JP2010198445A - 情報入力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ガイダンス情報を複数表示することによる画面の煩雑さを解消する。
【解決手段】 入力ルール情報保持手段と、ガイダンス情報保持手段と、入力エラー検出手段と、エラー提示手段と、エラー箇所指示識別手段と、ガイダンス提示手段により、一画面上で複数の入力エラー箇所を同時に提示すると共に、エラー箇所を指示したときにのみガイダンス情報を表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】 入力ルール情報保持手段と、ガイダンス情報保持手段と、入力エラー検出手段と、エラー提示手段と、エラー箇所指示識別手段と、ガイダンス提示手段により、一画面上で複数の入力エラー箇所を同時に提示すると共に、エラー箇所を指示したときにのみガイダンス情報を表示する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、画像形成装置の遠隔監視システム、および、遠隔監視システム内の集中監視装置、拠点監視装置に関するものである。
従来技術では、以下のような入力装置が開示されている。
特許文献1、特許文献2において、マウス指示位置に存在する項目に関するヘルプを、ToolTipで、または別Windowで表示する方法が開示されている。また、特許文献3において、入力確定時に入力エラーの有無により表示を変更する。このような入力値エラー判断に基づきその項目関してのみエラー表示する方法もある。
また、入力エラーがある箇所について、一画面内にエラー内容やメッセージを全て表示する方法も、一般的に採られている。
更に、従来技術として、マウス指示位置に存在する項目に関するヘルプを、ToolTipで、または別Windowで表示する方法が開示されている。また、特許文献3のように、入力確定時に入力エラーの有無により表示を変更するものがある。
上記従来例では、以下の課題があった。
特許文献1、特許文献2では、マウス指示位置に存在する項目のエラー状態に関わらず、指示された場合には常にヘルプを表示している。そのため、本発明のような複数の入力項目を一画面内で行い、複数箇所にエラーが存在する可能性がある装置においては、マウス移動に伴い、いずれかのヘルプが表示される。これは、ユーザがエラー修正のために利用したい情報以外の情報、即ち、不要な情報も表示されてしまう。
また、特許文献3は1項目ずつ入力していく装置に関するもので、入力の都度、情報を訂正する必要がある。多数の入力エラー項目を含むファイルのOpenやImportを行ない、複数箇所に入力エラーが同時発生する本発明の装置で行おうとする、一画面上での一斉入力修正には対応できない。さらに、一画面内にエラー内容やメッセージを全て表示する方法では、特にエラー箇所が多いケースで画面が非常に煩雑になり、修正が行い難くなる。
上記課題を解決するために、本発明に係る情報入力装置は、複数の情報を入力可能であり、複数の情報を同時に表示する情報入力装置(140)であって、
入力情報毎に、入力ルール情報を保持する入力ルール情報保持手段と、
入力情報毎に入力ルールを示すガイダンスデータを保持するガイダンス情報保持手段と、
入力確定時およびデータ読込時に、前記入力ルール情報保持手段により保持するルールに比較し、入力値の不正を検出する入力エラー検出手段と、
前記入力エラー検出手段により検出した複数箇所の入力エラー情報を、同一画面上で同時に警告表示するエラー提示手段と、
画面上でエラー箇所がポイントされた事を識別する、エラー箇所指示識別手段と、
前記エラー箇所指示識別手段により、エラー箇所が指示された場合、前記ガイダンス情報保持手段から指示された情報のガイダンスデータを抽出し、表示するガイダンス提示手段と、を具備した。
入力情報毎に、入力ルール情報を保持する入力ルール情報保持手段と、
入力情報毎に入力ルールを示すガイダンスデータを保持するガイダンス情報保持手段と、
入力確定時およびデータ読込時に、前記入力ルール情報保持手段により保持するルールに比較し、入力値の不正を検出する入力エラー検出手段と、
前記入力エラー検出手段により検出した複数箇所の入力エラー情報を、同一画面上で同時に警告表示するエラー提示手段と、
画面上でエラー箇所がポイントされた事を識別する、エラー箇所指示識別手段と、
前記エラー箇所指示識別手段により、エラー箇所が指示された場合、前記ガイダンス情報保持手段から指示された情報のガイダンスデータを抽出し、表示するガイダンス提示手段と、を具備した。
入力ルール情報保持手段と、ガイダンス情報保持手段と、入力エラー検出手段と、エラー提示手段と、エラー箇所指示識別手段と、ガイダンス提示手段により、一画面上で複数の入力エラー箇所を同時に提示すると共に、エラー箇所を指示したときにのみガイダンス情報を表示する事で、ガイダンス情報を複数表示することによる画面の煩雑さを解消することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の入力装置で生成するメンテナンス設定情報を使用してメンテナンスを行なう、デバイスメンテナンスシステムの全体像を示すものである。
本システムは、販売会社が顧客先のデバイスに関する情報を収集し、使用カウンタによる課金処理、障害検知によるサービスマン派遣、消耗品切れ検知による消耗品配送等のメンテナンスサービスを顧客に対し行なっている。
まず、販売会社側として販売会社101が存在する。図1では説明の便宜上一つしか記載していないが、複数の販売会社が存在することもある。販売会社101には、集中監視装置102が存在し、それぞれ管轄の地域/顧客の販売情報や監視システムに関わる情報を蓄積するためのデータベース103が存在する。さらに、集中監視装置102へのデータ登録や修正などの制御を行ない、また、集中監視装置102が提供するWEBサイトへアクセスしデータの閲覧等を行うPC104が存在する。なお、集中監視装置102は操作部および表示部を持ち、PC104の役割を果たす事も可能である。集中監視装置102、データベース103、PC104はLAN105で接続されており、LAN105は、インターネット130に接続可能となっている。また、データベース103は、物理的に集中監視装置102内にそれぞれ存在してもよい。さらに、集中監視装置102からアクセス可能であれば、インターネット130を経由した別の場所に存在しても構わない。集中監視装置102は、インターネット130を介して接続したPCに対し、データベース103に蓄積した情報、または加工した情報を閲覧するWEBページを提供している。このWEBページは、ユーザ認証により、販売会社別、顧客別、およびウユーザの権限別に閲覧内容を限定して提供している。さらに、WEBページから、一部データの変更も可能としている。
次に、顧客側について説明する。
110および120は、集中監視装置が監視対象とする顧客の一例で、この顧客は110の支店1、および、120の支店2の2箇所のデバイスをメンテナンス対象としている。
110の支店1では、拠点監視装置111が存在する。112は、監視のための情報や、顧客側から収集した画像形成装置のカウンタ、障害情報などを蓄積するデータベースである。拠点監視装置111とデータベース112は、LAN115で接続されており、LAN115は、インターネット130に接続可能となっている。なお、データベース112は、物理的に拠点監視装置111内に存在してもよい。さらに、拠点監視装置111からアクセス可能であれば、インターネットを経由した別の場所に存在しても構わない。拠点監視装置111は監視対象デバイスの情報を収集、蓄積、加工し、販売会社環境101に存在する集中監視装置102に配信する役割を持つ。113および114は、拠点監視装置111の監視対象となっているデバイスである。113は「デバイス_タイプ1」と呼び、拠点監視装置111が116に示す矢印の方向でデバイス113に対しポーリングする事で、メンテナンスのための情報を取得する。本実施例において、デバイス113に対するポーリングによるデータ取得にはSNMPや独自プロトコルを用いている。一方、114は「デバイス_タイプ2」と呼び、デバイス114が117に示す矢印の方向で自発的に、拠点監視装置111に対しメンテナンスのための情報を送出する。なお、デバイス113も、デバイスの状態が変化したことをイベントとして自発的に拠点監視装置111に通知する等、一部矢印116と逆方向の通信も行なう。また、デバイス114も、一部データについては、拠点監視装置111からポーリング取得、即ち、117に示す矢印と逆方向の通信も行なう。本実施例において、デバイス114から拠点監視装置111へのデータ送出にはHTTP(またはHTTPS)/SOAPプロトコルを用いている。
拠点監視装置を介さず、直接集中監視装置にメンテナンスに関わるデータを送出するデバイスを、本実施例では「自走式デバイス」と呼ぶ。120の支店2では、自送式デバイス121が存在する。自送式デバイス121は、LAN122に接続されており、LAN122は、インターネット130に接続可能となっている。自送式デバイス121は、監視のためのカウンタ、障害情報などを販売会社環境101に存在する集中監視装置102に対し、123に示す矢印の方向で自発的に送出する。本実施例において、自送式デバイス121から拠点監視装置111へのデータ送出にはHTTP(またはHTTPS)/SOAPプロトコルを用いている。
なお、以上説明した構成における拠点監視装置111から集中監視装置102に対するインターネットを介した通信においては、SMTPプロトコルを利用し、メール通信を行なう事も可能である。
さらに、販売会社環境101には、集中監視装置102およびデータベース103が1つずつしか示されていないが、実際には、多くのデバイスおよび拠点監視装置からの情報を収集するための負荷分散を行なうために、複数の集中監視装置、データベースに分散処理をさせるケースもある。
また、デバイス113、114としては、具体的には、プリンタ及びファクシミリ機能が統合的に設けられた複合機、PCなどからデータを受信し印刷するプリンタ(電子写真方式及びインクジェット方式を含む)や、スキャナーや、ファクシミリなどが挙げられる。
本発明における入力装置140では、上記説明したデバイス・メンテナンス・システムとは独立して動作可能である。またPC104や、PCである拠点監視装置111上にインストールして動作させる事も可能である。入力装置140では、拠点監視装置111が監視のために必要なデバイス113、114の情報、および110で示す支店1のネットワーク環境を入力する。そして入力された情報を用い、拠点監視装置111の監視設定のための設定を出力する。出力した情報を拠点監視装置111に読み込ませる。拠点監視装置111は、読み込んだ情報を用いて監視を行う。さらに、入力装置140では、自送式デバイス121の情報、および120で示す支店2のネットワーク環境を入力する。そして、入力された情報を用い、110、120から成る顧客環境を出力し、集中監視装置102に読み込ませる。集中監視装置102では、読み込んだ情報を用いて、110、120から成る顧客のデバイスを監視し、メンテナンス・サービスを提供する。上記説明した入力装置140からの設定の出力、および拠点監視装置111や集中監視装置102への設定にはファイルを用いる。また、入力装置140をネットワークに接続し、直接拠点監視装置111や集中監視装置102にアップロードする事で設定する事も可能である。
図2は、集中監視装置102、PC104、拠点監視装置111、入力装置140の、ハードウェア構成図である。
CPU201は装置上の各処理を司る。書換え不可能な記憶領域であるROM202は、装置の各処理に関わるプログラムやデータを記憶する。書き換え可能な記憶領域であるRAM203は、装置の各処理に関わる一時的なデータを電気的に記憶する。HDD204は、読み書き可能な記憶領域である。拠点監視装置111では装置の各処理に関わるプログラムやデータ、および一時的なデータ、監視対象デバイスに関する情報、およびデバイスから収集した情報などをHDD204に記憶する。PC104においてはWEBブラウザなどをHDD204に記憶する。入力装置140では、本発明に関わる入力装置プログラム、入力された情報を記憶する。入力装置205は、装置への指示入力を受け付けるキーボードやポインティングデバイスである。表示部206は、本装置の動作状況や、本装置上で動作する各プログラムが出力する情報を表示する。NetworkI/F207は、ネットワーク経由でLANおよびインターネットに接続し、外部と情報交換を行う。外部機器I/F208は、外部記憶機器等を接続する。以上の各部は、システムバス209により結び付き、データをやりとりしている。
図3は、入力装置140において本発明に係る処理プログラムを実行する際、処理プログラムをRAM203上にロードした際のメモリマップの構造を示す図である。メモリマップは、本装置上の入出力を司る基本I/Oプログラム301、各処理プログラムに動作環境を提供するシステム・プログラム302、本実施例の処理プログラムを初めとする各種処理プログラム303、関連データを格納するエリア304、各種プログラムが動作する際に一時的に利用するワークエリア305で構成されている。なお、容量の制約により301〜305として利用する領域が足りなくなった場合、HDD204またはをRAM203の領域の一部として扱うことも可能である。
図4は、本発明の入力装置140のメイン画面401を示す図である。
402は、タイトルバーである。403は、メニューバーである。ファイルのオープン/クローズ、セーブ等、ファイル操作を行なう「ファイル」メニュー、画面上の項目や入力内容のコピー/ペースト等の「編集」メニュー、動作モードの設定等を行う「設定」メニューから成る。メイン画面401は、図1に示す顧客環境110、120を構成する項目を階層構造に追加していく領域404と、領域404で選択された項目に対する設定情報を表示する領域405から成る。さらに領域405は、設定情報名をカテゴリー毎に表示する領域406、各情報の値を入力、表示する領域407から成る。
入力装置140では、メンテナンス・サービス対象とする顧客毎にデータを作成する。411は、最上位階層である「顧客」であり、ただ一つ存在する。412は、メンテナンス・サービスの「契約」を示す階層であり、「顧客」階層の下に複数存在する事ができる。413、414は「拠点監視装置」を示す階層である。「拠点監視装置」は、「契約」階層下に複数存在する事ができる。ここで、自送式デバイス121は「デバイス」でありながら「拠点監視装置」の役割も果たすため、本実施例では「拠点監視装置」階層に413として置かれる。414は図1の拠点監視装置111にあたる。415、416は「拠点監視装置」に監視される「デバイス」階層に位置し、「拠点監視装置」下に複数存在する事ができる。415は図1の113に、416は図1の416にあたる。図4では、領域404で「デバイス_タイプ2」416を選択することにより、領域405に「デバイス_タイプ2」に関わる情報を表示した状態である。なお、431は「デバイス_タイプ2」を選択した選択表示を示している。領域404の選択項目に対し入力可能な情報は、図5で後述する。領域405では、設定情報カテゴリーを表示する領域406で、各カテゴリーの情報を展開表示/収納表示を切り替え可能である。421、423は、カテゴリーの情報を収納表示した状態を、422は展開表示した状態を示す。441は、入力情報に不正があるために、不正を示すために不正情報である「MACアドレス」の情報名部と値部を特殊表示している状態を示す。
面画面401上で入力されたデータは、表示している、いないに関わらず、RAM203に保持する。または、HDD204に一時ファイルとして保存する場合もある。本実施例において、各情報の値は個々に、入力数値範囲や使用可能文字、文字列長といったルールを持つ。値の入力の確定に伴い、ルールと照合し、エラーの有無を判定している。エラーと判定した場合、前記特殊表示で示すが、入力された値は内部的に保持しており、データをファイル保存する際には、エラー値のまま保存している。
図5は、本発明の入力装置で表示、入力する項目、および項目に対する情報を示すテーブルである。
本テーブルは、設定情報501に対して、ガイダンスID502、アイコン情報503、ルール情報510から成る。ガイダンスID502は、後述する各情報に対する入力ルールの提示に用いるガイダンス情報を示す。アイコン情報503は、メイン画面401に表示する際に用いるアイコンファイル情報である。ルール情報510は、値の入力ルールを示す。ルール情報510で識別される入力ルール自体は、702に示すガイダンスの範囲に入力値が収まっているがどうかを判定するプログラムとしてHDD204に格納している。内容は、入力可能文字列長、入力可能範囲、使用可能文字、形式等である。504は「顧客」の情報を示す。505は「契約」の情報を示す。506は「自送式デバイス」の情報である。507は「拠点監視装置」の情報である。508は「デバイス_タイプ1」の情報である。509は「デバイス_タイプ2」の情報である。なお、各情報には、入力必須の項目や、表示は行なうが入力は行なわせない項目等の属性も存在する。しかし、それらの属性は、本発明には直接関係しないため、説明を割愛する。
図6は、RAM203上に、またはHDD204上の一時ファイル上のデータ構造を示すテーブル601である。本図は一例として、図4で示した「デバイス_タイプ2」のデータを格納した状態を示す。設定情報602は、図5の509により定義された情報を列挙している。ただし、値を持たないカテゴリーは除く。603は画面401内の表示位置を示す情報である。本実施例においては、後述のエラー箇所のマウス指示判定に用いる情報である。本情報は通常、Windowシステムにより制御されており、データ構造内に敢えて持つ必要はないが、説明の都合上データ構造内に持たせている。604は入力値のエラー有無の判定結果を示す情報である。「Y」がエラー有り、「N」がエラー無しを示す。605は、ガイダンス情報として表示するガイダンスのIDを示す情報である。本情報の使用方法は、図8で詳述する。606は、画面上入力された値を格納する領域である。
図7は、本入力装置の各情報の入力ルールを提示するガイダンスを格納するテーブルである。本テーブルは、HDD204に本入力処理装置が用いるデータとして、格納されている。
本テーブルは、ガイダンス内容を識別するID701と、ガイダンス内容702で構成される。ID701は、図8で後述する処理において、図6のガイダンスID605に格納する値である。
図8は、本発明の入力装置において407の一項目の値入力が確定した際のフローチャートである。入力確定は、入力対象としている入力領域407から、フォーカスが外れた時に行なう。フォーカスは、画面401上で405内に表示中の入力中以外の情報を選んだ時、404内でいずれかの項目を選択した時、或いは、メニュー403で指示を行なった時に、外れる。
入力が確定すると、S801において、ルール情報510を参照し、入力内容をチェックする。なお、入力値は、入力中に606に保存している。S802において、入力エラーありと判定した場合はS803に進む。S803において、テーブル701のエラー情報604にエラーである旨「Y」を設定する。S804において、テーブル601のガイダンス情報605に、ガイダンスID502と図7を参照し、ガイダンスID701を格納する。一方、S802においてエラーなしと判定した場合、S805に進む。S805において、テーブル701のエラー情報604にエラーがない旨「N」を設定する。S806において、テーブル601のガイダンス情報605の値をクリアする。
次に、S807において、テーブル501を参照し、画面401の領域405に表示すべき項目を抽出する。入力確定が領域405内の情報移動による場合、領域405に表示すべき情報は変わらない。一方、領域404で別の項目を選ぶ事により入力が確定した場合は、領域405に表示する情報は変わる事になる。S808乃至S809は、領域405にS807で抽出した全情報を表示するループである。S808で全情報の表示が完了していない場合、S809で図10に示す一項目の表示処理を行なう。一方、S808で全情報の表示が完了したと判断した場合、処理を終了する。
図9は、本発明の入力装置が、ファイルをオープン、または、データのインポートを行なう際のデータ読み込み処理のフローチャートである。本処理では、入力確定時同様、読込位置情報毎に入力エラーの有無を判定し、ガイダンス情報のリンクを行なう。
S901乃至S908は、読み込み項目全て一情報ずつ処理するループである。S901で全情報の読み込みが終了したと判断した場合、S909に進む。S901で全情報の読み込み未完了と判断した場合、S902に進む。S902では、読み込んだ情報を606に保存する。S904において、ルール情報510を参照し、読み込み内容をチェックする。S904において、読み込み内容にエラーありと判定した場合はS905に進む。S905において、テーブル701のエラー情報604にエラーである旨「Y」を設定する。S906において、テーブル601のガイダンス情報605に、ガイダンスID502と図7を参照し、ガイダンスID701を格納する。一方、S904においてエラーなしと判定した場合、S907に進む。S907において、テーブル701のエラー情報604にエラーがない旨「N」を設定する。S908において、テーブル601のガイダンス情報605の値をクリアする。
次に、S909において、データ読み込み後に画面401に初期表示する項目を決定する。本実施例においては、初期状態でどの項目を表示するかは、入力装置の固定データとしてHDD204に保持している。なお、本情報は、ファイル保存時にそのときの表示状態をファイルに保存しておき、次回ファイルオープン時に反映する事も容易に可能である。S910において、テーブル501を参照し、S909で決定した選択項目に対し、画面401の領域405に表示すべき項目を抽出する。S911乃至S912は、領域405にS910で抽出した全情報を表示するループである。S911で全情報の表示が完了していない場合、S912で図10に示す一項目の表示処理を行なう。一方、S911で全情報の表示が完了したと判断した場合、処理を終了する。
なお、図8、図9のフローチャートにおいて、以下のような構成とする事も容易に可能である。図5の502に示す入力情報に対するガイダンス情報を、入力エラーパターンに応じて複数用意しておく。そして、S801またはS903のチェック結果に応じて、エラー内容に合致するガイダンス情報をテーブル501から取得し、S804またはS906において用いる。
図10は、本発明の入力装置が、領域405に一情報を表示するフローチャートである。
S1001において、テーブル601のエラー情報604を参照し、その項目のエラー状態を判定する。エラーあり、即ちエラー情報604が「Y」の場合、S1002で値606を表示すると共に、設定情報名406および値407部分を特殊表示する。本実施例の特殊表示は、設定情報名406および値407部分のバックグラウンドの色を変える表示である。一方、エラーなし、即ちエラー情報604が「N」の場合、S1003で値606を表示すると共に、設定情報名406および値407部分を正常表示する。
図11は、ユーザが画面401内でマウスを移動した時の、本発明の入力装置の処理フローチャートである。
S1101において、表示中のガイダンス情報を表示クリアする。S1102で画面401上のマウス位置を取得する。S1103において、603を参照して入力領域405内のいずれかの情報がポイントされているかを判定する。いずれかの情報をポイントしていた場合、S1104乃至S1107の処理を行なう。一方、いずれかの情報をポイントしていなかった場合、今回のマウス移動に伴う処理を終了する。S1104では、テーブル601から、S1103でポイント中であると判定した情報を参照する。S1105において、S1104で参照した情報が入力エラー状態、即ちエラー情報604が「Y」の場合、S1106に進む。参照した情報が入力エラー状態でなかった場合、即ちエラー情報604が「N」の場合、今回のマウス移動に伴う処理を終了する。S1106では、格納されているガイダンスID605を用いて図7のテーブルを参照し、ガイダンス内容702を取得する。S1107において、S1106で取得したガイダンスを、図12の1203に示す形式で表示する。
なお、本処理は、説明を簡単にするために、マウスが動く都度行なうように説明したが、実際には画面のちらつきを避けるため、一定期間マウスが停止された時に実行する。また、前回マウスポイント位置を保持し、S1101の表示クリアは最初に行なわず、前回ポイントした情報と異なる情報方をポイントした時のみ行なう事も可能である。
図12は、図4に示した画面状態で、入力エラーのある情報441をマウスでポイントした時の画面1201を示す図である。
1202はマウスポインタである。1203は、図11の処理により表示したガイダンスである。
以上説明した入力装置は、ソフトウェアプログラムとして、一般的なPC上で動作させる事も可能である。さらに、前記ソフトウェアプログラムは、記憶メディアに格納し、様々なPCにインストールする事も可能である。
以上説明したように、一画面上に複数の情報を同時表示し、複数の入力エラー箇所を同時提示した上で、マウス指示があった箇所のみガイダンス表示を行なうようにした。これにより、一画面で複数情報を入力する本装置の特性を損なわず、エラー箇所の提示と、画面を繁雑にする事なくガイダンスを提示できるようになった。
101 販売会社環境
102 販売会社:集中監視装置
103 販売会社:集中監視装置用データベース
104 販売会社:集中監視装置制御用PC
105 販売会社:LAN
110 顧客環境1
111 顧客環境1:拠点監視装置
112 顧客環境1:拠点監視装置用データベース
113 顧客環境1:デバイス(タイプ1)
114 顧客環境1:デバイス(タイプ2)
115 顧客環境1:LAN
116 顧客環境1:拠点監視装置111のデバイス(タイプ1)113監視方法
117 顧客環境1:拠点監視装置111のデバイス(タイプ1)114監視方法
118 顧客環境1:拠点監視装置111から集中監視装置102への通信
120 顧客環境2
121 顧客環境2:自送式デバイス
122 顧客環境2:LAN
123 顧客環境2:自送式デバイス121から集中監視装置102への通信
130 インターネット
140 入力装置
102 販売会社:集中監視装置
103 販売会社:集中監視装置用データベース
104 販売会社:集中監視装置制御用PC
105 販売会社:LAN
110 顧客環境1
111 顧客環境1:拠点監視装置
112 顧客環境1:拠点監視装置用データベース
113 顧客環境1:デバイス(タイプ1)
114 顧客環境1:デバイス(タイプ2)
115 顧客環境1:LAN
116 顧客環境1:拠点監視装置111のデバイス(タイプ1)113監視方法
117 顧客環境1:拠点監視装置111のデバイス(タイプ1)114監視方法
118 顧客環境1:拠点監視装置111から集中監視装置102への通信
120 顧客環境2
121 顧客環境2:自送式デバイス
122 顧客環境2:LAN
123 顧客環境2:自送式デバイス121から集中監視装置102への通信
130 インターネット
140 入力装置
Claims (1)
- 複数の情報を入力可能であり、複数の情報を同時に表示する情報入力装置(140)であって、
入力情報毎に、入力ルール情報を保持する入力ルール情報保持手段(510)と、
入力情報毎に入力ルールを示すガイダンスデータを保持するガイダンス情報保持手段(502、701および702)と、
入力確定時およびデータ読込時に、前記入力ルール情報保持手段により保持するルールに比較し、入力値の不正を検出する入力エラー検出手段(S801、S903)と、
前記入力エラー検出手段により検出した複数箇所の入力エラー情報を、同一画面上で同時に警告表示するエラー提示手段(S1001、S1002)と、
画面上でエラー箇所がポイントされた事を識別する、エラー箇所指示識別手段(S1102乃至S1105)と、
前記エラー箇所指示識別手段により、エラー箇所が指示された場合、前記ガイダンス情報保持手段から指示された情報のガイダンスデータを抽出(S1106)し、表示するガイダンス提示手段(S1107)と、を具備する情報入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009043927A JP2010198445A (ja) | 2009-02-26 | 2009-02-26 | 情報入力装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009043927A JP2010198445A (ja) | 2009-02-26 | 2009-02-26 | 情報入力装置 |
Publications (1)
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---|---|---|---|
JP2009043927A Pending JP2010198445A (ja) | 2009-02-26 | 2009-02-26 | 情報入力装置 |
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Country | Link |
---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10078723B1 (en) * | 2016-09-30 | 2018-09-18 | Cadence Design Systems, Inc. | Method and apparatus for design rules driven interactive violation display |
-
2009
- 2009-02-26 JP JP2009043927A patent/JP2010198445A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10078723B1 (en) * | 2016-09-30 | 2018-09-18 | Cadence Design Systems, Inc. | Method and apparatus for design rules driven interactive violation display |
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