JP2010205012A - 制御装置、制御方法及び制御処理プログラム - Google Patents

制御装置、制御方法及び制御処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画面に触れることによって当該画面上の位置を入力するための入力装置を備える表示装置の画面の掃除をユーザが効率良く行うことを可能とする制御装置、制御方法及び制御処理プログラムを提供する。
【解決手段】入力手段から接触位置を取得する接触位置取得手段と、表示装置の動作モードとして、画面の掃除に対応し且つ画面に表示されるべき表示対象に対しての入力手段を用いた操作が不可能とされる掃除対応モードを開始させる掃除対応モード開始手段と、動作モードが掃除対応モードである場合においては、画面が触れられたときにその接触位置に対応する画面の画素の色を、所定色に変更させる色変更手段と、所定色に色が変更された画素の数が予め定められた数以上となったとき、掃除対応モードを終了させる掃除対応モード終了手段と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、画面に触れることによって当該画面上の位置を入力するためのタッチパネル等の入力手段を備える表示装置の動作を制御する制御装置、制御方法及び制御処理プログラムの技術分野に関する。
従来、タッチパネルを備える表示装置においては、画像やウェブから取得した情報等をディスプレイ画面に表示することができる。また、この種の表示装置においては、タッチパネルによってユーザが操作指示を行うことができる。
ところが、タッチパネルは、指等で触れることによって操作が行われるため、指紋等の汚れが付着しやすい。そのため、タッチパネルを頻繁に掃除する必要がある。このタッチパネルの掃除に関する技術としては、特許文献1に開示されている。この技術は、「通常モード」から「掃除モード」に切り替わると、掃除を行いやすくするためにタッチセンサーでの動作を無効にし、また、汚れを見つけやすくするために、画面全体にわたって同一色を表示するとともに、その同一色を時間の経過に従って順次異なる色へ変化させる。
特開2007−26245号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の発明では、掃除を行う際に拭き終わった場所が分かりにくいので、ユーザが効率良く掃除することが難しかった。
そこで、本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、画面に触れることによって当該画面上の位置を入力するための入力装置を備える表示装置の画面の掃除をユーザが効率良く行うことを可能とする制御装置、制御方法及び制御処理プログラムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の一つの観点では、画面に触れることによって当該画面上の位置を接触位置として入力するための入力手段を備える表示装置の動作を制御する制御装置であって、前記入力手段から前記接触位置を取得する接触位置取得手段と、前記表示装置の動作モードとして、前記画面の掃除に対応し且つ前記画面に表示されるべき表示対象に対しての前記入力手段を用いた操作が不可能とされる掃除対応モードを開始させる掃除対応モード開始手段と、前記動作モードが前記掃除対応モードである場合においては、前記画面が触れられたときにその前記接触位置に対応する前記画面の画素の色を、所定色に変更させる色変更手段と、前記所定色に色が変更された前記画素の数が予め定められた数以上となったとき、前記掃除対応モードを終了させる掃除対応モード終了手段と、を備えることを特徴とする。
よって、掃除対応モードが開始された後に、ユーザが、例えば布等の掃除用具で画面を拭くと、拭いた部分の画面の色が所定色に変わるので、拭いた場所がどこであるのかを視覚的に確認することが容易であり、また、或る程度の面積が拭かれると、掃除対応モードが終了するので、ユーザが画面の掃除を効率良く行うことができる。
また、前記制御装置において、前記色変更手段は、前記接触位置取得手段により前記接触位置が連続して取得されながら当該接触位置が前記画面上を移動したと判定した場合に、当該接触位置に対応する前記画素の色を前記所定色に変更させることを特徴とする。
よって、布等の掃除用具を画面に当てながら移動させる行為、つまり、画面を「拭く」という行為がされた場合にのみ、その行為が行われた部分の画面の色が所定色に変わるので、画面に対する拭き取り行為を行った部分をユーザに認識させることができる。
また、前記制御装置において、前記画面に触れることによって当該画面に加えられた圧力に相当する圧力情報取得する圧力情報取得手段を更に備え、前記色変更手段は、前記圧力情報取得手段により取得された前記圧力情報に基づいて、前記接触位置に対して加えられた圧力が予め定められた圧力以上である場合に、当該接触位置に対応する前記画素の色を前記所定色に変更することを特徴とする。
よって、布等の掃除用具が或る程度の圧力以上で画面に押し当てられた場合にのみ、その部分の画面の色が所定色に変わるので、掃除用具が画面にしっかりと押し当てられた部分をユーザに認識させることができる。
また、前記制御装置において、前記色変更手段は、前記接触位置取得手段により取得された前記接触位置に基づいて、前記画面上で同時に触れられた範囲に対応する前記画素の数が予め定められた数以上である場合に、当該範囲に対応する画素の色を前記所定色に変更することを特徴とする。
よって、掃除用具が或る程度の面積以上で画面に触れられた場合にのみ、その部分の画面の色が所定色に変わるので、布等のように、掃除する面に対して或る程度の面積をもって接触する掃除用具が画面に押し当てられた部分をユーザに認識させることができる。
また、前記制御装置において、前記入力手段の使用履歴または使用時間の少なくとも何れか一方を示す使用情報を記憶する使用情報記憶手段と、前記記憶された使用情報に基づいて、前記画面上の必要通過回数を設定する必要通過回数設定手段と、を更に備え、前記色変更手段は、前記接触位置が前記移動によって各前記画素上を通過する回数を夫々計数し、前記回数が前記必要通過回数に達した前記画素の色を前記所定色に変更することを特徴とする。
よって、入力手段の使用履歴や使用時間によって画面の汚れ具合が変わるので、必要通過回数、つまり、ユーザが拭くべき回数が使用履歴または使用時間に応じて適切に設定されることにより、画面に付着した汚れを確実に取り除くことができる。
また、前記制御装置において、前記色変更手段は、前記接触位置に対応する前記画素の色を、前記所定色に代えて、予め定められた画像における当該接触位置に対応する色に変更することを特徴とする。
よって、画面の掃除が進むに従って、画面上に所定の画像が現れてくるので、画面の掃除に興趣を加えることができる。
また、前記制御装置において、前記掃除対応モード開始手段は、前記掃除対応モードを開始させるとともに、前記画面の色を前記所定色とは異なる色にさせ、前記色変更手段は、前記接触位置に対応する前記画素の色を前記異なる色から前記所定色に変更させることを特徴とする。
よって、ユーザは、掃除された部分と掃除されていない部分とを確実に見分けることができる。
また、前記制御装置において、前記動作モードが前記掃除対応モードではないとき、前記入力手段を用いた操作に応じた処理を実行し、前記動作モードが前記掃除対応モードであるとき、前記画面が触れられることによる前記画素の色の前記所定色への変更を除いて前記操作を無効とする処理手段を更に備えることを特徴とする。
よって、制御装置が、入力手段を用いた操作に応じた処理を実行する装置である場合に、掃除対応モード中において、掃除するためにユーザが布等の掃除用具で画面に触れたときに、意図しない処理が実行されてしまうことを防止することができる。
本発明の他の観点では、画面に触れることによって当該画面上の位置を接触位置として入力するための入力手段を備える表示装置の動作を制御する制御方法であって、前記表示装置の動作モードとして、前記画面の掃除に対応し且つ前記画面に表示されるべき表示対象に対しての前記入力手段を用いた操作が不可能とされる掃除対応モードを開始させる掃除対応モード開始工程と、前記動作モードが前記掃除対応モードである場合において、前記入力手段から前記接触位置を取得し、前記画面が触れられたときにその前記接触位置に対応する前記画面の画素の色を、所定色に変更させる色変更工程と、前記所定色に色が変更された前記画素の数が予め定められた数以上となったとき、前記掃除対応モードを終了させる掃除対応モード終了工程と、を有することを特徴とする。
本発明の更に他の観点では、画面に触れることによって当該画面上の位置を接触位置として入力するための入力手段を備える表示装置の動作を制御する制御装置に含まれるコンピュータを、前記入力手段から前記接触位置を取得する接触位置取得手段、前記表示装置の動作モードとして、前記画面の掃除に対応し且つ前記画面に表示されるべき表示対象に対しての前記入力手段を用いた操作が不可能とされる掃除対応モードを開始させる掃除対応モード開始手段、前記動作モードが前記掃除対応モードである場合においては、前記画面が触れられたときにその前記接触位置に対応する前記画面の画素の色を、所定色に変更させる色変更手段、及び、前記所定色に色が変更された前記画素の数が予め定められた数以上となったとき、前記掃除対応モードを終了させる掃除対応モード終了手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、掃除対応モードが開始された後に、ユーザが、例えば布等の掃除用具で画面を拭くと、拭いた部分の画面の色が所定色に変わるので、拭いた場所がどこであるのかを視覚的に確認することが容易であり、また、或る程度の面積が拭かれると、掃除対応モードが終了するので、ユーザが画面の掃除を効率良く行うことができる。
一実施形態に係る情報表示端末1の概要構成の一例を示すブロック図である。 一実施形態において、掃除モードにおける画面表示の変化の様子の一例を示す図であり、(a)は、「通常モード」時の画面表示であり、(b)は、「掃除モード」移行直後の画面表示であり、(c)は、拭かれた部分の色が掃除完了色に変化したときの画面表示であり、(d)は、画面が所定面積以上拭かれたときの画面表示である。 一実施形態に係る情報表示端末1におけるCPU11により実行される処理の一例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る情報表示端末1におけるCPU11により実行される拭き取り回数決定処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、情報表示端末に対して本発明を適用した場合の実施形態である。
[1.情報表示端末の構成等]
始めに、図1乃至図2を参照して、本発明の実施形態に係る情報表示端末1の構成及び機能について説明する。
図1は、本実施形態に係る情報表示端末1の概要構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、情報表示端末1は、情報表示端末1全体を統括制御するCPU(Central Processing Unit)11と、ファームウェア等を記憶するROM(Read Only Memory)12と、CPU11の制御処理に必要なデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)13と、各種制御プログラムやデータ等を記憶するフラッシュROM14と、例えば、液晶ディスプレイ等のディスプレイ15と、例えば、感圧式や静電容量方式を採用したタッチパネル16(入力手段の一例)と、を備えている。そして、CPU11と各部とは、バス17を介して相互に接続されている。
このような構成の情報表示端末1は、フラッシュROM14に記憶されている画像等のデータをディスプレイ15の画面に表示する端末装置であり、また、デジタルフォトフレームとして利用することができるようになっている。
このディスプレイ15の表示モード(情報表示端末1の動作モード)としては、「通常モード」と「掃除モード」とが存在する。「通常モード」は、操作入力のためのボタン、アイコン、メニュー等(表示対象の一例)や、画像、文書等の情報(表示対象の他の一例)がディスプレイ15に表示され、ユーザがタッチパネル16を操作することにより、その操作内容に対応した処理がCPU11により実行され、その実行結果がディスプレイ15に表示されるモードである。一方、「掃除モード」(掃除対応モードの一例)は、ユーザがタッチパネル16の掃除を行うためのモードである。
この「掃除モード」について、図2を参照して具体的に説明する。図2は、掃除モードにおける画面表示の変化の様子の一例を示す図である。「通常モード」においては、例えば図2(a)に示すように、ユーザによって選択された画像が画面に表示される。なお、図中、符号100は、ディスプレイ15の画面表示である。また、「通常モード」のとき、画面には、符号101で示される「掃除モード」ボタンが表示される。
このときに、ユーザがタッチパネル16を介して画面の「掃除モード」ボタンが表示されている部分に触れると、「掃除モード」に移行し、図2(b)に示すように、画面全体が、指紋等の汚れが視認しやすい色(以下、「初期色」という)に変化する。この「掃除モード」においては、ユーザは、タッチパネル16を用いた通常の操作ができなくなる。この初期色(異なる色の一例)として、明度が十分低い色(例えば、黒色等)が用いられると、汚れが目立つので効果的である。
「掃除モード」に移行した後、ユーザが画面(タッチパネル16)を布等で拭くと、図2(c)に示すように、その拭いた部分の画面の色が、初期色とは異なる色(以下、「掃除完了色」という)に変化する。この表示の変化によって、ユーザが拭いた部分が一目で分かるようになっている。この掃除完了色(所定色の一例)としては、例えば、初期色と比較して十分に明度の高い色(例えば、白色等)が用いられる。掃除に用いられる布等としては、タッチパネル16として感圧式のタッチパネルが採用されているのであれば、一般的なものでかまわないが、静電容量方式のタッチパネルが採用されている場合には、導電性を有する素材で作られたものを使用する必要がある。
ここで、ユーザが1回拭いただけで初期色から掃除完了色に画面の色が変化することもあるが、同一箇所を複数回拭かないと、その箇所については変化しない場合もある。この掃除完了色に変更するまでに要する回数(以下、「拭き取り回数」という)は、前回清掃時(前回「掃除モード」に移行したとき)からの情報表示端末1の稼働時間と、前回清掃時からの情報表示端末1の操作回数(例えば、タッチパネル16にユーザが触れた回数)と、に依存している。具体的には、前回清掃時からの稼働時間が長ければ長いほど、また、前回清掃時からの操作回数が多ければ多いほど、より多くの汚れが付着する傾向があるので、稼働時間が長くなるにつれて拭き取り回数が多くなるとともに、操作回数が多くなるにつれて拭き取り回数が多くなるようになっている。
そして、ユーザが画面を拭き続けていき、拭き終わった部分の面積(掃除完了色に変化した部分の面積)が所定面積以上となった時点で(図2(d))、「掃除モード」は終了し、「通常モード」に移行して元の画面表示に復帰する(図2(a))。この時点でユーザによる拭き掃除も終わることになる。画面全体を余すところ無く拭ききったところで「掃除モード」を終了させても良いが、完全に拭ききることは難しく、また時間も要する。そこで、画面全体の面積に対して或る割合(例えば、80%等)に相当する面積まで拭き終わったところで、「掃除モード」が終了するようになっている。なお、拭き終わった部分の面積は、実際には画素数換算で計算される。
タッチパネル16は、シールド、抵抗膜、基板等が積層されて構成されているパネル部がディスプレイ15の画面を覆うように取り付けられており、ユーザがパネル部に触れた際にその接触があった位置を同時に複数箇所検出することができるように構成されている。具体的に、タッチパネル16は、例えば、多数の電極パターンが基板上に形成され、ユーザが触れることによってパネルに加えられた圧力(静電容量方式の場合は静電容量の変化)を、ディスプレイ15の画面の画素単位で検出する。そして、タッチパネル16は、圧力または静電容量の変化が検出された座標群を示す位置情報をCPU11に出力する。なお、圧力または静電容量の変化が検出された位置を、以下「接触位置」という。
ROM12には、拭き取り回数決定テーブルが記憶されている。拭き取り回数決定テーブルは、情報表示端末1の稼働時間と操作回数との組に対応して拭き取り回数が設定されているテーブルである。この拭き取り回数決定テーブルにおいては、稼働時間が長いほど多い拭き取り回数が設定されているとともに、操作回数が多いほど多い拭き取り回数が設定されている。
フラッシュROM14には、稼働時間情報及び操作回数情報(使用情報の一例)が記憶される。稼働時間情報は、前回清掃時からの情報表示端末1の稼働時間を示す情報であり、操作回数情報は、前回清掃時からの情報表示端末1の操作回数を示す情報である。
CPU11は、ROM12に記憶された各種プログラム(本発明の制御処理プログラムを含む)を読み出し実行することにより、情報表示端末1の動作を統括制御するとともに、接触位置取得手段、圧力情報取得手段、掃除対応モード開始手段、色変更手段及び掃除対応モード終了手段等として機能する。
具体的に、CPU11は、タッチパネル16から出力されたユーザ操作の位置情報を取得する。そして、CPU11は、「通常モード」においては、当該モードに対応した処理を実行する。より詳細に、CPU11は、画像データや文書データ等をディスプレイ15に表示させたり、メニュー画面や設定画面等をディスプレイ15に表示させる。このとき、CPU11は、「掃除モード」ボタンを必要に応じて表示させる。また、CPU11は、タッチパネル16からのユーザ操作の位置情報に基づいて、ユーザの画面操作に応じた処理を実行する。例えば、CPU11は、ボタン、アイコン、メニュー等の表示位置にユーザが触れるとそのボタンやアイコン等に対応する処理を実行したり、画像を表示中にユーザが画面に触れると、例えば所定のメニューを表示させる。更に、CPU11は、フラッシュROM14に記憶されている稼働時間情報及び操作回数情報を随時更新する。
また、CPU11は、画面に表示された「掃除モード」ボタンにユーザが触れると、「掃除モード」に移行する。このとき、CPU11は、ディスプレイ15を制御して画面全体の色を初期色に変更させることによって、これまで表示されていたボタン、アイコン、メニューや画像等を消去させ、タッチパネル16による通常の操作ができないようにする。また、CPU11は、ROM12に記憶されている拭き取り回数決定テーブルを参照して、フラッシュROM14に記憶されている稼働時間情報及び操作回数情報に基づき、拭き取り回数を決定する。更に、CPU11は、RAM12に作業テーブルの領域を確保する。この作業テーブルは、画面が実際に拭かれた回数(以下、「拭き取り通過回数」という)を画素毎に記録するためのテーブルであり、初期値としてすべて0が設定される。
「掃除モード」において、CPU11は、タッチパネル16からの位置情報に基づいて、画面が拭かれた部分の座標を認識し、作業テーブルにおいて、この座標に対応する拭き取り通過回数を更新する。ここで、CPU11は、タッチパネル16からの位置情報が連続して取得されながら、この位置情報が示す接触位置が移動した場合に、その位置について拭かれたと判定する。つまり、布等を画面に当てながら画面上を滑らせることが、一般的に「拭く」という行為であるので、その行為を判定するのである。また、布等が単に画面に当てられただけでは、画面の汚れは除去されにくく、布等が画面上を移動することによって汚れが除去されていくものであるので、このように判定することは合理的である。
具体的手法として、CPU11は、例えば、タッチパネル16から出力されてくる位置情報を所定周期毎に取得している。そこで、CPU11は、タッチパネル16から位置情報を取得する都度、前回取得時に接触が検出された領域(通常は複数の画素に対応する領域)に隣接する画素で、今回新たに接触が検出された画素(以下、「画素1」という)が存在するか否かを判定するとともに、前回取得時に接触が検出された領域の画素の中から、今回は接触が検出された画素(以下、「画素2」という)が存在するか否かを判定する。そして、CPU11は、画素1及び画素2が存在する場合、今回接触が検出された領域の重心から見た画素1の位置の方向と画素2の位置の方向とに基づいて、接触位置が移動しているか否かを判定する。一方、CPU11は、画素1のみが存在する場合、画素2のみが存在する場合、または素1及び画素2の何れもが存在しない場合には、接触位置は移動していないと判定する。
ここで、画面が拭かれたか否かをより精度良く判別する態様を、以下に説明する。
第1の態様は、接触時の圧力が所定の圧力以上である場合にのみ、その接触位置について拭かれたと判定するものである。布等が画面に軽く触れただけでは、画面の汚れは除去されにくいので、或る程度以上の力で布等が押しつけられたことをもって拭かれたと判定するのである。具体的手法としては、例えば、タッチパネル16が、接触を検出した座標毎にそのときの圧力を示す情報(圧力情報の一例)を対応付けて位置情報とともにCPU11に出力し、CPU11が、この位置情報に基づいて判定を行う。タッチパネル16が静電容量方式のタッチパネルである場合には、静電容量の基準値からの変化量が圧力に相当する。なお、判定に用いられる圧力の閾値は、例えば、画面上の汚れが除去できるか否かに基づいて、情報表示装置1の設計段階で予め決定されても良い。
第2の態様は、接触が検出された領域の面積が所定の一定面積以上である場合にのみ、その領域について拭かれたと判定するものである。画面を布等で拭く場合には、通常、布等と画面が接触する領域は或る程度の面積を有する。一方、接触が検出された領域の面積が小さい場合には、例えば、ペンや指等で触れられた場合やユーザが拭く意図も無く布等が少しだけ触れた場合等が考えられる。具体的手法としては、例えば、CPU11が、タッチパネル16からの位置情報に基づいて、接触が検出された画素の個数を算出し、当該個数が前記所定面積に相当する画素数以上である場合、接触が検出された画素について拭かれたと判定する。なお、判定に用いられる面積の閾値は、例えば、画面を指等で触れる際の接触領域の平均面積と、画面を布等で拭く際の接触領域の最小面積とに基づいて、情報表示装置1の設計段階で予め決定されても良い。
上述した第1及び第2の態様は、組み合わせて適用するとより効果的である。
CPU11は、作業テーブルを更新すると、この更新によって、拭き取り通過回数が「掃除モード」移行時に決定した拭き取り回数以上となった画素が存在する場合には、ディスプレイ15を制御して、該当する画素の色を初期色から掃除完了色に変更させるとともに、掃除完了色に変更された全画素の数を算出する。
そして、CPU11は、掃除完了色に変更された全画素の数が所定数に達した場合には、表示モードを「掃除モード」から「通常モード」に移行させる。このとき、CPU11は、ディスプレイ15を制御して、画面の表示を「掃除モード」に移行した直前の表示に戻す。また、CPU11は、フラッシュROM14に記憶されている稼働時間情報及び操作回数情報を初期化する。
[2.情報表示端末の動作]
次に、図3及び図4を参照して、本実施形態に係る情報表示端末1の動作について説明する。
図3は、本実施形態に係る情報表示端末1におけるCPU11により実行される処理の一例を示すフローチャートである。また、図4は、本実施形態に係る情報表示端末1におけるCPU11により実行される拭き取り回数決定処理の一例を示すフローチャートである。
図3に示す処理は、例えば、情報表示端末1の電源がオンとされた後に、「通常モード」として開始される。先ず、CPU11は、「通常モード」時の画面表示を行うとともに、「掃除モード」ボタンを画面に表示させる(ステップS1)。「通常モード」時の画面表示としては、例えば、所定のメニューや設定画面等が表示されたり、画像等が表示される。次いで、CPU11は、タッチパネル16から出力される位置情報に基づいて、タッチパネル16に対して何らかの操作がされたか否かを判定する(ステップS2)。このとき、CPU11は、タッチパネル16の操作がされていない場合には(ステップS2:NO)、再び同じ判定を行い(ステップS2)、タッチパネル16の操作がされた場合には(ステップS2:YES)、ステップS3に移行する。つまり、CPU11は、何らかの操作が行われるまで待機する。
次いで、CPU11は、「掃除モード」ボタンが押された(「掃除モード」ボタンの表示位置にユーザの指等が触れた)か否かを判定する(ステップS3)。
このとき、CPU11は、「掃除モード」ボタンが押されていない場合には(ステップS3:NO)、これとは別の操作が行われたことになるので、その操作内容に応じた処理を実行する(ステップS4)。そして、CPU11は、操作内容に応じた処理を終えると、ステップS1に移行する。このときには、ステップS4における処理結果に応じた画面がディスプレイ15に表示される。
一方、CPU11は、「掃除モード」ボタンが押された場合には(ステップS3:YES)、表示モードを「掃除モード」に移行させる(ステップS5)。ここで、CPU11は、画面全体の色を初期色に変更させる。
次いで、CPU11は、拭き取り回数決定処理を実行する(ステップS6)。この拭き取り回数決定処理において、CPU11は、図4に示すように、前回清掃時からの稼働時間として稼働時間情報をフラッシュROM14から取得するとともに(ステップS21)、前回清掃時からの操作回数として操作回数情報をフラッシュROM14から取得する(ステップS22)。そして、CPU11は、拭き取り回数決定テーブルを参照し、稼働時間と操作回数とに基づいて拭き取り回数を決定する(ステップS23)。
CPU11は、この処理を終えると、拭き取り回数決定処理を終了させ、タッチパネル16からの位置情報に基づいて、画面の拭き取りが行われたか否かを判定する(ステップS7)。具体的に、CPU11は、タッチパネル16からの位置情報が連続して取得されながら、この位置情報が示す接触位置が移動したか否かを判定する。このとき、CPU11は、画面の拭き取りが行われていない場合には(ステップS7:NO)、再び同じ判定を行い(ステップS7)、画面の拭き取りが行われた場合には(ステップS7:YES)、ステップS8に移行する。つまり、CPU11は、拭き取りが行われたことを検出するまで待機する。
次いで、CPU11は、拭かれた位置の座標に対応する作業テーブル上の拭き取り通過回数を更新する(ステップS8)。そして、CPU11は、今回の更新によって、拭き取り回数決定処理で決定された拭き取り回数以上拭かれた部分が増えたか否かを判定する(ステップS9)。このとき、CPU11は、決定された拭き取り回数以上拭かれた部分が増えていない場合には(ステップS9:NO)、ステップS8に移行する。
一方、CPU11は、決定された拭き取り回数以上拭かれた部分が増えている場合には(ステップS9:YES)、該当する部分の画素の色を掃除完了色に変更させる(ステップS10)。次いで、CPU11は、所定面積以上画面が拭かれたか否か(初期色から掃除完了色に変更された画素の数が、所定面積に相当する画素数以上存在するか否か)を判定する(ステップS11)、このとき、CPU11は、所定面積以上画面が拭かれていない場合には(ステップS11:NO)、ステップS8に移行する。
一方、CPU11は、定面積以上画面が拭かれた場合には(ステップS11:YES)、掃除モードを終了させ(ステップS12)、ステップS1に移行する。
以上説明したように、本実施形態によれば、CPU11が、タッチパネル16から出力された位置情報を取得し、位置情報に基づいて、「掃除モード」ボタンが押されたと判定した場合には、情報表示端末1の動作モードを、「通常モード」から「掃除モード」に移行させ、「掃除モード」においては、取得した位置情報が示す接触位置に対応する画面の画素の色を掃除完了色に変更し、掃除完了色に色が変更された画素の個数が所定面積に相当する個数以上となったときに、情報表示端末1の動作モードを、「掃除モード」から「通常モード」に移行させる。
従って、「掃除モード」に移行した後に、ユーザが、布等で画面を拭くと、拭いた部分の画面の色が掃除完了色に変わるので、拭いた場所がどこであるのかを視覚的に確認することが容易であり、また、所定面積が拭かれると、「掃除モード」が終了するので、ユーザが画面の掃除を効率良く行うことができる。
また、CPU11が、タッチパネル16から位置情報が連続して取得されながら当該位置情報が示す接触位置が画面上を移動したと判定した場合に、当該接触位置に対応する画素の色を掃除完了色に変更するので、画面を「拭く」という行為がされた場合にのみ、その行為が行われた部分の画面の色が所定色に変わることとなり、画面に対する拭き取り行為を行った部分をユーザに認識させることができる。
また、CPU11が、フラッシュROM14に記憶された操作回数情報及び稼働時間情報に基づいて、拭き取り回数を設定し、位置情報が示す接触位置が移動することによって各画素上を通過した回数(拭き取り通過回数)を夫々計数し、拭き取り通過回数が拭き取り回数に達した画素の色を掃除完了色に変更するので、情報表示端末1の操作回数や稼働時間に応じた画面の汚れ具合に応じた拭き取り回数が適切に設定されることにより、画面に付着した汚れを確実に取り除くことができる。
また、CPU11が、情報表示端末1の動作モードを、「掃除モード」に移行させるとともに、画面全体の色を掃除完了色とは色彩の異なる初期色にさせ、「掃除モード」において、接触位置に対応する画素の色を初期色から掃除完了色に変更させるので、ユーザは、掃除された部分と掃除されていない部分とを確実に見分けることができる。
また、CPU11が、情報表示端末1の動作モードが「通常モード」であるとき、タッチパネル16を用いた操作に応じた処理を実行し、情報表示端末1の動作モードが「掃除モード」であるとき、画面が触れられることによる画素の色の掃除完了色への変更を除いて、タッチパネル16を用いた操作を無効とするので、「掃除モード」において、掃除するためにユーザが布等で画面に触れたときに、意図しない処理が実行されてしまうことを防止することができる。
更に、画面に触れることによって当該画面に加えられた圧力を示す情報を位置情報とともにCPU11に出力するように、タッチパネル16を構成し、CPU11が、圧力を示す情報及び位置情報に基づいて、接触位置に対して加えられた圧力が予め定められた圧力以上である場合に、当該接触位置に対応する画素の色を掃除完了色に変更するようにすれば、布等が画面にしっかりと押し当てられた部分をユーザに認識させることができる。
また、CPU11が、位置情報に基づいて、画面上で同時に触れられた範囲に対応する画素の個数が所定の一定面積に相当する個数以上である場合に、当該範囲に対応する画素の色を掃除完了色に変更するようにすれば、掃除用具が或る程度の面積以上で画面に触れられた場合にのみ、その部分の画面の色が所定色に変わるので、布等のように、掃除する面に対して或る程度の面積をもって接触する掃除用具が画面に押し当てられた部分をユーザに認識させることができる。
なお、上記実施形態においては、初期色を、画面に付着した汚れが目立つ色としていたが、掃除完了色の方を汚れが目立つ色(例えば、黒色等)としても良い。この態様であれば、拭いた部分の汚れが本当に取り除かれているか否かをユーザが確認しやすくなる。
また、画面の拭かれた部分の色を掃除完了色に変更する代わりに、例えば、フラッシュROM14に記憶されている画像データ等に基づいて画像を徐々に表示していき、画面全体が拭き終わることによって当該画像の全体が表示されるようにしても良い。具体的には、CPU11が、拭かれた部分の画素の座標を前記画像上での座標に変換して、拭かれた部分に対応する位置の色情報を取得する。そして、CPU11が、拭かれた部分の画素の色を、取得した色情報が示す色に変更する。この態様であれば、ユーザは、現れていく画像を楽しみながら掃除をすることができる。
また、「掃除モード」移行時に、画面の色を初期色にすることは必須の条件ではない。画面上で拭かれた部分と拭かれていない部分をユーザが判別することができれば良いので、例えば、画面の拭かれていない部分は「掃除モード」移行前の表示を維持しつつ、拭かれた部分を掃除完了色に変更しても良い。この場合においては、「掃除モード」時にも、ボタン、アイコン、メニュー等が表示されるが、これらに対する操作は無視され(触れられた位置に表示されているオブジェクトに対応した処理は実行されない)、拭かれた部分が掃除完了色に変わるのみである。
また、上記実施形態においては、情報表示端末1の稼働時間及び操作回数に基づいて拭き取り回数が決定されていたが、どちらか一方のみに基づいて決定されるようにしても良いし、拭き取り回数が固定値として予め定められていても良い。
また、上記実施形態においては、「拭く」という行為を精度良く検出するため、タッチパネル16から位置情報が連続して取得されながら当該位置情報が示す接触位置が画面上を移動した場合に、当該接触位置に対応する画素の色を掃除完了色が変更されるようにしていたが、精度を求めるのでなければ、より簡易な方法が用いられても良い。つまり、タッチパネル16が接触を検出した位置を、単純に、拭かれた位置と判定しても良い。
また、上記実施形態においては、タッチパネルを用いた操作に対応する処理を情報表示端末1自身(CPU11)が実行し、その処理結果等に基づいて、ディスプレイの表示を行うようにしていたが、例えば、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置の操作に用いられるとともに、当該情報処理装置から出力された映像を表示する、入力・表示専用のタッチパネル付きディスプレイに本発明を適用しても良い。この場合、当該ディスプレイのCPUは、例えば、「通常モード」時には、情報処理装置から出力された映像信号に対応する映像を表示するようディスプレイパネルを制御するとともに、「掃除モード」ボタンを表示させる(ディスプレイ本体にボタンを設けても良い)。また、当該CPUは、タッチパネルからの位置情報を情報処理装置に出力する。このとき、タッチパネルからの位置情報を、画面上の1箇所を示す位置情報に変換して出力するようにすれば、一般的な情報処理装置は対応することができる。あるいは、タッチパネルからの位置情報をそのまま出力し、タッチパネル用のドライバプログラムによって、情報処理装置側で位置情報を変換しても良い。
一方、当該CPUは、「掃除モード」時には、例えば、情報処理装置から出力された映像信号を画面表示に使用せず、また、タッチパネルからの位置情報を情報処理装置に出力しない。これによってユーザによる通常の画面操作はできない状態となる。そして、当該CPUは、上記実施形態と同様に、タッチパネルからの位置情報に基づいて、画面の拭かれた部分の色を初期色から掃除完了色に変更させる。
また、入力・表示専用のタッチパネル付きディスプレイの態様においては、情報処理装置にインストールされたアプリケーションプログラム(本発明の制御処理プログラムに相当)によって、当該情報処理装置のCPUが「通常モード」と「掃除モード」との制御を行っても良い。このアプリケーションプログラムは、例えば、CD−ROM等の記録媒体に記録されたドライブ装置により情報処理装置に読み込まれても良いし、所定のサーバ装置からネットワークを介してダウンロードされても良い。
1 情報表示端末
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 フラッシュROM
15 ディスプレイ
16 タッチパネル
17 バス

Claims (10)

  1. 画面に触れることによって当該画面上の位置を接触位置として入力するための入力手段を備える表示装置の動作を制御する制御装置であって、
    前記入力手段から前記接触位置を取得する接触位置取得手段と、
    前記表示装置の動作モードとして、前記画面の掃除に対応し且つ前記画面に表示されるべき表示対象に対しての前記入力手段を用いた操作が不可能とされる掃除対応モードを開始させる掃除対応モード開始手段と、
    前記動作モードが前記掃除対応モードである場合においては、前記画面が触れられたときにその前記接触位置に対応する前記画面の画素の色を、所定色に変更させる色変更手段と、
    前記所定色に色が変更された前記画素の数が予め定められた数以上となったとき、前記掃除対応モードを終了させる掃除対応モード終了手段と、
    を備えることを特徴とする制御装置。
  2. 請求項1に記載の制御装置において、
    前記色変更手段は、前記接触位置取得手段により前記接触位置が連続して取得されながら当該接触位置が前記画面上を移動したと判定した場合に、当該接触位置に対応する前記画素の色を前記所定色に変更させることを特徴とする制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の制御装置において、
    前記画面に触れることによって当該画面に加えられた圧力に相当する圧力情報取得する圧力情報取得手段を更に備え、
    前記色変更手段は、前記圧力情報取得手段により取得された前記圧力情報に基づいて、前記接触位置に対して加えられた圧力が予め定められた圧力以上である場合に、当該接触位置に対応する前記画素の色を前記所定色に変更することを特徴とする制御装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の制御装置において、
    前記色変更手段は、前記接触位置取得手段により取得された前記接触位置に基づいて、前記画面上で同時に触れられた範囲に対応する前記画素の数が予め定められた数以上である場合に、当該範囲に対応する画素の色を前記所定色に変更することを特徴とする制御装置。
  5. 請求項2に記載の制御装置において、
    前記入力手段の使用履歴または使用時間の少なくとも何れか一方を示す使用情報を記憶する使用情報記憶手段と、
    前記記憶された使用情報に基づいて、前記画面上の必要通過回数を設定する必要通過回数設定手段と、
    を更に備え、
    前記色変更手段は、前記接触位置が前記移動によって各前記画素上を通過する回数を夫々計数し、前記回数が前記必要通過回数に達した前記画素の色を前記所定色に変更することを特徴とする制御装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載の制御装置において、
    前記色変更手段は、前記接触位置に対応する前記画素の色を、前記所定色に代えて、予め定められた画像における当該接触位置に対応する色に変更することを特徴とする制御装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか1項に記載の制御装置において、
    前記掃除対応モード開始手段は、前記掃除対応モードを開始させるとともに、前記画面の色を前記所定色とは異なる色にさせ、
    前記色変更手段は、前記接触位置に対応する前記画素の色を前記異なる色から前記所定色に変更させることを特徴とする制御装置。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の制御装置において、
    前記動作モードが前記掃除対応モードではないとき、前記入力手段を用いた操作に応じた処理を実行し、前記動作モードが前記掃除対応モードであるとき、前記画面が触れられることによる前記画素の色の前記所定色への変更を除いて前記操作を無効とする処理手段を更に備えることを特徴とする制御装置。
  9. 画面に触れることによって当該画面上の位置を接触位置として入力するための入力手段を備える表示装置の動作を制御する制御方法であって、
    前記表示装置の動作モードとして、前記画面の掃除に対応し且つ前記画面に表示されるべき表示対象に対しての前記入力手段を用いた操作が不可能とされる掃除対応モードを開始させる掃除対応モード開始工程と、
    前記動作モードが前記掃除対応モードである場合において、前記入力手段から前記接触位置を取得し、前記画面が触れられたときにその前記接触位置に対応する前記画面の画素の色を、所定色に変更させる色変更工程と、
    前記所定色に色が変更された前記画素の数が予め定められた数以上となったとき、前記掃除対応モードを終了させる掃除対応モード終了工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  10. 画面に触れることによって当該画面上の位置を接触位置として入力するための入力手段を備える表示装置の動作を制御する制御装置に含まれるコンピュータを、
    前記入力手段から前記接触位置を取得する接触位置取得手段、
    前記表示装置の動作モードとして、前記画面の掃除に対応し且つ前記画面に表示されるべき表示対象に対しての前記入力手段を用いた操作が不可能とされる掃除対応モードを開始させる掃除対応モード開始手段、
    前記動作モードが前記掃除対応モードである場合においては、前記画面が触れられたときにその前記接触位置に対応する前記画面の画素の色を、所定色に変更させる色変更手段、及び、
    前記所定色に色が変更された前記画素の数が予め定められた数以上となったとき、前記掃除対応モードを終了させる掃除対応モード終了手段、
    として機能させることを特徴とする制御処理プログラム。
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