JP2010202264A - 合成樹脂製二重容器 - Google Patents

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Naoyuki Aoyama
直之 青山
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Abstract

【課題】内容器1と透明な外容器2の間に任意の図柄シート7を挿入してオリジナルの図柄の容器とすることができる合成樹脂製二重容器を実現する。
【解決手段】カップ状に成型される合成樹脂製の内容器1と、筒状であって内容器1が挿入される透明な合成樹脂製の外容器で構成する。内容器1の下端部に上方に向けて細くなる有底のテーパー状の嵌合突部3を形成し、外容器2の下端部に内容器1の嵌合突部3が嵌合する嵌合筒部4を形成する。嵌合筒部4には複数位置に縦方向のスリット5、5を形成し、スリットとスリット間の内周面複数位置に周方向の突条6を形成する。嵌合突部3の大径部分が嵌合筒部4の突条6を乗り越えることによって内容器と外容器を着脱自在とし、内容器と外容器の間に任意図柄を記載した図柄シートを挿入する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、内容器と外容器を容易に着脱することができる合成樹脂製二重容器を提供するものである。好ましくは、外容器を透明な合成樹脂製とし、内容器と外容器の間にオリジナルの図柄シートを挿入することによって、オリジナル図柄の容器を完成させることができる合成樹脂製二重容器に関するものである。
包装容器として、あるいは飲料容器として合成樹脂製の二重容器は広く知られている。従来公知の合成樹脂製二重容器、例えば特許文献1には、内容器と外容器を底部で支持させ、外容器の上端が内容器の外周面に係止される合成樹脂製二重容器の構造が開示されている。また、特許文献2には容器底部において内容器と外容器をネジによって螺合させ、上端のガスケットを密着させる構造が開示されている。さらに、特許文献3には、内容器と外容器を、その開口部において嵌合させて一体化し、内容器と外容器の間に装飾紙筒を挿入する思想が開示されている。
特開2006‐111271号公報 特開2008‐239157号公報 特開平11‐278559号公報
従来の合成樹脂製二重容器は、いずれも内容器と外容器を確実に固定するものであるため、簡単に着脱することができるものではなかった。また、内容器と外容器の間に装飾紙筒を配置する特許文献3に開示された発明は、商品表示のための紙筒を想定し、内容器と外容器は簡単に着脱することができるものではなかった。
本発明は、内容器と外容器を簡単に着脱することができ、内容器と外容器の間に任意の図柄シートを挿入することによってオリジナルの図柄の、例えば飲料容器を実現することができるようにすることを目的とするものである。また本発明の別の目的は、内容器と外容器を容易に着脱できることによって、飲み物によって内容器のみを交換して使い分けることができ、あるいは保形性が小さく安価に製造することができる内容器と、丈夫な外容器を組み合わせることによって丈夫で見栄えのよい合成樹脂製二重容器を安価に提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、請求項1記載の本発明に係る合成樹脂製二重容器は、カップ状に成型される合成樹脂製の内容器1と、筒状であって前記内容器1が挿入される合成樹脂製の外容器2で構成する。内容器1の下端部には、上方に向けて細くなるテーパー状である有底の嵌合突部3とするとともに、外容器2の下端部に内容器1の前記嵌合突部3が嵌合する嵌合筒部4を形成する。
外容器2の嵌合筒部4には、複数位置に縦方向のスリット5、5を形成するとともに、スリット5とスリット5間の内周面複数位置に周方向の突条6(アンダーカット)を形成し、内容器1の嵌合突部3の大径部分が外容器2の嵌合筒部4に形成した突条6を乗り越えることによって内容器1と外容器2を着脱自在に嵌合させる。
内容器1と外容器2の間には、図柄シート7を挿入することができる隙間8を形成し、この隙間8に適宜使用者の好みの図柄シート7を内容器と外容器の間に挿入する。
請求項1記載の本発明によれば、内容器1と外容器2を自由に着脱することができる。したがって、内容器1を例えば真空成型によって安価なカップ状容器として実施し、外観を形成する外容器2は例えば射出成型によって肉厚で高級感のある合成樹脂製容器として実施する。これにより、外観上或いは手にとって使用する上において丈夫で高級感のある容器を全体として安価に実施することができる。
内容器1を安価な成型品とすることによって、外容器2を共通とし収容物や用途によって内容器1を自由に取替えて使用することができる。また、外容器2をホルダとし、内容器1を消耗品として使用することもできる。
さらに、本発明によれば内容器1と外容器2の間に適宜好みの図柄シート7を適宜挿入することによって、使用者オリジナルの容器、すなわちマイカップを簡単に実現することができる。
図1は、本発明に係る合成樹脂製二重容器を下から見た分解斜視図、 図2は、一部を拡大表示する合成樹脂製二重容器の縦断面図、 図3は、図2のA−A線断面図、 図4は、外容器の嵌合筒部のみの展開図である。
以下、本発明を実施するための好ましい実施形態を添付の図面に基づいて説明する。
図示実施形態の合成樹脂製二重容器は、カップ状の内容器1と、筒状であって前記内容器1が挿入される外容器2と、印刷その他任意手段によって任意の図柄を記載した図柄シート7で構成する。
内容器1は例えば真空成型によってシート状部材から成型し、上端に外鍔9を形成し、下端部に上方に向けて細くなる有底のテーパー状の嵌合突部3を形成する。嵌合突部3は、カップ状内容器1の底部に段部10を設けることによってやや細径として下方に延長し、僅かに上方に向けて細径となるテーパー状としたものである。
内容器1が挿入される外容器2は、例えば射出成型によってある程度肉厚で丈夫な構造、形状の筒状に成型し、下端部に形成した段部11の下方に、内容器1の前記嵌合突部3が嵌合する嵌合筒部4を形成する。すなわち、嵌合筒部4の高さ寸法は内容器1の嵌合突部3の高さ寸法とほぼ対応するものである。
外容器2の嵌合筒部4には、図3及び図4に示すように複数位置(図面上の4箇所)に縦方向のスリット5、5を形成するとともに、スリット5とスリット5間の内周面複数位置(図面上の4箇所)に周方向の突条6(アンダーカット)を形成している。図示実施形態のスリット4及び突条6は四箇所以外の三ケ所や六ヶ所4であってもよい。なお、嵌合筒部4にスリット5を設けることによってバネ性、弾力性が生じ易く内容器と外容器を容易に着脱するとともに、安定良く嵌合させることができるものである。
上記構造とすることによって、図2(拡大図参照)に示すように内容器1の嵌合突部3の大径部分が外容器2の嵌合筒部4に形成した突条6を乗り越えることによって内容器1と外容器2を着脱自在に嵌合させることができる。内容器1嵌合突部3の最大径部分が、外容器2の嵌合筒部4に形成した突条6を乗り越えると、嵌合突部3がテーパー状であることから、相対的に外容器2が上方に押し上げられ、あるいは外容器2を手に持ったとき、内容器1が自重で下方に押し下げられ、外容器2の上端が内容器1の外鍔9下面に押し付けられる。すなわち、外容器2の上端は内容器1の外鍔9の底面に当接し、ガタツクことがなく二重容器として安定状態が保たれる。
外容器2を透明とし、内容器1と外容器2の間に図柄シート7を挿入すると外部から図柄シート7の図柄を見ることができる。図柄シートは、各種図柄を印刷したものであってもよいが、手描きシートであってもよい。図柄シート7は、内容器1外容器2の隙間8の形状であるテーパー筒状であってもよいが、平面的な用紙、すなわち隙間8の展開図である扇面形に近い用紙を丸めて隙間8に挿入するものであってもよい。
1…内容器、 2…外容器、 3…嵌合突部、 4…嵌合筒部、 5…スリット、 6…突条、 7…図柄シート、 8…隙間、 9…外鍔、 10、11…段部。

Claims (1)

  1. カップ状に成型される合成樹脂製の内容器と、筒状であって前記内容器が挿入される透明な合成樹脂製の外容器で構成し、内容器の下端部を上方に向けて細くなる有底のテーパー状の嵌合突部とし、外容器の下端部に前記内容器の嵌合突部が嵌合する嵌合筒部を形成し、該嵌合筒部には複数位置に縦方向のスリットを形成するとともに、スリットとスリット間の内周面複数位置に周方向の突条を形成し、内容器嵌合突部の大径部分が外容器の嵌合筒部に形成した突条を乗り越えることによって内容器と外容器を着脱自在に嵌合させ内容器と外容器の間に図柄シートを挿入することができる隙間を形成し任意好みの図柄シートを挿入することを特徴とする合成樹脂製二重容器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018118768A (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 花王株式会社 加飾容器
JP2018118767A (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 花王株式会社 加飾容器
JP2019077457A (ja) * 2017-10-20 2019-05-23 東罐興業株式会社 二重容器
JP2019119516A (ja) * 2018-01-11 2019-07-22 東罐興業株式会社 二重容器

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