JP2010200323A - 無線ネットワーク内のオーバーヘッドを縮小するシステム及び方法 - Google Patents

無線ネットワーク内のオーバーヘッドを縮小するシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、無線ネットワーク内のオーバーヘッドを縮小するシステム及び方法を提供する。
【解決手段】 オーバーヘッドを縮小する方法は、複数のパケットを巨大パケットに連結する段階を有する。複数のパケットのうちの各パケットは、ヘッダを有する。方法は、複数のヘッダの中から基本ヘッダを識別する段階を更に有する。方法は、それぞれ複数のパケットの中の基本ヘッダ以外の個々のパケットに関連し、個々のヘッダと複数のヘッダのうちの別のヘッダとの差の数を表す複数のハミング距離を決定する段階を更に有する。方法は、それぞれ複数のパケットの中の基本ヘッダ以外の個々のパケットに関連し、個々のヘッダと少なくとも1つの他のヘッダとの間の差に基づき決定される、複数の符号化値を決定する段階を更に有する。方法は、基本ヘッダ、複数のハミング距離及び複数の符号化値を有する巨大パケットを生成する段階、及び無線接続を介して送信する段階、を更に有する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、概して無線ネットワークに関し、より詳細には無線ネットワーク内のオーバーヘッドを縮小するシステム及び方法に関する。
無線周波数スペクトルは、如何なる無線システムにおいても無線事業者にとって貴重且つ十分でない資源である。従って、無線事業者にとっては、スペクトルを効率的に使用することが常に望ましい。特に、媒体アクセス制御(MAC)オーバーヘッドの効率は、スペクトル効率を達成するための主要な要因である。無線システム内のMACオーバーヘッドは、パケット・ヘッダ、制御及び管理パケット、セキュリティ・コンテキスト、メッセージ認証コード等を有する。MACオーバーヘッドを可能な限り縮小することは、MAC効率を有意に向上させ、従って無線資源を節約しうる。
本発明は、無線ネットワーク内のオーバーヘッドを縮小するシステム及び方法を提供する。
特定の実施形態によると、オーバーヘッドを縮小する方法は、複数のパケットを単一の巨大パケットに連結する段階を有する。複数のパケットのうちの各パケットは、ヘッダを有する。方法は、複数のヘッダの中から基本ヘッダを識別する段階を更に有する。方法は、複数のハミング距離を決定する段階を更に有する。各ハミング距離は、複数のパケットのうちの基本ヘッダ以外の個々のパケットに関連する。ハミング距離は、個々のヘッダと複数のヘッダのうちの別のヘッダとの間の差の数を表す。方法は、複数の符号化値を決定する段階を更に有する。各符号化値は、それぞれ複数のパケットのうちの基本ヘッダ以外の個々のパケットに関連し、個々のヘッダと少なくとも1つの他のヘッダとの間の差に基づき決定される。方法は、基本ヘッダ、複数のハミング距離及び複数の符号化値を有する巨大パケットを生成する段階を更に有する。方法は、巨大ヘッダを有する巨大パケットを無線接続を介して送信する段階も有する。
幾つかの実施形態によると、オーバーヘッドを縮小する方法は、無線接続を介して、巨大ヘッダ及び複数の連結されたパケットを有する巨大パケットを受信する段階を有する。方法は、巨大ヘッダ内の、複数のパケットのうちの1つに関連する基本ヘッダ並びに複数のパケットのうちの識別されたパケット以外の各パケットに関連する少なくとも1つのハミング距離及び少なくとも1つの符号化値を識別する段階も有する。方法は、基本ヘッダ並びに個々のハミング距離及び符号化値に基づき、複数のパケットに関連する複数のヘッダを再生成する段階を更に有する。
特定の実施形態の技術的利点は、無線ネットワーク内でパケットを通信するときに関与するヘッダ・オーバーヘッドの量を低減することを含む。この低減は、受信側に元のヘッダ内の全ての情報を受信させながら達成されうる。従って、無線ネットワークの資源は、一層効率的に使用される。
他の技術的利点は、以下の図面、説明及び請求項から当業者に直ちに明らかである。更に、特定の利点が以上に列挙されたが、種々の実施例は、列挙された利点の何れも有さないか又は一部若しくは全てを有してよい。
本発明の特定の実施例及びその利点のより完全な理解のため、添付の図面と共に以下の説明を参照する。
特定の実施形態による、種々の通信ネットワークを有する通信システムを示す。 特定の実施形態による、エンドポイント及び基地局の詳細図を有する無線ネットワークを示す。 特定の実施形態による、元のパケットより少ないオーバーヘッドを有する単一の巨大パケット内の幾つかのパケットの連結を示す。 特定の実施例による、無線ネットワーク内のオーバーヘッドを縮小する方法を示す。
図1は、特定の実施形態による、種々の通信ネットワークを有する通信システムを示す。通信システム100は、複数の相互接続されたネットワーク110を有してよい。各ネットワーク110は、独立に又は他のネットワークと連携して1又は複数の異なるサービスを実現するよう設計された種々の通信ネットワークの何れであってもよい。例えば、ネットワーク110は、インターネット・アクセス、オンライン・ゲーム、ファイル共有、ピア・ツー・ピア・ファイル共有(P2P)、ボイス・オーバ・インターネット・プロトコル(VoIP)の呼、標準的にネットワークにより提供される如何なる他の種類の機能を実現してもよい。ネットワーク110は、有線又は無線通信の何れかのための種々のプロトコルの何れを用いて、該ネットワーク110の個々のサービスを提供してよい。例えば、ネットワーク110aは、WiMAXとして広く知られている802.16無線ネットワーク(例えば、802.16j又は802.16m)を有してよく、基地局120のような基地局及び中継局130のような中継局を有してよい。ネットワーク110aは、802.16jを実装することにより、中継局130の使用を提供してよい。中継局を用いるWiMAXネットワークは、モバイル・マルチホップ・リレー(MMR)ネットワークとして表される。
ネットワーク110aのような無線プロトコル(例えば802.16m)を用いるネットワーク内では、構成要素間の通信はパケットにより行われてよい。通信されるべきデータに加え、これらのパケットはMACオーバーヘッドを有してよい。オーバーヘッドは、パケットに関する情報(例えば、送信元、宛先、ペイロードのサイズ等)やセキュリティ情報(例えば、メッセージ認証コード、セキュリティ・コンテキスト等)を有するヘッダを有してよい。この情報は、各パケットに含まれるが実際の所望のデータ又は情報の通信に直接貢献しないので、有意なオーバーヘッドを生成しうる。情報がオーバーヘッドを生じさせる一方で、完全性の保護及び起こり得るセキュリティ・アタック及び傍受に対する暗号化をパケットに提供する必要がありうる。特定の実施形態では、2以上のパケットを単一の巨大パケットに連結し、次にヘッダを圧縮することにより及び/又は連結されたパケットに用いられるセキュリティ情報の量を低減することにより、オーバーヘッドが低減されうる。
パケット(及び巨大パケット)は、無線ネットワーク110aの構成要素間で無線リンクを介して通信されてよい。より詳細には、各エンドポイント、中継局及び/又は基地局との間には、無線接続150のような無線コネクション又はリンクがあってよい。無線接続150は、例えば(例えば、ダウンリンク又はアップリンク・マップに記述されるような)特定の中心周波数、特定の帯域幅、特定のタイムスロット及び/又は特定のサブチャネルの組み合わせのような種々の無線資源を有してよい。特定の無線接続150の実際の特性は、用いられる通信規格(例えばWiMAX)に依存しうる。
無線ネットワーク110a内では、MACオーバーヘッドは、パケット・ヘッダ、制御及び管理パケット、セキュリティ情報等を有してよい。簡単のため、セキュリティ情報という用語は、パケット・ペイロードを保護(例えば、認証)するために用いられうる1又は複数のメカニズムのための一般用語として用いられうる。例えば、802.16システムでは、データ・パケットの暗号文メッセージ認証コード(CMAC)値、又はMAC管理メッセージのCMACタプル/CMACダイジェストは、セキュリティ情報と見なされてよい。セキュリティ情報の別の例は、IPSecの認証ヘッダである。
通信システム100は4個の異なるネットワーク、ネットワーク110a−110dを有するが、用語「ネットワーク」は概してウェブ・ページ、電子メール、テキスト・チャット、ボイス・オーバIP(VoIP)及びインスタント・メッセージを通じて送信される信号、データ及び/又はメッセージを含む信号、データ及び/又はメッセージを送信可能な如何なるネットワーク又はネットワークの組み合わせも定めるとして解釈されるべきである。ネットワークの範囲、大きさ及び/又は構成に依存して、ネットワーク110a−110dの任意の1つは、LAN、WAN、MAN、PSTN、WiMAXネットワーク、インターネットのような世界的な分散型ネットワーク、インターネット、エクストラネット又は他の形式の無線若しくは有線ネットワークであってよい。説明及び簡単のために、ネットワーク110aは、少なくとも部分的にWiMAXを介して実施されるMANであり、ネットワーク110bはPSTNであり、ネットワーク110cはLANであり、ネットワーク110dはWANである。
図示された実施形態では、ネットワーク110a、110c及び110dはIPネットワークであってよい。IPネットワークは、パケット内にデータを配置し、1又は複数の通信経路に沿って各パケットを個別に選択された宛先へ送信することによりデータを送信する。ネットワーク110bは、例えば中継局、電話局、移動電話中継局、ページャ中継局、遠隔端末及び世界中に配置された他の関連する通信機器を有しうるPSTNであってよい。ネットワーク110dは、ネットワーク110bにゲートウェイを通じて結合されてよい。実施形態に依存して、ゲートウェイはネットワーク110b又は110dの一部であってよい(例えば、ノード170e又は170cがゲートウェイを有してよい)。ゲートウェイは、PSTN110bがネットワーク110a、110c及び110dのような非PSTNネットワークと通信することを可能にしうる。
ネットワーク110は、複数の有線リンク160、無線接続150及びノード170を介して互いに及び他のネットワークに接続されてよい。有線リンク160、無線接続150及びノード170は種々のネットワークを接続するだけでなく、それらはエンドポイント140を互いに及び任意のネットワーク110の一部に接続された任意の他の構成要素に又は任意のネットワーク110の一部に相互接続する。ネットワーク110a−110dの相互接続は、エンドポイント140がデータを通信し、互いの間でシグナリングを制御することを可能にするとともに、任意の中間構成要素又は装置がデータを通信し及び信号を制御することを可能にする。従って、エンドポイント140のユーザは、データを送受信し、1又は複数のネットワーク110a−110dに結合された各ネットワーク構成要素の間で信号を制御することができる。
ノード170は、ネットワーク構成要素、セッション境界制御部、ゲートキーパ、基地局、コンファレンス・ブリッジ、ルータ、ハブ、スイッチ、ゲートウェイ、エンドポイント又は通信システム100内でパケットの交換を可能にする任意の数の通信プロトコルを実施する如何なる他のハードウェア、ソフトウェア若しくは組み込みロジックの任意の組み合わせを有してよい。例えば、ノード170はゲートウェイを有してよい。ノード170eは、ゲートウェイとして、異なるネットワークにより用いられる種々のプロトコル間の通信を翻訳してよい。
エンドポイント140及び/又はノード170は、ハードウェア、コンピュータ可読媒体内に組み込まれたソフトウェア及び/又はハードウェア内に組み込まれた若しくは他の格納された符号化されたロジックの任意の組み合わせを通じてユーザにデータ又はネットワーク・サービスを提供しうる。例えば、エンドポイント140a−140dは、携帯電話、IP電話、コンピュータ、ビデオ・モニタ、カメラ、パーソナル・データ・アシスタント又は1又は複数のネットワーク110を用いてパケット(又はフレーム)の通信を支援する如何なる他のハードウェア及び/又は埋め込まれたソフトウェア若しくは符号化ロジックを有してよい。エンドポイント140は、無人又は自動システム、ゲートウェイ、他の中間構成要素若しくはデータ及び/又は信号を送信若しくは受信できる他の装置も有してよい。
図1は特定の数且つ特定の構成のエンドポイント、接続、リンク及びノードを図示するが、通信システム100は、データを通信するために任意の数又は配置のこれらの構成要素を有してよい。更に、通信システム100の要素は、互いに中央に配置された(ローカルの)又は通信システム100の全域に分散された構成要素を有してよい。
図2は、特定の実施形態による、エンドポイント及び基地局の詳細図を有する無線ネットワークを示す。図示された実施形態は、IPネットワーク205、基地局210及びエンドポイント270を有する簡略化されたネットワークである。別の実施形態では、ネットワーク200は、任意の数の有線又は無線ネットワーク、基地局、エンドポイント及び/又は有線若しくは無線接続を介するかに拘わらずデータ及び/又は信号の通信を実現し若しくは関与する如何なる他の構成要素(例えば、中継局)を有してもよい。
図示された実施形態では、基地局210は、プロセッサ212、メモリ214、インタフェース216、無線通信機217及びアンテナ218を有する。同様に、エンドポイント270は、プロセッサ272、メモリ・モジュール274、無線通信機277及びアンテナ278を有する。これらの構成要素は、従来の無線ネットワークより少ないオーバーヘッドを用いてパケットを通信するような無線ネットワーク機能を提供するために共に動作してよい。
ネットワーク200の種々の構成要素を詳細に見ると、IPネットワーク205は、図1に関連して上述した1又は複数のネットワーク110を有してよい。例えば、IPネットワーク205は、インターネット、LAN,WAN、MAN、PSTN又はこれらの幾つかの組み合わせを有してよい。
便宜上、基地局210及びエンドポイント270の同様の構成要素は、適切な場合には一緒に議論される。プロセッサ212及び272は、マイクロプロセッサ、制御部又は如何なる他の適切なコンピュータ素子、資源又は単独若しくは他の構成要素(例えば、メモリ214及び/又は274)と連携して無線ネットワーク機能を提供するハードウェア、組み込み型ソフトウェア及び/又は符号化ロジックの組み合わせであってもよい。このような機能は、本願明細書に記載される種々の無線機能を有してよい。例えば、プロセッサ212及び272は、どのパケットを連結するか、及びヘッダをどのように圧縮してセキュリティ情報の量を低減するかを決定可能であってよい。更なる例及び少なくとも部分的にプロセッサ212及び272により提供される機能は、以下に記載される。
メモリ・モジュール214及び274は、如何なる形態の揮発性又は不揮発性メモリであってよく、磁気媒体、光学媒体、ランダム・アクセス・メモリー(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、フラッシュ・メモリ、取り外し可能媒体又は如何なる他の適切なローカル若しくはリモートの1又は複数のメモリ構成要素を有するがこれらに限定されない。メモリ・モジュール214及び274は、コンピュータ可読媒体内に組み込まれたソフトウェア及び/又はハードウェア内に組み込まれた若しくは他の格納された符号化ロジック(例えば、ファームウェア)を有する、基地局210及びエンドポイント270によりそれぞれ利用される如何なる適切なデータ又は情報を格納してよい。例えば、特定の実施形態では、メモリ・モジュール214及び274は、基地局210及びエンドポイント270の間で通信されるパケットのためのセキュリティとして用いられる暗号に関する情報を格納してよい。メモリ・モジュール214及び274は、リスト、データベース又はデータを適正な構成要素へどのように転送するかを決定するのに有用なデータの他の機構を保持してもよい。
無線通信機217及び277は、それぞれ、アンテナ218及び278に又はそれらの一部に結合されてよい。無線通信機217及び277は、他の基地局、中継局及び/又はエンドポイントへ無線接続を介して送信されるべきデジタル・データを受信してよい。無線通信機217及び277は、デジタル・データを適切な中心周波数及び帯域幅パラメータを有する無線信号に変換してよい。これらのパラメータは、例えば基地局210のプロセッサ212及びメモリ214の組により予め定められてよい。次に、無線信号は、アンテナ218及び278を介して適切な受け手へ送信されてよい。同様に、無線通信機217及び277は、それぞれアンテナ218又は278を介して受信された無線信号を、必要に応じてプロセッサ212又は272により処理されるべきデジタル・データに変換してよい。無線通信機217とアンテナ218及び無線通信機277とアンテナ278はそれぞれ共に無線インタフェースを形成しうる。
基地局210は、シグナリング及び/又は基地局210とネットワーク205との間のデータの有線通信のために用いられうるインタフェース216も有する。例えば、インタフェース216は、基地局210が有線接続を介してネットワーク205へデータを送信及びネットワーク205からデータを受信することを可能にするために必要とされうる如何なるフォーマット又は変換を実行してもよい。図示されないが、エンドポイント270は有線インタフェースを有してもよい。
エンドポイント270は、データ及び/又は信号を基地局210へ送信可能な及び基地局210から受信可能な任意の種類の無線エンドポイントであってよい。幾つかの可能な種類のエンドポイント270は、デスクトップ・コンピュータ、PDA、携帯電話、ラップトップ及び/又はVoIP電話機を有してよい。
上述のように、基地局210及びエンドポイント270の構成要素は、ネットワーク220内のオーバーヘッドの量を減少させるよう動作しうる。より詳細には、基地局210及びエンドポイント270は、2以上の連結されたパケット、圧縮されたヘッダ及び/又は減少されたセキュリティ情報を有する巨大パケットを用いて通信してよい。巨大パケットの使用は、個々の連結されないパケットを用いる場合と比べてオーバーヘッドの量を低減しうる。
基地局210及びエンドポイント270との間の通信はパケットを介して送信される。最初に、各パケットは1つのMACヘッダを有してよい。更に、パケットはセキュリティ情報を有することが望ましい(例えば、パケットはセキュリティ・アルゴリズムによって保護されている)。各パケットにヘッダ及びセキュリティ情報の両方を含めることは、該パケットがセキュリティ・トンネルを通じて又は単一のリンクを介して伝搬するときにも生じうる。便宜上、基地局210は送信機であり、エンドポイント270は受信機であるとする。実際には、如何なるエンドポイント、基地局又は中継局(示されない)も、場合によっては送信機又は受信機になりうる。従って、巨大パケットの生成、符号化、暗号化、送信、受信、解読及び復号化に関して、以下に記載される機能及び/又は構成要素は、如何なる基地局、中継局又はエンドポイントに適用されてもよい。パケットの送信に関連するオーバーヘッドの量は、ヘッダの圧縮を行い、無線通信機210及びアンテナ218を介して該パケットを送信する前にセキュリティ情報を一式の連結されたパケットと共有するプロセッサ212により低減されうる。
場合によって、巨大パケットは、例えば複数のパケットを同一の構成要素へ単一のリンクを介して送信するために用いられてもよい。別の例として、巨大パケットは、1又は複数のリンクに渡るセキュアなトンネルを介して送信されてもよい。状況に拘わらず、プロセッサ212は、2以上のパケットを連結し、次にヘッダの圧縮を実行し及び/又はセキュリティ情報の量を低減させてよい。より詳細には、ヘッダの圧縮に関して、各パケットは該パケット自身のヘッダで開始してよい。次に、プロセッサ212は、連結されたパケットのヘッダ内の冗長を捜し除去してよい。セキュリティ情報の低減に関し、連結されたパケットの、別個に送信されたとしたら同一又は類似のセキュリティ情報を有しうるパケットは、巨大パケットからの同一のセキュリティ情報を共有してよい。これら両方の低減技術は以下により詳細に記載される。
巨大パケットの受信側は内容を解読可能にするため、連結されたパケット内で情報がどのように編成されているかを知る必要がある。従って、プロセッサ212が如何なるヘッダ圧縮方法を適用し又は如何なるセキュリティ情報を巨大パケットから共有する前に、基地局210及びエンドポイント270は(例えば送信機及び受信機は)、情報を交換し、圧縮アルゴリズムの設定及び詳細について合意してよい。これは、異なる種類の圧縮アルゴリズム、排他規則等の中からの選択を有してよい。802.16の環境では、この情報は、動的サービス追加要求/応答(DSA-REQ/RSP)メッセージ交換におけるtype-length-value(TLV)の形式で通信されてよい。幾つかの例では、動的サービス変更要求/応答(DSC-REQ/RSP)メッセージ交換は、圧縮の設定を変更するために用いられてよい。
図3は、ヘッダの圧縮及びセキュリティ情報の低減の両方の使用を示す。より詳細には、パケット310は、エンドポイント270へ送信されるべき複数のパケットを表しうる。次に、パケット310は、単一のパケット320に連結されてよい。次に、ヘッダの圧縮が適用され、巨大パケット330内に示されるように複数のパケットのヘッダ内の冗長を除去してよい。次に、如何なる暗号化、認証又は個々のパケットに適用されうる他のセキュリティ手段が(単独で送信される場合には)巨大パケット340に適用され、一式のセキュリティ情報(例えば、図3に示されるCMAC値)のみが全ての連結されたパケットのために用いられてよい。
特定の実施形態は、元のヘッダのセットにより用いられたビットより少ないビットを用いる単一のパケット320内の連結されたパケットのそれぞれに対して、新たなヘッダのセットを生成してよい。特定の実施形態では、これは、基本ヘッダとして1つのヘッダを用い、該基本ヘッダ又は前のヘッダとの相対的な差分により残りのヘッダを符号化することにより達成されうる。例えば、最初のヘッダは基本ヘッダであり、2番目のヘッダは最初のヘッダと2番目のヘッダとの間の差分を有するデルタ・ヘッダ(例えば、dhdr2)により表され、3番目のヘッダは3番目のヘッダと第2番目のヘッダとの間又は3番目のヘッダと最初のヘッダとの間の差分を有する3番目のヘッダ自身のデルタ・ヘッダ(例えば、dhdr3)により表されてよい。
特定の実施形態では、2つのヘッダの間の差分は、プロセッサ212により、2つのヘッダのビット列の各ビットに対する「排他的論理和(XOR、+を○で囲って表す)」演算を用いて決定されてよい。この演算を用い、2つのビットが同一のときに「0」及び2つのビットが異なるときに「1」を有する新たなビット列が生成されてよい。便宜上、排他的論理和演算の結果として生じた列は、デルタ・ヘッダとして表される。2つの2進列(例えば、「1」になる)の間の異なるビットの数は、ハミング距離と称されうる。
2つの元のヘッダ間の知られているハミング距離を個々のヘッダの長さ(例えば、ヘッダ当たりのビット数)と一緒に用い、可能なデルタ・ヘッダの数を決定することが可能である。より詳細には、ヘッダ1(Hdr1)とヘッダ2(Hdr2)との間のハミング距離が「m」に等しく、2つのヘッダのそれぞれが「n」個のビットを有する場合、Hdr2の「n」個のビットのうちの「m」個がHdr1内のビットと異なると決定されてよい。更に、どの「m」個のビットが異なるかを選択するC(n;m)の組み合わせが存在すると決定されてよい。次に、Hdr1が基本ヘッダとして用いられる場合、Hdr2に対してC(n;m)の可能性がある。Hdr1とHdr2との間の差分は、k個のビットを用いて符号化されてよい。ここで、k=ceil(logC(n;m))、ceilは実数と次に高い整数にマッピングするシーリング(ceiling)関数である。
これは、例により最もよく分かる。2つの元のヘッダHdr1及びHdr2が、それぞれ4ビットの長さを有し、Hdr1=(1,0,0,0)及びHdr2=(1,0,1,1)であるとする。2つのヘッダの間の差分、dhdr2と表記されるデルタ・ヘッダ2は、Hdr1及びHdr2の最初の2ビットが同一であり次の2ビットが異なるので、dhdr2=(0,0,1,1)になる。dhdr2から、プロセッサ212は、2つの異なるビットが存在するので、ハミング距離が2であると決定してよい。Hdr2の4個のビットのうちの2個がHdr1と異なるので、dhdr2のビットについて6個の可能な配置が存在する(0:(0,0,1,1)、1:(0,1,0,1)、2:(1,0,0,1)、3:(0,1,1,0)、4:(1,0,1,0)、5:(1,1,0,0))。プロセッサ212は、これらの6個の可能な配置を3個のビットを用いて符号化することができる。従って、本例では、dhdr2=(0,0,1,1)なので、プロセッサ212は最初のオプション(0)を用いてよく、dhdr2の符号化された値は「000」になるだろう。次に、Hdr1、ハミング距離、2、及び符号化値「000」は、Hdr2を再構成するためにプロセッサ272により用いられる。
前述の例は5ビット(ハミング距離値のために2ビット及びdhdr2の符号化のために3ビット)を用い、Hdr2(元の4ビットのHdr2よりも大きい)を圧縮する結果となったが、増大した長さを有するヘッダは、圧縮により更なる利益を得るだろう。例えば、ヘッダのビット列の長さが40に等しく、ハミング距離値が8であるとき、dhdr2の可能な組み合わせを符号化するために27ビットしか必要なく、ハミング距離値を表すために6ビットしか必要ない。従って、Hdr2は40ビットから33ビット(27+6)に圧縮されうる。特定の実施形態では、プロセッサ212は、実際に圧縮を実行する前に、ヘッダの圧縮が実際に必要なビット数を少なくするか否かを決定してよい。
上述のように、圧縮の一部は、幾つかの可能な組み合わせのうちの1つを用いて、デルタ・ヘッダ(例えばdhdr2)を符号化することにある。幾つかの実施形態では、全ての可能な組み合わせは、ネットワークの各構成要素のメモリ(例えば、メモリ214及びメモリ274)内に格納されてよい。特定の実施形態では、プロセッサ212にデルタ・ヘッダを符号化させるため及びプロセッサ272にデルタ・ヘッダを復号化させるための両方に、1つのアルゴリズムが用いられてよい。
符号化アルゴリズムは、デルタ・ヘッダ、及び2つの元のヘッダのハミング距離を用いて、符号化を決定してよい。特定の実施形態では、デルタ・ヘッダ内のビットは、0から開始する最下位ビット(LSB)から、n−1で終了する最上位ビット(MSB)まで番号付けられてよい。特定の実施形態では、符号化アルゴリズムは、2項係数に関する次の式を用いてよい。C(n;m)=C(n−1;m−1)+C(n−1;m)。換言すると、左辺側は、「n」個のビットのうち「m」個のビットが「1」である可能な組み合わせの総数を表す。右辺側は、2つの場合を示す。つまり、最初の項は最初のビットが「1」である組み合わせの数を表し、2番目の項は最初のビットが「0」である組み合わせの数である。特定の実施形態では、符号化は、1に等しい「m」個のLSBを有するデルタ・ヘッダを「0」に符号化することにより開始してよい。次に、「1」の最上位ビットが左に移動され、MSBが左端に到達するまで、各左への移動は符号化値を1だけ増加させる。次に、2つのMSBが該MSBの元の位置(全て右側)から左へ移動される。処理は、「m」個全てのMSBが「1」に等しくなる(例えば、全ての「1」が左側にある)まで繰り返し続けられる。n=5且つm=3の場合を以下の表に示す。
Figure 2010200323
最も左の列はデルタ・ヘッダであり、最も右の列は符号化値である。
ビット0〜4の各列の値は、符号化する値全体に部分的に貢献する値である。あるビットに貢献する値を決定する符号化の原則は、次の通りである。
・LSB(つまり、最も右のビット)から符号化する値の計算を開始する。
・「1」に等しいビットの値に0を割り当てる。
・i番目のLSBビットが0に等しいとき、i番目のLSBビットに値C(n−i−1;m−c−1)を割り当てる。
ここで、cは、最も右のビットから数えてi番目のLSBまでの「1」に等しい値を有するビットの累積数である。例えば、デルタ・ヘッダ「10011」の場合、ビット2の値はC(5−2−1;3−2−1)であり「1」に等しく、ビット3の値はC(5−3−1;3−2−1)であり「1」に等しい。従って、符号化値は、これら2つの値の和であり、2に等しい。
特定の実施形態では、プロセッサ212は、whileループを用いてデルタ・ヘッダを符号化してよい。例えば、次のwhileループは符号化値(val)を出力してよい。
Figure 2010200323
ここで、d[i]は、「n」個のビット及びハミング距離「m」を有するデルタ・ヘッダ(2つのヘッダのXOR演算により決定される)のi番目のビットである。
同様に、エンドポイント270がビット列長(n)、ハミング距離(m)及び符号化値(val)を受信すると、プロセッサ272は次のループを用いて元のデルタ・ヘッダを決定することが可能である。
Figure 2010200323
デルタ・ヘッダの符号化値を復号化した後、エンドポイント270は、基本ヘッダ及びデルタ・ヘッダにXOR演算を適用することにより、ヘッダを容易に解凍することができる。
2つのヘッダの圧縮に用いられたのと同じ技術が、複数のヘッダに適用されてよい。より詳細には、複数のヘッダのうちの1つが基本ヘッダとして選択され、次に、次のヘッダが2番目のヘッダと基本ヘッダとの間の差異に基づき符号化されてよい。次に、後続のヘッダは、元の基本ヘッダ又は1つの他の前のヘッダの何れかとの差異に基づいてよい。
ヘッダを圧縮するとき、望ましくは、可能な限り少ないビットを用いてデルタ・ヘッダを符号化する。従って、望ましくは、複数のデルタ・ビット列を符号化するための、最短スパニング・パス(例えば、最短のハミルトン路)又は最小スパニング・ツリーを発見してよい。従って、基本ヘッダは、最短パス又は最小スパニング・ツリーを提供する種々の異なる技術及び/又は方針の中の何れを用いて複数のヘッダの中から選択されてもよい。例えば、単一パス法、スター・パス法又はツリー・トポロジ法が用いられてもよい。
単一パス法は、複数のヘッダを圧縮する段階を有してよい。(最初の基本ヘッダの後の)各ヘッダは、該ヘッダの前のヘッダに基づき符号化される。このような方法を用いるとき、望ましくは、全てのヘッダを網羅する最短ハミルトン路を発見してよい。解を近似する1つの可能な方法は、スパニング・パスの発見であってよい。次に、最初のヘッダは、基本ヘッダと見なされ、Hdr1と表記される。受信機のために全てのヘッダを圧縮するために、送信機は、符号化シーケンスに次の情報、つまりx、HD2、HD3、...、HDx、Hdr1、En2、En3、...Enx(xはヘッダの数;HDxはHdrxのハミング距離;Enxはdhdrxの符号化値である)。dhdrxは次式の通りである。
Figure 2010200323
符号化シーケンスを受信すると、エンドポイント270は、基本ヘッダHdr1から開始して全てのヘッダを順次解凍する。これら全てのヘッダは損なわれることなく復元される。最終的に、エンドポイント270は、最初にHdrx−1を再構成した後にHdrxを解凍し、次にEnxを復号化し、HdrxとHdrx−1との間の差異であるdhdrxを得て、そして最後にHdrxを得るために次式を適用してよい。
Figure 2010200323
スター・トポロジ法では、プロセッサ212は1つの基本ヘッダを発見し、次に残りのヘッダが共通の基本ヘッダに基づき符号化されてよい。従って、望ましくは、基本ヘッダから全ての他のヘッダまでのハミング距離の和が最小になるような基本ヘッダが発見されてよい。スター・トポロジのために適切な基本ヘッダを発見した後、該基本ヘッダはHdr1と表記される。次に、基地局210は、以下の情報、つまりx、HD2、HD3、...、HDx、Hdr1、En2、En3、...、Enxをエンドポイント270に伝達してよい。一旦受信されると、ヘッダは全て、プロセッサ272により、共通のヘッダHdr1から再構成されてよい。例えば、Hdrxは、最初にdhdrxを符号化値Enxから復号化することにより再構成されてよい。次に、Hdrxのビット列は、次式を適用することにより復元することができる。
Figure 2010200323
ツリー・トポロジ法では、プロセッサ212は、最小スパニング・ツリーを発見してよい。親ヘッダが、該親ヘッダの直接の子のヘッダに対する基準として用いられる。最小スパニング・ツリーを発見する計算時間は、プリムのアルゴリズムにより決定されてよい。ツリーのパターンは、縦型探索(DFS)又は横型探索(BFS)のような種々の知られている技術のうちの如何なるものを用いて表されてもよい。
ツリーを表現するために用いられる技術に拘わらず、望ましくは、ツリー構造のシンボル表現を2進表現に変換し、それにより受信機に容易に伝達されるようにしてよい。換言すると、レベルの変化を示すために用いられるシンボル又はツリーの構造に関する他の情報は、エンドポイント270へ伝達するために2進法で表現される必要があってよい。例えば、縦型探索法では、「0」は定期的な頂点(例えば、ヘッダ)であり、「1」はバックトラッキングのとき(例えば、如何なる子も有さない頂点に達したとき)を示してよい。縦型探索法では、各縦型探索の最初の2ビットの2進表現は同じなので(最初の2ビットには如何なるバックトラッキングも存在しない)、最初の2ビット(「0,0」)は不要であってよい。従って、特定の実施形態では、これら2ビットはツリー表現から外されてよい。特定の実施形態では、受信側は、ヘッダに存在するより2つ少ない「0」を検出すると(例えば、各ヘッダは1つの「0」により表現されるが、最初の2つの不要な「0」が除去される)、ツリー表現の列の末尾を識別しうる。別の例として、横型探索法では、「0」は定期的な頂点を表し、「1」はツリーの次に低いレベルへの移動又は頂点が如何なる子も有さない場合を表してよい。特定の実施形態では、直前のレベルにある頂点の数並びに現在のレベルにある「1」及び「0」のグループの数を追跡及び/又は比較することにより、「1」がレベルを移動することを表すのか又は如何なる子も有さないことを表すのかを決定することが可能であってよい。特定の実施形態では、最初の2ビットは常に「0,1」なので、ツリーの2進表現から除外されてよい。更に、特定の実施形態では、ヘッダに存在するより1つ少ない「0」を発見すると、2進表現の終わりを発見することが可能であってよい。
ツリー構造が表現されると、次に、基地局210は次の情報、つまりx、ツリー表現、親に対する各ヘッダのハミング距離、全ての他のヘッダを子孫に有するルート・ヘッダ、各子孫ヘッダと該子孫ヘッダの親ヘッダとの間の差異の符号化値をエンドポイント270へ伝達してよい。
実施形態に依存して、ヘッダの圧縮に関する追加の制約が設けられてよい。例えば、ヘッダ内の特定のビットは、圧縮から除外されてよい。例えば、802.16eの環境では、「ヘッダ・チェックサム」のフィールドは圧縮から除外されてよい。この場合には、802.16規格のMACヘッダ内の最後の8ビットは、符号化されたデルタ表現内に損なわれることなく保持されてよい。追加の制約の別の例として、連結されたパケットの複数のヘッダは、一式の規則に基づき幾つかのグループに分割されてよい。これらの規則は、異なる種類のヘッダが単一の巨大パケットに連結されるときに、圧縮効率を向上させるために実施されてよい。例えば、802.16eの環境では、HT=0(ペイロードを有するヘッダ)及びHT=1(ペイロードを有さないシグナリングのヘッダ)の場合に、2つのグループに分離されてよい。更に別の制約は、処理の前に圧縮率が特定の閾より高いことを要求してもよい。
幾つかの実施形態では、ヘッダの圧縮に加え、プロセッサ212は、暗号及び完全性保護を含むセキュリティ情報を連結されたパケット同士で共有してもよい。これは、巨大パケットが圧縮ヘッダを有するか否かに拘わらず行われてよい。プロセッサ212は、巨大パケット内のこれらのパケットを保護するための一式のセキュリティ情報を用いることにより、セキュリティ情報に関連するオーバーヘッドを縮小しうる。縮小されない場合には、巨大パケットの各パケットが一式のセキュリティ情報を必要とする。より詳細には、例えば、連結されている複数のパケットが存在し、これら全てのパケットが共通のセキュリティ鍵を用い個々のパケットの内容を暗号化/解読/認証する場合、同一のセキュリティ鍵が巨大パケットに適用されてよい。単一の鍵のみを用いることにより、パケットのオーバーヘッドは、処理要件の如何なる有意な増大もパケット又はパケットのペイロードのセキュリティの低下も伴わずに、複数のセットのセキュリティ情報から単一のセットのセキュリティ情報に縮小される。
セキュリティ情報が巨大パケットに対して共有又は縮小されうる少なくとも2つの例がある。第1の例は、一般的な通信システム内の単一ホップで生じる。より詳細には、互いに単一ホップ内で2つの局の間で通信されるパケットは、全部ではないが、同一のセキュリティ情報を利用してよい。従って、基地局210は、エンドポイント270へ向けて送信されたパケットを連結することができ、同一の鍵を巨大パケットに適用し、一式のセキュリティ情報のみを用いて巨大パケットの全ての連結されたパケットを保護することができる。第2の例は、マルチホップ中継システム(例えば、セキュア・トンネルが1又は複数の中継局を通過してよい)内のセキュア・トンネルの使用と共に生じる。セキュア・トンネルの2つの端の局では、同一の鍵が用いられ、トンネルを通過する全てのパケットを暗号化/復号化する。従って、該鍵は、マルチホップ・システム内のセキュア・トンネルを通じて送信される巨大パケットの複数のパケットの間で共有されてよい。
実施形態又は状況に依存して、パケットのセキュリティ情報は、暗号化データ・パケットの認証データ又は平文で示される制御パケットの認証データであってもよい。例えば、802.16の環境では、Advanced Encryption Standard-Combined Cypher Machine(AES-CCM;ここでCCMはCBC−MACを有するCTRモードを表し;CTRはカウンタ・モード暗号化を表し;CBCは暗号ブロック連鎖を表し;MACはメッセージ認証コードを表す)モードは、CMAC値であってよく、一方で制御パケットのセキュリティ情報はCMACダイジェスト又はCMACタプルであってよい。前者の場合には、巨大パケット(例えば、802.16jの中継MAC PDU)のペイロード全体を認証するために同一のCMAC値が用いられてよい。後者の場合には、全てのMAC管理メッセージを認証するために、同一のCMACタプルが巨大パケット内で連結された全てのMAC管理メッセージに適用されてよい。
巨大パケット内の連結された全てのパケットに単一のセットのセキュリティ情報を用いることにより、パケットの通信に関連する全体のオーバーヘッドは、セキュリティに有意な影響を与えることなく縮小される。より詳細には、各巨大パケットは、一式のセキュリティ情報のみしか伝達しなくてよい。このセキュリティ情報は巨大パケット、及び該巨大パケット内の複数のパケットを保護することができる。従って、巨大パケット内の複数のパケットのセキュリティは、感知できるほど弱められることがない。一方で、オーバーヘッドは有意に低減される。
特定の実施形態では、望ましくは、自動再送要求(ARQ)動作を適用し、例えば無線リンクを介した長い連結されたパケットの送信の堅牢性を強化してよい。従って、幾つかのデータ・ブロックが失われた場合、受信機は、否定応答(NACK)を送信側へ返送することができてよい。次に、送信側は、連結されたパケット内の全てのブロックを再送することなく、失われたブロックを送信してよい。同様に、特定の実施形態では、ハイブリッド型ARQ(HARQ)が用いられ、物理層(PHY)のレベルで無線リンクを介した送信の堅牢性を向上させてよい。
以上のように、幾つかの異なる実施形態及び特徴が提示された。特定の実施形態は、運用ニーズ及び/又は構成要素の制限に依存して、1又は複数の上述の特徴を結合してよい。これは、種々の組織及びユーザのニーズに多大なネットワーク200の順応性をもたらす。例えば、特定の実施例は、幾つかの基地局を用い、都市領域に無線アクセスを提供するか、単一の基地局が幾つかの中継局と共に用いられ、必要なカバレッジを提供してよい。更に、幾つかの実施形態では、基地局210は更に多くの又は少ない無線通信機を有してもよい。幾つかの実施形態は、追加又は異なる特徴を有してもよい。
図4は、特定の実施形態による、オーバーヘッドを縮小する方法を示す。簡略のため、図4に示された状況では、エンドポイントは幾つかのパケットを基地局へ送信しているとする(同一の段階が、基地局からエンドポイントへ送信されたパケットに対しても適用されてよい)。方法は、段階400で開始し、複数のパケットが1つの巨大パケットに連結される。状況に依存して、複数のパケットは、共通の宛先アドレスを共有してよく、又は単一のPHYバースト内で送信されるべきパケットであってよい。状況に依存して、パケットは、データ・パケット、制御パケット又は制御パケット及びデータ・パケットの組み合わせを有してもよい。巨大パケット内の各パケットは、該パケット自身のヘッダを有してよい。
段階410で、基本ヘッダが識別される。識別された基本ヘッダは、巨大パケット内の複数のパケットに関連するヘッダ・オーバーヘッドのうちで最も大きい縮小をもたらすヘッダであってよい。基本ヘッダを選択するために用いられる技術は、各ヘッダの符号化値を決定する(段階430)ために用いられた技術に依存して変化してよい。例えば、ツリー構造が用いられる場合、識別された基本ヘッダは、最短スパニング・ツリーをもたらすヘッダであってよい。
段階420で、複数のハミング距離が決定される。特定の実施形態では、特定のヘッダのハミング距離は、個々のヘッダを基本ヘッダと比較することにより決定されてよい。特定の実施形態では、ハミング距離は、個々のヘッダを巨大パケット内の複数のヘッダのうちの別のヘッダと比較することにより決定されてよい。特定のヘッダと比較されたヘッダは、用いられている技術(例えば、上述のような単一パス、スター、又はツリー)に部分的に基づき決定されてよい。用いられる技術に拘わらず、2つのヘッダの間の比較は、デルタ・ヘッダとして称されるビット列をもたらしてよい。特定の実施形態では、ハミング距離は、排他的論理和演算を実行し、次に個々のデルタ・ヘッダ内に結果として生じた「1」の存在を数えることにより決定されてよい。
段階430で、複数の符号化値が決定される。特定の実施形態では、符号化値の決定は、先ずデルタ・ヘッダを決定する段階を有する。次に、個々のヘッダ内のビット数及び段階420で決定されたハミング距離に基づき、デルタ・ヘッダの複数の可能な符号化値を決定することが可能である。各可能な符号化値は番号付けられ、各番号は特定のビット配置と関連付けられてよい。この複数の可能な符号化値の中から、どのビット配置がデルタ・ヘッダのビット配置に整合するかに基づき、実際の符号化値が選択されてよい。
段階440で、巨大パケットが生成される。巨大パケットの巨大ヘッダは、特に、段階420で各パケットに対して決定された複数のハミング距離、段階430で各パケットに対して決定された複数の符号化値、及び基本ヘッダを有してよい。幾つかの実施形態では、巨大ヘッダは、ツリー構造を表す情報を有してもよい。巨大ヘッダ内の情報から、各個々のヘッダを再構成することが可能であってよい。従って、巨大パケット内に個々のヘッダを維持する必要がない。特定の実施形態では、複数のパケットをそれら自身のヘッダと共に送信するのと比較して巨大ヘッダがオーバーヘッドの量を低減するか否かを決定するために、巨大ヘッダは、個々のヘッダと比較されてよい。
段階450で、巨大パケットはエンドポイントにより送信される。段階460で、巨大パケットは基地局により受信される。特定の実施形態では、巨大パケットは、無線接続を介して送信/受信されてよい。特定の実施形態では、巨大パケットは、802.16無線接続を介して送信されてよい。幾つかの実施形態では、巨大パケットは単一のバースト内で送信されてよい。
段階470で、各パケットと関連付けられた基本ヘッダ、ハミング距離及び符号化値が識別される。巨大ヘッダがツリー構造を表す情報を有する場合、ヘッダ間のツリー構造にされた関係も段階470で識別されてよい。段階480で、巨大ヘッダからの情報を用い、複数のパケットと関連付けられた個々のヘッダを再生成することが可能であってよい。より詳細には、ハミング距離及び符号化値から、デルタ・ヘッダが決定されてよい。デルタ・ヘッダを適切に復号化されたヘッダと比較することにより、現在のヘッダが復号化されてよい。上述のように、適切なヘッダは、基本ヘッダ又は巨大パケット内の他のヘッダのうちの1つであってよい。例えば、基本ヘッダは符号化されずに送信されてもよい。次に、2番目のヘッダのデルタ・ヘッダは、元の2番目のヘッダを決定するために、(例えば排他的論理和演算を用い)基本ヘッダと比較されてよい。次に、3番目のヘッダは、元の3番目のヘッダを決定するために、基本ヘッダ又は分かっている2番目のヘッダの何れかと比較されてよい。
図4に示された段階の幾つかは、必要に応じて結合され、変更され又は削除されてもよい。また、更なる段階がフローチャートに追加されてもよい。例えば、幾つかの実施形態では、連結されたパケットに関連するヘッダは、圧縮されてもよい。更に、段階は、特定の実施例の範囲から逸脱することなく如何なる適切な順序で実行されてもよい。
特定の実施形態が詳細に記載されたが、理解されるべき点は、特定の実施形態の精神及び範囲から逸脱することなく、種々の変更、代替、結合及び置換がなされてよいことである。例えば、運用上のニーズに従い又は必要に応じて、図2のような特定の図面に関して議論された特徴及び機能は、図1のような他の図面に関して議論された特徴及び機能と共に用いられてもよい。更に、如何なる構成要素も、必要に応じて、システム100と、ネットワーク200と又は互いに通信するために、別個の外部構成要素、統合された内部構成要素又はそれらの組み合わせとして設けられてよい。特定の実施形態は、これらの構成要素及びそれらの内部構成要素の配置に多大な柔軟性をもたらす。
当業者は、多数の他の変化、置換、変形、改造、及び変更を確認し得る。また本発明は、全てのこのような変化、置換、変形、改造、及び変更を特許請求の範囲内に包含すると見なされる。
実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1) オーバーヘッドを縮小する方法であって:
それぞれヘッダを有する複数のパケットを単一の巨大パケットに連結する段階;
前記の複数のヘッダの中から基本ヘッダを識別する段階;
複数のハミング距離を決定する段階;
複数の符号化値を決定する段階;
前記基本ヘッダ、前記複数のハミング距離及び前記複数の符号化値を有する巨大ヘッダを生成する段階;及び
前記巨大ヘッダを有する前記巨大パケットを無線接続を介して送信する段階;
を有し、
前記ハミング距離のそれぞれは、前記複数のパケットのうちの前記基本ヘッダ以外の個々のパケットに関連し、個々のヘッダと前記複数のヘッダのうちの別のヘッダとの間の差の数を表し、
前記符号化値のそれぞれは、前記複数のパケットのうちの前記基本ヘッダ以外の個々のパケットに関連し、個々のヘッダと少なくとも1つの他のヘッダとの間の差に基づき決定される、
ことを特徴とする方法。
(付記2) 複数の符号化値を決定する段階は、該符号化値毎に:
個々のヘッダの複数のビットを前記複数のヘッダの少なくとも1つの他のヘッダの複数のビットと比較することにより、デルタ・ヘッダを決定する段階;
個々のヘッダ内のビット数及び個々のハミング距離に基づき、複数の可能な符号化値を決定する段階;及び
前記デルタ・ヘッダに基づき、前記複数の可能な符号化値の中から符号化値を選択する段階;
を有する、
ことを特徴とする付記1記載の方法。
(付記3) 前記巨大ヘッダのサイズを前記複数のヘッダの総サイズと比較する段階;
前記巨大ヘッダのサイズが前記複数のヘッダの総サイズより少なくとも第1のビット数だけ小さいと決定すると、前記巨大ヘッダを有する前記巨大パケットを無線接続を介して送信する段階;及び
前記複数のヘッダの総サイズが前記巨大パケットのサイズより、最大で前記第1のビット数より少ない第2のビット数より大きいと決定すると、前記複数のパケットを個別に送信する段階;
を更に有する付記1記載の方法。
(付記4) 各ハミング距離及び各符号化値は、個々のヘッダ及び前記基本ヘッダに基づく、
ことを特徴とする付記1記載の方法。
(付記5) 第1のハミング距離及び第1の符号化値は、個々のヘッダ及び前記基本ヘッダに基づき;
残りの各ハミング距離及び符号化値は、個々のヘッダ及び個々のハミング距離と符号化値とが既に決定されている前のヘッダに基づく;
ことを特徴とする付記1記載の方法。
(付記6) 第1の数のハミング距離及び符号化値は、等しい数の個々のヘッダ及び前記基本ヘッダに基づき;
残りの各ハミング距離及び符号化値は、個々のヘッダ及び個々のハミング距離と符号化値とが既に決定されている前のヘッダに基づき;
前記巨大ヘッダは、個々のハミング距離及び個々の符号化値の決定に個々のヘッダと共に用いられた他のヘッダを表すツリー構造を有する;
ことを特徴とする付記1記載の方法。
(付記7) オーバーヘッドを縮小する方法であって:
無線接続を介して、巨大ヘッダ及び複数の連結されたパケットを有する巨大パケットを受信する段階;
前記巨大パケット内で、前記複数のパケットのうちの1つのパケットに関連する基本ヘッダ並びに前記複数のパケットのうちの識別されたパケット以外の各パケットに関連する少なくとも1つのハミング距離及び少なくとも1つの符号化値を識別する段階;及び
前記基本ヘッダ及び個々のハミング距離及び符号化値に基づき、前記複数のパケットと関連する複数のヘッダを再生成する段階;
を有する方法。
(付記8) 前記複数のパケットと関連する複数のヘッダを再生成する段階は、前記基本ヘッダ以外の複数のヘッダの該ヘッダ毎に:
個々のヘッダに関連するハミング距離及び符号化値に基づき、デルタ・ヘッダを決定する段階;及び
前記デルタ・ヘッダを前記基本ヘッダと比較する段階;
を有する、
ことを特徴とする付記7記載の方法。
(付記9) 前記複数のパケットと関連する複数のヘッダを再生成する段階は、前記基本ヘッダ以外の複数のヘッダの該ヘッダ毎に:
個々のヘッダに関連するハミング距離及び符号化値に基づき、デルタ・ヘッダを決定する段階;及び
前記デルタ・ヘッダを先に再生成されたヘッダと比較し、最初の比較は前記基本ヘッダと行われる、比較する段階;
を有する、
ことを特徴とする付記7記載の方法。
(付記10) 前記複数のパケットと関連する複数のヘッダを再生成する段階は、前記基本ヘッダ以外の複数のヘッダの該ヘッダ毎に:
個々のヘッダに関連するハミング距離及び符号化値に基づき、デルタ・ヘッダを決定する段階;及び
前記デルタ・ヘッダを先に再生成されたヘッダと比較する段階;
を有し、
最初の比較は前記基本ヘッダと行われ;
後続の各比較は、前記巨大ヘッダに含まれるツリー構造に基づき行われる;
ことを特徴とする付記7記載の方法。
(付記11) オーバーヘッドを縮小するシステムであって:
プロセッサ;及び
該プロセッサと結合されたインタフェース;
を有し、
当該プロセッサは:
それぞれヘッダを有する複数のパケットを単一の巨大パケットに連結し;
前記の複数のヘッダの中から基本ヘッダを識別し;
複数のハミング距離を決定し;
複数の符号化値を決定し;
前記基本ヘッダ、前記複数のハミング距離及び前記複数の符号化値を有する巨大ヘッダを生成し;
前記ハミング距離のそれぞれは、前記複数のパケットのうちの前記基本ヘッダ以外の個々のパケットに関連し、個々のヘッダと前記複数のヘッダのうちの別のヘッダとの間の差の数を表し、
前記符号化値のそれぞれは、前記複数のパケットのうちの前記基本ヘッダ以外の個々のパケットに関連し、個々のヘッダと少なくとも1つの他のヘッダとの間の差に基づき決定され;
当該インタフェースは:
前記巨大ヘッダを有する前記巨大パケットを無線接続を介して送信する;、
ことを特徴とするシステム。
(付記12) 前記プロセッサは、複数の符号化値を決定し、該符号化値毎に:
個々のヘッダの複数のビットを前記複数のヘッダの少なくとも1つの他のヘッダの複数のビットと比較することにより、デルタ・ヘッダを決定し;
個々のヘッダ内のビット数及び個々のハミング距離に基づき、複数の可能な符号化値を決定し;及び
前記デルタ・ヘッダに基づき、前記複数の可能な符号化値の中から符号化値を選択する;
ことを特徴とする付記11記載のシステム。
(付記13) 前記プロセッサは、更に、前記巨大ヘッダのサイズを前記複数のヘッダの総サイズと比較し;
前記インタフェースは:
前記巨大ヘッダのサイズが前記複数のヘッダの総サイズより少なくとも第1のビット数だけ小さいと決定すると、前記巨大ヘッダを有する前記巨大パケットを、無線接続を介して送信し;及び
前記複数のヘッダの総サイズが前記巨大パケットのサイズより、最大で前記第1のビット数より少ない第2のビット数より大きいと決定すると、前記複数のパケットを個別に送信する;
ことを特徴とする付記11記載のシステム。
(付記14) 各ハミング距離及び各符号化値は、個々のヘッダ及び前記基本ヘッダに基づく、
ことを特徴とする付記11記載のシステム。
(付記15) 第1のハミング距離及び第1の符号化値は、個々のヘッダ及び前記基本ヘッダに基づき;
残りの各ハミング距離及び符号化値は、個々のヘッダ及び個々のハミング距離と符号化値が既に決定されている前のヘッダに基づく;
ことを特徴とする付記11記載のシステム。
(付記16) 第1の数のハミング距離及び符号化値は、等しい数の個々のヘッダ及び前記基本ヘッダに基づき;
残りの各ハミング距離及び符号化値は、個々のヘッダ及び個々のハミング距離と符号化値とが既に決定されている前のヘッダに基づき;
前記巨大ヘッダは、個々のハミング距離及び個々の符号化値の決定に個々のヘッダと共に用いられた他のヘッダを表すツリー構造を有する;
ことを特徴とする付記11記載のシステム。
(付記17) オーバーヘッドを縮小するシステムであって:
無線接続を介して、巨大ヘッダ及び複数の連結されたパケットを有する巨大パケットを受信するインタフェース;及び
該インタフェースに結合されたプロセッサ;
を有し、
当該プロセッサは:
前記巨大パケット内で、前記複数のパケットのうちの1つのパケットに関連する基本ヘッダ並びに前記複数のパケットのうちの識別されたパケット以外の各パケットに関連する少なくとも1つのハミング距離及び少なくとも1つの符号化値を識別し;及び
前記基本ヘッダ及び個々のハミング距離及び符号化値に基づき、前記複数のパケットに関連する複数のヘッダを再生成する;
ことを特徴とするシステム。
(付記18) 前記プロセッサは、
前記複数のパケットに関連する複数のヘッダを再生成し、前記基本ヘッダ以外の複数のヘッダの該ヘッダ毎に:
個々のヘッダに関連するハミング距離及び符号化値に基づき、デルタ・ヘッダを決定し;及び
前記デルタ・ヘッダを前記基本ヘッダと比較する;
ことを特徴とする付記17記載のシステム。
(付記19) 前記プロセッサは、前記複数のパケットに関連する複数のヘッダを再生成し、前記基本ヘッダ以外の複数のヘッダの該ヘッダ毎に:
個々のヘッダに関連するハミング距離及び符号化値に基づき、デルタ・ヘッダを決定し;及び
前記デルタ・ヘッダを先に再生成されたヘッダと比較し、最初の比較は前記基本ヘッダと行われる;
ことを特徴とする付記17記載のシステム。
(付記20) 前記プロセッサは、前記複数のパケットに関連する複数のヘッダを再生成し、前記基本ヘッダ以外の複数のヘッダの該ヘッダ毎に:
個々のヘッダに関連するハミング距離及び符号化値に基づき、デルタ・ヘッダを決定し;及び
前記デルタ・ヘッダを先に再生成されたヘッダと比較し;
最初の比較は前記基本ヘッダと行われ;
後続の各比較は、前記巨大ヘッダに含まれるツリー構造に基づき行われる;
ことを特徴とする付記17記載のシステム。
100 システム
110 ネットワーク
120 基地局
130 中継局
140 エンドポイント
150 無線接続
160 有線リンク
170 ノード
200 ネットワーク
205 IPネットワーク
210 基地局
270 エンドポイント
212、272 プロセッサ
214、274 メモリ
216 インタフェース
217、277 無線通信機
218、278 アンテナ
310、320 パケット
330、340 巨大パケット

Claims (10)

  1. オーバーヘッドを縮小する方法であって:
    それぞれヘッダを有する複数のパケットを単一の巨大パケットに連結する段階;
    前記の複数のヘッダの中から基本ヘッダを識別する段階;
    複数のハミング距離を決定する段階;
    複数の符号化値を決定する段階;
    前記基本ヘッダ、前記複数のハミング距離及び前記複数の符号化値を有する巨大ヘッダを生成する段階;及び
    前記巨大ヘッダを有する前記巨大パケットを無線接続を介して送信する段階;
    を有し、
    前記ハミング距離のそれぞれは、前記複数のパケットのうちの前記基本ヘッダ以外の個々のパケットに関連し、個々のヘッダと前記複数のヘッダのうちの別のヘッダとの間の差の数を表し、
    前記符号化値のそれぞれは、前記複数のパケットのうちの前記基本ヘッダ以外の個々のパケットに関連し、個々のヘッダと少なくとも1つの他のヘッダとの間の差に基づき決定される、
    ことを特徴とする方法。
  2. 複数の符号化値を決定する段階は、該符号化値毎に:
    個々のヘッダの複数のビットを前記複数のヘッダの少なくとも1つの他のヘッダの複数のビットと比較することにより、デルタ・ヘッダを決定する段階;
    個々のヘッダ内のビット数及び個々のハミング距離に基づき、複数の可能な符号化値を決定する段階;及び
    前記デルタ・ヘッダに基づき、前記複数の可能な符号化値の中から符号化値を選択する段階;
    を有する、
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記巨大ヘッダのサイズを前記複数のヘッダの総サイズと比較する段階;
    前記巨大ヘッダのサイズが前記複数のヘッダの総サイズより少なくとも第1のビット数だけ小さいと決定すると、前記巨大ヘッダを有する前記巨大パケットを無線接続を介して送信する段階;及び
    前記複数のヘッダの総サイズが前記巨大パケットのサイズより、最大で前記第1のビット数より少ない第2のビット数より大きいと決定すると、前記複数のパケットを個別に送信する段階;
    を更に有する請求項1記載の方法。
  4. 各ハミング距離及び各符号化値は、個々のヘッダ及び前記基本ヘッダに基づく、
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 第1のハミング距離及び第1の符号化値は、個々のヘッダ及び前記基本ヘッダに基づき;
    残りの各ハミング距離及び符号化値は、個々のヘッダ及び個々のハミング距離と符号化値とが既に決定されている前のヘッダに基づく;
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 第1の数のハミング距離及び符号化値は、等しい数の個々のヘッダ及び前記基本ヘッダに基づき;
    残りの各ハミング距離及び符号化値は、個々のヘッダ及び個々のハミング距離と符号化値とが既に決定されている前のヘッダに基づき;
    前記巨大ヘッダは、個々のハミング距離及び個々の符号化値の決定に個々のヘッダと共に用いられた他のヘッダを表すツリー構造を有する;
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  7. オーバーヘッドを縮小する方法であって:
    無線接続を介して、巨大ヘッダ及び複数の連結されたパケットを有する巨大パケットを受信する段階;
    前記巨大パケット内で、前記複数のパケットのうちの1つのパケットに関連する基本ヘッダ並びに前記複数のパケットのうちの識別されたパケット以外の各パケットに関連する少なくとも1つのハミング距離及び少なくとも1つの符号化値を識別する段階;及び
    前記基本ヘッダ及び個々のハミング距離及び符号化値に基づき、前記複数のパケットと関連する複数のヘッダを再生成する段階;
    を有する方法。
  8. 前記複数のパケットと関連する複数のヘッダを再生成する段階は、前記基本ヘッダ以外の複数のヘッダの該ヘッダ毎に:
    個々のヘッダに関連するハミング距離及び符号化値に基づき、デルタ・ヘッダを決定する段階;及び
    前記デルタ・ヘッダを前記基本ヘッダと比較する段階;
    を有する、
    ことを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. 前記複数のパケットと関連する複数のヘッダを再生成する段階は、前記基本ヘッダ以外の複数のヘッダの該ヘッダ毎に:
    個々のヘッダに関連するハミング距離及び符号化値に基づき、デルタ・ヘッダを決定する段階;及び
    前記デルタ・ヘッダを先に再生成されたヘッダと比較し、最初の比較は前記基本ヘッダと行われる、比較する段階;
    を有する、
    ことを特徴とする請求項7記載の方法。
  10. 前記複数のパケットと関連する複数のヘッダを再生成する段階は、前記基本ヘッダ以外の複数のヘッダの該ヘッダ毎に:
    個々のヘッダに関連するハミング距離及び符号化値に基づき、デルタ・ヘッダを決定する段階;及び
    前記デルタ・ヘッダを先に再生成されたヘッダと比較する段階;
    を有し、
    最初の比較は前記基本ヘッダと行われ;
    後続の各比較は、前記巨大ヘッダに含まれるツリー構造に基づき行われる;
    ことを特徴とする請求項7記載の方法。
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