JP2010199677A - サーバ、及びサーバプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】同期がとれていない中継機が発生しても、システムの動作を可能とする。
【解決手段】管理サーバ2は、LAN7を介して中継機3の同期状態を監視しており、障害が発生するなどして、同期を維持できない中継機3が検知された場合、個々の中継機用の基本フレームを構成して、これを用いて情報をパケットにより個別のタイムスロットで送信したり、または、グループを同期のとれている複数の小グループに分解して、個々のグループ用の基本フレームを構成して、これを用いて情報をパケットにより個別のタイムスロットで送信したり、あるいは、個々のグループを異なるチャネルで通信させることにより、同期のとれなくなった中継機間、もしくは中継機グループ間を切り離して運用し、システムをとりあえず動作させ、全体がダウンすることを防止する。
【選択図】図3

Description

本発明は、サーバ、及びサーバプログラムに関し、例えば、サーバが基本フレームを用いて送信した情報を中継機が中継して無線端末に送信するものに関する。
複数の中継機(基地局)を介して端末にデータを送信する場合、各中継機の同期パケットを位相同期させるために従属同期網を構成する技術がある。
これは、例えば、基準となる中継機の同期パケットを他の中継機が受信し、他の中継機は、当該同期パケットを基準として、自己が同期パケットを送信するタイミングを決めるものである。
このような技術として、次の特許文献1の「基地局間同期確立方法及びシステム」がある。
この技術は、基地局が他の基地局の報知信号を受信して、自己が報知信号を送信するタイミングを独自に決定するものであり、これにより、各基地局がそれぞれの周囲の基地局に干渉及び妨害波を与えることなく、システム全体の同期を確立することができる。
ところが、複数の中継機が同期をとりながら多数の端末にデータを送信するシステムで、中継機の故障や電波障害などの何らかの理由により、中継機間の同期が維持できなくなった場合、その影響が従属する他の中継機にも波及し、システム全体が影響を受ける可能性があった。
特開平11−18143号公報
本発明の目的は、中継機が他の中継機に従属して同期をとっている場合に、同期がとれていない中継機が発生しても、システムの動作を可能とすることである。
本発明は、前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、グループを構成し、当該グループ内で同期のタイミングを調節して情報の送信を中継する中継機に情報を送信するサーバであって、前記グループを構成する中継機に対する情報を送信する情報送信手段と、前記中継機が前記グループ内で同期を維持しているか否かを監視する監視手段と、前記監視手段で、前記中継機が同期を維持していないことを検知した場合に、少なくとも同期を維持していない中継機を前記グループから分割する分割手段と、前記中継機に対して端末と通信に用いるチャネルを指定するチャネル指定手段と、を具備し、前記チャネル指定手段は、前記分割後に形成されているグループごとに異なるチャネルの使用を指定することを特徴とするサーバを提供する。
請求項2に記載の発明では、前記チャネル指定手段は、前記中継機に接続する端末に、前記分割後に形成されているグループごとの異なるチャネルを指定することを特徴とする請求項1に記載のサーバを提供する。
請求項3に記載の発明では、グループを構成し、当該グループ内で同期のタイミングを調節して1の情報の送信を中継する中継機に情報を送信する機能をコンピュータに発揮させるサーバプログラムであって、前記グループを構成する中継機に対する情報を送信する情報送信機能と、前記中継機が前記グループ内で同期を維持しているか否かを監視する監視機能と、前記監視機能で、前記中継機が同期を維持していないことを検知した場合に、少なくとも同期を維持していない中継機を前記グループから分割する分割機能と、前記中継機に対して端末と通信に用いるチャネルを指定するチャネル指定機能と、をコンピュータで実現し、前記チャネル指定機能は、前記分割後に形成されているグループごとに異なるチャネルの使用を指定することを特徴とするサーバプログラムを提供する。
本発明によれば、中継機のグループから同期がとれていない中継機を分割するなどして、同期がとれていない中継機が発生しても、システムの動作を可能とすることができる。
無線通信システムのネットワーク構成の一例を示した図である。 基本フレームの構成を説明するための図である。 中継機のツリー構造を説明するための図である。 管理サーバ、中継機、及び無線端末のハードウェア的な構成の一例を示した図である。 管理サーバ、中継機、及び無線端末の論理的な構成を説明するための図である。 中継機の同期が維持できない場合の処理について説明するための図である。 中継機の同期を維持できなくなった場合に、管理サーバが行う処理の第1の例を説明するための図である。 中継機の同期を維持できなくなった場合に、管理サーバが行う処理の第2の例を説明するための図である。 中継機の同期が維持できない場合の他の処理について説明するための図である。 チャネル変更処理を説明するための図である。
(1)実施の形態の概要
中継機3(図3)は、中継機3aを頂点とするツリー構造のグループを構成している。
各中継機3は、上位の中継機3の同期パケットを受信して、これを基準に自己の同期パケットを送信するようになっており、これによってシステム全体の同期がとられている。
管理サーバ2は、LAN7を介して中継機3の同期状態を監視しており、障害が発生するなどして、同期を維持できない中継機3が検知された場合、グループを分解して、個々の中継機用の基本フレームを構成して、これを用いて情報をパケットにより個別のタイムスロットで送信したり、または、グループを同期のとれている複数の小グループに分解して、個々のグループ用の基本フレームを構成して、これを用いて情報をパケットにより個別のタイムスロットで送信したり、あるいは、個々のグループを異なるチャネルで通信させることにより、システムをとりあえず動作させ、全体がダウンすることを防止する。
(2)実施の形態の詳細
図1は、本実施の形態の無線通信システム1のネットワーク構成の一例を示した図である。
無線通信システム1は、管理サーバ2、中継機3a、3b、・・・、無線端末5a1、5a2、・・・、携帯端末4などから構成されている。
以下、中継機や無線端末を特に区別しない場合には、単に中継機3、無線端末5と記すことにする。
無線通信システム1は、例えば、電子棚札システムであって、無線端末5は、店舗の商品棚などに設置された電子棚札として機能し、無線通信システム1から送信されてくるデータによって商品の名称や価格などを表示する。
管理サーバ2は、例えば、店舗の事務所などに設置され、有線、又は無線LAN(Local Area Network)7によって接続された中継機3を介して無線端末5と通信する。
管理サーバ2は、同期パケットを送信する同期フレーム、管理サーバ2から無線端末5にデータを送信するデータフレーム、及び、無線端末5から管理サーバ2にデータを送信する端末送信フレームなどで構成された基本フレームという単位からなる時間的な区間を用いてパケットを送受信することにより中継機3や無線端末5と情報の通信を行う。
中継機3は、管理サーバ2と無線端末5の通信を中継する基地局であって、管理サーバ2とはLAN7を用いて通信し、無線端末5とは近距離無線によって通信する。
このように、管理サーバ2と無線端末5の通信を中継機3に中継させるのは、無線端末5に中継機3との近距離無線通信を行わせたほうが、無線端末5に遠距離の無線通信を行わせる場合よりも無線端末5の消費電力を低減することができるためである。
中継機3は、管理サーバ2が送信する1の基本フレームを時分割して共用するグループを構成しており、後述するように、中継機3は、基準となる中継機3の同期パケットを他の中継機3が監視し、他の中継機3は、基準となる中継機3の同期パケットを基準として自己の同期パケットを送信するようになっており、これによって、これら中継機のグループ全体としての同期が確立される。
無線端末5は、例えば、電子棚札であって、店舗の棚などに設置されて液晶画面に商品の名称や価格などを表示する。
無線端末5は、中継機3ごとにグループ化されており、図1の例では、例えば、中継機3aには、グループ6aの無線端末5a1、5a2、・・・が対応づけられ、中継機3bには、グループ6bの無線端末5b1、5b2、・・・が対応づけられている。
各中継機3は、時分割によって同期タイミングがずらしてあり、これによって、無線端末5をグループごとに動作させることができる。
携帯端末4は、店舗の担当者などが売り場などで操作するハンディターミナルであり、中継機3を介して管理サーバ2と通信し、各種操作を行うことができる。
図2は、基本フレームの構成を説明するための図である。
基本フレームには、中継機3から無線端末5に同期パケットを送信する同期フレーム、管理サーバ2から無線端末5にデータパケットを送信するデータフレーム、及び無線端末5から管理サーバ2にデータを送信する端末フレームが、この順に設けられており、これら各フレームは、無線端末5のグループごとに時分割されている。
そして、各無線端末5は、中継機3ごとにグループ化されており、基本フレームは、中継機3ごとに時分割されている。
図の例では、同期フレームが、中継機3aの同期パケットSa、中継機3bの同期パケットSb、・・・、中継機3nの同期パケットSnに時分割されており、各同期パケットでは、各グループ宛の同期情報が送信される。
同期フレームに引き続くデータフレームは、同期パケットSa〜Snに対応して、中継機3a(グループ6a)用のデータパケットDa、中継機3b(グループ6b)用のデータパケットDb、・・・、中継機3n(グループ6n)用のデータパケットDnに時分割されている。
そして、データフレームに引き続いて端末フレームが設けられている。
同期フレームにて各無線端末5に送信される同期パケットには、無線端末5が同期をとるための周期、データパケットの開始タイミングなどの情報が含まれており、無線端末5は、これを用いて同期の間隔やデータパケットの開始タイミングなどを取得するようになっている。
そのため、後ほど無線端末5のグループを分割して異なる基本フレームで同期させる場合、管理サーバ2は、その同期間隔を同期パケットに含めることにより、無線端末5に同期間隔を通知することができる。
このように、管理サーバ2は、中継機に接続する端末に、(グループ)分割後の同期タイミングを通知する同期タイミング通知手段を備えている。
このように、構成された基本フレームを用いて、各中継機3は、例えば、次のようにして互いに自己の同期パケットを送信するタイミングを取得する。
なお、ここでは、中継機3aの同期パケットを中継機3b〜3nが受信し、中継機3b〜3nは、中継機3aの同期パケットを基準として同期パケットを無線端末5に送信するものとする。
なお、以下では、このような同期の従属関係を、→記号を用いて(基準となる中継機)→(従属する中継機)と表すことにする。
この記法によると、上の関係は、中継機3a→中継機3b、中継機3a→中継機3c、・・・、中継機3a→中継機3nとなる。
まず、中継機3aが同期パケットSaを無線端末5に対して送信する。
すると、中継機3bが、中継機3aが送信する同期パケットSaを受信して同期パケットSbの開始タイミングを計算し、当該タイミングに自己の同期パケットSbを送信する。
中継機3bは、予め中継機3aの同期パケットSaが送信されるタイミングから同期パケットSbが開始するまでの期間を記憶しており、これを用いて同期パケットSbの開始タイミングを計算することができる。
また、中継機3cが、中継機3aが送信する同期パケットSaを受信して同期パケットScの開始タイミングを同様に計算し、当該タイミングに自己の同期パケットScを送信する。
以下、同様にして、中継機3nまでの各中継機3は、中継機3aの同期パケットSaを基準として自己の同期パケットSnを送信するタイミングを計算し、当該タイミングに同期パケットを送信する。
このようにして、中継機3aの同期パケットSaを基準として中継機3b〜3nがそれぞれ同期パケットSb〜Snの送信タイミングを計算することにより従属位相同期を行って、システム全体としての同期が維持される。
また、中継機3のグループの中で互いに同期をとることにより、中継機3の時計の誤差による同期のずれを防ぐこともできる。
なお、上の例では、中継機3b〜3nは、中継機3aの同期パケットSaから自己の同期パケットSb〜Snを計算したが、例えば、中継機3aの同期パケットSaにより中継機3bが同期パケットSbを計算し、中継機3bの同期パケットSbにより中継機3cが同期パケットScを計算し、・・・というように、自己よりも1つ前の中継機3の同期パケットを基準とした中継機3a→中継機3b→中継機3c・・・というような従属関係や、中継機3a→中継機3b、中継機3a→中継機3c→中継機3dというような従属関係など、自己の同期パケットよりも前の任意の同期パケットを基準とするような任意の従属関係を設定することができる。
無線通信システム1では、上記のような同期の従属関係を用いて、中継機3に同期関係のツリー構造を設定して運用している。
図3は、このようなツリー構造の一例を説明するための図である。
中継機3aは、ツリー構造の親(マスタ)となる中継機3であって、店舗の中央付近の天井などに設置されており、店舗のフロア全体を短距離無線による通信網でカバーするように子(スレーブ)となる中継機3b〜3hが設置されている。
中継機3は、それぞれLAN7によって管理サーバ2と通信し、近距離の無線によって周囲10メートル程度の範囲に設置された無線端末5と通信する。
図の例では、中継機3bは、中継機3aの同期パケットを受信し、これを基準として同期パケットを送信し、中継機3c、3dは、中継機3bの同期パケットを受信し、これを基準として同期パケットを送信し、中継機3eは、中継機3dの同期パケットを受信し、これを基準として同期パケットを送信するようになっている。
つまり、中継機3a→中継機3b→中継機3d→中継機3e、及び中継機3b→中継機3cなる従属関係が設定されている。
一方、中継機3fは、中継機3aの同期パケットを基準とし、中継機3gは中継機3fの同期パケットを基準とし、中継機3hは中継機3gの同期パケットを基準としており、中継機3a→中継機3f→中継機3g→中継機3hなる従属関係が設定されている。
このようなツリー構造は、中継機3を設置した後、互いの電波を受信させて、その電波の受信状態を管理サーバ2が判断することにより管理サーバ2が設定する。
より具体的には次のように行う。
まず、担当者が中継機3を店舗の天井や柱などに設置し、LAN7を配線して管理サーバ2と接続する。
中継機3が設置されると、管理サーバ2が中継機3に電波を出させると共に、中継機3に周囲の中継機3をサーチさせ、電波状態のよい順に順序づけて管理サーバ2に通知させる。
管理サーバ2は、これらの通知を受けて、親となる中継機3を基準に、全ての中継機3が良好に同期できる中継機3のツリー構造を探索・設定する。
ツリー構造を設定すると、管理サーバ2は、親となる中継機3に、親であることを通知し、子となる中継機3に、基準となる同期パケットを送信する中継機3を通知する。
図3の例では、中継機3aに親であることを通知し、中継機3bには、中継機3aの同期パケットを基準とするように通知し、中継機3dには中継機3bの同期パケットを基準とするように通知し、他の中継機3にも同様に通知する。
すると、中継機3aは、基本フレームによる情報を受信すると、特に他の中継機3の同期パケットを受信せずに同期パケットを送信し、中継機3bは、中継機3aの同期パケットを受信してこれを基準に自己の同期パケットを送信し、中継機3cは、中継機3bの同期パケットを受信してこれを基準に自己の同期パケットを送信するといった、同期パケットの従属関係のツリー構造が形成される。
また、同期パケットを送信する順序が、中継機3a、3b、・・・、3hというように、添字のアルファベット順であるとすると、中継機3bは、中継機3aが同期パケットを送信した次のタイミングで同期パケットを送信する一方、中継機3fは、6番目に同期パケットを送信する。
1台当たりの同期フレームをnミリ秒とすると、中継機3bは、中継機3aが同期パケットを送信してからnミリ秒後に同期パケットを送信し、中継機3fは、中継機3aが同期パケットを送信してから5nミリ秒後に同期パケットを送信する。
このように、基準となる同期パケットを受信してから自己の同期パケットを送信するまでの時間が中継機3によって異なってくるため、管理サーバ2は、この時間、即ち、基準となる同期パケットを受信してから自己が同期パケットを送信するまでの時間も各中継機3に指定する。
このように、管理サーバ2は、中継機3のツリー構造を構築すると、親となる中継機3には、その旨を通知し、異なる中継機3には、基準となる中継機3と、基準となる同期パケットを受信してから自己が同期パケットを送信するまでの時間を指定する。
このように、各中継機3に指定を行うと、各中継機3は、ツリー構造全体としての同期をとることができる。
また、管理サーバ2は、上に述べたように、中継機3と通信して、柔軟にツリー構造を構築することができるため、一度構築したツリー構造を新たなツリー構造に再編することができる。
例えば、ツリー構造を構成する中継機3のうちの1台が故障した場合、管理サーバ2は、その1台を除いてツリー構造を再構築することができる。
一方、故障した中継機3に接続していた無線端末5は、他の中継機をサーチして接続(参加)するように構成されており、中継機3の新たなツリー構造の下で全ての無線端末5が正常に動作することができる。
更に、管理サーバ2は、ツリー構造を複数のグループに分割することもできる。
この場合、管理サーバ2は、ツリー構造を解消し、中継機3を複数のグループにグループ分けする。
そして、各グループで親となる中継機3を指定し、また、各グループで異なる中継機3に基準となる中継機3と基準となる同期パケットを受信してから自己が同期パケットを送信するまでの時間を指定する。
グループ分けされた中継機3にデータフレームによるデータパケットを送信する場合、(1)グループごとに基本フレームを構成(生成)してそれぞれ専用の基本フレームにてこれを送信したり、(2)同一の基本フレームでグループにより使用するチャネル(周波数)を変えさせたり、(3)両者の組み合わせを用いたりすることができる。
各グループの親となった中継機間は同期がとれていないため、このままではそれぞれのクロック誤差により、データ送信タイミングがずれていき、最後には重なってしまうことにより、それぞれの送信ができなくなってしまう。
これを避けるために、例えば、グループA、Bが存在する場合、(1)の場合は、管理サーバ2は、グループA用の基本フレームAとグループB用の基本フレームBを構成し、最初の基本フレームで基本フレームAによる情報を送信し、次の基本フレームで基本フレームBによる情報を送信する。以後、これを繰り返す。
(2)の場合には、管理サーバ2は、グループA、B用の1の基本フレームを構成し、グループA用の部分の情報とグループB用の部分の情報を異なるチャネルで中継させる。
(3)の場合には、グループA、B用の1の基本フレームを構成し、異なるチャネルで中継させ、グループC、D用の他の基本フレームを構成し、異なるチャネルで中継させるなどする。
図4は、管理サーバ2、中継機3、及び無線端末5のハードウェア的な構成の一例を示した図である。
管理サーバ2は、CPU21、RAM22、記憶媒体23、クロック24、表示部25、操作部26、LAN接続I/F(インターフェース)27などから構成されている。
CPU21は、記憶媒体23などに記憶されたプログラムを実行して各種演算や管理サーバ2の各部を制御する中央処理装置である。
RAM22は、CPU21に対してワーキングメモリを提供するランダムアクセスメモリである。
記憶媒体23は、例えば、ハードディスクや半導体装置などによって構成されており、各種のプログラムやデータを記憶しており、本実施の形態では、無線端末5を通信するなどして無線通信システム1を管理するプログラムや、無線通信システム1に設置される無線端末5の一覧や、無線端末5をグループ分けして登録したグループDB(データベース)などが記憶されている。
また、中継機3のツリー構造を構築したり、これを維持管理するためのプログラムなども記憶されている。
クロック24は、例えば、水晶発振器などによって構成され、クロック信号を生成する。
表示部25は、例えば、液晶ディスプレイなどによって構成されており、担当者が管理サーバ2を操作する際の操作画面などの各種画面を表示する。
操作部26は、例えば、キーボードやマウスなどの操作端末を備えており、担当者から管理サーバ2の操作を受け付ける。
LAN接続I/F27は、有線、又は無線LANであり、中継機3との通信を行う。
中継機3は、CPU31、RAM32、記憶媒体33、クロック34、LAN接続I/F35、近距離無線I/F36などを備えている。
CPU31は、記憶媒体33などに記憶されたプログラムを実行して中継機能を発揮したり中継機3の各部を制御する中央処理装置である。
RAM32は、CPU31に対してワーキングメモリを提供するランダムアクセスメモリであり、管理サーバ2から送信されてきた情報を無線端末5に対して送信する際に、これを一時的に記憶したりする。
記憶媒体33は、例えば、半導体装置などによって構成されており、各種のプログラムやデータを記憶しており、本実施の形態では、管理サーバ2と無線端末5の通信を中継するためのプログラムや、自己の固有情報である中継機IDなどを記憶している。
また、記憶媒体33には、親である場合には、親として動作するための情報や、子である場合には、同期の基準となる中継機3のIDや、当該中継機3の同期パケットを基準として同期パケットを送信する送信タイミングなど、管理サーバ2がツリー構造の構築の際に指定した情報も記憶されており、CPU31は、これを用いて中継機3のグループ内での同期を維持する。
クロック34は、例えば、水晶発振器などによって構成され、クロック信号を生成する。
LAN接続I/F35は、有線、又は無線LANであり、管理サーバ2との通信を行う。
近距離無線I/F36は、無線端末5と近距離の無線通信を行う。
無線端末5は、CPU51、RAM52、記憶媒体53、クロック54、表示部55、近距離無線I/F56、バッテリ57、端末ID表示部58、参加スイッチ59などから構成されている。
CPU51は、記憶媒体53などに記憶されたプログラムを実行して電子棚札機能を発揮したり無線端末5の各部を制御する中央処理装置である。
RAM52は、CPU51に対してワーキングメモリを提供するランダムアクセスメモリであり、中継機3から送信されてきた同期パケットやその他のデータを記憶する。
記憶媒体53は、例えば、半導体装置などによって構成されており、各種のプログラムやデータを記憶しており、本実施の形態では、中継機3を介して管理サーバ2と通信し、表示部55に表示を行うプログラムや、自己固有情報である端末ID、及び無線通信システム1に参加する際に自分が対応づけられた中継機3の中継機IDなどを記憶している。
クロック54は、例えば、水晶発振器などによって構成されており、無線端末5が各種処理を行うためのタイミングをとったり時間を計測したりするのに用いられる。
表示部55は、例えば、メモリ性液晶表示装置を用いて構成されており、表示内容の書き換え時に電力を消費し、表示期間中は電力を消費しないように構成されている。
近距離無線I/F56は、中継機3と近距離の無線通信を行う。
バッテリ57は、例えば、所謂ボタン電池などで構成されており、無線端末5が駆動するための電力を供給する。
端末ID表示部58は、端末IDをバーコードなどで印刷した媒体であり、無線端末5の表面に貼付して、携帯端末4などで無線端末5の端末IDを読み取る際に利用される。
参加スイッチ59は、無線端末5を商品棚に設置し、管理サーバ2に参加させる際に押下するボタンである。参加スイッチ59が押下されると、無線端末5は、電源オンとなり、参加処理を開始する。
なお、参加スイッチ59は、必ずしも必要でなく、例えば、無線端末5の電源をオンした際に自動的に参加処理を行ったりなど、各種の形態が可能である。
図5は、管理サーバ2、中継機3、及び無線端末5の論理的な構成を説明するための図である。
これらの構成は、記憶媒体に記憶しているプログラムをCPUで実行することによりハードウェアと協働して構成されるものである。
管理サーバ2は、サーバアプリケーション部、通信部、同期維持監視部、LAN接続部などから構成されている。
サーバアプリケーション部は、無線通信システム1を動作させるためのアプリケーションであって、中継機3のツリー構造の設定、中継機3と無線端末5の割り当て、基本フレームの構成など、各種の情報処理を行う。
同期維持監視部は、中継機3が同期を維持しているか否かを監視すると共に、中継機3からの応答がないなどの異常が発生した場合、その中継機3を特定する。
同期維持の監視は、例えば、中継機3から送信されてくる同期エラーによって、これを検知したり、あるいは、中継機3から正常な反応がなかったことにより、これを検知したりする。
通信部は、LAN接続部を制御して、中継機3と通信し、中継機3に基本フレームによる情報を送信したり、中継機3からの同期エラーを受信したりする。
LAN接続部は、管理サーバ2をLAN7に接続するインターフェースとして機能する。
中継機3は、送信スケジュール部、中継機同期監視部、LAN接続部、短距離無線送信部、短距離無線受信部などから構成されている。
送信スケジュール部は、基準となる中継機3の同期パケットを検出して自己の同期パケットを送信するタイミングを算出し、当該タイミングで同期パケットを無線端末5に送信したり、当該同期パケットに同期してデータパケットを無線端末5に送信するなど、各種の送信スケジュールを行う。
中継機同期監視部は、基準となる同期パケットに自己が同期しているか否かを監視する。例えば、基準となる同期パケットが受信できないなど、何らかの理由により自己が同期していないことを検出した場合、中継機同期監視部は管理サーバ2に同期エラーを送信する。
LAN接続部は、中継機3をLAN7に接続するインターフェースとして機能する。
短距離無線送信部は、無線端末5に短距離無線によってデータを送信し、短距離無線受信部は、無線端末5から短距離無線によって送信されてきたデータを受信する。
また、短距離無線受信部は、他の中継機3が送信する同期パケットを受信し、これを元に送信スケジュール部が同期パケットの送信タイミングなどをスケジューリングする。
図では、中継機3bの短距離無線受信部が中継機3aの短距離無線送信部が送信する同期パケットを受信している。
無線端末5は、端末アプリケーション部、受信部、送信部などから構成されている。
端末アプリケーション部は、中継機3からデータを受信して表示を設定したりなど、電子棚札としての各種の機能を発揮する。
受信部は、中継機3の短距離無線送信部から送信されるデータを受信し、送信部は中継機3の短距離無線受信部にデータを送信する。
ところで、図3において、中継機3fは、中継機3aの同期パケットを基準として同期しているが、この同期がとれなくなった場合、中継機3fの配下にある中継機3g、3hも影響を受ける。
次に、このように、障害が発生するなどして中継機3の同期が維持できない場合に管理サーバ2が行う処理について説明する。
図6(a)は、正常に同期が行われている場合を示した図である。
ここでは、中継機A、B、Cがある場合を例にして、基本フレームの同期フレームとデータフレームを図示している。また、時間は図の右方向に進行しているものとする。
この例では、管理サーバ2が基本フレームによる情報を送信すると、その同期フレームにおいて、まず、中継機Aが同期パケット101を送信し、次いで、この同期パケット101を基準として、中継機Bが同期パケット201を送信し、更に、引き続き、中継機Cが同期パケット101を基準として同期パケット301を送信している。
即ち、同期パケット101を親(マスタ)とし、同期パケット201、301が子(スレーブ)となっている。
そして、管理サーバ2と中継機3は、この動作を繰り返す。
図6(b)は、中継機B、Cのうち、少なくとも一方が同期を維持できなくなった場合に管理サーバ2が行う処理の第1の例を示した図である。
管理サーバ2は、ツリー構造によってグループを構成する中継機3の少なくとも1台が同期を維持できなくなった場合には、グループを分解し、各中継機3に1つずつ専用の基本フレームを割り当て、これによる情報を送信する。
管理サーバ2は、その旨を各中継機3に通知し、この場合、全ての同期パケットがスレーブとなる。以後、各中継機3は、自己専用の基本フレームを用いて通信する。
図では、管理サーバ2は、最初の基本フレームで中継機Aに対する情報を送信し、次の基本フレームで中継機Bに対する情報を送信し、次の基本フレームで中継機Cに対する情報を送信している。
無線端末5は、各基本フレームごとに同期していたものが、この例では2つおきの基本フレーム間隔で同期することになるが、管理サーバ2は、同期パケットにこの同期間隔に関する情報を含めることにより、無線端末5に当該間隔にて同期させることができる。
また、無線端末5から見ると、基本フレームが3倍に長くなったように見えるため、無線端末5にとっては、基本フレームの期間長が延長されたのと同じになる。
そのため、基本フレームの期間長を指定する情報を同期パケットに入れるように構成し、管理サーバ2がこれを延長することにより、無線端末5の同期間隔を指定することもできる。
中継機A、B、Cは、それぞれ、別の基本フレームの同期パケット102、202、302で同期するため、中継機間の同期をとる必要がなく、無線通信システム1を動作させることができる。また、同期パケットの長さが長くなるため、各中継機は同期をとりやすくなる。
そして、このように、無線通信システム1をとりあえず動作させておき、その間に無線通信システム1の復旧作業を行うことができる。
図3の例では、例えば、中継機3fが中継機3aの同期パケットに同期できなくなると、管理サーバ2は、中継機3a〜3hのツリー構造を分解し、中継機3a〜3hの各々に個別の情報を個別の基本フレームで送信する。
このように、この例では、中継機3のうちの少なくとも1台が故障、電波障害等によりシステム全体の同期が維持できなくなった場合に、管理サーバ2からの指示により、複数台で共同利用していた基本フレームを個々の中継機だけ収容する基本フレームモードに切り替えることで、厳密な同期を行うことなく、中継機が修復されるまでデータパケットの送受信を行えるようにする。
図6(c)は、中継機Cが同期を維持できなくなった場合に管理サーバ2が行う処理の第2の例を示した図である。
この場合、無線通信システム1は、ツリー構造を構成するグループを、同期のとれている中継機A、Bと、同期のとれていない中継機Cの2つのグループに分割する。
ここで、仮に、中継機Cの同期パケットに同期している中継機Dがあった場合、管理サーバ2は、中継機Cと中継機Dをグループにして分割する。
即ち、管理サーバ2は、元のグループを同期のとれている小グループに分割する。
そして、管理サーバ2は、各小グループに1つずつの基本フレームを割り当て、その旨を中継機3に通知する。
図では、管理サーバ2は、最初の基本フレームで中継機A、Bに対する基本フレームを用いて情報を送信し、次の基本フレームで中継機Cに対する基本フレームにより情報を送信している。
中継機A、Bは、同期パケット103、203で同期がとれており、中継機Cには別の基本フレームで同期パケット303による同期がとれる。
無線端末5は、各基本フレームごとに同期していたものが、この例では1つおきの基本フレーム間隔で同期することになるが、管理サーバ2は、同期パケットにこの同期間隔に関する情報を含めることにより、無線端末5に当該間隔にて同期させることができる。
このように、中継機Cの同期がとれなくなった場合でも、小グループに分割することにより無線通信システム1をとりあえず動作させておき、その間に無線通信システム1の復旧作業を行うことができる。
図3の例では、中継機3fが中継機3aの同期パケットに同期できなくなると、管理サーバ2は、同期がとれている中継機3a〜3eの小グループと、中継機3f〜3hの小グループに分割する。
ただし、中継機3fが中継機3aに同期しなくなった後も、中継機3gは、中継機3fの同期パケットに同期しており、中継機3hは、中継機3gの同期パケットに同期しているものとする。
この例では、無線通信システム1は、元のグループを同期のとれている複数の小グループに分割し、小グループ単位で専用の基本フレームを使用するモードに移行する。
図7は、中継機3の同期を維持できなくなった場合に管理サーバ2が行う処理の第1の例を説明するための図である。
中継機グループは、中継機A〜Eから構成されており、中継機Aの同期パケットを基準として他の中継機が同期しているものとする。
正常動作時には、管理サーバ2は、LAN7を介して各中継機に同期フレームによる同期パケットを送信し、各中継機は、中継機Aの同期パケットを基準として、各無線端末5に同期パケットを送信する(ステップ2)。
次に、管理サーバ2は、データフレームによるデータパケットを各中継機に送信し、各中継機は、先に送信した同期パケットに同期して、各無線端末5にデータパケットを送信する(ステップ4)。
なお、データフレームの次に端末フレームが存在するが省略する。
以下、各中継機が正常動作している間、管理サーバ2は、以上の手順を繰り返す(ステップ6、8)。
そして、何れかの中継機(中継機Dとする)の同期が外れることにより障害が発生すると、中継機Dは、管理サーバ2に同期エラーを送信する(ステップ10)。
管理サーバ2は、同期エラーを受信すると、中継機A〜Eのツリー構造を1台ずつの中継機に分解し、その旨をモード切替指令によって中継機A〜Eに通知する(ステップ12)。
以後、管理サーバ2は、最初の基本フレームで中継機A用の基本フレームを生成して、中継機Aに同期フレームとデータフレームによる情報(同期パケット、データパケット)を送信し、中継機Aは、無線端末5に同期パケットとデータパケットを送信する(ステップ14)。
そして、管理サーバ2は、次の基本フレームで中継機B用の基本フレームを生成して、中継機Bに同期フレームとデータフレームによる情報(データパケット)を送信し、中継機Bは、無線端末5に同期パケットとデータパケットを送信する(ステップ16)。
以下、管理サーバ2は、中継機C〜Eに対して同様の動作を行う(ステップ18〜22)。
そして、管理サーバ2は、中継機Eに基本フレームによる情報を送信すると(ステップ22)、ステップ14に戻って、以降、同様の動作を繰り返す。
図8は、中継機3の同期を維持できなくなった場合に管理サーバ2が行う処理の第2の例を説明するための図である。
ここで、ツリー構造による同期の従属関係は、→記号を用いて(基準となる中継機)→(従属する中継機)と表すと、中継機A→中継機B→中継機C→中継機D→中継機Eとなっているものとする。
ステップ2〜10は、図7と同じである。
管理サーバ2は、ステップ10で中継機Dから同期エラーを受信すると、中継機C→中継機Dの従属関係に障害が発生したことを検知すると共に、中継機Eからは同期エラーがないことから、中継機A→中継機B→中継機Cの同期関係、及び中継機D→中継機Eの同期関係は維持されていると判断する。
そこで、管理サーバ2は、中継機A〜Eを同期がとれている中継機A〜Cで構成される小グループAと、中継機D、Eで構成される小グループBに分割する(ステップ30)。
そして、管理サーバ2は、中継機A〜Eのグループを小グループに分割するとその旨をモード切替指令によって各中継機に通知する(ステップ32)。
グループを分割した後、管理サーバ2は、小グループA用の基本フレームを生成して、中継機A〜Cに小グループA用の同期フレームによる同期パケットを送信する。
すると、中継機Aはこれを受信して同期パケットを無線端末5に送信し、中継機Bは、中継機Aの同期パケットを基準として、無線端末5に同期パケットを送信し、中継機Cは、中継機Bの同期パケットを基準として無線端末5に同期パケットを送信する(ステップ34)。
次に、管理サーバ2は、小グループA用の基本フレームを用いて、中継機A〜Cにデータフレームによるデータパケットを送信し、中継機A〜Cは、先に送信した同期パケットに同期して、無線端末5にデータパケットを送信する(ステップ36)。
管理サーバ2は、小グループA用の基本フレームを用いて情報を送信すると、小グループB用の基本フレームを生成し、小グループA用の基本フレームを用いて情報を送信した次の基本フレームにてこれを送信する。
まず、管理サーバ2は、中継機D、Eに同期フレームによる同期パケットを送信し、これを用いて中継機Dが同期パケットを無線端末5に送信し、中継機Eは、中継機Dの同期パケットを基準として、無線端末5に同期パケットを送信する(ステップ38)。
次に、管理サーバ2は、小グループB用の基本フレームを用いて、中継機D、Eにデータフレームによるデータパケットを送信し、中継機D、Eは、先に送信した同期パケットに同期して、無線端末5にデータパケットを送信する(ステップ40)。
次に、管理サーバ2は、次の基本フレームで小グループA用の基本フレームを用いて情報を送信し(ステップ42、44)、更に次の基本フレームで小グループB用の基本フレームを用いて情報を送信し(ステップ46、48)、以降、交互に基本フレームを使用して、小グループA用の基本フレームと小グループB用の基本フレームを用いて情報を送信する。
このように、管理サーバ2は、(例えば、ツリー構造の)グループを成し、当該グループ内で同期のタイミングを調節して1の基本フレームによる情報の送信を中継する中継機(中継機3)に基本フレームによる情報を送信するサーバとして機能している。
そして、管理サーバ2は、グループを構成する中継機に対する基本フレームによる情報をLAN7によって送信する情報送信手段と、同期エラーなどによって中継機がグループ内で同期を維持しているか否かを監視する監視手段と、監視手段で、中継機が同期を維持していないことを検知した場合に、少なくとも同期を維持していない中継機をグループから分割する分割手段と、を具備している。
そして、当該情報送信手段は、第2の例のように、当該分割後に形成されているグループ(例えば、中継機3a〜3eの小グループと中継機3f〜3hの小グループ)ごとの基本フレームを用いて情報を送信時間帯(タイムスロット)が重ならないように送信する。
更に、第1の例のように、分割手段は、グループを構成する中継機を1台ずつに分割し、情報送信手段は、分割した1台ごとの基本フレーム送信時間帯が重ならないように情報を送信することもできる。
以上は、小グループごと(小グループに中継機3が1台の場合には、中継機3ごと)に基本フレームを生成し、これらを用いて異なる送信時間帯に情報を送信する場合について説明したが、次に、チャネルを変更して送信する例について説明する。
図9(a)は、正常に同期が行われている場合を示した図であり、図6(a)と同じものである。
図9(b)は、中継機B、Cのうち、少なくとも一方が同期を維持できなくなった場合に管理サーバ2が行う処理のチャネル変更処理の例を示した図である。
この場合、無線通信システム1は、ツリー構造を構成するグループを、同期のとれている中継機A、Bと、同期のとれていない中継機Cの2つのグループに分割する。
ここで、仮に、中継機Cの同期パケットに同期している中継機Dがあった場合、管理サーバ2は、中継機Cと中継機Dをグループにして分割する。
この分割方法は、図6(c)で示した方法と同じである。
そして、管理サーバ2は、各小グループに異なるチャネルを割り当て、チャネルを変更する中継機3にチャネル変更要求を送信する。
チャネル変更要求には、中継機3と無線端末5が通信するチャネルが指定してあり、チャネル変更要求を受けた中継機3は、これを無線端末5に送信して無線端末5のチャネルを変更させる。
このように、管理サーバ2は、中継機に接続する端末に、ツリー構造のグループ分割後に形成されているグループごとの異なるチャネルを指定するチャネル指定手段を備えている。
また、管理サーバ2は、中継機3に対しても、無線端末5との通信に用いるチャネルを変更させる。
このように、管理サーバ2は、中継機に対して端末と通信に用いるチャネルを指定するチャネル指定手段を備えている。
図9(b)の例では、中継機A、Bに関してはチャネルを変更させず、中継機Cにチャネルを変更させている。
中継機Bは、中継機Aの同期パケット104を基準として同期パケット204を送信し、中継機Cは、中継機Aに対しては、変更前のチャネルで同期パケット104を受信し、これを基準として変更後のチャネルにて同期パケット304を送信する。
中継機Cの同期パケット304が、同期パケット104、204と同期していず、これらと送信時間帯が重なることがあっても、チャネルが異なるため、無線端末5は、混信を生じずに中継機3と通信することができる。
図3の例では、中継機3fが中継機3aの同期パケットに同期できなくなると、管理サーバ2は、同期がとれている中継機3a〜3eの小グループと、中継機3f〜3hの小グループに分割する。
ただし、中継機3fが中継機3aに同期しなくなった後も、中継機3gは、中継機3fの同期パケットに同期しており、中継機3hは、中継機3gの同期パケットに同期しているものとする。
この場合、無線通信システム1は、例えば、中継機3f〜3hの小グループと、これらの中継機3に接続する無線端末5に対してチャネル変更要求を行う。
以後、中継機3a〜3eの小グループと中継機3f〜3hの小グループは、異なるチャネルにて通信するため、中継機3a〜3eの同期パケットと中継機3f〜3hの同期パケットが混信することはないので、管理サーバ2は、1の基本フレームをこれら小グループで共用させることができる。
図10は、管理サーバ2が行うチャネル変更例を説明するための図である。
ステップ2〜ステップ30(図ではステップ6、8を省略してある)は、図8と同じであるため、説明を簡略化、又は省略する。
ここでは、管理サーバ2は、小グループA、小グループBを再構成した後、小グループBのチャネルを変更させる場合について説明する。
管理サーバ2は、中継機Dから同期エラーを受信すると(ステップ10)、中継機3を小グループA、Bに分割する(ステップ30)。
そして、管理サーバ2は、小グループAの中継機3とこれに接続する無線端末5を休止させ(ステップ58)、小グループBの中継機3に同期フレームによる同期パケットを送信し、中継機Dは、これを用いて無線端末5に同期パケットを送信する(ステップ60)。なお、この通信は、変更前のチャネルによって行う。
中継機Dの同期パケットは、小グループAの中継機A〜Cに接続する無線端末5に宛てた同期パケットと混信している可能性があるが、ステップ58でこれらの無線端末5が休止しているため、中継機D、Eに接続する無線端末5が同期パケットを受信する。
次に、管理サーバ2は、データフレームにて、中継機Dと、中継機Dに接続している無線端末5にチャネル変更要求を送信し、中継機Dは、先に送信した同期パケットに同期してチャネル変更要求を無線端末5に送信する。
そして、中継機D、Eに接続する無線端末5は、チャネル変更要求を受信し、中継機D、Eとの通信で使用するチャネルを変更する(ステップ62)。
この例では、チャネル変更要求をデータフレームで行ったが、同期パケットにチャネル変更要求を入れるように構成することもできる。この場合、ステップ60で、チャネルの変更を要求することができる。
管理サーバ2は、このようにして、中継機D、Eに接続する無線端末5のチャネルを変更させると、中継機D、Eにチャネル指定を行い(ステップ64)、中継機D、Eのチャネルも変更させる(ステップ66)。
このように、管理サーバ2は、中継機D、Eと、これと接続する無線端末5が通信に用いるチャネルを変更すると、管理サーバ2は、小グループAの中継機A〜Cに動作を再開させる(ステップ68)。
その後、管理サーバ2は、各中継機に同期フレームによる同期パケットを送信し、各中継機は、中継機Aの同期パケットを基準として、各無線端末5に同期パケットを送信する(ステップ70)。
その際に、小グループAに含まれる中継機A、B、Cは、チャネルを変えずに同期パケットを送信し、小グループD、Eに含まれる中継機D、Eは、変更後のチャネルにて同期パケットを送信する。
次に、管理サーバ2は、データフレームによるデータパケットを各中継機に送信し、各中継機は、先に送信した同期パケットに同期して、中継機A、B、Cに関しては、チャネルを変えずにデータパケットを送信し、中継機D、Eに関しては、変更後のチャネルにてデータパケットを送信する。
このように、小グループAと小グループBで使用するチャネルが異なるため、小グループA、B間で混信が生じることがない。
なお、本実施の形態では、中継機Dは中継機Aの同期パケットを基準として同期パケットを送信するため、中継機Dは、変更前のチャネルにて中継機Aの同期パケットを受信する。
即ち、使用チャネルを変更した中継機3は、親となる中継機3のチャネルが変更しない場合には、変更前のチャネルにて親となる中継機3の同期パケットを受信して、変更後のチャネルにて無線端末5と通信する。
そして、親となる中継機3が使用チャネルを変更した場合、中継機3は、親のチャネルで親となる中継機3から同期パケットを受信し、自己が無線端末5と通信するチャネルにて無線端末5と通信する。
このように、親となる中継機3が使用するチャネルを変更する場合、管理サーバ2は、当該中継機3の同期パケットを基準とする中継機3にも当該使用チャネルを通知し、基準同期パケットを受信する受信チャネルを変更させる。
また、上の例では、中継機Dは、チャネルの変更後も中継機Aの同期パケットを基準としたが、管理サーバ2に中継機Dを設定させ、中継機Dを親とし、中継機Aに従属せずに同期パケットを送信するように構成することもできる。
以上に説明した本実施の形態により次のような効果を得ることができる。
(1)管理サーバ2は、中継機3の従属関係を設定することにより、中継機3のグループ内で同期をとるためのツリー構造を構築することができる。
(2)グループを構成する中継機で同期を維持しないものが発生した場合、ツリー構造を再編したり、あるいは、使用するチャネルを変更することにより、無線端末5へのデータ送信に時間を要するものの、中継機3の同期を維持し、システムダウンを防ぐことができる。
(3)グループを構成する中継機で同期を維持しないものが発生した場合であっても、とりあえず無線通信システム1を動作させ、修復までの時間を稼ぐことができる。これにより、中継機3の交換が必要な場合でも、至急の交換作業が不要になる。
(4)本実施の形態の位相同期方式を用いてツリー構造の再編やチャネルの変更などを行うことによって、特定の中継機3の位相ずれが下位の中継機3に波及することがなく、また、複雑な処理を行う必要もない。
(5)位相差の測定において、許容位相差に対応する閾値を設定すると、閾値を超えた場合には、ツリー構造を再編するように構成することができ、この場合、不要な調整を減らし、各中継機3における制御処理量や中継機3と位相調整統制を行う管理サーバ2の間の通信量を抑えることができる。
本実施の形態により、本実施の形態により、グループを構成し、当該グループ内で同期のタイミングを調節して情報の送信を中継する中継機に情報を送信するサーバであって、前記グループを構成する中継機に対する情報を送信する情報送信手段と、前記中継機が前記グループ内で同期を維持しているか否かを監視する監視手段と、前記監視手段で、前記中継機が同期を維持していないことを検知した場合に、少なくとも同期を維持していない中継機を前記グループから分割する分割手段と、を具備し、前記情報送信手段は、前記分割後に形成されているグループごとの情報を送信時間帯が重ならないように送信することを特徴とするサーバを提供する(第1の構成)。
第1の構成において、前記分割手段は、前記グループを構成する中継機を1台ずつに分割し、前記情報送信手段は、前記分割した1台ごとの情報送信時間帯が重ならないように送信することを特徴とするサーバを提供する(第2の構成)。
第1の構成、及び第2の構成において、前記中継機に接続する端末に、前記分割後の同期タイミングを通知する同期タイミング通知手段を具備したことを特徴とするサーバを提供する(第3の構成)。
また、グループを構成し、当該グループ内で同期のタイミングを調節して情報の送信を中継する中継機に情報を送信する機能をコンピュータに発揮させるサーバプログラムであって、前記グループを構成する中継機に対する情報を送信する情報送信機能と、前記中継機が前記グループ内で同期を維持しているか否かを監視する監視機能と、前記監視機能で、前記中継機が同期を維持していないことを検知した場合に、少なくとも同期を維持していない中継機を前記グループから分割する分割機能と、をコンピュータで実現し、前記情報送信機能は、前記分割後に形成されているグループごとの情報を送信時間帯が重ならないように送信することを特徴とするサーバプログラムを提供する(第4の構成)。
1 無線通信システム
2 管理サーバ
3 中継機
4 携帯端末
5 無線端末
7 LAN
21 CPU
22 RAM
23 記憶媒体
24 クロック
25 表示部
26 操作部
27 LAN接続I/F
31 CPU
32 RAM
33 記憶媒体
34 クロック
35 LAN接続I/F
36 近距離無線I/F
51 CPU
52 RAM
53 記憶媒体
54 クロック
55 表示部
56 近距離無線I/F
57 バッテリ
58 端末ID表示部
59 参加スイッチ

Claims (3)

  1. グループを構成し、当該グループ内で同期のタイミングを調節して情報の送信を中継する中継機に情報を送信するサーバであって、
    前記グループを構成する中継機に対する情報を送信する情報送信手段と、
    前記中継機が前記グループ内で同期を維持しているか否かを監視する監視手段と、
    前記監視手段で、前記中継機が同期を維持していないことを検知した場合に、少なくとも同期を維持していない中継機を前記グループから分割する分割手段と、
    前記中継機に対して端末と通信に用いるチャネルを指定するチャネル指定手段と、
    を具備し、
    前記チャネル指定手段は、前記分割後に形成されているグループごとに異なるチャネルの使用を指定することを特徴とするサーバ。
  2. 前記チャネル指定手段は、前記中継機に接続する端末に、前記分割後に形成されているグループごとの異なるチャネルを指定することを特徴とする請求項1に記載のサーバ。
  3. グループを構成し、当該グループ内で同期のタイミングを調節して1の情報の送信を中継する中継機に情報を送信する機能をコンピュータに発揮させるサーバプログラムであって、
    前記グループを構成する中継機に対する情報を送信する情報送信機能と、
    前記中継機が前記グループ内で同期を維持しているか否かを監視する監視機能と、
    前記監視機能で、前記中継機が同期を維持していないことを検知した場合に、少なくとも同期を維持していない中継機を前記グループから分割する分割機能と、
    前記中継機に対して端末と通信に用いるチャネルを指定するチャネル指定機能と、
    をコンピュータで実現し、
    前記チャネル指定機能は、前記分割後に形成されているグループごとに異なるチャネルの使用を指定することを特徴とするサーバプログラム。
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