JP2010193056A - 二重化システム - Google Patents

二重化システム Download PDF

Info

Publication number
JP2010193056A
JP2010193056A JP2009033888A JP2009033888A JP2010193056A JP 2010193056 A JP2010193056 A JP 2010193056A JP 2009033888 A JP2009033888 A JP 2009033888A JP 2009033888 A JP2009033888 A JP 2009033888A JP 2010193056 A JP2010193056 A JP 2010193056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission band
control unit
bandwidth
switch
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009033888A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5305968B2 (ja
Inventor
Sadakatsu Tajima
禎勝 田島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2009033888A priority Critical patent/JP5305968B2/ja
Publication of JP2010193056A publication Critical patent/JP2010193056A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5305968B2 publication Critical patent/JP5305968B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

【課題】上位側インタフェースに障害が発生した場合でも、PON区間における輻輳状態の発生を抑制することのできる二重化システムを得る。
【解決手段】伝送帯域監視制御部3a,3bは、PON0系、PON1系の伝送帯域を管理する。上位側インタフェースであるNNI0系、NNI1系のいずれかの通信障害を検知した場合は、スイッチ制御部4は、伝送帯域監視制御部3a,3bで管理される伝送帯域の値に基づいて、障害が発生した系に接続されていたPONの系を正常な系に切り替えるようスイッチ部5に指示する。スイッチ部5は、スイッチ制御部4からの指示に基づいて系切替を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、PON(Passive Optical Network)システムにおいて、上位ネットワーク側への物理的経路の二重化構造を提供する二重化システムに関するものである。
従来、局内装置(OLT:Optical Line Terminal)と複数の光加入者装置(ONU:Optical Network Unit)との間を光カプラを介してスター型に接続するPONシステムにおいて、光伝送路を二重化構成したものがあった(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2001−326654号公報 特開2004−179723号公報
上記のような二重化システムはPON区間の物理的経路を二重化したものであり、PON区間の障害発生時に経路を選択することにより、伝送パスを維持するものであるが、OLTの上位側インタフェースである2系統のNNI(Network Node Interface)に障害が発生した際に、一方のNNIポートにトラフィックが集中し、その結果、PON区間にて輻輳が発生するという問題点があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、上位側インタフェースに障害が発生した場合でも、PON区間における輻輳状態の発生を抑制することのできる二重化システムを得ることを目的とする。
この発明に係る二重化システムは、少なくとも2系統の光送受信路に対応してそれぞれ設けられ、各光送受信路に接続される光加入者装置の伝送帯域を管理する伝送帯域監視制御部と、各光送受信路と複数の上位側インタフェースとの接続を切り替えるスイッチ部と、いずれかの上位側インタフェースの通信異常を検知した場合、それぞれの伝送帯域監視制御部で管理される各光加入者装置の伝送帯域の値に基づいて、正常な上位側インタフェースへの系切替をスイッチ部に指示するスイッチ制御部とを備えたものである。
この発明の二重化システムは、上位側インタフェースの通信異常を検知した場合、各光加入者装置の伝送帯域の値に基づいて、正常な上位側インタフェースへの系切替を行うようにしたので、上位側インタフェースに障害が発生した場合でも、PON区間における輻輳状態の発生を抑制することができる。
この発明の実施の形態1によるプログラム装置を示す構成図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による二重化システムを適用したPONシステムを示す構成図である。
図1に示すPONシステムは、局内装置(以下、OLTという)1と、光カプラ10a,10bと、光加入者装置(以下、ONUという)100a−1〜100a−n,100b−1〜100b−nと、加入者端末110a−1〜110a−n,110b−1〜110b−nを備えている。
OLT1は、局側の回線終端装置であり、一方の系(0系)の伝送路に対応した光送受信部2aと伝送帯域監視制御部3aと、もう一方の系(1系)の伝送路に対応した光送受信部2bと伝送帯域監視制御部3bと、スイッチ制御部4と、スイッチ部5を備えている。
光送受信部2aは、0系の光カプラ10aを介してONU100a−1〜100a−nとの信号の送受信を行う機能部であり、光送受信部2bは、1系の光カプラ10bを介してONU100b−1〜100b−nとの信号の送受信を行う機能部である。伝送帯域監視制御部3aは、0系として収容しているONU100a−1〜100a−nの最低保証帯域、割当帯域、使用帯域、優先フレームの使用帯域といった伝送帯域情報を元にして0系の通信制御を行う機能部であり、伝送帯域監視制御部3bは、伝送帯域監視制御部3aと同様の1系の通信制御を行う機能部である。
スイッチ制御部4は、スイッチ部5の切替制御を行うもので、上位のネットワークであるNNI0系,NNI1系のいずれかに障害が発生した場合、伝送帯域監視制御部3a,3bの情報に基づいて、障害が発生していない正常な系への切替制御を行うよう構成されている。スイッチ部5は、PON側の経路とNNI側の経路とを切り替えるスイッチであり、スイッチ制御部4の切替制御によって、PON0系とPON1系とを、NNI0系とNNI1系のいずれかに通信接続する。
また、光カプラ10a,10bは、それぞれのONU100a−1〜100a−n,100b−1〜100b−nをOLT1に接続するための光分岐回路である。ONU100a−1〜100a−n,100b−1〜100b−nは、加入者側の回線終端装置であり、ONU100a−1〜100a−nは0系のONU、ONU100b−1〜100b−nは1系のONUである。加入者端末110a−1〜110a−n,110b−1〜110b−nは、それぞれONU100a−1〜100a−n,100b−1〜100b−nに接続される通信端末である。
次に、実施の形態1の二重化システムの動作について説明する。
先ず、通常の動作では、各加入者端末110a−1〜110a−n,110b−1〜110b−nからの通信は、必要な通信データの優先度、使用帯域に基づき、予め伝送帯域監視制御部3a,3bにて割り当てられた帯域内で行われる。加入者端末110a−1〜110a−n,110b−1〜110b−nからのデータは、それぞれのONU100a−1〜100a−n,100b−1〜100b−nを介して、OLT1の光送受信部2a,2bにて処理され、スイッチ部5を介してNNIポートより上位のネットワークに出力される。このとき、0系に収容された加入者端末110a−1〜110a−nからの通信はNNI0系を介して行われ、1系に収容された加入者端末110b−1〜110b−nからの通信はNNI1系を介して通信は行われるものとする。即ち、通常の動作では、スイッチ制御部4は、伝送帯域監視制御部3aで制御されるデータはNNI0系に、伝送帯域監視制御部3bで制御されるデータはNNI1系に接続されるようスイッチ部5の制御を行う。
次に、上位ネットワークに障害が発生した場合について説明する。ここでは、NNI1系に障害が発生したとして以下説明する。
スイッチ制御部4は、例えばNNI1系のリンクダウンといったことによりNNI1系に障害が発生したことを検知すると、スイッチ部5に対して、0系への切替を指示する。
このとき、NNI0系への切替は、伝送帯域監視制御部3aおよび伝送帯域監視制御部3bからの最低保証帯域、割当帯域、使用帯域、優先フレームの使用帯域の伝送帯域情報を元に全帯域をNNI0系に収容可能であれば、全通信帯域の切替を行う。一方、全使用帯域の切替がNNI0系の帯域を超過する場合は、NNI1系に収容されている加入者端末110b−1〜110b−nからの優先フレームの使用帯域を優先的にNNI0系に切り替える。尚、優先フレームの識別は、例えば、IPパケットのTOS(Type Of Service)フィールドの値で識別する。
このような切替制御により、1系に収容されている加入者端末110b−1〜110b−nからの優先フレームの通信を継続させることができる。
以上のように、実施の形態1の二重化システムによれば、少なくとも2系統の光送受信路に対応してそれぞれ設けられ、各光送受信路に接続される光加入者装置の伝送帯域を管理する伝送帯域監視制御部と、各光送受信路と複数の上位側インタフェースとの接続を切り替えるスイッチ部と、いずれかの上位側インタフェースの通信異常を検知した場合、それぞれの伝送帯域監視制御部で管理される各光加入者装置の伝送帯域の値に基づいて、正常な上位側インタフェースへの系切替をスイッチ部に指示するスイッチ制御部とを備えたので、上位側インタフェースに障害が発生した場合でも、PON区間における輻輳状態の発生を抑制することができる。
また、実施の形態1の二重化システムによれば、スイッチ制御部は、切替先の系の光加入者装置の伝送帯域と切替対象の系の光加入者装置の伝送帯域の合計帯域が、切替先の系の最大帯域を超える場合は、切替対象の系の光加入者装置における優先フレームを優先的に切り替えるようにしたので、障害が発生した系に接続されていた光加入者装置からの優先フレームの通信を継続させることができる。
実施の形態2.
実施の形態2は、障害発生時に正常な系への切替を行った場合に、切替先の系の最大帯域を超えてしまう場合に、切替先の系の最大帯域に全ての光加入者装置の帯域が収容されるよう、収容される各光加入者装置の最低保証帯域を再割当するようにしたものである。ここで、図面上の構成は実施の形態1と同様であるため、図1を用いて説明する。
実施の形態2におけるスイッチ制御部4は、切替先の系(仮に0系であるとする)のONU100a−1〜100a−nの伝送帯域と切替対象の系(1系であるとする)のONU100b−1〜100b−nの伝送帯域の合計帯域が、切替先の系の最大帯域を超える場合は、切替先の系に全てのONU100a−1〜100a−n,100b−1〜100b−nの伝送帯域が収容されるよう、収容される各ONU100a−1〜100a−n,100b−1〜100b−nの最低保証帯域を再割当するよう構成されている。これ以外の構成については実施の形態1と同様であるため、その説明は省略する。
次に、実施の形態2の二重化システムの動作について説明する。
先ず、PONシステムとして以下の構成であるとする。
●0系にはONU100a−1〜100a−nが10台接続され、各ONU100a−1〜100a−nには最大帯域1Gbps、最低保証帯域80Mbpsが割り当てられている。
●1系にはONU100b−1〜100b−nが6台接続され、各ONU100a−1〜100a−nには最大帯域1Gbps、最低保証帯域80Mbpsが割り当てられている。
このような構成において、通常時の動作は次の通りである。
0系では、10台のONU100a−1〜100a−nに対して、最低保証帯域を80Mbps割り当てており、合計800Mbps分が使用予定として各ONU100a−1〜100a−nに割り当てられている。また、残りの200Mbps分は、ONU10台のうち、通信を行うONU数で均等に分配され、通信が行われる。例えば、通信を行うONU数が4台であった場合、それぞれ50Mbpsずつが分配される。
上記の1系も同様に、6台のONU100b−1〜100b−nに対して最低保証帯域を80Mbpsを割り当てており、合計480Mbps分が使用予定として各ONUに割り当てられる。
このような状態でNNI1系に障害が発生した場合について次に説明する。
(1)NNI1系に障害(リンクダウン)が発生する。
(2)スイッチ部5からスイッチ制御部4にNNI1系の異常が通知される。
(3)スイッチ制御部4は、伝送帯域監視制御部3a,3bから各ONUに割り当てた帯域情報(上記の0系と1系の割当情報)を取得する。
(4)スイッチ制御部4は、割り当てた帯域を以下の通り再計算する。
a.PON0系に接続されたONU10台の最低保証帯域を合計する。
80Mbps×10台=800Mbps
b.PON1系に接続されたONU6台の最低保証帯域を合計する。
80Mbps×6台=480Mbps
c.上記a,bの最低保証帯域を合計する。
d.cで算出された合計帯域が3.の最大帯域1Gbpsを超過したため、再割当最低保証帯域を算出する。
1Gbps/(10台+6台)=62.5Mbps
(5)スイッチ制御部4は、伝送帯域監視制御部3a,3bに対して、各ONUの最低保証帯域を62.5Mbpsとして再割当する。
(6)PON1系に収容されたONU6台の通信路をNNI1系からNNI0系に切り替える。
上記の例では、(4)のcにて最大帯域1Gbpsを超過したため、dにて再割当計算を行い、(5)にて再割当を行い、(6)にてPON1系に収容されたONUの通信を再開することができる。
また、上記(4)の算出アルゴリズムには、均等に分配する例について示しているが、PON0系、PON1系に接続される各ONUの最低保証帯域が異なる場合は、次の式により比例分配することが可能である。
各ONUの再割当最低保証帯域=1Gbps×(k番目のONUの最低保証帯域)/(全ONUの最低保証帯域の合計)
尚、上記例では上りの帯域制御について説明したが、下りも同様に適用が可能である。また、NNI0系に障害が発生した場合もNNI1系に同様に切り替えることができる。
以上のように、実施の形態2の二重化システムによれば、スイッチ制御部は、切替先の系の光加入者装置の伝送帯域と切替対象の系の光加入者装置の伝送帯域の合計帯域が、切替先の系の最大帯域を超える場合は、切替先の系に全ての光加入者装置の伝送帯域が収容されるよう、収容される各光加入者装置の最低保証帯域を再割当するようにしたので、上位側インタフェースに障害が発生した場合でも、全ての光加入者装置に対して通信を保証することができる。
実施の形態3.
実施の形態3は、VLANを使用する場合にVID(VLAN Identifier)の値を用いて系切替を行うようにしたものである。
ここで、図面上の構成は実施の形態1と同様であるため、図1を用いて説明する。
実施の形態3において、加入者端末110a−1〜110a−n,110b−1〜110b−nまたはONU100a−1〜100a−n,100b−1〜100b−nは、上位ネットワークとの通信を仮想LAN(VLAN)を用いて行い、また、データの優先度に対応したVIDを付与する。尚、VIDは、イーサネット(登録商標)フレームの中にVLANタグのフィールドがあり、そのフィールドの値である。
また、スイッチ制御部4は、いずれかの系の障害を検知した場合、VIDの値に基づいてスイッチ部5における系切替の制御を行うよう構成されている。これ以外の構成については実施の形態1と同様であるため、その説明は省略する。
本実施の形態では、加入者端末110a−1〜110a−n,110b−1〜110b−nやONU100a−1〜100a−n,100b−1〜100b−nは、通信するデータの種別に対応したVIDを付与して通信を行う。例えば、音声通話のようなリアルタイム性が要求されるデータはその優先度を高くすることを示すVID=Aを付与し、インターネットのようなリアルタイム性を要求されない低優先データにはVID=Bのような識別情報を付与する。また、このVIDは、加入者端末110a−1〜110a−n,110b−1〜110b−nまたはONU100a−1〜100a−n,100b−1〜100b−nで付与するとする。
(1)通常は、PON0系に収容されたONUとの通信はNNI0系を通して上位のネットワークとの通信を行い、PON1系に収容されたONUとの通信はNNI1系を通して上位のネットワークとの通信を行う。
(2)NNI1系に障害が発生した場合、スイッチ部5からスイッチ制御部4に対して障害発生を示す通知が行われる。
(3)スイッチ制御部4からスイッチ部5に対し、PON1系に収容しているONUからの通信フレームのうち、VID=Aのフレームを優先的にNNI0系に切り替えるよう指示を行う。
(4)PON1系に収容しているONUからの通信をスイッチ部5にて受信し、高優先データであるVID=Aの通信フレームをNNI0系に切り替える。
(5)PON1系より出力される各ONUからの低優先データVID=Bは伝送帯域監視制御部3a,3bからの各ONUの使用帯域情報をスイッチ制御部4で合計し、NNI0系への割当が可能であれば、NNI0系への切替を行う。
尚、上記例では上りの信号について説明したが、下りの場合も同様にPON1系に収容されたONUに高優先のデータを流すことで優先データの導通を維持する。また、NNI0系に障害が発生した場合も同様にNNI1系への切替動作を行う。
以上のように、実施の形態3の二重化システムによれば、通信フレームには仮想LANにおけるVIDが優先度に応じて付与され、スイッチ制御部は、優先フレームをVIDに基づいて識別するようにしたので、VLANを使用して通信を行う場合でも容易に優先フレームを識別することができる。
実施の形態4.
実施の形態4は、系切替を特定のマルチキャストアドレスや特定範囲のユニキャストアドレスに基づいて行うようにしたものである。
実施の形態4の二重化システムにおいても図面上の構成は実施の形態1と同様であるため、図1を用いて説明する。
実施の形態4において、加入者端末110a−1〜110a−n,110b−1〜110b−nまたはONU100a−1〜100a−n,100b−1〜100b−nは、マルチキャストデータおよびユニキャストデータを通信で用いることとし、特定のマルチキャストアドレスや、特定範囲のユニキャストアドレスのデータを優先度が高いデータとする。例えば、マルチキャストアドレスを用いて伝送するデータとして、放送や緊急時の一斉同報放送等がある。このようなデータは途切れさせずに伝送する必要があり、そのためマルチキャストデータを優先させる。
スイッチ制御部4は、いずれかの系の障害を検知した場合、特定のマルチキャストアドレスや特定範囲のユニキャストアドレスといった送信先アドレスの値に基づいてスイッチ部5における系切替の制御を行うよう構成されている。これ以外の構成については実施の形態1と同様であるため、その説明は省略する。
(1)通常は、PON0系に収容されたONUとの通信はNNI0系を通して上位のネットワークとの通信を行い、PON1系に収容されたONUとの通信はNNI1系を通して上位のネットワークとの通信を行う。
(2)NNI1系に障害が発生した場合、スイッチ部5からスイッチ制御部4に対して障害発生を示す通知が行われる。
(3)スイッチ制御部4からスイッチ部5に対し、PON1系に収容しているONUからの通信フレームのうち、特定のマルチキャストアドレス(または、特定範囲のユニキャストアドレス)のデータを持つフレームを優先的にNNI0系に切り替えるよう指示を行う。
(4)PON1系に収容しているONUからの通信をスイッチ部5にて受信し、高優先データである特定のマルチキャストアドレス(または、特定範囲のユニキャストアドレス)を持つ通信フレームをNNI0系に切り替える。
(5)PON1系より出力される各ONUからの低優先データ(特定範囲以外のユニキャストデータ等)は伝送帯域監視制御部3a,3bからの各ONUの使用帯域情報をスイッチ制御部4で合計し、NNI0系への割当が可能であれば、NNI0系への切替を行う。
尚、上記例では実施の形態3と同様に上りの信号について説明したが、下りの場合も同様にPON1系に収容されたONUに対し、特定のマルチキャストアドレスのフレームを優先して導通させることで、優先データの通信を維持することができる。また、NNI0系に障害が発生した場合も同様にNNI1系への切替動作を行う。
また、あて先アドレスの値に基づいて優先フレームを識別するようにしたが、送信元アドレスの値に基づいて識別するようにしてもよい。
また、ユニキャスト、マルチキャストの最低帯域の合計を計算し、切替先の系の帯域以下の場合にのみ切り替えるようにしてもよく、次にこの例について説明する。
●0系に接続されたONUのユニキャストの最低保証帯域の合計がU0であるとし、0系に接続されたONUのマルチキャストの最低保証帯域の合計がM0であるとする。
●同様に、1系に接続されたONUのユニキャストの最低保証帯域の合計がU1であるとし、1系に接続されたONUのマルチキャストの最低保証帯域の合計がM1であるとする。
●PONの最大帯域をBとする。
このような状態でNNI1系に障害が発生した場合について説明する。
(1)伝送帯域監視制御部3a,3bより通知されるU0、M0、U1、M1を用いて次の計算を行う。
a.0系の最低保証帯域合計MinBW0=U0+M0
b.1系の最低保証帯域合計MinBW1=U1+M1
c.割当可能帯域算出 B−MinBW0
(2)次を算出し、処理を行う。
a.割当可能帯域−1系の最低保証帯域合計≧0であれば、PON1に収容されたONUの通信をNNI0系に切り替える。
b.割当可能帯域−1系の最低保証帯域合計<0であれば、PON1に収容されたONUの通信をNNI0系に切り替えない。
尚、上記の説明では、ユニキャスト、マルチキャストの最低帯域の合計を計算し、切替先の系の割当可能帯域以下の場合にのみ切り替えるようにしたが、実施の形態2で説明したように、最低保証帯域の値を変更する再割当制御を行って収容するようにしてもよい。
以上のように、実施の形態4の二重化システムによれば、スイッチ制御部は、通信フレームのあて先アドレスまたは送信元アドレスに基づいて優先フレームを識別するようにしたので、通信フレームに優先フレームを識別するための特別な情報を付加する必要がなく、容易に優先フレームを識別することができる。
1 局内装置(OLT)、2a,2b 光送受信部、3a,3b 伝送帯域監視制御部、4 スイッチ制御部、5 スイッチ部、10a,10b 光カプラ、100a−1〜100a−n,100b−1〜100b−n 光加入者装置(ONU)、110a−1〜110a−n,110b−1〜110b−n 加入者端末。

Claims (5)

  1. 少なくとも2系統の光送受信路に対応してそれぞれ設けられ、各光送受信路に接続される光加入者装置の伝送帯域を管理する伝送帯域監視制御部と、
    前記各光送受信路と複数の上位側インタフェースとの接続を切り替えるスイッチ部と、
    前記いずれかの上位側インタフェースの通信異常を検知した場合、前記それぞれの伝送帯域監視制御部で管理される各光加入者装置の伝送帯域の値に基づいて、正常な上位側インタフェースへの系切替を前記スイッチ部に指示するスイッチ制御部とを備えたことを特徴とする二重化システム。
  2. スイッチ制御部は、切替先の系の光加入者装置の伝送帯域と切替対象の系の光加入者装置の伝送帯域の合計帯域が、前記切替先の系の最大帯域を超える場合は、前記切替対象の系の光加入者装置における優先フレームを優先的に切り替えることを特徴とする請求項1記載の二重化システム。
  3. スイッチ制御部は、切替先の系の光加入者装置の伝送帯域と切替対象の系の光加入者装置の伝送帯域の合計帯域が、前記切替先の系の最大帯域を超える場合は、前記切替先の系に全ての光加入者装置の伝送帯域が収容されるよう、収容される各光加入者装置の最低保証帯域を再割当することを特徴とする請求項1記載の二重化システム。
  4. 通信フレームには仮想LANにおけるVIDが優先度に応じて付与され、
    スイッチ制御部は、優先フレームを前記VIDに基づいて識別することを特徴とする請求項2に記載の二重化システム。
  5. スイッチ制御部は、通信フレームのあて先アドレスまたは送信元アドレスに基づいて優先フレームを識別することを特徴とする請求項2記載の二重化システム。
JP2009033888A 2009-02-17 2009-02-17 二重化システム Active JP5305968B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009033888A JP5305968B2 (ja) 2009-02-17 2009-02-17 二重化システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009033888A JP5305968B2 (ja) 2009-02-17 2009-02-17 二重化システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010193056A true JP2010193056A (ja) 2010-09-02
JP5305968B2 JP5305968B2 (ja) 2013-10-02

Family

ID=42818646

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009033888A Active JP5305968B2 (ja) 2009-02-17 2009-02-17 二重化システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5305968B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013197690A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Mitsubishi Electric Corp Ponシステム、onuおよびolt
JP2016001820A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 Kddi株式会社 局側光終端装置及び加入者側光終端装置
JP2016195343A (ja) * 2015-03-31 2016-11-17 ミハル通信株式会社 ネットワークシステムおよび通信事業者側回線終端装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH114238A (ja) * 1997-06-11 1999-01-06 Yazaki Corp 送信権の管理方法及び通信システム
JPH11112547A (ja) * 1997-10-03 1999-04-23 Hitachi Cable Ltd スイッチングハブ
JP2001007862A (ja) * 1999-06-24 2001-01-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 通信負荷分散方法
JP2001326654A (ja) * 2000-05-17 2001-11-22 Nec Corp Ponのプロテクション切替方法および切替装置
JP2004343248A (ja) * 2003-05-13 2004-12-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ネットワーク伝送帯域変更方法及びシステム装置
WO2007051488A1 (en) * 2005-10-31 2007-05-10 Telecom Italia S.P.A. Method for transmitting data packets with differrent precedence through a passive optical network
JP2007266933A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Yokogawa Electric Corp 広域ネットワークシステム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH114238A (ja) * 1997-06-11 1999-01-06 Yazaki Corp 送信権の管理方法及び通信システム
JPH11112547A (ja) * 1997-10-03 1999-04-23 Hitachi Cable Ltd スイッチングハブ
JP2001007862A (ja) * 1999-06-24 2001-01-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 通信負荷分散方法
JP2001326654A (ja) * 2000-05-17 2001-11-22 Nec Corp Ponのプロテクション切替方法および切替装置
JP2004343248A (ja) * 2003-05-13 2004-12-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ネットワーク伝送帯域変更方法及びシステム装置
WO2007051488A1 (en) * 2005-10-31 2007-05-10 Telecom Italia S.P.A. Method for transmitting data packets with differrent precedence through a passive optical network
JP2007266933A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Yokogawa Electric Corp 広域ネットワークシステム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013197690A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Mitsubishi Electric Corp Ponシステム、onuおよびolt
JP2016001820A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 Kddi株式会社 局側光終端装置及び加入者側光終端装置
JP2016195343A (ja) * 2015-03-31 2016-11-17 ミハル通信株式会社 ネットワークシステムおよび通信事業者側回線終端装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5305968B2 (ja) 2013-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3672173B1 (en) Communication method and device, and storage medium
US9066160B2 (en) Apparatus and method for protection in a data center
US7388872B2 (en) Dynamic communication channel allocation method and system
US9065759B2 (en) Architecture and protection method for mesh protection of N services with M shared resources
US20030067653A1 (en) System and method for slot deflection routing
US20030031126A1 (en) Bandwidth reservation reuse in dynamically allocated ring protection and restoration technique
US7995914B2 (en) Method and system for providing fault recovery using composite transport groups
US20070019642A1 (en) Virtual local area network configuration for multi-chassis network element
US20080037988A1 (en) Method and apparatus for providing integrated symmetric and asymmetric network capacity on an optical network
US10491487B2 (en) Network service establishment method, orchestration control center, and network system
JP2003158539A (ja) ネットワーク転送システム及び転送方法
EP3813274B1 (en) Device for supporting sub-network connection protocol over packet network
US8406622B2 (en) 1:N sparing of router resources at geographically dispersed locations
JP2004096734A (ja) ギガビットイーサネット(登録商標)受動型光ネットワークシステムの二重化装置及び方法、及びその制御のためのフレームフォーマット
US9301027B2 (en) Remote optical demarcation point protection
JP5305968B2 (ja) 二重化システム
Babarczi et al. Optimal dedicated protection approach to shared risk link group failures using network coding
JP2004253881A (ja) 局側集線装置
Li et al. Resource-efficient protection scheme for optical service units in fifth-generation fixed networks
US20130003759A1 (en) Technique for bandwidth effective traffic protection in communication networks
Maier et al. Protectoration: a fast and efficient multiple-failure recovery technique for resilient packet ring using dark fiber
US7573814B1 (en) Method and apparatus for protection of an optical network
JP6533449B2 (ja) 光伝送システム、光伝送方法、被制御ノード、および、光伝送プログラム
US8457141B2 (en) Telecommunication network
JP2010288043A (ja) 通信システム及び該通信システムにおける切替方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111006

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130315

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130528

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130625

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5305968

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250