JP2010191739A - 文書表示装置、文書表示方法、及びこの方法を実行するコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】文書を画面に表示するとき、文書の文書構造のうち、マークアップ言語で定められるフレーム要素、マークアップ言語で定められるテーブル要素、およびスタイルシートで定められるブロック要素のうちのいずれかの構造要素を第1の要素として検出し、さらに、この構造要素のうち、第1の要素内に定められた第2の要素を検出する。次に、検出された第2の要素を表示要素とし、この表示要素以外の構造要素を非表示要素とする条件を設定する。最後に、設定された条件を用いて、画面に文書を表示する。
【選択図】 図1
Description
HTMLやXHTML等のマークアップ言語で記載されるインターネットのブログや掲示板等の文書データに基づいて文書を携帯電話の画面に表示するとき、画面が縦方向に短く横方向に長い文書表示の場合、ユーザは、頻繁に縦スクロールを行う必要があり、文書は読みにくい。一方、画面が横方向に短く縦方向に長い文書表示の場合、ユーザは、頻繁に横スクロールを行う必要があり、文書を一層読み難くする。
図12(b)に示す画面Fによる表示の場合、縦スクロールを頻繁に行って、文書本文を読む必要がある。図12(a)に示す画面Gによる表示の場合、横スクロールを頻繁に行って文書本文を読む必要がある。
また、縦スクロールのみでユーザが文書を読めるように、画面にテキストエリアが含まれるとき、文書が画面に収まるように、画面の幅に合わせて折り返されるように表示することも行われている。
いずれの場合においても、ユーザの読みたい部分だけを表示するものではないため、下側に読みたい部分がある場合、縦スクロールを頻繁に行う不自由さは依然として残る。
しかし、上記方法においても、ユーザの読みたい部分だけを表示するものではないため、下側に読みたい部分がある場合、縦スクロールを頻繁に行う不自由さは依然として残る。
(A)前記文書データの文書構造のうち、マークアップ言語で定められるフレーム要素、マークアップ言語で定められるテーブル要素、およびスタイルシートで定められるブロック要素のうちのいずれかの構造要素を第1の要素として検出し、さらに、前記構造要素のうち、前記第1の要素内に定められた構造要素を第2の要素として検出し、
(B)検出された構造要素のうち、前記第2の要素を表示要素とし、この表示要素以外の構造要素を非表示要素とする条件を前記文書データに設定し、
(C)前記条件が設定された前記文書データを用いて、クライアント用端末画面に文書を表示する。
図1は、携帯電話やPDA等の携帯端末に組み込まれた文書表示装置10の概略の構成を示す機能ブロック図である。図2は、マークアップ言語で書かれたブログ等の文書(以降、マークアップ文書という)における文書データの構造と文書表示装置10の画面表示の一例を示す図である。図3は、マークアップ文書の、文書表示装置10の画面表示の他の例を示す図である。
マークアップ文書の文書データは、通常、PC(パーソナルコンピュータ)の画面の幅に合わせた文書サイズで作られ、PCの画面に合った表示形態(PC表示モード)でPC等に文書表示される。しかし、図2および図3に示される文書表示装置10の表示形態は、携帯端末の画面Gの幅に合わせて、文書を表示する携帯表示モードによるものである。この携帯表示モードでは、ユーザが読みたいと思う文書の本文の領域を表示する。以下、この表示を実施する文書表示装置10について説明する。なお、図2に示される文書構造は、図11(a)に示す文書構造と同一である。
文書表示装置10は、データ取得部12、文書構造解析部14、描画サイズ算出部16、表示/非表示処理部18、描画制御部20、ディスプレイ22、および入力指示部24を有する。
データ取得部12は、携帯端末が受信したインターネットコンテンツのマークアップ文書の文書データをHTMLファイルとして取得する部分である。マークアップ言語には、HTML,XHTML,XML等が含まれる。また、データ取得部12は、取得する文書の中にスタイルシートを用いて表示形態が記述されていない場合、別にスタイルシートを含むCSS(Cascading Style Sheets)ファイルや画像ファイルを読み込み取得する。データ取得部12は、取得した文書データやスタイルシートのデータを文書構造解析部14へ供給する。
マークアップで定められるフレーム要素は、例えば、<frame>,</frame>等のタグにて検出される。マークアップ言語で定められるテーブル要素は、例えば、<table>,</table>等のタグにて検出される。スタイルシートで定められるブロック要素は、例えば、divに、idやclass等の属性が指定されたタグにて検出される。文書構造解析部14は、文書データやスタイルシートのデータの他、検出された外側要素及び内側要素の情報が、描画サイズ算出部16へ供給する。
図4は、文書表示装置10の実施する携帯表示モードの処理フローを示す図である。
以下の説明では、マークアップ文書は、HTML文書であり、文書の表示が、スタイルシートで定められたブロック要素を用いて行われる例を説明する。
次に、スタイルシートを含んだCSSファイルや画像ファイルがデータ取得部12において取得される(ステップS200)。HTML文書には、CSSファイルや画像ファイルの情報が記載されており、この情報を用いてファイルが取得される。
文書構造の解析は、図5〜図7に示すフローに沿って行われる。この解析のフローについては後述する。
表示/非表示の処理およびサイズ変更は、図8に示すフローに沿って行われる。このフローについては後述する。
これにより、階層2のブロック要素のうち、最大エリアを有する要素を表示要素とし、それ以外の要素は非表示とする携帯表示モードにより、ユーザの読みたいHTML文書の部分の表示が行われる。
図5、図6および図7は、図3に示すステップS300における文書構造の解析についてのフローを詳細に説明する図である。図6および図7に示すフローは、ステップS320の処理を分割し、図6は前半部分のフローを、図7は後半部分のフローをそれぞれ説明している。
次に、ブロック要素算出関数が呼び出される(ステップS320)。ブロック要素算出関数は、各変数に値を設定すると、ブロック要素の有無を含むブロック要素情報を処理結果として返却するサブルーチンである。図5に示されるように、ブロック要素算出関数の呼び出しの際、以下に説明する各パラメータに数値が設定されてブロック要素算出関数に提供される。具体的には、@HTMLポインタとしてHTMLファイルのポインタを定め、@開始位置としてStartPosを定め、@終端位置としてEndPosを定め、@階層として値1を定め、@上位ブロック要素Idxとして値0を定め、@現IdxとしてIdxを定め、@ブロック要素データとしてブロック要素を定め、@要素終端位置としてEndBlockPosを定める。
図6及び図7は、ステップS320において呼び出されるブロック要素算出関数の処理フローを説明する図である。ブロック要素算出関数による処理は、図5に示すステップS310で値が初期設定された変数を用いて行われる。
次に、ブロック要素開始トークンの有無が判別される(ステップS322)。ブロック要素開始トークンが無い場合、ブロック要素無しの情報が設定され、ブロック要素算出関数のブロック要素情報として返却される(ステップS323)。
一方、ブロック要素開始トークンが有る場合、Idxに@現Idxの値が設定される(ステップS324)。上述したステップS340およびS350の処理を一度も行わない場合、上記変数Idxの値は0であるので、@現Idxには値0が設定される。Idxは、現在検出されたブロック要素の数を表す変数である。
次に、図7に示すように、@開始位置の次の行から@終了位置の間で終端トークンの探索が行われる(ステップS329)。この探索の対象となる終端トークンは、ステップS321で探索されるブロック要素開始トークンに対応するものである。
ブロック要素終端トークンが無い場合、@現Idxのブロック要素の終了位置および@要素終端位置に、@終端位置の値が定められる(ステップS332)。この後、ブロック要素有りの情報が設定される。この情報が、パラメータの情報と共に、呼び出されたブロック要素算出関数の処理結果情報として返却される(ステップS333)。
以上が、ステップS320による図6に示す処理フローの説明である。
図8は、ステップS400における描画サイズの算出およびエリアフォーカスするブロック要素の決定についての処理のフローを説明する図である。
エリアフォーカスするブロック要素の決定の処理では、階層2におけるブロック要素のうち、描画サイズが最大となる、すなわち表示エリアが最大となるブロック要素を定める。
次に、ステップS300により定められたブロック要素総数の値がIdxに等しいか否かが判別される(ステップS420)。ブロック要素総数の値がIdxに等しい場合、処理は終了し、ステップS500に進む。現在のIdxの値が0であり、ブロック要素総数が0、すなわち、ブロック要素は1つも存在しない場合、処理は終了し、ステップS500に進む。
このように、Idxの値を1つずつ繰り上げながら、Idxの値がブロック要素総数になるまで、階層2のブロック要素の描画サイズをMaxSizeと比較することにより、表示エリアが最大となるブロック要素が求められる。このブロック要素は、focus_idxの値で特定することができる。
図9は、ステップS500における表示/非表示の処理および描画サイズの変更についての処理のフローを説明する図である。
表示/非表示処理では、エリアフォーカスするブロック要素以外のブロック要素に、非表示処理を施し、描画サイズ変更の処理は、ディスプレイ22の画面Gの幅に合うようにサイズを変更する処理である。
次に、Idxがブロック要素総数に一致するか否かが判別される(ステップS520)。Idxの値がブロック要素総数に一致する場合、表示/非表示の処理および描画サイズ変更の処理が終了し、ステップS600に進む。一方、Idxの値がブロック要素総数に一致しない場合、Idxが、エリアフォーカスするブロック要素を特定するfocus_idxの値と一致するか、あるいは、Idxがエリアフォーカスするブロック要素の上位ブロック要素を特定する値に一致するかが判別される(ステップS530)。判別の結果、一致する場合、Idxの値で特定される該当ブロック要素は、エリアフォーカスされるブロック要素またはその上位ブロック要素であるとして、描画サイズの変更が行われる(ステップS540)。一方、判別の結果、一致しない場合、Idxの値で特定される該当ブロック要素は、エリアフォーカスされるブロック要素ではないとして、非表示の属性が付与される(ステップS550)。
この後、変数であるIdxは、値1が加算され(ステップS560)、再度ステップ520に戻される。
こうして、Idxの値がブロック要素総数に一致するまで、繰り返し、ステップS530〜ステップ560の処理が行われる。
ステップS530において、エリアフォーカスされるブロック要素の上位ブロック要素に該当する値にIdxが一致する場合、描画サイズの変更を行う。また、この上位ブロック要素は非表示の属性を付与しない。この理由は、階層2のブロック要素のみならず、その上位のブロック要素である階層1のブロック要素についても描画サイズを変更し、かつ表示の属性を与えなければ、この階層2のブロック要素について、表示要素として画面Gの幅の合った表示が実現されないからである。
また、エリアフォーカスするブロック要素は、必ずしも階層2のブロック要素に限定されない。階層3,4等であってもよい。エリアフォーカスするブロック要素の階層は、ユーザが予め設定できるようにしてもよい。
なお、PC表示モードでのHTML文書の表示の際、所定の位置に配置された複数の入力指示部24へのユーザの入力指示に応じて、入力指示を受けた1つの入力指示部24の配置位置に応じて表示要素とする部分を定め、その部分を表示するようにしてもよい。例えば、文書表示装置10が携帯電話に組み込まれている場合、HTML文書の各部分の位置を、携帯電話の番号キー「1」〜「9」、「*」、「0」および「#」の配置位置に対応させ、ユーザが押下した番号キーの位置に対応するHTML文書の部分を表示させるようにすることもできる。
このようなプログラムは、マークアップ言語で書かれた文書データの文書構造のうち、マークアップ言語で定められるフレーム要素、マークアップ言語で定められるテーブル要素、およびスタイルシートで定められるブロック要素のうちのいずれかの構造要素を、第1の要素として処理プロセッサに検出させ、さらに、構造要素のうち、第1の要素内に定められた構造要素を第2の要素として処理プロセッサに検出させる手順と、
検出された第2の要素を表示要素とし、この表示要素以外の構造要素を非表示要素とする条件の前記文書データへの設定を、前記処理プロセッサにさせる手順と、
前記条件が設定された前記文書データを用いて、クライアント用端末画面への文書表示を前記処理プロセッサにさせる手順と、を有することにより実現できる。
(付記1)
マークアップ言語で書かれたインターネットコンテンツの文書データに基づいて、クライアント用端末画面に文書を表示する文書表示装置であって、
前記文書データの文書構造のうち、マークアップ言語で定められるフレーム要素、マークアップ言語で定められるテーブル要素、およびスタイルシートで定められるブロック要素のうちのいずれかの構造要素を第1の要素として検出し、さらに、前記構造要素のうち、前記第1の要素内に定められた構造要素を第2の要素として検出する文書解析手段と、
前記文書解析手段で検出された構造要素のうち、前記第2の要素を表示要素とし、この表示要素以外の構造要素を非表示要素とする条件を前記文書データに設定する処理手段と、
前記処理手段により前記条件が設定された前記文書データを用いて、クライアント用端末画面に文書を表示する文書表示手段と、を有することを特徴とする文書表示装置。
前記文書解析手段が、前記第2の要素にそれぞれ該当する複数の該当要素を検出したとき、前記処理手段が定める前記表示要素は、検出された前記複数の該当要素の表示エリアのうち最大エリアを有する1つの該当要素である付記1に記載の文書表示装置。
前記文書解析手段が、前記第2の要素にそれぞれ該当する複数の該当要素を検出したとき、前記処理手段が設定する前記表示要素は、検出された前記複数の該当要素それぞれに含まれる文字数のうち最大文字数を有する1つの該当要素である付記1に記載の文書表示装置。
さらに、前記表示要素と異なる構造要素の文書を前記クライアント用端末画面に表示するためにユーザの入力指示を受ける、位置の定められた複数の入力指示手段を有し、
前記処理手段は、前記複数の入力指示手段のうち、ユーザから入力指示を受けた1つの入力指示手段の位置に応じて、前記表示要素に隣接する非表示の構造要素を1つ定め、この定めた構造要素を新たな表示要素とし、この新たな表示要素以外の構造要素を非表示要素とする新たな条件を前記文書データに設定し、
前記文書表示手段は、前記処理手段により前記新たな条件が設定された前記文書データを用いて、クライアント用端末画面に文書を表示する付記1〜3のいずれか1つに記載の文書表示装置。
さらに、前記クライアント用端末画面の表示を切り替えるためのユーザの入力指示を受ける入力指示手段を有し、
前記文書表示手段は、クライアント用端末画面の幅に合わせて、前記処理手段により前記条件が設定された前記文書データを用いて文書を表示する第1の表示モードと、前記クライアント用端末画面の幅より広い所定の幅に合わせて、前記条件の設定される前の前記文書データを用いてクライアント用端末画面に文書を表示する第2の表示モードとを備え、前記入力指示に応じて、前記第1の表示モードによる前記文書の表示と前記第2の表示モードによる前記文書の表示との間で、表示モードを切り替える付記1〜3のいずれか1つに記載の文書表示装置。
マークアップ言語で書かれたインターネットコンテンツの文書データに基づいて、クライアント用端末画面に文書を表示する文書表示方法であって、
前記文書データの文書構造のうち、マークアップ言語で定められるフレーム要素、マークアップ言語で定められるテーブル要素、およびスタイルシートで定められるブロック要素のうちのいずれかの構造要素を第1の要素として検出し、さらに、前記構造要素のうち、前記第1の要素内に定められた構造要素を第2の要素として検出する第1のステップと、
検出された構造要素のうち、前記第2の要素を表示要素とし、この表示要素以外の構造要素を非表示要素とする条件を前記文書データに設定する第2のステップと、
前記条件が設定された前記文書データを用いて、クライアント用端末画面に文書を表示する第3のステップと、を有することを特徴とする文書表示方法。
前記第1のステップにおいて、前記第2の要素にそれぞれ該当する複数の該当要素を検出したとき、検出された前記複数の該当要素の表示エリアのうち最大エリアを有する1つの該当要素が、前記第2のステップにおいて前記表示要素として定められる付記6に記載の文書表示方法。
前記第1のステップにおいて、前記第2の要素にそれぞれ該当する複数の該当要素を検出したとき、検出された前記複数の該当要素それぞれに含まれる文字数を求め、この文字数のうち最大文字数を有する1つの該当要素が、前記第2のステップにおいて前記表示要素として定められる付記6に記載の文書表示方法。
さらに、前記表示要素と異なる構造要素の文書を前記クライアント用端末画面に表示するために、位置の定められた複数の入力指示手段の中からユーザの入力指示を受けたとき、
前記複数の入力指示手段のうち、ユーザから入力指示を受けた1つの入力指示手段の位置に応じて、前記表示要素に隣接する非表示の構造要素が1つ定められ、この定められた構造要素を新たな表示要素とし、この新たな表示要素以外の構造要素を非表示要素とする新たな条件が前記文書データに設定され、
前記新たな条件が設定された前記文書データを用いて、クライアント用端末画面に文書が表示される付記6〜8のいずれか1つに記載の文書表示方法。
さらに、前記クライアント用端末画面の表示を切り替えるためのユーザの入力指示を受けたとき、
クライアント用端末画面の幅に合わせて、前記条件が設定された前記文書データを用いて文書を表示する第1の表示モードと、前記クライアント用端末画面の幅より広い所定の幅に合わせて、前記条件の設定される前の前記文書データを用いてクライアント用端末画面に文書を表示する第2の表示モードとの間で、文書表示の表示モードが切り替えられる付記6〜8のいずれか1つに記載の文書表示方法。
マークアップ言語で書かれたインターネットコンテンツの文書データに基づいて、クライアント用端末画面に文書をコンピュータに表示させるコンピュータプログラムであって、
マークアップ言語で書かれた文書データの文書構造のうち、マークアップ言語で定められるフレーム要素、マークアップ言語で定められるテーブル要素、およびスタイルシートで定められるブロック要素のうちのいずれかの構造要素を、第1の要素として処理プロセッサに検出させ、さらに、構造要素のうち、第1の要素内に定められた構造要素を第2の要素として前記処理プロセッサに検出させる第1の手順と、
検出された第2の要素を表示要素とし、この表示要素以外の構造要素を非表示要素とする条件の前記文書データへの設定を、前記処理プロセッサにさせる第2の手順と、
前記条件が設定された前記文書データを用いて、クライアント用端末画面への文書表示を前記処理プロセッサにさせる第3の手順と、を有することにより実現できるコンピュータプログラム。
前記第1の手順において、前記第2の要素にそれぞれ該当する複数の該当要素が検出されたとき、検出された前記複数の該当要素それぞれの表示エリアを処理プロセッサに求めさせ、この表示エリアのうち最大エリアを有する1つの該当要素を、前記第2の手順における前記表示要素に設定させる付記11に記載のコンピュータプログラム。
前記第1の手順において、前記第2の要素にそれぞれ該当する複数の該当要素が検出されたとき、検出された前記複数の該当要素それぞれに含まれる文字数を処理プロセッサに求めさせ、この文字数のうち最大文字数を有する1つの該当要素を、前記だ2の手順における前記表示要素に設定させる付記11に記載のコンピュータプログラム。
さらに、前記表示要素と異なる構造要素の文書を前記クライアント用端末画面に表示するために、位置の定められた複数の入力指示手段の中からユーザの入力指示を受けたとき、
前記複数の入力指示手段のうち、ユーザから入力指示を受けた1つの入力指示手段の位置に応じて、前記表示要素に隣接する非表示の構造要素を処理プロセッサに1つ定めさせ、この定められた構造要素を新たな表示要素とし、この新たな表示要素以外の構造要素を非表示要素とする文書データの新たな条件を処理プロセッサに設定させ、
前記新たな条件が設定された前記文書データを用いて、クライアント用端末画面への文書表示を前記処理プロセッサにさせる付記11〜13のいずれか1つに記載のコンピュータプログラム。
さらに、前記クライアント用端末画面の表示を切り替えるためのユーザの入力指示を受けたとき、
クライアント用端末画面の幅に合わせて、前記条件が設定された前記文書データを用いて文書を表示する第1の表示モードと、前記クライアント用端末画面の幅より広い所定の幅に合わせて、前記条件の設定される前の前記文書データを用いてクライアント用端末画面に文書を表示する第2の表示モードとの間で、文書表示の表示モードの切り替えを、処理プロセッサに行わせる付記11〜13のいずれか1つに記載のコンピュータプログラム。
12 データ取得部
14 文書構造解析部
16 描画サイズ算出部
18 表示/非表示処理部
20 描画制御部
22 ディスプレイ
24 入力指示部
Claims (9)
- マークアップ言語で書かれたインターネットコンテンツの文書データに基づいて、クライアント用端末画面に文書を表示する文書表示装置であって、
前記文書データの文書構造のうち、マークアップ言語で定められるフレーム要素、マークアップ言語で定められるテーブル要素、およびスタイルシートで定められるブロック要素のうちのいずれかの構造要素を第1の要素として検出し、さらに、前記構造要素のうち、前記第1の要素内に定められた構造要素を第2の要素として検出する文書解析手段と、
前記文書解析手段で検出された構造要素のうち、前記第2の要素を表示要素とし、この表示要素以外の構造要素を非表示要素とする条件を前記文書データに設定する処理手段と、
前記処理手段により前記条件が設定された前記文書データを用いて、クライアント用端末画面に文書を表示する文書表示手段と、を有することを特徴とする文書表示装置。 - 前記文書解析手段が、前記第2の要素にそれぞれ該当する複数の該当要素を検出したとき、前記処理手段が定める前記表示要素は、検出された前記複数の該当要素の表示エリアのうち最大エリアを有する1つの該当要素である請求項1に記載の文書表示装置。
- 前記文書解析手段が、前記第2の要素にそれぞれ該当する複数の該当要素を検出したとき、前記処理手段が設定する前記表示要素は、検出された前記複数の該当要素それぞれに含まれる文字数のうち最大文字数を有する1つの該当要素である請求項1に記載の文書表示装置。
- さらに、前記表示要素と異なる構造要素の文書を前記クライアント用端末画面に表示するためにユーザの入力指示を受ける、位置の定められた複数の入力指示手段を有し、
前記処理手段は、前記複数の入力指示手段のうち、ユーザから入力指示を受けた1つの入力指示手段の位置に応じて、前記表示要素に隣接する非表示の構造要素を1つ定め、この定めた構造要素を新たな表示要素とし、この新たな表示要素以外の構造要素を非表示要素とする新たな条件を前記文書データに設定し、
前記文書表示手段は、前記処理手段により前記新たな条件が設定された前記文書データを用いて、クライアント用端末画面に文書を表示する請求項1〜3のいずれか1項に記載の文書表示装置。 - さらに、前記クライアント用端末画面の表示を切り替えるためのユーザの入力指示を受ける入力指示手段を有し、
前記文書表示手段は、クライアント用端末画面の幅に合わせて、前記処理手段により前記条件が設定された前記文書データを用いて文書を表示する第1の表示モードと、前記クライアント用端末画面の幅より広い所定の幅に合わせて、前記条件の設定される前の前記文書データを用いてクライアント用端末画面に文書を表示する第2の表示モードとを備え、前記入力指示に応じて、前記第1の表示モードによる前記文書の表示と前記第2の表示モードによる前記文書の表示との間で、表示モードを切り替える請求項1〜3のいずれか1項に記載の文書表示装置。 - マークアップ言語で書かれたインターネットコンテンツの文書データに基づいて、クライアント用端末画面に文書を表示する文書表示方法であって、
前記文書データの文書構造のうち、マークアップ言語で定められるフレーム要素、マークアップ言語で定められるテーブル要素、およびスタイルシートで定められるブロック要素のうちのいずれかの構造要素を第1の要素として検出し、さらに、前記構造要素のうち、前記第1の要素内に定められた構造要素を第2の要素として検出するステップと、
検出された構造要素のうち、前記第2の要素を表示要素とし、この表示要素以外の構造要素を非表示要素とする条件を前記文書データに設定するステップと、
前記条件が設定された前記文書データを用いて、クライアント用端末画面に文書を表示するステップと、を有することを特徴とする文書表示方法。 - 前記第2の要素を検出するステップにおいて、前記第2の要素にそれぞれ該当する複数の該当要素を検出したとき、検出された前記複数の該当要素の表示エリアのうち最大エリアを有する1つの該当要素が前記表示要素として定められる請求項6に記載の文書表示方法。
- 前記第2の要素を検出するステップにおいて、前記第2の要素にそれぞれ該当する複数の該当要素を検出したとき、検出された前記複数の該当要素それぞれに含まれる文字数を求め、この文字数のうち最大文字数を有する1つの該当要素が前記表示要素として定められる請求項6に記載の文書表示方法。
- 請求項6〜8のいずれか1項に記載の方法をコンピュータに実行させるように構成されたコンピュータプログラム。
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