JP2010191573A - 指静脈認証システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 1:N認証の性能及び認証精度を向上させ、Nの数を数百以上に増やすことができる指静脈認証システムを提供すること。
【解決手段】 指静脈読取り装置で読取った指静脈データを指静脈情報データベースに登録する際に、同じ指の襞データに応じ、指静脈データをグループ化し、グループごとに登録する手段と、認証時、指静脈読取り装置で読取った襞データにより、当該襞データに対応する指静脈データのグループを特定し、その特定したグループの指静脈データとの照合処理を行う手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、1:N認証で指静脈データを照合する時、指の襞データに応じ、アクセスするDBを特定し、その特定したDBに対し指静脈データの照合を行うことにより認証速度を向上させ、指の襞データ及び指静脈データの2種類のデータの照合を行うことにより認証精度も向上させる指静脈認証システムに関するものである。
通常、パーソナルコンピュータのユーザ認証においては、「1台の装置」に対して「1人の利用者」を認証するが、例えばオフィスのコピー機においては「1台の装置」に対して複数の利用者が存在するので「複数の利用者」の認証を行う。このことを1:N認証と称している。
現行の指静脈認証システムの1:N認証では、認証時にデータベース(DB)に登録してある指静脈データを上から順に照合していく為、最悪の場合はN回の照合(N人分の照合)が必要となる。例えば、ユーザXが指静脈認証装置で右人差し指を撮影し、登録後、登録した右人差し指を指静脈認証装置にかざし、認証を行う。この認証時にDBにアクセスし、登録済みの指静脈データを上から順に照合していくので、最悪の場合は全件、つまりN回の照合を行うことになる。
また、現行の指静脈認証システムでは、他人受入率(FAR)が非常に低い為、正確にユーザを特定できないケースがある。例えば、ユーザXが右人差し指を撮影し、登録後、登録した右人差し指を指静脈認証装置にかざし、認証を行う。この認証時、DBにアクセスし、登録済みの指静脈データを上から順に照合していき、その結果、ユーザYの右人差し指がユーザXの右人差し指とミスマッチであるにもかかわらず、照合されてしまい他人受入が発生し、正常に認証処理が行われないケースがある。
現行の指静脈認証システムでは、上記の性能及び認証精度を考慮し、1:N認証のNの母数を最大で数百を推奨としている。
本発明に関連する先行技術文献としては下記の特許文献がある。
2007−52720
ところで、1:N認証の母数が例えば数百であると、数百本以下の指情報しか管理できない。例えば、各ユーザが2本ずつ指を登録したとして、「数百/2」ユーザ分しか登録できない。このため、「数百/2」ユーザ以上が利用する大規模システムへの1:N認証の適用は厳しい。
本発明の目的は、1:N認証の性能及び認証精度を向上させ、Nの数を数百以上に増やすことができる指静脈認証システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、指静脈読取り装置で読取った指静脈データを指静脈情報データベースに登録する際に、同じ指の襞データに応じ、指静脈データをグループ化し、グループごとに登録する手段と、認証時、指静脈読取り装置で読取った襞データにより、当該襞データに対応する指静脈データのグループを特定し、その特定したグループの指静脈データとの照合処理を行う手段とを備えることを特徴とする。
本発明の指静脈認証システムによれば、1:N認証で使用する指静脈データを登録する時、指の襞データに応じ、指静脈データをグループ化し、グループごとに各指静脈情報DBに指静脈データを登録しておき、認証時、襞データにより、アクセスする指静脈情報DBを特定し、その特定したDBに対し、指静脈データの照合処理を行うので、最悪の場合でもDBに登録されている全件の指静脈データと照合する必要はなくなり、認証速度が向上する。
また、指の襞データ及び指静脈データの2種類のデータが一致しないと認証成功としない為、認証データが複雑になり、認証精度が上がる1:N認証の性能及び認証精度を向上させ、Nの数を数百以上に増すことができる。
本発明の指静脈認証システムの第1の実施形態を示すシステム構成図である。 襞情報DB11に格納されているデータの構成図である。 指静脈情報DB12_aに格納されているデータの構成図である。 指静脈情報DB12_nに格納されているデータの構成図である。 指静脈認証装置2の処理概要を示すフローチャートである。 登録処理部3の処理概要を示すフローチャートである。 襞情報グルーピング処理部6の処理概要を示すフローチャートである。 認証処理部8の処理概要を示すフローチャートである。 襞情報DB照合処理部の処理概要を示すフローチャートである。 指静脈情報DB照合処理部の処理概要を示すフローチャートである。 本発明の指静脈認証システムの第2の実施形態を示すシステム構成図である。 図11における襞情報DB30に格納されているデータの構成図である。 図11における指静脈情報DB31の指静脈情報テーブル31_1に格納されているデータの構成図である。 図11における指静脈情報DB31の指静脈情報テーブル31_nに格納されているデータの構成図である。
以下、本発明を適用した指静脈認証システムの一実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係る指静脈認証システムの第1の実施の形態を示すシステム構成図であり、指静脈読取り装置1と、指静脈認証装置2と、襞情報DB11と、複数の指静脈情報DB12a〜12nとから構成されている。
指静脈認証装置2の襞情報DB11には、例えば襞データごとに一意に付与されている襞ID、襞データ、その襞データに紐付いた指静脈データが登録されている指静脈情報DBの名称が登録されている。
指静脈認証装置2の複数の指静脈情報DB12a〜12nにはそれぞれ、例えば指静脈データに一意に付与されている指ID、指静脈データ、その指静脈データに紐付いた襞ID、ユーザIDが登録されている。
また、指静脈認証装置2は、指静脈読取り装置1から取得した指データを襞情報DB11と指静脈情報DB12a〜12nのいずれかに登録する登録処理部3、及び指静脈読取り装置1から取得した指データをキーとし、襞情報DB11と指静脈情報DB12a〜12のいずれかにアクセスし、照合処理を行う認証処理部8を備えている。
登録処理部3は、指静脈読取り装置1から指の生データを取得し、異物検知処理を行う撮影処理部4、襞情報DB11に襞データを登録する襞情報DB登録処理部5、類似している襞データをまとめて1つのグループとし、グループごとに、襞データに紐付く指静脈データを格納している指静脈情報DBを作成し、襞データと指静脈情報DBの紐付けを行う襞情報グルーピング処理部6、指静脈情報DB12a〜12nのいずれかに指静脈データを登録する指静脈情報DB登録処理部7を備えている。
認証処理部8は、登録処理部3と同じ撮影処理部4、指静脈読取り装置1から取得した指データをキーとし、襞情報DB11にアクセスし、照合を行う襞情報DB照合処理部9、指静脈読取り装置1から取得した指データをキーとし、指静脈情報DB12a〜12nのいずれかにアクセスし、照合を行う指静脈情報DB照合処理部10を備えている。
図2、図3及び図4に示すように、ユーザID「taro」の襞データは襞ID「hida001」、指静脈データは指ID「finger100」、ユーザID「saburo」の襞データは襞ID「hida002」、指静脈データは指ID「finger200」、ユーザID「jiro」の襞データは襞ID「hida003」、指静脈データは指ID「finger101」である。
図2は、襞情報DB11に格納されているデータの構成図である。
襞ID20、襞データ21、アクセスするDB22の各データから構成され、襞ID別に襞データ、アクセスするDBが登録される。アクセスするDBとして、襞データに紐付く指静脈データが登録されている指静脈情報DBの名称が登録される。
ここで例えば、襞データを登録した場合、図2に示すように、襞ID20として「hida001」、襞データ21として、指の襞の生データをテンプレート化したもの、アクセスするDB22として、「指静脈情報DB12_a」が登録される。襞ID「hida001」に紐付く指静脈データが「指静脈情報DB12_a」に登録されていることを示している。
図3は、指静脈情報DB12_aに格納されているデータの構成図である。
指静脈情報DB12_aに格納されているデータは、指ID23_1、指静脈データ24_1、襞ID25_1、ユーザID26_1の各データから構成され、指ID別に指静脈データ、襞ID、ユーザIDが登録される。襞IDは指静脈データに紐付く襞データの襞IDが登録される。ユーザIDは、誰の指静脈データであるかを判断するために登録しているが、指静脈情報DBにユーザIDを登録しなくても良い。
ここで例えば、指静脈データを登録した場合、図3に示すように、指ID23_1として「finger100」、指静脈データ24_1として、指静脈の生データをテンプレート化したもの、襞ID25_1として、「hida001」、ユーザID26_1として「taro」が登録される。
襞IDは、指ID「finger100」に紐付く襞データの襞IDを登録する。
ユーザID「taro」の襞データは襞情報DBに襞ID「hida001」として登録され、指静脈データは指静脈情報DB12_aに指ID「finger100」として登録されているとわかる。
図4は、指静脈情報DB12_nに格納されているデータの構成図である。
指ID23_nとして「finger200」、指静脈データ24_nとして、指静脈の生データをテンプレート化したもの、襞ID25_nとして、「hida002」、ユーザID26_nとして「saburo」が登録される。襞IDは、指ID「finger200」に紐付く襞データの襞IDを登録する。
以下、以上のように構成された指静脈認証システムの動作を説明する。
図5は、指静脈認証装置2の処理概要を示すフローチャートである。
まず、指静脈認証装置2は指静脈読取り装置1にかざされた指データ(指静脈データ、襞データ)を受け取り、登録処理部3で襞情報DB及び指静脈情報DBに、襞データ及び指静脈データの登録処理を行う(ステップ100)。
次に、指データの登録処理に成功したか否かを判定し(ステップ101)、登録処理に失敗した場合は、登録失敗ダイアログを表示し(ステップ106)、登録処理を終了する。
襞データ、指静脈データのどちらかのデータ登録処理に失敗した場合は登録失敗とみなし、登録失敗ダイアログを表示し、登録処理を終了する。
襞データ及び指静脈データ両方の登録処理に成功した場合は、登録成功ダイアログを表示し(ステップ102)、さらに認証処理部8で襞情報DB及び指静脈情報DBに対し、襞データおよび指静脈データの照合処理を行う(ステップ103)。
そして、指データの照合処理に成功したか否かを判定し(ステップ104)、照合処理に失敗した場合は、認証失敗ダイアログを表示し(ステップ106)、認証処理を終了する。
襞データ、指静脈データのどちらかのデータ照合処理に失敗した場合は認証失敗とみなし、認証失敗ダイアログを表示し、認証処理を終了する。
襞データ及び指静脈データ両方の照合処理に成功した場合、認証処理成功ダイアログを表示し(ステップ105)、認証処理を終了する。
指静脈認証装置2は、以上の処理を指静脈読取り装置1から指データを受け取る度に、実行する。
図6は、登録処理部3の処理概要を示すフローチャートである。
指静脈認証装置2は撮影処理部(ステップ110)で、指静脈読取り装置1にかざされた指の生データを受け取る。その取得した指の生データの異物検知処理を行い、指データが正しい指か否か、つまり指データが異物ではないか否かを判定し(ステップ111)、正しい指データであると判定できなかった場合は、「指が異物と検知された為、登録に失敗しました」と登録処理失敗ダイアログを表示し(ステップ122)、登録処理を終了する。
正しい指データであると判定した場合は、指静脈読取り装置1にかざされた指データが撮影1回目か否かの判定を行う(ステップ112)。
撮影1回目の指データである場合は、その指データから襞データの取得を行う(ステップ113)。この時、取得した襞データは生データであるので、次に、取得した襞データのテンプレート化処理を行う(ステップ114)。
襞情報DB登録処理部(ステップ115)で、テンプレート化した襞データを襞情報DBに登録する。DB登録に失敗した場合は、登録失敗ダイアログを表示し、登録処理を終了する。
DB登録に成功した場合は、襞情報グルーピング処理部(ステップ116)で、類似している襞データごとに複数のグループに分け、襞データと指静脈情報DBの紐付け処理を行う。この処理により、襞データにより、アクセスする指静脈情報DBを特定することが可能となる。
撮影処理部(ステップ110)に戻り、指静脈読取り装置1にかざされた次の指データを受け取る。その取得した指データの異物検知処理を行い、指データが正しい指か否かを判定し(ステップ111)、正しい指データであると判定できなかった場合は、「指が異物と検知された為、登録に失敗しました」と登録処理失敗ダイアログを表示し(ステップ122)、登録処理を終了する。
正しい指データであると判定した場合は、指静脈読取り装置にかざされた指データが撮影1回目か否かの判定を行う(ステップ112)。1回目の撮影ではない場合は、指データから指静脈データの取得を行う(ステップ117)。この時、取得した指静脈データは生データであるので、次に、取得した指静脈データのテンプレート化処理を行う(ステップ118)。
指静脈情報DB登録処理部(ステップ119)で、襞情報DB11に登録されているアクセスするDB及び指静脈情報DBに登録されている襞IDを用いて、テンプレート化した指静脈データを指静脈情報DBに登録する。指静脈情報DB登録処理に失敗した場合は、登録失敗ダイアログを表示し、登録処理を終了する。
DB登録に成功した場合は、撮影3回未満か否かの判定を行う(ステップ120)。撮影3回未満である場合は、撮影処理部(ステップ110)に戻り、指静脈読取り装置1にかざされた次の指データを受け取る。その取得した指データの異物検知処理を行い、指データが正しい指か否かを判定し(ステップ111)、正しい指データであると判定した場合は、指静脈読取り装置にかざされた指データが撮影1回目か否かの判定を行う(ステップ112)。
1回目の撮影ではない場合は、指データから指静脈データの取得を行う(ステップ117)。この時、取得した指静脈データは生データであるので、次に、取得した指静脈データのテンプレート化処理を行う(ステップ118)。
撮影2回目で取得した指静脈データテンプレートと撮影3回目で取得した指静脈データテンプレートを比較し、照合テンプレートとして適している方を指静脈情報DB登録処理部(ステップ119)で指静脈情報DBに登録する。撮影3回未満ではない場合、登録成功ダイアログ表示し(ステップ121)、登録処理を終了する。
撮影を2回にし、撮影1回目では襞データを取得、撮影2回目では指静脈データを取得とし、図6のように指静脈データの撮影を2回行わなくても良い。図6で撮影を2回とした場合、図8でも撮影は2回とする。
図7は襞情報グルーピング処理部6の処理概要を示すフローチャートである。
指静脈認証装置2は指静脈読取り装置1から受け取った襞データと襞情報DB11に登録済みの襞データとのミスマッチ率を求める(ステップ130)。ミスマッチ率が低いと、襞データが類似していると判断できる。求めたミスマッチ率が既定値以下か否かを判定し(ステップ131)、例えば、ミスマッチ率が既定値以下ではなかった場合は襞データが類似していないグループn(ステップ134)とし、ミスマッチ率が既定値以下である場合は襞データが類似しているグループ1とする(ステップ132)。
ミスマッチ率の値を指定することにより、襞データを3グループ以上の複数のグループに分けることも可能である。グループ分けをする具体的な処理として、図2に示している襞情報DBのアクセスするDBに、指静脈情報DBの名称の登録を行う。DB登録処理に失敗した場合は、登録失敗ダイアログを表示し、登録処理を終了する。
分けたグループの襞データに紐付く指静脈データをまとめた、指静脈情報DBをグループの数だけ作成する。例えば、襞データを2個のグループに分けた場合、指静脈情報DBは2個作成し、襞データをN個のグループに分けた場合は、指静脈情報DBはN個作成する。ここでは、2個のグループに分けたので、襞グループ1は指静脈情報DB_1を作成(ステップ133)、襞グループnは指静脈情報DB_nを作成し(ステップ135)、指静脈情報DBは2個作成される。そして、襞データと指静脈情報DBの紐付け処理を行う(ステップ136)。
具体的な処理として、図3又は図4に示している指静脈情報DBの襞IDに、登録を行う。すでに指静脈情報DBが存在している場合は、該当する指静脈情報DBにレコードを追加する。DB登録処理に失敗した場合は、登録失敗ダイアログを表示し、登録処理を終了する。
図8は、認証処理部8の処理概要を示すフローチャートである。
指静脈認証装置2は撮影処理部(ステップ140)で、指静脈読取り装置1にかざされた指の生データを受け取る。その取得した指の生データの異物検知処理を行い、指データが正しい指か否か、つまり指データが異物ではないか否かを判定し(ステップ141)、正しい指データであると判定できなかった場合は、「指が異物と検知された為、認証に失敗しました」と認証失敗ダイアログ表示を行い(ステップ151)、認証処理を終了する。
正しい指データであると判定した場合は、撮影1回目か否かの判定を行う(ステップ142)。1回目の撮影である場合は指データから襞データの取得を行う(ステップ143)。この時、取得した襞データは生データであるので、次に、取得した襞データのテンプレート化処理を行う(ステップ144)。
襞情報DB照合処理部(ステップ145)で、このテンプレート化した襞情報と一致するテンプレートが襞情報DBに存在するか否か、照合処理を行う。一致するテンプレートが存在しなかった場合は、「指が異物と検知された為、認証に失敗しました」と認証失敗ダイアログ表示を行い(ステップ151)、認証処理を終了する。
一致するテンプレートが存在した場合は撮影処理部(ステップ140)に戻り、次に指静脈読取り装置1にかざされた指の生データを受け取る。その取得した指の生データの異物検知処理を行い、指データが正しい指か否かを判定し(ステップ141)、正しい指データであると判定できなかった場合は「指が異物と検知された為、認証に失敗しました」と認証失敗ダイアログを表示し(ステップ151)、認証処理を終了する。
指データであると判定した場合は、撮影1回目か否かの判定を行う(ステップ142)。1回目の撮影ではない場合は、指データから指静脈データの取得を行う(ステップ146)。この時、取得した指静脈データは生データであるので、次に、取得した指静脈データのテンプレート化処理を行う(ステップ147)。
指静脈情報DB照合処理部(ステップ148)で、テンプレート化した指静脈データを指静脈情報DBに登録する。指静脈情報DB照合処理に失敗した場合は、認証失敗ダイアログ表示を行い(ステップ151)、認証処理を終了する。
DB登録に成功した場合は、撮影3回未満か否かの判定を行う(ステップ149)。撮影3回未満である場合は、撮影処理部(ステップ140)に戻り、指静脈読取り装置1にかざされた次の指データを受け取る。その取得した指データの異物検知処理を行い、指データが正しい指か否かを判定し(ステップ141)、正しい指データであると判定した場合は、指静脈読取り装置にかざされた指データが撮影1回目か否かの判定を行う(ステップ142)。1回目の撮影ではない場合は、指データから指静脈データの取得を行う(ステップ146)。この時、取得した指静脈データは生データであるので、次に、取得した指静脈データのテンプレート化処理を行う(ステップ147)。
撮影2回目で取得した指静脈データテンプレートと撮影3回目で取得した指静脈データテンプレートを比較し、照合テンプレートとして適している方を指静脈情報DB照合処理部(ステップ148)で使用する。
撮影3回未満ではない場合、認証成功ダイアログ表示し(ステップ151)、認証処理を終了する。
図9は、襞情報DB照合処理部9の処理概要を示すフローチャートである。
襞データをキーとし、襞情報DB11へアクセス処理を行う(ステップ160)。
キーとした襞データが襞情報DB11に登録されている襞データと一致するか否かを判定し(ステップ161)、襞データが一致しなかった場合は認証失敗ダイアログを表示し(ステップ163)、認証処理を終了する。
襞データが一致した場合は、図2に示す襞情報DB11のアクセスするDB22を参照し、アクセスする指静脈情報DB11を特定する(ステップ152)。エラーが発生した場合は認証失敗ダイアログを表示し、認証処理を終了する。
図10は、指静脈情報DB照合処理部10の処理概要を示すフローチャートである。
図9の襞情報DB照合処理部(ステップ145)で襞データにより、アクセスする指静脈情報DBが特定されるので、その特定された指静脈情報DBにアクセス処理を行う(ステップ170)。
キーとした指静脈データが指静脈情報DBに登録されている指静脈データと一致するか否かを判定し(ステップ171)、一致した場合は認証成功ダイアログを表示し(ステップ172)、認証処理を終了する。一致しなかった場合は、認証失敗ダイアログを表示し(ステップ173)、認証処理を終了する。
図11は、指静脈認証システムの第2の実施形態を示すシステム構成図である。
図1と異なる点は、指静脈情報DBを1つしか持たない点である。指静脈情報DB31は、複数の指静脈情報テーブル31_1〜31_nを備えている。
指静脈認証装置21は、襞情報グルーピング処理部25で、襞データグループごとに指静脈情報DB31に指静脈情報テーブル31_1〜31_nを作成する。
指静脈情報テーブル31_1〜31_nは襞データグループの数だけ作成される。テーブルがすでに作成済みの場合は、該当するテーブルにレコードの追加を行う。襞データに応じ、アクセスする指静脈データが登録されているテーブルを特定し、その特定したテーブルに対し、指静脈データの照合を行うことで、認証速度を向上させるというものである。
図12は、第2の実施形態において、襞情報DB30に格納されているデータの構成図である。襞ID40、襞データ41、襞グループID42の各データから構成され、襞ID別に襞データ、襞グループIDが登録される。
ここで例えば、襞データを登録した場合、図12に示すように、襞ID40「hida001」、襞データ41として指の襞の生データをテンプレート化したもの、襞グループIDとして「指静脈情報テーブル31_a」が登録される。襞グループIDとして、襞データに紐付く指静脈データが登録されている指静脈情報テーブルの名称が登録される。
図13は、第2の実施形態において、指静脈情報DB31の指静脈情報テーブル31_1に格納されているデータの構成図である。指ID43_1、指静脈データ44_1、襞グループID45_1、ユーザID46_1の各データから構成され、指ID別に指静脈データ、襞グループID、ユーザIDが登録される。襞グループIDとして指静脈データに紐付く襞データの襞グループIDが登録される。
図14は、第2の実施形態において、指静脈情報DB31の指静脈情報テーブル31_nに格納されているデータの構成図である。図13と同様のデータ構成とする。
以上説明した実施形態の指静脈認証システムによれば、次のような効果がある。
(1)指の襞データに応じ、アクセスする指静脈情報DBを特定し、その特定したDBに対し、指静脈データの照合を行うので、認証速度が向上する。
(2)指の襞データに応じ、アクセスする指静脈情報テーブルを特定し、その特定したテーブルに対し、指静脈データの照合を行うので、認証速度が向上する。
(3)襞データ及び指静脈データの2種類のデータが一致しないと認証成功としない為、認証データが複雑になり、認証精度が向上する。
(4)(1)あるいは(2)、及び(3)により、認証性能と認証精度が向上する為、1:N認証のNの母数を増やすことができる。
(5)襞データと指静脈データを襞情報DBと指静脈情報DBに分けて保存することで、襞情報DBと指静脈情報DBのどちらかの情報が漏えいしたとしても、なりすまし認証はできない為、セキュリティが向上する。
(6)DBに格納する襞データ及び指静脈データを暗号化し、暗号化する時に異なる暗号キーを使用すると、さらにセキュリティが向上する。

Claims (1)

  1. 指静脈読取り装置で読取った指静脈データを指静脈情報データベースに登録する際に、同じ指の襞データに応じ、指静脈データをグループ化し、グループごとに登録する手段と、認証時、指静脈読取り装置で読取った襞データにより、当該襞データに対応する指静脈データのグループを特定し、その特定したグループの指静脈データとの照合処理を行う手段とを備えることを特徴とする指静脈認証システム。
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