JP2010203907A - Scanning control device - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、レーザ光等の電磁波を水平方向または垂直方向に走査する走査制御装置関する。 The present invention relates to a scanning control device that scans an electromagnetic wave such as a laser beam in a horizontal direction or a vertical direction.
従来、レーザ光を水平方向および垂直方向に走査する機構として、リニアモータを使用し、投光レンズおよび受光レンズを水平方向および垂直方向に走査する機構が提案されている(例えば特許文献1、2を参照)。
Conventionally, as a mechanism for scanning a laser beam in a horizontal direction and a vertical direction, a mechanism using a linear motor and scanning a light projecting lens and a light receiving lens in a horizontal direction and a vertical direction has been proposed (for example,
図1は、従来の走査機構を示した図である。走査機構2は、垂直走査機構21と水平走査機構22とを備えている。垂直走査機構21と水平走査機構22は、ホルダ23で連結されている。
FIG. 1 is a view showing a conventional scanning mechanism. The
垂直走査機構21は、ホルダ23の垂直方向(Z,−Z方向)の両端に接続される2つの板ばね31を備えている。2つの板ばね31は、ホルダ23を挟むように固定部材20に固定されている。ホルダ23の背面方向(−Y方向)には、コイル32が固定されている。固定部材20には、コイル32に対向するように磁石33が設けられている。
The
垂直走査機構21は、コイル32に電流を流すことで磁石33の磁界により垂直方向に電磁力を生じさせる。これにより、ホルダ23は、発生した電磁力と板ばね31の反力が釣り合う位置まで移動する。垂直走査機構21は、コイル32に流す電流の方向を制御することで、任意の位置にホルダ23を移動させることができる。
The
垂直方向位置検出部34は、一方の板ばね31に対向するように設けられ、板ばね31に光を照射し、板ばね31からの反射光を受光して、板ばね31の変位量を検出するフォトセンサである。
The vertical
また、水平走査機構22は、ホルダ23の水平方向(X,−X方向)の両端に接続される2つの板ばね25を備えている。2つの板ばね25の前面方向(Y方向)には、レンズホルダ24が接続されている。レンズホルダ25の前面方向には、コイル26が固定されている。固定部材20には、コイル26に対向するように磁石27が設けられている。
The
水平走査機構22は、コイル26に電流を流すことで磁石27の磁界により水平方向に電磁力を生じさせる。これにより、レンズホルダ24は、発生した電磁力と板ばね25の反力が釣り合う位置まで移動する。水平走査機構22は、電流の方向を制御することで、任意の位置にレンズホルダ24を移動させることができる。
The
また、水平方向位置検出部28は、一方の板ばね25に対向するように設けられ、板ばね25に光を照射し、板ばね25からの反射光を受光して、板ばね25の変位量を検出するフォトセンサである。
Further, the
以上のように、従来の走査機構は、リニアモータを用いて投光レンズおよび受光レンズを、水平方向および垂直方向に走査するものである。自動車は路面を前後左右に走行するものであるため、上記のような走査機構を自動車用のレーダに用いて二次元走査を行う場合、水平方向には特に広い走査範囲が必要である。すなわち、レンズホルダ(走査対象物)の振幅を大きくする必要がある。 As described above, the conventional scanning mechanism scans the light projecting lens and the light receiving lens in the horizontal direction and the vertical direction using the linear motor. Since an automobile travels forward, backward, left and right on a road surface, when performing two-dimensional scanning using the above scanning mechanism for an automobile radar, a particularly wide scanning range is required in the horizontal direction. That is, it is necessary to increase the amplitude of the lens holder (scanning object).
レンズホルダの振幅を大きくするためには、磁石の長さが問題となる。すなわち、特許文献3(特に当該文献の図2)に示すように、各コイルはそれぞれ対向する磁石の磁界内でしか移動を制御することができない。磁石を長くすると走査範囲を広げることができるが、走査機構が大きくなるという問題が発生し、磁石を長くした分だけ製作費用もかかってしまう。 In order to increase the amplitude of the lens holder, the length of the magnet becomes a problem. That is, as shown in Patent Document 3 (particularly, FIG. 2 of this document), each coil can control movement only within the magnetic field of the opposing magnet. If the magnet is lengthened, the scanning range can be expanded, but the problem that the scanning mechanism becomes large occurs, and the manufacturing cost is increased by the length of the magnet.
また、特許文献4には、走査タイミングがレンズホルダの共振点付近の振動タイミングと一致するように、レンズホルダの重さやばね定数を調整することにより、小さい電流で大きな振幅が得られる走査機構が記載されている。ただし、この場合も磁石の長さ以上にレンズホルダを走査することができない。 Patent Document 4 discloses a scanning mechanism that can obtain a large amplitude with a small current by adjusting the weight of the lens holder and the spring constant so that the scanning timing coincides with the vibration timing near the resonance point of the lens holder. Are listed. In this case, however, the lens holder cannot be scanned beyond the length of the magnet.
この発明は、永久磁石の長さ以上に走査対象物を走査させることができる走査制御装置を提供することを目的とする。 An object of this invention is to provide the scanning control apparatus which can scan a scanning target object more than the length of a permanent magnet.
この発明の走査制御装置は、第1の永久磁石と、第2の永久磁石と、前記第1の永久磁石と前記第2の永久磁石の磁界に対して直交する方向に電流が流れるように配置されたコイルと、前記第1の永久磁石と前記第2の永久磁石の面から所定間隔空けて、それらに対して平行移動するように前記コイルを支持する弾性体と、前記コイルの位置を検出する位置検出手段と、前記コイルに供給する電流の向きおよび大きさを制御する制御回路と、を備え、前記制御回路は、前記コイルの一端がいずれか一方の永久磁石の面内から他方の永久磁石の面内に移動した場合に、前記コイルに供給する電流を停止することを特徴とする。 The scanning control device according to the present invention is arranged such that a current flows in a direction orthogonal to the magnetic fields of the first permanent magnet, the second permanent magnet, and the first permanent magnet and the second permanent magnet. A coil, an elastic body that supports the coil to move parallel to the first permanent magnet and the second permanent magnet at predetermined intervals, and detects the position of the coil And a control circuit for controlling the direction and magnitude of the current supplied to the coil, wherein the control circuit has one end of the coil from the surface of one of the permanent magnets to the other permanent magnet. When moving in the plane of the magnet, the current supplied to the coil is stopped.
このように、コイルの一端がいずれか一方の永久磁石の面内から他方の面内に移動する場合に電流を停止することで、走査対象物は慣性による移動を行う。そして、コイルを支持する弾性体(板ばね)の共振周波数で振幅運動が継続し、永久磁石の磁界を超えても走査対象物を走査することができる。 In this way, when one end of the coil moves from the surface of one of the permanent magnets to the other surface, the current is stopped, so that the scanning object moves by inertia. The amplitude motion continues at the resonance frequency of the elastic body (leaf spring) that supports the coil, and the scanning object can be scanned even if the magnetic field of the permanent magnet is exceeded.
この発明によれば、永久磁石の長さ以上に走査対象物を走査させることができる。 According to this invention, the scanning object can be scanned beyond the length of the permanent magnet.
以下、図面を参照してこの発明の走査制御装置を備えたレーザレーダについて説明する。本実施形態のレーザレーダは、自動車の車両に取り付けられ、道路面に対して水平に取り付けられるものである。図2は、レーザレーダの構成を示す外観斜視図である。図3は、レーザレーダの各構成部を分解した分解斜視図である。なお、以下の説明においては、レーザ光照射方向をレーザレーダの正面方向(Y方向)とする。 A laser radar equipped with a scanning control device of the present invention will be described below with reference to the drawings. The laser radar of this embodiment is attached to a vehicle of an automobile and is attached horizontally to the road surface. FIG. 2 is an external perspective view showing the configuration of the laser radar. FIG. 3 is an exploded perspective view in which each component of the laser radar is disassembled. In the following description, the laser beam irradiation direction is the front direction (Y direction) of the laser radar.
図2(A)および図2(B)に示すように、レーザレーダ1は、固定台5に載せられたリニアモータ11、光ビームパルスを受光する受光部12、光ビームパルスを投光する投光部13、受光部12の前面に設けられた受光レンズ14、投光部13の前面に設けられた投光レンズ15、ステッピングモータ16、板ばね(弾性体)17、およびホルダ19を備えている。
As shown in FIGS. 2A and 2B, the
固定台5の上面には、リニアモータ11、受光部12、投光部13、およびステッピングモータ16が固定されている。
A
リニアモータ11およびステッピングモータ16は、固定台5の中央に固定されている。リニアモータ11が正面側、ステッピングモータ16が背面側に固定されている。ステッピングモータ16の右方向(X方向)には受光部12が固定されており、左方向(−X方向)には投光部13が取り付けられている。なお、受光部12が左方向、投光部13が右方向であってもよい。
The
投光部13が投光した光ビームパルスは、投光レンズ15で集光されてレーザレーダ1の正面方向に投光される。受光レンズ14は、レーザレーダの前面に存在する対象物から反射した光ビームパルスを集光し、受光部12に導く。受光レンズ14および投光レンズ15を水平方向に移動させると、投光される光ビームパルスが水平方向に走査される。同様に、受光レンズ14および投光レンズ15を垂直方向に移動させると、受光される光ビームパルスが垂直方向に走査される。
The light beam pulse projected by the
すなわち、レーザレーダ1は、所定時間間隔毎に投光部13から光ビームパルスを対象物に投光して光ビームパルスを所定方向に走査し、対象物から反射した光ビームパルスを受光部12で受光する。レーザレーダ1は、光ビームパルスを投光してから受光するまでの時間、および走査方向に基づいて、対象物の有無を検出するものである。
That is, the
本実施形態のレーザレーダ1は、リニアモータ11で水平方向の走査を行い、ステッピングモータ16で垂直方向の走査を行うものである。なお、垂直方向もリニアモータで走査してもよい。
The
ステッピングモータ16は、上面方向(Z方向)の端部に取り付けられたジョイント166を介して、背面方向(−Y方向)にホルダ19が取り付けられている。ステッピングモータ16が回転すると、図示しない回転ギアによりジョイント166が上下動し、ホルダ19が上下動する。
The stepping
ホルダ19には、水平方向(X方向および−X方向)の両端に2つの板ばね17が取り付けられている。2つの板ばね17は、それぞれ水平方向に薄く、正面方向に長い長方形状の板ばねである。2つの板ばね17は、それぞれ背面側の端部がホルダ19に取り付けられ、正面側の端部がレンズホルダ104に取り付けられている。
Two
レンズホルダ104は、受光レンズ14および投光レンズ15がはめこまれる長方形状の枠体である。レンズホルダ104の水平方向両端に2つの板ばね17がそれぞれ取り付けられて支持されている。レンズホルダ104によって、受光レンズ14が受光部12の前面に位置し、投光レンズ15が投光部13に前面に位置する。レンズホルダ104の中央部分にはリニアモータ11が設けられている。
The
よって、回転モータであるステッピングモータ16を回転させると、レンズホルダ104が上下動するため、走査対象物であるレンズホルダ104を垂直方向に走査することができる。
Therefore, when the stepping
次に、水平走査機構について説明する。図3(A)および図3(B)に示すように、水平走査機構10は、リニアモータ11、レンズホルダ104、および2つの板ばね17から構成される。
Next, the horizontal scanning mechanism will be described. As shown in FIGS. 3A and 3B, the
リニアモータ11は、側面から見て中空構造となっている鉄心101と、レンズホルダ104の中央部分に取り付けられているコイル102と、鉄心101に取り付けられている永久磁石である磁石103と、からなる。鉄心101は、正面側の鉄心101Aと背面側の鉄心101Bとに分かれている。鉄心101Aおよび鉄心101Bによりレンズホルダ104の中央部分が囲われている。
The
コイル102は、レンズホルダ104の背面側に取り付けられている。磁石103は、鉄心101Bの正面側に取り付けられている。磁石103は、上面から見て左側方向の磁石103Aと右側方向の磁石103Bとに分かれている(図4参照)。磁石103Aまたは磁石103Bのいずれか一方が本発明の第1の永久磁石となり、他方が第2の永久磁石となる。磁石103Aと磁石103Bは、同図のように中央部分で隣接していてもよいし、離れていてもよい。同図の例では、コイル102の左側が磁石103Aに対向し、コイル102の右側が磁石103Bに対向するように配置されている。
The
図4(A)は、リニアモータ11を上面から見た断面図であり、コイル102に電流が流れていない場合を示す図である。同図(B)は、コイル102および磁石103をレーザレーダの正面方向から見た図である。同図(A)および同図(B)では、コイル102の間隔が磁石103の長さと同じである場合の例を示している。
FIG. 4A is a cross-sectional view of the
同図(A)および同図(B)に示すように、コイル102は、磁石103Aおよび磁石103Bの表面から所定間隔空けて平行移動するように板ばね17によって支持されている。また、コイル102は、磁石103Aおよび磁石103Bの磁界に対して直交する方向に電流が流れるように支持されている。
As shown in FIGS. 1A and 1B, the
同図(A)に示す状態の場合、磁石103Aおよび磁石103Bによる磁界によって発生する力(電磁力)は存在せず、コイル102は中立位置となる。
In the state shown in FIG. 6A, there is no force (electromagnetic force) generated by the magnetic field generated by the
ここで、コイル102に電流を流すと、同図(C)に示すような電磁力が発生する。すなわち、左側のコイル102においては、磁石103Aが発生する正面方向の磁界と、紙面手前から奥に(上面側から下面側に)向かって流れる電流により、フレミングの法則に従った電磁力が右方向に発生する。同時に、右側のコイル102においては、磁石103Bが発生する背面方向の磁界と、紙面奥から手前に(下面側から上面側に)向かって流れる電流により、フレミングの法則に従った電磁力が右方向に発生する。
Here, when a current is passed through the
よって、図5(A)に示すように、コイル102(走査対象物であるレンズホルダ104)が右方向に移動し、発生した電磁力と板ばね17の反力が釣り合う位置まで移動する。一方で、電流の向きを反対にすると、左方向の電磁力が発生するため、同図(B)に示すように、レンズホルダ104が左方向に移動する。
Therefore, as shown in FIG. 5A, the coil 102 (the
このようにして、水平走査機構であるリニアモータ11は、コイル102に流す電流を制御することで、コイル102(走査対象物であるレンズホルダ104)を走査させることができる。
In this way, the
ここで、磁石103Aおよび磁石103Bの長さが短く、電磁力と板ばね17の反力が釣り合う位置が、磁石103Aおよび磁石103Bの面から外れる位置に存在する場合、図6(A)に示すように、コイル102が、磁石103Aおよび磁石103Bの面から外れることになる。
Here, when the length of the
この状態においてコイル102に電流を流し続けると、右側の磁石103Bによる磁界と左側のコイル102に流れる紙面手前から奥(上面側から下面側)の電流により、走査方向とは逆の電磁力が発生することになる。
In this state, if a current is continuously supplied to the
そこで、本実施形態のレーザレーダでは、コイルが磁石の面を外れる場合、同図(B)に示すように、電流の供給を停止する構成としている。すなわち、コイル102の左側が磁石103Aの面内に、コイル102の右側が磁石103Bの面内に位置する場合は電流供給を制御し(制御範囲とし)、それぞれ磁石103Aおよび磁石103Bの面から外れる場合は電流供給を停止する(無制御範囲とする)。すると、コイル102は、磁石103Aおよび磁石103Bの面から外れた場合に、慣性による移動を行い、板ばね17の共振周波数で振幅運動が継続する。よって、同図(C)に示すように、磁石103Aおよび磁石103Bの磁界を超えても走査対象物であるレンズホルダ104を走査することができる。
Therefore, in the laser radar of the present embodiment, when the coil deviates from the surface of the magnet, the supply of current is stopped as shown in FIG. That is, when the left side of the
次に、上記電流制御を行うためのレーザレーダの各種構成および動作について説明する。図7(A)は、レーザレーダの構成を示すブロック図である。同図において、レーザレーダ1は、CPU51、LD駆動回路52、LD53、受光レンズ14、投光レンズ15、受光素子54、増幅回路55、A/D変換器56、水平走査位置検出部18、水平走査機構(リニアモータ)11、垂直走査機構(ステッピングモータ)16、およびCPU51を備えている。
Next, various configurations and operations of the laser radar for performing the current control will be described. FIG. 7A is a block diagram showing the configuration of the laser radar. In the figure, a
LD駆動回路52は、CPU51の指示に基づいてLD53の発光を制御する。LD駆動回路52およびLD53により投光部13が構成される。LD53により投光された光ビームパルスは、投光レンズ15を介して自車の前方に投光される。光ビームパルスが対象物から反射して戻ってきた反射光は、受光レンズ14により集光され、受光素子54によって受光される。受光素子54は、受光量に応じたアナログ信号を出力する。受光素子54が出力したアナログ信号は、増幅回路55で増幅された後、A/D変換器56でデジタル信号に変換され、CPU51に入力される。
The
CPU51は、光ビームパルスの投光を指示してから上記デジタル信号が入力されるまでの時間を測定する時間計測部として機能する。CPU51は、投光から受光までの時間を計測することで対象物までの距離を算出することができる。
The
一方、CPU51は、リニアモータ11に上記コイル102に流す電流を制御する制御信号を出力し、光ビームパルスを水平方向に走査させる。また、ステッピングモータ16のパルス入力を制御して光ビームパルスを垂直方向に走査させる。水平方向の走査位置は、水平走査位置検出部18から入力される。垂直方向の走査位置は、入力したパルス数によって検知される。
On the other hand, the
CPU51は、計測した投光から受光までの時間、水平走査位置検出部18から得た水平方向の走査位置、および入力したパルス数により検知される垂直方向の走査位置に基づいて、対象物の有無を検出する。
The
同図(B)は、CPU51がリニアモータ11の電流制御を行うための各構成(水平走査位置検出部18、CPU51、およびリニアモータ11)の詳細なブロック図である。なお、同図に示す比較判定器511、演算器512、および切替器513は、ソフトウェアによってCPU51が機能的に実現するものである。
FIG. 5B is a detailed block diagram of each configuration (horizontal scanning
水平走査位置検出部18は、図3に示したように、いずれか一方の板ばね17に対向するように固定されている。水平走査位置検出部18の投光素子181は、板ばね17に対して光を照射し、板ばね17からの反射光を受光素子182により受光する。受光素子181の出力値は、アンプ183で増幅された後、A/D変換器184を経てデジタル値としてCPU51の比較判定器511に入力される。
As shown in FIG. 3, the horizontal
比較判定器511は、入力された水平走査位置検出部18の出力値でデータベース501を参照し、板ばね17の変位量を算出する。データベース501は、受光素子181の出力値と変位量を予め規定したテーブルが記憶されている。そのため、比較判定器511は、水平走査位置検出部18の出力値から板ばね17の変位量、すなわちコイル102の走査位置を算出することができる。算出された走査位置は、演算器512および切替器513に入力される。演算器512は、コイル102の走査位置に応じて駆動回路111がコイル102に供給する電流を制御する。切替器513は、コイル102の走査位置に応じて演算器512が出力する制御信号の供給、遮断を切り替え、駆動回路111がコイル102に供給する電流の停止タイミングを制御する。
The comparison /
図8は、コイルの位置と電流供給の時間関係を示した図である。同図に示すように、演算器512は、コイル102の共振周波数(板ばね17の共振周波数)に合わせて電流(駆動電流)を制御する。すなわち、板ばね17の共振周波数と同じ周波数の交流電流がコイル102に流れるように駆動回路111を制御する。ただし、コイル102に電流が流れてから実際にレンズホルダ104が移動を開始するまでの時間ずれを考慮して電流制御を行う。
FIG. 8 is a diagram showing the time relationship between the coil position and the current supply. As shown in the figure, the
ここで、切替器513は、コイル102の走査位置が磁石103Aおよび磁石103Bの面を外れる位置において制御信号の供給、遮断を切り替える。すなわち、切替器513は、コイル102の走査位置が磁石103Aおよび磁石103Bの面内から外に移動しようとする場合に、コイル102に供給する電流を停止する。一方で、切替器513は、コイル102の走査位置が磁石103Aおよび103Bの面外から面内に移動しようとする場合に、再びコイル102に電流を供給する。
Here, the
以上のような制御を行うと、コイルが永久磁石の面から外れた場合であっても慣性による移動を行い、板ばねの共振周波数で振幅運動が継続する。よって、永久磁石の磁界を超えても走査対象物を走査することができ、永久磁石の長さが短くとも水平方向に広い走査範囲を確保することができる。 When the control as described above is performed, even if the coil is detached from the surface of the permanent magnet, it is moved by inertia, and the amplitude motion is continued at the resonance frequency of the leaf spring. Therefore, the scanning object can be scanned even when the magnetic field of the permanent magnet is exceeded, and a wide scanning range can be secured in the horizontal direction even if the length of the permanent magnet is short.
次に、図9は、コイル102の間隔が磁石103A(または磁石103B)の長さよりも短い場合の例を示している。同図(A)は、コイル102および磁石103をレーザレーダの正面方向から見た図である。同図(B)は、リニアモータ11を上面から見た断面図である。同図(A)および同図(B)は、コイル102が中立位置の場合を示す図である。
Next, FIG. 9 shows an example in which the interval between the
ここで、同図(B)のように左側のコイル102において紙面手前から奥に(上面側から下面側に)向かって電流を流し、右側のコイル102において紙面奥から手前に(下面側から上面側に)向かって電流を流すと、フレミングの法則に従った電磁力が右方向に発生する。 Here, as shown in FIG. 5B, a current flows from the front side to the back side of the paper in the left coil 102 (from the upper surface side to the lower surface side), and from the back side of the paper surface to the front side (from the lower surface side to the upper surface). When an electric current is applied toward the side), an electromagnetic force according to Fleming's law is generated in the right direction.
ここで、コイル102に電流を流し続けると、図10(A)に示すように、コイル102の左側が磁石103Aの面から外れることとなる。ただし、コイル102の間隔が磁石103A(または磁石103B)の長さよりも短いため、右側のコイル102は、磁石103Bの面内に存在することとなる。
Here, if a current is continuously supplied to the
この状態においてもコイル102に電流を流し続けると、右側の磁石103Bによる磁界と左側のコイル102に流れる紙面手前から奥(上面側から下面側)の電流により、走査方向とは逆の電磁力が発生することになる。よって、図10(B)に示すように、コイル102の一端がいずれか一方の磁石の面内を外れ、他方の磁石の面内に移動する場合、電流の供給を停止する構成とする。
In this state, if a current is continuously supplied to the
なお、コイル102の間隔が磁石103A(または磁石103B)の長さよりも長い場合、図9および図10に示した例とは逆に、コイル102の一端(例えば右側)が磁石の面内から外れた場合であっても、他方の端(例えば左側)が磁石の面内から外れることがない。この場合、電流供給を停止して慣性による走査を行ってもよいし、依然として磁石の面内に位置する側のコイルには電流を供給し、発生する電磁力を用いて走査を行ってもよい。
When the interval between the
また、磁石103Aと磁石103Bの設置間隔が離れている場合においても、上記と同様に、コイル102のいずれか一端(例えば右側)が磁石の面内から外れた場合であっても、他方の端(例えば左側)が磁石の面内から外れる場合がある。この場合においても、電流供給を停止して慣性による走査を行ってもよいし、磁石の面内に位置する側のコイルには電流を供給し、発生する電磁力を用いて走査を行ってもよい。
Further, even when the
次に、図11は、レーザレーダの走査範囲を示した図である。自動車は、路面を前後左右に走行するものであり、二次元走査を行う場合、水平方向には高速かつ広い走査範囲が必要である。よって、例えば図11に示すように、自車前方を走行する先行車を対象物として検知するために、水平方向には30度、垂直方向には10度程度の二次元走査範囲を設定している。本発明では、走査機構としてリニアモータを用い、コイルの一端が何れか一方の永久磁石の面内を外れ、他方の永久磁石の面内に移動する場合に電流を停止し、永久磁石の長さを超えても走査対象物を走査することができる。したがって、永久磁石を小型化し、レーザレーダを小型化したとしても、水平方向に広い走査範囲を確保することができる。 Next, FIG. 11 is a diagram showing a scanning range of the laser radar. The automobile travels on the road surface in the front-rear and left-right directions, and when performing two-dimensional scanning, a high-speed and wide scanning range is required in the horizontal direction. Therefore, for example, as shown in FIG. 11, a two-dimensional scanning range of about 30 degrees in the horizontal direction and about 10 degrees in the vertical direction is set in order to detect the preceding vehicle traveling in front of the host vehicle as an object. Yes. In the present invention, a linear motor is used as a scanning mechanism. When one end of the coil moves out of the plane of one of the permanent magnets and moves into the plane of the other permanent magnet, the current is stopped and the length of the permanent magnet is reduced. The object to be scanned can be scanned even if the value exceeds. Therefore, even if the permanent magnet is downsized and the laser radar is downsized, a wide scanning range can be secured in the horizontal direction.
1−レーザレーダ
10−水平走査機構
11−リニアモータ
12−受光部
13−投光部
14−受光レンズ
15−投光レンズ
16−ステッピングモータ
17−板ばね
18−水平走査位置検出部
19−ホルダ
1-laser radar 10-horizontal scanning mechanism 11-linear motor 12-light receiving unit 13-light projecting unit 14-light receiving lens 15-light projecting lens 16-stepping motor 17-plate spring 18-horizontal scanning position detecting unit 19-holder
Claims (1)
第2の永久磁石と、
前記第1の永久磁石と前記第2の永久磁石の磁界に対して直交する方向に電流が流れるように配置されたコイルと、
前記第1の永久磁石と前記第2の永久磁石の面から所定間隔空けて、それらに対して平行移動するように前記コイルを支持する弾性体と、
前記コイルの位置を検出する位置検出手段と、
前記コイルに供給する電流の向きおよび大きさを制御する制御回路と、
を備え、
前記制御回路は、前記コイルの一端がいずれか一方の永久磁石の面内から他方の永久磁石の面内に移動した場合に、前記コイルに供給する電流を停止することを特徴とする走査制御装置。 A first permanent magnet;
A second permanent magnet;
A coil disposed so that a current flows in a direction orthogonal to the magnetic fields of the first permanent magnet and the second permanent magnet;
An elastic body that supports the coil so as to move parallel to the first permanent magnet and the surface of the second permanent magnet at a predetermined interval from each other;
Position detecting means for detecting the position of the coil;
A control circuit for controlling the direction and magnitude of the current supplied to the coil;
With
The control circuit stops the current supplied to the coil when one end of the coil moves from the surface of one of the permanent magnets to the surface of the other permanent magnet. .
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2009
- 2009-03-03 JP JP2009049535A patent/JP2010203907A/en active Pending
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