JP2010199366A - 太陽電池モジュールおよび太陽光発電システム - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構造で耐荷重および放熱性に優れた太陽電池モジュールおよび太陽光発電システムを提供する。
【解決手段】受光面と、該受光面の裏面側に位置する非受光面と、を有し、互いに間隔を空けて配列された複数の太陽電池素子3を備えた太陽電池パネル1と、非受光面の一部と接触して各太陽電池素子3を支持する第1の主面2aと、該第1の主面2aの裏面側に位置する第2の主面2bと、第1の主面2a上に配置され、内周面が太陽電池パネル1の外周面と接触する枠部2cと、を有する支持部材2と、を備え、支持部材2は、前記第1の主面2aから第2の主面2bに向かって連通する複数の第1の貫通孔2eを有する。
【選択図】図2
【解決手段】受光面と、該受光面の裏面側に位置する非受光面と、を有し、互いに間隔を空けて配列された複数の太陽電池素子3を備えた太陽電池パネル1と、非受光面の一部と接触して各太陽電池素子3を支持する第1の主面2aと、該第1の主面2aの裏面側に位置する第2の主面2bと、第1の主面2a上に配置され、内周面が太陽電池パネル1の外周面と接触する枠部2cと、を有する支持部材2と、を備え、支持部材2は、前記第1の主面2aから第2の主面2bに向かって連通する複数の第1の貫通孔2eを有する。
【選択図】図2
Description
本発明は太陽電池モジュールおよびその太陽電池モジュールを用いた太陽光発電システムに関する。
近年、環境保護の観点から、太陽光発電システムの市場が拡大している。これに伴い、太陽電池モジュールを備えた太陽光発電システムは、例えば、ダム、湖、貯水池等の水面上、あるいは温度変化が過酷な積雪地帯や砂漠地帯等の様々な場所に設置が検討されている。このような太陽光発電システムは、上述した過酷な環境下でも長期的な信頼性を有するものが望まれており、特に、高温環境下における信頼性の向上が求められている。また、太陽電池モジュールは、過度な温度上昇によって高温になると発電効率が低下することが知られている。
上述のような温度上昇による発電効率の低下を低減すべく、放熱性の高い太陽電池モジュールが開発されている。このような太陽電池モジュールとしては、多数の太陽電池素子からなるモジュール本体を固定する枠体の側面に通風孔を形成し、モジュール設置面とモジュール本体との間に外部から空気を送りこみ、モジュール本体の温度を下げるものがあった。(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記した従来の太陽電池モジュールでは、モジュール本体を固定する枠体に複数の通風孔を形成しているため、枠体の強度が低下していた。それゆえ、このような太陽電池モジュールは、モジュール本体に過度な荷重が加わると、枠体が破損する可能性があった。
本発明は、上述した課題に鑑みて成されたものであり、その目的は、耐荷重性と放熱性に優れた太陽電池モジュール及び太陽光発電システムを提供することになる。
本発明の太陽電池モジュールは、受光面と、該受光面の裏面側に位置する非受光面と、を有し、互いに間隔を空けて配列された複数の太陽電池素子を備えた太陽電池パネルと、前記非受光面の一部と接触して前記各太陽電池素子を支持する第1の主面と、該第1の主面の裏面側に位置する第2の主面と、前記第1の主面上に配置され、内周面が前記太陽電池パネルの外周面と接触する枠部と、を有する支持部材と、を備え、前記支持部材は、前記第1の主面から第2の主面に向かって連通する複数の第1の貫通孔を有することを特徴とする。
本発明の太陽光発電システムは、本発明の太陽電池モジュールと、該太陽電池モジュールの前記支持部材の前記第2の主面側に設けられた架台と、を備えたことを特徴とする。
本発明の太陽電池モジュール及び太陽光発電システムによれば、各太陽電池素子を非受光面側から支持部材で支え、太陽電池パネルの外周面を支持部材の枠部で保護しているため、耐荷重性を向上させることができる。加えて、本発明の太陽電池モジュール及び太陽光発電システムによれば、支持部材の第1の主面から第2の主面に向かって連通する貫通孔を有しているため、太陽電池パネルの温度上昇を効率良く低減し、発電効率の低下を小さくすることができる。
以下、本発明の太陽電池モジュールおよび太陽光発電システムについて、図面を参照しつつ説明する。
(太陽電池モジュール)
≪第1の実施形態≫
本発明の第1の実施形態に係る太陽電池モジュールX1は、太陽電池パネル1と、該太陽電池パネル1を非受光面側から支持する支持部材2と、を備えている。
(太陽電池モジュール)
≪第1の実施形態≫
本発明の第1の実施形態に係る太陽電池モジュールX1は、太陽電池パネル1と、該太陽電池パネル1を非受光面側から支持する支持部材2と、を備えている。
太陽電池パネル1は、図1に示すように、複数の太陽電池素子3が配線材4で電気的に接続された状態で配列されたものが配線導体5で接続された集合体を有している。そして、この集合体は、透光性基板6と、太陽電池素子3の裏面を保護する保護材7との間に配され、さらに、充填材8で封入されている。加えて、太陽電池パネル1は、保護材7の太陽電池素子3と対向する面の裏面側に端子ボックス9が配置されている。また、太陽電池パネルの構造としては、例えば、スーパーストレート構造、ガラスパッケージ構造、サブストレート構造等が利用可能である。なお、本実施の形態は、スーパーストレート構造の一例である。
また、太陽電池パネル1は、太陽光が入射される側を受光面とし、該受光面の裏面に位置する部位を非受光面とする。本実施形態において、受光面1aは、同図中、透光性基板6の上面に相当し、非受光面1bは保護材7の下面に相当する。なお、受光面および非受光面は、実施の形態によって異なる。そのため、例えば、透光性基板6を有さない太陽電池パネルにおいて、受光面は太陽電池素子3の上面に相当する。一方で、保護材7を有さない太陽電池パネルにおいて、非受光面は太陽電池素子3の下面に相当する。
太陽電池素子3は、光電変換の機能を有するものであり、例えば、単結晶シリコン、多結晶シリコン、アモルファスシリコン等の薄膜、CIGS、CdTe等の材料で形成される。太陽電池素子3は、例えば、単結晶シリコンや多結晶シリコンで形成する場合、15cm角程度の大きさにしたシリコン基板の表面及び裏面に電極が形成されている。そして、このシリコン基板は、略一直線上に配列されており、隣接する一方のシリコン基板の表面の電極と、他方のシリコン基板の裏面の電極と、が配線材4を用いて電気的に接続されている。
配線材4は、上述したように、隣接する太陽電池素子3同士を電気的に接続するものであり、例えば、銅箔等の導体で形成されている。この配線材4には、予め、表面に半田を被覆しておいてもよい。このような形態によれば、シリコン基板の電極上に配線材4を配置した後、熱を与えることによって容易に半田付けすることができる。
透光性基板6は、太陽電池素子3へ光を入射させることができる部材であれば特に限定されないが、例えば、白板ガラス、強化ガラス、倍強化ガラス、熱線反射ガラスなどのガラスやポリカーボネート樹脂などからなる光透過率の高い基板を用いればよい。厚みとしては、例えば厚さ3mm〜5mm程度の白板強化ガラス、厚さ5mm程度の合成樹脂基板(ポリカーボネート樹脂などからなる)を用いることが好ましい。
保護材7は、充填材8や太陽電池素子3を保護する機能を有する。保護材7には、例えば、PVF(ポリビニルフルオライド)、PET(ポリエチレンテレフタレート)PEN(ポリエチレンナフタレート)、或いはこれらを積層したものを用いることができる。
充填材8は、太陽電池素子3を封止する機能を有する。充填材8には、例えば、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)やポリビニルブチラール(PVB)を主成分とし、Tダイと押出し機により厚さ0.4〜1mm程度のシート状に成形されたものが用いられる。そして、このシート状に成型したものを所定の寸法に切断して用いる。この充填材8には架橋剤が含有されている。この架橋剤はEVAなどの分子間を結合させる役割を有するものであり、例えば、70〜180℃の温度で分解してラジカルを発生する有機過酸化物を用いることができる。有機過酸化物としては、例えば、2、5−ジメチル−2、5−ビス(t−ブチルパーオキシ)ヘキサンやtert−ヘキシルパーオキシピバレートなどが挙げられ、EVA100質量部に対し1質量部程度の割合で含有させることが好ましい。充填材8は、上述のEVA以外に、熱硬化性樹脂もしくは、熱可塑性樹脂に架橋剤を含有して熱硬化の特性を持たせた樹脂であれば好適に利用可能であり、例えばアクリル樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂やEEA(エチレン−アクリル酸エチル共重合体)などを利用可能である。
支持部材2は、太陽電池パネル1を下面側から支持する機能を有する。支持部材2は、図2に示すように、非受光面1bの一部と接触して各太陽電池素子3を支持する第1の主面2aと、該第1の主面2aの裏面側に位置する第2の主面2bと、を有する基板2’と、第1の主面1a上に配置され、内周面が太陽電池パネル1の外周面と接触する枠部2cと、を有している。すなわち、支持部材2は、基板2’と枠部2cで囲まれた凹部2dが形成されている。そして、この凹部2d内には、太陽電池パネル1が配置される。この凹部2dは、太陽電池パネル1が嵌め込まれる程度の大きさに形成されていればよい。このように、本実施の形態では、支持部材2が第1の主面1aにより各太陽電池素子3、若しくは各太陽電池素子3の周辺をそれぞれ支持する構造となっているため、従来のような枠体のみで固定されてなる構造に比べて、太陽電池パネル1の上面側から作用する荷重に対する耐久性を向上させることができる。なお、支持部材2は、第1の主面1aが各太陽電池素子3の直下の部位だけでなく、隣り合う太陽電池素子間の隙間の直下の部位にも配されるような構造であれば、太陽電池パネル1の耐荷重性をより向上させるという観点から好適である。また、支持部材2は、基板2’と枠部2cとが別体でもよいが、製法が簡易になるという観点から一体的に形成されるほうが好適である。
また、図2(b)に示すように、太陽電池パネル1の厚み方向において、太陽電池パネル1の上面(透光性基板6の上面)が枠部2cの上面よりも高い位置になるようにすれば、太陽電池パネル1の上面に水やゴミ等が滞留しにくい。それゆえ、このような形態によれば、太陽電池パネル1の受光面における汚れ等の付着を低減することができるため、発電効率の低下を低減することができる。このような形態は、例えば、太陽電池パネル1の厚みを凹部2dの深さよりも大きくすれば容易に実現できる。
そして、本実施の形態において、支持部材2は、図2(a)に示すように、太陽電池素子3の直下に、第1の主面2aから第2の主面2bに向かって連通する複数の第1の貫通孔2eを有している。この第1の貫通孔2eには、太陽電池モジュールX1の外部からの空気等が移動することでき、太陽電池パネル1を当該空気で冷却することができる。その結果、本実施の形態によれば、太陽電池パネル1の温度上昇を効率良く低減し、発電効率の低下を小さくすることができる。
第1の貫通孔2eの形状は、特に限定されるものでなく、例えば、図2(a)示すような四角柱等の多角形状、円柱状等が挙げられる。また、本実施の形態では、第1の貫通孔2eが第1の主面2a側または第2の主面2b側に向かって広がるテーパー形状であってもよい。また、第1の貫通孔2eの大きさは、支持部材2の強度を過度に小さくしない程度であれば、太陽電池素子1個あたりの直下の位置に1つでなく、複数設けてもよい。この第1の貫通孔2eの大きさは、例えば、太陽電池素子1個あたりの直下の位置に1つ設ける場合、太陽電池素子の大きさが15cm角であれば、13cm角〜15cm角とすするとよい。
支持部材2の材質としては、例えば、アルミニウム等の金属、ABSや塩化ビニル等の樹脂、またはガラス繊維や芳香族ポリアミド系繊維をエポキシのような樹脂に含浸させた繊維強化プラスチックが挙げられる。特に、繊維強化プラスチックは、強度および耐食性に優れているため好適である。また、繊維強化プラスチックにおいて、ガラス繊維を含んで成るものであれば、透光性基板6をガラスとした場合、支持部材2と透光性基板6の熱膨張率の差を小さくできるため、太陽電池パネル1と凹部2dとの間に生じる隙間を低減することができる。このような支持部材2は、例えば、繊維強化プラスチックであれば、型に強化繊維を配置した上で樹脂を注液して硬化する注型や、さらに負圧を加える真空注型などにより製造することができる。
また、太陽電池モジュールXは、図2(b)に示すように、太陽電池パネル1と支持部材2とを固定部材10で固定してもよい。このような固定部材10を用いれば、太陽電池パネル1を支持部材2に強く固定することができる。この固定部材10の材質としては、例えば、ABSや塩化ビニル等の樹脂、またはアルミニウム等の金属が挙げられる。また、固定部材10を用いない形態としては、例えば、太陽電池パネル1と支持部材2とをシリコーン樹脂等の接着剤で接着してもよい。
≪第2の実施形態≫
本実施の形態に係る太陽電池モジュールX2は、図3に示すように、隣り合う第1の貫通孔2e同士が連通する第2の貫通孔2fを有している点で太陽電池モジュールXと相違する。本実施の形態によれば、互いに独立して設けられていた第1の貫通孔2e同士を第2の貫通孔2fで連通することにより、一方の第1の貫通孔2eに入ってきた空気を第2の貫通孔2fを介して他方の第1の貫通孔2eに流すことができるため、太陽電池パネル1の冷却効率を高めることができる。
≪第2の実施形態≫
本実施の形態に係る太陽電池モジュールX2は、図3に示すように、隣り合う第1の貫通孔2e同士が連通する第2の貫通孔2fを有している点で太陽電池モジュールXと相違する。本実施の形態によれば、互いに独立して設けられていた第1の貫通孔2e同士を第2の貫通孔2fで連通することにより、一方の第1の貫通孔2eに入ってきた空気を第2の貫通孔2fを介して他方の第1の貫通孔2eに流すことができるため、太陽電池パネル1の冷却効率を高めることができる。
また、本実施の形態では、図3(a)に示すように、第2の貫通孔2fを第1の主面2aに開口するように形成すれば、空気が第2の貫通孔2fを通る際に、直接、太陽電池パネル1を冷却することができるため、冷却効率をより高めることができる。この第2の貫通孔2fは、隣接する第1の貫通孔2eを分離する壁部2gの第1の主面2aを削る等の方法によって形成できる。また、第2の貫通孔2fが第1の主面2aに開口する形態では、図3(b)に示すように、太陽電池モジュールX2が傾斜するように配置した場合、空気の流路が傾斜に沿う構造となるため、空気の流れを示す矢印Aのように、煙突効果により流速が増し、冷却効率をさらに高めることができる。
≪第3の実施形態≫
本実施の形態に係る太陽電池モジュールX3は、図4に示すように、支持部材2の枠部の太陽電池パネル1と接する内周面から外周面に向かって連通する第3の貫通孔2hを有している点で太陽電池モジュールX2と相違する。この第3の貫通孔2hは、第1の貫通孔2eと連通している。第3の貫通孔2hは、太陽電池モジュールX3の外部にある空気が第1の貫通孔2eに流れるのを許容する流路となる。そのため、本実施の形態によれば、第1の貫通孔2eとは異なる部位での外部と連通する貫通孔(第3の貫通孔2h)が設けられているため、より多くの空気を太陽電池パネル1の冷却に寄与せしめることが可能である。
≪第3の実施形態≫
本実施の形態に係る太陽電池モジュールX3は、図4に示すように、支持部材2の枠部の太陽電池パネル1と接する内周面から外周面に向かって連通する第3の貫通孔2hを有している点で太陽電池モジュールX2と相違する。この第3の貫通孔2hは、第1の貫通孔2eと連通している。第3の貫通孔2hは、太陽電池モジュールX3の外部にある空気が第1の貫通孔2eに流れるのを許容する流路となる。そのため、本実施の形態によれば、第1の貫通孔2eとは異なる部位での外部と連通する貫通孔(第3の貫通孔2h)が設けられているため、より多くの空気を太陽電池パネル1の冷却に寄与せしめることが可能である。
また、本実施の形態において、図5に示すように、太陽電池モジュールX3が傾斜するように配置した場合、外部から第3の貫通孔2hを介して流入してきた空気の流路が傾斜に沿う構造となるため、空気の流れを示す矢印Bのように、煙突効果により流速が増し、冷却効率をさらに高めることができる。
(太陽光発電システム)
次に、本発明の一実施形態に係る太陽光発電システムYについて図6を参照しつつ説明する。なお、本実施の形態では、水面上に設置するフロート式の太陽光発電システムYについて説明する。太陽光発電システムYは、図6に示すように、水面上で十分に安定する台船11と、該台船11上に配された架台12と、該架台上に配置された本発明の実施の形態に係る太陽電池モジュールX1と、を備えている。架台12は、支持部材2の第2の主面2b側に配置されている。また、本実施の形態では、台船11の上面に対して太陽電池モジュールX1の上面が傾斜するように配置されている。
(太陽光発電システム)
次に、本発明の一実施形態に係る太陽光発電システムYについて図6を参照しつつ説明する。なお、本実施の形態では、水面上に設置するフロート式の太陽光発電システムYについて説明する。太陽光発電システムYは、図6に示すように、水面上で十分に安定する台船11と、該台船11上に配された架台12と、該架台上に配置された本発明の実施の形態に係る太陽電池モジュールX1と、を備えている。架台12は、支持部材2の第2の主面2b側に配置されている。また、本実施の形態では、台船11の上面に対して太陽電池モジュールX1の上面が傾斜するように配置されている。
台船11および架台12は、耐食性の観点から支持部材2と同様に樹脂や繊維強化プラスチックで構成すると良い。
そして、本実施の形態によれば、本発明の実施の形態に係る太陽電池モジュールを備えているため、各太陽電池素子3を非受光面1b側から支持部材2で支え、太陽電池パネル1の外周面を支持部材2の枠部2cで保護しているため、耐荷重性を向上させることができる。加えて、本実施の形態によれば、支持部材2の第1の主面2aから第2の主面2bに向かって連通する第1の貫通孔2eを有しているため、太陽電池パネル1の温度上昇を効率良く低減し、発電効率の低下を小さくすることができる。
X1〜X3:太陽電池モジュール
Y:太陽光発電システム
1:太陽電池パネル
1a:第1の主面
1b:第2の主面
2:支持部材
2’:基板
2a:第1の主面
2b:第2の主面
2c:枠部
2d:凹部
2e:第1の貫通孔
2f:第2の貫通孔
2g:壁部
2g:第3の貫通孔
3:太陽電池素子
4:配線材
5:配線導体
6:透光性基板
7:保護材
8:充填材
9:端子ボックス
10:固定部材
11:台船
12:架台
Y:太陽光発電システム
1:太陽電池パネル
1a:第1の主面
1b:第2の主面
2:支持部材
2’:基板
2a:第1の主面
2b:第2の主面
2c:枠部
2d:凹部
2e:第1の貫通孔
2f:第2の貫通孔
2g:壁部
2g:第3の貫通孔
3:太陽電池素子
4:配線材
5:配線導体
6:透光性基板
7:保護材
8:充填材
9:端子ボックス
10:固定部材
11:台船
12:架台
Claims (7)
- 受光面と、該受光面の裏面側に位置する非受光面と、を有し、互いに間隔を空けて配列された複数の太陽電池素子を備えた太陽電池パネルと、
前記非受光面の一部と接触して前記各太陽電池素子を支持する第1の主面と、該第1の主面の裏面側に位置する第2の主面と、前記第1の主面上に配置され、内周面が前記太陽電池パネルの外周面と接触する枠部と、を有する支持部材と、を備え、
前記支持部材は、前記第1の主面から第2の主面に向かって連通する複数の第1の貫通孔を有することを特徴とする太陽電池モジュール。 - 前記第1の貫通孔は、前記太陽電池素子の直下に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール。
- 前記支持部材は、隣り合う前記第1の貫通孔同士が連通する第2の貫通孔を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の太陽電池モジュール。
- 前記第2の貫通孔の一部は、前記第1の主面に開口していることを特徴とする請求項3に記載の太陽電池モジュール。
- 前記枠部は、内周面から外周面に向かって連通する第3の貫通孔を有し、該第3の貫通孔は、前記第1の貫通孔と連通していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
- 前記支持部材は、前記第1の主面および前記第2の主面を有する基板をさらに備え、前記基板は、前記枠部と一体的に形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の太陽電池モジュールと、
該太陽電池モジュールの前記支持部材の前記第2の主面側に設けられた架台と、を備えた太陽電池システム。
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