JP2010191746A - 利用者端末、利用者端末プログラム及び配信ツリーの接続切替方法 - Google Patents

利用者端末、利用者端末プログラム及び配信ツリーの接続切替方法 Download PDF

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Abstract

【課題】番組編成に従って、次の番組の配信開始時刻に複数の利用者端末が一斉にコンテンツの配信ツリーの接続を切り替える際にも、配信ツリーの接続切替に係る制御メッセージを削減し、回線負荷及び利用者端末の負荷を軽減する。
【解決手段】利用者端末4は、接続先切替判定手段12によって、自端末編成情報取得手段11で取得した自端末編成情報Hの中の次番組のコンテンツ識別情報CID nextと、接続先端末編成情報取得手段19で取得した接続先端末編成情報Hの中の次番組のコンテンツ識別情報CID nextとを比較して、双方のコンテンツ識別情報が一致しない場合に上流側の利用者端末である接続先端末4との接続切替をすると判定し、利用者端末4は現在の接続先端末4との接続を切断し、新たな接続先端末4に接続を切り替える。
【選択図】図4

Description

番組編成に従ってコンテンツの配信開始時刻に複数の利用者端末が一斉にコンテンツの配信ツリーの接続を切り替えてコンテンツの配信を行うコンテンツ配信システムにおける利用者端末及びそのプログラム並びに配信ツリーの接続切替方法に関する。
近年インターネットにおいては、ストリーミングによる動画配信サービスが普及している。受信端末において視聴したいコンテンツを選択し、配信サーバから選択したコンテンツを受信するVOD(Video On Demand)のような一対一の配信サービスに加え、同一のコンテンツを多数の受信端末に同時に伝送する一対多の放送型の配信サービスがある。
IP(Internet Protocol)ネットワークにおいて、放送型の動画配信サービスを効率よく行う方式として、IPマルチキャストがある。しかし、この方式では,通信事業者の専用ネットワークが必要であり、複数事業者を跨いだサービスが困難であった。
こうした背景から、通信事業者の専用のネットワークを必要とせず、複数事業者を跨いだ放送型の動画配信サービスを可能とするために、ピアツーピア技術を用いたコンテンツの分散配信技術が考案された。こうした技術はコンテンツを要求する端末同士で論理的なツリー(グループ)を作り、端末上で動作するアプリケーションソフトが相互にデータ転送を行うことによりマルチキャスト(一対多通信)を実現するものであり、例えば、特許文献1(図4及び図10、段落0038〜段落0040及び段落0084〜段落0089参照)に記載されたストリームデータ分散配信方法がある。
特許文献1に記載されたストリームデータ分散配信方法では、インターネット等のネットワーク環境において、各ノード間でストリームデータの送受信を行うため、各ノードは上流ノードと下流ノードとの接続関係を示すトポロジ情報を交換して、上流ノードから下流ノードへストリームデータを中継している。このストリームデータ分散配信方法では、各ノード間でトポロジ情報を交換するため、各ノードが自律的にトポロジ情報を記憶・更新し、提供する等の管理を行う機能を備えている。
このような分散配信による放送型のコンテンツ配信システムにおいて、番組のジャンルやターゲットとする地域の異なる複数のコンテンツを配信する場合、その一部のコンテンツしか受信したくない利用者が存在する場合がある。このような場合は、コンテンツによって利用者が異なるため、コンテンツ毎にコンテンツを要求する利用者端末がコンテンツ配信元を頂点として相互に接続して構成する分散配信系である配信ツリーを再構成する必要がある。
そのため、ノードである利用者端末は、当該利用者端末が現在参加している配信ツリーを離脱し、所望のコンテンツを配信する新たな配信ツリーに参加することでコンテンツ切り替えを実現することになる。
特開2003−169089号公報
しかしながら、通常このようなコンテンツ配信システムにおいて配信ツリーの接続を切り替えるには、利用者端末は、現在の配信ツリーにおいて接続を確立している端末と切断し、所望のコンテンツに対する受信要求を、配信を管理するサーバに送信し、当該サーバより所望のコンテンツを配信する配信ツリーに所属している別の利用者端末の紹介を受け、紹介を受けた利用者端末に接続要求メッセージを送出するなど、多くの配信ツリーの接続切替に係る制御メッセージを発生させる必要が生じる。
特許文献1に記載の方法によるコンテンツ配信システムでは、上流ノードとの接続が失われた際、下流ノードは、上流ノードから取得していた配信トポロジ情報を基に、近傍ノードから新たな上流ノードを選択して再接続を試みるため、同じ配信ツリー内においては接続切替に係る制御メッセージの削減が可能であるが、別の配信ツリーに接続を切り替える際には、取得したトポロジ情報をそのまま利用できないため、配信ツリーの接続切替に係る制御メッセージを削減することはできない。
例えば、電波による放送は、ニュースやスポーツなどジャンルが異なる番組や、全国一斉に放送する番組(全国放送)や地域別の番組(ローカル放送)など配信元・配信範囲の異なる多様な番組をタイムテーブル(編成情報)に基づいて切り替えながら提供している。特許文献1の方法による分散配信による放送型のコンテンツ配信システムにおいてこのような編成情報に従ったコンテンツ配信を提供しようとすると、番組の切替時間(次番組のコンテンツの配信開始時刻)において、ある配信ツリーに属する多数の利用者端末が、当該配信ツリーから一斉に離脱し、別の配信ツリーに接続を切り替えることになるため、配信ツリーの接続切替に係る制御メッセージが多量に発生し、回線負荷および利用者端末の負荷が大きくなる。このため、安定した配信が行えないといった問題があった。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は番組編成に従ってコンテンツの配信開始時刻に複数の利用者端末が一斉にコンテンツの配信ツリーの接続を切り替える際にも、配信ツリーの接続切替に係る制御メッセージを削減し、回線負荷および利用者端末の負荷を軽減する利用者端末及び配信ツリーの接続切替手法を提供することにある。
そこで、前記した目的を達成するために、請求項1に記載の利用者端末は、コンテンツの配信元であるコンテンツ配信サーバを頂点として、複数の利用者端末が階層的に接続した配信ツリーを構成してコンテンツを配信するコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツを識別するコンテンツ識別情報と当該コンテンツの配信開始時刻とを含む番組情報の集合である編成情報に基づいて、現在配信されている番組情報の次の番組情報におけるコンテンツ識別情報と当該コンテンツの配信開始時刻とに基づくコンテンツの配信を受ける際に、配信ツリーにおける階層的な接続状態を切り替える利用者端末であって、自端末編成情報取得手段と、接続要求手段と、切断要求手段と、接続先端末編成情報取得手段と、接続受付手段と、切断受付手段と、接続先切替判定手段と、を備えて構成した。
かかる構成によれば、利用者端末は、自端末編成情報取得手段によって、利用者端末自身である自端末がコンテンツの配信を受ける編成情報である自端末編成情報を取得する。そして、利用者端末は、接続要求手段によって、自端末編成情報取得手段が取得した自端末編成情報に基づいてコンテンツの配信を受けるために、当該コンテンツを配信する配信ツリーに属する利用者端末に接続を要求する。
一方、接続要求を受けた上流側の端末である接続先端末として動作するときは、利用者端末は、接続受付手段によって、コンテンツの転送先となる下流側の利用者端末である転送先端末から送信された接続要求を受け付け、互いの接続を確立する。
接続先端末との接続を確立した利用者端末は、接続先端末編成情報取得手段によって、接続先端末自身がコンテンツの配信を受けるための編成情報である接続先端末編成情報の中の、少なくとも次の番組情報のコンテンツ識別情報を含む編成情報を取得する。
そして、利用者端末は、接続先切替判定手段によって、自端末編成情報取得手段によって取得した自端末編成情報の中の次の番組情報のコンテンツ識別情報と、接続先端末編成情報取得手段によって取得した接続先端末編成情報の中の次の番組情報のコンテンツ識別情報とを比較し、双方のコンテンツ識別情報が一致する場合に前記接続先端末との接続切替をしないと判定し、双方のコンテンツ識別情報が一致しない場合に前記接続先端末との接続切替をすると判定する。
ここで、接続先切替判定手段によって、接続先端末との接続切替をすると判定した場合は、自端末編成情報取得手段によって取得した自端末編成情報の次の番組情報における配信開始時刻において、利用者端末は、切断要求手段によって、接続先端末との接続を切断するとともに、接続要求手段によって、自端末編成情報の次の番組情報のコンテンツを配信する配信ツリーに属する利用者端末に接続要求をして、新たな接続先端末との接続を確立する。
一方、切断要求を受けた上流側の端末である接続先端末として動作するときは、利用者端末は、切断受付手段によって、転送先端末から送信された切断要求を受け付け、転送先端末との接続を切断する。
これによって、利用者端末は、現在コンテンツの配信を受けている接続先端末と、次に配信を受ける予定のコンテンツが同じ場合は、接続を切り替えずに、次の番組のコンテンツも、当該接続先端末から引き続き配信を受ける。一方、接続先端末と、次に配信を受ける予定のコンテンツが異なる場合のみ、現在の接続先端末から、次に配信を受けるコンテンツを配信する配信ツリーに属する他の利用者端末に接続を切り替えてコンテンツの配信を受ける。
請求項2に記載の利用者端末は、請求項1に記載の利用者端末において、更に、編成情報送信手段を備える構成とした。
かかる構成によれば、上流側の利用者端末である接続先端末として動作するときは、利用者端末は、編成情報送信手段によって、自端末編成情報取得手段によって取得した自端末編成情報の中の、少なくとも次の番組情報のコンテンツ識別情報を含む編成情報を、自端末が受信したコンテンツを転送する下流側の利用者端末である転送先端末に送信する。
一方、転送先端末として動作する利用者端末は、接続先端末編成情報取得手段によって、当該利用者端末にとっての接続先端末から、当該接続先端末の編成情報送信手段によって送信された当該接続先端末自身の編成情報を受信して、受信した編成情報から接続先端末における次の番組情報のコンテンツ識別情報を取得する。
これによって、接続が確立した利用者端末間で、直接に編成情報の送受信を行う。
請求項3に記載の利用者端末は、請求項1又は請求項2に記載の利用者端末において、自端末編成情報取得手段は、複数種類の編成情報を保有し、利用者端末から編成情報を要求する編成情報要求を受信し、当該編成情報要求を送信した利用者端末に保有する複数の編成情報の何れか一つを送信する編成情報サーバから、自端末編成情報を取得することとした。
かかる構成によれば、利用者端末は、自端末編成情報取得手段によって、編成情報サーバに接続して編成情報要求を送信する。そして、利用者端末は、自端末編成情報取得手段によって、編成情報サーバから返信される編成情報を受信して、受信した編成情報を自端末編成情報として取得する。
これによって、各利用者端末は、編成情報サーバによって管理された編成情報の中から選択的に自端末編成情報を取得する。
請求項4に記載の利用者端末は、請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の利用者端末において、更に、接続先紹介要求手段を備える構成とした。
かかる構成によれば、利用者端末は、接続先紹介要求手段によって、コンテンツ識別情報と、当該コンテンツ識別情報によって識別されるコンテンツの配信ツリーを構成する利用者端末を識別する端末識別情報とを対応づけた配信管理情報を保有し、利用者端末からコンテンツ識別情報によって識別されるコンテンツの配信を受けるための接続先端末の紹介を要求する当該コンテンツ識別情報を含む接続先紹介要求を受信し、当該接続先紹介要求を送信した利用者端末に、配信管理情報の中から当該接続先紹介要求に含まれるコンテンツ識別情報に対応する端末識別情報のリストである接続先リストを送信する管理サーバに接続して、コンテンツ識別情報を含む接続先紹介要求を送信する。そして、利用者端末は、接続先紹介要求手段によって、管理サーバから返信される接続先リストを取得する。
利用者端末は、接続要求手段によって、接続先紹介要求手段で取得した接続先リストの中に含まれる端末識別情報によって識別される利用者端末に接続要求を送信する。
これによって、各利用者端末は、配信管理情報を管理する管理サーバからの接続先端末の紹介に従って新たな接続先と接続する。
請求項5に記載の利用者端末プログラムは、コンテンツの配信元であるコンテンツ配信サーバを頂点として、複数の利用者端末が階層的に接続した配信ツリーを構成してコンテンツを配信するコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツを識別するコンテンツ識別情報と当該コンテンツの配信開始時刻とを含む番組情報の集合である編成情報に基づいて、現在配信されている番組情報の次の番組情報におけるコンテンツ識別情報と当該コンテンツの配信開始時刻とに基づくコンテンツの配信を受ける際に、配信ツリーにおける階層的な接続状態を切り替えるために、コンピュータを、自端末編成情報取得手段、接続要求手段、切断要求手段、接続先端末編成情報取得手段、接続受付手段、切断受付手段、接続先切替判定手段、として機能させることとした。
かかる構成によれば、利用者端末プログラムは、自端末編成情報取得手段によって、利用者端末自身である自端末がコンテンツの配信を受ける編成情報である自端末編成情報を取得する。そして、利用者端末プログラムは、接続要求手段によって、自端末編成情報取得手段が取得した自端末編成情報に基づいてコンテンツの配信を受けるために、当該コンテンツを配信する配信ツリーに属する利用者端末に接続を要求する。
一方、接続要求を受けた上流側の端末である接続先端末として動作するときは、利用者端末プログラムは、接続受付手段によって、コンテンツの転送先となる下流側の利用者端末である転送先端末から送信された接続要求を受け付け、互いの接続を確立する。
接続先端末との接続を確立すると、利用者端末プログラムは、接続先端末編成情報取得手段によって、接続先端末自身がコンテンツの配信を受けるための編成情報である接続先端末編成情報の中の、少なくとも次の番組情報のコンテンツ識別情報を含む編成情報を取得する。
そして、利用者端末プログラムは、接続先切替判定手段によって、自端末編成情報取得手段によって取得した自端末編成情報の中の次の番組情報のコンテンツ識別情報と、接続先端末編成情報取得手段によって取得した接続先端末編成情報の中の次の番組情報のコンテンツ識別情報とを比較し、双方のコンテンツ識別情報が一致する場合に前記接続先端末との接続切替をしないと判定し、双方のコンテンツ識別情報が一致しない場合に前記接続先端末との接続切替をすると判定する。
ここで、接続先切替判定手段によって、接続先端末との接続切替をすると判定した場合は、自端末編成情報取得手段によって取得した自端末編成情報の次番組情報における配信開始時刻において、利用者端末プログラムは、切断要求手段によって、接続先端末との接続を切断するとともに、接続要求手段によって、自端末編成情報の次の番組情報のコンテンツを配信する配信ツリーに属する利用者端末に接続要求をして、新たな接続先端末との接続を確立する。
一方、切断要求を受けた上流側の端末である接続先端末として動作するときは、利用者端末プログラムは、切断受付手段によって、転送先端末から送信された切断要求を受け付け、転送先端末との接続を切断する。
これによって、利用者端末プログラムは、現在コンテンツの配信を受けている接続先端末と、次に配信を受ける予定のコンテンツが同じ場合は、接続を切り替えずに、次の番組のコンテンツも、当該接続先端末から引き続き配信を受ける。一方、接続先端末と、次に配信を受ける予定のコンテンツが異なる場合のみ、現在の接続先端末から、次に配信を受けるコンテンツを配信する配信ツリーに属する他の利用者端末に接続を切り替えてコンテンツの配信を受ける。
請求項6に記載の配信ツリーの接続切替方法は、コンテンツの配信元であるコンテンツ配信サーバを頂点として、複数の利用者端末が階層的に接続した配信ツリーを構成してコンテンツを配信するコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツを識別するコンテンツ識別情報と当該コンテンツの配信開始時刻とを含む番組情報の集合である編成情報に基づいて、現在配信されている番組情報の次の番組情報におけるコンテンツ識別情報と当該コンテンツの配信開始時刻とに基づくコンテンツの配信を受ける際に、配信ツリーにおける利用者端末の階層的な接続状態を切り替える配信ツリーの接続切替方法であって、自端末編成情報取得ステップと、第1接続要求ステップと、接続先端末編成情報取得ステップと、接続先切替判定ステップと、切断要求ステップと、第2接続要求ステップと、第1接続要求受付ステップと、切断要求受付ステップと、第2接続要求受付ステップと、を含むこととした。
かかる方法によれば、他の利用者端末からコンテンツの転送を受ける下流側の利用者端末である転送先端末として動作する利用者端末は、自端末編成情報取得手段によって、自端末編成情報取得ステップにおいて、当該利用者端末自身である自端末がコンテンツの配信を受ける編成情報である自端末編成情報を取得する。次に、利用者端末は、接続要求手段によって、第1接続要求ステップにおいて、自端末編成情報取得ステップで取得した自端末編成情報に基づく番組のコンテンツの配信を受けるために、当該コンテンツを配信する配信ツリーに属する利用者端末に接続を要求する。
一方、上流側の利用者端末である接続先端末として動作する利用者端末は、接続要求受付手段によって、第1接続要求受付ステップにおいて、自端末における転送先端末が、第1接続要求ステップで要求した接続要求を受け付ける。
これによって、利用者端末は、互いの接続が確立し、上流側の利用者端末から下流側の利用者端末へコンテンツの転送ができるようになる。
次に、利用者端末は、接続先端末編成情報取得手段によって、接続先端末編成情報取得ステップにおいて、第1接続要求ステップで接続した他の利用者端末である接続先端末における編成情報である接続先端末編成情報の中の、少なくとも次の番組情報のコンテンツ識別情報を含む編成情報を取得する。
そして、利用者端末は、接続先切替判定手段によって、接続先切替判定ステップにおいて、自端末編成情報取得ステップで取得した自端末編成情報の中の次の番組情報のコンテンツ識別情報と、接続先端末編成情報取得ステップで取得した接続先端末編成情報の中の次の番組情報のコンテンツ識別情報とを比較し、双方のコンテンツ識別情報が一致する場合に接続先端末との接続切替をしないと判定し、双方のコンテンツ識別情報が一致しない場合に前記接続先端末との接続切替をすると判定する。
利用者端末は、接続先切替判定ステップで接続先端末との接続切替をすると判定した場合は、切断要求手段によって、自端末編成情報取得ステップで取得した自端末編成情報の次の番組情報における配信開始時刻に、切断要求ステップにおいて、接続先端末に、当該接続先端末との接続の切断を要求する。
一方、接続先端末として動作する利用者端末は、切断要求受付手段によって、切断要求受付ステップにおいて、自端末における転送先端末が切断要求ステップで要求した切断要求を受け付ける。
これによって、利用者端末は、互いの接続を切断する。
続いて、利用者端末は、接続要求手段によって、第2接続要求ステップにおいて、自端末編成情報における次の番組のコンテンツを配信する配信ツリーに属する他の利用者端末に接続を要求する。
一方、接続先端末として動作する利用者端末は、接続要求受付手段によって、第2接続要求受付ステップにおいて、自端末における転送先端末が第2接続要求ステップで要求した接続要求を受け付ける。
これによって、利用者端末は、互いの接続が確立し、下流側の利用者端末は、新たな接続先端末から次番組情報のコンテンツの配信を受ける。
請求項1、請求項5又は請求項6に記載の発明によれば、利用者端末は、自端末の次の番組情報と接続先端末の次番組情報とが一致しない場合のみ配信ツリーの接続切替を行うため、配信ツリーの接続切替に伴う制御メッセージを削減することができ、回線負荷を低減できるとともに、利用者端末の負荷を軽減でき、安定して番組の切り替えを行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、接続が確立した利用者端末間で、直接に編成情報の送受信を行うため、全利用者端末の編成情報を管理する専用サーバを設ける必要がなく、番組切替時において、そのような専用サーバに利用者端末からの制御メッセージが集中することがないため、回線負荷の増大を防ぐことができる。
請求項3に記載の発明によれば、各利用者端末は、編成情報サーバによって管理された編成情報の中から選択的に自端末編成情報を取得するため、所望の編成情報を速やかに取得することができる。
請求項4に記載の発明によれば、各利用者端末は、配信管理情報を管理する管理サーバからの接続先端末の紹介に従って新たな接続先と接続するため、適切な接続先端末との接続を迅速に確立することができる。
本発明に係る利用者端末を含むコンテンツ配信システムの構成を示すブロック図である。 本発明における編成情報の構成例を示す説明図である。 本発明における配信管理情報の構成例を示す説明図である。 本発明に係る利用者端末の構成を示すブロック図である。 本発明に係るコンテンツ配信システムにおける情報の送受信の様子を説明するためのブロック図である。 本発明に係るコンテンツ配信システムにおける配信ツリーを構成する配信グループの例を示す模式図である。 本発明における編成情報の構成を示す説明図であり、(1)は編成情報の例であり、(2)は編成情報の他の例である。 本発明における接続管理情報の構成例を示す説明図である。 本発明に係るコンテンツ配信システムにおいて、新規の利用者端末が配信ツリーに参加する際の各構成要素の処理の流れ及び相互作用を示すシーケンス図である。 本発明に係る利用者端末の番組切替の際の処理の流れを示すフロー図である。 本発明に係るコンテンツ配信システムにおける配信ツリーの接続切替の際の各構成要素の処理の流れ及び構成要素間の相互作用を示すシーケンス図である。 本発明に係るコンテンツ配信システムにおける配信ツリーの再構成の様子を説明するための模式図である。
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照して説明する。
まず、図1を参照して,本発明に係る利用者端末4を含むコンテンツ配信システムSの構成について説明する。
図1に示したように、コンテンツ配信システムSは、管理サーバ1と、編成情報サーバ2と、複数のコンテンツ配信サーバ3と、複数の利用者端末4とが、ネットワーク5を介して互いに接続されており、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などの通信プロトコルにより互いにデータを送受信できる状態にあるものとする。
なお、図1においては、管理サーバ1、編成情報サーバ2、コンテンツ配信サーバ3を個別の機器として記載しているが、一つの機器に全ての機能を具備するように構成してもよい。
本発明の実施形態に係るコンテンツ配信システムSにおけるコンテンツとは、コンテンツ識別情報(コンテンツID)に対応づけたコンテンツを指し、具体的には、蓄積コンテンツやライブ映像コンテンツなどが該当する。なお、コンテンツIDとは、コンテンツに個別に割り当てられる識別情報である。
編成情報サーバ2は、複数種類の編成情報Hを保持しており、各利用者端末4の要求に応じてそれぞれ複数種類の編成情報Hの中の一つの編成情報Hを選択して提供するサーバである。
ここで、図2を参照(適宜図1参照)して、本実施形態における編成情報Hの構成について説明する。
図2に示したように、編成情報Hは、複数の番組情報B〜Bから構成されている。また、各番組情報B〜Bは、コンテンツの配信開始時刻CTMとコンテンツ識別情報CIDとを対応付けた情報である。番組情報B〜Bには、コンテンツ識別情報CIDに対応づけて、図2に示したように、更に番組内容、番組の配信範囲などを示す番組種別、及び番組時間長や番組終了時刻など、その他の情報を加えることができる。そして、番組情報B〜Bを、配信時間が連続するように集めたものが編成情報Hである。図2に示した例では、番組終了後直ちに次の番組を開始することから、次の番組の開始時刻をもって前の番組の終了時刻とし、番組終了時刻は省略している。
図2に示した例では、時刻“00:00:00”からコンテンツ識別情報CID=“0001”の“全国ニュース”が全国放送として放送され、時刻“01:00:00”にコンテンツ識別情報CID=“0002”の地域Xのローカル放送である“地域Xニュース”に切り替り,時刻“02:00:00”にコンテンツ識別情報CID=“0003”である“スポーツ番組”の全国放送に切り替る編成情報Hを示している。なお、編成情報Hに従った一連の番組を、放送のチャンネルと定義する。
編成情報サーバ2から各利用者端末4への編成情報Hの提供方法は、例えば利用者端末4に対し複数の編成情報Hを提示し、各利用者端末4が好適なチャンネルを選択する方法や、利用者端末4が存在する地域や、各利用者の趣味・嗜好などの情報に基づいて編成情報サーバ2で選択して提示する方法がある。本発明においては、少なくとも利用者端末4側で現在視聴できる番組情報B及び次の番組情報Bを取得できればよい。
図1に戻って、管理サーバ1は、配信管理情報Kを保持し、利用者端末4からの接続紹介要求を受け付け、当該利用者端末4に接続先リストを応答する。
ここで、図3を参照(適宜図1参照)して、本実施形態における配信管理情報Kの構成について説明する。
図3に示したように、配信管理情報Kは、コンテンツCの配信元であるコンテンツ配信サーバ3や当該コンテンツCの配信ツリーに属する複数の利用者端末4の、各端末を識別する端末識別情報TIDを、コンテンツ識別情報CIDに対応づけた情報である。
端末識別情報TIDは、コンテンツ配信サーバ3及び利用者端末4を識別する情報であり、例えば、IPアドレスやポート番号を用いることができる。
また、接続先リストは、利用者端末4の接続先の候補となるコンテンツ配信サーバ3及び利用者端末4のリストであり、利用者端末4が要求するコンテンツ識別情報CIDに対応する端末識別情報TIDを一つ以上含むリストである。
図1に戻って(適宜図2及び図3参照)、コンテンツ配信サーバ3は,コンテンツCの配信元となるサーバであり、コンテンツ識別情報CIDに対応する配信ツリーにおいて接続する利用者端末4に対し順次当該コンテンツCのデータパケット(以下、コンテンツデータと呼ぶ)を配信する。
利用者端末4は、同じ配信ツリーに属する他の利用者端末4と接続し、上流側に接続された利用者端末4からコンテンツデータを受信するとともに、下流側に接続された利用者端末4にコンテンツデータを転送する端末である。
利用者端末4は、新たに配信ツリーに参加するときには、管理サーバ1に接続先紹介要求を行う。接続先紹介要求には要求するコンテンツ識別情報CIDを含み、管理サーバ1は該当するコンテンツ識別情報CIDの配信ツリーに属する一つ以上の端末識別情報TIDを接続先リストとして返信する。
次に、図4を参照(適宜図1参照)して、本発明の実施形態における利用者端末4の構成について説明する。
図4に示したように、利用者端末4は、通信I/F(インターフェース)10と、自端末編成情報取得手段11と、接続先切替判定手段12と、接続先切替手段13と、接続受付手段17と、切断受付手段18と、接続先端末編成情報取得手段19と、接続管理情報送信手段20と、記憶手段21と、コンテンツデータ転送手段22と、コンテンツバッファ23と、コンテンツ再生手段24と、から構成されている。また、接続先切替手段13は、接続先紹介要求手段14と、接続要求手段15と、切断要求手段16と、から構成されている。
通信I/F10は、ネットワーク5を介して、利用者端末4の各部と、管理サーバ1、編成情報サーバ2、コンテンツ配信サーバ3及び他の利用者端末4との間で、TCP/IPなどの通信プロトコルにより互いにデータを送受信するための通信インターフェースである。
自端末編成情報取得手段11は、利用者端末4自身(自端末)が視聴するための編成情報である自端末編成情報Hを要求する編成情報要求RQHを編成情報サーバ2に送信し、編成情報サーバ2から返信された編成情報を自端末編成情報Hとして取得して記憶手段21に記憶する。
接続先切替手段13は、接続先切替判定手段12の判定結果RESに従って、上流側の利用者端末である接続先端末4との接続を切断すると判定された場合は、管理サーバ1、今までの接続先端末4及び新たな接続先となる接続先候補端末4’との間の接続に係る制御を行う。
接続先紹介要求手段14は、自端末編成情報H中のコンテンツ識別情報CID(配信中の番組のコンテンツ識別情報CID now又は次に配信される番組のコンテンツ識別情報CID next)を含む接続先紹介要求RQLを管理サーバ1へ送信し、管理サーバ1から返信される接続先リストLを受信する機能を有する。
接続要求手段15は、接続先紹介要求手段14が取得した接続先リストLの中から接続先の候補となる利用者端末を選択して、当該接続先候補端末4’へ接続を要求する接続要求RQCを送信し、当該接続先候補端末4’からの接続応答COKを受けることで接続を確立する機能を有する。当該接続が確立した場合は、接続要求手段15は、接続先候補端末4’の端末識別情報TID’を、トポロジ情報Tの接続先端末識別情報TIDとして記憶手段21に記憶する。
一方、接続要求手段15は、接続先候補端末4’から接続を拒否する接続拒否CNGを受信した場合は、接続先リストLから他の利用者端末を接続先候補端末4’として選択し、新たに選択した接続先候補端末4’へ接続要求RQCを送信し、接続の確立を試みる。
切断要求手段16は、接続先端末4との接続を切断する際に、接続先端末4に切断を要求する切断要求RQDを送信するとともに、記憶手段21に記憶されているトポロジ情報Tから接続先端末識別情報TIDを削除する。
接続受付手段17は、コンテンツデータの転送先となる下流側の利用者端末である転送先候補端末4’から接続を要求する接続要求RQCを受信し、当該転送先候補端末4’へ接続を許可する接続応答COK又は接続を拒否する接続拒否CNGを返信する。接続受付手段17は、接続を許可する場合は、当該転送先候補端末4’の端末識別情報TID’をトポロジ情報Tの転送先端末識別情報TIDとして記憶手段21に記憶する。
切断受付手段18は、転送先端末4から接続の切断を要求する切断要求RQDを受信した際は、記憶手段21に記憶されているトポロジ情報Tから当該転送先端末4の転送先端末識別情報TIDを削除する。
接続先端末編成情報取得手段19は、上流側の利用者端末である接続先端末4から送信されてくる当該接続先端末4の状態を示す接続管理情報Kを受信する。接続先端末編成情報取得手段19は、受信した接続管理情報Kの中から接続先端末4の編成情報である接続先端末編成情報Hを抽出して記憶手段21に記憶する。
接続先切替判定手段12は、記憶手段21に記憶されている自端末編成情報Hの中から現在視聴中の番組の次に視聴予定の番組のコンテンツの配信開始時刻CTM nextとコンテンツ識別情報CID nextとを抽出し、抽出した次番組のコンテンツ識別情報CID nextと、記憶手段21に記憶されている接続先端末編成情報Hの中から同様にして抽出した次の番組のコンテンツ識別情報CID nextとを比較して、次の番組のコンテンツの配信開始時刻(番組切替時刻)CTM nextにおいて接続先端末4との接続を切断するか否かを判定し、判定結果RESを接続先切替手段13に出力する。
接続先切替判定手段12は、コンテンツ識別情報CID nextとコンテンツ識別情報CID nextとが一致する場合は、接続を切断しない(接続を維持する)と判定し、一致しない場合は接続を切断すると判定する。
接続管理情報送信手段(編成情報送信手段)20は、少なくとも自端末編成情報Hの中の次番組のコンテンツの配信開始時刻CTM next及びコンテンツ識別情報CID nextを含む接続管理情報Kを生成し、生成した接続管理情報Kを下流側の利用者端末である転送先端末4に送信する。
記憶手段21は、自端末編成情報H、接続先端末編成情報H及びトポロジ情報Tを記憶する記憶手段である。
ここで、トポロジ情報Tとは、利用者端末がコンテンツの配信を受ける上流側の他の利用者端末である接続先端末4の端末識別情報である接続先端末識別情報TIDと、当該利用者端末が受信したコンテンツを転送する下流側の他の利用者端末である転送先端末4の端末識別情報である転送先端末識別情報TIDとから構成される、他の利用者端末の接続関係を示す情報である。
コンテンツデータ転送手段22は、記憶手段21に記憶されているトポロジ情報Tに基づいて、上流側の利用者端末である接続先端末4からコンテンツデータCDTを順次受信し、受信したコンテンツデータCDTを下流側の利用者端末である転送先端末4へ転送するとともに、受信したコンテンツデータCDTをコンテンツバッファ23に記憶する。
コンテンツバッファ23は、コンテンツデータ転送手段22から入力したコンテンツデータCDTを一時的に記憶する記憶手段であり、記憶したコンテンツデータCDTはコンテンツ再生手段24によって適宜に取り出される。
コンテンツ再生手段24は、コンテンツバッファ23からコンテンツデータCDTを取り出し、取り出したコンテンツデータCDTを順次デコードして画像信号や音声信号に再生する再生手段である。
コンテンツ再生手段24は、再生したコンテンツデータCDTを不図示の液晶ディスプレイなどの画像表示手段やスピーカなどの音声再生手段に出力して視聴可能に再生する。
次に、図5を参照(適宜図1〜図4参照)して、新規の利用者端末4が、自端末の編成情報Hを取得し、取得した自端末の編成情報Hに従って配信ツリーへ参加する際の手順及び制御メッセージの送受信について説明する。
図5に示した例では、コンテンツ配信サーバ3〜3をそれぞれの配信元とする3つの配信グループ30〜30の一つに、新規の利用者端末4が参加する場合を示している。
新規利用者端末4は、まず自端末で視聴するための編成情報(自端末編成情報)Hの提供を受けるために、編成情報サーバ2に、編成情報要求RQHを送信する。
編成情報サーバ2は、保持している複数の編成情報Hの中から新規利用者端末4の属する地域や趣味嗜好などの情報を元に好適な編成情報Hを当該新規利用者端末4に返信して提供する。あるいは、編成情報サーバ2が保持する複数の編成情報HをWEBページのような形式で提示し、新規利用者端末4に選択させてもよい。新規利用者端末4は、編成情報サーバ2から編成情報Hを受信し、受信した編成情報Hを自端末編成情報Hとして記憶手段21に記憶する。
新規利用者端末4は、現在時刻と、記憶手段21に記憶した自端末編成情報Hの各番組の配信開始時刻CTM(図2参照)とに基づき、現在視聴できる番組のコンテンツ識別情報CIDを取得して、当該コンテンツ識別情報CIDを情報として含んだ接続先紹介要求RQLを管理サーバ1に送信する。例えば、図2に示した編成情報Hにおいて、現在時刻が00:10:00の場合は、新規利用者端末4は、配信開始時刻が00:00:00であるコンテンツ識別情報CID(コンテンツID)=“0001”を抽出し、接続先紹介要求RQLに当該コンテンツ識別情報CIDを含めて管理サーバ1に送信する。
管理サーバ1は、新規利用者端末4から受信した接続先紹介要求RQLに含まれるコンテンツ識別情報CID(コンテンツID)=“0001”を基に、該当する配信ツリーを構成する配信グループ30に所属する利用者端末4〜4及びコンテンツ配信サーバ3の端末識別情報TIDを配信管理情報Kから一つ以上抽出し、抽出した端末識別情報TIDのリストを接続先リストLとして新規利用者端末4に返信する。また、このとき管理サーバ1は、接続先紹介要求RQLを送信してきた新規利用者端末4の端末識別情報TIDを、当該接続先紹介要求RQLに含まれるコンテンツ識別情報CIDに対応付けて配信管理情報Kに登録するようにしてもよい。
新規利用者端末4は、管理サーバ1から受信した接続先リストLの中からコンテンツの配信を受けるために接続する候補となる利用者端末である接続先候補端末4’を選択し、選択した接続先候補端末4’に接続要求RQCを送信する。図5に示した例では、新規利用者端末4は、利用者端末4を接続先候補端末4’に選択して接続要求RQCを送信している。
下流側の利用者端末である新規利用者端末4から接続要求RQCを受信した接続先候補端末4’(4)は、新規利用者端末4を受け付け可能である場合は、新規利用者端末4に接続応答COKを返信し、新規利用者端末4は接続応答COKを受信する。
接続先候補端末4’(4)は、受け付け不可能である場合は、接続拒否CNGを新規利用者端末4に返信し、接続拒否CNGを受信した新規利用者端末4は、接続先リストLから他の利用者端末を接続先候補端末4’として選択して、選択した新たな接続先候補端末4’に接続要求RQCを送信する。
新規利用者端末4は、接続先候補端末4’(4)から接続応答COKを受信すると、接続先となる接続先候補端末4’(4)の端末識別情報TIDを、トポロジ情報Tの接続先端末識別情報TIDとして新規利用者端末4の記憶手段21に記憶する。
一方で、新規利用者端末4の接続を受け付けた接続先候補端末4’(4)は、コンテンツの転送先となる新規利用者端末4の端末識別情報TIDを、トポロジ情報Tの転送先端末識別情報TIDとして接続先候補端末4’(4)の記憶手段21に記憶する。
以上説明した手順により、新規利用者端末4はコンテンツ識別情報CID(コンテンツID)=“0001”の配信ツリーを構成する配信グループ30に参加することができ、接続先端末となった利用者端末4からコンテンツデータCDTの受信が行えるようになるとともに、新規利用者端末4自身も別の新規利用者端末(不図示)が送信する接続要求RQCを受け付けることができるようになる。
次に、図6及び図7を参照(適宜図1及び図4参照)して、本発明における利用者端末4が、編成情報Hに基づいて番組を切り替える際の、配信ツリーの接続切替の様子について説明する。
図6に示したように、配信グループ30において、コンテンツ識別情報CID(コンテンツID)=“0001”の配信元であるコンテンツ配信サーバ3を頂点として、利用者端末4〜414が配信ツリーを構成している。
ここで、利用者端末4〜414は、図7に示した2種類の編成情報H及び編成情報Hの何れか一つを自端末の編成情報として保持しているものとする。また、●で示した利用者端末4,4,4,4,4,412が編成情報Hを保持し、○で示した利用者端末4,4,4,4,410,411,413,414が編成情報Hを保持していることを表しており、下段の利用者端末が上段の利用者端末を接続先端末として接続しているものとする。
2種類の編成情報H及びHは、それぞれ図7の(1)及び(2)に示したように、番組種別が“全国放送”の時間帯である番組情報B と番組情報B と、及び番組情報B と番組情報B とは、それぞれ共通のコンテンツ識別情報CIDであるが、“ローカル放送”の時間帯(01:00:00〜02:00:00)である番組情報B と番組情報B とは、それぞれ別のコンテンツ識別情報CIDの番組を示している。
ここで、図6において、現在“00:00:00〜01:00:00”の時間帯にあり、すべての利用者端末4〜414がコンテンツ識別情報CID(コンテンツID)=“0001”の配信グループ30の配信ツリーに属し、“全国ニュース”を視聴している状態にあるものとする。
また、接続管理情報Kは、図8に示したように、メッセージを送信する利用者端末4〜414の各利用者端末自身の端末識別情報TIDと次の番組情報Bnextを少なくとも含むものとする。接続管理情報Kは、上流側の利用者端末である接続先端末から下流側の利用者端末である転送先端末へ送信される。なお、接続管理情報Kの送信は、接続先端末と転送先端末との間で接続が確立されたとき、接続先端末の編成情報が変更されたときに行ってもよいし、あるいは接続先端末と転送先端末との間で定期的に行ってもよい。また、接続先端末から転送先端末への送信に限らず、接続に係る制御の際に、接続応答COK又は接続要求RQCに含んで交換するようにしてもよい。
以上、コンテンツ配信システムSの構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、利用者端末4は、一般的なコンピュータにプログラムを実行させ、コンピュータ内の演算装置や記憶装置を動作させることにより実現することができる。このプログラム(利用者端末プログラム)は、通信回線を介して配布することも可能であるし、CD−ROM等の記録媒体に書き込んで配布することも可能である。
次に、図9を参照(適宜図4及び図5参照)して、新規に利用者端末4が配信ツリーに参加するときの動作について説明する。
新規利用者端末4は、まず、自端末編成情報取得手段11によって、自端末で視聴するための編成情報(自端末編成情報)Hの提供を受けるために、編成情報サーバ2に、編成情報要求RQHを送信する(ステップS11;自端末編成情報取得ステップ)。
編成情報サーバ2は、新規利用者端末4から編成情報要求RQHを受信すると(ステップS12)、保持している複数の編成情報Hの中から一つの編成情報Hを選択して、新規利用者端末4に送信する(ステップS13)。
新規利用者端末4は、自端末編成情報取得手段11によって、編成情報サーバ2から返信されてきた編成情報Hを受信し、受信した編成情報Hを自端末編成情報Hとして記憶手段21に記憶する(ステップS14;自端末編成情報取得ステップ)。
新規利用者端末4は、接続先紹介要求手段14によって、現在時刻と、記憶手段21に記憶した自端末編成情報Hの各番組の配信開始時刻CTM(図2参照)とに基づき、現在視聴できる番組のコンテンツ識別情報CID nowを抽出して、当該コンテンツ識別情報CID nowを情報として含んだ接続先紹介要求RQLを管理サーバ1に送信する(ステップS15)。例えば、図2に示した編成情報Hにおいて、現在時刻が00:10:00の場合は、新規利用者端末4は、配信開始時刻CTMが00:00:00であるコンテンツ識別情報CID(コンテンツID)=“0001”を抽出し、コンテンツ識別情報CID nowとして接続先紹介要求RQLに含めて管理サーバ1に送信する。
管理サーバ1は、新規利用者端末4から接続先紹介要求RQLを受信すると(ステップS16)、受信した接続先紹介要求RQLに含まれるコンテンツ識別情報CID now(コンテンツID)=“0001”を元に、該当する配信ツリーを構成する配信グループ30に所属する利用者端末4〜4及びコンテンツ配信サーバ3の端末識別情報TIDを配信管理情報Kから一つ以上抽出する(ステップS17)。管理サーバ1は、抽出した端末識別情報TIDのリストを接続先リストLとして新規利用者端末4に送信する(ステップS18)。
新規利用者端末4は、接続先紹介要求手段14によって、管理サーバ1から接続先リストLを受信すると(ステップS19)、新規利用者端末4は、接続要求手段15によって、受信した接続先リストLの中からコンテンツの配信を受けるために接続する候補となる接続先候補端末4’を選択する(ステップS20;第1接続要求ステップ)。図5に示した例では、利用者端末4を接続先候補端末4’として選択している。そして、新規利用者端末4は、接続要求手段15によって、ステップS20で選択した接続先候補端末4’(4)に接続要求RQCを送信する(ステップS21;第1接続要求ステップ)。
接続先候補端末4’(4)は、自端末の接続受付手段17によって、新規利用者端末4から送信されてきた接続要求RQCを受信し(ステップS22;接続要求受付ステップ)、接続先候補端末4’(4)は、接続受付手段17によって、例えば、新たな接続によりコンテンツデータCDTの転送量が増加しても通信品質が保てるかどうかを確認して、通信品質が保てるか否かに従って新規利用者端末4を受け付け可能であるかどうかを判断する(ステップS23;接続要求受付ステップ)。
接続先候補端末4’(4)は、受け付け不可能な場合は(ステップS23でNo)、接続受付手段17によって、接続拒否CNGを新規利用者端末4に返信する(ステップS24;接続要求受付ステップ)。
新規利用者端末4は、接続要求手段15によって、接続先候補端末4’(4)から接続拒否CNGを受信すると(ステップS25;第1接続要求ステップ)、新規利用者端末4は、接続要求手段15によって、接続先リストLから他の(利用者端末4以外の)利用者端末4〜4を新たな接続先候補端末4’として選択して(ステップS26;第1接続要求ステップ)、選択した接続先候補端末4’に接続要求RQCを送信する(ステップS21)。
一方、接続先候補端末4’(4)は、新規利用者端末4を受付け可能な場合は(ステップS23でYes)、接続受付手段17によって、接続応答COKを新規利用者端末4に返信すると(ステップS27;接続要求受付ステップ)、接続先候補端末4’(4)は、接続受付手段17によって、新規利用者端末4の端末識別情報TIDを、トポロジ情報Tの転送先端末識別情報TIDとして自端末(4)の記憶手段21に記憶する(ステップS29;接続要求受付ステップ)。
また、新規利用者端末4は、接続要求手段15によって、接続先候補端末4’(4)から返信されてきた接続応答COKを受信すると(ステップS28;第1接続要求ステップ)、新規利用者端末4は、接続要求手段15によって、接続先となる接続先候補端末4’(4)の端末識別情報TIDを、トポロジ情報Tの接続先端末識別情報TIDとして自端末(4)の記憶手段21に記憶する(ステップS30;第1接続要求ステップ)。
接続が確立して接続先端末4となった利用者端末4は、接続管理情報送信手段20によって、利用者端末4における自端末編成情報Hを含む接続管理情報Kを生成し(ステップS31)、生成した接続管理情報Kを新規利用者端末4に送信する(ステップS32)。
新規利用者端末4は、接続先端末編成情報取得手段19によって、接続先端末4(4)から送信されてきた接続管理情報Kを受信する(ステップS33;接続先端末編成情報取得ステップ)。新規利用者端末4は、接続先端末編成情報取得手段19によって、ステップS33で受信した接続管理情報Kから接続先端末4(4)の自端末編成情報Hを抽出し、抽出した編成情報を新規利用者端末4における接続先端末編成情報Hとして記憶手段21に記憶する(ステップS34;接続先端末編成情報取得ステップ)。
なお、接続先端末4は、接続先端末4における転送先端末4との間で、定期的に又は接続先端末4自身にとっての自端末編成情報Hが変更されたときに、接続管理情報送信手段20によって、変更後の接続先端末4にとっての自端末編成情報Hを含む接続管理情報Kを生成し、生成した接続管理情報Kを、トポロジ情報Tに転送先端末識別情報TIDが記憶されているすべての転送先端末4に送信するようにしてもよい。
新規利用者端末4と接続先候補端末4’(4)との接続が確立すると、利用者端末4は接続先端末4として、コンテンツデータ転送手段22によって、利用者端末4における接続先端末4である利用者端末4から送信されてくるコンテンツデータCDT受信し、受信したコンテンツデータCDTを転送先端末4である新規利用者端末4に転送する(ステップS35)。
このとき、利用者端末4は、新規利用者端末4以外に、既に接続が確立している転送先端末4がある場合は、接続が確立しているすべての転送先端末4に対してコンテンツデータCDTを転送する。
なお、利用者端末4は、コンテンツデータ転送手段22によって、図9に示した一連の処理を開始する前から一連の処理中も含めて、利用者端末4から送信されてくるコンテンツデータCDTを受信し、受信したコンテンツデータCDTをコンテンツバッファ23を介してコンテンツ再生手段24に出力する。そして、利用者端末4は、コンテンツ再生手段24によって、コンテンツデータCDTをデコードして映像信号及び音声信号に再生し、不図示のディスプレイ及びスピーカによってコンテンツを視聴可能に再生する。
また、新規利用者端末4は、自端末のコンテンツデータ転送手段22によって、接続先端末4となった利用者端末4から転送されてくるコンテンツデータCDTを受信し(ステップS36)、受信したコンテンツデータCDTをコンテンツバッファ23を介してコンテンツ再生手段24に出力する。新規利用者端末4は、コンテンツ再生手段24によって、利用者端末4と同様に、自端末(4)のコンテンツ再生手段24によって、コンテンツデータCDTをデコードして映像信号及び音声信号に再生し、不図示のディスプレイ及びスピーカによってコンテンツを視聴可能に再生する。
以上の処理により、新規利用者端末4は、コンテンツ識別情報CID=“0001”のコンテンツを配信する配信ツリーへ参加することができ、接続先端末4である利用者端末4からコンテンツ識別情報CID=“0001”のコンテンツデータCDTの受信が行えるようになるとともに、新規利用者端末4自身が、更に新たに参加を要求する利用者端末(不図示)の接続先候補端末4’となることができる。
続いて、図10を参照(適宜図4、図6及び図7参照)して、各利用者端末4〜414がそれぞれ自端末編成情報H及び接続先端末編成情報Hに従って番組切替をする際の、接続先切替(接続先切替判定ステップ)の動作について説明する。
各利用者端末4〜414は、接続先切替判定手段12によって、記憶手段21から自端末編成情報Hの次の番組情報B nextを読み出す(ステップS51)。各利用者端末4〜414は、接続先切替判定手段12によって、次の番組情報B nextの配信開始時刻CTM nextと現在時刻とを比較し(ステップS52)、配信開始時刻(番組切替時刻)CTM nextになったら(ステップS52でYes)、自端末の記憶手段21に接続先端末編成情報Hの次の番組情報B nextが記憶されているかどうか確認する(ステップS53)。
記憶手段21に接続先端末編成情報Hの次の番組情報B nextが記憶されている場合は(ステップS53でYes)、各利用者端末4〜414は、接続先切替判定手段12によって、各自端末における接続先端末編成情報Hの次の番組情報B nextを記憶手段21から読み出し(ステップS54)、自端末編成情報Hの次の番組情報B nextのコンテンツ識別情報CID nextと接続先端末編成情報Hの次の番組情報B nextのコンテンツ識別情報CID nextとを比較する(ステップS55)。
自端末編成情報Hの次の番組情報B nextのコンテンツ識別情報CID nextと接続先端末編成情報Hの次の番組情報B nextのコンテンツ識別情報CID nextとが一致している場合(ステップS55でYes)は、各利用者端末4〜414は、接続先の切り替えを行わず接続先端末4との接続をそのまま維持して(ステップS56)処理を終了する。
各利用者端末4〜414は、記憶手段21に接続先端末編成情報Hの次の番組情報B nextが格納されていない場合(ステップS53でNo)、又は自端末編成情報Hの次の番組情報B nextのコンテンツ識別情報CID nextと接続先端末編成情報Hの次の番組情報B nextのコンテンツ識別情報CID nextとが一致しない場合(ステップS55でNo)は、接続先切替処理に移行する(ステップS57)。
次に、図11を参照(適宜図4及び図6参照)して、各利用者端末4〜414の接続先切替処理を行う動作について説明する。
図11においては、コンテンツ識別情報CID(コンテンツID)=“0001”のコンテンツを配信する配信ツリーの上流側の利用者端末(接続先端末4)4〜414と接続していた各利用者端末4〜414が、番組切替時に次に配信されるコンテンツ識別情報CID(コンテンツID)=“1002”のコンテンツを配信する配信ツリーに属する利用者端末(接続先候補端末4’)に接続切替する場合を例として説明する。
なお、図11における利用者端末(自端末)の処理が、図10におけるステップS57の接続先切替処理に相当する。
図11に示したように、まず、接続先切替を行う各利用者端末4〜414は、切断要求手段16によって、各自端末における接続先端末4へ切断要求RQDを送信し(ステップS101;切断要求ステップ)、自端末の記憶手段21に記憶されているトポロジ情報Tから接続先端末識別情報TIDを削除する(ステップS103)。
接続先端末4は、自端末(4)の切断受付手段18によって、切断要求RQDを受信し(ステップS102;切断受付ステップ)、自端末(4)の記憶手段21に記憶されたトポロジ情報Tから、当該切断要求RQDを送信してきた利用者端末である転送先端末4の転送先端末識別情報TIDを削除する(ステップS104)。
次に、接続先切替を行う各利用者端末4〜414は、接続先紹介要求手段14によって、次番組のコンテンツ識別情報CID(コンテンツID=“1002”)を情報として含んだ接続先紹介要求RQLを管理サーバ1に送信する(ステップS105)。
管理サーバ1は、接続先紹介要求RQLを受信し、受信した接続先紹介要求RQLからコンテンツ識別情報CIDを抽出する(ステップS106)。
管理サーバ1は、配信管理情報Kから、ステップS106で抽出したコンテンツ識別情報CID(コンテンツID=“1002”)のコンテンツを配信する配信ツリーに所属する利用者端末4〜414(及び不図示利用者端末も含む)の端末識別情報TIDを抽出し(ステップS107)、接続先リストLとして接続先紹介要求RQLを送信してきた利用者端末4〜414に送信する(ステップS108)。
接続先切替を行う各利用者端末4〜414は、接続先紹介要求手段14によって、管理サーバ1から返信されてきた接続先リストLを受信すると(ステップS109)、接続要求手段15によって、接続先リストLの中から接続を要求する接続先候補端末4’を選択し(ステップS110;第2接続要求ステップ)、選択した接続先候補端末4’に接続要求RQCを送信する(ステップS111;第2接続要求ステップ)。
接続先候補端末4’は、接続受付手段17によって、接続要求RQCを受信すると(ステップS112;第2接続要求受付ステップ)、例えば、新たな接続によりコンテンツデータCDTの転送量が増加しても通信品質が保てるかどうかを確認して、通信品質が保てるか否かに従って接続の受付が可能かどうかを判断する(ステップS113;第2接続要求受付ステップ)。接続先候補端末4’は、接続の受け付けが不可能な場合は(ステップS113でNo)、接続受付手段17によって、接続要求RQCを送信してきた利用者端末4〜414に接続拒否CNGを送信し(ステップS114;第2接続要求受付ステップ)、処理を終了する。
接続先切替を行う各利用者端末4〜414は、接続要求手段15によって、自端末における接続先候補端末4’から接続拒否CNGを受信すると(ステップS115;第2接続要求ステップ)、再度、接続要求手段15によって、接続先リストLから別の接続先候補端末4’を選択する(ステップS116;第2接続要求ステップ)。そして、各利用者端末4〜414は、接続要求手段15によって、新たに選択した接続先候補端末4’に接続要求RQCを送信する(ステップS111)。
一方、接続先候補端末4’は、接続受け付け可能な場合は(ステップS113でYes)、接続受付手段17によって、接続要求RQCを送信してきた利用者端末4〜414に接続応答COKを送信するとともに(ステップS117;第2接続要求受付ステップ)、接続受付手段17によって、接続先候補端末4’の記憶手段21のトポロジ情報Tに、当該利用者端末4〜414の端末識別情報を転送先端末識別情報TIDとして記憶する(ステップS119;第2接続要求受付ステップ)。
接続先切替を行う各利用者端末4〜414は、接続要求手段15によって、自端末における接続先候補端末4’から接続応答COKを受信すると(ステップS118;第2接続要求ステップ)、接続要求手段15によって、自端末の記憶手段21のトポロジ情報Tに、接続先候補端末4’の端末識別情報を接続先端末識別情報TIDとして記憶する(ステップS120;第2接続要求ステップ)。
なお、以降のステップS121〜ステップS126の処理は、それぞれ図9に示したステップS31〜ステップS36の処理において、新規利用者端末4に代えて、接続先切替を行う各利用者端末4〜414とした場合と同様であるので、説明は省略する。
以上の処理により、各利用者端末4〜414は、コンテンツ識別情報CID=“0001”からコンテンツ識別情報CID=“1002”のコンテンツを配信する配信ツリーへの接続先切替を行うことができ、接続先端末4からコンテンツ識別情報CID=“1002”のコンテンツデータCDTの受信が行えるようになるとともに、自端末における転送先端末4へのコンテンツ識別情報CID=“1002”のコンテンツデータCDTの転送ができるようになる。
次に、図12を参照(適宜図4〜図6参照)して、図6に示した配信ツリーが、図7に示した編成情報H及びHに基づいて、配信開始時刻“01:00:00”に、前記した処理により配信ツリーの接続切替を行う様子について説明する。
図12において、※印を付した利用者端末4、4、4、4、411は、自端末の次の番組情報B nextのコンテンツ識別情報CID nextと、それぞれの端末における接続先端末4の次番組のコンテンツ識別情報CID nextとが一致しないため、接続先切替処理を行った端末であり、もともとの接続先(破線で表示)から実線で示す接続先に接続を切り替えた様子を表している。
一方、※印の無い利用者端末4、4、4〜410、412〜414は、自端末の次の番組情報B nextのコンテンツ識別情報CID nextと、それぞれ端末における接続先端末4の次の番組情報B nextのコンテンツ識別情報CID nextとが一致したため、今までの接続をそのまま維持し、接続先端末4を変更しないこと表している。
図12に示したように、すべての利用者端末4〜414が配信ツリーの切替を行わなくとも、※印を付した5台の利用者端末4、4、4、4、411が配信ツリーの接続切替を行い、その他の利用者端末4、4、4〜410、412〜414が接続先端末4との接続を維持することにより、番組切替後も各利用者端末4、4、4〜410、412〜414のトポロジ情報Tに従ったコンテンツデータCDTの転送が行えるようになる。
これによって、本発明に係るコンテンツ配信システムS(図1参照)においては、各利用者端末4〜414は、自端末の次の番組情報B nextと、接続先端末4の次の番組情報B nextとが一致しない場合のみ配信ツリーの接続切替を行うため、配信ツリーの接続切替に伴う制御メッセージを削減することができ、回線負荷を低減できるとともに、利用者端末4〜414の負荷を軽減でき、安定した番組切替を行うことができる。
1 管理サーバ
2 編成情報サーバ
3、3〜3 コンテンツ配信サーバ
4、4〜414、4 利用者端末
接続先端末
転送先端末
5 ネットワーク
10 通信I/F
11 自端末編成情報取得手段
12 接続先切替判定手段
13 接続先切替手段
14 接続先紹介要求手段
15 接続要求手段
16 切断要求手段
17 接続受付手段
18 切断受付手段
19 接続先端末編成情報取得手段
20 接続管理情報送信手段(編成情報送信手段)
21 記憶手段
22 コンテンツデータ転送手段
23 コンテンツバッファ
24 コンテンツ再生手段
30、30〜30 配信グループ
〜B、B 〜B 、B 〜B 、B now、B next、B now、B next 番組情報
C コンテンツ
CDT コンテンツデータ
CID、CID now、CID next、CID now、CID next コンテンツ識別情報(コンテンツID)
CTM、CTM now、CTM next、CTM now、CTM next 配信開始時刻
H、H、H 編成情報
自端末編成情報
接続先端末編成情報
配信管理情報
接続管理情報
S コンテンツ配信システム
T トポロジ情報
TID 端末識別情報
TID 自端末識別情報
TID 接続先端末識別情報
TID 転送先端末識別情報

Claims (6)

  1. コンテンツの配信元であるコンテンツ配信サーバを頂点として、複数の利用者端末が階層的に接続した配信ツリーを構成してコンテンツを配信するコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツを識別するコンテンツ識別情報と当該コンテンツの配信開始時刻とを含む番組情報の集合である編成情報に基づいて、現在配信されている番組情報の次の番組情報におけるコンテンツ識別情報と当該コンテンツの配信開始時刻とに基づくコンテンツの配信を受ける際に、前記配信ツリーにおける階層的な接続状態を切り替える利用者端末であって、
    当該利用者端末自身である自端末が前記コンテンツの配信を受ける編成情報である自端末編成情報を取得する自端末編成情報取得手段と、
    前記自端末が前記自端末編成情報に基づいてコンテンツの配信を受けるために、当該コンテンツを配信する配信ツリーに属する利用者端末に接続を要求する接続要求手段と、
    前記接続要求手段によって接続した利用者端末である接続先端末に、当該接続先端末との接続の切断を要求する切断要求手段と、
    前記接続先端末の編成情報である接続先端末編成情報の中の、少なくとも次の番組情報のコンテンツ識別情報を含む編成情報を取得する接続先端末編成情報取得手段と、
    前記接続先端末から配信を受けたコンテンツの転送先の利用者端末である転送先端末の前記接続要求手段からの接続要求を受け付ける接続受付手段と、
    前記転送先端末の前記切断要求手段からの切断要求を受け付ける切断受付手段と、
    前記自端末編成情報取得手段によって取得した自端末編成情報の中の次の番組情報のコンテンツ識別情報と、前記接続先端末編成情報取得手段によって取得した前記接続先端末編成情報の中の次の番組情報のコンテンツ識別情報とを比較し、双方のコンテンツ識別情報が一致する場合に前記接続先端末との接続切替をしないと判定し、双方のコンテンツ識別情報が一致しない場合に前記接続先端末との接続切替をすると判定する接続先切替判定手段と、を備え、
    前記接続先切替判定手段によって前記接続先端末との接続切替をすると判定した場合は、前記自端末編成情報取得手段によって取得した自端末編成情報の次の番組情報における配信開始時刻において、
    前記切断要求手段が、前記接続先端末との接続を切断するとともに、
    前記接続要求手段が、前記自端末編成情報の次の番組情報のコンテンツを配信する配信ツリーに属する利用者端末に接続要求をすることを特徴とする利用者端末。
  2. 更に、前記自端末編成情報取得手段によって取得した自端末編成情報の中の、少なくとも次の番組情報のコンテンツ識別情報を含む編成情報を、自端末が受信したコンテンツを転送する下流側の利用者端末である転送先端末に送信する編成情報送信手段を備え、
    前記接続先端末編成情報取得手段は、前記接続先端末から、当該接続先端末の前記編成情報送信手段によって送信された当該接続先端末の編成情報を受信して、受信した当該編成情報から前記接続先端末における次の番組情報のコンテンツ識別情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の利用者端末。
  3. 複数種類の前記編成情報を保有し、前記利用者端末から編成情報を要求する編成情報要求を受信し、当該編成情報要求を送信した利用者端末に前記複数の編成情報の何れか一つを送信する編成情報サーバに接続し、
    前記自端末編成情報取得手段は、前記編成情報サーバに前記編成情報要求を送信するとともに、前記編成情報サーバから返信される編成情報を受信して、受信した編成情報を自端末編成情報として取得することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の利用者端末。
  4. 前記コンテンツ識別情報と、当該コンテンツ識別情報によって識別されるコンテンツの配信ツリーを構成する前記利用者端末を識別する端末識別情報とを対応づけた配信管理情報を保有し、前記利用者端末から前記コンテンツ識別情報によって識別されるコンテンツの配信を受けるための接続先端末の紹介を要求する当該コンテンツ識別情報を含む接続先紹介要求を受信し、当該接続先紹介要求を送信した利用者端末に、前記配信管理情報の中から当該接続先紹介要求に含まれるコンテンツ識別情報に対応する端末識別情報のリストである接続先リストを送信する管理サーバに接続し、
    前記管理サーバに、前記コンテンツ識別情報を含む接続先紹介要求を送信するとともに、前記管理サーバから返信される前記接続先リストを取得する接続先紹介要求手段を更に備え、
    前記接続要求手段は、前記接続先紹介要求手段によって取得した接続先リストの中に含まれる端末識別情報によって識別される利用者端末に接続要求を送信することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の利用者端末。
  5. コンテンツの配信元であるコンテンツ配信サーバを頂点として、複数の利用者端末が階層的に接続した配信ツリーを構成してコンテンツを配信するコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツを識別するコンテンツ識別情報と当該コンテンツの配信開始時刻とを含む番組情報の集合である編成情報に基づいて、現在配信されている番組情報の次の番組情報におけるコンテンツ識別情報と当該コンテンツの配信開始時刻とに基づくコンテンツの配信を受ける際に、前記配信ツリーにおける階層的な接続状態を切り替えるために、コンピュータを、
    当該利用者端末自身である自端末が前記コンテンツの配信を受ける編成情報である自端末編成情報を取得する自端末編成情報取得手段、
    前記自端末が前記自端末編成情報に基づいてコンテンツの配信を受けるために、当該コンテンツを配信する配信ツリーに属する利用者端末に接続を要求する接続要求手段、
    前記接続要求手段によって接続した利用者端末である接続先端末に、当該接続先端末との接続の切断を要求する切断要求手段、
    前記接続先端末の編成情報である接続先端末編成情報の中の、少なくとも次の番組情報のコンテンツ識別情報を含む編成情報を取得する接続先端末編成情報取得手段、
    前記接続先端末から配信を受けたコンテンツの転送先の利用者端末である転送先端末の前記接続要求手段からの接続要求を受け付ける接続受付手段、
    前記転送先端末の前記切断要求手段からの切断要求を受け付ける切断受付手段、
    前記自端末編成情報取得手段によって取得した自端末編成情報の中の次の番組情報のコンテンツ識別情報と、前記接続先端末編成情報取得手段によって取得した前記接続先端末編成情報の中の次の番組情報のコンテンツ識別情報とを比較し、双方のコンテンツ識別情報が一致する場合に前記接続先端末との接続切替をしないと判定し、双方のコンテンツ識別情報が一致しない場合に前記接続先端末との接続切替をすると判定する接続先切替判定手段、として機能させ、
    前記接続先切替判定手段によって前記接続先端末との接続切替をすると判定した場合は、前記自端末編成情報取得手段によって取得した自端末編成情報の次の番組情報における配信開始時刻において、
    前記切断要求手段が、前記接続先端末との接続を切断するとともに、
    前記接続要求手段が、前記自端末編成情報の次の番組情報のコンテンツを配信する配信ツリーに属する利用者端末に接続要求をすることを特徴とする利用者端末プログラム。
  6. コンテンツの配信元であるコンテンツ配信サーバを頂点として、複数の利用者端末が階層的に接続した配信ツリーを構成してコンテンツを配信するコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツを識別するコンテンツ識別情報と当該コンテンツの配信開始時刻とを含む番組情報の集合である編成情報に基づいて、現在配信されている番組情報の次の番組情報におけるコンテンツ識別情報と当該コンテンツの配信開始時刻とに基づくコンテンツの配信を受ける際に、前記配信ツリーにおける前記利用者端末の階層的な接続状態を切り替える配信ツリーの接続切替方法であって、
    他の利用者端末からコンテンツの転送を受ける下流側の利用者端末である転送先端末として動作する前記利用者端末は、
    自端末編成情報取得手段によって、当該利用者端末自身である自端末が前記コンテンツの配信を受ける編成情報である自端末編成情報を取得する自端末編成情報取得ステップと、
    接続要求手段によって、前記自端末が前記自端末編成情報取得ステップにおいて取得した自端末編成情報に基づく番組のコンテンツの配信を受けるために、当該コンテンツを配信する配信ツリーに属する利用者端末に接続を要求する第1接続要求ステップと、
    接続先端末編成情報取得手段によって、前記第1接続要求ステップにおいて接続した他の利用者端末である接続先端末における編成情報である接続先端末編成情報の中の、少なくとも次の番組情報のコンテンツ識別情報を含む編成情報を取得する接続先端末編成情報取得ステップと、
    接続先切替判定手段によって、前記自端末編成情報取得ステップにおいて取得した自端末編成情報の中の次の番組情報のコンテンツ識別情報と、前記接続先端末編成情報取得ステップにおいて取得した前記接続先端末編成情報の中の次の番組情報のコンテンツ識別情報とを比較し、双方のコンテンツ識別情報が一致する場合に前記接続先端末との接続切替をしないと判定し、双方のコンテンツ識別情報が一致しない場合に前記接続先端末との接続切替をすると判定する接続先切替判定ステップと、を順次実行し、
    前記利用者端末は、前記接続先切替判定ステップにおいて、前記接続先端末との接続切替をすると判定した場合は、前記自端末編成情報取得ステップにおいて取得した自端末編成情報の次の番組情報における配信開始時刻において、
    切断要求手段によって、前記接続先端末に、当該接続先端末との接続の切断を要求する切断要求ステップと、
    前記接続要求手段によって、前記自端末編成情報における次の番組のコンテンツを配信する配信ツリーに属する他の利用者端末に接続を要求する第2接続要求ステップと、を順次実行するとともに、
    上流側の利用者端末である接続先端末として動作する前記利用者端末は、
    接続要求受付手段によって、前記転送先端末によって前記第1接続要求ステップにおいて要求された接続要求を受け付ける第1接続要求受付ステップと、
    切断要求受付手段によって、前記転送先端末によって前記切断要求ステップにおいて要求された切断要求を受け付ける切断要求受付ステップと、
    前記接続要求受付手段によって、前記転送先端末によって前記第2接続要求ステップにおいて要求された接続要求を受け付ける第2接続要求受付ステップと、を実行することを特徴とする配信ツリーの接続切替方法。
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