JP2010193510A - インターネットのコンテンツをディスプレイ装置に伝送する方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】衛星放送番組情報とNTSC放送番組情報をシームレスに、且つリアルタイムでディスプレイ装置に表示する。
【解決手段】衛星放送データ・ストリームを受信する衛星放送受信機とNTSC放送オーディオ/ビデオ信号とインターネット・データ/情報を受信するインターネットのセットトップ・ボックスとの間のワイドバンド・データ・リンクにより、エンハンス(enhance;増強、拡張)された電子番組ガイド(EPG)が、1つの形態として表示される。また、インターネットのセットトップ・ボックスによって衛星放送受信機が制御される。衛星放送データ・ストリームで送信できる補足的情報もディスプレイ装置に表示できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ディジタル信号処理の分野に関し、特に、統合された直接衛星放送(Direct Broadcast Satellite;DBS)システム、NTSC信号受信/表示システム、およびインターネットのセットトップ・ボックスに関するものである。
今日、消費者がテレビジョンに表示できる音声/映像番組のソース(source)および選択(choice)は多数ある。これら種々の番組ソースは、映画、連続ホームコメディー、ニュース、スポーツ、ペイ・パー・ビュー(pay−per−view;有料視聴制)のイベントなど、多数の娯楽/情報チャンネルを家庭内に取り入れることができる。このような番組ソースとして、アンテナで受信可能な、空中を媒体とした即ちオフ‐エア(off‐air)テレビジョン信号(アンテナを介して送信され、空中を通って受信機に達するテレビジョン信号)、DBS(衛星放送)、インターネットなどがある。
しかしながら、現在、入来する音声(オーディオ)/映像(ビデオ)信号を復号化し処理するために、各番組ソースは異なるシステムまたは受信機を必要とする。ディジタル・データ・ストリームが衛星から受信ディッシュに伝送される衛星放送(DBS)システムの場合、入来するディジタル・データ・ストリームを復号化し処理するために、衛星放送受信機が必要とされる。インターネットを見る場合、インターネットのページまたはコンテンツを受信し処理するために、別個のコンピュータ・システムが必要となる。セットトップ・インターネット受信機/ボックスは、ケーブル・システムからのケーブルTVとアンテナのようなソースから受信できるNTSC方式テレビジョン信号の処理機能を統合する。
また、番組ガイドあるいはチャンネル・ガイドは、衛星放送システムおよびオフ‐エア(例えば、NTSC)放送などの各番組ソースにより提供される。番組ガイド情報またはチャンネル・ガイド情報は、衛星放送システムの場合、ディジタル・データ・ストリームで送信され、このような番組情報はアナログ方式のNTSC信号テレビジョン信号のVBI(Vertical Blanking Interval;垂直帰線消去期間)の一部として送信される。具体的に言うと、衛星放送のディジタル・データ・ストリームの場合、番組ガイド情報は、標準の符号化されたトランスポート・ストリーム(例えば、MPEG‐2)の中でPSI(PSI:Program Specific Information;番組を特定する情報)テーブル(table)の一部として、ディジタル・ビデオ信号と共に送信される。また各システムは、視聴するために、個別の制御、同調および番組ガイドの編集を必要とする。
WO98/56172に記載のシステムは、テレビジョン番組情報を提供する番組ガイドを備えている。この番組ガイドにはインターネットのアイコンが組み込まれており、ユーザはアイコンを選択することによりインターネット・サーフィンができる。また、D2 GB2323489 Aは電子番組ガイドを提供して、テレビジョン番組とインターネット番組の両方の番組情報を提供する。しかしながら、これらの文書はどれも、NTSC放送受信機と衛星放送受信機からの番組情報源(ソース)を合成して、統合されたテレビジョン番組ガイドを提供するシステムについて記載していない。加えて、これらの文書はどれも、独立型の2個の受信機を1つのシステムに統合する方法について、例えば、ユーザがすでに衛星放送受信機またはインターネット受信機の何れか一方を購入しているが他方の機能を欠いているような場合について、述べていない。
必要とされるのは、衛星放送、インターネットおよびNTSC放送のテレビジョン番組のための統合されたシステムである。
本発明は、複数の衛星放送番組チャンネルとネットワーク番組チャンネルを包含する単一の番組が編集される、統合された衛星放送/インターネット受信システムに向けられている。
本発明の別の態様によれば、衛星放送システムは、リンクされたインターネット受信機を介して制御することができ、すべての番組チャンネルはインターネット受信機を介して継ぎ目なく(seamless;シームレス)同調される。また、インターネットのデータを取り出して見るために、ブロードバンド・データ(衛星放送チャンネルを介して受信される、ユーザが選択できるインターネット・リンクを含む)を使用することもできる。
一つの形態として、衛星放送/インターネット受信システムにおいて、衛星放送システムは、番組ガイド情報を含む衛星放送の番組情報を受信できる衛星放送受信機を備え、インターネット受信システムは、番組ガイド情報とインターネットのデータを含むデータおよびネットワーク番組情報を受信できるインターネット受信機を備え、合成された衛星放送/ネットワーク番組ガイドを形成する方法が提供される。この方法では、衛星放送受信機にワイドバンド・データ通信入力/出力ポートを備え、ネットワーク受信機にワイドバンド・データ通信入力/出力ポートを備え、衛星放送受信機のワイドバンド・データ通信入力/出力ポートをインターネット受信機のワイドバンド・データ通信入力/出力ポートとリンクさせ、これらのワイドバンド・データ通信ポートを介して衛星放送受信機で受信された番組ガイド情報をインターネット受信機に供給し、インターネット受信機でネットワーク番組ガイド情報と衛星放送番組ガイド情報を統合して、ディスプレイ装置(表示装置)で見られる合成(統合)された衛星放送/ネットワーク番組ガイドが得られる。
本発明の利点として、衛星放送システムの番組ガイドとNTSC信号システムの番組ガイドを合成する、エンハンス(enhance;増強、拡張)された番組ガイドまたはスーパー番組ガイドを提供することができる。
本発明の別の利点として、インターネット/NTSC信号受信機で衛星放送受信機をリモコン制御することができる。
本発明の更なる利点として、衛星放送ディジタル・データ・ストリームによって運ばれる補足的情報を使用してエンハンスされた衛星放送ディジタル放送を提供することができる。
上述した本発明の特徴およびその他の特徴と利点およびそれらを達成する方法は、添付されている図面と共に本発明の実施例についての以下の説明を参照することにより一層よく理解される。
ここで述べる例示は本発明の一つの好ましい実施例であって、このような例示は本発明の範囲を制限するものと解釈すべきものではない。
本発明による、衛星放送ユニットとインターネット受信ユニット(受信機)とディスプレイ装置(表示装置)との間の接続スキームを示す線図である。 図1の衛星放送ユニットとインターネット受信ユニット間の相互接続スキームを示すブロック図である。
ここで図面、特に、図1に言及すると、衛星放送(Direct Broadcast Satellite;DBS)ユニット(例えば、DIRECTV(登録商標)ユニット)10とインターネット受信ユニット32とディスプレイ装置48とから成るオーディオ/ビデオ・システム8が図示され、これらは相互に接続されており、以下に説明するように機能する。
衛星放送ユニット10は、入力ポート16の中にプラグが差し込まれるケーブル14を経由して衛星放送ディッシュ(dish)すなわちアンテナ12から信号を受信する。入力ポート16は、衛星(図示せず)から送信される衛星放送ディジタル・データ・ストリームを復号化し処理するために、当技術分野で知られている適正な回路に内部で結合されている。衛星放送ディッシュ12は、当技術分野で知られているように、ディッシュ12により反射される衛星放送データ・ストリームを受信するフィード・ホーン(feed horn)13を備える。また、衛星放送ユニット10は、電話ジャック22に接続された電話回線20を経由して電話システムに通じている電話ポート18を備える。衛星放送ユニット10は、電話ジャック22を介してダイアル‐アップ・システムに通じる。また、衛星放送ユニット10は、ビデオ出力ジャックまたはポート24、左側音声出力ジャックまたはポート26、および右側音声出力ジャックまたはポート28(集合体としてA/V OUTで示す)を備える。ビデオ出力ポート24は、S‐ビデオ・ポートまたはコンポジット・ビデオ・ポートである。また、図示されていないが、第2のビデオ出力ポートもある。この場合、第1のビデオ出力ポートはS‐ビデオ出力ポートであり、第2のビデオ出力ポートはコンポジット・ビデオ出力ポートであり、またはその逆になる。A/V OUTポートは、当技術分野で知られている適正な回路に内部で結合されている。また、本発明の態様に従って、衛星放送ユニット10は、DB15型コネクタを使用する高速のまたはワイドバンドの入力/出力ポート30を備える。ワイドバンド入力/出力ポート30は当技術分野で知られている適正な回路に内部で結合され、衛星から送信されるデータのパラレル・ディジタル出力、および制御情報のために、シリアル・データを送信/受信するのに使用される。衛星放送ユニット10とインターネット受信ユニット32との間のワイドバンド・データ・リンク66はデータ・バス(bus)として使用される。図示されていないが、衛星放送ユニット10も、他の典型的な機能および構成要素を備えている。
インターネット受信ユニット32は、統合されたセットトップ・ボックス/インターネット受信機であって、WebTV(登録商標)“Plus;プラス”ユニットのような、統合されたソフトウェアでNTSC信号を受信するインターネット受信機としても知られている。インターネット・ユニット32は、電話回線、ケーブル・ライン、または他のソースを経由して、インターネットのデータを受信し処理し復号化すると共に、ケーブル・システム、エアウェーブまたは他のソースからのテレビジョン信号(NTSC信号の音声/映像)を受信し処理し復号化するように適合化されている。これらのテレビジョン信号にはXDS(Extended Data Service;拡張されたデータ・サービス)情報(例えば、種々の番組用のクローズド・キャプションおよびV‐チップ(レーティング(格付け);ratings)データ)、並びに他のデータまたは音声(オーディオ)/映像(ビデオ)情報が含まれる。NTSC信号のオーディオ/ビデオ信号は、ケーブル・ジャック40を通り入力ポートまたはジャック34に結合されたケーブル36を経由してケーブル系統またはアンテナ38から受信することができる。入力ポート34は、ディスプレイ装置48で最終的に表示するために、入来するNTSC信号を処理する適正な回路に内部で結合されている。インターネット受信ユニット(受信機)32は、電話の入力/出力ポート42、電話回線46および電話ジャック44を経由して電話系統に結合され、ジャック44は通常の方法で電話系統と結合される。インターネット受信ユニット32は電話系統を経由してインターネットからディジタル・データを受信する。もちろん、インターネット・データを受信する他の手段、例えば、内部のケーブル・モデム(図示せず)または他のソースを介するケーブルTVシステムも使用される。
さらに、インターネット受信ユニット32は、ビデオ入力ジャックまたはポート50、左側音声入力ジャックまたはポート52、および右側音声入力ジャックまたはポート54、集合体として“SLR”(S‐ビデオ、左、右)で表す、を含む。SLR入力は、当技術分野で知られている適正な回路に内部で結合されている。ビデオ入力ポート50は、S‐ビデオ入力ポートまたはコンポジット・ビデオ入力ポートであって、衛星放送ユニット10からビデオ出力を受け取るために、通信ラインまたはケーブル60を介して衛星放送ユニット10のビデオ出力ポート24に結合される。また、図示されていないが、第2のビデオ入力ポートもある。この場合、第1のビデオ入力ポートはS‐ビデオ出力ポートになり、第2のビデオ出力ポートはコンポジット・ビデオ出力ポートになり、またはその逆になる。また、インターネット受信ユニット32は、衛星放送ユニット10から左側チャンネル音声を受信するために、ライン62を経由して衛星放送ユニット10の左側音声出力ポート26に通じている左側音声入力ポートまたはジャック52を備えると共に、衛星放送ユニット10から右側チャンネル音声を受信するために、ライン64を経由して衛星放送ユニット10の右側音声出力ポート28に通じている右側音声入力ポートまたはジャック54を備える。上記の入力ポートに加えて、インターネット受信ユニット32は、データ通信ケーブル66を経由して衛星放送ユニット10の高速入力/出力データ・ポート30と通じている高速またはワイドバンド入力/出力データ・ポート56を備えている。ワイドバンド入力/出力データ・ポート56はDB‐15型コネクタを使用する。衛星放送ユニット10とインターネット・ユニット32間のこのようなインタフェースにより、衛星放送ユニット10とインターネット・ユニット32間のシリアル制御バスが得られると共に、衛星から送信されケーブル14を介して衛星放送ユニット10で受信されるデータ(衛星放送データ・ストリーム)のために、衛星放送ユニット10からインターネット・ユニット32にパラレル・ディジタル出力が供給される。高速入力/出力データ・ポート56は、当技術分野で知られているようにインターネット受信ユニット32内部で適正な回路に結合されている。
また、インターネット受信ユニット(受信機)32は、ビデオ出力ポートまたはジャック70、左側音声出力ポートまたはジャック72、右側音声出力ポートまたはジャック74、およびRF出力ポートまたはジャック68(集合体として“SLR”で表す)を備えており、種々のオーディオ/ビデオ信号をディスプレイ装置48に供給する。ビデオ出力ポート70はS‐ビデオ出力ポートまたはコンポジット・ビデオ出力ポートである。また、図示されていないが、インターネット受信ユニット32は第2のビデオ出力ポートを備える。この場合、第1のビデオ出力ポートはS‐ビデオをサポートし、第2のビデオ出力ポートはコンポジット・ビデオをサポートし、またはその逆になる。
ディスプレイ装置(表示装置)48、例えば、テレビジョン受像機またはモニタは、インターネット受信ユニット32に結合され、受信ユニット32から種々のオーディオ信号とビデオ信号を受信する。具体的に言うと、ディスプレイ装置48は同軸ケーブルのようなRFケーブル78を介してインターネット・ユニット32の出力ポート68に通じているRF入力ポートまたはジャック76を備える。インターネット・ユニット32とディスプレイ装置48間のRF接続により、インターネット・ユニット32からのRF出力は、RF変調器(図示せず)を介してチャンネル3またはチャンネル4でディスプレイ装置48により受信され、インターネット・ユニット32が待機モードにあるとき、RF“通過(pass−through)”機能が得られる。この機能は、結合されたVCRとテレビジョン受像機の機能に類似している。また、ディスプレイ装置48は、S‐ビデオまたはコンポジット・ビデオを受信するために、インターネット受信ユニット32のビデオ出力ポート70に通じているビデオ入力ポートまたはジャック80を備える。図示されていないが、ディスプレイ装置48は第2のビデオ入力を備えることもできる。第2のビデオ入力の場合、一方のビデオ入力はS‐ビデオ入力であり、他方のビデオ入力はコンポジット・ビデオ入力となる。更に、ディスプレイ装置48は、左側チャンネルの音声を受信するために、ライン88を経由してインターネット・ユニット32の左側音声出力ポート72に通じている左側音声入力ポートまたはジャック82を備えると共に、右側チャンネルの音声を受信するために、ライン90を経由してインターネット・ユニット32の右側音声出力ポート74に通じている右側音声入力ポートまたはジャック84を備える。インターネット受信ユニット32の左右の音声出力、S‐ビデオ、コンポジット・ビデオ、およびディスプレイ装置48の入力は、RFフィード(feed)よりも高品質の音声と映像を得るために使用できる。図示されていないが、また、ディスプレイ装置48は、他のオーディオ/ビデオ装置に接続される種々のオーディオ/ビデオ出力を備えることもできる。
図2に、インターネット受信ユニット32の相互接続またはインタフェースを示す。インターネット・ユニット32は、ワイドバンド・データ・リンクを介して衛星放送ユニット10からデータを受信することができる。インターネット・ユニット32は、任意のタイプのデータ処理ボックスでよく、データ処理ボックスは、インターネットを介してNTSC方式のテレビジョン信号およびMPEG‐2データのようなアナログのデータ信号およびディジタルのデータ信号を受け取れる。ワイドバンド・ポート56(コネクタDB15として表す)は、衛星放送ユニット10に供給され且つ衛星放送ユニット10から供給される低速(LOW SPEED)データおよび高速(HIGH SPEED)データのためのインタフェースとなる。
衛星放送ユニット10からの低速シリアル制御データは、入力/出力データ・ポート56に入り、ライン120を通って第1のインバータ・バッファ98と第2のインバータ・バッファ100に送られ、RXD(receive data;データ受信)ラインを通ってシステム・インタフェースIC102のRXDシリアル・データ入力の中に送られる。図に示すように、システム・インタフェースIC102は、一つのUART(Universal Asynchronous Receive/Transmit;ユニバーサル非同期受信/送信)を含む。システム・インタフェースICはSOLO ICであって、これはWebTV(登録商標)型のインターネット/セットトッップ・ボックス・ユニットのグラフィックス・スペシャルASIC(Application Specifc Integrated Circuit;アプリケーションに特有の集積回路)であり、インターネット受信機32のマイクロプロセッサ(図示せず)に通じている。シリアル・データを受信することのできる他の装置も使用される。インバータ・バッファ98と100はシュミット・トリガ・バッファが好ましい。ESD(ElectroStatic Discharge;静電放電)回路96は静電気保護のためにインバータ・バッファ98の前に備えられる。インターネット受信ユニット32からの低速シリアル制御データはUART102のTXD(transmit data;データ送信)出力から第1のインバータ・バッファ104に送られ、それから第2のインバータ・バッファ106の中に送られる。第2のインバータ・バッファ106はライン122を介してワイドバンド・ポート56と結合され、低速シリアル制御データは衛星放送ユニット10に送られる。ESD(静電放電)保護回路108は、静電保護のためにインバータ・バッファ106とワイドバンド・ポート56間に備えられるのが好ましい。低速シリアル制御の機能は最大9600ボー(baud)で動作する全二重(all duplex)機能を備え、衛星放送ユニット10とインターネット・ユニット32間の制御手段となる。
高速データ・パス(HIGH SPEED DATA path;図2に示す)は、8ビットのワイドバンド・データ・バス(bus)であって、ESD(静電放電)保護回路を含む。高速データは、衛星放送ユニット10から高速データ・パスを経由してFIFO(First In First Out;先入れ先出し)メモリ114の中に入れられる。FIFOメモリ114は、ポート56からCLKパス(path)を経由して衛星放送ユニット10からのクロック信号でストロボ/クロック制御される。クロック信号は、シュミット・トリガ・インバータ・バッファ118で制御され、静電放電(ESD)保護回路116も含む。動作を説明すると、FIFOメモリ114が半分満たされていると、FIFOメモリ114はインタラプト(interrupt)信号を、INTERRUPTに結合されているラインHALF_FULLn(コマンド ラベルである)を経由してシステム・インタフェースIC102に供給する。インタラプト信号によりシステム・インフェースIC102は、128バイトのデータ(FIFOメモリ114の容量256バイトの半分)をDATA BUSラインを経由して受け取り、RIOD(Receive IO Data;IOデータ受信)の中に入れる。データ・ワード長は1つの制御ビットを有する8ビットであるので、“7:0”で表される。また、システム・インタフェースIC102は、それぞれラインOEnおよびCSnを経由してFIFOメモリで受け取られるチップ・セレクト(chip select)出力OEnおよびCSnを含む。このようにして、インターネット・ユニット32と衛星放送ユニット10は互いに制御データを供給し、高速および低速データを送信し受信することができる。
入来する種々のディジタル信号(衛星放送データ・ストリームとインターネット・データ・ストリーム)およびNTSC信号、および衛星放送ユニット10とインターネット・ユニット32とディスプレイ装置48の相互接続に関して説明したので、本発明の態様に従う機能を以下に説明する。
衛星放送ユニット10はインターネット・ユニット32に結合され、インターネット・ユニット32は衛星放送ユニット10を制御することができる。このようにして、衛星放送ユニット10はインターネット・ユニット32の周辺におけるスレーブ(slave)となる。インターネット・ユニット32および衛星放送ユニット10のチャンネル・チューニング(同調)はインターネット・ユニット32のみを介して継ぎ目なく(seamless;シームレス)達成することができ、NTSC放送と衛星放送のオーディオ/ビデオ・ソースはディスプレイ装置48に表示される。一例として、ユーザはリモコン(図示せず)により、インターネット・ユニット32を介してディスプレイ装置48で見るために、チャンネル13(またはチャンネル69に行く他の任意の“オフ‐エア(off‐air)”チャンネル、あるいはケーブル・チャンネル)を選択することができ、インターネット・ユニット32はそれ自体の内部のチューナを、アンテナ38またはケーブル40で受信されるチャンネルに正確に同調させ、それからその出力をディプレイ48に供給する。もしユーザがリモコンでチャンネル206を選択すると、インターネット受信ユニット32はチャンネル206を衛星放送チャンネル(オフ‐エア・チャンネルおよびケーブル・チャンネル)として認識し、その通信機能を利用して、衛星放送ユニット10をチャンネル206に同調させ、オーディオ/ビデオ出力をインターネット・ユニット32に供給し、インターネット・ユニット32はそのオーディオ/ビデオ出力をディスプレイ装置48に供給する。種々のコマンドを使用してインターネット・ユニット32は衛星放送ユニット10に問い合わせて、衛星放送ユニットをオンにさせ、そして特定のチャンネルに同調させることができる。上述したような衛星放送ユニット10とインターネット・ユニット32間の相互接続により、IR“ブラスタ”(blaster)ケーブルやコンフィギュレーション・ルーティンの必要はない。
相互接続によるシステム8の別の機能は、衛星放送ユニット10からの衛星放送のEPG(電子番組ガイド)とインターネット・ユニット32からのNTSC放送のEPGを統合することができることである。電子番組ガイド(Electronic Program Guide;EPG)情報は、ディッシュ(アンテナ)12で受信される衛星放送ディジタル・データ・ストリームの一部であり、衛星放送ユニット10で受信できる種々の衛星放送チャンネルに関するものである。種々のNTSC放送チャンネルに関する電子番組ガイド情報は、或るNTSC信号のVBI(Vertical Blanking Interval;垂直帰線消去期間)でも受信できる。インターネット・ユニット32はこの情報を衛星放送ユニット10にリクエストして、衛星放送の電子番組ガイド情報をNTSC放送の電子番組ガイド情報と継ぎ目なく(seamless;シームレス)統合する。チャンネルの選択(選局)は、上述のように、インターネット・ユニット32を介して達成される。衛星放送情報は或るチャンネルのNTSC信号のVBI(垂直帰線消去期間)の中に、あるいは電話回線46を経由するダイアル‐アップ・データベースを介して含めることもできる。
また、衛星放送の帯域幅は、他の情報サービス(例えば、ニュースの要約、スポーツの得点、株式市況など)を提供するために使用される。この情報は、インターネット・ユニット32によって衛星放送またはNTSC放送の番組の上に載せられる。
さらに、衛星放送の帯域幅(データ・ストリーム)は、ダイアル‐アップによるインターネットへのアクセスに代るものとして使用され、一連のウェブ(インターネット)ページを提供して、電話回線を開放する。衛星放送“ウェブ・チャンネル”(Web channel)は、個別の衛星放送チャンネルとして、または衛星放送の電子番組ガイドを介して、ユーザが選択できる。ウェブ・チャンネルは、ビデオ/オーディオ・トランスポートを含む代りに、インターネット受信ユニット32に直接リレーされるデータ・トランスポートだけを含むこともある。ユーザは受信されたウェブ・ページを見るか、それともそれを後で見るために貯えておくかを選択する。ウェブ・チャンネルは衛星放送の帯域幅を利用して、このようなデータを単一のトランスポンダで伝送する。利用できる帯域幅を能率的に使用して多量のデータが単一のトランスポンダで送信され、または絶えず利用できるようにするために比較的少量のデータがすべてのトランスポンダで送信される。
さらに、本発明の態様に従って、ワイドバンドのデータがデータ・ペイロードとして衛星放送データ・ストリームと統合される。このワイドバンドのデータ・ペイロードは少なくとも1つの(好ましくは各衛星放送の)番組に関連づけられ、インターネットの、またはインターネット・タイプのリンクされたデータを含むこともできる。衛星放送の番組が選択され視聴されると、衛星放送ユニット10で受信されるワイドバンドのデータ・ペイロードは、衛星放送ユニット10のワイドバンド・データ・ポート30からワイドバンド・データ・ポート56の中に送信され、インターネット・ユニット32で受信される。このように、インターネットのデータは衛星から送信され、現在の衛星放送システムで受信されそしてインターネット受信機で処理される。そのため、ワイドバンドのデータ・ペイロードの内容は、衛星のビデオ信号、および他のビデオ処理でオーバレイされる(overlayed)。一つの形態として、ワイドバンド・データをマルチキャスト(multicast)インターネット・プロトコル(例えば、IntercastまたはATVEF(Advanced Television Enhancement Forum))として与えることにより、インターネット・ユニット32は、この情報/データを解釈し、それを、受信されたオーディオ/ビデオ信号と連携して使用する。ATVEFの仕様書には、ビデオ・ウインドウをサイズし/スケールし、それを画面上に配置するHTMLの拡張、およびビデオ信号を囲み覆う過度に補足的なテキストおよびグラフィックス(やはりHTMLでフォーマット化される)が含まれることを理解すべきである。従って、与えられた番組(すでに利用できるオーディオ、ビデオ、およびクローズド・キャプションのトランスポートに加えて)について、衛星放送データ・ストリームは、補足的なインタラクティブ・データ(インターネット・データを含む)を別のトランスポートとして伝送することができる。如何なるインタラクティブなインターネットのコンテンツでも、現存する衛星放送システムによって伝送でき、そして受信できる。この衛星放送システムはワイドバンド・データ・リンクによってインターネット受信機に結合されるので、衛星放送システムの機能は、現存する衛星放送ユニットを変更することなく、放送衛星により伝送されるインタラクティブな内容を含むように拡張される。
また、衛星放送ユニット10とインターネット・ユニット32は、衛星放送データ・ストリームとNTSC放送データ・ストリームを受信できる1つのユニットに統合され、上述したように、種々の入力/出力デバイス/ラインに結合することができる。また、ディスプレイ装置48には上述したものをすべて組み込むことができる。このような統合されたユニット(インターネット・ユニット32と衛星放送ユニット10のすべての特徴と機能を備えている)は同じデータ・ストリームを使用し、同じ機能を果すことができる。
また、衛星放送データ・ストリームは、インターネット・ユニット32で実行できるプログラムを運ぶことができる。例えば、バイナリ画像は、オペレーティング・システム(OS)またはアプリケーションとして送られる。“ネイティブ(native)”コードはインターネット・ユニット32上に存在しており、インターネット・ユニット32のハードウェア上でラン(run;実行)するようコンパイル(編集)されるバイナリ画像を意味する。さらに、Java(登録商標)アプリケーションは衛星放送データ・ストリームで送られ、ジャバ・バーチャル・マシン(Java(登録商標) Virtual Machine;JVM,Java(登録商標)仮想マシーン)を有するインターネット・ユニット32で実行される。Java(登録商標)プログラムは、特定のハードウェアのアーキテクチャについてコンパイルされるのでなく、JVMによって解釈されるので、任意のハードウェアのプラットフォーム上でラン(run)する。
また、URL(Universal Resource Locators)は、EIA‐746仕様書の一部としてExtended Data Services(XDS;拡張されたデータ・サービス)を使用して受信され、次にインターネット・ユニット32のブラウザで使用され、衛星放送データ・ストリームあるいはダイアル‐アップ接続によりURLを伝送することによりURLに従ってウェブ・サイトが表示される。衛星放送は第2のデータ・ストリームによりクローズド・キャプションおよびXDSを送信する(垂直帰線消去期間VBIはディジタル領域に存在しない)ので、衛星放送ボックスがURLをビデオ出力のVBIの中に再符号化するのを待たずに、URLは直接処理される。
本発明は好ましい設計を有するものとして説明されたが、本出願は、本発明の一般的な原理を使用して、その変更あるいは変形を包含する。例えば、ワイドバンド・データ・リンクは、限定された情報を送信できる任意のデータ・ポートで置き換えこともできる。更に、本発明は、任意のディジタル・セットトップ・ボックス、例えば、ディジタル・ケーブル・ボックスまたはMMDS((Multichannel Multipoint Distribution Service)これはデータを同時に伝送する)と共に使用することもできる。さらに本出願は、本発明が属しておりクレームの範囲内に入る技術分野で知られている慣例から生じるような、本開示からの離脱も包含する。

Claims (2)

  1. 独立型のインターネット受信機に結合される独立型の衛星放送受信機を用いてインターネットのコンテンツ・データを提供する方法であって、
    前記独立型の衛星放送受信機が前記インターネットのコンテンツ・データを含む衛星放送データストリームを受信するステップと、
    前記独立型の衛星放送受信機からデータリンクを介して前記独立型のインターネット受信機に前記衛星放送データストリームの前記インターネットのコンテンツ・データを伝送するステップであって、前記インターネットのコンテンツ・データは、ディスプレイ装置に前記インターネットのコンテンツ・データを表示できるようにするために前記独立型のインターネット受信機によって処理される、前記ステップと、
    を含む、前記方法。
  2. 前記衛星放送データストリームは、ディジタル・ビデオ・データをさらに含み、
    前記独立型の衛星放送受信機から前記独立型のインターネット受信機に前記ディジタル・ビデオ・データを供給するステップと、
    前記ディスプレイ装置に前記ディジタル・ビデオ・データを表示するステップと、をさらに含む、請求項1記載の方法。
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