JP2010188921A - 電鉄用き電系統の制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】モード切替スイッチなしで実運用系統に即した信号を用いて常用−予備の切替えを行い、人為的ミスによる誤動作、誤信号、誤計測を無くすることにある。
【解決手段】常用遮断器及び常用断路器で構成される複数の常用回線と、共用予備遮断器及び各き電線に連なる予備断路器で構成される予備回線と、各予備断路器の動作に連動する接点が並列に接続された実系統切替え回路部23を有する制御盤12とを備え、この制御盤は、常用回線の異常またはメンテナンス時に中央監視センター13からの開放/投入指令に基づき、特定のき電線に連なる予備回線を構成する予備断路器の投入に連動して前記接点を閉とし、常用回線の各種信号及び計測値に代えて、予備回線の各種信号及び計測値を乗せ替えて中央監視センター13に伝送し、監視モニター表示部14に表示する構成である。
【選択図】図1
【解決手段】常用遮断器及び常用断路器で構成される複数の常用回線と、共用予備遮断器及び各き電線に連なる予備断路器で構成される予備回線と、各予備断路器の動作に連動する接点が並列に接続された実系統切替え回路部23を有する制御盤12とを備え、この制御盤は、常用回線の異常またはメンテナンス時に中央監視センター13からの開放/投入指令に基づき、特定のき電線に連なる予備回線を構成する予備断路器の投入に連動して前記接点を閉とし、常用回線の各種信号及び計測値に代えて、予備回線の各種信号及び計測値を乗せ替えて中央監視センター13に伝送し、監視モニター表示部14に表示する構成である。
【選択図】図1
Description
本発明は、電鉄用き電系統における常用回線−予備回線の切替えに伴って、予備回線上の各種信号・計測値を引継いで中央監視センターへ伝送する電鉄用き電系統の制御システムに関する。
電鉄用き電系統の変電所やき電区分所などに配電盤を設置し、この配電盤がトロリー線の保守点検時の遮断器の入/切り状態などを、当該遮断器とトロリー線をつなぐ線路に設けた不足電圧リレーの動作状態から検出し、中央監視センターに伝送する技術は提案されている(特許文献1)。
しかし、電鉄用き電系統の常用−予備のモード切替え操作に伴う信号・計測値の引継ぎ処理に関する先行技術は見当たらない。
そこで、常用−予備のモード切替え系を含む現在実施中の電鉄用き電系統の制御システムの構成について、図3を参照して説明する。
まず、電鉄用き電系統は、き電母線1と各き電線2a,2b,…との間に、常用遮断器1CB−常用断路器1DS、2CB−2DS、3CB−3DS、4CB−4DSで構成される複数の常用回線と、複数の常用回線のうち何れかの常用回線が異常になったとき、異常となった常用回線の肩代わりをする共通の予備遮断器SCB及び各き電線2a,2b,…に連なる予備断路器S1DS,S2DS、S3DS,S4DSで構成される複数の予備回線とが設けられている。
3a,3b,…は常用回線の動作状態その他必要な物理量を検出する例えば電流,電圧または保護リレーなどの常用状態検出要素、4は予備回線の動作状態その他必要な物理量を検出するを検出する例えば電流,電圧または保護リレーなどの予備状態検出要素、5a,5b,…は鉄道車両である。
一方、き電系統の常用−予備のモード切替系は、電鉄用き電系統の適宜な場所(例えば,き電所,開閉所、指令所等)に設置される制御盤6と、この制御盤6に専用の伝送ライン7を介して接続される中央監視センター8と、中央監視センター8に付設される監視モニター表示部9とで構成される。
制御盤6は、各き電線2a,2b,…に対応して常用回転と予備回線の切替えを行うためのモード切替スイッチ10a,10b,…が設けられ、人為的にモード切替スイッチ10a(または10b,…)を常用-予備の切替え操作に伴って、異常となった常用回線の肩代わりをする予備回線の各種の信号・計測値を取り込んで専用伝送ライン7を介して中央監視センター8に送信する。
中央監視センター8は、常時は監視モニター表示部9に鉄道車両を含む複数の常用回線で構成される電鉄用き電系統モデル9aを表示し、所定周期ごとに各常用回線の各箇所の各種信号、計測値を取り込んで電鉄用き電系統モデル9aの該当個所に各種信号・計測値×××9bを表示する。
次に、電鉄用き電系統の常用−予備の切替え処理について、図4を参照して説明する。
中央監視センター8は、制御盤6から送られてくる常用回線の各種信号や計測値と判定用しきい値などと比較し、常用回線の異常あるいは予め計画されるメンテナンス作業日時に伴い、該当き電線例えば2aに対応する遮断器,断路器の開放/投入指令を制御盤6に送信する。
制御盤6は、開放/投入指令を受けると、該当き電線2aに連なる常用回線の遮断器1CB,路器1DSを順次手動または自動にて開放する(S11,S12)。
引き続き、き電線2aに連なる常用回線を予備回線に切替え処理する(S13)。この予備回線切替え処理は、操作員が操作ハンドル10を把持し、4つのモード切替スイッチ10a〜10dのうち、異常またはメンテナンス対象となったき電線2aに対応するモード切替スイッチ例えば10aに操作ハンドル10に嵌め込み、当該操作ハンドル10の矢印方向が常用側から予備側に移動するように回転選択する。なお、操作ハンドル10は、常用側選択で取り外し可能となるが、予備側選択で取り外し不可能となる。
操作ハンドル10の回転操作でモード切替スイッチ10aが予備側に切替ると、当該モード切替スイッチ10aの接点等を介して専用伝送ライン7の伝送入力端に接続される。
さらに、き電線2aに連なる予備回線側の予備断路器S1DS及び共通の予備遮断器SCBを手動または自動にて投入し(S14,S15)、予備側への切替が完了する。
そうすると、制御盤6は、所定の周期ごとに肩代わりした予備断路器S1DS及び予備遮断器SCBからなる予備回線に関する各種信号及び計測値を収集し、モード切替スイッチ10aの接点及び専用伝送ライン7を通って中央監視センター8に伝送する。
中央監視センター8は、制御盤6から受け取った予備回線に関する各種信号及び計測値を、監視モニター表示部9に表示される電鉄用き電系統モデル9aの中のき電線2aに連なる常用回線に相当する部分の各箇所に表示する。
すなわち、中央監視センター8の監視モニター表示部9に複数の常用回線からなる電鉄用き電系統モデル9aが表示されているので、前述したモード切替スイッチ10aを予備回線側に切替えたことに伴い、異常となった常用回線の各個所の各種信号、計測値に代えて、専用伝送ライン7へ肩代わりしたき電線2aに連なる予備回線の各種信号、計測値(例えば遮断器、断路器の動作状態信号、予備回線の各個所の電流・電圧計測値、保護リレーの動作信号等)を乗せ替えることにより、中央監視センター8に伝送し、電鉄用き電系統モデル9aの中の異常となった常用回線モデルの該当個所に、予備回線の各種信号、計測値×××9bを所定周期ごとに更新表示するものである。
しかしながら、前述した現在実施中の電鉄用き電系統の常用−予備のモード切替構成では、常用回線の異常時にモード切替スイッチ10a〜10dを用いて予備回線側に切替えるために、制御盤6にき電線2a〜2dに対応する複数のモード切替スイッチ10a〜10dを取りつけ、操作ハンドル10を選択的に付け替えつつモード切替え操作を実施する必要がある。
また、複数の常用回線の中から異常となった常用回線を見つけ出し、その異常となったき電線例えば2aに対応するモード切替スイッチ10aに操作ハンドル10を嵌め込み、常用回線から予備回線を選択する。そして、異常となった常用回線に対して肩代わりする予備回線から各種信号、計測値を取得し、専用伝送ライン7に乗せ替えている。
その結果、モード切替スイッチ10a〜10dの操作し忘れや異常である常用回線を誤って特定し予備側に切替えたり、モード切替えの操作手順の誤りなどにより、予備回線を選択誤り、予備回線の各種信号、計測値を電鉄用き電系統モデル9aの異なる常用回線モデルに表示するなど、人為的なミスによって誤動作、誤信号及び誤計測の表示を引き起こす問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、モード切替スイッチによらず、実運用系統に即した信号を用いて常用−予備の切替えを実施し、人為的ミスによる誤動作、誤信号、誤計測となる要因を無くする電鉄用き電系統の制御システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、き電母線と複数のき電線の間に、常用遮断器及び常用断路器で構成される複数の常用回線と、当該各常用回線の肩代わりをする共用の予備遮断器及び前記各き電線ごとに接続される予備断路器で構成される予備回線とを備え、常時は制御盤が前記各常用回線の各個所の各種信号及び計測値を中央監視センターに伝送し、監視モニター表示部に電鉄用き電系統モデルを表示する電鉄用き電系統の制御システムであって、
前記制御盤は、信号収集発生部に対して、前記各予備断路器の動作に連動する接点が並列に接続された実系統切替え回路部を設け、前記特定のき電線に連なる常用回線の異常またはメンテナンス時に前記中央監視センターから送られてくる開放/投入指令に基づき、前記肩代わりする前記特定のき電線に連なる予備回線を構成する予備断路器の投入に連動して該当接点を閉とし、前記信号収集発生部から前記肩代わりした予備回線の各箇所の各種信号及び計測値を乗せ替えて中央監視センターに伝送する構成である。
前記制御盤は、信号収集発生部に対して、前記各予備断路器の動作に連動する接点が並列に接続された実系統切替え回路部を設け、前記特定のき電線に連なる常用回線の異常またはメンテナンス時に前記中央監視センターから送られてくる開放/投入指令に基づき、前記肩代わりする前記特定のき電線に連なる予備回線を構成する予備断路器の投入に連動して該当接点を閉とし、前記信号収集発生部から前記肩代わりした予備回線の各箇所の各種信号及び計測値を乗せ替えて中央監視センターに伝送する構成である。
また、別の発明としては、前記制御盤は、特定のき電線に連なる常用回線の異常またはメンテナンス時に前記中央監視センターから送られてくる開放/投入指令に基づき、前記特定のき電線に連なる常用回線の常用遮断器及び常用断路器を開放し、当該特定のき電線に連なる予備回線の予備断路器及び予備遮断器を投入する手段と、信号収集発生部に対して、前記各予備断路器の動作に連動する常時開状態の接点が並列に接続され、前記開放/投入指令に基づき、前記肩代わりする前記特定のき電線に連なる予備回線を構成する予備断路器の投入に連動して前記接点を閉とし、前記信号収集発生部から前記肩代わりした予備回線の各箇所の各種信号及び計測値を乗せ替えて中央監視センターに伝送する実系統切替え回路部と、前記特定の予備断路器が投入されたとき、他の予備断路器が同時に投入不可とするインターロック手段とを設けた構成である。
本発明によれば、モード切替スイッチを用いることなく、実際の実運用系統に即した信号を用いて、人為的ミスによる誤動作、誤信号、誤計測を起すことなく、自動的に常用・予備切替えを実施できる電鉄用き電系統の制御システムを提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る電鉄用き電系統の制御システムの一実施の形態を示す概略構成図である。
この電鉄用き電系統の制御システムは、き電系統11と、制御盤12と、中央監視センター13と、監視モニター表示部14とで構成される。15は専用伝送ラインである。
き電系統11は、図3と同様に例えば4つの常用回線及びそれに対応する予備回線からなるが、ここでは説明を簡単化するために、2つの常用回線(1),(2)及び予備回線(Y)で構成するものとする。なお、実際の構成は図3と同様であるので、同一または等価な部分には図3と同一符号を付して説明する。
すなわち、電鉄用き電系統は、き電母線1と各き電線2a,2bとの間に、常用遮断器1CB−常用断路器1DSで構成される2つの常用回線(1),(2)と、これら常用回線(1),(2)のうち何れかの常用回線例えば(1)が異常になったとき、異常となった常用回線(1)の肩代わりを行う共通の予備遮断器SCB及びき電線2a,2b毎の予備断路器S1DS,S2DSで構成される予備回線(Y)とが設けられている。
3a,3bは各常用回線(1),(2)の動作状態その他必要な物理量を検出する例えば電流,電圧または保護リレーなどの常用状態検出要素、4は予備回線の動作状態その他必要な物理量を検出する例えば電流,電圧または保護リレーなどの予備状態検出要素、5a,5b,…は鉄道車両である。
制御盤12は、電鉄用き電系統の適宜な場所(例えば,き電所,開閉所、指令所等)に設置される。この制御盤12において、従来と異なるところは、人為的な切替え操作を行うモード切替スイッチ10a〜10d及び操作ハンドル10を不要としたことにある。
もともと従来の制御盤6は、中央監視センター8から送られてくる開放/投入指令に基づいて遮断器,断路器を開放/投入するものであって、遮断器,断路器の開放/投入と直接関係していない。
つまり、モード切替スイッチ10a〜10dは、異常またはメンテナンス対象となった常用回線から予備回線に切替え、当該予備回線の所要個所の各種信号、計測値を中央監視センター8に乗り替え伝送し、予備回線の状況を監視モニター表示部9に表示することにより、監視性能を高めるためである。
そこで、本発明は、人為的なモード切替え操作を行うモード切替スイッチ10a〜10dを不要とした制御盤12を実現し、従来と同様のモード切替え機能を発揮できれば、人為的ミスによる誤動作、誤信号、誤計測となる要因を無くすことが可能となる。
制御盤12としては、機能的には、伝送制御部21と、機器開放・投入制御部22と、実系統切替え回路部23と、インターロック部24と、信号収集発生部25とで構成される。
伝送制御部21は、中央監視センター13との間で相互にオン・オフ信号やパケット等の伝送データの受渡しを行う。機器開放・投入制御部22は、中央監視センター13からの開放/投入指令に基づき、所定のシーケンスプログラムに従って遮断器,断路器を開放/投入制御する機能を有する。
実系統切替え回路部23は、例えば信号収集発生部25の出力端に対して、予備断路器S1DS,S2DSの動作に連動してオン・オフする断路器接点S1DSa,S2DSaが並列的に接続され、信号収集発生部5の出力される各回線の各種信号及び計測値を伝送制御部21に導く構成となっている。
なお、これら2つの断路器接点S1DSa,S2DSaは、インターロック部24の機能により、同時にオンすることはない。
インターロック部24は、何れかの予備断路器例えばS1DSが投入された時、他方の予備断路器S2DSが投入されないように、予備断路器S2DSに直列に予備断路器S1DSの接点S1DSbが接続され、予備断路器S1DS,S2DSが相互にインターロックする構成となっている。
次に、以上のような電鉄用き電系統の制御システムの作用について、図2を参照して説明する。
中央監視センター13は、制御盤12から送られてくる各種の信号や計測値と判定用しきい値などと比較し、常用回線の異常と判断されたとき、監視モニター表示部14に表示される電鉄用き電系統モデル14aの例えば常用回線(1)に相当する異常該当信号,計測値を点滅,色替えその他識別認識可能な状態で警報表示する。
監視員は、警報表示または予めメンテナンス作業の通知に基づき、中央監視センター13からき電線2aに連なる常用回線(1)に関する遮断器・断路器の開放/投入制御指令を制御盤12に送信する。
制御盤12の機器開放・投入制御部22は、常時は図2に示すように中央監視センター13から特定のき電線に接続される常用回線の異常等による開放/投入制御指令を受信したか否かを判断する(S1)。
機器開放・投入制御部22は、開放/投入制御指令有りの場合には異常となった例えば常用回線(1)の常用遮断器1CB及び常用断路器1DSの順序で順次開放する(S2,S3)。
しかる後、異常となった常用回線(1)が接続されるき電線2aに連なる予備断路器S1DS及び共用の遮断器SCBの順序で順次投入する(S4,S5)。
このとき、予備断路器S1DSの投入に伴い、実系統切替え回路部23に挿入されている予備断路器接点S1DSaがオンし、き電線2aに連なる予備回線(Y)の信号伝送経路が形成され(S6)、また同時にインターロック部24の予備断路器S1DSの接点S1DSbがオフし、予備断路器S1DSと予備断路器S2DSが同時に投入されないようにインターロック機能が働く(S7)。
以上のようにして予備回線(Y)の信号伝送経路が形成された後、信号収集発生部25が所定周期ごとに予備回線(Y)の各個所から各種信号及び計測値を収集し、予備断路器接点S1DSaを介して伝送制御部21から専用伝送ライン15に乗り替えし、中央監視センター13に伝送する(S8,S9)。
中央監視センター13は、制御盤12から予備回線(Y)に関係する各種の信号及び計測値を受信すると、電鉄用き電系統モデル14aの常用回線(1)の所要個所に肩代わりした予備回線(Y)の各個所からの各種信号及び計測値を表示する。
予備回線(Y)に関係する各種信号及び計測値の送信は、常用回線(1)の原状復旧指令またはメンテナンス作業終了まで継続する(S10)。
従って、以上のような実施の形態によれば、従来の常用−予備モード切替操作に用いていたモード切替スイッチ10a〜10d及び操作ハンドル10を不要とすることができる。その結果、人為的な操作手順ミスや異常となった常用回線の特定誤り等がなくなる。
すなわち、この実施の形態では、実運用系統の動作に即した信号を用いて自動的に常用−予備の切替えを実施するので、人為的ミスによる誤動作、誤信号、誤計測となる要因を無くすことができる。
その他、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。例えば制御盤12を用いて、常用−予備の切替による予備回線の各種信号や計測値を伝送ラインに乗り替えるようにしたが、特に制御盤12に特定するものでなく、同様の機能を実現するものであれば、制御盤12という名称にこだわるものでなく、電鉄用き電系統に用いられる配電盤であってもよい。
1…き電母線、2a,2b…き電線、1CB〜2CB…常用遮断器、1DS〜2DS…常用断路器、SCB…予備遮断器、S1DS〜S2DS…予備断路器、
電11…き電系統、12…制御盤、13…中央監視センター、14…監視モニター表示部、21…伝送制御部、22…機器開放・投入制御部、23…実系統切替え回路部、24…インターロック部、25…信号収集発生部。
電11…き電系統、12…制御盤、13…中央監視センター、14…監視モニター表示部、21…伝送制御部、22…機器開放・投入制御部、23…実系統切替え回路部、24…インターロック部、25…信号収集発生部。
Claims (2)
- き電母線と複数のき電線の間に、常用遮断器及び常用断路器で構成される複数の常用回線と、当該各常用回線の肩代わりをする共用の予備遮断器及び前記各き電線ごとに接続される予備断路器で構成される予備回線とを備え、常時は制御盤が前記各常用回線の各個所の各種信号及び計測値を中央監視センターに伝送し、監視モニター表示部に電鉄用き電系統モデルを表示する電鉄用き電系統の制御システムにおいて、
前記制御盤は、信号収集発生部に対して、前記各予備断路器の動作に連動する接点が並列に接続された実系統切替え回路部を設け、前記特定のき電線に連なる常用回線の異常またはメンテナンス時に前記中央監視センターから送られてくる開放/投入指令に基づき、前記肩代わりする前記特定のき電線に連なる予備回線を構成する予備断路器の投入に連動して前記接点を閉とし、前記信号収集発生部から前記肩代わりした予備回線の各箇所の各種信号及び計測値を乗せ替えて中央監視センターに伝送することを特徴とする電鉄用き電系統の制御システム。 - き電母線と複数のき電線の間に、常用遮断器及び常用断路器で構成される複数の常用回線と、当該各常用回線の肩代わりをする共用の予備遮断器及び前記各き電線ごとに接続される予備断路器で構成される予備回線とを備え、常時は制御盤が前記各常用回線の各個所の各種信号及び計測値を中央監視センターに伝送し、監視モニター表示部に電鉄用き電系統モデルを表示する電鉄用き電系統の制御システムにおいて、
前記制御盤は、前記特定のき電線に連なる常用回線の異常またはメンテナンス時に前記中央監視センターから送られてくる開放/投入指令に基づき、前記特定のき電線に連なる常用回線の常用遮断器及び常用断路器を開放し、当該特定のき電線に連なる予備回線の予備断路器及び予備遮断器を投入する手段と、信号収集発生部に対して、前記各予備断路器の動作に連動する常時開状態の接点が並列に接続され、前記開放/投入指令に基づき、前記肩代わりする前記特定のき電線に連なる予備回線を構成する予備断路器の投入に連動して前記接点を閉とし、前記信号収集発生部から前記肩代わりした予備回線の各箇所の各種信号及び計測値を乗せ替えて中央監視センターに伝送する実系統切替え回路部と、前記特定の予備断路器が投入されたとき、他の予備断路器が同時に投入不可とするインターロック手段とを備えたことを特徴とする電鉄用き電系統の制御システム。
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JP2009036699A JP2010188921A (ja) | 2009-02-19 | 2009-02-19 | 電鉄用き電系統の制御システム |
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CN105932769A (zh) * | 2016-07-07 | 2016-09-07 | 国电南瑞南京控制系统有限公司 | 一种电气化铁路牵引变电站电源无缝切换装置和方法 |
-
2009
- 2009-02-19 JP JP2009036699A patent/JP2010188921A/ja not_active Withdrawn
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