膜22の厚さの範囲内に存在し、中央部P2付近で最大となり、端部P1と中央部P2との間の位置P3で極小となる形状を有する。
ついで、素子分離絶縁膜12と電荷蓄積膜22の上面に、アルミナなどからなるブロック絶縁膜23と、タンタル窒化物などからなるメタルゲート241および不純物を含むポリシリコン膜などからなるシリコンゲート242の積層膜からなる制御ゲート電極24と、を順に形成し、さらにその上面にレジスト54を塗布する(図5−3、図6−2(b))。その後、フォトリソグラフィ技術によって、X方向に伸長するワード線WLの形状にレジスト54のパターニングを行ってマスクを形成し、このマスクを用いて、制御ゲート電極24、ブロック絶縁膜23および電荷蓄積膜22をエッチングする(図6−2(c))。これによって、Y方向に隣接する各メモリセルトランジスタTrmの電荷蓄積膜22、ブロック絶縁膜23および制御ゲート電極24が分離され、各メモリセルトランジスタTrmが形成される領域には、トンネル絶縁膜21、電荷蓄積膜22、ブロック絶縁膜23、および制御ゲート電極24が順に積層されたゲート電極部MGが形成される。なお、ワード線WLは、X方向に隣接する各メモリセルトランジスタTrmの制御ゲート電極24間で共通に接続されており、分離されていない。
そして、ゲート電極部MG(ワード線WL)をマスクとして、ゲート電極部MG間のシリコン基板1の表面の領域に、イオン注入法によって所定の導電型の不純物を注入し、熱処理によって活性化させて、ソース/ドレイン領域30を形成する。以上のようにして、図3と図4に示される構造の半導体記憶装置が得られる。
この実施の形態によれば、MONOS型のメモリセルトランジスタTrmの素子分離絶縁膜12のワード線WL方向の断面における上面を、素子形成領域Rと接する端部P1で電荷蓄積膜22の厚さの範囲内とし、中央部P2付近で最も高くし、端部P1と中央部P2との間の位置P3で極小となる、略W字形状とした。その結果、隣接するメモリセルトランジスタTrmの電荷蓄積膜22間に、素子分離絶縁膜12よりも誘電率の高いブロック絶縁膜23が入り込む体積を抑え、隣接するセルの電荷蓄積膜22間がすべてブロック絶縁膜23で満たされた場合に比して、近接効果を抑制できるという効果を有する。また、メモリセル上でのブロック絶縁膜23の厚さを制御でき、電荷蓄積膜22上に形成されるブロック絶縁膜23の厚さが、素子分離絶縁膜12とメモリセルトランジスタTrmとの境界付近で厚くなることを防ぎ、メモリセルへの書込み電圧が高くなってしまうことを防止できるという効果も有する。
さらに、半導体基板上にトンネル絶縁膜21、電荷蓄積膜22、パッド酸化膜51およびCMPストッパ膜52を順に形成した後、素子分離溝11を形成し、素子分離溝11の内面を被覆するように第1の素子分離絶縁膜121を形成し、その上に素子分離溝11を埋め込むように第2の素子分離絶縁膜122を形成する。ついで、CMPストッパ膜52を除去した後、時間を制御して(1)式で示される臨界高さHを越える高さを有する素子分離絶縁膜12の突出部14をウエットエッチングしたので、素子分離絶縁膜12の端部P1における上面の高さを電荷蓄積膜22の高さの範囲内とすることができる。その結果、ウエットエッチング時に、トンネル絶縁膜21が、隣接するメモリセルトランジスタTrm間で露出することがなく、エッチングされることがない。
特に、素子分離絶縁膜12として、ウエットエッチングのエッチングレートが異なる第1と第2の素子分離絶縁膜121,122を素子分離溝11内に形成して、ウエットエッチングを行ったので、ワード線WL方向の断面における上面が上記した略W字形状を有し、端部P1の上部が電荷蓄積膜22の厚さの範囲内に存在する素子分離絶縁膜12を制御性よく形成することができる。その結果、微細化に伴う素子分離絶縁膜12の上面の高さの位置のばらつきによるセル特性の悪化を回避することができるという効果を有する。
また、素子分離絶縁膜12の上面は、電荷蓄積膜22の上面よりも突出した突出部14の側面の第1の素子分離絶縁膜121がウエットエッチングで除去された後に残る突出部15の第2の素子分離絶縁膜122と第1の素子分離絶縁膜121の上面との交線部分L2を基準としたエッチング面によって規定され、突出部14(15)での第2の素子分離絶縁膜122の上面からのエッチングはキャンセルされるので、半導体基板の面内におけるパッド酸化膜51やCMPストッパ膜52の厚さのばらつきが存在しても、形成される素子分離絶縁膜12の上面位置のばらつきを低減することができるという効果も有する。
1…シリコン基板、11…素子分離溝、12…素子分離絶縁膜、13…活性領域、14,15…突出部、21…トンネル絶縁膜、22…電荷蓄積膜、23…ブロック絶縁膜、24…制御ゲート電極、30…ソース/ドレイン領域、51…パッド酸化膜、52…CMPストッパ膜、53,54…レジスト、121,122…素子分離絶縁膜、241…メタルゲート、242…シリコンゲート。

Claims (5)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板上に、トンネル絶縁膜、電荷蓄積膜、ブロック絶縁膜および制御ゲート電極が順に積層して形成されたゲート電極部と、前記ゲート電極部の下部のチャネル領域を挟んだ前記半導体基板の第1の方向に沿った両側に形成されるソース/ドレイン領域と、を有するメモリセルトランジスタと、
    前記メモリセルトランジスタを前記第1の方向に交差する第2の方向に隣接するメモリセルトランジスタと電気的に分離し、前記半導体基板に形成された素子分離溝に埋め込まれる素子分離絶縁膜と、
    を備え、
    前記第2の方向に沿った断面での前記素子分離絶縁膜の上面は、端部で前記電荷蓄積膜の厚さの範囲内に存在し、中央部付近で最も高く、前記端部と前記中央部との間で極小となる形状を有することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記素子分離絶縁膜は、
    前記素子分離溝の内面形状に沿って形成される第1の素子分離絶縁膜と、
    前記第1の素子分離絶縁膜上に形成され、前記素子分離溝を埋める第2の素子分離絶縁膜と、
    で構成され、
    前記第1の素子分離絶縁膜は、前記素子分離絶縁膜をウエットエッチングする際に使用されるエッチング液に対する耐性が、前記第2の素子分離絶縁膜よりも高い特性を有する材料によって構成されることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 半導体基板上に、トンネル絶縁膜、電荷蓄積膜、およびストッパ絶縁膜を順に形成する第1の工程と、
    前記ストッパ絶縁膜から前記半導体基板の所定の深さに至る、第1の方向に形成された素子分離溝を形成する第2の工程と、
    前記素子分離溝の内面形状に沿って第1の素子分離絶縁膜を形成し、前記第1の素子分離絶縁膜を形成した前記素子分離溝内に前記ストッパ絶縁膜よりも高くなるように第2の素子分離絶縁膜を埋め込んで、素子分離絶縁膜を形成する第3の工程と、
    前記ストッパ絶縁膜の上面よりも上に存在する前記素子分離絶縁膜を除去する第4の工程と、
    前記ストッパ絶縁膜を除去する第5の工程と、
    前記ストッパ絶縁膜を除去した後、前記第1の素子分離絶縁膜よりも前記第2の素子分離絶縁膜のエッチングレートの方が大きいエッチング液を用いて、前記電荷蓄積膜よりも上に突出した前記素子分離絶縁膜のエッチングを行う第6の工程と、
    前記エッチングの後に前記素子分離絶縁膜と前記電荷蓄積膜の上面にブロック絶縁膜と制御ゲート電極とを順に形成し、前記第1の方向に交差する第2の方向に前記ブロック絶縁膜と前記制御ゲート電極とが延在するようにパターニングする第7の工程と、
    を含むことを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  4. 前記第5の工程で形成される前記電荷蓄積膜よりも上に突出した前記素子分離絶縁膜の高さは、前記第1の素子分離絶縁膜の膜厚をt1とし、前記第1および第2の素子分離絶縁膜の前記エッチング液に対するエッチングレートをそれぞれe1,e2としたときに、次式によって求められる臨界高さHより大きく、
    H=t1×(e2/e1)
    前記第6の工程では、前記第1の素子分離絶縁膜の端部の上面の位置が前記電荷蓄積膜の厚さの範囲内となるようにエッチング時間を制御することを特徴とする請求項3に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  5. 前記第3の工程で、前記第1の素子分離絶縁膜を熱CVD法で形成し、前記第2の素子分離絶縁膜を塗布法で形成することを特徴とする請求項3または4に記載の半導体記憶装置の製造方法。
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